2007.03.09 Friday
コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE20『キュウシュウ 戦役』
キュウシュウブロック フクオカ基地
「我々は、ここに正当な治権国家・日本の独立を宣言する」と澤崎。
ニュース映像。
「フクオカ基地を占拠したグループの中心人物、澤崎敦は
旧日本政府・第二次枢木政権で官房長官を務めていた男です。
戦後、中華連邦に亡命していましたが、ゼロの行動に伴う
昨今の内情不安につけこみ、行動を起こしたものと思われます。
なお黒の騎士団が関与しているかどうかは調査中ですが
先日のレーダー・・」
それをきく黒の騎士団メンバー。
「関係ねえって!」
「キョウトはなんといっているんだ」
「はあ、知らなかったようです。
サクラダイトの採掘権についてのみ、一方的に通告してきたと」とディートハルト。
「ゼロ、私達、どうすれば」とカレン。
オープニングスタート。
ニュース画面。
「澤崎のグループは、キュウシュウブロックのテロリストグループと協力し
ホンシュウ・シコクブロックとの陸上交通網を寸断した後
中華連邦遼東軍管区の支援を受け、フクオカ、ナガサキ
オオイタを中心に占領範囲を広げています。
中華連邦の曹将軍によるとこれはあくまで人道支援であり・・・」
ロイドとセシル。
「どう?スザク君の様子は?」
「それが作戦なら従うと」
「あっそ」
「それで、シュナイゼル殿下は?」
「トウキョウ租界。スザク君の問題に続いてこれでしょう?
主不在だけど、これをクリアしなきゃ
ゲフィオンディスターバー対策はとれないからねえ。」
スザクの回想。ユフィに騎士の紋章を返そうとするスザク。
『自分にはあなたの騎士たる資格はありません』
『命令違反のことなら、シュナイゼル兄様は非常時のことであり
責を問うことはないと。』
『自分を許せないんです』
『重荷だったでしょうか。騎士に任じたこと』
『いえ、感謝しています』
『だったら』
『思い出してしまったんです』
『え?』
『自分は、父を殺したんです。
なのに、罰せられることもなく、のうのうと生きている。
そしてまた、こうして守られて。
殉職者やイレブンの人を横目に、一人だけ。
そんな自分にこんな資格は』
スザクは騎士の証をユフィの手に押し込みました。
『資格なんて・・私だって」とユフィ。
戦地にむかうコーネリアと軍隊。
「コーネリア殿下、損害が大きすぎます。
この天候では空もつかえませんし
上陸作戦は天候が安定してからと」
「くっ。」
澤崎と曹将軍。
「兆候ですな。暴風雨とは。今のうちにキュウシュウをまとめられる」
「曹将軍、天が味方をしている。勝ちますよ、この戦は」
シュナイゼル殿下。
「戒厳令は必要ないよ。市民を不安にさせるだけだからね。
EUのガンドルフィ外相に親書を。
ああそれと、カンボジアのトロモ機関につないで。」
「シュナイゼル殿下、トロモは扱いが」
そこへユフィが入ってきました。「宰相閣下!」
「ああ、ユフィ、どうしたんだい」
「何かお手伝いできることはありませんか?
エリア11の副総督として私も。」
「ありがとう、その気持ちだけで充分だ」
「でも」
「副総督には何もさせるなと、総督のご命令です」
「お姉さま。いくら勝手に騎士を決めたからといって」
「ああ、いえ、それは違います。枢木の件は私も・・」
「わかってあげなよ、ユフィ。
こんなときだから、コーネリアにも余裕がないんだよ」
「それは・・」
「ダルトン、さっきの件だけど、私の知り合いがルートを持っている。
頼んでみるよ」
「わかりました。」
学校。
「こ〜んなに頑張って準備してるのに、やっぱり中止かな、学園祭」
「そんな問題じゃないっしょ。戦争だよ」
「戦争って」
「間に革命政権をはさんでいるだけで、これは中華連邦との戦争だって」
「ニーナ、美術館からかりる予定の屋外ブースは?」
「今日、手続きに。できればそのあと科学庁によりたいんだけど」
「それって、例のプレゼント?」
「えっ、プレゼントって?」
「ほしいものがあって、頼んだらくれるって、ロイド先生が」
「ロイドー!あの女ったらし!」
「いいから!あんたは作業をすすめて。」
「んなこといってもぉ。三人ぶんやってんだよ〜。
スザクは軍隊、カレンは病院、残ったバカは雲隠れ。
あ〜あ〜、なんかかわっちまったよなあ。ルルーシュのやつ。」
シャーリーの回想。手紙を読むシャーリー。
『驚きました。まだ混乱しています。
ルルがあのゼロだなんて。
まだ誰にも言ってません。
ルルにあって、直接確かめたいから』
『あれは私が書いたものなの?
どうして私は忘れているの?
ナナちゃんのお兄さんの、ゼロのこと・・』
その頃のスザク。
「たいしたものね、フロートシュミレートもトップクラスよ」
「ありがとうございます」
「ね、どうして騎士をやめようと思ったの?」
「それは・・ユーフェミア皇女殿下は、こんな僕でも認めてくれたんです。
だから、迷惑をかけると、あの人が自分自身を嫌ってしまいそうな
そんな気がして」
クロヴィスの肖像画を見上げるユフィ。
「お飾りの副総督。それは最初からわかってたし
でも、やれることを頑張ろうと思ってたのに。
ごめんなさい。クロヴィス兄様。
ゼロにあったんですけど、仇とれませんでした。
でも、ルルーシュやナナリーを救う方法も思いつかなくて
私には、お姉さまはシュナイゼル兄様のような力はありません。
どこへ行っても足手まといで、気がついたらわがままばかり。
お姉さまに逆らって騎士を選んでみたのですが
返されちゃいました」
涙がぽろぽろ。
科学庁へやってきたニーナ。
「ああ、きいてはいるけど、今日は書類手続きだけでいいよね。
中は皇族の方がご観覧中で」
「えっ。どなたですか」
黒の騎士団。
「あ〜そら、つまり〜」
「澤崎とは合流しない」とゼロ。
「あれは独立ではなく、傀儡政府だ、中華連邦の」
「しかし、日本を名乗っている」
「名前と主君がかわるだけ、未来はない。無視するべきだ、あの日本は」
「ふ〜ん。あのさ〜、でもそれって」
「ブリタニアの行動も放っておくのか?」
「組織としての方針を明確にしておいたほうが、ゼロ」とディートハルト。
「そうだな。澤崎のことはおいておくとしても、当面の目的くらいは」と、玉城。
「トウキョウに独立国家を作る」
「独立?」「国を?」「本気か?」ざわめく一同。
『なるほど、やはり、あなたは』と感心するディートハルト。
「待ってくれ。いくら黒の騎士団が大きくなったといっても」
「敵は世界の三分の一以上を占める大国」
「俺たちだけでそんなことを!」
「では聞こう!
おまえたちは誰かがブリタニアを
倒してくれるのを待つつもりか?
誰かが自分のかわりにやってくれる。
待っていればいつかはチャンスがくる。
甘えるな!
自らが動かない限り、
そんないつかは絶対に来ない!」
ユフィの乗った車を待ち伏せして、飛び出したニーナは
警備員に拘束されます。
おさえつけられるニーナをみて、思い出したユフィが車からおりました。
「おやめなさい!彼女は私の友人です」
コーネリア一行。
「よし、あがったな」
「これで上陸作戦を再開できます。
シュナイゼル殿下のご提案も実行できるかと」
「特派は突破できると思うか?」
「枢木ならば、あるいは」
「ふん、扱いに困る男だ。」
「しかし、指揮官がいないため、技術力だけでは」
「ミサイル接近。フクオカ基地から発射されたもよう。
着弾まで、1分ゼロ5秒」
「さすが〜。空爆対策もしっかりしてるね〜」とロイド。
「弾幕をはりますか?」とスザク。
「この位置なら大丈夫よ」
しかしミサイルははねかえされます。
敵基地。
「着弾確認。敵、航空艦、撃破」
「ふん。いくら最新型であろうと、単艦では。
ん?これは」とミサイルがきかなかったことを驚く澤崎。
「ランスロットで確認済みだからねえ〜」とロイド。
「枢木少佐、作戦概要を再度、確認します。
当艦は高高度から敵の前線を突破し
発艦ポイントまで移動中。
共同兵器Z01ランスロットはフロートユニットを使用し
敵司令部フクオカ基地を強襲せよ。
なおフロートはエナジー消費が激しいため稼働時間留意せよ」
「イエス、マイドーター」
「MEブースター」
「ランスロット発艦」
「発艦」
「敵艦から爆撃機が発艦したようですが速度が戦闘機以上です」
「映像をとらえます」
「ナイトメア」
「空輸ではなく単独飛行だと?」
「まさか報告にあった」
「あのキソウ(?)兵器か」
「では、あれには」
スザク乗ってます。
「キュウシュウブロックを占拠しようとしている連中の大義名分は
澤崎敦の存在。つまり彼を失えば新日本政府は瓦解。
中華連邦も介入の口実を失って撤退せざるを得ないよね」とロイド。
ナイトメア強い。
「あれが、敵の司令官」
そのときスザクに通信が。
「オープンチャンネル?」
「私は澤崎だ。こちらにむかってくる君は枢木の息子か?
そうか、こんな子どもがいたのか。」
ユフィとニーナ。
「あのとき、ユーフェミア様が私を助けてくれた時
女神様にみえたんです。光り輝いていて、まるで・・。
はっ。すみません。服をかしていただいたお礼から言うべきでした」
「そんなこと気にしないで。
それにね、私はそんなに立派な人間じゃないわ。
姉たちに比べたら全然ダメで」
「ダメじゃありません!
ユーフェミア様がダメだなんて。
私なんかいいいところひとつもなくて。本当に何も。
両親だってただの人で、全然綺麗じゃないし」
「そんなことないわ。あなたとってもかわいいのに」
「は、そんな。本当にダメなんです。全然」
『嫌いなのね。自分のことが。でも私だって、頭ではわかっていても』
「スザクくんのことだって」
『あ、そうか、スザクも』
「だから、ユーフェミア様が自分をダメだなんていうのはやめてください。
だって!だって、だって、必要なんです。あたしにとって・・」
「ありがとう、ニーナ。
あなたに会えてよかったわ。なんかわかちゃった。」
笑顔のユフィ。
スザクと澤崎再び。
「父は関係ありません。自分は戦うためにきました。
降伏さえしていただければ」
「君は日本独立の夢を奪う気か」
「なら、正しい手段でかなえるべきです」
「君はそうやってわがままを通すのか。理念なき正義か」
「違います、それは。」
スザク、攻撃をうけます。
「ふん、会話だけで気をそらすとは、まだまだ青い」
ユフィがシュナイゼルのもとへやってきました。
「ユフィ」
「シュナイゼル兄様!プライベート通信の許可をください!」
スザクピンチ。
「あ〜、フロートまでこわれたってえ?」とロイド。
「アヴァロンを直接基地に」
「無理無理!全包囲シールドじゃないんだから
撃ち落とされちゃうよ」
「スザクくん、エナジーを戦闘と通信にしぼりこんで!」
「はい!」
「投降したまえ、スザクくん。枢木ゲンブの遺児として丁重に扱うことを約束するよ」
「お断りします。ここで父の名をつかったら、もう自分を許すことができない」
「そうか、似ているな、君は。強情なところが父親そっくりだよ」
「枢木スザク!」
「ユーフェミア様!」
「スザク、私はあなたを、えっと」
「今は」
「えっと、私を好きになりなさい!」
「はい!え?」
「は?」と驚くセシルに
「何?今度は何?」とロイド。
「え、いえ、プライベートでした」
「その代わり、私があなたを大好きになります!」
「ユーフェミア様」
「スザク、あなたの頑ななところも優しいところも
悲しそうな瞳も不器用なところも、
猫にかまれちゃうところも全部!
だから自分を嫌わないで!」
「そうか、かえって心配させちゃったんですね。
あなたって人はいつもいきなりです。
出会ったときも、皇女だって名乗った時も
学校を決めるときも、騎士に選んだ時も、
いつだって」
「そうです、いきなりです。
いきなり、気づいちゃったんですから」
「でも、そのいきなりのたびに、
僕は扉をあけられた気がする。
ありがとう」
「何をしている!やつをとめろ!」と澤崎。
「最後に、お願いをしてもいいですか?」
「最後?」
「僕に何かあっても、自分を嫌いにならないでください。
あとは、そのときは、僕の存在を全て消してもらえると。
友達に迷惑はかけたくないから、転校したことにでもしてください。
「スザク、まさか」
「もう、エナジーが尽きました。
ああ、いけない、セシルさんやロイドさん、
それにシュナイゼル殿下によろしく。
最後まで独りよがりだったな、僕は」
「スザク、死なないで!生きていて!」
「撃てー!」
しかしその爆撃はふせがれました。
「なんだ今のは?!」
「レーダーに反応!いきなりあらわれました。
ステルスが映像を捉えました」
「あれは」
「あの白カブト、ランスロットとかいう名前だったかな。
あいかわらず無茶な戦い方だな」とC.C.。
「ああ、しかし今回はバックがいるようだ。
単機で本陣を撹乱し、イレギュラーを作る。
失敗してもコーネリアが動きやすい。
この策シュナイゼルか。
邪魔なんだよ、君たちは」
ゼロ、敵をあっさり抹殺。
「ハドロンは未完成のはずじゃ」とセシル
「収束できてる。
僕が完成するはずだったのに〜〜」
と悔しそうなロイド。
「ん〜。ゲフィオンディスターバーの応用で
なんとかなったなあ。
でもフロートシステムの開発は私の負け。
やっぱり相手はプリン伯爵か。思わぬ共同作業ね。
あ〜気持悪い」
「枢木よ、ランスロットはまだ動くか」
「やはり、ゼロか」
「ゼロだと?!」
「オープンチャンネルだな。音を拾え!
目標を確認する!」と澤崎たち。
エナジーフローをスザクに手渡すゼロ。
「私は今、敵の司令部を叩く。君はどうする?」
「何ぃ?」
「残念だけど、ゼロ、おまえの願いは叶わない。
自分が先に叩かせてもらう」
二体でフクオカ基地にむかいます。
「すべてだせ、止めるんだ!ゼロと枢木を!」とあせる敵。
「ゼロ!おまえたちは日本を憂える同志ではないのか?」
「我等黒の騎士団は、不当な暴力をふるうものすべての敵だ」
「不当だと!私は日本のために!」
「澤崎さん!日本のためなら、どうして中華連邦に逃げたんです。
残るべきだった。みんなのためにも!」
「子どもがぁ!!」
「共同作戦か、ガウェインと」ラクシャータ。
「ランスロット」とロイド。
「スザクと、ルルーシュが」とユフィ嬉しそう。
「何?ゼロが?」とコーネリア。
「はい、枢木とともに」
「何を考えている、あの男」
黒の騎士団。
「ブリタニアから逃れるためにも、
ガウェイン単独での作戦は正解でしたね」
「でも、紅蓮が壁になればもっと楽に。
どうせ私はもう家にも学校にも帰れないし。
いまさらランスロットとなんか手をくまなくったって」
とカレン、不満げ。
「必要なことは勝利ではありません。
この戦いに黒の騎士団が参加したという事実です。
無論、表立っての報道はなされないでしょうが
噂は流せます。ゼロが言うとおり、これは私達の立場を全世界に伝える
役に立つでしょう」
逃走する澤崎と曹将軍。
「外国に助力を乞い、機会をまって何が悪い。
それこそが戦略というものなのに」
「カゴシマならまだ防衛線がひけますよ」
「は。世話になります」
しかしそのまえにあらわれたスザクとゼロ
「澤崎さん」「ここまでだな」
「バカな!九州最大の要害を、いとも簡単に!」
ニュース映像。
「キュウシュウブロックで勃発した、反体制によるテロ事件は
コーネリア総督の電撃作戦により、澤崎敦以下四名の
日本政府メンバーを確保。関与した中華連邦軍の半数以上を捕虜としました。
なお中華連邦首脳部は今回の件に関して、
遼東軍管区曹将軍の独断であるという
姿勢を崩しておらず、チベット条約に基づく捕虜の返還を要求してきています。」
ユフィとスザク。
「枢木スザク、ただいま帰還しました」
「おかえりなさい、スザク」
「あ、あのっ!」と2人同時に叫び、二人とも、笑顔。
「スザク、私ねえ、わかったんです。
理想の国家とか大義とか、そういう難しいことじゃなくて
ただ、私は笑顔が見たいんだって。
今、大好きな人と、かつて大好きだった人の笑顔が。
私を、手伝ってくれますか」
「イエス、ユアハイネス!」
ユフィの告白がすごかった。
通信でいってしまうあたりもさすがです。
それとスザクとルルーシュの共同戦線が楽しすぎました。
いいですね、あの組み合わせも。
そしてこんなときでも、やっぱりするのね、学園祭。
「我々は、ここに正当な治権国家・日本の独立を宣言する」と澤崎。
ニュース映像。
「フクオカ基地を占拠したグループの中心人物、澤崎敦は
旧日本政府・第二次枢木政権で官房長官を務めていた男です。
戦後、中華連邦に亡命していましたが、ゼロの行動に伴う
昨今の内情不安につけこみ、行動を起こしたものと思われます。
なお黒の騎士団が関与しているかどうかは調査中ですが
先日のレーダー・・」
それをきく黒の騎士団メンバー。
「関係ねえって!」
「キョウトはなんといっているんだ」
「はあ、知らなかったようです。
サクラダイトの採掘権についてのみ、一方的に通告してきたと」とディートハルト。
「ゼロ、私達、どうすれば」とカレン。
オープニングスタート。
ニュース画面。
「澤崎のグループは、キュウシュウブロックのテロリストグループと協力し
ホンシュウ・シコクブロックとの陸上交通網を寸断した後
中華連邦遼東軍管区の支援を受け、フクオカ、ナガサキ
オオイタを中心に占領範囲を広げています。
中華連邦の曹将軍によるとこれはあくまで人道支援であり・・・」
ロイドとセシル。
「どう?スザク君の様子は?」
「それが作戦なら従うと」
「あっそ」
「それで、シュナイゼル殿下は?」
「トウキョウ租界。スザク君の問題に続いてこれでしょう?
主不在だけど、これをクリアしなきゃ
ゲフィオンディスターバー対策はとれないからねえ。」
スザクの回想。ユフィに騎士の紋章を返そうとするスザク。
『自分にはあなたの騎士たる資格はありません』
『命令違反のことなら、シュナイゼル兄様は非常時のことであり
責を問うことはないと。』
『自分を許せないんです』
『重荷だったでしょうか。騎士に任じたこと』
『いえ、感謝しています』
『だったら』
『思い出してしまったんです』
『え?』
『自分は、父を殺したんです。
なのに、罰せられることもなく、のうのうと生きている。
そしてまた、こうして守られて。
殉職者やイレブンの人を横目に、一人だけ。
そんな自分にこんな資格は』
スザクは騎士の証をユフィの手に押し込みました。
『資格なんて・・私だって」とユフィ。
戦地にむかうコーネリアと軍隊。
「コーネリア殿下、損害が大きすぎます。
この天候では空もつかえませんし
上陸作戦は天候が安定してからと」
「くっ。」
澤崎と曹将軍。
「兆候ですな。暴風雨とは。今のうちにキュウシュウをまとめられる」
「曹将軍、天が味方をしている。勝ちますよ、この戦は」
シュナイゼル殿下。
「戒厳令は必要ないよ。市民を不安にさせるだけだからね。
EUのガンドルフィ外相に親書を。
ああそれと、カンボジアのトロモ機関につないで。」
「シュナイゼル殿下、トロモは扱いが」
そこへユフィが入ってきました。「宰相閣下!」
「ああ、ユフィ、どうしたんだい」
「何かお手伝いできることはありませんか?
エリア11の副総督として私も。」
「ありがとう、その気持ちだけで充分だ」
「でも」
「副総督には何もさせるなと、総督のご命令です」
「お姉さま。いくら勝手に騎士を決めたからといって」
「ああ、いえ、それは違います。枢木の件は私も・・」
「わかってあげなよ、ユフィ。
こんなときだから、コーネリアにも余裕がないんだよ」
「それは・・」
「ダルトン、さっきの件だけど、私の知り合いがルートを持っている。
頼んでみるよ」
「わかりました。」
学校。
「こ〜んなに頑張って準備してるのに、やっぱり中止かな、学園祭」
「そんな問題じゃないっしょ。戦争だよ」
「戦争って」
「間に革命政権をはさんでいるだけで、これは中華連邦との戦争だって」
「ニーナ、美術館からかりる予定の屋外ブースは?」
「今日、手続きに。できればそのあと科学庁によりたいんだけど」
「それって、例のプレゼント?」
「えっ、プレゼントって?」
「ほしいものがあって、頼んだらくれるって、ロイド先生が」
「ロイドー!あの女ったらし!」
「いいから!あんたは作業をすすめて。」
「んなこといってもぉ。三人ぶんやってんだよ〜。
スザクは軍隊、カレンは病院、残ったバカは雲隠れ。
あ〜あ〜、なんかかわっちまったよなあ。ルルーシュのやつ。」
シャーリーの回想。手紙を読むシャーリー。
『驚きました。まだ混乱しています。
ルルがあのゼロだなんて。
まだ誰にも言ってません。
ルルにあって、直接確かめたいから』
『あれは私が書いたものなの?
どうして私は忘れているの?
ナナちゃんのお兄さんの、ゼロのこと・・』
その頃のスザク。
「たいしたものね、フロートシュミレートもトップクラスよ」
「ありがとうございます」
「ね、どうして騎士をやめようと思ったの?」
「それは・・ユーフェミア皇女殿下は、こんな僕でも認めてくれたんです。
だから、迷惑をかけると、あの人が自分自身を嫌ってしまいそうな
そんな気がして」
クロヴィスの肖像画を見上げるユフィ。
「お飾りの副総督。それは最初からわかってたし
でも、やれることを頑張ろうと思ってたのに。
ごめんなさい。クロヴィス兄様。
ゼロにあったんですけど、仇とれませんでした。
でも、ルルーシュやナナリーを救う方法も思いつかなくて
私には、お姉さまはシュナイゼル兄様のような力はありません。
どこへ行っても足手まといで、気がついたらわがままばかり。
お姉さまに逆らって騎士を選んでみたのですが
返されちゃいました」
涙がぽろぽろ。
科学庁へやってきたニーナ。
「ああ、きいてはいるけど、今日は書類手続きだけでいいよね。
中は皇族の方がご観覧中で」
「えっ。どなたですか」
黒の騎士団。
「あ〜そら、つまり〜」
「澤崎とは合流しない」とゼロ。
「あれは独立ではなく、傀儡政府だ、中華連邦の」
「しかし、日本を名乗っている」
「名前と主君がかわるだけ、未来はない。無視するべきだ、あの日本は」
「ふ〜ん。あのさ〜、でもそれって」
「ブリタニアの行動も放っておくのか?」
「組織としての方針を明確にしておいたほうが、ゼロ」とディートハルト。
「そうだな。澤崎のことはおいておくとしても、当面の目的くらいは」と、玉城。
「トウキョウに独立国家を作る」
「独立?」「国を?」「本気か?」ざわめく一同。
『なるほど、やはり、あなたは』と感心するディートハルト。
「待ってくれ。いくら黒の騎士団が大きくなったといっても」
「敵は世界の三分の一以上を占める大国」
「俺たちだけでそんなことを!」
「では聞こう!
おまえたちは誰かがブリタニアを
倒してくれるのを待つつもりか?
誰かが自分のかわりにやってくれる。
待っていればいつかはチャンスがくる。
甘えるな!
自らが動かない限り、
そんないつかは絶対に来ない!」
ユフィの乗った車を待ち伏せして、飛び出したニーナは
警備員に拘束されます。
おさえつけられるニーナをみて、思い出したユフィが車からおりました。
「おやめなさい!彼女は私の友人です」
コーネリア一行。
「よし、あがったな」
「これで上陸作戦を再開できます。
シュナイゼル殿下のご提案も実行できるかと」
「特派は突破できると思うか?」
「枢木ならば、あるいは」
「ふん、扱いに困る男だ。」
「しかし、指揮官がいないため、技術力だけでは」
「ミサイル接近。フクオカ基地から発射されたもよう。
着弾まで、1分ゼロ5秒」
「さすが〜。空爆対策もしっかりしてるね〜」とロイド。
「弾幕をはりますか?」とスザク。
「この位置なら大丈夫よ」
しかしミサイルははねかえされます。
敵基地。
「着弾確認。敵、航空艦、撃破」
「ふん。いくら最新型であろうと、単艦では。
ん?これは」とミサイルがきかなかったことを驚く澤崎。
「ランスロットで確認済みだからねえ〜」とロイド。
「枢木少佐、作戦概要を再度、確認します。
当艦は高高度から敵の前線を突破し
発艦ポイントまで移動中。
共同兵器Z01ランスロットはフロートユニットを使用し
敵司令部フクオカ基地を強襲せよ。
なおフロートはエナジー消費が激しいため稼働時間留意せよ」
「イエス、マイドーター」
「MEブースター」
「ランスロット発艦」
「発艦」
「敵艦から爆撃機が発艦したようですが速度が戦闘機以上です」
「映像をとらえます」
「ナイトメア」
「空輸ではなく単独飛行だと?」
「まさか報告にあった」
「あのキソウ(?)兵器か」
「では、あれには」
スザク乗ってます。
「キュウシュウブロックを占拠しようとしている連中の大義名分は
澤崎敦の存在。つまり彼を失えば新日本政府は瓦解。
中華連邦も介入の口実を失って撤退せざるを得ないよね」とロイド。
ナイトメア強い。
「あれが、敵の司令官」
そのときスザクに通信が。
「オープンチャンネル?」
「私は澤崎だ。こちらにむかってくる君は枢木の息子か?
そうか、こんな子どもがいたのか。」
ユフィとニーナ。
「あのとき、ユーフェミア様が私を助けてくれた時
女神様にみえたんです。光り輝いていて、まるで・・。
はっ。すみません。服をかしていただいたお礼から言うべきでした」
「そんなこと気にしないで。
それにね、私はそんなに立派な人間じゃないわ。
姉たちに比べたら全然ダメで」
「ダメじゃありません!
ユーフェミア様がダメだなんて。
私なんかいいいところひとつもなくて。本当に何も。
両親だってただの人で、全然綺麗じゃないし」
「そんなことないわ。あなたとってもかわいいのに」
「は、そんな。本当にダメなんです。全然」
『嫌いなのね。自分のことが。でも私だって、頭ではわかっていても』
「スザクくんのことだって」
『あ、そうか、スザクも』
「だから、ユーフェミア様が自分をダメだなんていうのはやめてください。
だって!だって、だって、必要なんです。あたしにとって・・」
「ありがとう、ニーナ。
あなたに会えてよかったわ。なんかわかちゃった。」
笑顔のユフィ。
スザクと澤崎再び。
「父は関係ありません。自分は戦うためにきました。
降伏さえしていただければ」
「君は日本独立の夢を奪う気か」
「なら、正しい手段でかなえるべきです」
「君はそうやってわがままを通すのか。理念なき正義か」
「違います、それは。」
スザク、攻撃をうけます。
「ふん、会話だけで気をそらすとは、まだまだ青い」
ユフィがシュナイゼルのもとへやってきました。
「ユフィ」
「シュナイゼル兄様!プライベート通信の許可をください!」
スザクピンチ。
「あ〜、フロートまでこわれたってえ?」とロイド。
「アヴァロンを直接基地に」
「無理無理!全包囲シールドじゃないんだから
撃ち落とされちゃうよ」
「スザクくん、エナジーを戦闘と通信にしぼりこんで!」
「はい!」
「投降したまえ、スザクくん。枢木ゲンブの遺児として丁重に扱うことを約束するよ」
「お断りします。ここで父の名をつかったら、もう自分を許すことができない」
「そうか、似ているな、君は。強情なところが父親そっくりだよ」
「枢木スザク!」
「ユーフェミア様!」
「スザク、私はあなたを、えっと」
「今は」
「えっと、私を好きになりなさい!」
「はい!え?」
「は?」と驚くセシルに
「何?今度は何?」とロイド。
「え、いえ、プライベートでした」
「その代わり、私があなたを大好きになります!」
「ユーフェミア様」
「スザク、あなたの頑ななところも優しいところも
悲しそうな瞳も不器用なところも、
猫にかまれちゃうところも全部!
だから自分を嫌わないで!」
「そうか、かえって心配させちゃったんですね。
あなたって人はいつもいきなりです。
出会ったときも、皇女だって名乗った時も
学校を決めるときも、騎士に選んだ時も、
いつだって」
「そうです、いきなりです。
いきなり、気づいちゃったんですから」
「でも、そのいきなりのたびに、
僕は扉をあけられた気がする。
ありがとう」
「何をしている!やつをとめろ!」と澤崎。
「最後に、お願いをしてもいいですか?」
「最後?」
「僕に何かあっても、自分を嫌いにならないでください。
あとは、そのときは、僕の存在を全て消してもらえると。
友達に迷惑はかけたくないから、転校したことにでもしてください。
「スザク、まさか」
「もう、エナジーが尽きました。
ああ、いけない、セシルさんやロイドさん、
それにシュナイゼル殿下によろしく。
最後まで独りよがりだったな、僕は」
「スザク、死なないで!生きていて!」
「撃てー!」
しかしその爆撃はふせがれました。
「なんだ今のは?!」
「レーダーに反応!いきなりあらわれました。
ステルスが映像を捉えました」
「あれは」
「あの白カブト、ランスロットとかいう名前だったかな。
あいかわらず無茶な戦い方だな」とC.C.。
「ああ、しかし今回はバックがいるようだ。
単機で本陣を撹乱し、イレギュラーを作る。
失敗してもコーネリアが動きやすい。
この策シュナイゼルか。
邪魔なんだよ、君たちは」
ゼロ、敵をあっさり抹殺。
「ハドロンは未完成のはずじゃ」とセシル
「収束できてる。
僕が完成するはずだったのに〜〜」
と悔しそうなロイド。
「ん〜。ゲフィオンディスターバーの応用で
なんとかなったなあ。
でもフロートシステムの開発は私の負け。
やっぱり相手はプリン伯爵か。思わぬ共同作業ね。
あ〜気持悪い」
「枢木よ、ランスロットはまだ動くか」
「やはり、ゼロか」
「ゼロだと?!」
「オープンチャンネルだな。音を拾え!
目標を確認する!」と澤崎たち。
エナジーフローをスザクに手渡すゼロ。
「私は今、敵の司令部を叩く。君はどうする?」
「何ぃ?」
「残念だけど、ゼロ、おまえの願いは叶わない。
自分が先に叩かせてもらう」
二体でフクオカ基地にむかいます。
「すべてだせ、止めるんだ!ゼロと枢木を!」とあせる敵。
「ゼロ!おまえたちは日本を憂える同志ではないのか?」
「我等黒の騎士団は、不当な暴力をふるうものすべての敵だ」
「不当だと!私は日本のために!」
「澤崎さん!日本のためなら、どうして中華連邦に逃げたんです。
残るべきだった。みんなのためにも!」
「子どもがぁ!!」
「共同作戦か、ガウェインと」ラクシャータ。
「ランスロット」とロイド。
「スザクと、ルルーシュが」とユフィ嬉しそう。
「何?ゼロが?」とコーネリア。
「はい、枢木とともに」
「何を考えている、あの男」
黒の騎士団。
「ブリタニアから逃れるためにも、
ガウェイン単独での作戦は正解でしたね」
「でも、紅蓮が壁になればもっと楽に。
どうせ私はもう家にも学校にも帰れないし。
いまさらランスロットとなんか手をくまなくったって」
とカレン、不満げ。
「必要なことは勝利ではありません。
この戦いに黒の騎士団が参加したという事実です。
無論、表立っての報道はなされないでしょうが
噂は流せます。ゼロが言うとおり、これは私達の立場を全世界に伝える
役に立つでしょう」
逃走する澤崎と曹将軍。
「外国に助力を乞い、機会をまって何が悪い。
それこそが戦略というものなのに」
「カゴシマならまだ防衛線がひけますよ」
「は。世話になります」
しかしそのまえにあらわれたスザクとゼロ
「澤崎さん」「ここまでだな」
「バカな!九州最大の要害を、いとも簡単に!」
ニュース映像。
「キュウシュウブロックで勃発した、反体制によるテロ事件は
コーネリア総督の電撃作戦により、澤崎敦以下四名の
日本政府メンバーを確保。関与した中華連邦軍の半数以上を捕虜としました。
なお中華連邦首脳部は今回の件に関して、
遼東軍管区曹将軍の独断であるという
姿勢を崩しておらず、チベット条約に基づく捕虜の返還を要求してきています。」
ユフィとスザク。
「枢木スザク、ただいま帰還しました」
「おかえりなさい、スザク」
「あ、あのっ!」と2人同時に叫び、二人とも、笑顔。
「スザク、私ねえ、わかったんです。
理想の国家とか大義とか、そういう難しいことじゃなくて
ただ、私は笑顔が見たいんだって。
今、大好きな人と、かつて大好きだった人の笑顔が。
私を、手伝ってくれますか」
「イエス、ユアハイネス!」
ユフィの告白がすごかった。
通信でいってしまうあたりもさすがです。
それとスザクとルルーシュの共同戦線が楽しすぎました。
いいですね、あの組み合わせも。
そしてこんなときでも、やっぱりするのね、学園祭。





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