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セクシーボイスアンドロボ  Voice #08プッチーニ前編

Voice #08 プッチーニ前編
ひいおじいちゃんのお見舞いからかえってきたニコと両親。
危篤とよびだされたのは3回目だけどなんか元気らしい。

 ひいじいちゃんが危篤だときいて

 親戚じゅうがかけつけたけど

 誰も泣かなかった。


ビデオ録画がとれてないことで文句をいうニコ。

 人が死にそうだって時に

 テレビの番組のほうが気になる私って

 どうなんだろ。


危篤の人の枕元にあつまる3人の看護師。
黒い折りヅルをひらいてみると中には手紙が。


「今日会社で私のPCが撤去されたときいた。」


「私は癌だしもう会社に戻れるわけではないのだから当然だろう」

「だけど私はまだ生きているのだ。あんなに頑張ったのに
 
 会社の連中は私のことをもう死んだものと思っているのだ。

 そのことが悔しい。とても悔しい。

 俺はまだ生きているんだと会社の真ん中で大声で叫びたい。

 それが私の最後の願いだ」


「やりますか?」

「やるべし。」

黒いスーツに身をつつみ、黒のサングラスをかけた3人は
真夜中の会社にしのびこみます。

「最後の願い、かなえさせていただきます」

翌朝その会社にみんなが出社すると
フロアいっぱいに「俺はまだ生きている。山田秀夫」
「まだ殺すな」の文字がいっぱい。

ニコはマキのもとへきていました。

「プッチーニ。」

「女ばっかりの三人組。

 表の顔は看護師で、裏では病気でもう助からない人の

 最後の願いごとをかなえてくれるそうよ」

「いい人たちなんですねえ」

「さあどうかしら」

「いい人じゃないんですか」

「願えば、盗みもするし、場合によっちゃあ、人も殺す。

 死んでいく人のためには、なんだってやるのよ」

「で、そのプッチーニを探せっていうんですか」

「うふふ、違うの、今回のはいいの。」

「いいって」

「今のは、単なる世間話。」

「じゃあなんだってあたし呼んだんですか」

「いいじゃないの、たまには無駄話も」

おみくじが大凶だったマキ。ニコも!
ふたり、顔をあわせて笑います。

食事をするプッチーニ。

「では、山田秀夫さんの件はこれで一件落着ということで。
 
 じゃ、今回は絵美理が」

「いいの」

「いいよね」

「うん」

「じゃ、僭越ながらわたくしめが。

 プッチーニ」

プチプチを一個つぶす絵美理。ふたりは拍手。

ロボの部屋にいるニコ。

「大凶かあ。ねえ。ちょっとこれみて」

「うわ、不吉なやつなんだ」

「ほい」

「うわー!そんなの近づけんなよ!」

「こんなのただの紙切れじゃん」

「大凶だぞ。ものすごい悲劇がおきたらどうすんだよ!」

「そんなドラマチックなこと起きるわけないって。

 学校も家も地蔵堂もロボも、悲しいくらいおんなじじゃん」

「てことは、かずみちゃんもかわらずかわいいってことか。よかった」

「あ!あああ、かずみちゃん!かずみちゃんが超ミニで歩いてる!」

「うそー!」

ロボが窓の外をのぞくと、そこには小学生のかいたバカの文字。

「ふふん。う〜そ〜」

「くーー!!かずみちゃんのため、俺は何度もだまされてきたんだった!」

「あれ?ほんとに歩いてる」

「もうだまされないぞ〜」

「ねえ、ちょっと見てよ。もう、ほんとなのに〜」

「嘘をつかれたキタキツネはもう戻ってきませんでした」

「もったいないなあ。マジ、ミニなのに」

「なんか今日もぬるい一日だなあ」

 ひいじいちゃんが死にそうなのに泣けない私。

 大凶をひいても心がさわがない。

 こんなに緑がきれいなのに私の心は止まっている

蕎麦やのトイレでマックスロボの腕を
便器に落としてしまったロボ。大ショック。

「あーーーーーーーーー!」

その叫び声をきいて食事中だった昭子がトイレをノックします。

「どうしました?大丈夫ですかあ?」

「腕がーーーー!マックスの腕ーーーーー!」

「どこかうちました?痛いところあります?」

「心が痛いですー!マックスが!

 すまん!おまえの腕をこの中に、うう」

「これですか?」

便器の中に手をつっこんで腕を拾ってくれる昭子。
ロボは鼻をおさえていて、昭子は水できれいに洗ってくれました。

「はい」

でもロボはそのまま

「まだ気になんの?」

うなづくロボに

「しょうがないやつだなあ。もう」

とかばんの中からだした消毒用ティッシュでふいてくれました。

「はい、消毒しといたから。

 これであんたの手よりきれいでしょ」

「ありがとうございます。」

昭子をみながら

 「真の勇者です。

 ありがとうございました。」

と見送るロボ。
そのあと、そばを食べようとして昭子の忘れた携帯に気づき
おいかけます。

「忘れ物です」

「あ・・どうも。

 あなたそのどんぶりちゃんと返しなさいよ」

「あたりまえじゃないですか。かえすにきまってるでしょ」

「ごめんなさい。そういうのちょっと気になる性分なんで。

 あ、実はさ、これわざと忘れてきたんだよね」

「携帯をですか。え、なんで」

「携帯なしでどれぐらい我慢できるかさ」

「いいですね。そのチャレンジ精神!」

「そういうかんじじゃないんだけど」

「あの、そのチャレンジ、僕も参加させてもらっていいですか。

 携帯をつかわずにどこまで我慢できるかってやつを。

 あ、そういう下心とかないですから」

「あたりまえでしょう」

木の下に携帯を埋めるふたり。

「持ってるものを全部すてたら

 新しい自分になれるのかなあ」

「俺の場合、マックスロボを捨てたら、
 
 今の俺は間違いなく、なくなります。」

「そんな大切なものトイレに落としたんだ」

「はい」

「なんで拾えなかったの」

「ですね」

「自分がなくなるくらい好きなのに。

 あー、口だけなんだ。本当は愛してないんだ。

 ま、そういう男は山のようにいるからね。

 気にしないでいいよ。

 じゃ我慢できなくて先に取り戻しにきたほうが負けってことで

 いいのかな」

「はい、そういうことで」

ラーメン屋にいたニコは

「プッチーニ」といいながらプチプチをつぶす絵美理をみかけます。
絵美理はラーメンの汁を注射器で吸っていました。
ニコの前にはよっちゃん。
絵美理は出ていってしまいます。

「あのひと、プッチーニって」

「イケメンなのに」

「きこえなかった?プッチーニって」

「全然」

「あたし気になる」

絵美理を追いかけるニコ。
そこは病院でした。

「うそ〜。ここ、ひいじいちゃんの病院じゃん。

 てことは」

病室にあつまったプッチーニ。

「ラーメンの汁採取してきました」

「御苦労さま」

「でも、いいのかな、ほんとにそれわたしちゃって」

「それがラーメン屋のご主人の最後のお願いなんでしょう。」

「そうです。自分がいなくなったあと息子が跡継いで

 ラーメンの味がおちないか心配だっていうんですけど

 それ本当にまずくって」

「いや、そんなまずいの?」

ためしに飲んだ恵、吹き出しそうに。

「何考えてんだ?!」

しかしその汁をもらったラーメン屋のおじさんは
泣き出しました。

「俺の味だ」

「喜んでし、いいのかな」

「いいよね」

「プッチーニ的にはね」

ひいじいちゃんの部屋にいったニコ。

「ひいじいちゃん、プッチーニって知ってる?

 知るわけないか」

しかしじいちゃんは黒い折りヅルを指さします。
黒いツルを手にとるニコをつかまえて

「玉枝?玉枝なんだろ」

「え、え、誰?玉枝って」

「玉枝」と泣きだすひいじいちゃん。

「玉枝です」

「いや、玉枝の声はもっと高かった」

「タマエで〜す!」

「玉枝、おまえ芸者になったのか」

「え?芸者?

 芸者の玉枝どすえ〜」

「器用ね」とそこに絵美理。

「ひいじいちゃんなんだあ」

「でもあんまりあったことなくて

 だから危篤だって言われた時も全然涙でてこなくて」

「私も何度も患者さんなくしてるけど

 涙でないなあ」

「それは仕事だから?」

「みんなそういうんだよね。

 仕事だから慣れてるんでしょって。

 慣れるわけないじゃんね。

 どんなにやな人でも、なくなるのはつらい。

 だから、あたしはスイッチ切ってるんだと思う。

 何も感じないように。
 
 たぶん、あなたもスイッチ切ってるんだよ。

 切ってるから、泣けなかったんだと思うよ。」

「スイッチを切ってるのって悪いこと?」

「とりあえずいい子でいられるよね。

 感情出さずにいられるからさ。」

「そっか。切ってるのか、あたし」

「大人もこどもも忙しいから。

 そうじゃないとやってけないから」

「あの、プッチ・・プチ・・」

「プチ?」

「プチ整形ってやっぱりよくないんですかね」

「必要ないじゃない?かわいいよ」

去っていく絵美理。

ラーメンをたべるロボ。またよっちゃんがいます。

「で、何?話って」

「愛です」

「愛、愛かあ」

「自分を犠牲にできないってことは

 愛してないってことなんでしょうか?」

「だな」

「やっぱり」

アンテキヌスという鼠がいて、その雄は一生でたった一回だけ
発情し、自分の役割をはたしてしんでいくらしい。

「すげえだろ」

「すげえ」

「愛だろ」

「愛ですねえ!」

「まあそういう女に出会えなかったら人生カスだな」

「どうやったら出会えるんでしょうか」

「もう出会ってるかもしれないよ。

 であったときにさあ、こう体にビリビリって電気が走るような瞬間ない?

 そういうのが愛。」

昭子のことを思い出すロボ。
店からでていき、携帯のもとへ。

「もうあの人とは会えないのかなあ。

 いや、待てよ。あのときと同じ状況をつくれば」

ロボは家でそばをつくりどんぶりをかかえて携帯のところで食べますが

「くるわけないかあ」

そのあと、なぜかどこからかあらわれたオウムにとまられ
黒づくめのプッチーニをみかけ叫びます。

「あのオウムとどんぶりもってるの、昭(しょう)のおしりあい?」

「知りません」さっさと歩きだす昭子。

「あーって」

オウムの飼い主がきたすきに見失ってしまいました。

「もうー!せっかくあえたのにー。」

プッチーニは悪そうな若者三人を縛りあげます。

「何すんだよ。おぼえてろよ」

「いじめかえしてくれってあたしたちたのまれたの」

「ていえば、誰がたのんだのかわかるよね」

『ボクたちを呪ってください』という紙を顔にのせ
神社に一万円札をいれておまいりするプッチーニ。

「このろくでもないやつらを呪ってください」

「おい、バカヤロー。一万もいれてんじゃねえよ」

「神様、本気だしたらどうすんだよ」


「まじこわがってるよ」

「あんなやつらでも神様信じてるんだ」

三人はまた一仕事のあとの食事。

「ねえいつまでこういうこと続けるのかなあ」

「いつまでって?やめたいの?」

「なんか最近義務みたいに感じてきちゃってさ」

「でもやめたら別子」

「そうだ。別子のことわすれてたわ」

「忘れないためにこういうことやってんのに」

「ごめん、ほんとそうだよね。

 いやもうあたしほんと薄情な人間だよね」

「しょうがないよ。生きてたら死んだ人のことなんて忘れちゃうもんよ」

「そのことをみんなに忘れさせないためにも

 あたしたちががんばんなきゃね」

黒い折りヅルをみて考えるニコ。

「なんでこれのことおじいちゃんプッチーニっていったんだろう」

「ニコ、あけて、ちょっとこのゴミ袋あけてちょうだいな」

母の言葉に「あける?そうだ」

と折りヅルを開いたニコ。
そこには

「玉枝に会いたい」

と書いてありました。

「これがひいおじいちゃんの最後の願い。

 つまり、これがプッチーニとの連絡方法ってこと?」

ニコはロボのもとへ。
ロボは蕎麦をもって肩には自作のオウムをとまらせていました。

「なにそれ?」

「ラッキーちゃん。何の用?」

「ラッキーちゃん?プッチーニの連絡方法、わかったよ」

「それさあ、頼まれた仕事じゃないんでしょう?

 ほっときゃいいじゃん」

「そっか、そうだよね。なんであたし必死になってんだろ」
 
なくなってしまった蕎麦を補給しにいくロボ。

「なんなの?そのオウムと蕎麦は?気持ち悪い。」

「俺のラッキーアイテムなの」

「へんなとりあわせ」

「俺も非科学的だと思うよ。

 でも同じ状況がそろうとね、
 
 不思議と会いたい人に会えるんだって。

 これ、実証済みだから」

「会いたい人って、かずみちゃん?」

「かずみちゃんかあ。懐かしいなあ」

「え、違うの?」

「ま、まあ。」

「誰?誰よ?!」

携帯のところへいった昭子、そこにはメモがあって
「ロボの家 待ってまーす」と。

ぼーっとしながら、携帯をみつけたロボは
携帯と携帯で

「チュッ」

キモ、、
携帯をふたつ重ねあわせニコにみつかり隠すロボ。

「携帯じゃん」

「携帯です」

「なんで隠すの」

「隠してません」

「ていうかこのピンクの携帯誰の?」

「わかりません」

「なんなのよぉ!」

そのときチャイムが。

「はいはいはいはい〜。あーーーーー!!」

「あ、携帯。携帯ちょうだい」

「どうも」とあいさつするニコ。

「この人が、ラッキーアイテムの人?」

「うん」

「じゃあこの人の携帯なんだ」

「ああそういうこと!なるほどね!!」

ニコはでていってしまいました。
部屋をみわたした昭子は
「オタクだったんだ」とつぶやき
携帯をみて「これは何かのおまじない?」

ニコは部屋をみあげ

「おばさんじゃん!何考えてんの?!

 かずみちゃんの方が100万倍かわいいっつの」

と悪態を。
そして道に落ちていた黒い折りヅルをみつけます。

お茶をだしにいったすきに寝る昭子。
寝言と手にかいたメモから看護師と気づくロボ。
ごはんときいておきますが

「はい、さいとうさん。くちあけてくださーい」

とねぼけたまま。
今度はロボが、また寝てしまった昭子に

「あーん」

ロボにもたれたまま食べさせてもらう昭子。
そして二人で夕焼けを見ます。

「見て。夕焼け。
 
 あ〜また一日がむだに終わってしまうのか〜。やだなあ」

「でも、地球から夕焼けがなくなったら

 さみしいと思うなあ。

 昔を懐かしんだり、一緒に泣いたり

 うちに帰りたいって思ったりできなくなる」


「二人ならできるよ。

 誰かと二人だったらなんだってできる。」


と寝てしまう昭子。
その髪飾りをみて

「夕焼け色だ」

と昭子の髪につけるロボ。

「ふうん、そうなんだ。

 二人でいるってことは、

 いつまでも夕焼けの中にいるみたいなもんなんだ」


翌朝、目覚めるとすでに昭子はいず。

「え?なんだ。帰るならおこしてくれればよかったのに」

透明だった髪飾りをみつけるロボ。

「なんだ。夕焼け色じゃないじゃん」

ロボはその髪留めを頭に、とめます。

仕事中の昭子は手の甲にかかれた文字に気づきます。

「あなたといると苦しいです」

「なんか今日はやけに部屋が広いなー」とつぶやくロボのところへ
昭子がやってきました。

「水」

「はい」

「どうぞ。コスプレですか」

「仕事着。でも昼休み。

 あの、苦しいとか書いてあったでしょ」

「すいません、書きました」

「あの、苦しいとか言われると過剰に反応してしまうのね。

 あたし看護師だから」

「はあ」

「どうしたら苦しくなくなるかな」

「といわれても」


「だよね。

 あたしなんかで苦しくなんかならいでよ。
 
 お願いだからさ」


ニコとひいじいちゃん。
プッチーニのことをきくとまた玉枝のことを思い出すじいちゃん。

「玉枝、逃げろ。ここはいいから。

 俺がなんとかするから。早く逃げろ。」

看護師さんにおさえられるじいちゃんに

「あたし、逃げるから!逃げるからね!」

と走り出すニコ。

 ひいじいちゃんにも青春があったんだ。

 あの人もこの人もみんな
 
 青春があったんだ


バス停に並ぶ昭子とロボ。

「バスに並んでたらね。

 いや、バスに並んでたらね、

 前のほうで若い女の子が手紙読んでんの。

 でね。突然ポロポロって涙こぼして

 そのバス最終だったんだけど突然列抜けて、

 どこかへかけてった。

 並んでる人たちはそれみてたのに、

 みんな無表情でさあ、

 いなくなったその子のぶんつめて

 平然と、何事もなかったかのようにバス待ってんの。

 なにがいいたいかっていうと、

 羨ましかった、その女の子が。

 あたしはそのとき、無表情な顔して、

 見てるのにみないふりして列を詰めたんだよねえ」


ロボ、昭子の手をつなぎます。

「行こう」

「え?」

「ここじゃないとこへ、行こう!」

昭子の手をひいて歩きだすロボ。
みんなそのまま列をつめました。
走るふたり。

ひいじいちゃんのお葬式。
そこにやってきた三人。

「探したけどなくて」

「ツルを落としたくらい大丈夫よ」

「誰も思わないわよ。

 私たちがプッチー二だって」

ニコは鶴をひらいてみました。

「真境名マキと一緒に死なせてほしい」

ニコはプッチーニを見て、
お葬式のあと地蔵堂へ急ぎます。

「プッチーニが、社長を殺しにくる」

「やっぱりくるんだ」

「知ってたんですか」

「約束だからね」

「いつ?今日か?」とよっちゃん。

「今日じゃないと思う。まだ時間はありそうだったからね」

「いいのよ。

 殺されてもしかたがないの」


「どうして?」

「好きな人との約束だから」

ニコはロボに電話をして、プッチーニの話をしますが
ロボは相手にしてくれず、忙しいと電話をきってしまます。

「ロボ、どっかいくの?

「ん?当分うちあける」

「なんでこんないろいろたいへんなときに。

 なんでいなくなっちゃうの?

 いつだってよんだらきてくれたじゃない!

 理由もきかないできてくれたじゃない!

 帰ってくるよね?

 ロボットだってるし」

「どうだろうなあ」

「どうだろうって、だってマックスロボとかもおいていくんでしょ」

「もう、フィクションはいいんだ」

「どういう意味?

 あたしのことも、ロボにとったらフィクションなの?」

「そうだなニコといると、楽しかったもんな」

「でもあの人といるほうがもっと楽しいんだ」


「逆だよ。

 とっても苦しい。

 リアルに苦しいよ」


「だったら会うのやめなよ!」

「だってしょうがないじゃん。好きなんだから」

「じゃあ。じゃあこれもらってっていい?」

マックスロボを手にするニコ。

「うん、いいよ」

 こんな世の中

 何もかわらないと思っていたあたしに

 誰かがスイッチを入れた


「じゃあね」

出ていくニコ。

 大凶のおみくじが

 世の中なんか簡単にかわるんだと

 笑ってる

 本当にそうなのか

 ロボが誰といようと私には関係ないと

 私は思いこもうとする

 今日 ロボが知らない人にみえたからといって

 それがどうしたというのだ

 なんで今頃ロボに話したいことが

 いっぱいあったって思うんだ
 
 ロボにあたしの声が届かないことが
 
 なんでこんなに苦しいんだ

 スイッチを切る方法を思い出せない

 あたしだってリアルに苦しいよ

 ロボ


まさかロボが恋をするとは。
いや、恋はしてもいいんですけど
マックスロボを捨てられるとは。
恋>オタクってのはともかく
オタクってやめられるもんなのかなあ。
リアルに苦しいというのはロボにとってはいいことなのかも
しれませんが。
ニコの気持ちはこれまた恋だと思うんですが、どうでしょう。

マキの話とプッチーニの秘密とともに続きが楽しみです。
不良三人組のところはおかしかったな。


キャスト

須藤威一郎(ロボ) 松山ケンイチ
林 二湖(ニコ)大後寿々花
林 一海(ニコの姉) 村川絵梨
林 竹男(ニコの父) 塚本晋也
林 雪江(ニコの母) 片桐はいり
名梨秀吉 岡田義徳
真境名マキ 浅丘ルリ子
昭子 小林聡美
絵美理 ともさかりえ
恵 もたいまさこ

セクシーボイスアンドロボ 各話レビュー

「セクシーボイスアンドロボ」オリジナル・サウンドトラック
「セクシーボイスアンドロボ」オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ



2007.05.30 Wednesday 01:03 | comments(2) | trackbacks(24) | 
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Eureka (2007/06/01 7:44 PM)
恋の切なさ&苦しさ。
ここんとこずいぶんご無沙汰かも(笑)
感情のスイッチが切れていたニコと
フィクションに生きていたロボ。
ふたりの成長物語、後編が楽しみです♪
マキの過去も。
honey (2007/06/01 8:22 PM)
Eurekaさん、こんばんは。

ロボ、おそい初恋なんでしょうか。
なかなか心揺さぶられる展開でしたね。
年齢差があってもニコとロボがお似合いだと思うんですが。

マキの過去、気になりますね。
元恋人が死にかけてるってことですし。。









セクシーボイスアンドロボ 第8回 感想
『恋愛と死・前編』
| ぐ〜たらにっき | 2007/05/30 1:18 AM |
セクシーボイスアンドロボ−第8話−
セクシーボイスアンドロボ−第8話 プッチーニ 前編−を見た。今回は「恋」のお話。表の顔は看護師で,裏では死んでいく人の最後の願いを叶えるためなら何でもやる「プッチーニ」である,昭子(小林聡美),絵美理(ともさかりえ),恵(もたいまさこ)の3人。「ひい
| まあぼの交差点 | 2007/05/30 1:51 AM |
セクシーボイスアンドロボ 第8話
プッチーニ、前・後編だったんですね〜。 普段は看護士、裏の顔は病気の人の最後の願いを叶えてくれる3人組プッチーニ。 マックスロボの腕をトイレに落とし、拾ってもらったことで、 ビビっと恋に落ちてしまったロボでしたが、 そのお相手というのがプッチーニの昭子{
| 日々緩々。 | 2007/05/30 9:36 AM |
セクシーボイスアンドロボ 【第8話】 恋愛と死・前編
セクシーボイスアンドロボ (日本テレビ系) ドラマ「セクシーボイスアンドロボ」第8話・プッチーニ前編。 ゲスト出演者は、小林聡美、ともさかりえ、もたいまさこ。 ■セクシーボイスアンドロボ 「第8話」 あらすじ  ニコ(大後寿々花)はマキ(浅丘ルリ子)
| THE有頂天ブログ | 2007/05/30 9:52 AM |
セクシーボイスアンドロボ VOICE 8:プッチーニ・前編
ロボってば、恋しちゃったのね(*・ ・*)ぽっ 再会を願ってそばをすすり続けたり、携帯をチュウさせてるロボの表情が きゃわゆ〜いo(≧∇≦)oキャ♪ 甲斐甲斐しくご飯作ったり、それをあ〜んしあったり、初々しいのぉ{/nezumi/} マックスロボより大切なモノを見つけた
| あるがまま・・・ | 2007/05/30 11:35 AM |
「セクシーボイスアンドロボ」第八回
 ニコ(大後寿々花)はマキ(浅丘ルリ子)から呼び出されて プッチーニという看護士の話を聞かされる。 「病気でもう助からない人の最後の願いをかなえてくれるの」マキ 「いい人なんですね・・」ニコ 「願えば、盗みもするし、場合によっちゃ人も殺す。 死んでい
| トリ猫家族 | 2007/05/30 3:31 PM |
セクシーボイスアンドロボ 第8話 プッチーニ前編
いいの、殺されても仕方が無いの。好きな人との約束だから。
| くつろぎ日記 | 2007/05/30 3:31 PM |
セクシーボイスアンドロボ 第8話 「恋愛と死・前編」
やっぱり見たら見たで、こんな雰囲気なんだよね・・・。 フィクションではなく現実の世界で恋をするロボ(松山ケンイチ)。おばさんじゃん!!って怒るニコ(大後寿々花)には笑ったけど・・・。
| テレビお気楽日記 | 2007/05/30 5:11 PM |
セクシーボイス アンド ロボ 第8話
死に逝く人の“最期の願い”を叶える看護師三人組・プッチーニ。 プッチーニ・絵美理…ともさかりえ プッチーニ・恵…もたいまさこ プッチーニ・昭子…小林聡美 出ました「すいか」のお三人 “プッチーニ” 登場のバ
| 塩ひとつまみ | 2007/05/30 6:02 PM |
日本テレビ「セクシーボイスアンドロボ」第8話:プッチーニ[前編]〜恋愛と死
前話が放送中止になったため、「連続ドラマ」としては1話飛んだ状態での放映。“1回パス”による影響があったか、なかったかはわかりませんが、みなさんはどう見ましたか?
| 伊達でございます! | 2007/05/30 6:20 PM |
セクシーボイスアンドロボ 第8話 ロボとの別れ
内容マキに呼び出されたニコは、プッチーニという女ばかりの3人組の話を聞く。死ぬ前に最後の願いを叶えるというプッチーニ。その頃ロボは、そば屋で勇者に出会っていた。便器に落としてしまった、マックスロボのウデを拾ってくれた昭子。彼女に惹かれていくロボ。一方
| レベル999のマニアな講義 | 2007/05/30 6:29 PM |
ニコと過ごした日々は楽しくて好きだったけど看護師さんといる苦しさが今は好きなんだ。夕焼けモードで。(松山ケンイチ)
つまり、浮気っていうか、新しい恋をした言い訳をロボは悪びれずに言う。ま、この場合
| キッドのブログinココログ | 2007/05/30 6:38 PM |
セクシーボイスアンドロボ Voice8
「オモテの顔は看護師で、裏の顔は病気で助からない人の
| 似合わないクツを脱ぎ捨てて | 2007/05/30 9:03 PM |
セクシーボイス アンド ロボ(第8話)
初めて、1話完結じゃありませんでしたね。 今日は、プッチーニ前編。。 病気の人の最後の願い事を叶えてくれる3人組、『プッチーニ』。 ラーメン屋のご主人の最後のお願いで プッチーニ絵美理(ともさかりえ)が採取してきたラーメンスープ。 すっごいマズいはずのそ
| 霞の気まぐれ日記 | 2007/05/30 9:06 PM |
セクシーボイスアンドロボ 8話「プッチーニ・前編」
昭子・絵美理・恵の3人は表の顔は病院勤めの看護師。だが、裏の顔は、死にゆく者の最後の願いを叶える為なら何でもやる”プッチーニ”と呼ばれていた。彼女達がマキを殺そうとしていると知ったニコは激しく同様。マキ殺害を阻止するべく、ロボに助けを求める。だが、よ
| まったり感想日記 | 2007/05/30 9:06 PM |
鴎+12&セクシーボイス&白鵬
セクシーボイスは7話が休止で今週はプッチーニ前編で微妙だったけども 白鵬は精神一到と口上して横綱に昇進で朝青龍とモンゴル横綱2人なって は清水が3失点で打線も沈黙したが逆転で4連勝し貯金12にだよ 8時半に起床しで白鵬の昇進を更新やTB返しなど1
| 別館ヒガシ日記 | 2007/05/30 9:42 PM |
『セクシーボイスアンドロボ』Voice8「恋愛と死・前編」(プッチーニ・前編)
今週は、無事放送されて、よかったよかった。 が、「前編」ということは当然後編があるわけあで。 今まで1話完結だったのに、、、。まさか。。。ないよね?
| つれづれなる・・・日記? | 2007/05/30 10:21 PM |
【ドラマ感想】 セクシーボイスアンドロボ「Voice8 プッチーニ...
1週あくと、ドラマ感想の書き方を忘れてしまったのか、無駄に長くなっちゃいました♪(待て)っていうか、泣く!感動して泣くんじゃなくて悲しくて泣く!ネタを詰め込みすぎなんじゃね?と突っ込みたい気はないとは言わないけど、やっぱり泣く!ロボとニコ、前半の二人
| 読書とジャンプ | 2007/05/30 11:59 PM |
《セクシーボイスアンドロボ》VOICE.8
ニコの曾じいちゃんが、危篤の知らせで、病院に駆けつけても、涙がでない自分に驚いたニコ。 地蔵堂のマキに呼ばれて、”プッチーニ”のことを聞かされた。 ラーメン屋で、よッちゃんと一緒にいると、プッチーニと言いながら、まずいラーメン汁を注射器で取っている女が
| まぁ、お茶でも | 2007/05/31 1:36 AM |
セクシーボイスアンドロボ Voice08
ロボォォォォオォ!!! あのロボが恋をしてフィクションはもういいなんて……。 オタクを卒業してリアルな彼女の手を引いてここではないどこかへ行く。 こっちから見たらロボ達の方がフィクションだわ!!! 夕焼けの中にいる人間、恋人達ってある意味現世から切
| 今日からきっといいお天気 | 2007/05/31 7:50 AM |
セクシーボイスアンドロボ 08「プッチーニ 前編」
1週空いたと思ったら何だか急展開です。ニコとマキさんの大凶、伊達じゃありませんね。 今回のゲストはプッチーニ。昼間は看護師、そして裏では死に行く者の最期の願いを叶えるというちょっと仕事人ちっくな女3人組。 もたいまさこ、小林聡美、もさかりえ。やっぱりこ
| はざまの欠片 | 2007/05/31 8:16 PM |
『セクシーボイスアンドロボ』“Voice8 プッチーニ・前編”の感想。
♪TBさせていただきます♪『セクシーボイスアンドロボ』“Voice8 プッチーニ・前編”の感想です! トイレにMAXロボ持って入ること自体は、気にならないやうで(笑)。
| まぜこぜてみよ〜う。by青いパン | 2007/06/01 5:48 PM |
『セクシーボイスアンドロボ 第8話』
今回は画像盛りだくさん。だってだって、とっても良かったんだもん前回、人質拉致事件のせいで1話分がとんでしまってほんと2週間すごく寂しかったその後に待っていたお話がこんなにステキだなんて。あ、でもまたスパイ話しじゃなくなっちゃったね。死期を迎えた患者さ
| *+*ぱらいそ・かぷりちょそ*+* | 2007/06/01 7:31 PM |
セクシーボイスアンドロボ 第8話
セクシーボイスアンドロボ 第8話 日本テレビ? 2007/05/29 (火) 22:00〜 「プッチーニ前編 」 原作 黒田硫黄 小学館スピリッツ増刊IKKI連載作品 ★はじめに 今回は、ニコがプッチーニ・絵美理を尾行するところなんかが、 スパイっぽく、BGMもよかったしワク
| シャブリの気になったもの | 2007/06/03 2:43 AM |