[ 仮面ライダー電王 ]
江戸時代につれてこられた良太郎。
「あらゆる時間を支配できる列車牙王ライナー」
「牙王ライナー?」
「とにかくクライマックスにはお前が必要なんだよ」
ふりむいてほほ笑む侑斗にスプレーをふきかけられ失神。
電車はいろんな時代をかけぬけます。
人力車をひくモモタロスがいたーーーー!!
ぼんやりとする目をあけると
ウラタロス良太郎、キンタロス、リュウタの姿が。
「また・・?」
「よっしゃ!入るで!」
とキンタロス憑依。
侑斗カンカン。
「野上のやつづいうつもりだ!
戦い放り出していなくなるなんて!」
「あああ、侑斗、たいへんだ。
あのイマジン、ふたつにわかれるタイプだった。
まだもう一体残ってた〜」とデネブ。
「何?!」
「くそ!デネブ。おまえ病院もどって契約者の妹みはってろ。
イマジンのやつ絶対またねらってくる」
デンライナー。
いらいらするモモ。
「おい!なんで急に良太郎がきえちまうんだ!」
「あたしだってわかんないわよ!なんとか、さがささないと。
愛理さんの店もたいへんなことになっちゃってるし」
ミルクディッパーは尾崎さんやナオミが接客。
ナオミのコーヒーのトッピングは黒いうずまき、、、、
ウン・・以下自粛。
デンライナーに侑斗がはいってきました。
「てめえ、何しに」
「野上は?」
「今さがしてるところだけど」
「なに?」
「良太郎、帰ってきたよ」とリュウタ。
そこへ変なものをぶらさげてボロボロになった良太郎が姿をみせました。
「良太郎!」
「どうしたんだ?そのかっこう」
「どうしたの?大丈夫?」
よろよろの良太郎。
「侑斗、いったいどいうこと?」
「なんのことだよ」
「いきなりあんな恐竜時代とか、江戸時代とかにつれてくなんて」
「は?」
「良太郎、何の話?」
「病院でイマジンと戦おうとしたとき
無理やりゼロライナーに乗せられて、気がついたら江戸時代にいたんだ。
それ以外にもいろんな時代とおったし」
「何いってんの?おまえ、大丈夫か?」
「おい、良太郎、おちつけって。
おまえ、悪い夢でもみたんじゃねえのか」と心配するモモ。
「これ夢だと思う?(手にもってるものをみせて)
ゆうべ君がきたと思ったのも夢じゃなかったんだ。
あのときはウラタロスで今度はキンタロスが僕に入ってた。
変なスプレーのせいでよくおぼえてないけど」
「ちょっと待ってよ。僕は何もしてないよ」とウラ。
「俺も、寝耳に水やで」とキン。
「でもまちがいないよ。
で、気がついたらこんな恰好で放り出されてて。
ほんとに何しようとしてるわけ?」
めずらしく侑斗をにらみつける良太郎。
「なんのことだか全然わかんないね」
「ちょっと待って」
侑斗はでていこうとし、良太郎は足をひきずってついていきます。
「良太郎」
「侑斗」
「あのなあ。俺はずっと病院で戦ってたんだ。
誰かさんのせいでなあ」
「それはあやまるけど、でもデネブが」
「デネブも俺といっしょにいた。
おまえ、どっかで倒れて夢でもみてたんだろ。
倒れるのが得意技だもんなあ。
もうおまえいいよ。俺がやる」
「ちょっと待って。僕がやる」
デンライナー。ハナに
「とめなくてよかったのかな。
良太郎、けっこうボロボロっぽいけど」とウラ。
「とめられるかどうか見りゃわかんだろ!
まじだぜ、ありゃ」とモモ。
「あんな良太郎、はじめてみた」とハナ。
「ええことや。
男同士、ぶつかりあったらええんや。うん!」とキン。
「いったいどういうこと?そんな昔にいけるなんて」
机の上にあった刀を手にするリュウタ。
「う〜わ、まじこれすごい!本物?!本物?!」
「こらやめろ!ガキはさわるんじゃねえ!」
「方法ならあります」とオーナー。
イマジンを一度におとなしくさせるさすがの迫力。
「びっくりさせんな!おっさん!」
「人の記憶を頼らずどんな時間へも
いける方法がひとつだけ。
しかしその方法は今は失われています。
ありえないはずなんですがねえ。
あ・りえない」
病院にきた侑斗と良太郎。
「あの子の兄貴が契約者だ。
妹に星空をみせたいってのが願いらしい」
「星空。そっか。都会じゃ星をみるにも空が明るすぎるもんね。
あの子も好きなんだ。星」
「イマジンはまたくる。
あの子さらってどっかでてきとうに
星みせたら契約完了ってつもりだろうな」
「ここでみはってれば。」
「おまえほんとにできるんだろうな。
また急にいなくなられたんじゃたまらないぞ」
「大丈夫。やるよ。君がまた変な邪魔しないでくれれば」
「しつこいな。
まあいいや。カードが節約できればそれで」
その二人をみつめるもうひとりの侑斗。
イマジン。
「わざわざ子どもなどさらわわなくても
こっちのほうが手っ取り早いぜ!」
鉄塔を破壊。
ミルクディッパーにかえってきた愛理さんと三浦さん。
「よかったですね、たいしたことなくて」
「心配かけてすみませんでした」
「いいえ」
店の中は大賑わい。
愛理さんをみつけてはしゃぐ尾崎さん。
ナオミが差し出したコーヒーは青に黄色のトッピング。
「え?これ、コーヒー?」
そのとき停電がおきました。
たちあがる侑斗と良太郎。
窓から外をのぞくと町のあかりが次々ときえ
まっくらになり、夜空には星がみえました。
「停電」
「まさか!」
女の子は「星・・」とうれしそう。
「やられた!イマジンがとぶ!」
「ふう、契約完了だ」すでにとんだイマジン。
カードをかざすと2001.11.18。
「この日付に記憶は?」
「まゆの6歳の誕生日だ。
まだ今みたいにしょっちゅう入院することもなくて
元気で。俺はいけなかったけど、この日みた星空は
まゆにとって元気だった自分とかさなって
忘れられないんだ。
だから今度、おれがまゆにみせてやろうって。
きっと、元気がでる」
「なるほどね」
「イマジンおわなきゃ」
といいながら倒れる良太郎をみて
チケットをみつめる侑斗。
しかしそのチケットを手にとる良太郎。
「言ったでしょ。僕がやるって」
「好きにしろよ」
イマジンをおう電王。みおくる侑斗。
『侑斗、さっきのはやさしいかんじした。
いいかんじ・・』とデネブ。
「黙れ!そういうこというからやなんだよ」
侑斗の前にあらわれたもうひとりの侑斗。
2001年11月18日。
家族を見送る青木。
「たのしんできてね」
「おにいちゃん、いってきます。星いっぱいみてくるね」
「いってらっしゃい」
車は出発、そして青木少年からイマジンが。
スコーピオンイマジン、あばれます。
帽子の桜井さんも。
そこへ電王。
「電王!こんなところまでおいかけてくるとはごくろうだな!」
『おい、良太郎!きげんなおったんなら俺にやらせろよ』とモモ。
「うん、ごめん」
と良太郎が赤いボタンをおそうとしたとき
『ねえ!たまには僕もやりたい!』
『何?!』
リュウタ、憑依。
ガンフォームに変身。
「行くよ。
おまえ倒すけど、いい?答えはきかないけど」
「答えるつもりもない!
こないだの仇をうってやらあ!」
「バーン!」
楽しそうに戦うガンフォーム。。
「おまえけっこうおもしろいねえ。もっとやってよ」
「へんなやつだなあ」
その様子をかげからみているゼロノス。
「さっさと片付けて貰わないと
いつまでもはじまらないんだよ。
クライマックスシーンが」
ゼロノスがイマジンを攻撃。
『なに?いまの?』
「僕、やってないよ?ああ?
あ〜もう!邪魔されんのきらい。
もうおもしろくなくなっちゃった」
と赤いボタンをおすリュウタ。
「おもしろくねえのはこっちだ〜〜!」
「もっと早くかわれ、このバカ!
俺、参上!
来いよ来いよ来いよ!」
モモも楽しそう。。。。
「行くぜ行くぜ行くぜー!
よ〜し、そろそろきめてやるぜ。
必殺。俺の必殺技、パート5!」
イマジン撃破。
元にもどる良太郎をまっていた侑斗。
「おわったよ」
「みればかわるっつーの」
ふたりは病院へ。
「おい、おわったんだから帰ればいいだろ」
「彼女にちょっと用があるんだ。
つれていきたいところが」
「あとにしろ。俺にもつれてくとこがある」
「え、どこに」
「おまえこそどこに連れてく気だ」
「こっちは希望ケ丘」 「希望ケ丘」
同じ場所をつぶやいて驚ろくふたり。
まゆと青木は星をみています。
「きれい〜。あ。流れ星。あっちも!あっちも!」
「へ〜。けっこうみられるんだなあ」
「最初に星をみにいったときもそうだったよ。
星がい〜っぱいながれて」
「え?」
「ずっとお兄ちゃんにもみせたいなあって思ってた。
きょう、いっしょにみられてよかたったぁ」
「そう」
「あの子がみたかったのはただの星じゃなくて、流れ星だったんだ」
「2001年11月18日は、マクノーンとアッシャー・リロン(?)が
しし座流星群を予測していた日だからな。
大量に流星がみられたはずだ。そりゃ印象に残るだろう」
「僕はただ、ここにくれば綺麗な星空がみられると思って。
でも、流れ星もみられてよかったよ。偶然だけど」
「偶然じゃない。
この時期はペルセウス座流星群が活発になるんだ。
一番見やすい流星群でもあるしな」
星空をみあげる侑斗の横顔をみる良太郎は
姉の婚約者を思い出します。
『桜井侑斗・・同じ名前』
「野上。正直おまえがあんな状態で
戦いにいくとは思わなかった」
「え」
「それだけ」
空には流れ星。
「過去につれていかれたことで、君を疑ったのは、ごめん」
「ああ、あれ。
あれはおまえが正しかった」
「え?」
「そろそろお迎えだ」
そこにゼロライナーがきてデネブがおりてきました。
「野上、ごめん」
良太郎をお姫様だっこでかかえるデネブ。
「おろして〜」
「野上、がんばってこいよ!」
と侑斗笑顔。
「なんのこと〜〜。ちょっと」
「黙ってなさい」とデネブ。
ゼロライナーの最後尾デッキにはもうひとりの侑斗が手を振って挨拶。
ゼロライナーに乗せられた良太郎のところに侑斗もやってきました。
「侑斗。これっていったい」
「いったろ。クライマックスの手がたりないって」
「意味がわからないんだけど」
「俺は少し先の未来からきた。
かなりまずいことがおきてるからさ」
「まずいことって」
「デンライナーがハイジャックされた」
「ええっ?」
檻にいれられたモモタロスー!
「人質とは卑怯なマネしやがって」
牙王の姿もみえます。
「時の列車ばかり狙う牙王ってやつが
デンライナーをのっとったんだ。
やつの狙いは時間を支配できる神の列車だ」
「神の列車」
「このままじゃすべての時間がけされるかもしれない」
「そんな」
「だから牙王を倒す。
そのためにいろんな時間からおまえを集めてたんだ」
「最後のひとりは苦労した。
戦いの助っ人までしたし」
ゼロライナーをおりるなりリュウタがつきました。
ウラタロス良太郎にキンタロス良太郎も。
「じゃあ、行くか!
牙王はもう1988年にむかった」
「けっこうおもしろいことになりそうだな」
ともうひとりの侑斗。
とらわれのモモをのぞき三人いっしょに変身するようで
それぞれベルトをもってます。
1988年にいそぐゼロライナー!
オーナーが宣伝。
「桜井侑斗くんが用意したクライマックスシーン!
その時間にいくには、
別のチケットが必要ですよぉぉぉぉ」
2007.8.4劇場版公開!
映画の大宣伝続行中。
侑斗も星好きだし、婚約者とは別人みたいけど
基本が同じなのか。
仮面ライダーにドッペルゲンガーのタブーはないんですね。
ひとりずつしか変身できないのは不便だけど
これはよく考えたなあ。
久々のモモの必殺技もみられたし。
リュウタは子どもそのもの!!
あなふうに怒った良太郎ははじめてかも。
(モモが悪いことして叱ったのとはまた別で)
あと、ナオミが愛理さんから
おいしいコーヒーの入れ方を学んだかどうかが
ものすごく気になります(*^。^*)
アニメ銀魂65話↓でリュウタロスが沖田に憑いてました(^O^)
関連記事
銀魂 第65話「少年はカブト虫を通し生命の尊さを知る」
デンライナーの車窓から
劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!メイキング
キャスト
野上良太郎(18) 佐藤健
ハナ(19) 白鳥百合子
ナオミ 秋山莉奈
オーナー 石丸謙二郎
野上愛理(22) 松本若菜
尾崎正義 永田彬
三浦イッセー 上野亮
桜井侑斗(中村優一)
モモタロス(声・関俊彦)
ウラタロス(声・遊佐浩二)
キンタロス(声・てらそままさき)
リュウタロス(声・鈴村健一)
デネブ(声・大塚芳忠)
青木(山本康平)
青木真由(渡邊沙帆加)
牙王 渡辺裕之

ちびボイス 仮面ライダー電王 (BOX)

ヒーローヴィジョン 27 (ソノラマMOOK)

仮面ライダー電王 キャラクターブック01
![劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生 ! 完全攻略マニュアル 2007年 08月号 [雑誌]](http://ec1.images-amazon.com/images/I/3132JKPAZJL.jpg)
劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生 ! 完全攻略マニュアル 2007年 08月号 [雑誌]

Perfect-Action~Double-Action Complete Collection~
TVサントラ

仮面ライダー電王 オリジナルサウンドトラック
「あらゆる時間を支配できる列車牙王ライナー」
「牙王ライナー?」
「とにかくクライマックスにはお前が必要なんだよ」
ふりむいてほほ笑む侑斗にスプレーをふきかけられ失神。
電車はいろんな時代をかけぬけます。
人力車をひくモモタロスがいたーーーー!!
ぼんやりとする目をあけると
ウラタロス良太郎、キンタロス、リュウタの姿が。
「また・・?」
「よっしゃ!入るで!」
とキンタロス憑依。
侑斗カンカン。
「野上のやつづいうつもりだ!
戦い放り出していなくなるなんて!」
「あああ、侑斗、たいへんだ。
あのイマジン、ふたつにわかれるタイプだった。
まだもう一体残ってた〜」とデネブ。
「何?!」
「くそ!デネブ。おまえ病院もどって契約者の妹みはってろ。
イマジンのやつ絶対またねらってくる」
デンライナー。
いらいらするモモ。
「おい!なんで急に良太郎がきえちまうんだ!」
「あたしだってわかんないわよ!なんとか、さがささないと。
愛理さんの店もたいへんなことになっちゃってるし」
ミルクディッパーは尾崎さんやナオミが接客。
ナオミのコーヒーのトッピングは黒いうずまき、、、、
ウン・・以下自粛。
デンライナーに侑斗がはいってきました。
「てめえ、何しに」
「野上は?」
「今さがしてるところだけど」
「なに?」
「良太郎、帰ってきたよ」とリュウタ。
そこへ変なものをぶらさげてボロボロになった良太郎が姿をみせました。
「良太郎!」
「どうしたんだ?そのかっこう」
「どうしたの?大丈夫?」
よろよろの良太郎。
「侑斗、いったいどいうこと?」
「なんのことだよ」
「いきなりあんな恐竜時代とか、江戸時代とかにつれてくなんて」
「は?」
「良太郎、何の話?」
「病院でイマジンと戦おうとしたとき
無理やりゼロライナーに乗せられて、気がついたら江戸時代にいたんだ。
それ以外にもいろんな時代とおったし」
「何いってんの?おまえ、大丈夫か?」
「おい、良太郎、おちつけって。
おまえ、悪い夢でもみたんじゃねえのか」と心配するモモ。
「これ夢だと思う?(手にもってるものをみせて)
ゆうべ君がきたと思ったのも夢じゃなかったんだ。
あのときはウラタロスで今度はキンタロスが僕に入ってた。
変なスプレーのせいでよくおぼえてないけど」
「ちょっと待ってよ。僕は何もしてないよ」とウラ。
「俺も、寝耳に水やで」とキン。
「でもまちがいないよ。
で、気がついたらこんな恰好で放り出されてて。
ほんとに何しようとしてるわけ?」
めずらしく侑斗をにらみつける良太郎。
「なんのことだか全然わかんないね」
「ちょっと待って」
侑斗はでていこうとし、良太郎は足をひきずってついていきます。
「良太郎」
「侑斗」
「あのなあ。俺はずっと病院で戦ってたんだ。
誰かさんのせいでなあ」
「それはあやまるけど、でもデネブが」
「デネブも俺といっしょにいた。
おまえ、どっかで倒れて夢でもみてたんだろ。
倒れるのが得意技だもんなあ。
もうおまえいいよ。俺がやる」
「ちょっと待って。僕がやる」
デンライナー。ハナに
「とめなくてよかったのかな。
良太郎、けっこうボロボロっぽいけど」とウラ。
「とめられるかどうか見りゃわかんだろ!
まじだぜ、ありゃ」とモモ。
「あんな良太郎、はじめてみた」とハナ。
「ええことや。
男同士、ぶつかりあったらええんや。うん!」とキン。
「いったいどういうこと?そんな昔にいけるなんて」
机の上にあった刀を手にするリュウタ。
「う〜わ、まじこれすごい!本物?!本物?!」
「こらやめろ!ガキはさわるんじゃねえ!」
「方法ならあります」とオーナー。
イマジンを一度におとなしくさせるさすがの迫力。
「びっくりさせんな!おっさん!」
「人の記憶を頼らずどんな時間へも
いける方法がひとつだけ。
しかしその方法は今は失われています。
ありえないはずなんですがねえ。
あ・りえない」
病院にきた侑斗と良太郎。
「あの子の兄貴が契約者だ。
妹に星空をみせたいってのが願いらしい」
「星空。そっか。都会じゃ星をみるにも空が明るすぎるもんね。
あの子も好きなんだ。星」
「イマジンはまたくる。
あの子さらってどっかでてきとうに
星みせたら契約完了ってつもりだろうな」
「ここでみはってれば。」
「おまえほんとにできるんだろうな。
また急にいなくなられたんじゃたまらないぞ」
「大丈夫。やるよ。君がまた変な邪魔しないでくれれば」
「しつこいな。
まあいいや。カードが節約できればそれで」
その二人をみつめるもうひとりの侑斗。
イマジン。
「わざわざ子どもなどさらわわなくても
こっちのほうが手っ取り早いぜ!」
鉄塔を破壊。
ミルクディッパーにかえってきた愛理さんと三浦さん。
「よかったですね、たいしたことなくて」
「心配かけてすみませんでした」
「いいえ」
店の中は大賑わい。
愛理さんをみつけてはしゃぐ尾崎さん。
ナオミが差し出したコーヒーは青に黄色のトッピング。
「え?これ、コーヒー?」
そのとき停電がおきました。
たちあがる侑斗と良太郎。
窓から外をのぞくと町のあかりが次々ときえ
まっくらになり、夜空には星がみえました。
「停電」
「まさか!」
女の子は「星・・」とうれしそう。
「やられた!イマジンがとぶ!」
「ふう、契約完了だ」すでにとんだイマジン。
カードをかざすと2001.11.18。
「この日付に記憶は?」
「まゆの6歳の誕生日だ。
まだ今みたいにしょっちゅう入院することもなくて
元気で。俺はいけなかったけど、この日みた星空は
まゆにとって元気だった自分とかさなって
忘れられないんだ。
だから今度、おれがまゆにみせてやろうって。
きっと、元気がでる」
「なるほどね」
「イマジンおわなきゃ」
といいながら倒れる良太郎をみて
チケットをみつめる侑斗。
しかしそのチケットを手にとる良太郎。
「言ったでしょ。僕がやるって」
「好きにしろよ」
イマジンをおう電王。みおくる侑斗。
『侑斗、さっきのはやさしいかんじした。
いいかんじ・・』とデネブ。
「黙れ!そういうこというからやなんだよ」
侑斗の前にあらわれたもうひとりの侑斗。
2001年11月18日。
家族を見送る青木。
「たのしんできてね」
「おにいちゃん、いってきます。星いっぱいみてくるね」
「いってらっしゃい」
車は出発、そして青木少年からイマジンが。
スコーピオンイマジン、あばれます。
帽子の桜井さんも。
そこへ電王。
「電王!こんなところまでおいかけてくるとはごくろうだな!」
『おい、良太郎!きげんなおったんなら俺にやらせろよ』とモモ。
「うん、ごめん」
と良太郎が赤いボタンをおそうとしたとき
『ねえ!たまには僕もやりたい!』
『何?!』
リュウタ、憑依。
ガンフォームに変身。
「行くよ。
おまえ倒すけど、いい?答えはきかないけど」
「答えるつもりもない!
こないだの仇をうってやらあ!」
「バーン!」
楽しそうに戦うガンフォーム。。
「おまえけっこうおもしろいねえ。もっとやってよ」
「へんなやつだなあ」
その様子をかげからみているゼロノス。
「さっさと片付けて貰わないと
いつまでもはじまらないんだよ。
クライマックスシーンが」
ゼロノスがイマジンを攻撃。
『なに?いまの?』
「僕、やってないよ?ああ?
あ〜もう!邪魔されんのきらい。
もうおもしろくなくなっちゃった」
と赤いボタンをおすリュウタ。
「おもしろくねえのはこっちだ〜〜!」
「もっと早くかわれ、このバカ!
俺、参上!
来いよ来いよ来いよ!」
モモも楽しそう。。。。
「行くぜ行くぜ行くぜー!
よ〜し、そろそろきめてやるぜ。
必殺。俺の必殺技、パート5!」
イマジン撃破。
元にもどる良太郎をまっていた侑斗。
「おわったよ」
「みればかわるっつーの」
ふたりは病院へ。
「おい、おわったんだから帰ればいいだろ」
「彼女にちょっと用があるんだ。
つれていきたいところが」
「あとにしろ。俺にもつれてくとこがある」
「え、どこに」
「おまえこそどこに連れてく気だ」
「こっちは希望ケ丘」 「希望ケ丘」
同じ場所をつぶやいて驚ろくふたり。
まゆと青木は星をみています。
「きれい〜。あ。流れ星。あっちも!あっちも!」
「へ〜。けっこうみられるんだなあ」
「最初に星をみにいったときもそうだったよ。
星がい〜っぱいながれて」
「え?」
「ずっとお兄ちゃんにもみせたいなあって思ってた。
きょう、いっしょにみられてよかたったぁ」
「そう」
「あの子がみたかったのはただの星じゃなくて、流れ星だったんだ」
「2001年11月18日は、マクノーンとアッシャー・リロン(?)が
しし座流星群を予測していた日だからな。
大量に流星がみられたはずだ。そりゃ印象に残るだろう」
「僕はただ、ここにくれば綺麗な星空がみられると思って。
でも、流れ星もみられてよかったよ。偶然だけど」
「偶然じゃない。
この時期はペルセウス座流星群が活発になるんだ。
一番見やすい流星群でもあるしな」
星空をみあげる侑斗の横顔をみる良太郎は
姉の婚約者を思い出します。
『桜井侑斗・・同じ名前』
「野上。正直おまえがあんな状態で
戦いにいくとは思わなかった」
「え」
「それだけ」
空には流れ星。
「過去につれていかれたことで、君を疑ったのは、ごめん」
「ああ、あれ。
あれはおまえが正しかった」
「え?」
「そろそろお迎えだ」
そこにゼロライナーがきてデネブがおりてきました。
「野上、ごめん」
良太郎をお姫様だっこでかかえるデネブ。
「おろして〜」
「野上、がんばってこいよ!」
と侑斗笑顔。
「なんのこと〜〜。ちょっと」
「黙ってなさい」とデネブ。
ゼロライナーの最後尾デッキにはもうひとりの侑斗が手を振って挨拶。
ゼロライナーに乗せられた良太郎のところに侑斗もやってきました。
「侑斗。これっていったい」
「いったろ。クライマックスの手がたりないって」
「意味がわからないんだけど」
「俺は少し先の未来からきた。
かなりまずいことがおきてるからさ」
「まずいことって」
「デンライナーがハイジャックされた」
「ええっ?」
檻にいれられたモモタロスー!
「人質とは卑怯なマネしやがって」
牙王の姿もみえます。
「時の列車ばかり狙う牙王ってやつが
デンライナーをのっとったんだ。
やつの狙いは時間を支配できる神の列車だ」
「神の列車」
「このままじゃすべての時間がけされるかもしれない」
「そんな」
「だから牙王を倒す。
そのためにいろんな時間からおまえを集めてたんだ」
「最後のひとりは苦労した。
戦いの助っ人までしたし」
ゼロライナーをおりるなりリュウタがつきました。
ウラタロス良太郎にキンタロス良太郎も。
「じゃあ、行くか!
牙王はもう1988年にむかった」
「けっこうおもしろいことになりそうだな」
ともうひとりの侑斗。
とらわれのモモをのぞき三人いっしょに変身するようで
それぞれベルトをもってます。
1988年にいそぐゼロライナー!
オーナーが宣伝。
「桜井侑斗くんが用意したクライマックスシーン!
その時間にいくには、
別のチケットが必要ですよぉぉぉぉ」
2007.8.4劇場版公開!
映画の大宣伝続行中。
侑斗も星好きだし、婚約者とは別人みたいけど
基本が同じなのか。
仮面ライダーにドッペルゲンガーのタブーはないんですね。
ひとりずつしか変身できないのは不便だけど
これはよく考えたなあ。
久々のモモの必殺技もみられたし。
リュウタは子どもそのもの!!
あなふうに怒った良太郎ははじめてかも。
(モモが悪いことして叱ったのとはまた別で)
あと、ナオミが愛理さんから
おいしいコーヒーの入れ方を学んだかどうかが
ものすごく気になります(*^。^*)
アニメ銀魂65話↓でリュウタロスが沖田に憑いてました(^O^)
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デンライナーの車窓から
劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!メイキング
キャスト
野上良太郎(18) 佐藤健
ハナ(19) 白鳥百合子
ナオミ 秋山莉奈
オーナー 石丸謙二郎
野上愛理(22) 松本若菜
尾崎正義 永田彬
三浦イッセー 上野亮
桜井侑斗(中村優一)
モモタロス(声・関俊彦)
ウラタロス(声・遊佐浩二)
キンタロス(声・てらそままさき)
リュウタロス(声・鈴村健一)
デネブ(声・大塚芳忠)
青木(山本康平)
青木真由(渡邊沙帆加)
牙王 渡辺裕之

ちびボイス 仮面ライダー電王 (BOX)

ヒーローヴィジョン 27 (ソノラマMOOK)

仮面ライダー電王 キャラクターブック01
![劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生 ! 完全攻略マニュアル 2007年 08月号 [雑誌]](http://ec1.images-amazon.com/images/I/3132JKPAZJL.jpg)
劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生 ! 完全攻略マニュアル 2007年 08月号 [雑誌]

Perfect-Action~Double-Action Complete Collection~
TVサントラ

仮面ライダー電王 オリジナルサウンドトラック
流れ星の話はきれいにまとまって、良い感じに収まりが付きました。
今週はいろんな意味でホッとしましたが、映画PRは続行中なんですね。
けっこうネタバレ?というのが多い気が…。
良太郎と侑斗の関係が少しづつ深まってきてるのが良い感じです。
隆盛について語る侑斗を見る良太郎が明らかに違ってきてますね。
しかし…本当にここまで映画をPRするとは思ってませんでした。
いや、思い切ってますね電王。
ナオミさんのコーヒーは私も気になりました。
愛理さんから少しで良いから学んで欲しい…。