2008.07.06 Sunday
コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 13 『過去 から の 刺客』
「今はまだ、誰も知らない。
ブリタニアの少年、ルルーシュの思惑とは別に
数多な欲と感情のうねりがあることを。
ならば、ルルーシュは もうひとつの敵を相手にせねばならない。
しかしその相手は、見据えねば敵は、
まさに人の業そのものとなる。
希望と贖罪、自由と孤独。
だが、世界という塊はは個人の意志とは無関係に
ただ流れ行くだけ・・・」
水泳部の部室。
「ねえねえ。ルルーシュくんとはどうなってるの?」
「えっ?」
「学校公認のカップルだもんね〜」
「もうキスはした?」
「あれはただのイベントで、まだなんにも」
と顔を赤く染めるシャーリー。
「照れることはないさ。
おまえがルルーシュに惚れてることはみんな知ってる」
「もう!ヴィレッタ先生まで〜」
「好きなんだろう?
私のことを撃つくらいに」
「えっ?」
「つらかったよ。
自分を撃った女と、毎日にこやかにくらさなきゃならないなんて。
だが私は、教師という仮面をかぶらなければならなかった」
ヴィレッタから仮面がはずれます。
「シャーリー・フェネット。よくも私を撃ってくれたな」
「あっ・・あっ う。」
走るシャーリー。
他の生徒たちの仮面もはずれました。
「あっ、ルル!」
ルルーシュの仮面もはずれます。
蘇る記憶。
「きゃ〜〜〜ああ」
はっと目を覚ますシャーリー。
『そう・・ルルはゼロで、お父さんのかたきなんだ・・』
中華連邦。
敵と戦うシンクー。
藤堂さんと連絡をとるルルーシュ。
「剣門関はおちたか。
マカオの空軍施設もおさえた。
カザフスタンの守りには朝比奈とホングをまわせばいいとして
健業の内政担当は水無瀬と杉山にまかせるか」
「順調みたいだね、兄さん」
「敵といっても、我々を受け入れない地方軍閥が
バラバラに兵をあげているだけだからな」
「地方軍閥をまとめられる旗印は、兄さんが先に手にいれてしまったし」
「そういうことだ」
「どこに?」
「イケブクロの様子をみてくる。
宿題の続きは、帰ってからみてやるよ」
「いってらっしゃい」
1人電車に乗るシャーリー。
『ルルはゼロだった。
ヴィレッタ先生は軍人。
カレンは黒の騎士団。
じゃあニーナは?会長は?リヴァルは?
おかしいのは、学校だけ?
どうしてナナちゃんが総督なの?
何がうそで、何が本当なの?』
「準急列車は3番線に10分遅れて停車します。
オオクボ駅までは2番線より発車します各駅停車が先着します」
「いいだろう。初期段階としては充分だ」とルルーシュ。
「ではこのスタイルで作業を続行します」
と答える駅員。ギアスにかかっています。
「お客さまにキャンペーンのお知らせです。現在期間限定・・」
「シャーリー!」とスザク。
「あっ・・あっ」
と身をひるがえしたシャーリーの腕をつかむスザク。
「待って!僕だよ」
「あっ」
「どうしたの?急によびだして」
「う、うん・・」
「シャーリー?」とそこにルルーシュ。
「ルルーシュ」
「あっ・・」
ロロのもとへやってきたヴィレッタ。
「ルルーシュは?デートか?」
「G列車のテストにいきましたよ」
「ふん。なら、好都合だ」
「え?」
「ロロ、おまえはなぜ寝返った?
私と違い嚮団から派遣されている以上」
「なんですか?その質問は。
兄さんと僕の間を・・」
それをさえぎる通信。
「B7より司令部へ。に
礼拝堂付近に不審者発見」
B5 B9が確保に向かいました」
B5、B9を倒すジェレミア。
「ふん。ルルーシュの居場所をきいただけでこれか」
「ジェレミア卿!なぜ」と驚くヴィレッタ。
「対象はクラブハウスに向かっています。
B2 B8も排除されました」
「校内放送を。
他の生徒を対象エリア外に」とロロ。
「学園より生徒の皆さんに緊急連絡です。
クラブハウス近くに立ち入らないでください。
不審者が目撃されています」
クラブハウス前にたつ咲世子。
「どきたまえ。
なるべくなら女性は殺したくない」
「私もなるべくなら
無駄な殺生は避けたかったのですが・・」
「ほう」
「いざ」
ジェレミアにむかっていく咲世子。
しかし武器ははじかれて通らず。
「機械?」
「ゼロのおかげでな」
嚮団。
「彼らは神を殺すと・・」とバトレー。
「神?」とコーネリア。
「何かの比喩表現かとも思いましたが
少なくとも、彼等はそう信じています」
「バカな。神など存在するわけがない」
「そうだね」とV.V.の声がしてふりむくふたり。
「背中に翼のはえた女神様とか
長いひげの老人とか、そんな神様はね」とV.V.。
V.V.にむかってナイフをなげるコーネリア。
「あっ」と驚くバトレー。
「コーネリア様」
「どんなギアスを使うかわからぬ。
相手が子どもといえど油断はできない」
「そうだね」
とまたV.V.の声がして驚くふたり。
「さすがは音にきこえたコーネリア皇女殿下。
ぼくも伯父として誇りに思うよ」
「バカな・・・」
「僕らは誓ったんだ。
人々を争わせるような神なら、
殺してしまおうって」
再び咲世子とジェレミア。
「たとえ改造人間でも、むきだしの生体部分なら!」
「狙いはよし」
「とめます!ルルーシュ様のために!」
クナイを刺します。
「よき体術だ。
されどこのジェレミア・ゴットバルトには」
「くっ」
「咲世子!」
ロロがやってきました。
「時を奪う!」
ギアス発動。
「咲世子。僕がこいつを止めている間に」
「わかりました」
ジェレミアにむかう咲世子。
しかし動き出したジェレミアにやられて倒れます。
「そんな・・僕のギアスが・・
絶対停止の結界が・・」
ロロを押さえつけるジェレミア。
「ロロ・ランペルージ。
やはり籠絡されていたか」
「どうして、ギアスが」
「それゆえに私が選ばれた」
嚮団からの刺客として」
「ジェレミア卿!」
「はっ」
「ヴィレッタ。
おまえもルルーシュにとりこまれたのか?」
「ルルーシュは今イケブクロの駅ビルにいます。
お願いです、ジェレミア卿。
私を解放してください」
ヴィレッタをにらむロロ。
「ひきうけた」
シャーリーとルルーシュとスザク。
『どうしよう。スザク君を呼び出してみたけど
何をいえば。ルルもいるし』
『シャーリー。どういうつもりだ?
誘ったのはスザクのほうか?』
『リヴァルは、ルルーシュが
ずっと日本にいたと言っていた。
機情の報告も白だと証言しているのにも
なぜ僕は信じられないんだ』
咲世子が手当てをうけています。
「ヴィレッタ、あなたは兄さんを裏切るんですか。
それとも」
「ルルーシュに連絡しろ。
ここは私が守るから、
おまえたちはイケブクロに向かえ。
ルルーシュが待ち受ければ、
ジェレミア卿をはさみうちにできる」
シャーリーたち。
『言わなくちゃ、スザクくんに。
ルルはゼロで、お父さんのかたきで・・』
「境界線だな、ここは」
「租界とゲットー。
でもなくしてみせる。いつか」
『はっ。
待って。この2人が共犯だったら。
エリア11を日本に戻すために。
そうよ、2人は昔からの親友で』
また仮面がはずれます。
ふたりにむきあうシャーリー。
「あっ」
「どうしたんだ、シャーリー」
仮面を踏み割れる音。
「はっ!いやー!」
シャーリーは端のほうへ。
「あっ」
「シャーリー!」
「来ないで!
うそつき!みんな偽物のくせに!
私は・・」
下に落ちたシャーリーの腕をつかむルルーシュ。
「くっ・・うっ・・くっ」
シャーリーをつかむルルーシュの足をつかむスザク。
下をみて「はっ!」とするシャーリーは
上をみあげルル
「いや!離して!離して!」
「だめだ!
離さない!
俺はもう、俺はもう、失いたくないんだ。
何一つ失いたくない・・、シャーリー」
「うん」
「スザク!」
「うっ・・くっ」」
シャーリーとルルをひきあげます。
「ねえ、まえにもこんなことあったよね」
「え」
「ほら、ふたりがアーサーをつかまえようとして」
「ああ、そういえば」
「たしかにあったな。そんなことが」
「引き上げる役はいつもスザクくんだね」
「ルルーシュが上だったら、ふたりとも落ちてるよ」
「体力バカが。
そこまで言うんだったら、落ちる前に助けろ」
「無理言うなよ。あっ」
『何笑ってる・・ルルーシュはユフィを・・』
『違う。一人なんだ・・ルルは』と思うシャーリー。
そこへルルーシュに電話がはいります。
「あっ」
「ああ、ごめん」
「兄さん、気をつけて。そっちにジェレミアが向かってる。
嚮団の刺客なんだ。僕のギアスがきかなかった」
「あいつが生きていた?刺客とはどういうことだ?」
「わからない。とにかく、僕らがいくまで、無茶はしないで」
電話をきるルルに近づくスザクたち。
「何かあったのかい?」
『まずいな。スザクがいては』
「友達からの電話ってわけじゃなさそうだけど。
(シャーリーに小突かれ)いてっ」
「ダメだよ〜、スザクくん。
私の用事が先でしょ」
「ああ」
「そういえば、ふたりで待ち合わせしてたんだよな?」
「やきもちやいてくれた?
ありがとう、ルル」
「待ってくれないかな、先に・・」
「さあ、いきましょう、スザクくん」
とスザクの手をひっぱってつれていくシャーリー。
『ここは戦場になる。
シャーリーの安全を考えれば
スザクと一緒にいるのが一番いいはず・・』
ジェレミア卿に職質する警官。
「ジェレミア・ゴットバルトか」
「そうだが」
いきなり発砲。
「何?」「防弾対策を」
「なるほど。ルルーシュのギアスにかかっているのか」
ギアスキャンセラー発動。
「え?」「あれ?」
正気に戻った警官はジェレミアに倒されます。
あたりがさわがしくなります。
それを上からみているルルーシュ。
「ギアスがきかないだけではない。
解除する力もあるのか」
持っていた装置のスイッチをおすと煙がでます。
「火事だ!」「テロだ!」
上をみてルルーシュに気付くジェレミア。
「さあ、あがってこい。オレンジ」
シャーリーとスザク。
「なんだい?大事な話って」
「私は、私はルルが好き。
スザク君は嫌い?」
「僕は・・・好きだった」
「今は?」
「・・」
「変だと思ったんだ。
前はあんなに仲がよかったのに。
ケンカでもしたの?」
「許せないんだ」
「許せないことなんてないよ。
それはきっとスザク君が許さないだけ。
許したくないの、きっと」
「あっ」
「私はもう、とっくに許したわ」
「シャーリー、君は・・・」
そのとき騒ぎに気づくスザク。
「消防に連絡は?」
「軍のほうが先じゃないのか?このケースは・・あっ」
「あっ」
「ナイトオブセブンの枢木スザクだ」
「あ、これは」
「テロの可能性がある。
これより周辺の警察および消防は、自分が監督する」
「イエス マイロード」
「それと君には、彼女を保護してほしい」
会議の席に入ってくる玉城。
「なんだ?会議中だぞ」と扇。
「知るかよ。俺がよばれてない会議なんかよ。
(小声で)ゼロから緊急通信だ。なんか様子がおかしい」
「えっ」
扇はルルに連絡をとろうとします。
「ゼロ、扇だ」
「あっ」扇の声をきいて驚くヴィレッタ。
「何かあったのか?緊急って。
台湾の人たちなら今・・」
「扇・・」
「その声は!」
ヘリをおりるロロ。
「まってて、兄さん」
「一般人の避難誘導、完了しました」
ルルに電話したらしいシャーリー。
「ルル・・」
「車の中にどうぞ。
ナイトオブセブン様のご命令ですから」
携帯をしまって走り出すシャーリー。
「あ、待ちなさい!君!」
「まってて。ルル。
ひとりっきりになんて させないから」
ジェレミアもルルを探しています。
「逃がしはしない」
ルルを探すシャーリー。
「どこなの?」
倒れている警官を見て驚きます。
「やっぱり、戦ってるんだ。
ルルは、一人で」
と警官の銃を拾うシャーリー。
走るルルおいかけるジェレミア。
ルルーシュはたちどまりました。
「機械の体・・ギアスキャンセラー。
執念は一流だな。オレンジ君」
「執念ではない。これは忠義」
「気にいらないな。
あの皇帝のどこに、忠節をつくす価値がある?」
ルルがボタンをおすと、機械が出現し
ジェレミアに異変が。
「う・・な・・に・・。」
「その性能、やはりサクラダイトをつかっていたか」
「ゲフィオン・ディスターバー」
「ほう。よく勉強しているじゃないか。
ならわかるだろう?
サクラダイトに干渉するこのシステムが完成すれば
環状線内の都市機能をすべて麻痺させられる。
つまり、トウキョウが静止する。
ありがとう。
君はいいテストケースとなった」
ロロがシャーリーとばったり。
「ロロ」
「シャーリーさん」
「こたえて、ロロ」
「あっ」
「あなたは、ルルが好き?」
ルルーシュとジェレミア。
「さあ話してもらおうか
嚮団の位置を。V.V.の居場所を」
「話すのは・・そちらのほうだ」
「何?」
「私には、理由がある。
忠義を貫く覚悟が・・・。
確かめなければならぬ真実が・・」
「バカな!動けるはずがない!」
「ルルーシュよ。
おまえはなぜゼロを演じる?
祖国ブリタニアを・・実の父親を敵にまわす?」
「俺が、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ」
「はっ・・」
「俺の父ブリタニア皇帝は、母さんを見殺しにした。
そのためにナナリーは 目と足を奪われ
俺たちの未来まで・・」
「知っています。
私もあそこにおりましたから」
「母さんの?!」
「初任務でした。
敬愛するマリアンヌ皇妃の護衛。
しかし、守れなかった。
忠義を果たせなかったのです」
「それで純血派を」
「ルルーシュ様。あなたがゼロとなったのは
やはりマリアンヌ様のためであったのですね」
「おまえは、俺を殺しに来たのではなく・・」
「私の主君は、V.V.ではなく・・
マリアンヌ様・・」
ルルーシュに手をのばすジェレミア。
「これで思い残すことは・・」
「ジェレミア卿!」
ルルーシュはスイッチを切りジェレミアにかけよります。
「うあっ・・殿下」
「ジェレミア・ゴットバルトよ。
貴公の忠節はまだ終わっていないはず。
そうだな?」
「イエス ユア マジェスティ」
ジェレミアの目からは涙が・・。
ロロとシャーリー。
「私は、ルルが好き。あなたはどう?」
「好きだよ。たったひとりの兄さんだもの」
「あなたは、味方なのね。ルルの」
「えっ」
「私も仲間に入れて!私もルルを守りたいの!
取り戻してあげたいの!
ルルの幸せを!
妹のナナちゃんだって、いっしょに」
「はっ」
シャーリーが気付いたことを知って
ギアスをつかうロロ。
「ああ、ジェレミアを先行させた。
障害があれば、彼が排除する。
戦うなよ、もう味方だからな。
あっ」
階段をあがっていったルルーシュは
倒れているシャーリーをみつけます。
「シャーリー!」
血の海・・・。
「ああ・・・。
誰がこんな・・」
「ルル?よかった。最後に 話せて・・」
「最後じゃない・・今医者を呼ぶ。だから」
携帯を手にするルルをとめるシャーリー。
「私ね、記憶が戻ってすごくこわかった・・。
偽物の先生、記憶のない友達・・
みんなが 嘘を ついてる。
世界中が私を見張ってるような 気がして・・
ルルは こんな世界で、一人で戦ってたんだね。
たった一人で。
だから私は、私だけは
ルルの本当になってあげたいって」
「シャーリー・・」
「私、ルルが好き。
お父さんを巻き込んだってわかってても
嫌いには なれなかった。
ルルが全部忘れさせてくれたのに
それでも また ルルを好きになった。
記憶をいじられても
また好きになった・・」
「ダメだ!死ぬな!シャーリー!」
ギアスをつかうルル。
「何度 生まれ変わっても
きっとまた・・ルルを好きになる。
これって運命なんだよね」
「死ぬな!シャーリー!死ぬな!死ぬな!」
「だから、いいよね。
生まれ変わっても、また
ルルを好きになっても
何度も 何度も 好きに なる・・から・・」
「あっ。シャーリー。
シャーリー!
うわああああ〜〜〜〜〜!!」
シャーリーが死んでしまった。。。
ミレイさん退場につづいて生徒会メンバーがまたひとり。
シャーリーは知りすぎているからしょうがないですが
ルルーシュとかかわったばっかりに。
ルルーシュには人なみに幸せになる権利はないと思いますが
シャーリーの死に際の言葉は王道少女マンガのようで
感動的でした。
何度生まれ変わってもルルを好きになるといいうシャーリーには
できたらもっといい相手にであってもらいたいけど
生まれ変わって違う人生を歩むルルならいいか。
でもシャーリーが生きていたら、ルルが変わる可能性も
ちょっとだけあったのに・・。
ジェレミアのこのびっくりな展開は信じていいんですかね?
すっかりいじられ(いたぶられ?)キャラなイメージが
強すぎて本当に信じていいものやら。
V.V.は皇帝の兄だから、やっぱりコーネリアの伯父さん。
謎です・・。
キャスト
ルルーシュ・ランペルージ 福山潤
ロロ・ランペルージ 水島大宙
枢木スザク 櫻井孝宏
C.C. ゆかな
V.V. 冨澤風斗
ブリタニア皇帝 若本規夫
ナナリー・ヴィ・ブリタニア 名塚佳織
ジノ・ヴァインベルグ 保志総一郎
アーニャ・アールストレイム 後藤邑子
黎 星刻(リー・シンクー) 緑川光
紅月カレン 小清水亜美
ニーナ・アインシュタイン 千葉紗子
ヴィレッタ 渡辺明乃
咲世子 新井里美
天子 松元環季
周 香凛(ジョウ・チャンリン)大原さやか
洪 古(ホン・グ) 松本大
ローマイヤー 渡辺明乃

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 盤上のギアス劇場 特典 リフレインディスクR2付き
バンダイ

WORLD END
FLOW
わが臈たし悪の華
ALI PROJECT
ブリタニアの少年、ルルーシュの思惑とは別に
数多な欲と感情のうねりがあることを。
ならば、ルルーシュは もうひとつの敵を相手にせねばならない。
しかしその相手は、見据えねば敵は、
まさに人の業そのものとなる。
希望と贖罪、自由と孤独。
だが、世界という塊はは個人の意志とは無関係に
ただ流れ行くだけ・・・」
水泳部の部室。
「ねえねえ。ルルーシュくんとはどうなってるの?」
「えっ?」
「学校公認のカップルだもんね〜」
「もうキスはした?」
「あれはただのイベントで、まだなんにも」
と顔を赤く染めるシャーリー。
「照れることはないさ。
おまえがルルーシュに惚れてることはみんな知ってる」
「もう!ヴィレッタ先生まで〜」
「好きなんだろう?
私のことを撃つくらいに」
「えっ?」
「つらかったよ。
自分を撃った女と、毎日にこやかにくらさなきゃならないなんて。
だが私は、教師という仮面をかぶらなければならなかった」
ヴィレッタから仮面がはずれます。
「シャーリー・フェネット。よくも私を撃ってくれたな」
「あっ・・あっ う。」
走るシャーリー。
他の生徒たちの仮面もはずれました。
「あっ、ルル!」
ルルーシュの仮面もはずれます。
蘇る記憶。
「きゃ〜〜〜ああ」
はっと目を覚ますシャーリー。
『そう・・ルルはゼロで、お父さんのかたきなんだ・・』
中華連邦。
敵と戦うシンクー。
藤堂さんと連絡をとるルルーシュ。
「剣門関はおちたか。
マカオの空軍施設もおさえた。
カザフスタンの守りには朝比奈とホングをまわせばいいとして
健業の内政担当は水無瀬と杉山にまかせるか」
「順調みたいだね、兄さん」
「敵といっても、我々を受け入れない地方軍閥が
バラバラに兵をあげているだけだからな」
「地方軍閥をまとめられる旗印は、兄さんが先に手にいれてしまったし」
「そういうことだ」
「どこに?」
「イケブクロの様子をみてくる。
宿題の続きは、帰ってからみてやるよ」
「いってらっしゃい」
1人電車に乗るシャーリー。
『ルルはゼロだった。
ヴィレッタ先生は軍人。
カレンは黒の騎士団。
じゃあニーナは?会長は?リヴァルは?
おかしいのは、学校だけ?
どうしてナナちゃんが総督なの?
何がうそで、何が本当なの?』
「準急列車は3番線に10分遅れて停車します。
オオクボ駅までは2番線より発車します各駅停車が先着します」
「いいだろう。初期段階としては充分だ」とルルーシュ。
「ではこのスタイルで作業を続行します」
と答える駅員。ギアスにかかっています。
「お客さまにキャンペーンのお知らせです。現在期間限定・・」
「シャーリー!」とスザク。
「あっ・・あっ」
と身をひるがえしたシャーリーの腕をつかむスザク。
「待って!僕だよ」
「あっ」
「どうしたの?急によびだして」
「う、うん・・」
「シャーリー?」とそこにルルーシュ。
「ルルーシュ」
「あっ・・」
ロロのもとへやってきたヴィレッタ。
「ルルーシュは?デートか?」
「G列車のテストにいきましたよ」
「ふん。なら、好都合だ」
「え?」
「ロロ、おまえはなぜ寝返った?
私と違い嚮団から派遣されている以上」
「なんですか?その質問は。
兄さんと僕の間を・・」
それをさえぎる通信。
「B7より司令部へ。に
礼拝堂付近に不審者発見」
B5 B9が確保に向かいました」
B5、B9を倒すジェレミア。
「ふん。ルルーシュの居場所をきいただけでこれか」
「ジェレミア卿!なぜ」と驚くヴィレッタ。
「対象はクラブハウスに向かっています。
B2 B8も排除されました」
「校内放送を。
他の生徒を対象エリア外に」とロロ。
「学園より生徒の皆さんに緊急連絡です。
クラブハウス近くに立ち入らないでください。
不審者が目撃されています」
クラブハウス前にたつ咲世子。
「どきたまえ。
なるべくなら女性は殺したくない」
「私もなるべくなら
無駄な殺生は避けたかったのですが・・」
「ほう」
「いざ」
ジェレミアにむかっていく咲世子。
しかし武器ははじかれて通らず。
「機械?」
「ゼロのおかげでな」
嚮団。
「彼らは神を殺すと・・」とバトレー。
「神?」とコーネリア。
「何かの比喩表現かとも思いましたが
少なくとも、彼等はそう信じています」
「バカな。神など存在するわけがない」
「そうだね」とV.V.の声がしてふりむくふたり。
「背中に翼のはえた女神様とか
長いひげの老人とか、そんな神様はね」とV.V.。
V.V.にむかってナイフをなげるコーネリア。
「あっ」と驚くバトレー。
「コーネリア様」
「どんなギアスを使うかわからぬ。
相手が子どもといえど油断はできない」
「そうだね」
とまたV.V.の声がして驚くふたり。
「さすがは音にきこえたコーネリア皇女殿下。
ぼくも伯父として誇りに思うよ」
「バカな・・・」
「僕らは誓ったんだ。
人々を争わせるような神なら、
殺してしまおうって」
再び咲世子とジェレミア。
「たとえ改造人間でも、むきだしの生体部分なら!」
「狙いはよし」
「とめます!ルルーシュ様のために!」
クナイを刺します。
「よき体術だ。
されどこのジェレミア・ゴットバルトには」
「くっ」
「咲世子!」
ロロがやってきました。
「時を奪う!」
ギアス発動。
「咲世子。僕がこいつを止めている間に」
「わかりました」
ジェレミアにむかう咲世子。
しかし動き出したジェレミアにやられて倒れます。
「そんな・・僕のギアスが・・
絶対停止の結界が・・」
ロロを押さえつけるジェレミア。
「ロロ・ランペルージ。
やはり籠絡されていたか」
「どうして、ギアスが」
「それゆえに私が選ばれた」
嚮団からの刺客として」
「ジェレミア卿!」
「はっ」
「ヴィレッタ。
おまえもルルーシュにとりこまれたのか?」
「ルルーシュは今イケブクロの駅ビルにいます。
お願いです、ジェレミア卿。
私を解放してください」
ヴィレッタをにらむロロ。
「ひきうけた」
シャーリーとルルーシュとスザク。
『どうしよう。スザク君を呼び出してみたけど
何をいえば。ルルもいるし』
『シャーリー。どういうつもりだ?
誘ったのはスザクのほうか?』
『リヴァルは、ルルーシュが
ずっと日本にいたと言っていた。
機情の報告も白だと証言しているのにも
なぜ僕は信じられないんだ』
咲世子が手当てをうけています。
「ヴィレッタ、あなたは兄さんを裏切るんですか。
それとも」
「ルルーシュに連絡しろ。
ここは私が守るから、
おまえたちはイケブクロに向かえ。
ルルーシュが待ち受ければ、
ジェレミア卿をはさみうちにできる」
シャーリーたち。
『言わなくちゃ、スザクくんに。
ルルはゼロで、お父さんのかたきで・・』
「境界線だな、ここは」
「租界とゲットー。
でもなくしてみせる。いつか」
『はっ。
待って。この2人が共犯だったら。
エリア11を日本に戻すために。
そうよ、2人は昔からの親友で』
また仮面がはずれます。
ふたりにむきあうシャーリー。
「あっ」
「どうしたんだ、シャーリー」
仮面を踏み割れる音。
「はっ!いやー!」
シャーリーは端のほうへ。
「あっ」
「シャーリー!」
「来ないで!
うそつき!みんな偽物のくせに!
私は・・」
下に落ちたシャーリーの腕をつかむルルーシュ。
「くっ・・うっ・・くっ」
シャーリーをつかむルルーシュの足をつかむスザク。
下をみて「はっ!」とするシャーリーは
上をみあげルル
「いや!離して!離して!」
「だめだ!
離さない!
俺はもう、俺はもう、失いたくないんだ。
何一つ失いたくない・・、シャーリー」
「うん」
「スザク!」
「うっ・・くっ」」
シャーリーとルルをひきあげます。
「ねえ、まえにもこんなことあったよね」
「え」
「ほら、ふたりがアーサーをつかまえようとして」
「ああ、そういえば」
「たしかにあったな。そんなことが」
「引き上げる役はいつもスザクくんだね」
「ルルーシュが上だったら、ふたりとも落ちてるよ」
「体力バカが。
そこまで言うんだったら、落ちる前に助けろ」
「無理言うなよ。あっ」
『何笑ってる・・ルルーシュはユフィを・・』
『違う。一人なんだ・・ルルは』と思うシャーリー。
そこへルルーシュに電話がはいります。
「あっ」
「ああ、ごめん」
「兄さん、気をつけて。そっちにジェレミアが向かってる。
嚮団の刺客なんだ。僕のギアスがきかなかった」
「あいつが生きていた?刺客とはどういうことだ?」
「わからない。とにかく、僕らがいくまで、無茶はしないで」
電話をきるルルに近づくスザクたち。
「何かあったのかい?」
『まずいな。スザクがいては』
「友達からの電話ってわけじゃなさそうだけど。
(シャーリーに小突かれ)いてっ」
「ダメだよ〜、スザクくん。
私の用事が先でしょ」
「ああ」
「そういえば、ふたりで待ち合わせしてたんだよな?」
「やきもちやいてくれた?
ありがとう、ルル」
「待ってくれないかな、先に・・」
「さあ、いきましょう、スザクくん」
とスザクの手をひっぱってつれていくシャーリー。
『ここは戦場になる。
シャーリーの安全を考えれば
スザクと一緒にいるのが一番いいはず・・』
ジェレミア卿に職質する警官。
「ジェレミア・ゴットバルトか」
「そうだが」
いきなり発砲。
「何?」「防弾対策を」
「なるほど。ルルーシュのギアスにかかっているのか」
ギアスキャンセラー発動。
「え?」「あれ?」
正気に戻った警官はジェレミアに倒されます。
あたりがさわがしくなります。
それを上からみているルルーシュ。
「ギアスがきかないだけではない。
解除する力もあるのか」
持っていた装置のスイッチをおすと煙がでます。
「火事だ!」「テロだ!」
上をみてルルーシュに気付くジェレミア。
「さあ、あがってこい。オレンジ」
シャーリーとスザク。
「なんだい?大事な話って」
「私は、私はルルが好き。
スザク君は嫌い?」
「僕は・・・好きだった」
「今は?」
「・・」
「変だと思ったんだ。
前はあんなに仲がよかったのに。
ケンカでもしたの?」
「許せないんだ」
「許せないことなんてないよ。
それはきっとスザク君が許さないだけ。
許したくないの、きっと」
「あっ」
「私はもう、とっくに許したわ」
「シャーリー、君は・・・」
そのとき騒ぎに気づくスザク。
「消防に連絡は?」
「軍のほうが先じゃないのか?このケースは・・あっ」
「あっ」
「ナイトオブセブンの枢木スザクだ」
「あ、これは」
「テロの可能性がある。
これより周辺の警察および消防は、自分が監督する」
「イエス マイロード」
「それと君には、彼女を保護してほしい」
会議の席に入ってくる玉城。
「なんだ?会議中だぞ」と扇。
「知るかよ。俺がよばれてない会議なんかよ。
(小声で)ゼロから緊急通信だ。なんか様子がおかしい」
「えっ」
扇はルルに連絡をとろうとします。
「ゼロ、扇だ」
「あっ」扇の声をきいて驚くヴィレッタ。
「何かあったのか?緊急って。
台湾の人たちなら今・・」
「扇・・」
「その声は!」
ヘリをおりるロロ。
「まってて、兄さん」
「一般人の避難誘導、完了しました」
ルルに電話したらしいシャーリー。
「ルル・・」
「車の中にどうぞ。
ナイトオブセブン様のご命令ですから」
携帯をしまって走り出すシャーリー。
「あ、待ちなさい!君!」
「まってて。ルル。
ひとりっきりになんて させないから」
ジェレミアもルルを探しています。
「逃がしはしない」
ルルを探すシャーリー。
「どこなの?」
倒れている警官を見て驚きます。
「やっぱり、戦ってるんだ。
ルルは、一人で」
と警官の銃を拾うシャーリー。
走るルルおいかけるジェレミア。
ルルーシュはたちどまりました。
「機械の体・・ギアスキャンセラー。
執念は一流だな。オレンジ君」
「執念ではない。これは忠義」
「気にいらないな。
あの皇帝のどこに、忠節をつくす価値がある?」
ルルがボタンをおすと、機械が出現し
ジェレミアに異変が。
「う・・な・・に・・。」
「その性能、やはりサクラダイトをつかっていたか」
「ゲフィオン・ディスターバー」
「ほう。よく勉強しているじゃないか。
ならわかるだろう?
サクラダイトに干渉するこのシステムが完成すれば
環状線内の都市機能をすべて麻痺させられる。
つまり、トウキョウが静止する。
ありがとう。
君はいいテストケースとなった」
ロロがシャーリーとばったり。
「ロロ」
「シャーリーさん」
「こたえて、ロロ」
「あっ」
「あなたは、ルルが好き?」
ルルーシュとジェレミア。
「さあ話してもらおうか
嚮団の位置を。V.V.の居場所を」
「話すのは・・そちらのほうだ」
「何?」
「私には、理由がある。
忠義を貫く覚悟が・・・。
確かめなければならぬ真実が・・」
「バカな!動けるはずがない!」
「ルルーシュよ。
おまえはなぜゼロを演じる?
祖国ブリタニアを・・実の父親を敵にまわす?」
「俺が、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ」
「はっ・・」
「俺の父ブリタニア皇帝は、母さんを見殺しにした。
そのためにナナリーは 目と足を奪われ
俺たちの未来まで・・」
「知っています。
私もあそこにおりましたから」
「母さんの?!」
「初任務でした。
敬愛するマリアンヌ皇妃の護衛。
しかし、守れなかった。
忠義を果たせなかったのです」
「それで純血派を」
「ルルーシュ様。あなたがゼロとなったのは
やはりマリアンヌ様のためであったのですね」
「おまえは、俺を殺しに来たのではなく・・」
「私の主君は、V.V.ではなく・・
マリアンヌ様・・」
ルルーシュに手をのばすジェレミア。
「これで思い残すことは・・」
「ジェレミア卿!」
ルルーシュはスイッチを切りジェレミアにかけよります。
「うあっ・・殿下」
「ジェレミア・ゴットバルトよ。
貴公の忠節はまだ終わっていないはず。
そうだな?」
「イエス ユア マジェスティ」
ジェレミアの目からは涙が・・。
ロロとシャーリー。
「私は、ルルが好き。あなたはどう?」
「好きだよ。たったひとりの兄さんだもの」
「あなたは、味方なのね。ルルの」
「えっ」
「私も仲間に入れて!私もルルを守りたいの!
取り戻してあげたいの!
ルルの幸せを!
妹のナナちゃんだって、いっしょに」
「はっ」
シャーリーが気付いたことを知って
ギアスをつかうロロ。
「ああ、ジェレミアを先行させた。
障害があれば、彼が排除する。
戦うなよ、もう味方だからな。
あっ」
階段をあがっていったルルーシュは
倒れているシャーリーをみつけます。
「シャーリー!」
血の海・・・。
「ああ・・・。
誰がこんな・・」
「ルル?よかった。最後に 話せて・・」
「最後じゃない・・今医者を呼ぶ。だから」
携帯を手にするルルをとめるシャーリー。
「私ね、記憶が戻ってすごくこわかった・・。
偽物の先生、記憶のない友達・・
みんなが 嘘を ついてる。
世界中が私を見張ってるような 気がして・・
ルルは こんな世界で、一人で戦ってたんだね。
たった一人で。
だから私は、私だけは
ルルの本当になってあげたいって」
「シャーリー・・」
「私、ルルが好き。
お父さんを巻き込んだってわかってても
嫌いには なれなかった。
ルルが全部忘れさせてくれたのに
それでも また ルルを好きになった。
記憶をいじられても
また好きになった・・」
「ダメだ!死ぬな!シャーリー!」
ギアスをつかうルル。
「何度 生まれ変わっても
きっとまた・・ルルを好きになる。
これって運命なんだよね」
「死ぬな!シャーリー!死ぬな!死ぬな!」
「だから、いいよね。
生まれ変わっても、また
ルルを好きになっても
何度も 何度も 好きに なる・・から・・」
「あっ。シャーリー。
シャーリー!
うわああああ〜〜〜〜〜!!」
シャーリーが死んでしまった。。。
ミレイさん退場につづいて生徒会メンバーがまたひとり。
シャーリーは知りすぎているからしょうがないですが
ルルーシュとかかわったばっかりに。
ルルーシュには人なみに幸せになる権利はないと思いますが
シャーリーの死に際の言葉は王道少女マンガのようで
感動的でした。
何度生まれ変わってもルルを好きになるといいうシャーリーには
できたらもっといい相手にであってもらいたいけど
生まれ変わって違う人生を歩むルルならいいか。
でもシャーリーが生きていたら、ルルが変わる可能性も
ちょっとだけあったのに・・。
ジェレミアのこのびっくりな展開は信じていいんですかね?
すっかりいじられ(いたぶられ?)キャラなイメージが
強すぎて本当に信じていいものやら。
V.V.は皇帝の兄だから、やっぱりコーネリアの伯父さん。
謎です・・。
キャスト
ルルーシュ・ランペルージ 福山潤
ロロ・ランペルージ 水島大宙
枢木スザク 櫻井孝宏
C.C. ゆかな
V.V. 冨澤風斗
ブリタニア皇帝 若本規夫
ナナリー・ヴィ・ブリタニア 名塚佳織
ジノ・ヴァインベルグ 保志総一郎
アーニャ・アールストレイム 後藤邑子
黎 星刻(リー・シンクー) 緑川光
紅月カレン 小清水亜美
ニーナ・アインシュタイン 千葉紗子
ヴィレッタ 渡辺明乃
咲世子 新井里美
天子 松元環季
周 香凛(ジョウ・チャンリン)大原さやか
洪 古(ホン・グ) 松本大
ローマイヤー 渡辺明乃

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 盤上のギアス劇場 特典 リフレインディスクR2付き
バンダイ

WORLD END
FLOW
わが臈たし悪の華
ALI PROJECT





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