「トウキョウ租界で巨大な爆発を確認しました。
よろしいのですか。ここにとどまっていて」
とナイトオブトゥエルブのモニカ。
「よい。シュナイゼルにすべて任せよ」
トウキョウ租界
「一般市民の一次被害は、死者だけで
1000万を超えているものと思われます」
「二次被害による死傷者は推定でも2500万人。
救命施設も焼失したため、市民を救うてだてがありません」
「トウキョウ租界は、死にました」
「そんな・・こんなことって・・
みんな・・・みんな・・」
と自分のやったことの恐ろしさに気付くニーナ。
「僕が、やったのか」とスザク。
「学園は無事か。
しかし、これは、もう戦じゃない」とジノ。
「この兵器をもう一度つかわれたら、黒の騎士団は壊滅する」と藤堂。
「藤堂・・私だ」
「ゼロ。ここは」
「全軍、トウキョウ租界に降下しろ。
ナナリーをさがすんだ」
「ま、待て。朝比奈がやられた。
他にも多くの犠牲が」
「知ったことかそんなもの!
ナナリーをさがせ。最優先だ。
全軍でナナリーを探し出すんだ!」
『このゼロは・・・』
イカルガ。電話しながら急ぐ扇。
「逃亡者は左滑走路なんだな」
「待ってください。それより軍の再編成を」
「わかっている。すぐ戻るから」
「扇」と呼びとめる声。
「お。千草・・」
船上。
「そこまでだ。逃亡者くん」とディートハルト。
「あ」
『コーネリア。逃げ出したのはヴィレッタだと思ったが』
「久しいな。節操無きテレビ屋が」
『ゼロのしわざか。
皇女殿下を捕虜に?
もう少し、私を信用してくれてもよいものを』
「足を狙え。殺さずにとらえる」
「わかりました」
そのとき機体があらわれました。
「当方はブリタニアの外交特使である。
くりかえす。
当方は、ブリタニアの外交特使である。
戦闘の意志はない」
「外交特使?
水無瀬。あの機体は正式なルートで申し込まれたのか。
ん?」
中からシュナイゼルがおりてきました。
「兄上!」
「バカな!敵のまっただなかに
自ら乗り込んでくるとは・・・」
「藤堂。
ナナリーをさがせといっているだろう。
捜索部隊の指揮をとれ!」
「ち、カレン、きこえるか?
ロロ!ジェレミア!
ナナリーは必ず生きている。
探せ!ナナリーを探し出すんだ!」
「全軍に告げる。
マクハリまで後退し、戦線をたてなおす。
全軍至急後退せよ!」
「藤堂!私はナナリーをさがせと・・。うう」
ルルーシュを拘束するロロ。
「兄さんさえ、無事なら」とロロ。
「またの機会はある」とジェレミア。
カゴシマ租界 沿岸
「どういうことだ?一時停戦とは。
ブリタニアの思惑は?
なぜビスマルクは兵をさげる?」とシンクー。
「理由は確認中ですが、交戦の意志はないようです。
それと、トウキョウでも一時停戦したと・・」とチャンリン。
「ゼロの指示か」
斑鳩。
部屋があいて笑顔でむかえるC.C.。
「ご主人さま・・あっ」
しかしルルーシュはロロに肩をかしてもらい
つれてこられました。
「兄さん、しっかりして」
「ナナリーは・・」
「兄さんには、僕がいるよ。
今までだって、
僕ら二人だけでやってきたじゃないか」
そこへ電話。
「ジェレミアか、今は兄さんを静かにしてあげたいんだ。
話ならあとで。
あっ・・そう、あまり意味はないかもしれないけど、
兄さんには僕がついているから」
ロロの携帯についていた
ハートのオルゴールに目がいくルルーシュ。
「どうしてお前がもっているんだ!
これはナナリーにあげるつもりだったんだよ!
ナナリーに!
おまえなんかがナナリーのかわりになるもんか!
この偽物め!」
携帯ごと投げつけるルルーシュ。
おびえるC.C.。
オルゴールがひらいてなりだしました。
「まだ気づかないのか。
俺はお前が嫌いなんだよ。
大嫌いなんだよ!
何度も殺そうとして
ただ殺し損ねただけだ!」
「にい・・さん」
「出ていけ!
二度と俺の前に姿をみせるな!
出ていけ!」
トウキョウ。
「結局 わかっていなかったんです、私。
どんな被害がおきるかなんて」
「ニーナくん。君はきめなくちゃいけない。
科学を捨てて心を守るか。
心を捨てて科学に殉じるか」
「そんなこと・・
ロイド先生もえらんだんですか?」
「僕はもとから壊れてるからね。
それくらいの自覚はあるんだ」
「私が作ったフレイヤが。
私が殺したんだ・・・みんな・・みんな」
黒の騎士団。藤堂たち。
「ダメです。ゼロはでません」と千葉。
「しかたないですね。
シュナイゼルとの会談はゼロ抜きで」とディートハルト。
「でも、うちのリーダーはゼロでしょう?
勝手にすすめちゃまずいんじゃな〜い?」とラクシャータ。
藤堂は朝比奈から言われたことを思い出していました。
『虐殺です。女子供も含めて全員殺すよう、ゼロが指示をしたって・・』
「ディートハルト。
どうしてすぐにシュナイゼルをとらえなかった。
護衛はナイトメア一騎だろう?
朝比奈のかたきを」
「彼の専用機にフレイヤ弾頭がつまれています」
「フレイヤ?」
「あの巨大爆発をひきおこした弾頭です。
あそこで爆発すれば、私たちもゼロも無事ではすまかった」
「シュナイゼルの目的はわからないが、
とにかく、私たちだけでも話してみるしかないだろう」と藤堂。
「私 パ〜ス。戻ってきた紅蓮をチェックしたいの」
「では、交渉は、私、千葉、ディートハルト、それに・・」
「だ〜めだ。みあたらねえよ、扇のやつ。
ったく。どこ行っちまったんだ」と玉城がはいってきました。
「カレン!」
「よかったなあ!無事で!」
南と杉山がカレンをむかえます。
「ごめんなさい。心配かけて。
ねえ。ゼロは?」
「部屋にいるってさ」
「負傷したって話だけど」
「あっ」
1人捜索をつづけるジェレミア。
「ナナリーさま。生きていてください。生きて。
おっ」
モニターをアップにするとスザクでした。
シュナイゼルとコーネリア。
「以上が、私が嚮団で見聞きしたすべてです」
「ありがとう、コーネリア。これで私は・・」
そこへ黒の騎士団代表団がはいっていました。
「お待たせしました」
「悪ぃな〜。おまえらにやられた負傷兵の世話に手間取ってよ〜」と玉城。
「玉城さん。先ほども話したようにこの場は」とディートハルト。
「俺は黒の騎士団内務掃拭賛助官だ。
事務総長 扇要の代理でもあるだろ?」
「それはあなたひとりの思いこみで」
「いや、ぜひたちあっていただきたいのですが」とシュナイゼル。
「はあ?」
「玉城真一郎。
ゼロの最も古い同志であり
歴戦の勇士ときいています」
「へ!話せるじゃねえか!」
「玉城さん」
スザクとジェレミア。
「昔、私は君に助けられたことがあっただろう。
その礼を伝えておきたかっただけだ。
しかし・・ふふっ・・
奇妙な関係だな。私と君は。
結局敵となる運命なのかもしれない。
ここで失礼する。
私はナナリー様をさがさねばならない」
『ナナリーは、もう・・』
トウキョウ。
「生存者は順次名簿に登録するように。
ID番号とは別に、名前、年齢、住所、血液型を申告。
治療が必要なものは医療受付にまわるように。
できるだけ混乱を避けるため、落ち着いて冷静に行動を・・」
ミレイさんのもとへ
「うぉぉぉぉ〜!」とリヴァルが走ってきました。
「リヴァル!」
「会長!いきてたんですね〜!!」
「うん。生きてた。生きてたよ〜」
「よかったあ」
「よかったねえ」
笑いあうふたり。
黒の騎士団とシュナイゼルたち。
チェスの盤がおいてあります。
「ゼロとは、先日の勝負がついていませんでしたからね」
「ゼロはきません。お話の内容を確認したうえで」
「でしょうね。でてこられるはずがない。
彼は人に相談するタイプではありません。
ひとりで抱え込み、人を遠ざけるはず」
「ゼロのこと、よく知っておられるような口ぶりですね」
「あなたよりは。
ゼロは、私やこのコーネリアの弟です」
「なんだとぉ?!」
「神聖ブリタニア王国 元第11皇子
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。
私が最も愛し、おそれた男です」
「バカな」と藤堂。
「ゼロがブリタニアの皇子様だって?」と玉城。
「ディートハルト。お前は気付いていたのではないのか。
ジェレミアやヴィレッタから
情報を手にいれていたようだしな」とコーネリア。
「へ?」
「無駄なことです。
そのような戯言で我らを混乱させようなどと。
我々は ゼロを系譜ではなく
起こした奇跡によって認めているのですから」
「しかし、その奇跡が偽りだとしたらどうでしょう」
「偽り?」
「ゼロには特別な力、ギアスがあります」
「ん?」
「人に命令を強制する力です。
強力な催眠術と考えてもらえば」
「奇跡のタネがその力だと」
「俺のゼロにケチつけてんじゃねえよ!
あいつはなあ。頭がキレて、度胸があって
すげえんだ!
皇子とかギアスとかよぉ、
証拠はあんのかよ。証拠は。ああ?!」
「証拠ならある!」
「扇・・」
「ヴィレッタまで」
「彼のいったとおりだ。
ゼロの正体は
ブリタニアの元皇子ルルーシュ。
ギアスという力で人をあやつる
ペテン師だ!」
オルゴールを手に見つめ放心状態のロロ。
ルルーシュも部屋でぼーっとしたまま。
「ゼロはずっと俺たちをだましていたんだ
ずっと。俺たちを駒として」
「何いってんだよ、扇」
「しかし、それが本当なら・・」
「だからといって、これまでのゼロの実績が
否定されるものではない。
それに、本当にギアスがあるのなら
頼もしいじゃありませんか。
ブリタニアに対抗する強力な武器になる」とディートハルト。
「その力が敵にだけ対して使われるものならばな」と扇。
「何?!」
「まさか、私たちにも?」
「そうだ。
やつは実の妹であるユーフェミアをあやつって
特区日本に集まったイレヴンを虐殺させた」
「だぁほ!ゼロは正義の味方なんだよ!
そんなこと!」
「証拠ならあります」
シュナイゼルがスザクとルルーシュの会話をきかせます。
「ルルーシュ、君がユフィにギアスをかけたのか?」
「ああ」
「日本人を虐殺しろと」
「俺が命じた」
レコーダーの会話はここまで。
「では、あの虐殺は」と千葉。
「ゼロがやったことだ。わが妹ではない」
「ゼロが、日本人を殺せと?」と藤堂。
「偽物にきまってる!」
「こちらが ギアスをかけられた疑いのある事件、人物です」
とカノンが資料をみせました。
「あっ! 草壁・・片瀬少将まで・・」
ジェレミア、シャーリーやユフィも・・。
「そんな・・これは」
「クロヴィス」
「私もかけられている」とヴィレッタ。
「これでガオハイの変わり身も」
「ジェレミアたちが寝返ってきたことも
すべて説明がつく」
「私とて 彼のギアスに
あやつられていないという保証はない。
そう考えると、とても恐ろしい」とシュナイゼル。
「まさか」と千葉。
「俺たちも」と玉城。
「そしてもうひとつ。
私たちは事前にフレイヤ弾頭のことをゼロに通告しました。
無駄な争いを避けたかったからです。
ランスロットに通信記録が残っています。
しかし・・」とカノン。
「我らに伝えなかった?」と朝比奈の言葉をまた思いだす藤堂。
『ゼロは信用できません』
「そうか」と藤堂。
「俺は、彼を信じたかった・・。
信じていたかった。
でも、俺たちは彼にとって・・・」
「ただの駒だってのか!
チクショウ!ゼロのやろう!よくも!
チクショウーー!!」と玉城。
「皆さん、私の弟を・・
ゼロをひきわたしていただけますか」
「条件があります」
「扇」
「取引できる状況だとおもっているのか?」
「ききましょう」
「日本を 返せ。
信じた仲間を裏切るんだ。
せめて日本くらい取り返さなくては
俺は自分を許せない」
フレイヤの落ちた場所にそのままいるスザク。
ルルーシュとC.C.。
「ご主人さま、服をぬいでください」
「えっ?」
「どこか痛いんですか?
手の届かない所なら、私が」
「ああ。そうだな。
手のとどかないところか」
「ゼロ。はいってもよろしいでしょうか。
私です」
「カレン」
隠れるC.C.。
「扇さんが4号倉庫にきてほしいって」
「4号?」
「細かいことは私も」
「ご主人さま、服を脱いでください。
私 がんばってみますから」
「はあ?
何やってたのよ?あんたたちは!
私がつかまってる間に」
「ち、ちがう。このC.C.はその・・
記憶を失っているんだ」
「えっ?」
「俺のせいで。
だからお前が知っているC.C.はもういないんだ」
『C.C.が・・いない』
ゼロの仮面をつけてカレンと移動するルルーシュ。
『C.C.がいない。
ナナリーもいなくなった。
じゃあルルーシュは?』
「カレン。
よく無事でいてくれたな。
救助が遅くなってすまなかった」
「ルルーシュ。
私ね、ナナリーと話したわ。
私のこと、助けてくれたの」
「そうか」
「あの、こんなときにいうのもなんだけど、
私もお兄ちゃんがいるから・・うっ」
倉庫へ入った2人をライトが照らします。
「観念しろ ゼロ!」と藤堂。
「よくも我々をペテンにかけてくれたな」と千葉。
「君のギアスのことはわかっているんだ」と扇。
「伝説の英雄ゼロは、志なかばにして戦死。
しかしその勇敢なる生きざまは
永遠に語り継がれることでしょう」
とカメラをかまえるディートハルト。
「ディートハルト。
それがおまえの台本か?」
「本当なら、あなたがブリタニアに勝利するところまで
撮りたかったのですが・・・
残念ながら 番組は打ち切りです」
『どうする?ナイトメアが邪魔だが
扇たちは無防備だ。
バレないようにギアスをつかえば・・』
「みんなお前を信じていたのに!」
「井上も吉田も お前のために死んだんだ!」
ゼロをかばうカレン。
「待って!一方的すぎるわ、こんなの!
ゼロのおかげで私たちここまでこれたんだよ?
彼の言い分も・・」
「どけ!カレン!」
「ゼロと一緒に死にたいのか?!」
「まさかギアスにかかっているんじゃないよな?」
「答えて ルルーシュ。
あなたにとって 私は何?
私あなたとなら・・ねえ」
「はっ」
シュナイゼルの姿に気づくルルーシュ。
『そうかこれはあなたのチェックか・・。
ならば 万が一にも隙はないのでしょう』
「ねえ、お願い!答えて!」
「フハハハハっ!
バカが!今頃気づいたのか。
自分たちが利用されていることに。
貴様らが、駒にすぎないということに」
仮面をはずすゼロ。」
「ゼロ、君はやはり」と扇。
「ゼロ〜〜!」と玉城。
「カレン。
君はこの中でも特別優秀な駒だった。
そう、すべては盤上のこと。
ゲームだったんだよ、これは」
「そう・・。
さよなら・・ルルーシュ」
カレンがはなれます。
「構えー!」
「カレン・・・君は生きろ」
という言葉にはっとするカレン。
「撃てー!」
ロロがルルーシュをかばいます。
「あっ!」
「大丈夫?兄さん」
「ロロ!」
「かまわん。蜃気楼ごと撃てー!」
「待って!」とカレン。
「兄さんは、僕が守る!」
ギアスをつかって脱出。
「やめろ!ロロ!もういんいんだ!」
「あっ・・御主人さま」とC.C.。
「蜃気楼が」「消えた?」
「バベルタワーのときの・・」とカレン。
「アーニャ。ゼロは逃げたわ。
モルドレッドでつかまえられる?」とジノ。
「破壊・・なら」
アーニャが攻撃。
「絶対守護領域の計算が、
こんなにたいへんだなんて。
ふふっ。やっぱりすごいや。僕の兄さんは」
「ロロ!俺はもう生きる理由なんて」
「はっ。何?この動き」
「殺させない。絶対に!」
「こんな広範囲でギアスを!
ロロ、これ以上はおまえの心臓がもたない」
「各員につぐ。蜃気楼が奪取された。
攻撃可能な部隊は、蜃気楼を破壊せよ。
繰り返す。蜃気楼を破壊せよ!」
攻撃をうけ、衝撃でオルゴールが落ちて
音楽がなりはじめます。
「もういいんだ、ロロ。
俺はもう」
「ダメだよ、兄さん・・だって・・・」
「やめ・・」
ギアスをまた使いました。
「僕はずっと 誰かの道具だった」
「やめるんだ!ロロ!どうして俺なんかを」
ギアス。
「僕は嚮団の道具で」
「助けるんだ?!俺は・・」
ギアス。
「その次は 兄さんの・・
たしかに僕は
兄さんに使われていただけかもしれない。
でも あの時間だけは 本物だった!」
「おまえのことを・・!」
ギアス。
「あの想い出のおかげで・・
ようやく僕は 人間になれた!
うっくっううっ・・」
「利用して・・! ロロ!」
ギアス。
「だから もう・・
僕は・・」
「やめてくれ!
ギアスをつかうな!
死にたいのか?!」
ギアス。
「僕は・・道具じゃない。
これは・・僕の意志なんだから!!」
敵を撃破して逃げました。
森の中に隠れるふたり。ロロ、瀕死。
「ロロ。
どうして俺を助けた?
俺は、おまえを」
「兄さんは うそつきだから」
「えっ?」
「嘘だよ・・ね?
僕をころそうとしたなんて・・
僕がきらい・・なんて・・」
「そうか。すっかり見抜かれているな。
さすがは俺の弟だ」
「そう・・だよ・・
僕は・・兄さんのことなら・・
なんでも・・わかるん・・だ」
ロロ、死亡。
「ああ。そうだよ。
お前の兄は うそつきなんだ」
ロロの手に携帯とオルゴールを乗せてやるルルーシュ。
「対象を確認できません。
捜索範囲を広げます。
地上班をよこしてください」
フレイヤ跡地で笑うスザク。
「フフフフフフっ。
あははははっ。あっははははっは」
『ナナリー ロロ シャーリー 黒の騎士団
俺はすべてを失った。
これが残された結果・・
いや 報いか。
でも だからこそ
ありがとう ロロ。
お前がつないだこの命
俺にはまだ
成さねばならないことがあったんだよな。
そう。俺には・・』
「まさか・・・
ここのシステムを使うことになろうとはな。
ラグナレクの接続。
これで古い世界は破壊され
新しい世界が 創造される!」
と皇帝。
海を臨む場所にロロの墓をたてたルルーシュ。
「わが父 シャルル・ジ・ブリタニアよ。
俺の地獄への道行きには
おまえもいっしょにきてもらう
それが・・・!」
ロロはどうも好きになれないキャラクターだったのに
最後の最後、ルルーシュに真実を告げられて裏切られたあとでも
なお兄を守ろうとする姿にはうっかり涙しそうになりました。
ルルーシュの人でなし・・・(T_T)
それでも、死ぬ間際のロロに絶望を与えず、
ロロの望む言葉を言ってあげたことだけは唯一見直しました。
カレンのこともそうだけど、大多数の人の命は
どうでもいいと思っているくせに、
たまにこういうところをみせてくれます。
ひとりになってしまったところで
皇帝との対決再びが楽しみです。
スザクはついにふりきれてしまったか。
ニーナにはあきれかえりました。
結果は自分が想像した以上だったのかもしれないけど
どのくらい威力があるのかはわかっていたはず。
それを簡単につかうようけしかけて
今になって後悔するな!
黒の騎士団の裏切りはあっけなかったですね。
ゼロが信頼していなかったように、みんなも
顔も見せないゼロのことを
信じきれていなかったのもあるとは思いますが。
日本を返せという交渉は成立したのでしょうか。
ナナリーたちは生存の可能性もあり?
コードギアスの相関図は死亡の時は容赦なく死亡と書くけど
ナナリー、ギルフォード、ローマイヤ、咲世子、朝比奈は
行方不明扱いになっているので生きている可能性も捨てきれません。
ところで先週の放送のあと、
ミクシーのキーワード1位がナナリー。
シャーリーのときもそうだったから当然かな。
それにしてもすごい人気。
追記
公式サイトでナナリーたち死亡確定。
ひどい仕打ち・・・。
ついでにミクシーキーワード、ロロは3位でした。
*いくつかのブログ様にTBがとびません。
NGワードがあるようです。
「殺す」とかまずいのかも?
キャスト
ルルーシュ・ランペルージ 福山潤
ロロ・ランペルージ 水島大宙
枢木スザク 櫻井孝宏
C.C. ゆかな
ブリタニア皇帝 若本規夫
ナナリー・ヴィ・ブリタニア 名塚佳織
ジノ・ヴァインベルグ 保志総一郎
アーニャ・アールストレイム 後藤邑子
黎 星刻(リー・シンクー) 緑川光
紅月カレン 小清水亜美
ニーナ・アインシュタイン 千葉紗子
ヴィレッタ 渡辺明乃
咲世子 新井里美
天子 松元環季
周 香凛(ジョウ・チャンリン)大原さやか
洪 古(ホン・グ) 松本大
ローマイヤー 渡辺明乃
コードギアス反逆のルルーシュ (ロマンアルバム)

コードギアス 反逆のルルーシュR2 Sound Episode2
ドラマ,水島大宙,福山潤,櫻井孝宏,ゆかな,大原さやか,折笠富美子,杉山紀彰,かないみか,黒石ひとみ,中野定博

WORLD END
FLOW
わが臈たし悪の華
ALI PROJECT
よろしいのですか。ここにとどまっていて」
とナイトオブトゥエルブのモニカ。
「よい。シュナイゼルにすべて任せよ」
トウキョウ租界
「一般市民の一次被害は、死者だけで
1000万を超えているものと思われます」
「二次被害による死傷者は推定でも2500万人。
救命施設も焼失したため、市民を救うてだてがありません」
「トウキョウ租界は、死にました」
「そんな・・こんなことって・・
みんな・・・みんな・・」
と自分のやったことの恐ろしさに気付くニーナ。
「僕が、やったのか」とスザク。
「学園は無事か。
しかし、これは、もう戦じゃない」とジノ。
「この兵器をもう一度つかわれたら、黒の騎士団は壊滅する」と藤堂。
「藤堂・・私だ」
「ゼロ。ここは」
「全軍、トウキョウ租界に降下しろ。
ナナリーをさがすんだ」
「ま、待て。朝比奈がやられた。
他にも多くの犠牲が」
「知ったことかそんなもの!
ナナリーをさがせ。最優先だ。
全軍でナナリーを探し出すんだ!」
『このゼロは・・・』
イカルガ。電話しながら急ぐ扇。
「逃亡者は左滑走路なんだな」
「待ってください。それより軍の再編成を」
「わかっている。すぐ戻るから」
「扇」と呼びとめる声。
「お。千草・・」
船上。
「そこまでだ。逃亡者くん」とディートハルト。
「あ」
『コーネリア。逃げ出したのはヴィレッタだと思ったが』
「久しいな。節操無きテレビ屋が」
『ゼロのしわざか。
皇女殿下を捕虜に?
もう少し、私を信用してくれてもよいものを』
「足を狙え。殺さずにとらえる」
「わかりました」
そのとき機体があらわれました。
「当方はブリタニアの外交特使である。
くりかえす。
当方は、ブリタニアの外交特使である。
戦闘の意志はない」
「外交特使?
水無瀬。あの機体は正式なルートで申し込まれたのか。
ん?」
中からシュナイゼルがおりてきました。
「兄上!」
「バカな!敵のまっただなかに
自ら乗り込んでくるとは・・・」
「藤堂。
ナナリーをさがせといっているだろう。
捜索部隊の指揮をとれ!」
「ち、カレン、きこえるか?
ロロ!ジェレミア!
ナナリーは必ず生きている。
探せ!ナナリーを探し出すんだ!」
「全軍に告げる。
マクハリまで後退し、戦線をたてなおす。
全軍至急後退せよ!」
「藤堂!私はナナリーをさがせと・・。うう」
ルルーシュを拘束するロロ。
「兄さんさえ、無事なら」とロロ。
「またの機会はある」とジェレミア。
カゴシマ租界 沿岸
「どういうことだ?一時停戦とは。
ブリタニアの思惑は?
なぜビスマルクは兵をさげる?」とシンクー。
「理由は確認中ですが、交戦の意志はないようです。
それと、トウキョウでも一時停戦したと・・」とチャンリン。
「ゼロの指示か」
斑鳩。
部屋があいて笑顔でむかえるC.C.。
「ご主人さま・・あっ」
しかしルルーシュはロロに肩をかしてもらい
つれてこられました。
「兄さん、しっかりして」
「ナナリーは・・」
「兄さんには、僕がいるよ。
今までだって、
僕ら二人だけでやってきたじゃないか」
そこへ電話。
「ジェレミアか、今は兄さんを静かにしてあげたいんだ。
話ならあとで。
あっ・・そう、あまり意味はないかもしれないけど、
兄さんには僕がついているから」
ロロの携帯についていた
ハートのオルゴールに目がいくルルーシュ。
「どうしてお前がもっているんだ!
これはナナリーにあげるつもりだったんだよ!
ナナリーに!
おまえなんかがナナリーのかわりになるもんか!
この偽物め!」
携帯ごと投げつけるルルーシュ。
おびえるC.C.。
オルゴールがひらいてなりだしました。
「まだ気づかないのか。
俺はお前が嫌いなんだよ。
大嫌いなんだよ!
何度も殺そうとして
ただ殺し損ねただけだ!」
「にい・・さん」
「出ていけ!
二度と俺の前に姿をみせるな!
出ていけ!」
トウキョウ。
「結局 わかっていなかったんです、私。
どんな被害がおきるかなんて」
「ニーナくん。君はきめなくちゃいけない。
科学を捨てて心を守るか。
心を捨てて科学に殉じるか」
「そんなこと・・
ロイド先生もえらんだんですか?」
「僕はもとから壊れてるからね。
それくらいの自覚はあるんだ」
「私が作ったフレイヤが。
私が殺したんだ・・・みんな・・みんな」
黒の騎士団。藤堂たち。
「ダメです。ゼロはでません」と千葉。
「しかたないですね。
シュナイゼルとの会談はゼロ抜きで」とディートハルト。
「でも、うちのリーダーはゼロでしょう?
勝手にすすめちゃまずいんじゃな〜い?」とラクシャータ。
藤堂は朝比奈から言われたことを思い出していました。
『虐殺です。女子供も含めて全員殺すよう、ゼロが指示をしたって・・』
「ディートハルト。
どうしてすぐにシュナイゼルをとらえなかった。
護衛はナイトメア一騎だろう?
朝比奈のかたきを」
「彼の専用機にフレイヤ弾頭がつまれています」
「フレイヤ?」
「あの巨大爆発をひきおこした弾頭です。
あそこで爆発すれば、私たちもゼロも無事ではすまかった」
「シュナイゼルの目的はわからないが、
とにかく、私たちだけでも話してみるしかないだろう」と藤堂。
「私 パ〜ス。戻ってきた紅蓮をチェックしたいの」
「では、交渉は、私、千葉、ディートハルト、それに・・」
「だ〜めだ。みあたらねえよ、扇のやつ。
ったく。どこ行っちまったんだ」と玉城がはいってきました。
「カレン!」
「よかったなあ!無事で!」
南と杉山がカレンをむかえます。
「ごめんなさい。心配かけて。
ねえ。ゼロは?」
「部屋にいるってさ」
「負傷したって話だけど」
「あっ」
1人捜索をつづけるジェレミア。
「ナナリーさま。生きていてください。生きて。
おっ」
モニターをアップにするとスザクでした。
シュナイゼルとコーネリア。
「以上が、私が嚮団で見聞きしたすべてです」
「ありがとう、コーネリア。これで私は・・」
そこへ黒の騎士団代表団がはいっていました。
「お待たせしました」
「悪ぃな〜。おまえらにやられた負傷兵の世話に手間取ってよ〜」と玉城。
「玉城さん。先ほども話したようにこの場は」とディートハルト。
「俺は黒の騎士団内務掃拭賛助官だ。
事務総長 扇要の代理でもあるだろ?」
「それはあなたひとりの思いこみで」
「いや、ぜひたちあっていただきたいのですが」とシュナイゼル。
「はあ?」
「玉城真一郎。
ゼロの最も古い同志であり
歴戦の勇士ときいています」
「へ!話せるじゃねえか!」
「玉城さん」
スザクとジェレミア。
「昔、私は君に助けられたことがあっただろう。
その礼を伝えておきたかっただけだ。
しかし・・ふふっ・・
奇妙な関係だな。私と君は。
結局敵となる運命なのかもしれない。
ここで失礼する。
私はナナリー様をさがさねばならない」
『ナナリーは、もう・・』
トウキョウ。
「生存者は順次名簿に登録するように。
ID番号とは別に、名前、年齢、住所、血液型を申告。
治療が必要なものは医療受付にまわるように。
できるだけ混乱を避けるため、落ち着いて冷静に行動を・・」
ミレイさんのもとへ
「うぉぉぉぉ〜!」とリヴァルが走ってきました。
「リヴァル!」
「会長!いきてたんですね〜!!」
「うん。生きてた。生きてたよ〜」
「よかったあ」
「よかったねえ」
笑いあうふたり。
黒の騎士団とシュナイゼルたち。
チェスの盤がおいてあります。
「ゼロとは、先日の勝負がついていませんでしたからね」
「ゼロはきません。お話の内容を確認したうえで」
「でしょうね。でてこられるはずがない。
彼は人に相談するタイプではありません。
ひとりで抱え込み、人を遠ざけるはず」
「ゼロのこと、よく知っておられるような口ぶりですね」
「あなたよりは。
ゼロは、私やこのコーネリアの弟です」
「なんだとぉ?!」
「神聖ブリタニア王国 元第11皇子
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。
私が最も愛し、おそれた男です」
「バカな」と藤堂。
「ゼロがブリタニアの皇子様だって?」と玉城。
「ディートハルト。お前は気付いていたのではないのか。
ジェレミアやヴィレッタから
情報を手にいれていたようだしな」とコーネリア。
「へ?」
「無駄なことです。
そのような戯言で我らを混乱させようなどと。
我々は ゼロを系譜ではなく
起こした奇跡によって認めているのですから」
「しかし、その奇跡が偽りだとしたらどうでしょう」
「偽り?」
「ゼロには特別な力、ギアスがあります」
「ん?」
「人に命令を強制する力です。
強力な催眠術と考えてもらえば」
「奇跡のタネがその力だと」
「俺のゼロにケチつけてんじゃねえよ!
あいつはなあ。頭がキレて、度胸があって
すげえんだ!
皇子とかギアスとかよぉ、
証拠はあんのかよ。証拠は。ああ?!」
「証拠ならある!」
「扇・・」
「ヴィレッタまで」
「彼のいったとおりだ。
ゼロの正体は
ブリタニアの元皇子ルルーシュ。
ギアスという力で人をあやつる
ペテン師だ!」
オルゴールを手に見つめ放心状態のロロ。
ルルーシュも部屋でぼーっとしたまま。
「ゼロはずっと俺たちをだましていたんだ
ずっと。俺たちを駒として」
「何いってんだよ、扇」
「しかし、それが本当なら・・」
「だからといって、これまでのゼロの実績が
否定されるものではない。
それに、本当にギアスがあるのなら
頼もしいじゃありませんか。
ブリタニアに対抗する強力な武器になる」とディートハルト。
「その力が敵にだけ対して使われるものならばな」と扇。
「何?!」
「まさか、私たちにも?」
「そうだ。
やつは実の妹であるユーフェミアをあやつって
特区日本に集まったイレヴンを虐殺させた」
「だぁほ!ゼロは正義の味方なんだよ!
そんなこと!」
「証拠ならあります」
シュナイゼルがスザクとルルーシュの会話をきかせます。
「ルルーシュ、君がユフィにギアスをかけたのか?」
「ああ」
「日本人を虐殺しろと」
「俺が命じた」
レコーダーの会話はここまで。
「では、あの虐殺は」と千葉。
「ゼロがやったことだ。わが妹ではない」
「ゼロが、日本人を殺せと?」と藤堂。
「偽物にきまってる!」
「こちらが ギアスをかけられた疑いのある事件、人物です」
とカノンが資料をみせました。
「あっ! 草壁・・片瀬少将まで・・」
ジェレミア、シャーリーやユフィも・・。
「そんな・・これは」
「クロヴィス」
「私もかけられている」とヴィレッタ。
「これでガオハイの変わり身も」
「ジェレミアたちが寝返ってきたことも
すべて説明がつく」
「私とて 彼のギアスに
あやつられていないという保証はない。
そう考えると、とても恐ろしい」とシュナイゼル。
「まさか」と千葉。
「俺たちも」と玉城。
「そしてもうひとつ。
私たちは事前にフレイヤ弾頭のことをゼロに通告しました。
無駄な争いを避けたかったからです。
ランスロットに通信記録が残っています。
しかし・・」とカノン。
「我らに伝えなかった?」と朝比奈の言葉をまた思いだす藤堂。
『ゼロは信用できません』
「そうか」と藤堂。
「俺は、彼を信じたかった・・。
信じていたかった。
でも、俺たちは彼にとって・・・」
「ただの駒だってのか!
チクショウ!ゼロのやろう!よくも!
チクショウーー!!」と玉城。
「皆さん、私の弟を・・
ゼロをひきわたしていただけますか」
「条件があります」
「扇」
「取引できる状況だとおもっているのか?」
「ききましょう」
「日本を 返せ。
信じた仲間を裏切るんだ。
せめて日本くらい取り返さなくては
俺は自分を許せない」
フレイヤの落ちた場所にそのままいるスザク。
ルルーシュとC.C.。
「ご主人さま、服をぬいでください」
「えっ?」
「どこか痛いんですか?
手の届かない所なら、私が」
「ああ。そうだな。
手のとどかないところか」
「ゼロ。はいってもよろしいでしょうか。
私です」
「カレン」
隠れるC.C.。
「扇さんが4号倉庫にきてほしいって」
「4号?」
「細かいことは私も」
「ご主人さま、服を脱いでください。
私 がんばってみますから」
「はあ?
何やってたのよ?あんたたちは!
私がつかまってる間に」
「ち、ちがう。このC.C.はその・・
記憶を失っているんだ」
「えっ?」
「俺のせいで。
だからお前が知っているC.C.はもういないんだ」
『C.C.が・・いない』
ゼロの仮面をつけてカレンと移動するルルーシュ。
『C.C.がいない。
ナナリーもいなくなった。
じゃあルルーシュは?』
「カレン。
よく無事でいてくれたな。
救助が遅くなってすまなかった」
「ルルーシュ。
私ね、ナナリーと話したわ。
私のこと、助けてくれたの」
「そうか」
「あの、こんなときにいうのもなんだけど、
私もお兄ちゃんがいるから・・うっ」
倉庫へ入った2人をライトが照らします。
「観念しろ ゼロ!」と藤堂。
「よくも我々をペテンにかけてくれたな」と千葉。
「君のギアスのことはわかっているんだ」と扇。
「伝説の英雄ゼロは、志なかばにして戦死。
しかしその勇敢なる生きざまは
永遠に語り継がれることでしょう」
とカメラをかまえるディートハルト。
「ディートハルト。
それがおまえの台本か?」
「本当なら、あなたがブリタニアに勝利するところまで
撮りたかったのですが・・・
残念ながら 番組は打ち切りです」
『どうする?ナイトメアが邪魔だが
扇たちは無防備だ。
バレないようにギアスをつかえば・・』
「みんなお前を信じていたのに!」
「井上も吉田も お前のために死んだんだ!」
ゼロをかばうカレン。
「待って!一方的すぎるわ、こんなの!
ゼロのおかげで私たちここまでこれたんだよ?
彼の言い分も・・」
「どけ!カレン!」
「ゼロと一緒に死にたいのか?!」
「まさかギアスにかかっているんじゃないよな?」
「答えて ルルーシュ。
あなたにとって 私は何?
私あなたとなら・・ねえ」
「はっ」
シュナイゼルの姿に気づくルルーシュ。
『そうかこれはあなたのチェックか・・。
ならば 万が一にも隙はないのでしょう』
「ねえ、お願い!答えて!」
「フハハハハっ!
バカが!今頃気づいたのか。
自分たちが利用されていることに。
貴様らが、駒にすぎないということに」
仮面をはずすゼロ。」
「ゼロ、君はやはり」と扇。
「ゼロ〜〜!」と玉城。
「カレン。
君はこの中でも特別優秀な駒だった。
そう、すべては盤上のこと。
ゲームだったんだよ、これは」
「そう・・。
さよなら・・ルルーシュ」
カレンがはなれます。
「構えー!」
「カレン・・・君は生きろ」
という言葉にはっとするカレン。
「撃てー!」
ロロがルルーシュをかばいます。
「あっ!」
「大丈夫?兄さん」
「ロロ!」
「かまわん。蜃気楼ごと撃てー!」
「待って!」とカレン。
「兄さんは、僕が守る!」
ギアスをつかって脱出。
「やめろ!ロロ!もういんいんだ!」
「あっ・・御主人さま」とC.C.。
「蜃気楼が」「消えた?」
「バベルタワーのときの・・」とカレン。
「アーニャ。ゼロは逃げたわ。
モルドレッドでつかまえられる?」とジノ。
「破壊・・なら」
アーニャが攻撃。
「絶対守護領域の計算が、
こんなにたいへんだなんて。
ふふっ。やっぱりすごいや。僕の兄さんは」
「ロロ!俺はもう生きる理由なんて」
「はっ。何?この動き」
「殺させない。絶対に!」
「こんな広範囲でギアスを!
ロロ、これ以上はおまえの心臓がもたない」
「各員につぐ。蜃気楼が奪取された。
攻撃可能な部隊は、蜃気楼を破壊せよ。
繰り返す。蜃気楼を破壊せよ!」
攻撃をうけ、衝撃でオルゴールが落ちて
音楽がなりはじめます。
「もういいんだ、ロロ。
俺はもう」
「ダメだよ、兄さん・・だって・・・」
「やめ・・」
ギアスをまた使いました。
「僕はずっと 誰かの道具だった」
「やめるんだ!ロロ!どうして俺なんかを」
ギアス。
「僕は嚮団の道具で」
「助けるんだ?!俺は・・」
ギアス。
「その次は 兄さんの・・
たしかに僕は
兄さんに使われていただけかもしれない。
でも あの時間だけは 本物だった!」
「おまえのことを・・!」
ギアス。
「あの想い出のおかげで・・
ようやく僕は 人間になれた!
うっくっううっ・・」
「利用して・・! ロロ!」
ギアス。
「だから もう・・
僕は・・」
「やめてくれ!
ギアスをつかうな!
死にたいのか?!」
ギアス。
「僕は・・道具じゃない。
これは・・僕の意志なんだから!!」
敵を撃破して逃げました。
森の中に隠れるふたり。ロロ、瀕死。
「ロロ。
どうして俺を助けた?
俺は、おまえを」
「兄さんは うそつきだから」
「えっ?」
「嘘だよ・・ね?
僕をころそうとしたなんて・・
僕がきらい・・なんて・・」
「そうか。すっかり見抜かれているな。
さすがは俺の弟だ」
「そう・・だよ・・
僕は・・兄さんのことなら・・
なんでも・・わかるん・・だ」
ロロ、死亡。
「ああ。そうだよ。
お前の兄は うそつきなんだ」
ロロの手に携帯とオルゴールを乗せてやるルルーシュ。
「対象を確認できません。
捜索範囲を広げます。
地上班をよこしてください」
フレイヤ跡地で笑うスザク。
「フフフフフフっ。
あははははっ。あっははははっは」
『ナナリー ロロ シャーリー 黒の騎士団
俺はすべてを失った。
これが残された結果・・
いや 報いか。
でも だからこそ
ありがとう ロロ。
お前がつないだこの命
俺にはまだ
成さねばならないことがあったんだよな。
そう。俺には・・』
「まさか・・・
ここのシステムを使うことになろうとはな。
ラグナレクの接続。
これで古い世界は破壊され
新しい世界が 創造される!」
と皇帝。
海を臨む場所にロロの墓をたてたルルーシュ。
「わが父 シャルル・ジ・ブリタニアよ。
俺の地獄への道行きには
おまえもいっしょにきてもらう
それが・・・!」
ロロはどうも好きになれないキャラクターだったのに
最後の最後、ルルーシュに真実を告げられて裏切られたあとでも
なお兄を守ろうとする姿にはうっかり涙しそうになりました。
ルルーシュの人でなし・・・(T_T)
それでも、死ぬ間際のロロに絶望を与えず、
ロロの望む言葉を言ってあげたことだけは唯一見直しました。
カレンのこともそうだけど、大多数の人の命は
どうでもいいと思っているくせに、
たまにこういうところをみせてくれます。
ひとりになってしまったところで
皇帝との対決再びが楽しみです。
スザクはついにふりきれてしまったか。
ニーナにはあきれかえりました。
結果は自分が想像した以上だったのかもしれないけど
どのくらい威力があるのかはわかっていたはず。
それを簡単につかうようけしかけて
今になって後悔するな!
黒の騎士団の裏切りはあっけなかったですね。
ゼロが信頼していなかったように、みんなも
顔も見せないゼロのことを
信じきれていなかったのもあるとは思いますが。
日本を返せという交渉は成立したのでしょうか。
ナナリーたちは生存の可能性もあり?
コードギアスの相関図は死亡の時は容赦なく死亡と書くけど
ナナリー、ギルフォード、ローマイヤ、咲世子、朝比奈は
行方不明扱いになっているので生きている可能性も捨てきれません。
ところで先週の放送のあと、
ミクシーのキーワード1位がナナリー。
シャーリーのときもそうだったから当然かな。
それにしてもすごい人気。
追記
公式サイトでナナリーたち死亡確定。
ひどい仕打ち・・・。
ついでにミクシーキーワード、ロロは3位でした。
*いくつかのブログ様にTBがとびません。
NGワードがあるようです。
「殺す」とかまずいのかも?
キャスト
ルルーシュ・ランペルージ 福山潤
ロロ・ランペルージ 水島大宙
枢木スザク 櫻井孝宏
C.C. ゆかな
ブリタニア皇帝 若本規夫
ナナリー・ヴィ・ブリタニア 名塚佳織
ジノ・ヴァインベルグ 保志総一郎
アーニャ・アールストレイム 後藤邑子
黎 星刻(リー・シンクー) 緑川光
紅月カレン 小清水亜美
ニーナ・アインシュタイン 千葉紗子
ヴィレッタ 渡辺明乃
咲世子 新井里美
天子 松元環季
周 香凛(ジョウ・チャンリン)大原さやか
洪 古(ホン・グ) 松本大
ローマイヤー 渡辺明乃
コードギアス反逆のルルーシュ (ロマンアルバム)

コードギアス 反逆のルルーシュR2 Sound Episode2
ドラマ,水島大宙,福山潤,櫻井孝宏,ゆかな,大原さやか,折笠富美子,杉山紀彰,かないみか,黒石ひとみ,中野定博

WORLD END
FLOW
わが臈たし悪の華
ALI PROJECT
ニーナの顔がスゴかったです。
スザクのギアスが発動するまえに、素の状態で
撃ってよー!って、連呼してたのはニーナなのにねぇ。
スザクの馬鹿笑いには、ビックリしました。
ルルはよく、アホみたいに笑ってますけど、
スザクは珍しいですよねぇ。
私はナナリーは生きているに10000ギアス。
(って、前も同じコトを・・・)
ロロは真実を知って、ルルに殺意を抱くと思っていたので、
本当に意外でした。