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戦う司書 The Book of Bantorra 第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」

第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」

武装司書モッカニアの反乱は、
バントーラ図書館を黒蟻の迷宮と変える。
次々と蟻の餌食となってしまう武装司書たち。
イレイアの魔法権利によってモッカニアの
動きを封じた間に、
シュラムッフェンを手に入れたハミュッツは
モッカニアの元へと駆ける。
迷宮内にシュラムッフェンの高笑いが響く中、
神溺教団の擬人ウインケニーが静かにほくそ笑む。
果たして、何故モッカニアは反乱を起こしたのか、
彼に母と呼ばれる女性は何者なのか・・・?




フィーキーがやられたことを知る司書たち。
4年も閉じこもっている間に
モッカニアの精神はおかしくなってしまったのか。

イレイアさんは時をとめたまま。
モッカニアがおとした本のかけらも
落ちていました。


OP


母のもとへ戻ったモッカニア。
フィーキーはすでに白骨に・・。

フィーキーを心配する母に
あいつは敵だったというモッカニア。

「ねえ モッカニア

 ウィンケニーさんが

 言ってたとおりなのよね?

 私は神溺教団という

 悪い組織にさらわれて

 記憶と視力を奪われた。

 そこを あなたと同じ 

 武装司書のウィンケニーさんに助けられた

 そうよね?

 ここは神溺教団の隠れ家で

 あなたは大事な本を奪った

 ハミュッツ・メセタという人を追っている。

 あなたが殺してしまったのも

 神溺教団の悪い人たち・・

 そうなのよね?」


ウィンケニーにうまくあやつられているようです。

「でも 本当に

 戦わなければならないの?

 いくら悪い人だからって

 話しあえば・・」


「これしか道はないんだ」

そこへやってきたハミュッツ。
母を安全な場所へ隠れるよういうモッカニア。
いっしょにいると足手まといだという母ですが
モッカニアはもう離れたくないらしい。

「あなたが 

 誰かと戦う姿をみるなんて

 もうこれ以上・・」

「モッカニア

 もし勝てそうになかったら

 母さんのことは気にしないで。

 どんなことがあっても
 
 あなたは生き延びて」


母は別室へ、そしてハミュッツがやってきました。

「わかってるわねえ?モッカニア」

「ああ。母さんは偽物だ」

「感謝してるわよ。のぞき魔くん。

 アイザの本は 

 下の第四封印書庫にあるわよ。」


「ハミュッツがシュラムッフェンを

 手にすることも計算のうち。

 イレイア・キティとのはさみうちさえ

 さけることができれば

 勝算はある」


モッカニアの黒アリ攻撃を
剣で撃退するハミュッツ。

蟻の数が半端ない!!

ウィンケニーの回想。

「いっしょに天国にいくのよ

 ウィンケニー」


見た目もよく似た母子。
母につれられて神溺教団に入ったようです。
教団から与えられた任務は
将来、教団にとって脅威になるという
予言のでたモッカニアの天敵になること。

「歩兵にも騎兵にも目をくれず

 女王だけを殺すのだ。

 君はそれになれ」


モッカニアがまだ少年のうちから
計画をすすめている教団・・。

「教団のために 

 立派に働くのですよ。

 どんなに離れていても
 
 母さんは あなたを

 見守っていますからね」


幼くして母と別れたウィンケニー。

ハミュッツとモッカニアの戦いは
続いていました。
4年前の戦いを思い出すモッカニア。

再びウィンケニーの回想。
大人になってモッカニアの故郷へやってきた
ウィンケニー。
モッカニアは母子二人の質素な暮らし。

「僕はモッカニア

 僕と母さんはこの街で

 幸せに暮らしていた。

 小さいころの僕は弱虫で

 いつもいじめられていた。

 でも そんなときはよく

 母さんがたすけてくれた。

 母さんは優しい人だった。

 暴力が大嫌いで 

 いじめっこを叱ったり
 
 ケンカしてる子たちを注意してくれた。

 みんなで仲良くねっていつも言ってた。

 だから僕も暴力は嫌いだ。

 母さんが嫌がることは

 絶対にしない。そう決めたんだ。

 なのに・・」


ある日 帰宅したら何者かに殺されていた母。

『わからない。

 モッカニアは

 なぜ武装司書を目指したのか。

 なぜ グインべクスの乱以来

 閉じこもっているのか。

 彼の心はまるで

 黒アリの迷宮だ』


教団の仕事で宿屋をたずねていったウィンケニーは
そこで母と再会。
コリオやレーリアたちを泊ることを連絡しに
きたようですが、母をみてびっくり。

「母さん!俺!ウィンケニー!

 俺だよ!ウィンケニーだよ」


「ウィンケニーさん?

 あの どこかで

 お会いしましたっけ?」


母はまったく覚えておらず
外へ駆け出し笑いだすウィンケニー。

「わかった!わかったよ!

 モッカニア

 これが母親を失うということか」


『僕はモッカニア。
 
 僕は母さんを幸せにしてあげたかった。

 だから武装司書になろうと思った。

 武装司書になれば 

 お金がたくさんもらえる。

 でも 母さんは死んだ。
 
 それでも 僕は あきらめなかった。

 図書館には世界中の本が集まるから。

 待っていれば 

 いつか出会えるかもしれないから。』


母の本をみつけたモッカニア。

「ああ 母さん」


CM


教団では肉の女性に
レナス・フルールの本を何度も読ませ
暗示と薬の力で記憶をうえつけて
ウィンケニーの母を仕立て上げました

「本物の記憶を持つ偽物

 しかし やはり 

 若すぎるのでは」


「俺が選んだ肉だ。

 間違いない。これでいい。
 
 モッカニアの母親は 

 これでいいんだ」


モッカニアの母の若いころによく似た女性。

レナスをみて驚くモッカニア。
童話を暗唱してくれるレナスの声に
苦しむモッカニア。

「やめろ!」

「母・・さん・・」


偽物だと知りながら、母そっくりの姿をみて
ウィンケニーの罠にのってしまうモッカニア。

「要求はなんだ?」

「ハミュッツ・メセタの命。

 断ればあの女に秘密をばらす。

 自分がレナスの偽物だということをな」


蟻を出しても石油になればきかない。

「それを知ったら

 彼女は憎むだろうな。

 記憶を奪った神溺教団を。

 そしておまえを」


「僕を?」

「わからないのか?モッカニア。

 すべてはおまえのためにしたことだ。
  
 母親と共にいたいのなら俺に従え。
 
 彼女に母親のままでいてほしいなら。

 それとも 
 
 もう一度母親を失ってみるか?」


母を失ったときの記憶が甦るモッカニア。

ハミュッツと戦うモッカニア。

母は蟻の案内ですすみます。

『モッカニア・・

 モッカニアが人を殺した。

 あのやさしかった子が。

 神溺教団の隠れ家?

 でも ここは図書館って。

 何かおかしい。

 ウィンケニーさんもあの子も

 何か隠している。

 あの子は本当にモッカニアなのかしら。

 違う・・恐ろしい

 私は・・なんて・・』


階段につまづいて転んだレナスは
落ちていた本のかけらに手をふれてしまいました。

ハミュッツを誘いこみ
黒ありで覆いつくすモッカニア。

「勝った・・

 母さん」


モッカニアはすわりこんでいる母をみつけます。
母の手には本のかけら。

「まだ 私を母と呼ぶの?

 これはあなたのお母さんの本じゃないの?

 でも 私じゃない。

 私の本じゃない。

 誰なの?モッカニア。

 私は誰なの?

 ねえ 答えて、モッカニア!」


「嘘だ・・そんな・・」

代行と思考共有がつながらないというミレポ。

モッカニアは母に真相を話します。

「そう。そういうことだったの。

 モッカニア」


「ごめん。母さん」

モッカニアの顔にポンとふれる母。

「母さんに隠しごとするなんて

 だめじゃないの。

 こんなに傷だらけになって。

 だめじゃないの」


「どう・・して?

 僕を 憎まないの?」


「どうして憎まなきゃいけないの?

 私のために戦ってくれたのでしょ?

 それでもあなたは愛してくれた。

 愛してくれたことにかわりはないわ。

 言って。

 私を母さんと言って。

 だって

 レナス・フルールであるほかに

 私には何もないの」


その時、ハミュッツが生還。

「いいわよ。モッカニア

 まだ殺し合いましょ」


「ハミュッツめ

 生きていたのか」


母を抱きしめてから

「ごめんなさい 母さん」

と母から離れて
ハミュッツのもとへいくモッカニア。

「なんだ。そうなの モッカニア

 もう終わりなの」


「嘘をついて 人を殺して

 本当は嫌だった。

 でも 死にたくて。

 忘れてた。

 そんな人じゃないのに。

 そんなことをしても喜ばないのに。」


「あの人といっしょに

 死にたいんじゃないの?

 それくらいは好きにさせてあげるわよ」


「そう思ってた。

 お前を殺して 

 あの部屋で 母さんと
 
 1分1秒でも長く

 そして・・

 でも それは僕のわがままだ。

 暴力はいけない。

 強いものが

 弱いものをいじめてはいけない。

 あの人を 殺してはいけない。」


「言いたいことはそれだけ?」

「みんなに すまなかったと」

自分の体を黒ありにくわせ消えたモッカニア。

「バカな子」

そばにいたウインケニー。

「いや 幸せそうだった。

 レナスと会ったときの彼は

 本当に幸せそうだった。」


「ふうん。そっ」

「なぜだろう?

 なぜか あの顔を見ることが

 できたただけで俺は」


火をなげるハミュッツ。

あっというまに火がもえあがります。

「そうか・・俺はただ

 モッカニアを母親と

 会わせてやりたかっただけなんだ」


「あんたもバカな子ね」

レナスに挨拶をして外へ案内するというハミュッツ。
手をかすというのを自分で歩けるといレナス。

幼いモッカニアの手をひいて歩く母。
蟻の行列をみてふまないようにと
立ち止まります。

「小さいものでも 弱い者でも

 みんな同じなの。

 蟻くんたちも 

 モッカニアも 母さんも。

 みんな一生懸命生きているの。

 だから 弱い者をいじめたりしないで。

 どんなことがあっても

 他の誰かを苦しめたりしないで。
 
 みんな同じなんだから。

 忘れないでね。モッカニア」


「うん」

最後にモッカニアの声。

「ただいま 母さん」



うう、今回もおもしろかった!!

モッカニアが退場という悲しいラストでしたが
誰も傷つけないでと母におそわってきたのに
大量虐殺してしまう力を持つ自分が恐ろしくて
武装司書としては苦しいだけだったようなので。

たとえ偽物とわかっていても
あんな美しくてやさしい母だったら
ずっとそばにいたいと思うのも無理ないか。
仲間たちをうらぎっても。

そしてウィンケニーもまた同じ
母を求めるものでした。
人の人生をいいようにもてあそぶ
神溺教団が本当に悪い・・。

次回予告、マットとハミュッツが
ベッドインしててびっくりw


ハミュッツ 朴ろ美
マットアラスト 大川透
ミレポック 沢城みゆき
ノロティ 戸松遥

モッカニア 石田彰
レナス   大原さやか
ウインケニー 野島健児


エンリケ   野島裕史
ミンス    三宅健太
リズリー   阿部敦
フィーキー  竹本英史
カルネ    宮崎寛務
楽園管理者  大木民夫
宿屋の女将  安芸けい子
パダ     坂巻 学










2009.12.12 Saturday 10:42 | comments(2) | trackbacks(11) | 
<< Betsucomi (ベツコミ) 2010年 01月号 | main | 天上の虹 21―持統天皇物語 >>
ミチコ (2009/12/13 9:08 PM)
honeyさん こんばんは、前回と同じ 蟻の量が半端なく怖いですよ、あ〜怖ぇ。
honey (2009/12/13 9:52 PM)
ミチコさん、こんばんは。

真っ黒でしたねえ。









戦う司書 The Book of Bantorra 第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」
いい話なのはわかるんだけど、深くはまれないんだよねぇ。とにもかくにも、バトル中に結構深く突っ込んだ回想を入れるから、テンポが酷く悪い。どれに焦点を合わせればいいのかイマイチ定まらないから、バトルシーンの激しさや、回想シーンでの切なさなどがあまり伝わっ
| よう来なさった! | 2009/12/12 10:58 AM |
戦う司書TheBookofBantorra 第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」
モッカニアの反乱------------!!毎回思うんですが、「戦う司書」はサブタイが実にシンプルで、その回の内容をよくあらわしてると思うわ。今回は何せモッカニアに尽きるわ。流石です、石田さんっ(>▽<)母・レナスは本物なのか?どうやらレナスは、記憶と視力を奪わ
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2009/12/12 11:33 AM |
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戦う司書 The Book of Bantorra  第10話 弱者と迷宮と女王の指し手 レビュー キャプ
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『戦う司書 The Book of Bantorra』#11「弱者と迷宮と女王の指し手」
「彼の心は、まるで黒蟻の迷宮だ」 その傷付いた心を癒すには? モッカニアは、突如現れた母親が偽物だとわかっていた。 それでも戦わずに...
| ジャスタウェイの日記☆ | 2009/12/13 10:10 AM |
戦う司書 The Book of Bantorra 第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」の感想。
戦う司書 The Book of Bantorra 第11話 「弱者と迷宮と女王の指し手」 評価: ── 彼の心はまるで黒蟻の迷宮だ 脚本 根本歳...
| いーじすの前途洋洋。 | 2009/12/13 12:42 PM |
戦う司書 第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」
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| White wing | 2009/12/13 10:15 PM |
戦う司書 第11話「弱者と迷宮と女王の指し手」
戦う司書と黒蟻の迷宮 (集英社スーパーダッシュ文庫)(2006/04)山形 石雄商品詳細を見る ウインケニー=ビゼにモッカニア=フルール。母親を失っ...
| 破滅の闇日記 | 2009/12/14 8:36 PM |
戦う司書 The Book of Bantorra #11「弱者と迷宮と女王の指し手」
『マザー・コンプレックス』にとり憑かれた男-モッカニア・フルール-の悲しくも愛すべき物語。その終わりと始まり。第11話「弱者と迷宮と女王...
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