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MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第4話

第4話

城南大学から気特対に派遣された数学者の案野悠里と
さくらが、大雨の中、原生林で
連絡が取れなくなってしまった。
灰田と万里は2人の安否を気遣うが、
携帯も圏外、無線機も持っていない
2人の行方はわからない。
地元の消防団員たちと合流した灰田は
原生林の捜索を始める。その消防団員から
灰田はこの辺りの森は昔から「女人禁制」で、
入った女性はただではすまないという
言い伝えがあることを聞く・・・。




いきなり遭難しているさくらと悠里。

灰田とみかづきはさくらたちの捜索に。
無線機ももっておらず
お互い自分の責任だといいますが
反省会はあとにしろと課長にいわれました。

岩かげで雨を避けているさくらたち。
案野悠里は数学者。
なぜ数学者が気特隊なのかとたずねるさくらに
なぜため口?という悠里。

「質問に質問でかえす。

 これだから

大人はむかつくんだよ。」


そのときいきなり轟音がして地面が揺れ
何かの影がとおりすぎていきました。

携帯も圏外で二人の行方は
気特隊にはつかめず。

あのふたりにはGPSよりは
傘とか蕗の葉のほうがありがたい
状況なんじゃないかという課長。

二人は正体不明の影を避けてすすむ二人。

「あんた まさか おいかけて

 目標の姿確認しようとか

思ってないよね?」


「息子が言ってた。

 いっしょに 

怖い映画をみていたときにね

 『背中見せて逃げまわるから

  おいかけられるんだ

  やりすごして 

  きたほうに逃げればいい』って。」


「息子 いくつ?」

「9歳。小学三年生。」

「私が9歳児と同じだと。」

「そういうつもりじゃなくて

 ただ 思いだしただけ。」


「じゃあ きくけどさ

 あんた そのとき

息子になんて答えたの?」


「そういう考えもある。

 でも 結局最後に生きのこるのは

 たくさんの選択肢をもっていたものだ。」


「ふーん・・。」

選択肢が多くても間違って選んだらアウト
正解を実行できなくてもアウトだというさくらに
そういう話を息子としたという悠里。

そのとき、正体不明の生物の声のようなものが・・。

雨がやんだので灰田たちは地元の消防団と
ともに捜索に。

不気味な鳥の声がきこえ
びびる消防団に、行方不明の女性二人の
捜索なので、危険な目に逢うことはないし
もしMに遭遇しても自分のことは
気にしないで逃げてくださいという灰田。

しかし消防団が気にしているのは
そういうことではなく、この山は
女人禁制で、ここへ入った女性は
ただじゃおかないという言い伝えが
残っているのだそう。

悠里がさっきの声の正体を確認したいと
いいだしました。

Mの声と気配だけします。

みかづきが環境省のデータベースへの
アクセス許可を求め
あっさり許可をだす部長。

灰田と無線で連絡をとるみかづき。

該当しそうなSは女人禁制 女人結界といえば
多くは仏教 修験道関係だけど
全国そこらじゅうにあり
樹木 巨木 古木が関係しているかもしれない
という灰田。

「相手がSなら

 確信に近い場所で

 ひょっこり出会えたりもする。」


「Sって なんだべ?」

「Mじゃないほうのやつです。」

と消防団員にこたえる灰田。

こんな状況でも唇があれるからと
リップをぬりなおす悠里。

「一つ質問。

 私たちの居場所 ばれてるでしょ。

 なんで おそってこないの?」


「それ ポイント高いな。

 やっぱり Sなんだ。」


「は?」

「Mじゃなくて S。」

立ち上がろうとする悠里。

「私たちのことおいつめて

 じわじわいたぶってるとか

 そういうこと?」


Sへの誤解をするさくら。

「趣味嗜好じゃなくて

 私がいってるのは

 存在としての MとS。」


「なんだっけ?」

「Mは?」

「モンスターのM。」

さっきのリップをかりて
自分もぬるさくら。

そしてまた立ち上がる悠里。

「問題ない。Sだから!」

「それって逆に Mじゃなくて・・

 だから Sってなんだよ?」


「スーパーナチュラルビーイングのS。

 超自然的存在の総称よ。」


Mとの本質的違いはわかっておらず
大きさによってマグニチュード0以上のものをM
それ以下のものをSとわけているだけ。

Sは野生動物と同じ扱いで
人に危害を加えない限り放置
場合によっては保護する
管轄も環境庁。

「私は 山でクマさ襲われても

 文句はいえねえべと思う。

 クマさ出会えねえ工夫もしらねえで

 あったときの対処もしらねえで

 それで襲われたからといって

 クマさせめんのはおかしい。」

「この森に あんたがいうSはいる。

 年寄りたちはそれを知ってたから

 口をすっぱくして言ってたんでしょ!」


「その森に 女性が二人迷いこんでる。

 急ぎましょう。お願いします。」


灰田が頭をさげました。

さくらと悠里も先へすすみます。
そのときにまたSの気配が。

灰田たちもそれを感じました。

姿がみえないのに、頬を傷つけられる
さくら。

「コイツ本気かな」

「かもね」

「じゃあ 平気だ。

 こっちはまだ本気だしてない。」


なぜ数学者がここにいるか
さっきした質問の答えを
今ききたいと逃げながらたずねるさくら。

「数学は 

世界を記述する言語だからよ。」

「数学はこの地球にとどまらず

 宇宙共通の 

 永遠にかわることのない言葉なの。

 数学なしで 世界を理解することは

 できない。」


「案野さんは 数学を武器にして

 Mと戦ってるってことでいいの?」


「そうねえ。まちがっては

  ないかな。」


「わかった。

 案野さんは先にいってください。」


悠里は体力的に無理があるから
と自分がやりあってみるというさくら。

「コイツ相手に 本気だしてみる。」

たちあがるさくら。

「おまえなんか 怖くないっつーの!」

脅されてもひるまない!

悠里もみていたいとその場にとどまります。

方言まるだしでSに怒鳴りかけるさくら。

「おまえ何がしたいん?

 ほんとに意味わからんちゃ!

 だだっこか?!

 かまってほしいなら

 ちゃんとむきあえや!バーカ!」


というと音もやみました。

そして目のまえにみえたのが

座敷わらし・・・・?!?!

(みたいなやつ)

そのとき、灰田たちがふたりをみつけ合流。

「空気よめっつーの。」

座敷わらしはみえなくなっていました。

捜索は終了し
この件の管轄は環境庁へ。
みかづきもほっと安心。

おもちをいただくさくらたち。

「あたしもまだ

 きかせてもらってないことが

 あるんだけど。

 なんでタメ口?

 なのに なんで『行ってください』

 って 言った?」


「普通ありえないですよね。

 それはわかってます。

 年齢とか 肩書じゃなくて

 私 仲間とは 対等の関係でいたいんです。

 だから ああこの人にはかなわないなあ

 と思うまではため口で。

 まあ 

 ゆがんでるなとは思うんですけどね。 」


「わりと めんどくさい子なんだ」

「ですね。」

さくらがおいしいといった出汁巻き卵を
わけてくれる悠里。

そのあとも、「〜ですか」と丁寧に話すさくら。

「ため口のほうが 新鮮でいいかな〜。」

という悠里に、さくらも笑顔。

 

MのほかにSもいたのか。
でもSはそれほど認知されてない?
桜も知らないくらいだし。

消防団の人のおっしゃることも
ごもっとも。
古くからの言い伝えにはそれなりの
理由があると思います。

(でも座敷わらし?ってどーなの・・・)

さくらは初対面だと単なる生意気な子で
おわりそうだけど、ちゃんと敬える人には
敬語をつかえる子なんですねえ。
でも目上の人相手に、「あんた」は
やっぱりきいてていいかんじがしない。



2010.07.29 Thursday 10:28 | comments(0) | trackbacks(5) | 
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MM-9 -MONSTER MAGNITUDE−#4
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