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Q10(キュート) 第4話「どうでもいいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!?」

第4話「どうでもいいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!?」
いきなり戦争。

「幾時代かがありまして
 
 茶色い戦争ありました

 幾時代かがありまして

 冬は疾風ふきました」


ヘルメットをかぶって戦い。
倒れた人の額には「次」の文字。

次?鞄にあいた穴も次。

敵がだれかも、どうやったら
勝ちなのかもわからない。

銃弾飛び交う中、歩いてくるQ10。

「Q10さん 危ない!」

「あ、あいつなら大丈夫。」

「何で?なんで?なんで?」

「だから・・Q10は・・」

「ロボットだからだよ!」

平太が授業中にみていた夢でした。

中尾君に進路のことをたずねる先生。

「そんなこと どうでもいいんです。

 そんなことより 

 もっとたいへんなことが

 おこってるんです!」

という中尾。

「なんだよ?進路よりたいへんなことって!」

「言えません。

 拷問されても言えませんからね!!!」

と行ってしまいました。
中尾君はQ10がロボットか
どうか気になってしょうがない。

教室にいる平太と影山。
次の段階にいくべきか
平太とQ10がどこまで進んだかきかれます。

『次の段階もなにも

 Q10はロボットで

 俺は人間で
 
 それはどこまでいっても まじわらなくて』


鉄塔の下にきた平太とQ10。
Q10がきいていたのが落語。

「しゃべり方が変だといわれたので

 落語で勉強しています。」

「そういや話し方 うまくなってるよな」

進路希望調査の紙をみせるQ10。
第一志望に

「努力する」

と書いてありました。

「努力・・努力って」

「若旦那は」

「若旦那」

「なんて書いたのですか?」

「ああ。俺は まだ なんも・・。」

「お天道様と米粒は

 ずっと自分についてくると

 思っているのですか?」


「は?」

「若旦那。

 お天道様はついてきますけど

 米粒は 努力しないと

 ついてきませんぜ。」


そういって歩き出すQ10。

『焦った。

 Q10にも 目標みたいものがあって

 そして そのために努力している。

 俺は次 何をしたらいいんだろう?』


鉄塔から上をみあげる平太。

翌日、教室でQ10の腕をつかみ
まくってみせてくれという中尾君。

女子に袋叩きにあいました。

そのあと平太と二人になったときに

「深井 Q10さんのこと 

 さわったことあるよね?」

「どう思った?」

とたずねる中尾君。

「どうって・・。

 人間みたいだった。」

「やっぱり

 人間じゃないんだ。」

「何いってんの?に、人間だよ。

 人間にきまってんじゃん。」

と誤魔化しますが
人間だという証拠を求める中尾君。

「たとえば?」

「泣くとか。」

「そりゃ泣くだろ。人間だもん。

 そりゃ泣くだろ。人間だもん。」


Q10をつれて柳先生のところへ
頼みにいきました。

「泣かせてほしい?小川先生を?」

なぜ小川先生w

「中尾が疑っているから」というと
泣かせることは技術的には
難しいことじゃないという柳先生。

「なけんじゃないの?

 ね?泣けるよね?」

「涙は 装着済みです。」

「嘘?泣けんの?!」

「パフ!」

「それじゃ 泣いてよ。

 今 泣ける?

 中尾 よんでくる。」

「若旦那。

 無理を言っちゃあいけません。

 泣くようなことを

 言ってもらわないと。」


「泣くようなこと?」

「はやく」

「だって 言えないよ。

 そんな人を傷つけるようなこと。」

「傷っつきゃ〜しません。

 なぜとならば

 Q10はロボットだからです。」


「ほら 今頭に浮かんでるでしょう

 悪口いろいろ。言っちゃいなって!」

「若旦那 いっちゃって〜ください。」

「いいの?」

と言いながら、やっぱり言えない!

「はぁ〜いえないよ いえないよ!」

「これが 人間」

「パフ」

平太と帰る影山くん。

「あぁ〜けだものになりてぇえ!

 俺らにたりないのは

 何もかもうち捨て

 突進していくけだもの力なんだよな。」


その二人は「愛獣」というすごい名前の店をみつけ
あの扉のむこうはどうなってるんだろうと
あんなこととかこんなこととかと妄想しつつ
写真を撮ると・・店に入っていく父の姿が
写っていました。

夜、家で携帯の写真をみて
動揺する平太。

姉も帰ってきました。
有名人と撮った写真をひきのばしたのを
みせますが、写真を撮っていて
うつっていない父は
ライオンの顔とアイコラ。

「なんかこれ

 ほんとの家族みたいね〜」

と笑う母。

通り魔事件のニュースをきく小川先生の母。

「誰でもよかったってそんな

 あっら〜・・。」

そこへ電話。

「俺 俺っていってますけど あんた

 どうせいろんなとこ

 電話してんでしょ!

 あたしじゃなきゃダメなんですか

 だませるんなら 誰でもいいって

 思ってんでしょ!」

しかし・・ほんとの息子だった。

「なんで自分の息子の声がわかんないの」

そこにいた柳先生。

「私 気がついちゃったんですよね。

 私 小川先生がいないと

 いきていけないって。」

「ダメなんです!

 私 先生じゃないと!」


ちょっときてくれますか・・
とつれていくと椅子に座らせられました。

「小川先生がそこにすわると

 PCがスムーズに動くの!」


「あの〜 これ 

 僕じゃなくてもいいんじゃないですか?」

「もちろん いろいろ試しましたよ。
 
 科学者ですから。

 でも 小川先生じゃないとダメなんです。」

「じゃあ 僕が転勤とかしたら

 どうするんですか?」

「そりゃ困ります。

 お嫁にいくとき 持っていきます。」

「僕をですか?」

「持っていきます。」

にっこり。

進路調査票を手に寝転んでいる平太。

「まだ書いてねえんですか?」

「ああ 進路?

 なんかもう どうでもいいや。

 この世の中のほとんどはさ

 どうでもいいことと

 どうにもならないことでできてんだよ。

 そんな中でさ
 
 まじに考えたってしょうがないじゃん。

 だいたいさ 俺じゃなきゃダメな仕事なんてさ

 ないし。

 なんか 俺 どうでもいいや〜。」


するとQ10が涙を流しました。

「えっ?えっ?えっ?!

 なんか俺悪いこといった?

 ええ〜?」

Q10を泣かせたとクラスのみんなから
責められる平太。
中尾くんだけ首をひねってました。

Q10の手をひっぱってでていく姿も
からかわれます。

平太はまた柳先生と校長の元へ。

「人間といっしょじゃないかしら。」

「いっしょって?」

「抱きしめて 頭をなでなで」

「それ 俺がやるってこと?」

「だって 君が泣かしたんじゃない。」

「早くやれ!」

「無理でしょ。無理。」

はやくやれと手でうながす柳先生と校長。

河合さんと帰る影山君。

「俺は愛獣だ」

と携帯画像をみて勇気をだし
手をつなごうとしたけどダメでした。

「あたしね 影山くんと同じ大学いくことにした。」

だけど、河合ならもっとランク上にいけるという
影山君。

「だって 影山君のいない大学なんて

 意味ないし。」

「いや でも 俺 責任とれない。」

「俺のせいで いい大学いけるのに

 行けなかったなんてさ
 
 ねえ あとで いわれんのもさ」

「言わないよ そんなこと」

「迷惑・・だった?

 そっか 負担なんだ・・。」

「いや そういう・・ことじゃ・・」

でも河合さんは悲しそうな顔で
いってしまいました。

「ええ〜」

ここにも女心のわからない男がひとり。

平太はまだ泣いているQ10の髪にふれ
泣きやませようとがんばっていましたが・・

「どう?」

「まだですよ」

「涙ふいてるだけじゃないの」

のぞき見してる校長と柳先生!!

また手を引いて外へ。

神社へいき、誰もいないか確認していると
そこにでてきた通行人がQ10にぶつかり
腕で支え(だきかかえるようなかんじに)

「大丈夫?ごめんね。」

とハンカチをさしだしました。

「大丈夫でがす。」

「ああ よかった。

 ダメだよ。こんなかわいいこ泣かしちゃ。」

といってしまう男。

「もしかして 今ので泣きやんだ?」

「パフ」

「うっそ!うっそ え〜!?

 うそ うそでしょ。

 それはなに?

 つまり 俺じゃなくても 

 よかったってこと?」


「そういう設定でガス。」

「なんだ それ?」

「設定 変更しやすか?」

「もういいよ。」

「おこってんですか?」

「怒ってねえよ。」

「若旦那」

「なんだよ?」

「生粋の人間ですね〜」

べったりカップルとすれ違う平太。

「愛獣」をみて、ライオンのコラボ写真を
思いだすと、そこに変装して中をうかがう母。

「父ちゃん なんであんな店に。

 最低だと思わない?」

「タケちゃん あそこで働いてるのよ。」

「働いてるの?

 なんでとめないの?
 
 だって 『愛獣』だよ?」

「うち お金のこと うまくいってなくてさ」

「それ 俺の病院代とかのせい?」

「それだけじゃないって。いろいろよ。

 私 パートでるって言っったんだけど

 人づきあい苦手じゃない。

 したら タケちゃんが俺がなんとかするって。」

「にしても 他に働くとこあるだろ。

 なんで 『愛獣』?」

「なりふりかまわないとこあるのよ。

 タケちゃんって。

 大事なもの守るためにはさ

 びっくりするぐらいあきらめないの。」


母が割ったらしい茶碗の
欠片をひろい

「よかったな 怪我しなくて。

 よかった よかった」

とつぶやく父。
母は泣いていました。

「バラバラになりそうなときも

 いつも 小さな欠片拾い集めて

 元に戻すのに 必死でさ。」


ゴミだしする父がみえました。

「私 信じる。

 愛獣っていうのは

 とっても気になるけどさ。

 私 タケちゃんのこと信じる。」


翌日、教室で、昨日なぜQ10が
泣いていたのかきかれます。

「若旦那が」

「若旦那?」

「若旦那が ご無体なことを」

「は?」

「若旦那〜!」

「ご無体したのか?」

「いやらしい」

からわかれる平太。

「若旦那は超 人の情けの

 わからないお方です。」

「なんで?

 俺、どうでもいいっていっただけじゃん。」

するとまた責められる平太。

柳先生の指定の椅子にすわって
テストの採点をする小川先生。

小川先生はサイエンス兼備。
サイエンスに強い理系の美女。

「『濃いシロップでも飲もう』」

「それって 中原中也の詩ですか?」

「私 文系にも強いんです。

 なんか 飲みます?」


「はいっ!

 『冷たくして 太いストローで』」


「『とろとろと 脇見もしないで 飲もう』」

だけど、それは もずくの炭酸わり・・・。

「『なんにも なんにも 求めまい』」

がんばって飲む小川先生。

部屋からでてきた小川先生を
待っていた中尾くん。

「決めました!

 進路です!工学部にいきます!」

理数はダメだけど今からがんばると
いう中尾くん。

「ロボットを作りたいんです!

 作りたいんです!

 涙を流すロボット!」


「いや おまえ もう 11月だぜ?」

「人は なれるものになるんじゃなくて

 なりたいものになる。

 違いますか?」


「拷問されてもか えませんからね!」

と去って行きました。

教室で進路希望調査票をかかされている
平太と影山君と民子。
富士野月子がはいってきました。

「ここにいるのは

 進路がきめられなくて

 居残りさせられてる人たち?」


「そうですけど、誰?」

「ひここもりの富士野月子です。」

「なんだ。もっと暗いやつかと思ってた。」

「自分の進路もなかなかきめられないような?」

「いっとくけど

 俺はもう決まってるから」

と書きこんでたちあがる影山君。

河合さんの偏差値にあわせた大学を書いた?

「いろいろあってさ。」

「でも」

「これしか道がないんだよ。」

「な〜にがあったんだよ?」

民子もたちあがりました。

「こんなのおかしすぎる。

 今日中に 自分の人生決めろなんて。」


民子もでていきました。

「勢いで決める勇気もないし

 出さずにかえるほどの根性もないし。」


とにっこり笑う月子。

小川先生が柳先生部屋にくると
ゴムの木が椅子の上においてありました。

「小川先生。大発見です。

 ゴムの木でも PCが動くんです。

 もう小川先生にきてもらわなくても

 大丈夫です。」

「あ・・ゴムの木で・・。」

部屋からでていく小川先生。

「『私はその日 人生に

  椅子をなくした』

 今日は残業だな。」


御見舞いにきた友達を見送った久保君は
民子とばったり。

「あれ?かつらの。

 今日はかぶってないんだ。」

「あれは学校用だから。」

友達のお見まいにきたそうです。

「じゃ」と帰ろうとした民子が

おいてかえった進路調査票を渡そうとすると

「あ それ もういいや」

という民子。

「いいやって これ 提出するやつだろう。」

「いいの。何 書いても嘘になるんだもん。」

「じゃ それかけば?」

とギターをみます。

「ロック?

 書けないよ。

 書けるわけないじゃん そんなこと。」


「どうして?」

「担任 困るでしょ。

 あたしだって なれると思ってないし。

 でも 適当になんて書けないし。」


「どうせ ほんとのことなんて

 わかってもらえないか。 

 焦ってるとか 悔しいとか

 この先どうなってしまうんだろうかとか

 思ってること はきだしたいけど

 言われたほうも 困るだろうしさ

 『大丈夫だよ』とか なんの根拠もなく

 はげまされてさ

 俺のほうもさ

『ありがとう 頑張るよ』って

 何をどう頑張るのか全然わかんないのにさ

 とりあえず言ってみたりして

 なんか うっとうしいよな。」


「そんなふうに ほんとのこと歌うの

 ロックだよ。」


帰ろうとする民子にさらに声をかける久保君。

「ねえ 今日もやるの?」

「うん。」

「今からいっしょについってっていい?」

「でかけていいの?」

「ばれないように タクシーでいって

 タクシーで帰るから。」

「私は いいけど。」

久保君を待っているときに
看護師さんが泣きながら作業しているのを
目撃。
一生懸命に働く医者、ナースたち・・。

「お待たせ。」

着替えてきた久保君と外にでますが・・。

「どうかした?」

「いいのかな。」

「何が?」

「どうせ ほんとのことなんて

 誰もわかってもらえないんだって

 言ったけど

 そんなことないかも。

 久保君のことを

 今も 真剣に考えてくれてる人

 いるんだよね。」


「誰のこと?」

「ここで働いてる人。

 みんなさ

 患者さんのことだけ考えて

 動いてるんだよ。

 けっこう みんな大人なのに熱くてさ。

 こんなに一生懸命な人たちの前で

 どうせ とか言える?

 裏切ったり できる?

 私 できないな。

 できないよ。」


お出かけはとりやめか。

1人PCにむかいながら
すごいダジャレを思いついたと笑い

「小川先生。」

と思わずよぶもののそこにはゴムの木。

「そっか いないのか。

 ああ〜 誰かに言いたい!」

街頭でルナちゃんグッズを売っている
藤丘くんの弟。

「そこの若ぇの。

 そんなに小さい声じゃ 売れねえよ。

 待ってな。

 買ってくれそうなやつ

 つれてくっからよ。」

Q10がつれてきたのは中尾君。

「これ 全部買います。」

という中、とりだして渡すQ10。

「2つぐらいは 自分で売りな。

 売れるよな?」


ポーズをしたその腕に機械を発見し
驚いて帰っていく中尾君。

「兄さん ありがとよ」

帰宅した藤丘くん。
家には校長がいて、部屋を片付けていました。

進路を気にかけてきてくれたらしい。

「どうせ 卒業できないし。」

そこへ藤丘くんの弟とQ10が帰宅。

両親は、最近は帰ってこないことが
多いそうです。

「離婚するとか言ってる。」

「離婚か。 
 
 そうだ、カレーくうか?

 俺 作ったんだ。」

「先生 もういいです。

 きてもらっても
 
 どうすることもできないし。

 うちはもう

 どうせ何したって無駄なんですから。」


「でもなあ 一度手放してしまったら

 おしまいだぞ。」


自分のエピソードを話す校長。

子どものとき、好きな女のコがいて
その子のことを好きな友達から
女のコと絶交したら
アンパンくわしてやるといわれ
貧乏だったから
アンパンのほうとったのだそう。

「甘くてさ ふわふわで

 こんなにうまいもんが

 世の中にあるのかと思った。」

約束通り、女のコとは口をきかず
そのうちアンパンも買えるように
なったけど、その女のコが
車の事故で亡くなってしまったとのこと。

「俺 やけになって

 アンパン 山のようにかいこんで

 食べようと思ったら

 これが食えないの。

 涙ばっかりでて。

 亡くなるってわかってたら

 なんだって できたのにって。

 だから 『どうせ』なんか いうな。

 とりあえず

 やれることからやろうじゃない。」


「やれることって?」

「うん。まずは

 お父さんやお母さんが

 帰ってきたくなるように ここ片付けてさ

 グラスなんかもピカッピカにして

 汚れた服は洗濯して

 きちんとたたんで

 笑顔で『おかえりなさい』って言って

 それから

 あったかい食べ物をだしてあげて。」


とカレーをよそってくれました。

「そんなことで。」

「そうだよ。

 そんなことで

 人の心は つなぎとめられるんだよ。」


カレーを味わう藤丘くん。

「おまえのお母さんが

 ず〜っとしてくれてたことだよ。」


カレーの作り方がノートに書いてありました。

まだ教室にいた平太と月子。

「だめだ!いくら考えたって

 結論なんかでねえから

 永遠におわんねえよ!」


「永遠なんかないよ。

 この世界に 永遠はない。

 いずれ宇宙は終わる。」


「宇宙って 終わりがあんの?」

「宇宙には 暗黒物質が23%

 暗黒エネルギーが73%」


「なんだ それ?ほとんど暗黒じゃん。」

「私たちが 物質とよんでいるものは

 わずかに4%。

 残念なことに 時間とともに

 暗黒エネルギーは増えていくの。」


「え?増えるとどうなんの?」

「物質が引き裂かれる。」

「引き裂かれる?」

「すべての分子が引き裂かれて

 素粒子になってしまう。」


「素粒・・どういうこと?」

「机 黒板 窓

 廊下 中庭 運動場 芝生 花 雲

 私 あなた。

 今は 暗黒エネルギーの量が

 ちょうどよくて

 たまたまこうやって

 形になってるだけなのよ。

 暗黒エネルギーが増えると

 こうやって まとまった形でいられない。

 引き裂かれて 小さな 小さな

 素粒子になってしまうの。」


「つまりその

 暗黒なんとかってのが増えると

 地球が塵みたいになっちゃうってこと?」


「その前に 太陽系が

 くずれていくんじゃないかな?」


「太陽も?」

「もちろん 太陽も引き裂かれる。」

「そんな・・。」

「まあ 

 1000億年ほど 先の話だけどね。

 2016年に このことが証明されて

 2025年に 国語の教科書から

 『永遠』という言葉が消される。

 そして 私たちは

 『永遠』という言葉を失う。

 わかる?

 『永遠』はないの。

 いつかは 全部終わるの。」


志望調査をみている小川先生のもとへ
民子が提出しにきました。

「ナース?

 お前 看護師になんの?」


「それは 私が将来つくる

 ロックグループの名前です。」


「なるほどね。

 えー?おまえ

 ロック歌手になりたいってこと?」

「はい」

「ああ そう。

 う〜わ〜 まいったね。

 ハァ〜 ロック歌手か。

 ああ。しょうがない。わかった。

 俺の友達に

 そっち系の仕事してるやついるから

 ちょっとそいつにきいてみるわ。」

驚く民子。

「どうせって 思ってました。」

「どうせ?」

「どうせ 笑われるだけだって。」

「人は なれるものになるんじゃなくて

 なりたいものになる。」


「誰の言葉ですか?」

「中尾。」

笑顔になる民子。

食事中の平太。
月子の言葉を思い出していました。

「この世界に永遠はない。

 いずれ 宇宙は終わる。

 すべての物質が引き裂かれて

 素粒子になってしまう。

 いつかは 全部おわるの。」

箸をおく平太。

「どうした?」

「宇宙って おわんだって。

 ここにあんの 全部

 引き裂かれて

 素粒子になるんだって。」


「おまえ 大丈夫か?」

立ちあがってでていく平太。

「ちょっと どこいくの?」

「お前 めしは?」

走る平太!

小川母アルバムをみているところへ
平太がやってきました。

「すいません

 Q10は?」

「散歩。

 なんか 落語にでてくる風景ににたとこ

 おしえてくれって。

 知ってる?唐茄子屋って。

 若旦那が心入れ替えて

 ちゃんとした人になる話。」

「それ どこですか?」

Q10のところへ走っていく平太。

「たいへんだ!

 米粒だけじゃなくて

 お天道様も ついてこなくなるらしい。

 お天道様 だけじゃなくて

 何もかも 塵になっちゃうんだって。

 よく わかんないけど

 俺もQ10も

 宇宙に 4%しかない物質でできてて

 今はたまたまた こうやって

 形になってるけど。

 暗黒エネルギーっていうのがあって

 これは・・」


Q10に近づく平太。
河合さんに勉強をおしえてもらっている
影山君。
有名人の顔をお父さんの顔にはりなおす母。
看護師さんに背中をさすってもらっている
久保君。
グッズを手にしている中尾くん。
部屋を片付けながら
弟の寝顔をみつめる藤丘くん。

『今 わかった。

 この世のほとんどは

 どうでもいいことと

 どうにもならないことで

 できている。

 それは 俺たちが

 『どうせ』とかいっているうちに

 どんどん膨らんでいって

 ありとあらゆるものを

 バラバラにしてしまう。

 だから大切なものは

 心から大切だと思うものは

 散り散りにならないよう

 しっかりと抱きしめて

 二度となくさないよう

 努力して

 いつかは なくなるとわかってるけど

 努力したい。』


Q10を抱きしめる平太。

「若旦那

 心を入れ替えたのですか?」


「うん 入れ替えた。

 もう『どうでもいい』とか言わない。」


『俺は今・・

 宇宙の4%を抱きしめている。』


月子は小川先生の家にやってきて
Q10のコンセントに何か細工をしました。

愛獣に入る柳先生。
中は普通の喫茶店。

「ここ ごはんとかたべられます?」

「焼うどんしか できないですけど」

「大オッケーです」

平太の父が店番。

Q10と歩く平太。

『先生 決めました。

 俺 この大事な4%を抱きしめて

 これから 生きて行きます。』



どうせとかどうでもいいとか
やりたいことがない
何をしたらいいかわからないという
世界でも、大事なものがきっとある。
目のまえのささやかな大事なもののために
限られた人生、やっぱり一生懸命
生きなくちゃ、と思わされました。

久保くんが病院抜け出さなくて
よかったなあ。
校長先生も大事なこと言ってくれるし。

月子は何をしたのでしょう。




深井平太  佐藤健
久戸花恋(Q10)  前田敦子(AKB48)
山本民子  蓮佛美沙子
影山聡  賀来賢人
藤丘誠  柄本時生
河合恵美子  高畑充希
中尾順  細田よしひこ
富士野月子  福田麻由子
深井武広  光石研
深井ほなみ  西田尚美
深井千秋  松岡璃奈子
久保武彦  池松壮亮
小川しげ  白石加代子
小川訪 - 田中裕二(爆笑問題)
小野武彦 岸本路郎
柳栗子   薬師丸ひろ子
























2010.11.06 Saturday 23:55 | comments(0) | trackbacks(17) | 
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Q10(キュート) 第4話 絶望to希望
『どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!?』内容進路志望の提出の期限が迫るなか、中尾(細田よしひこ)は、悩んでいた。Q10“キュート”(前田敦子)は、ロボ...
| レベル999のマニアな講義 | 2010/11/07 12:04 AM |
【Q10(キュート)】第4話
この世の中はどうでもいい事とどうにもならない事で出来てるんだよ。この世の中にオレじゃなきゃいけない仕事なんてないし。お前らはどこまで進んでるの?と影山に聞かれた平太は答...
| 見取り八段・実0段 | 2010/11/07 12:15 AM |
ドラマの森|Q10(第4話)
幾時代かがありまして  茶色い戦争ありました幾時代かがありまして  冬は疾風吹きました(中原中也『サーカス』)ではあゝ、濃いシロップでも飲まう冷たくして、太いストローで飲...
| ドラマの森|ブログレビュー(by楽天) | 2010/11/07 12:29 AM |
日本テレビ「Q10 キュート」第4話:どうでもいい、なんて言うな!! 涙のQ10に愛の告白!?
人はなれるものになるのではなく、人はなりたいものになる。生徒の言葉を教師が受け止め、それを別の生徒に伝えていく。誰の言葉ですか? 中尾…。ちょっと素敵でした。
| 伊達でございます! | 2010/11/07 12:30 AM |
Q10(キュート) #04
『どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!?』
| ぐ〜たらにっき | 2010/11/07 3:12 AM |
「Q10」第4話
 第4話Q10の正体がロボットではないかという中尾の疑いを晴らそうと、平太はQ10に涙を流させようとする。なかなかうまくいかないが、進路を決めかねた平太が投げやりになっ...
| 日々“是”精進! | 2010/11/07 7:37 AM |
ドラマ「Q10」第4話「どうでもいい、な...
Q10は何者か----------!?その正体が中尾にバレそうになってしまった。今、落語でしゃべり方を勉強していると言うQ10。彼女の進路調査には「努力する」と書かれてあった。Q1...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2010/11/07 9:12 AM |
Q10(キュート)「どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!? 」
また、キュート喋りが進化しました?ね。言葉が変だと言われ、なぜか落語を学習しはじめた、Q10(前田敦子)、シリアスな場面で落語調が出てくるのが、なんとも不思議でユーモラス 中尾(細田よしひこ)が、キュートがロボットでないかと疑いはじめました。その証拠
| のほほん便り | 2010/11/07 9:40 AM |
Q10 第4話:どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!?
愛獣って何屋さんデスカ?( ̄∇ ̄?)ハテ お父さん、焼きうどん作れるんだ 愛獣という怪しげな店名から、風俗系の店かなと思い、思わず【流れ星】で光石さんが やってる...
| あるがまま・・・ | 2010/11/07 9:41 AM |
Q10(キュート) (第4話 11/06) 感想
10/16から日テレで始まった『Q10(キュート)』(公式)の第4話 『どうでもいい、なんて言うな!! 涙のQ10に愛の告白!?』の感想。 相変わらず、“深イイ話”を詰め込み過ぎ! 今回は“進路”と言ういかにも高校生ドラマらしいテーマで括られていた“深イイ
| ディレクターの目線blog | 2010/11/07 10:57 AM |
 「Q10」 第4話 どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!?
 『進路希望調査』が配られ、平太達3年生は『次』に進む決断を迫られております。 Q10(前田敦子)ですら、第一希望に『努力する』と書き込んでおり、 実行すべく落語のテープを聞きながら、喋り方の勉強をしている姿を見て、あせる平太(佐藤健)・・・ 『Q10にも
| トリ猫家族 | 2010/11/07 1:18 PM |
『Q10(キュート)』 第4話
今回もまた心にグッと来るお話に上手く絡めて来ましたね。面白く見せてくれたのが、キュートのべらんめぇ調喋り♪こういう変化の見せ方もあるんですねぇ。ホント飽きさせないわぁ。ロボなのに健気で可愛いし、平太がギューッてしたくなる気持ちも分かる。キュート自身に
| 美容師は見た… | 2010/11/07 5:57 PM |
Q10(キュート) 第4話
平太(佐藤健)のクラスメイト・中尾(細田よしひこ)は、キュート(前田敦子)が ロボットではないかと疑いを持つ。 キュートが涙を流せば、人間だと確信が持てると言う中尾の疑いを解くため、 平太はキュートに涙を流させようとするが、なかなか上手く行かない。
| ぷち丸くんの日常日記 | 2010/11/07 9:33 PM |
「Q10」第4話
平太の腕の中にいるQ10は、今確かに存在する宇宙の4%の奇跡。この世には永遠というものは存在しない、だから平太は大切なQ10を、なくさないようにしっかりと抱きしめる…。
| fool's aspirin | 2010/11/08 6:36 PM |
Q10(キュート) #4
Q10(キュート) 中尾がQ10の正体に気づきはじめたようだ。 平太は必死にごまかすが、中尾にQ10の正体が知れてしまうのは時間の問題 のようだ。 どうする平太? 平太の親父さん、怪しげな店『愛獣』に入って平太は心配だったようだが 真実はその店で働いているよ
| JAOの趣味日誌 | 2010/11/08 9:47 PM |
≪Q10≫#04
Q10も努力していた。しゃべり方が、変だと言われたので、落語で勉強しています。イヤホンで聞いていてのは落語だった。 若旦那は、進路をどうするのかと聞かれ、答えられない平太
| まぁ、お茶でも | 2010/11/11 6:51 AM |
「Q10」(第4話:「どうでもいい、なんて言うな!! 涙のQ10に愛の告白!?」)
11/6に放送された「Q10」(第4話)は、平太(佐藤 健)が進路希望調査で悩む、というのが軸となって話は進んでいく。今回のエピソードを見ていて、鉄火丼が「全く異論はない。」と返したくなったフレーズが1つある。それは…?
| 鉄火丼のつれづれ日記 | 2010/11/12 11:25 PM |