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フラクタル 第6話「最果ての町」

第6話「最果ての町」
飛行船が久しぶりに地面に着陸。
圏内に入る前にメンテナンスをすることに。
その間に女性陣は夕飯の支度。

「じゃあいってみよう!フリュネ!」

と笑顔でフリュネに手を差し出すネッサ。
とまどいながらもその手をとるフリュネ。

なぜネッサが圏外なのに姿がみえるのか
不思議に思うスンダ。

フリュネ、じゃがいもの皮むきをしていますが
不器用じゃわけじゃなく、皮をなるべく
長くきれないようにむいているだけと
エンリの手助けは拒みました。

ネッサとサンコは水遊び。
エンリに叱られてもおかまいなしで

「フリュネもおいで〜!」

というとフリュネは服を脱ぎ

全裸になって水にとびこみました。

そのすぐ脱ぐ癖はやめたほうがいいと
あわてるエンリ。
クレインのエッチレーダーの話をしていたら
そこへよびにきたクレインが
ばっちりフリュネを目撃・・。

サンコたちが「エッチ!エッチ!」と
はしゃいでいると、カメラをかまえた
男がいました。

「あれは カメラ!」

と目を輝かせるクレイン。

「盗撮よ!盗撮!」

というエンリの声に逃げ出す男。
クレインがおいかけようとしますが
逃げてしまいました。

クレインの目的はビンテージもののカメラ・・。

「どうして あの男 カメラを?」

「クレイン またおこりんぼ?」

そのとき、荷車をひいて移動する人たちの
集団をみかけるみんな。

スンダによると、あれは圏外難民。
バルーンが落ち、電波が届かなくなって
フラクタルの恩恵をうけることが
できなくなった人たち。

「フラクタルに頼り切っていたせいで

 自分たちの力じゃ生きられない。

 新たな圏内を探すしかない。

 フラクタルに放り出されても

 フラクタルにすがって

 さまようしかできない

 哀れな根なし草だ。」


その中にさっきのカメラのおじさんがいて
かばんの中に食料があるんだろうと
奪われそうになりました。

そこへのりこんでいって
その中には貴重なものが入ってるんだと
止めにはいるクレイン。

難民は気がたっているから大騒ぎになる
と怒鳴るスンダ。
そこへ車が到着。
銃を空に向けてうちおちつかせたあと
車からでてきた男が
鞄を奪おうとした男の手をしめあげました。

「痛いかい?

 でも 君が本当に感じるべきは

 こんな見せかけの痛みじゃない。

 痛むのは心の傷だよ。

 フラクタルに裏切られて

 心に ぱっくりと開いた。」


「ディアス。」 とよびかけるスンダ。

ふたりは知り合い。

「久しぶり。スンダ。

 あいかわず元気そうだね。」


「お前もあいかわらず みたいだな。」

ディアスたちは、アラバスタ。
ロストミレニアム運動をおこなっていて
フラクタル難民を支援したいと思っていると
みんなによびかけました。
ここから少し離れたところに
フラクタルに見捨てられた町があり
そこに移動したら食料を配給し
寝どこも用意するというディアス。

「大丈夫。

 僕たちを信じて。」


ディアスたちのあとをすなおに
ついていく難民たち。

さっきのカメラのおじさんも
お礼も言わずに駈け出してしまい
またおいかけるクレイン。

カメラのおじさんは難民の列にはついていかず
原始的なアンテナのたっている家にもどり
おってきたクレインを銃でおどし
目的をたずねました。

盗撮をせめにきたんじゃなく

「俺 おじさんと

 友達になりたいんです!」


というクレイン。
部屋の中にいれてもらうと
お宝ビンテージグッズの山。

「もう ここは遺跡だよ!」

興奮するクレイン。
21世紀の携帯をみて大喜び。

「ああ やっぱりいいよな。

 データとじゃとは違って

 ここにちゃんと存在する。

 ちゃんと息づいてるってかんじが。」


「その発想 ロスミレだな。」

「違いますよ!
 
 ロスミレじゃないです!
 
 あんなテロリストたち。

 でも そんなに悪いやつらでもない

 ような気もしてるんですけど。」


「お前は何もわかっていない。

 今夜は新月か。

 ちょうどいい。

 夜が更けたら ここげこい。

 とっておきのものを見せてやろう。」


みんなのところに戻ったクレイン。
夕食のときにいなかったクレインは
夕食をくいっぱぐれました。
共同生活のルールを破れば当然。

アラバスタの炊き出しをもらいに
いこうとするクレインを
どなりつけるエンリ。

「アラバスタなんかの

 ほどこしをうけるようなやつは

 ダナンから追い出すわよ!」


「えっ あの人たちもロスミレだろ。

 なかまじゃないの?」


ロスミレにもいろいろあるそうですが
クレインの顔をがしっと腕ではさみこみ
残りもののカチカチのパンでもかじって
体力をつけとけというスンダ。

クレインは夜通し見張り役を
命じられました。

夜更け。
ネッサの寝顔をみつめていたフリュネは
窓から、クレインがどこかへ
いこうとしているのをみつけます。

あのおじさんのところにいきたいから
見逃してと頼むクレイン。

「クレインがそこまで興味を持った方と

 私もお話してみたいです!」


「あのね 男同士の約束ってやつなんだ。

 もうしわけないけど

 女の子は無理。」


「私は女の子である前に

 フリュネというひとりの存在です。

 あの方は フリュネをつれてくるなと

 そう言っていましたか?」


とずんずん歩きだすフリュネ。
あわててあとをおうクレイン。


途中 野営をしているアラバスタと難民たちを目撃。

テントのそばでは、炊き出しもおこなわれ
予防接種までしてくれるというサービス。
もちろん無償。
難民たちはみな感激していました。

「へえ〜 ロスミレにも

 いろんなやつらがいるんだなあ」


感心するクレインに
グラニッツの方が好きだというフリュネ。

グラニッツも悪い人じゃないというクレインですが
フリュネはあくまでもアラバスタに何か
思うところがあるようで
意地っぱりなふたりが負けじと
まるでかけっこのように・・。

カメラのおじさんにフリュネもいっしょに
とアンテナの上に登らせてもらいました。

「もうすぐだ。

 もうすぐみせてやる。

 どんなビンテージよりもすごいものを!」


あっというまにあたりがあかるくなり
きれいな街並みがひろがりました。

新月の夜、僧院がバルーンに介入し
電波が一時的に強くなり
そのアンテナがつかまえたそうで
これはこのあたりのバルーンが落ちるまえの街並み。

「この地を もう一度圏内に。

 それが 俺の望みだ。

 この地上に生きる人々は

 もうフラクタルなしには生きられない。

 なら 電波を求めて
 
 さまようのではなく

 自分の手で この場所にまた

 フラクタルの恩恵を呼び寄せる。

 それが・・。」
 

と力説しながらせきこむおじさん。

「まだだ。

 おまえにみせたいものの本当は

 これからだ。

 町におりるんだ。そして見てこい。

 その目で 真実を。」


「真実?」

フリュネとクレインが町におりると
美しい町をみて喜ぶ人々と
見えない人とがいました。

そこにいた人がいきなり姿を消し
クレインがいこうとするのをとめるフリュネ。
そこは崖でした。

そこへやってきたディアス。

「なぜ電波が?

 まだ全員に処置を終えていないのに。」


さっきの注射は
簡単なターミナル除去手術だったそうで
もう二度とフラクタルに戻れないと知り
怒る難民たち。

「恩は必ずかえすと

 確かそう言ってたよね。

 だったら 一緒に戦おう。
 
 僕たちと一緒にフラクタルと。」


逃げ出そうとする難民たちを銃で囲い
それでも逃げた男性は撃たれました。

「どこへも逃げられないよ。

 圏内にたどりついたところで

 君たちに恩恵はうけられないよ。

 ターミナルはないんだから。

 心配ない。僕たちが助けてあげる。」


その強引なやり方に怒り
思わず走り出すクレイン。

町の映像がきえ、上からおりてきた
おじさんがかなりしんどそう。

「真実は みえたか?」

「は、はい。

 ていうか ダメですよ。

 休んでなきゃ。」


電波がちゃんと届くところまで
おくるからフラクタルで治療をと
すすめるクレインにそれを断るおじさん。

「そんな!死んじゃいますよ!」

「いいんだ。それに

 俺が死んだところで

 悲しむものはいないだろう。」


「たぶん 俺が悲しみます。

 友達はいたけど

 本当の顔とか知らないし

 こうして ちゃんと話したことないし

 だから!だから・・。」


「ありがとう。

 だけど あの家を捨てて

 いくことはできない。」


「どうして!?」

「ビンテージを集めるのと一緒だ。

 おまえも言っていたろう。

 データと違い

 ちゃんと息づいているもの。

 過去においてきてしまった

 大切な思い出。

 こっけいかもしれないが

 それらにしがみついていたい。

 思い出の残ったこの場所で

 俺は 電波を求め続けたいんだ。」


そしてあのカメラをクレインにプレゼントしました。

帰っていくおじさんの後ろ姿を
うつすクレイン。

その後、フリュネは
おじさんの彼の家から盗んできたという
写真をネッサにみせていました。
水のそばで撮った写真には
フリュネではなくクレインの姿。

古い写真もあり
赤ちゃんをだっこした母と父の家族写真。

これはクレインの両親か。

「私はこの赤ん坊を 知っています。」

「へえ〜 誰?」

カメラを大事そうにいじるクレイン。

おじさんの家ではレトロな柱時計が
時をつげていました。



クレインの両親のドッペルって
本当の両親のドッペルじゃないの?
そういえばネッサもあの巫女さんとは
まったく別人格みたいだし
ドッペルが本人と同じ人格ってことは
ないのでしょうか。

カメラのおじさんが父親なら
前にでてきたドッペルとは違いすぎる。

ああやって愛情もって
息子を育てていたようにみえる両親なのに
なんで今こんなことに?
フラクタルシステムは昔からあったから
結婚に至る過程も謎です。
子どもがある程度の年になるまでは
ああやっていっしょに暮らすのか
それともレトロ好きな父親が
昔ながらのやり方で、その時期だけは
いっしょに暮らしてたのか、
それがなんで途中からクレインだけ
わけのわからないドッペルに育てられてるのか。

クレインは父に気づいていなかったし
あの様子じゃ先も長くみえないのに
フリュネは教えてあげるわけでもなく・・
教えたからってここに残るわけにも
いかないけど。

アラバスタは過激なロスミレ。
銃で脅してもいっしょに戦う戦力には
なりそうもないです。
労働力としてこきつかうくらいでしょうか。
そりゃあスンダたちとは相いれないわけです。




クレイン…小林ゆう
フリュネ…津田美波
ネッサ…花澤香菜
エンリ…井口裕香
スンダ…浅沼晋太郎







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2011.03.02 Wednesday 12:05 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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