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フラクタル 第10話「僧院へ」

 第10話「僧院へ」
僧院とロスミレの戦闘開始。

僧院の戦力にロスミレは苦戦。

クレインとネッサもその中へすすみ
スンダたちと合流。

「クレイン!どうしてお前が!」

「フリュネが・・

 フリュネがいっちゃったんだよ 僧院に!」

僧院へ戻ったフリュネを迎えたモーラン。

「あなたを待っていましたよ フリュネ

 世界のいとしい娘。
 
 バロー あなたはおさがりなさい。」


二度強く言われてしぶしぶひきさがる
バロー。

フリュネが戦わずに僧院と対話をすると
戻ったときいて、甘っちょろいと怒るエンリ。
フリュネをかばうクレイン。

そのとき僧院の軍勢が海上からも攻めてきて
それに向かおうとするスンダに文句をいうクレイン。

「人殺し!

 人殺しだけじゃなくて 自分殺しだ!

 どうして無駄な死を・・。」


もちろんスンダにブッ飛ばされました。
倒れたクレインに手を差し出すタカミー。

「クレインよ 俺たちは・・。」

「人殺しだけど

 人殺しだけど 仲間だ!」


「クレイン」

「はじめてできた 俺の。
 
 フリュネにとってもきっとそうだ。

 だから フリュネは たったひとりで。

 でも きっと違う。

 仲間なんだから 一人で行くのは違う。

 だから 俺も行きたいんだ 一緒に!」


「そうか。世界の鍵が僧院に。

 すべてきかせてもらったよ。

 親愛なる友人 スンダ」


とディアスの声。

「フリュネと そこの彼の考えにのったよ。

 僧院と対話するために

 僕たちも力を貸そう。」


「しかし!いまさらこの戦いは!」

「ああ 一度ふたをあけてしまった戦いを

 再び閉じることは難しい。

 だが・・大丈夫。

 僕たちが おとりになろう。」


「ディアス。お前 何を考えている?」

「何を・・?愛を。

 失われた千年を 何で埋める?

 それは すすんで他者の犠牲となれる

 愛でしかないだろう。」


「ネッサも行く!」

「ダメよ!あんたが僧院にいけば

 鍵がそろっちゃうじゃない!」


ととめるエンリ。

「クレイン」となきつくネッサ。

「ネッサ ここにいて。

 言っただろう。

 君が行ったら 元も子もないんだ。

 フリュネの決意も全部。

 お願いだから。ネッサ。」


と頭に手をあてていいきかせるクレイン。

スンダは自分もいっしょにいくことで
合意しました。

モーランとフリュネ。

「この戦いは無益です。

 ロストミレニアムへの攻撃を

 やめてください 今すぐに。」


「もちろん

 私はこの世界のなんぴとも

 傷つけたくはない。

 私欲にふりまわされるあなたとは違って。

 しかし それも

 過ぎたことと許しましょう。

 決意したのですね フリュネ。

 この世界の いとしい娘として

 すべての窓にほほ笑みを

 もたらす役目を。」


「私はここに残ります。

 どんな痛みも受け入れる。

 でも ネッサは許してあげてください!

 あの子は・・。」


「何を言ってるのです?

 あなたたち 2人がそろわねば
 
 フラクタル・システムを再起動させる

 鍵とはなら・・。」


「願い 聞き入れられないのなら!」

ナイフをのど元につきつけるフリュネ。

「フリュネ」

「私は 知ってしまった!

 私は何がしたいのか!

 私は 何を守りたいのか!」


「何を守りたいのか

 あなたが鍵として機能しなければ

 ここで戦闘を止めたとしても無意味。

 フラクタルが崩壊した世界では

 人々は生きていけないのですよ。

 それは あなたの守りたい

 大切な人たちも例外ではない。」


「うっ・・。」

クレインも銃を持ちながら
スンダとともに移動。

「ヘっ ひ弱な小僧だったのに

 ずいぶんとかわったな。」


「かわったかなんて

 自分じゃわからないよ。

 ただ 何かがしたいんだ。

 じっとしていられないんだ。」


「そりゃ ロスミレの精神だな。
 
 一人一人が立ち上がることで

 体制に抵抗できる力となる。」


それとはちょっと違う気がする
というクレイン。
スンダも自分がフリュネたちを守れと
言ったのでいっしょにきてくれたそうで。

そして僧院に到着し中へすすむ二人。
ギリギリで扉が閉まるのにまにあいました。

フリュネとモーラン。

「フリュネ。

 あなたも とうに 

 気付いているのでしょう。」


モーランがみせたのは
豊かな生活を楽しむ人たちの姿。

「人々はフラクタルなしには

 思考することさえできない。

 彼らから

 フラクタルを取り上げたなら・・。」

 
「ですが!そこから

 解放することで初めて

 彼らは自らの足で

 立つことができるのでは。」


「フッ そうでしょうか。

 人々は フラクタルの日暮れに

 はぐれてしまうだけでしょう。」


「ですが!たとえ はぐれても

 手をつなぐことはできます。」


「そうでしょうか。

 彼らの手は 施しをこうためだけに

 伸ばされている。

 それが当然だと思い

 それに慣れ切っている。

 待っている。

 彼らはただひたすらに空を見上げ

 彼らから それを奪い取ったなら

 そこに残るのは

 ただひどく不機嫌な世界。」


ナイフを落とすフリュネ。

そこに警報がなり
スンダとクレインが侵入したとの報が。

「ダメ!クレイン!

 来ちゃダメ!

 あなたがきてしまったら・・・」


「ネッサもここへやってきてしまう?
 
 フリュネ 鍵になる決意がないのなら

 なぜ僧院に戻ってきたのです?」


「それは この戦いを・・。」

「ロストミレニアムの粛清を指示したのは

 僧院の祭司長である 私です。

 その私と対話し 解決できると?」


「できると思っています。今でも。」

「その自信の源は?」

「母さま いえ 姉さまなら

 きっと 私の気持ちを

 理解してくれるはずだから。

 私たちは
 
 私たちは 元は

 同じ フリュネだったのだから!」


僧院の中をすすむスンダとクレイン。


「姉さまは 過去 フリュネだった。

 フラクタルが再起動したとしても
 
 この世界は また数百年後には

 同じことを 繰り返さねばなりません。

 新しい鍵を作り
 
 再起動を続けなければ

 フラクタルの世界は 維持ができない。
 
 そのたびに 新しい私たちが

 生みだされるのです。

 鍵に見合う固体となるのか

 実験を続けるのです。そして・・。」


「汚れを受ける。」

「もう嫌なのです!何度も何度も

 私たちが汚されていく!

 これ以上 私たちを殺させない。

 そうでしょう?姉さま。」


「フリュネ こちらへ。」

「姉さま・・。」

「さあ。」

「姉さま・・。」

モーランの膝に顔をうずめるフリュネ。
その頭をなでたあと首をしめました。

「私とあなたが同じフリュネ?

 違う。

 あなたは 世界の いとしい娘。

 そして 私は

 世界にあいされなかった娘。」


エンリや大じいたちも戦闘中。

「ねえ エンリ

 ネッサが消えたら

 エンリは悲しいですか?」


とたずねるネッサ。

「バカちん!寂しいも何も

 あんた 

 しょっちゅういなくなっちゃうじゃない。
 
 かくれんぼだなんていってさ。」


そこへトリスタンが艦ごと僧院へ
乗り込むのでダナンも協力をとの通信。

「行こう!エンリ!」

「何言ってるの。あんたが行ったら・・。」

「ネッサ 行くわ!

 かくれんぼしてでも 行くわ!」


「そんなにクレインに会いたいの?」

「ネッサは約束破りは嫌い。
 
 クレインとフリュネと ネッサ。

 ず〜っと一緒だって 約束したの!

 ネッサは約束破らないの!」


エンリはそれをきいて
行くことを決心。

「あんた一人

 行かせるわけにはいかないでしょうが。」


モーランに首をしめられるフリュネ。

「世界の いとしい娘。

 私にとっては憎らしい娘。

 愛する人のために

 愛する何かを守ろうとする。

 私はあなたが羨ましい!

 ですが フリュネ・・。

 愛する人などいなくても

 私は この世界を守ります。」


「姉さま・・。」

「何度でも この世界を再起動させます。

 人々は 生まれてきた

 本当の喜びも知らず

 本当に大切なことも見つけることができず

 緩やかに死んでいく。」


手をはなしたあとフリュネをふみつけるモーラン。

「そう 私のように。

 それが 私の・・

 私を生みだした

 この世界への復讐なのです。」


僧院へ攻め込む艦隊。

クレインとスンダの前には
大勢の兵士たちが。

ちょうどそこへ艦隊が入ってきて
救われたクレインたち。

すきをみてもーランから逃げ出すフリュネ。

「あなたの悲しみを

 私は 理解しました。

 あなたのためにも 私は・・。」


部屋からでていくフリュネ。

「私の・・悲しみ・・

 フッフフフフ。
 
 悲しみ 私の。フフフフ・・。

 世界のいとしい娘。」


涙を流すモーラン。

エンリとネッサが兵士につかまった
ところへクレイン達が。

「助けて クレイン・・」

「ネッサー!!」

銃を撃ちながらすすむクレイン。

そこへディアスたちが登場。

「まにあったみたいだね。」

フラクタルターミナルを
つかっているディアス。

「しかたない。

 残念ながら いまだ

 ここは フラクタルの世界だ。

 敵の手のひらで戦うならば

 敵に倣わねば 勝機はない。」


「チクショーだな。」

エンリを叱るスンダをかばうネッサ。

「エンリは悪くない。

 約束 守りに来たのよ ネッサ。

 クレイン。
 
 ずっと一緒って言ったでしょ。

 一緒って ぺたってくっついて

 離れないってことなのよ。」


「でっ でも ネッサ 君は。」

「君たちはフリュネをさがすべきだよ。

 どこかで迷っているはずだ。

 ネッサ 君なら

 フリュネのもとへ行けるだろ?」


とディアス。

「うん!」

「君たちを求めてさまよっている。」

「行くよ!」

ネッサの手をひいていくクレイン。

「今 精神の鍵が動いた。

 後を追え。
 
 その先にフリュネがいる。

 見つけ次第 即刻始末しろ。

 ここは引き続き

 僧院の内部破壊を・・。」


「お前!」

「実態の鍵をこわせば

 とりあえずの再起動はなくなるだろう。

 僧院の戦意は 大幅に喪失する。

 そこを攻め込めば・・。」


ディアスを殴りたおすスンダ。

「ほれたか?」

答えず、自分もいくスンダ。

『ネッサの感覚が

 どんどんなくなってきてる。

 こんなの・・。』


「昼の星に 願いを捧ぐなら」

「ネッサ その歌・・。」

『そうだ。この歌。

 フリュネも ネッサも
 
 初めて会った時 歌ってた。

 この歌は ずっと昔

 フラクタルが出来た頃の 流行歌』

「ネッサ。」


フリュネがアラバスター兵にみつかり
銃でねらわれました。
フリュネを囲み盾になって撃たれる巫女たち。

フリュネにネッサの歌声がきこえました。
二人をみつけますが間には透明の壁が。

しかしその壁越しに
ネッサが二人の手をつなぎました。

「届いてくるよ 君の声が。
 
 ネッサを通して。」


「クレイン ネッサ 私は・・。」

「フリュネ 一緒に帰ろう。

 あの家に帰ろう。
 
 3人で暮らすんだ。

 フリュネと ネッサと 僕で

 3人で ずっと。」


祭司長に逃げるよういう巫女。

「神産みの儀をとりおこないます。

 空の屋根への階段を開きなさい。」


ネッサとクレインたち。

「私は ネッサだけを守ってもらえれば
 
 それでよかったのです。」


「えっ?」

「美しかったころの 記憶だけを。」

「美しかった頃って

 なんなんだよ それ?」


「そんな悲しいことを言わないでおくれ。

 私のフリュネ。」


バローがやってきました。

「君の魂は 君の肉体は美しい。

 それは 私が 誰よりも

 よく理解している。」


「何をやっている!」

「かわいそうな彼にも

 おしえてあげないとね。」


フリュネを後ろから抱きしめ
頬を舌でなめあげるバロー。

「あっ・・。」

「私たちが 豊潤な愛で

 結ばれているということを。

 ねえ フリュネ。

 フッフッフ・・。」







変態・・・。
バローの変態シーンで続いてしまった。

フラクタルシステム、勝手に続くように
フリュネたちが生み出されるように
なっているのなら
感情はとりのぞくべきだったかも
1000年前の開発者。
一人一人精神を持っているものだから
モーランみたいに病んでしまうものも
でてきてしまうし。
祭司長みずからがおかしいのだから
フラクタルシステムが崩れてしまうのも
当然のなりゆき。


クレイン…小林ゆう
フリュネ…津田美波
ネッサ…花澤香菜
エンリ…井口裕香
スンダ…浅沼晋太郎

バロー 宮本 充
ミーガン 豊崎愛生
ゲイル  塾 一久
コリン 神谷浩史







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2011.04.06 Wednesday 12:12 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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