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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 第4話「白の、リボンのワンピース」

第4話「白の、リボンのワンピース」


JUGEMテーマ:漫画/アニメ


じんたんとゆきあつ。

「お前だけじゃ

 なかったみたいだな。」


「は?何を?」

「めんま、見えるの。」

ぽっぽから呼ばれ
じんたんもめんまさがしにいき
ゆきあつのそばに残っているのは
つるこだけ。


OP

めんまをさがすぽっぽ。
めんまもいっしょになって
めんまをさがします。

突然、立ち止まるじんたん。

「めんまはひとりで十分だ」

といってもどっていくのを
よびとめるあなる。

「あのさ あの・・
 
 こないだ あんた

 学校こようとしたじゃん?

 えっと・・

 あの子たちも悪気あるわけじゃないし

 も もう一回さ その・・。」


「別に気にしてねえよ。」

「ほんと?」

「ああ。おまえと おまえの友達に

 何いわれたところで

 俺の人生にまったく

 これっぽっちも影響ねえし」


と冷たい言い方に
頬をふくらますあなる。

あとをおっていこうとして
足を滑らせてしまったあなるの
手をつかんで助けるじんたん。

「ふざけろよ!

 バカだろ・・お前!」


下には沢。
めんまが川に落ちてなくなったのを
思い出すふたり。

「あ・・宿海。」

「これで こんなんで・・

 お前まで めんまみたいに。」


「ねえ。めんま あんたのとこに

 あらわれたんだよね?」


「はっ?」

「めんまのこと やっぱり

 好き・・だったんだね。」


「な なにを・・」

「ほんとに ほんとに好きだったから

 実際には 見えないものが 

 見えるんだよね?」


「おまえ 『信じてもいい』って

 言ってたじゃねえか さっき。」


「わかんないけど

 めんまが見えるならさ

 やさしくしてやって。

 よくわかんないけど

 お願い。」


そこへまたぽっぽの声がして
ふたりも合流。
結局めんまはみつからず
みんなは小屋へ。

「つまんな〜い。

 めんまも見たかったのに〜。」


めんま、自分のユーレイ(?)なのに・・。

肉を焼いて待っていたゆきあつ。

「ゆきあつ!

 何 おまえ 

 ひとりでくつろいでるんだよ!」


「めんまの頼みだからな。

 めんまが 俺の前に現れたとき

 言ってた。

 『これ以上 

 騒ぎ立てないでくれ』って。」


「えっ!めんま

 そんなこと言ったんか?!」


「よくききとれなかったけどな。

 願いだ なんだって

 勝手にさわがれて

 迷惑なんじゃないか?」


「あ。」

すると目に涙をうかべて抗議するめんま。

「そんなことないよ!

 めんまは・・

 めんまは みんなが集まってくれて
 
 みんながめんまのこと 

 思い出してくれて

 そのほうが 

 ずっとずっと 嬉しいよ!

 めんまが死んじゃっても

 みんなには 

 ずっとずっと

 仲良しでいてほしいから!

 だから・・だから・・。」


だけどみんなにはきこえない。

「まあ めんまがそういうなら

 やめたほうがいいのかな。」


というぽっぽにあなるも同意。

「違うのに・・。」

と涙をうかべるめんまをみて
蒸しパンをさしだすじんたん。

「これ・・めんまが作ったんだ。」

「はっ?」

「ああ〜・・っと・・。」

みんなリアクションに困り
笑いだすゆきあつ。

「ははは。幽霊が 蒸しパン作ったって?

 そりゃ さすがに話 盛りすぎだろ。」


「キモいって思われても

 いかれたって思われてもかまわねえよ。

 めんまは言ってる。

 みんなが集まってくれたら嬉しいって。

 忘れないでいてくれたら嬉しいって

 そう言ってる。」


めんまの目から涙が。

「そのへんでやめとけよ。

 めんまを忘れられなくて

 いつまでもめんまに囚われて
 
 情けないな。おまえ。

 あ〜あ しらけたな。

 あとはみんなで食ってくれ。」


とトングをぽっぽに投げて
帰ってしまうゆきあつ。
そしてじんたんも帰ってしまいました。

結局残ったぽっぽとあなるとつるこ3人。

「ねえ 久川がみためんまって

 どんなかんじだった?」


「え〜と 白いワンピースで・・」

「このあたりに 小さなリボンが

 ついてるんじゃない?」


「え?よくおぼえてねえけど

 たしかそんなだった気も・・。」


ゆきあつにつきあわされて
買ったワンピース?

蒸しパンを手にとって
ためいきをつくあなる。

家にもどってベッドにつっぷすじんたん。

「ね・・ ねえ じんたん

 ゆきあつのみためんまって

 どんなめんまなのかなあ?」

「ああ〜・・」

「めんまがめんマリオだったら

 めんまルイージだね。」

一生懸命じんたんをはげまそうとするめんまですが
じんたんは元気がないまま。

めんまは部屋からでていってしまいました。

「ったく ゆきあつの野郎

 意味わかんねえ。

 めんまがさわぐなって言った?

 痛いんだよ。

 とんだ妄想野郎・・

 って 一番イタいのは俺・・だよな。

 あああ〜〜〜〜〜〜〜!!」

『でも 許せなかった。

 めんまの気持ちを勝手に

 ねじまげるようなこと 俺は・・。』


「めんまのこと やっぱり

 好き・・だったんだね」

というあなるの言葉を思い出すじんたん。

「うっせーよ。」

またやってきためんま。
こけしととぬいぐるみをつかって
はげまそうとしてくれました。
その笑顔につられるじんたん。

「かわらねえな ほんと。」

あの日のことをまた思い出すじんたん。

「なあ めんま。」

といいかけるものの
結局言いださず。

夜はめんまがベッドで
じんたんはソファで。

『なあ あの頃
 
 おまえは俺のこと

 ほんとはどう思ってた?

 バッカバカしい。』


自分の部屋でめんまの絵を描くつるこ。

「胸元にリボンのワンピース。」

とまた深いため息。


翌日。

父は仕事に。
めんまにつられて
「いってらっしゃい」というと
父嬉しそう。

じんたんはあれ以来学校に行ってない。

そこへやってきたつるこ。
学校は文化祭の準備だそうで。

「おじゃまします。」

と中へあがるつるこ。

「かわらないわね。なつかしい。」

めんまに言われてお菓子をさがすじんたん。

「あの蒸しパン

 宿海くんのお母様が作ったのより

 ちょっと硬かったわね。

 少し 粉のふるいがたりないんだと思う。

 ベーキングパウダーをつかってみれば

 もっとふっくらすると思うわ。」

というのを真剣にきいているめんま。

「お前 料理できたのか。」

「料理なんて レシピさえ把握すれば

 誰でもできるもの。」

「めんまできなかった!」

「分量とタイミングを

 間違えなければいいの。

 そう 変なところで

 つっかかったりしなければね。」


「おまえ なんできたんだよ?

 やな予感しかしねえんだけど。」


「先に言っておく。

 めんまが蒸しパン作ったとか

 やっぱり信じられない。」


「ま そりゃそうだよな。

 信じてもらえなくて当然・・」


「でも だからこそ 宿海くんに

 頼みたいことがあるのよ。」


放課後、また友達と
いっしょにいたあなるは
つることいっしょのじんたんをみかけ
あわてて追って行きました。

つるこに声をかけるあなる。
じんたんは神社の前に。

「こんなとこで

 いったい 何してる・・」


「超平和バスターズの活動よ」

「えっ?」

「偽りの平和を バスターするの。」

じんたんの横にはめんま。

「ねえ じんたん。

 ホントにやるの?どうして?」


「自分でもよくわからねえんだけど・・。」

そこへジョギングをしながら
やってきたゆきあつ。
声をかけても無視!
信号待ちで止まったときに声をかけました。

「なあ・・。」

「二学期はじまってるけど

 そんなぶらぶら出歩いてていいのか?」


「めんまが外でろって 

 うるさいんだ。」


ゆきあつの足がとまりました。

「なあ ゆきあつ。

 おまえが見ためんまって
 
 どんなだった?」


青信号になり、答えずに走り出すゆきあつ。

「俺のめんまがさ!」

と言ってしまうじんたん。

「あ〜っと まちがい。

 俺んちにいるめんまがさ

 お前がみためんまのこと

 偽物だって言ってるんだけど。」


横断歩道の真ん中から
ひきかえしてくるゆきあつ。

これから秘密基地にいくという
じんたんに近づいてきました。

「何 調子乗ってんだ?

 お前がリーダーぶってた

 昔とは違う。

 まあ あの頃も

 俺はおまえのことなんて

 認めてなかったけどな。

 気安く話しかけんな。

 負け犬。」


と胸を指でつき
いってしまいました。

それをみていたあなるとつるこ。

「な・・なんなの?」

「ナイスガッツ 宿海くん。」

家に戻ったゆきあつは
かなりイライラした様子。

「ざけんな!」

そしてクローゼットをあけました。

「めんま・・出てこいよ。

 あいつに おまえのこと

 みせてやろうぜ。」


その夜。
みんなまた秘密基地に集まってました。

「じんたん 負け犬じゃないよ。

 ちゃんと勝ち犬だよ。」

「どっちにしろ犬かよ。」

「ゆきあつが見ためんま

 偽物とかじゃないかも。

 だって もう一人めんまがいても

 おかしくないもん。

 だって めんま どうして

 ここにいるかとかも

 よく分かんないし・・。」


戻ってきたぽっぽは
またみんながいるのをみてびっくり。

つるこがお古のコーヒーメーカーを
持ってきてくれて、それでいれた
コーヒーを飲んで大喜びのぽっぽ。

「やっぱ みんなといると楽しいね。

 めんま こうしてると

 ほんとに楽しくて・・

 でも・・でも・・。」


「そうだ。これ めんまにも

 飲ませてやろう。なっ。じんたん。

 めんまいる? 

 このへん?このへんか?

 プリーズ!」


とカップを差し出すぽっぽ。

「バーベキューのあと

 俺 考えたんだけどさ

 めんま 言ってたんだろ?

 『みんなが集まってくれたら嬉しい』って。

 なんかさ それ すげえ

 めんま言いそうだなって

 俺 超合点いったんだよ。

 忘れられたくないって

 忘れられるはずねえのにな。

 めんまってばもう

 心配性なんだからぁ!」


その言葉をきいて嬉しいめんまは
思わずぽっぽの首にだきつきました。

「ぽっぽ だ〜いすき〜〜!」

ぽっぽ、悪寒を感じて
トイレに・・。

「めんまを忘れられなくて

 『いつまでも めんまに囚われて

 情けないなあ おまえ』」


「ちょ ちょっと つるこ!」

「ゆきあつの言ってたあれ

 全部 自分のことよ。」


「えっ?」

そのときぽっぽとめんまの悲鳴が。
チャックもあげずにもどってきたぽっぽ。

「いた!いたんだよ!

 めんまが!!」


みんなもめんまをさがしに。

「なあ ほんとなのかよ?!」

「まじだって!確認したし。

 それに つるこの言ってた

 ワンピースだよ!

 ここらへんに

 リボンのついてるやつだったしよ。」


「あっ・・。」

「リボンのついたワンピースって・・。」

「あっ!じんたん あれ!」

ワンピースの少女をみかけ
おいかけるじんたん。

だけどおいつけない。
かくれているワンピースの少女は
にやっと笑います。

そのときいきなり大声を出すつるこ。

「あーあ!

 そんなでかいガタイして

 いくら臑毛剃っても

 相当無理があるわよ!

 ゆきあつ!!」


「えっ?」

また走り出すゆきあつ。
木にひっかかって
かつらがとれました。
そして転んでしまいます。

懐中電灯に照らされたのは
白いワンピースを着ているゆきあつ。

「ゆ・・ゆきあつ・・。」

ED

「えっとね・・けんちゃんラーメン!」



ゆきあつ・・・。

いくら子どものころに好きだったからといって
突然目の前からいなくなった衝撃が大きくても
ここまでするなんてやっぱり引きずりすぎ。
自分がめんまの死に関係してるわけでも
ないだろうに。
めんまが自分じゃなくじんたんとの方が
仲がよかったのが当時からずっと
気にいらなかったのでしょう。

ずっとそばでみていたつるこには
ゆきあつの気持ちもわかるし
何をやってるかも知ってても
どうしようもできなかったんだろうなあ。

そろそろちゃんとけりつけてほしいと
思っても無理はない。
同じくひきずりっぱなしのじんたんも。
そして自分があんなこといわなければ
と罪悪感をかかえたままのあなるも。

ぽっぽは一番ほっとする存在。
みえないのにめんまにもコーヒーだしてくれるとか
ほんとなごむ。



 
(じんたん) 宿海仁太 … 入野自由
(めんま)本間芽衣子 … 茅野愛衣
(あなる)安城鳴子 … 戸松 遥
(ゆきあつ)松雪 集 … 櫻井孝宏
(ぽっぽ)久川鉄道 … 近藤孝行
(つるこ)鶴見知利子 … 早見沙織








2011.05.11 Wednesday 11:47 | comments(0) | trackbacks(2) | 
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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 #04
『白の、リボンのワンピース』
| ぐ〜たらにっき | 2011/05/11 7:08 PM |
◎あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない...
そして、メンマがメンマを探しに行く。メンマは一人で十分だと戻る。アナルは、この間学校来ようとしたじゃんいう全然気にしてネーよ、俺の人生にこれっぽちも影響ないしという。ア...
| ぺろぺろキャンディー | 2011/09/07 9:16 AM |