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NO.6(ナンバーシックス) 第3話「生と死と」

 第3話「生と死と」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


ネズミのすみかにやってきた紫苑。
部屋には本がいっぱい。

そこにいたほんとのネズミ ハムレットに
本を読んで聞かせてやる紫苑。

「ほれぼれするくらいの棒読みだな。

 『マクベス』が泣くぜ」


「お前 マクベスって名前なのか?」

「その本の題名だよ。

 シェイクスピアも知らないのか?」


「芸術関係は奨励されてこなかったんだ。」

「はいはい。」

「あ・・。でも 子どものころ

 母さんに 本を読んでもらってた。

 そう 町に王子の像が立ってて

 そこにツバメが。」


「『幸福な王子』

 オスカー・ワイルドだ。

 『哀れな人々のために

  私のルビーを サファイアを

  金箔を!』」


と演技して見せるネズミ。

「本当の悲惨を知らない人間の

 偽善と 自己満足の物語さ。

 まさにあんたうってつけだな。」



OP


紫苑はお風呂タイム。
首にひろがる黒い染み。

そのあと、母に連絡をとりたいと
ネズミにいってみます。

「あんた つぶれるぜ。

 思い出 心残り 未練。

 くだらないものを背負ってちゃ

 いつか つぶれる。

 母親も同じだ。捨てろ。」


「なんで そんなこと・・。」

「危険だからだよ。

 あんたはNO.6のIDを捨てた。

 危険だからだ。

 誰かに対する思いもいっしょさ。

 とらわれ 縛られ

 いつの間にか 足をすくわれる。」


「だから 捨てろと?」

「捨てろ。」

「じゃあ 君はどうなんだ?」

「俺?」
 
「君は 危険を冒してまで

 僕を助けてくれたろ。

 言ってることと

 やってることが違う。」


読んでいた本を閉じるネズミ。

「あんた ほんとに 嫌な性格だな。

 あんたには 命を助けてもらった。

 その借りを返す。それだけだ。」


紫苑の胸元をつかむネズミ。

「ホントだ!」

「うん?」

「僕より背が高くなってる。」

「ったく!その天然 なんとかしろ。」

もう一匹のネズミ クラバットが
紫苑の肩にいて、お礼を言う紫苑。
だけど紫苑の危機を知らせてくれたのは
ネズミが持っているほうでした。
各種センサーを内蔵し
市内を自由に動きまわることができるロボット。

「あんたを見張ってたのはついでだよ。

 おれはずっとさぐっていたのさ。

 こいつを使って

 NO.6の アキレスけんをな。」


NO.6の異変に気付かなかったかと
たずねる紫苑。

「たとえば 蜂に関することとか。」

そのとき紫苑の手の一部が
黒くなっているのをみつけるネズミ。

はっとして首の後ろに手をあてて
突然苦しみ始める紫苑。

「紫苑!おい どうしたんだ!紫苑!」

「首を・・。」

「あっ・・これは。」

「そこを・・切除してくれ・・。」

「麻酔がない。」

「いらない!早く!」

道具を準備してすぐ処置に
とりかかるネズミ。
幻覚におかされ苦しむ紫苑を
おさえつけると、顔にも異変が。
涙をうかべて

「ネズミ もういい。

 死なせてくれ。」


と弱音をはく紫苑をどなるネズミ。

「ふざけるな!

 人に 散々苦労させといて

 あっさり一人でいくな!

 紫苑 わかってんのか?

 ママが泣くぞ!

 ママに 悲しい思いさせて いいのかよ!

 あの子はどうするんだよ。

 沙布とかいう子。

 2年後に また会うって約束

 忘れちまったのか!?

 なんにも知らないくせに!

 セックスも 本も ケンカのやりかたも

 ろく知らないくせに

 生きてなくていいのかよ!

 紫苑!!目を開けろ!!」


目をあける紫苑。

「そう。おりこうさんだ。

 ほめてやるよ。」


首にあるものを切除しました。
蜂のさなぎ?

壁のむこうをみつめるネズミ。

「あそこで 何が。

 待ってろよ NO.6。

 いつか おまえの病巣を

 えぐりだしてやる。」


沙布は飛行機の中。
祖母と面会し、元気がないのを
みぬかれますが、2年なんて
あっというまと言われて
おくりだされました。

「どんなに離れていても

 私達は心の糸で

 むすばれていますからね。」


気がついた紫苑は水を飲もうと
たちあがり、鏡にうつった自分の
姿をみてびっくり。
髪は白く皮膚も変化していました。

3日間寝ていたらしい。
その変化は皮膚上だけのものだというネズミ。

「なかなかに艶っぽいぜ。

 勲章だと思えばいい。

 生き残った勲章だ。」


「代償だ。

 山勢さんは死んで 僕は生き残った。

 その代償だ!」


「顔をあげろ。

 うつむいてないでおれを見ろ!

 紫苑 後悔してるのか?」


「何を?」

「生き残ったことをだ。

 こんな姿になるくらいなら

 死んだほうがましだったか。

 答えろ 紫苑!」


「ネズミ。僕は 生きていたい。」

「それでいい。

 この世は 生き残ったやつが勝ちだ。

 生きてることに

 負い目なんか感じるな!

 そんな暇があったら

 一日でも生き延びて

 たまに 死んだやつのことを

 思い出してやればいい。

 それで十分さ。」 


ネズミのハムレットがささやきます。

「飯にしろだってさ。

 あんた たべられるか?」


紫苑のおなかの音がなりました。

ネズミのつくってくれたのは
マクベスのスープ。
ネズミからわたされたスープを
一口飲む紫苑。

「うまい。」


CM


とりだしたものをみて
これは蜂のさなぎだという紫苑。
山勢さんの首から蜂がとびだしてくるのを
みていました。

「人間の体内に寄生する蜂か・・。

 だいたいあんた 

 いつ 卵をうみつけられたんだ?」


「わからない。

 きっと 気づかれることなく

 産卵し しかも急激に成長する。

 そして 何かの物質をだして
 
 宿主を 死に至らせる。」


それをきいて笑いだすネズミに
水をぶっかける紫苑。
ヒステリーの発作かと思ったそうで
ネズミにおこられました。

「おかしいから笑っただけだ。」

「おかしい?」

「だって こいつが発生したのは

 NO.6だぜ。

 最新の都市を 得体のしれない

 人食い蜂が飛び回ってんだ。

 笑える。」


「笑い事じゃない!人が死ぬんだぞ!」

「笑えるね!

 あの都市はな 

 自分に絶対服従するものしか

 受け入れないんだ。

 あんただって そうだったろ?

 逆らったり 異議を唱えたり

 反対する異物は絶対に許さない。

 そうすることによって

 成り立ってきた。」


「でも・・。」

「そして その異物があんただ 紫苑。」

「僕が異物?」

「立派なね。

 VCをかくまい 市の情報操作を疑い
 
 心のどこかで

 その欺瞞を感じていた。

 だから 消されそうになった。

 その都市が 今 人食い蜂に

 食い荒らされようとしてる。

 いい気味じゃないか。」


「でも なんとかしなくちゃ。」

「無駄だね。」

「僕は生き残った。

 蜂の毒素に対しての抗体が
 
 できてるかもしれない。

 だとしたら 僕の血液から血清を。」


「アホくさ。

 やつらが信用すると思ってんのか?」


「じゃあ どうしたらいい?」

「放っておけ。

 あの町が崩壊していくさまを

 特別席で ゆっくり観劇してたらいい。」


「ネズミ!」

「おおっと。

 また水をぶっかけたりするなよ。」


「君は 西ブロックは

 安全だと思っているのか?

 同じ人間なんだぞ。

 ここだって

 寄生蜂にやられるかもしれない。」


「市内の人間は みんな おれたちを

 同じ人間なんて 思っちゃいない。

 ここは聖都市のはきだめさ。

 汚いものを みんな ここに捨てて

 NO.6は繁栄してきたんだ。

 それに これはおれの勘だけどな

 あの怪物が 宿主に選ぶのは

 壁の内側の住人だけだと思うぜ。

 ここでそんな話 ついぞ きかない。

 つまり 宿主

 獲物がいないからなんじゃないのか?」


「そんな・・。」

「逆に NO.6の中では

 事故死として処理された

 不審な事例が いくつも確認された。

 ハッハッハッハ。

 美食家なんだよ。怪物さんは。」


元気なくうつむいてしまう紫苑の
頭に手をあててなぐさめるネズミ。

「悪かった。

 あんたを苦しめるつもりはなかったんだ。

 あんたは 壁の内側の人間だったな。」


「内とか外とか 僕にはよくわからない。」

「わからないさ。

 わかろうともしなかったんだから。

 与えられた情報を疑いもしない者たち。
 
 無知で傲慢で幸福な者たち。

 だけど かわいそうにな。

 そこから転がり落ちたあんたに

 NO.6は 

 這い上がるチャンスを与えない。」


「ネズミ・・。」

「うん?」

「真実を知りたい。

 何が本当なのか。

 僕が生きている世界が

 どうなっているのか。

 本当の姿が知りたい。」


「よくそんな恥ずかしいセリフ言えるな。

 ついてこい。」


外へいくネズミと紫苑。
行先はホテル。

外にハチの死骸が落ちていましたが
それは普通のアシナガバチ。

「春だ。

 これから冬になると

 蜂は休眠状態に入るんだ。

 人体に産み付けられた

 寄生蜂の卵も

 たぶん そのままの形で冬をすごす。

 そして 成長して

 活動できる春が来たら

 一斉に 孵化する。」


ヒュウ〜とくちぶえをふくネズミ。

「そいつはいい。まさに 春の祭典だ。

 なんてったっけ?

 NO.6の創立を記念した・・。」


「聖なる祝日。」

「聖なる祝日。

 その祭典のさ中に 人食い蜂が

 人間どもを食いやぶり

 あたりは阿鼻叫喚に包まれる!

 ハハハハ!こいつは見ものだな。」


「ネズミ。

 なぜNO.6を憎む?

 なぜ?」


こたえないネズミ。

そして目的地のホテルにつきました。
ホテルだった場所のようですが
今でもそうだというネズミ。

犬のうなり声がし警戒する紫苑ですが
犬はおとなしくなって
甘えてきました。
それをみて驚くネズミ。

そこへ顔を見せたのはイヌカシ。

情報を頼んでいたそうで
ねぐらのない人間にやすく部屋をかし
さらに暖房用に犬もかしているから
イヌカシ。

「ネズミ 今回の依頼

 調査中におもしろいことが

 いろいろでてきてな。
 
 追加料金 いただかねえとな。」


とみせたメモをひったくる紫苑。

「母さんだ。

 これ 母さんの字だ。

 ネズミ 母さんに

 連絡をとってくれたのか?」


「俺じゃない。小ネズミの1匹が

 気まぐれで行っただけだ。」


「ありがとう。
 
 待てよ。母さんに

 連絡がとれたってことは

 他のところも。

 例の寄生蜂について

 知らせることも!」


「寄生蜂?」

「そうだ!

 衛生管理局に連絡をとって

 時間がかかっても

 根気よく説得すれば・・。」


「お・・おう。」

「こっちにはさなぎのサンプルがある。

 何より 生き残った僕がいる!

 春までに なんらかの対策を

 講じることができれば

 NO.6を・・。」


「紫苑。

 あんたが真実を知って

 それでも まだ

 NO.6を守りたいと思うなら

 そのときは あんたも・・。

 俺の敵だ。」




おわりのほうにようやく
イヌカシがでてきましたが
ほぼ紫苑とネズミだけのシーンで
みいってしまいました。

ちょっとしたを冗談を言うあたりは
この年頃の少年っぽく楽しそうだけど
話の内容はかなりハード。

NO.6は怪しさ満点で
自分の身も危うくなったのに
それでもNO.6を救いたいとか
純粋な紫苑。
壁の外側の世界でちょっともまれて
ちょうどか。




紫苑 … 梶 裕貴
ネズミ … 細谷佳正
沙布 … 安野希世乃
イヌカシ … 真堂 圭
力河 … てらそままさき
火藍 … 佐久間レイ
莉莉 … 諸星すみれ
楊眠 … 三木眞一郎





2011.07.27 Wednesday 11:43 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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