<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
amazon
楽天ブックス他
楽天ほか

NO.6(ナンバーシックス) 第4話「魔と聖」

第4話「魔と聖」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


紫苑がいなくなって力をおとす火藍を
はげます楊眠ですが、今はひとりにして
という火藍。

楊民がひきあげるときも
外で様子をうかがや車。

一人になった火藍に
メカネズミがメモ入りのカプセルを
届けにきました。

「紫苑は無事 西ブロックを脱出。

 ネズミ」


というメッセージをよんで
思わず泣きだしてしまいました。

「LK 13000あたり

 ラッチビル 3F 自信なし 火」


という返信をかく火藍。


OP


ネズミといっしょに壁の外の街を歩く紫苑。
ごちゃごちゃして銃声も響きます。

イヌカシの情報によればラッチビルというのは
新聞の名前。

「そこに勤めていた元新聞記者の

 居場所をつかんだ。

 しかも そいつはNO.6とも

 おもしろいつながりをもっている。」


それでそこに急ぐ途中らしいけど
いきなり女性に道端へつれこまれた紫苑。

「変わった髪してるのね 坊や

 ねえ 私と遊ばない?」



いきなりキスされて驚いてつきはなすと
そのそばには死体があってまたびっくり。

「死体ぐらいで 何 ビビってんのよ。

 片付け屋をよんだから大丈夫。

 それよりさあ・・」


とまたせまってくる女。
そこへネズミが助けにきました。

「悪いけど 返してくれないか。

 そいつ 俺のなんだ。」


「フン!どおりでね・・

 でも キスしたぶんは

 払ってもらうよ。」


という女にキスをするネズミ。
女が頬をそめるようなキス。

「釣りはいらないよ。」

女の扱いに慣れてる・・。

「行くぞ。」

平然として歩きだすネズミのあとを
あわててついていく紫苑。

さっきの女性は娼婦。
あそこで死んでいた人のことも
たずねると、

「片付け屋をよんだと言ってたろ。

 ほっとけ。」


と冷めた返答。
それでもまだ

「片付け屋って?」

と質問する紫苑を壁におしつけ
声を荒げるネズミ。

「あんた ほんとにイラつくな!

 いいか 一つだけ教えてやる。

 ここじゃ 誰も

 あんたを助けちゃくれない。

 いちいち質問しないで

 自分の身くらい 自分で守れ!!」


そこへあらわれたちんぴら。
さっきの女の仲間らしい。
からんでくるのを殴ってかわし
逃げるふたり。

「ネズミ。

 これが 世界の本当の姿なのか?」


「ハハハッ。こんなもん 序の口だ。」

「でも 君の言うこととは 

 少し違った。
 
 君はまた 僕を助けてくれた。」


と笑顔の紫苑。

「自分の身を守っただけだ。」

そして目的地に到着。
捨て台詞をはいてでていく女性。
中にいた男は元ラッチビル新聞の力河。
こちらをみた力河はネズミをみて

「イヴ!」

と目を輝かせました。

「へえ。俺のこと 知ってんだ。」

「ファンだよ。おまえのファンなんだ。

 この間の舞台もみにいった。

 素晴らしかったよ。

 しかしそのお前が 
 
 なぜ こんな所へ・・。」


「ネズミ。

 本名は イヴっていうのか?」


「まさか。仕事用だ。」

「仕事って つまり 君の仕事は

 舞台俳優な・・。」


という紫苑の口を手でふさいでだまらせ
本題にはいるネズミ。

「あんた 火藍って名前の女 

 知ってるか?」


「お前たち 

 火藍の知り合いなのか?」


「母です。」

「えっ。」

「僕は紫苑。火藍の息子です。」

紫苑に近寄ってきて顔を両手ではさんで
じっくりみつめる力河に紫苑びびりまくり。

「似てる。

 ホントだ 火藍の息子だ。

 ああ 火藍!!」


力河は態度がかわって
応接室へ通してもてなしてくれました。

火藍のメモを手に涙ぐむ力河。

「火藍の字だ。

 俺のこと おぼえてくれてたんだ。」


「何?いい仲だったの?」

「告白したら ふられた。」

「プッ!そりゃ そうだろ。」

「口が悪いんだな イヴ!」

力河と火藍のうつった写真をみせる力河。
火藍がまだ学生のころ、力河がNO.6に
ついて書いたコラムに興味をもって
たずねてきたらしい。

「あの頃から NO.6は

 本当に胡散臭くてな。

 何かあると踏んで
 
 あれこれ嗅ぎ回ってたんだ。」


「ふーん。最初の志をわすれ

 果てしなく堕落する。

 人間も都市も同じだってことか。」


「イヴ!俺は本当におまえの

 ファンだったんだぞ!」


「過去形?」

「やめさせてもらおう。

 こんな傲慢で底意地の悪いガキとは

 思わなかった。」


「そう ムキになんなよ おっさん。

 こんな豪華な部屋に案内しといてさ。

 あんた NO.6の高官たちに

 女をあっせんしてるんだってな。」


「イヌカシか。」

「いいところに目をつけたな。

 NO.6なんて窮屈なところにいたんじゃ

 羽目の一つもはずしたくなる。

 その結果 こんな贅沢三昧できるわけだ。」


その仕事にネズミも誘う力河。

「俺に客をとれっていってるのか?」

「あいつらの欲求は底なしだ。

 芝居小屋なんかより

 うんと稼げるぞ。」


ネズミを侮辱する力河のものいいに怒って

「黙れ!」

と茶碗をぶつけてとびかかっていく紫苑。
力河の上に乗っておさえつけます。

「よくもそんな卑劣なこと言えるな!

 この恥知らず!謝れ!謝れよ!

 ネズミに謝れ!」


「そのへんにしとけ 紫苑」

興奮した紫苑をとめ
力河からひきはなすネズミ。

「どうしたんだ 紫苑

 何 興奮してんだよ?」


「バカ!

 君を・・侮辱した。

 ひどいことを言った!

 君はなぜ 怒らないんだ?

 バカだよ。僕は悔しい・・。」


と涙を流す紫苑に驚くネズミ。

「紫苑。

 他人のために泣いたりするな。

 泣くのも戦うのも 自分のためにやれ。

 さあ 帰ろうぜ。」


紫苑の肩をだいて帰ろうとするネズミ。
ネズミあやまって、紫苑の面倒は
自分がみるという力河。

床に落ちていた写真を手にとるネズミ。
火藍と力河たちといっしょにうつっている
メガネの男に見覚えのある紫苑。
裏には

「創設メンバーらと共に」

の文字。


CM


ネズミの部屋で食事のしたくをして
待っていた紫苑。

ネズミは何か調べて戻ってきたようですが
紫苑には語らず。

「だけど 僕は知りたいんだ。

 君のことを。

 君のことを もっと知りたい。

 苦しいことがあったら 

 教えてほしいんだ。」


紫苑の胸に手をあてるネズミ。

「何を感じる?」

「心臓が動いてる。」

「そうだ。俺は生きてる。

 今ここにいる。

 それで十分だ。

 紫苑 あんたと俺は他人だ。

 他人のことを知ろうとするな。」


「なんでだよ?」

「知れば情がわく。

 もはや 他人じゃいられなくなる。

 そしたら あんたも困るだろ。」


「何が困るんだよ?」

「敵になったとき 殺せなくなる。

 言ったろ!

 あんたが 真実を知って

 それでも NO.6を守りたいと思うなら

 そのときは あんたも俺の敵だって。」


「ネズミ・・。」

そこへやってきたイヌカシの犬。
メモを加えていました。

「紫苑 仕事だ。」

犬を洗う仕事をたのまれた紫苑ですが
丁寧にあらうため時間がかかりすぎて
イヌカシに注意をされました。

お客のことを同じ人間だというと
笑いだすイヌカシ。

「薄汚れた客も 俺達も

 同じ人間か?」


「そうだ。」

「あんたと俺は 同じ人間か?」

「そうだ。」

「NO.6の住人も 俺達も

 同じ人間か?」


「そうだ。」

「紫苑。おまえさん しぬぞ。

 本気でそんな甘っちょろいこと

 考えてんなら

 ここでは生きていけない。」


「ネズミにもよく言われる。

 イヌカシ。

 君とネズミは 友達なのか?」


「友達?!

 あんな冷酷で非情なやつと

 友達なんて バカバカしい!

 俺は犬たちの集めてきた情報を

 売ってるだけだ。

 あぁ・・いや 

 たまに歌ってもらう。」


「歌を?」

「犬が死ぬときに 死にきれずに

 苦しんでいるときに

 あいつが歌うと 静かになる。

 そして 息をしなくなる。

 あいつの歌は 魂をさらっていくんだ。

 風が花を散らすみたいに。」


「風・・。」

「俺のおふくろのときもそうだった。」

「お母さん なくなったんだ・・。」

「犬だけどな。

 俺は犬に育てられたんだ。
 
 赤ん坊のとき ここに捨てられて。

 それをおふくろが 温めてくれた。

 乳をのませてくれた。」


「小汚い雑種犬だったけどなあ」

そこへやってきたネズミ。

「おふくろがなんだって?

 もういっぺん言ってみろ!」


母を侮辱されて怒るイヌカシ。

「怒るなよ。

 それより どうしたんだ?

 そんな天然相手に 自分語りだなんて

 らしくないんじゃないの?」


「おまえこそ何しにきたんだ。

 まさか この天然坊やを心配して

 お迎えにってんじゃねえだろうな。」


「笑わせるな。

 わたりをつけた手前

 使い物になってるかどうか

 様子をみにきただけだ。」


「フン!どうだかな。」

イヌカシが怒っているので
犬もうなりだしますが
そんな中天然坊やが

「ハムレット おまえもきてたのか。」

とほんもののネズミに声をかけ
緊張緩和。

「ハムレット?」

「名前。こいつ

 『ハムレット』の朗読が好きだから。」


「勝手に名前をつけるな。」

「だって 君がつけてやらないから。」

ハムレットのほかにもクラバットに
ツキヨの名前の由来を説明する紫苑。

「あんたと話してると頭が痛くなる。」

「君はいつもイライラしてるから。」

「誰がイライラさせてるんだ!

 だいたい あんたは・・」


イヌカシの視線を感じて
しゃべるのをやめて言ってしまうネズミ。

「紫苑 おまえ 

 いつもこんな調子なのか?」


「えっ どうして?」

「やつが らしくないからさ。

 あんなふうに

 感情を表にだすやつじゃない。」


夜になってネズミのもとへいくイヌカシ。

「何の用だ?」

「とぼけんな。

 おふくろをけなすやつを

 俺が絶対 許さないことぐらい

 知ってるだろ。」


「報復か?お前が この俺に?

 笑わせるな。」


「どうかな。

 ところで 紫苑のことだが

 あいつ たしかにかわってるな。

 なんというか 人の調子を

 狂わせるところがある。

 おかげで 俺は おふくろの話なんか

 しちまったし お前は俺を怒らせようと

 おふくろをけなした。

 つまり 妬んだ。」


「ふざけるな!」

「お前の負けだよ!ネズミ!」

犬たちがいっぱい。
取り囲まれていました。

「鈍ったな。

 守らなきゃならないものを

 もっちまったほうが負け。

 フッ。それが お前さんの

 流儀じゃなかったのか?

 こいつらは番犬用だ。

 一筋縄じゃいかないぜ。

 やれっ!」


犬たちをけしかけるイヌカシ。

ネズミはかわしながらイヌカシにせまり
あっというまにナイフを首につきつけました。

「犬を引かせろ。さもないと・・。」

「ヘッ。さもないと?」

そこへ

「ネズミ〜!」

と紫苑の声。

「おや 今度は天然坊やのほうが

 お迎えにきたぜ。

 どうする?

 俺ののどを斬り裂いて

 死体をあいつにみせるか?」


ためらったすきに
自由をとりもどすイヌカシ。

「詰めが甘くなってる。

 おまえはもう今までのおまえじゃない。

 厄介な荷物を

 背負いこんじまったなあ。

 じゃ あばよ!」


イヌカシはひきあげていきました。

「ネズミ こんなところにいたのか。」

紫苑はネズミの帰りが遅いので
心配してみにきたらしい。

月の滴の泣き声がきこえます。

「ネズミ。NO.6には 母さんがいる。

 君に笑われようと なじられようと

 母さんを忘れることはできない。

 でも 僕はここで生きていきたい。」


「理由は?」

「君に引かれている。」

「紫苑。前から気になってたんだけどな。

 あんたの言語能力は
 
 チンパンジー以下だぜ。」


「どういうこと?」

ネズミは応えず。

火蘭は店を再開。
莉莉も嬉しそう。

店にはまたメカネズミ。

「母さん。ごめん。

 ちゃんと生きてる。」


というメモ。
火藍また涙・・。

「紫苑・・。

 ありがとう ネズミさん・・。」





紫苑の天然パワーで
ネズミもイヌカシもたじたじ。

あんなストレートに好意をしめされても
びーえる的な意味じゃなくて
人間として興味があるってことなんだろうし。
天然坊やはつい守ってあげたくなるタイプ。

ところで、力河にもっと
いろいろ情報もらわなきゃー!
NO.6の暗部に関してはまだまだ序盤。




紫苑 … 梶 裕貴
ネズミ … 細谷佳正
沙布 … 安野希世乃
イヌカシ … 真堂 圭
力河 … てらそままさき
火藍 … 佐久間レイ
莉莉 … 諸星すみれ
楊眠 … 三木眞一郎





2011.08.03 Wednesday 11:40 | comments(0) | trackbacks(0) | 
<< チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 第4話 | main | うさぎドロップ 第4話「手紙」 >>