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NO.6(ナンバーシックス) 第6話「 密やかな危機 」

第6話「 密やかな危機 」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


沙布はNO.6へ戻りました。
入街審査もけっこうきびしい。
ピカソの絵のアートブックは
持ち込み禁止ということで没収。

乗り物を待つ間、ベンチに座っていると
隣にいた老婦人から声をかけられました。
すぐに里帰りかとみぬかれたのは
普通ならみんな気になるはずの
IDブレスレットをごく自然に身につけていたからで
久しぶりに戻ったと思うのは雰囲気。

「風かしら。

 あなたのまわりだけ

 風が吹いているようなかんじなんですよ。」


沙布は市街地へ。
かわらず穏やかな光景。

祖母の遺体と対面。

「おばあさま。」

花に埋もれた祖母の顔に手をあて
涙する沙布。

「冷たい。

 どうしてこんなに冷たいの?」


「おばあさまは 幸せにいかれました。

 苦しみも悲しみもなく 静かに・・。」


「『幸せに』?

 おばあさまは・・

 祖母は 幸せだったのでしょうか?」


『明日も 明後日も 

 何をしていいか わからないの。』


と言っていた祖母。

「本当に幸せだったのでしょうか?」

「当たり前じゃないですか。

 黄昏の家ですよ。

 誰もが穏やかに

 人生を終えられる場所です。

 幸せにきまってるでしょう。」


沙布にわたされた祖母の遺品。
中にはストールとメガネだけ。

どんなに離れていても
心の糸で結ばれているといっていた祖母。

『おばあさまが 

 編み棒を捨てるはずない・・。

 おばあさま 本当に

 黄昏の家で幸せだったの?』


ストールを抱きしめて
はっとする沙布。

「匂いがしない。

 おばあさまの匂いが。」


あたりはきれいな花壇がずらり。
冬なのに。

沙布は紫苑に連絡をとろうとしました。

「紫苑 どうなってるの?この街は。

 接続不可?

 何?何があったの?

 登録抹消?重犯罪者?

 紫苑がそんなことするはずないじゃない!」


思わずたちあがる沙布。

火藍は莉莉にパンを渡しているところ。

「パン焼ける匂いっていいにおいだね。」

「そうね。 家で 誰かが

 待っていてくれる幸せの匂い。」


莉莉がかえったあとに沙布が
やってきました。

祖母がなくなったので
帰ってきたという沙布。

「うそですよね?

 全部 うそですよね?」


ふたりは屋内へ。

「彼は矯正施設になんか

 収容されていない。

 どこかに逃げたんですよね?

 そうでしょ?おばさま。」


「なぜ そう思うの?」

「おばさまが とても

 おちついていらっしゃるから。

 ひとめみてわかりました。

 絶望してないって。

 息子を失った母親の顔じゃないって。」


そとは雨。
火藍の手を両手で握る沙布。

「おばさま。紫苑は
 
 NO.6の外にいるんですね?」


強い視線に目をそらす火藍。

「やっぱり・・。

 紫苑はどこに?」


「西ブロックよ。

 それだけしかわからないわ。」


「西ブロック・・。そうですか。」

立ちあがる沙布。

「待って。紫苑のいるところ きいて

 どうするの?」


「会いにいきます。」

「沙布!何 言ってるの!

 あなた 西ブロックがどんなところか

 わかってるの?」


「わかってません。

 恐ろしい場所だということは

 聞いてます。でも 行きます。」


「そんなことしたら ここには・・。」

「二度と帰ってこれなくても
 
 後悔なんてしません!

 会いたい・・。紫苑に会いたい。」


「でも 沙布・・。」

「彼のこと 愛してます!!

 愛してます 本気で。

 ずっと ずっと

 彼だけを愛してた。」


火藍が沙布を抱きしめました。

「ありがと 沙布。

 私ね ずっと 

 一人で耐えてると思ってた。

 でも あなたがいたのね。

 紫苑のこと 思ってくれる人がいた。

 ありがとう。

 でもね あの子は あなたが
 
 危険をおかしてまで会いにくること

 決して望んでないわ。」


「紫苑の気持ちなんて

 関係ないんです。」


「えっ?」

「わがままなんです。

 私 ただ待ってるなんてできない。

 会いたくてたまらない。

 だから行くんです。それだけ。

 私 母親じゃないから

 おばさまみたいに強くなれない。

 もし・・。もし このまま

 彼が帰ってこなかったら・・。」


お辞儀をして出て行こうとする沙布。

「おばさま。もう一つだけ

 きいていいいですか?

 彼のそばには 誰がいるんです?」


「えっ!

 ネズミ・・かしら。」


「ネズミ?」

「ええ。それしかわからないわ。」

「ありがとうございました。

 おばさまに会えてよかったです。」


笑顔で別れる沙布。
沙布がマフラーを忘れていったのに
気づく火藍。

『紫苑 待ってて。』

と足早にすすむとその前に
治安局員が。

「沙布さんですね?

 沙布さんですね?」


火藍がマフラーをもっておいかけると
沙布が無理やり車に乗せられて
いくところをでした。

「紫苑!!!」

その叫びが紫苑にはきこえないけど
つたわりました。
本をよみきかせていた紫苑は
沙布のことを思い出します。
セーターを着てた子としか
言ってないのに、女ね、と
やきもちをやかれました。

そこへネズミも帰宅。
イヌカシがよんでると言われます。



CM



イヌカシのところへいって手伝いをする紫苑。
なくなった犬の埋葬。
おふくろのきょうだい、ということはイヌカシのおじ。

くさいと文句をいう力河に

「人間だって 犬だって

 死にゃあ くさくなる。

 あがいて しがみついて

 それでも死んでくんだ。

 当たり前だろ!」


というイヌカシ。

「でも 立派に生きた。」

「ああ 立派に生きた。」

「ネズミも手伝えよ!」

ネズミは高みの見物。
あんなやつに手伝ってもらいたくない
というイヌカシですが
葬送の歌を歌ってくれるのはネズミ。

「魂を送る歌は高いぜ、銀貨3枚。」

「ここへおりてこい!

 ごうつくばりのイカサマ野郎!

 喉笛食いちぎってやる!」


「ハッ。笑わせる。

 なんならおじさんの隣に

 墓をつくってやろうか。」


「俺は墓には入らない!

 絶対 生きてやる!」


「ふ〜ん。」

すましたネズミのあとをおっていくイヌカシ。
力河も抱いていた犬のなきがらをおいて
帰ってしまいました。

火藍はマフラーを手に迷っているところへ
ネズミ(メカのほう)がやってきました。

紫苑は穴掘りで腕がつかれた様子。
凍った土を掘るのはたいへんだけど
春が近いからまだましというネズミ。
春という言葉に反応する紫苑。

「寄生蜂のこと 考えたろう。」
 
「春になる前に やつらの羽化が

 始まるかもしれない。

 そう思うと・・。」


「NO.6はどうなるか。

 おもしろい舞台だぜ。

 最高の主役が演じるのは

 最高の悲劇 最高の喜劇

 どちらになるかな?」


「あそこには母さんがいる。
 
 観客になるわけには いかない。」


「あんた 帰るつもりかい?」

「春までには一度。

 その前に 血清がつくれないかやってみる。
 
 寄生されて生きていられたサンプルは

 今のところ 僕だけだから。」


「天才様のいうことはご立派だ。

 ビーカー1つ 注射器1本

 まともにないところで 何ができる?」


「もう力河さんにたのんだ。」

それをきいたネズミは
いきなり紫苑をぶちのめし
首をしめました。

「抵抗しないのか?」

「しても無駄だろ。」

「あきらめが早いな。

 命が惜しくないのか?

 俺があんたを殺すわけがない。

 そう思ってる?」


「思ってる・・。」

「フッ・。フッフフフ。」

ナイフを出してのどにつきつけます。

「思い上がるなよ。

 そんなことのために 

 あんたを助けたんじゃない。

 余計なことをするな。

 時が来るまで じっとしてろ。」


「『時」』?時っていつだ?」

「俺が NO.6に 

 とどめをさす時までだ。」


ネズミの指についた紫苑の血。

「あんたの血だ。

 血清なんてバカなこと考えずに

 もっと有効に使え。」


「なぜそんなに憎む?

 君とNO.6の間に 何があった?
 
 なぜそこまで憎むんだ?

 背中の傷と関係あるのか?」


「あんたまだわからないのか。

 あそこは 周辺から

 あらゆる栄養を吸い取って

 自分たちだけが肥え太るおぞましい・・。」


「寄生都市って言いたいんだろ?」

「そう。わかってるじゃないか。

 人が寄生虫と戦う

 当たり前のことだろ。」


「僕がききたいのは

 君個人の理由だ。」


部屋からでていくネズミをおう紫苑。

「復讐なのか?

 前も答えてくれなかった・・。

 僕はききたい!

 知りたいんだ!ネズミ!」



「俺とNO.6 どちらを選ぶ?
 
 あんたはNO.6を愛し

 俺は 憎んでいる。

 だからな

 俺たちは いずれ敵になる。

 フッ。」


「なぜ君は なんでも二分するんだ?

 愛しているか 憎んでいるか。

 敵か 味方か。壁の内か 外か。

 そうだ。その壁を

 なくしてしまえばいいんだ。」


「はあ?」

「壁をくずせばいい。

 そうすれば NO.6という

 場所自体がなくなる。

 内も外も区別できなくなる。

 NO.6を破壊するんじゃなくて

 消してしまえばいいんだよ。

 第三の道だ!」


笑いだすネズミ。

「そんなにおかしいか?」

「おかしいよ。最高の冗句だ。

 あんた 天然だけじゃなく

 妄想癖まであるのか?

 何が第三の道だ。

 ただのきれいごとじゃないか。」


「ネズミ!僕は 本気で・・。」

「俺は ごめんだね。

 あんたは 逃げ道を探してるだけさ。

 自分が傷つかない方法を

 見つけようとしてるだけだよ。」


「違う・・。」

「万が一 壁がなくなったとして

 そこに現れるのは 天国じゃないぜ。

 地獄だ。

 混乱。無秩序。争い。略奪。

 フッ!フフハハハ!

 無理だよ。絵具じゃないんだ。

 混ざり合うなんて できない。

 どちらかが どちらかを滅ぼすしかないんだ。

 そういう運命なんだよ。

 愛と憎しみ。敵と味方。壁の内と外。

 そして あんたと俺。

 決して 一つにはなれない。」


「やってみなきゃわからないだろ。」

「わかるさ。」

「少なくとも

 僕は 君の敵にならない。

 何があっても・・。殺されたとしても

 君のそばにいる。」


「綺麗ごとだ。」

「決意だ。」

ネズミは別室へ行ってしまいました。

ピアノの椅子にすわって
鍵盤をたたいていると
メカネズミが戻ってきました。

「沙布が治安局に連行された。

 助けて。火藍」


「あの女が。」

いったん立ちあがりますが
立ち止まるネズミ。

『いいのか?
 
 紫苑にこのことをおしえて。

 そうしたら きっとあいつは

 NO.6に駆けつける。

 たとえ 自分の命が・・。』


部屋をみわたし
火藍からのメモを握りしめるネズミ。




紫苑、天然というか
おぼっちゃんというか
壁をなくしてしまえばいいという発想は
ネズミには一生かかってもでてこない
発想でしょう。
紫苑の考え方はともかく
じゃあそれをどうやって実行するかと
いうとその力を今はもってないのも事実なので
甘いと言われてもしょうがない。
たとえば火藍に会うために戻ったとしたら
あっというまにつかまりそう。

ネズミと紫苑、ふたりじゃないと無理。

沙布はあそこまで紫苑のことが好きでも
紫苑にはそこまで想われてないんじゃないかと・・
大事な友達ではあるけれど。


フジの公式のあらすじって
いつもなんか違う。
矯正施設への侵入、まだしてない。






紫苑 … 梶 裕貴
ネズミ … 細谷佳正
沙布 … 安野希世乃
イヌカシ … 真堂 圭
力河 … てらそままさき
火藍 … 佐久間レイ
莉莉 … 諸星すみれ
楊眠 … 三木眞一郎





2011.08.17 Wednesday 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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