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ドン★キホーテ 第11話(最終話)

第11話(最終話)



児童相談所。

「次期総長 決定まであと3日かぁ。

 このままじゃなぁ・・。」

と思いながら出勤してきた鯖島(見た目城田)。

みんなは村上さんちについての話題。
家庭訪問をしても毛嫌いされているそうで
今回違ったアプローチをしたらと
鯖島(見た目城田)をつれていくように
いうミネコ。

「城田なんか連れてったら

 解決するのも 解決しません。」

という児玉に

「おい コラ 児玉なぁ 返事ぐらいしようか。

 いや 返事ぐらいしようよねぇ 何?

 おい ちょっと俺にケンカ売ってんの?」

と結局いっしょにいきました。

いくなり消毒される二人。

部屋の中にはビニールシートがはられ
お茶を入れてくれる母親 奈緒子。

「あの〜 村上さん香ちゃんが休園して

 もう1年ですよね?」

「ええ。」

「そろそろ 幼稚園に行かせてあげませんか?」

「何度もいってるように 娘は 体が弱いですし

 ウイルスや菌に敏感なんです。

 外を出歩いたりしたら

 すぐにまた 変な病気がうつってしまいます。」

「でも せめて 毎日外の空気に触れさせてあげても…。」

「香には 今の生活が一番いいんです。」

娘を外にだなさい母親らしい。

おなら?の匂いがすると
窓をあけてしまう鯖島(見た目城田)をみて
あわてる奈緒子。

「 早く閉めて!!」

「何で? 何で? 何で?」

「閉めて! 閉めて!危ない! 危ない!

 早く閉めて! 閉めて!」

もうパニックみたいになってます。

児相に戻って、児玉さんが城田(見た目鯖島)に
文句をいうのをなだめる西脇さんたち。

「1年かけて信頼関係 築いて来たのに

 城田のせいで台無しじゃない!」

「お前が あんな所で

プッとすっから窓ぐらい開けんだろ。」

「だから 私じゃ ないっていってんでしょ!

 ひとのせいにして…。」

「おい 城田 あの母親が気難しい人で

 俺達が苦労して来たのも

 大変な思いして来たのも 

分かってないだろ お前!」

「だって あのウイルス除菌とか

 ビニールとか おかしいだろ。」

「香ちゃん 赤ちゃんの頃 体が弱くて

  病気がちで それで おかあさん

 神経質になっちゃったの!」

「でも 体も成長して 体力もついてるし

 ホントは外に出て

元気に運動したほうがいいんだよね。」

「じゃあ 何? あの 香って子は

 今の生活に満足してんのかよ。」

「だから 生まれた時から 家の中ばっかりで

 外の世界 知らないんだよ。

判断できるわけないだろ!」

「おかあさん 勉強も ちゃんと教えてるし

 食事も しっかり与えてる。

 虐待どころか むしろ溺愛してる。

 これってすっごい難しいケースなのよ。」

「じゃあ 父親は?」

「今は単身赴任中だから

 余計 手 焼いてんの!」

「まぁまぁ 児玉さん

もう一度 粘り強く頑張ろう。」

「はい。」

「何? また俺 行くの?」

「連れて行くわけないでしょ。

空気 読みなさいよ。」

「うわ 感じ悪っ。

 だからね 男ができないんだよ。」

「あんた ケンカ売ってんの!?」

「えっ? 買わしてくれるんですか?」

「はい 皆さん 仕事 仕事。」

「ええ いくらですか?」

「何だ? また何だ このにおい。」

また何か匂いがしてその場はおしまい。

鰯原のところによばれた
城田(見た目鯖島)と鯵沢。

「あ〜 いよいよ あと3日だな。

 まぁ 前回の演説勝負や

 それにマニフェストの結果を見ても

 まぁ 支持率は5分と5分だなあぁ。

 まぁ かくなる上は

 あれの封印を解こうと思うんだがな。」

「総長 まさか あれですか?」

「そのまさかの あれだ。」

「『あれ』?」

「鯖島 おめぇも あれでいいな?」

「はい… あれで いいです。」

城田と鯖島。

「あれの封印を解く?

 総長 ホントに そういったのか!?」

「ええ… 鯖島さん「あれ」って何なんですか?

 僕 気になって仕方ないんですよ。」

「お前な あれの意味を聞く度胸はあんのか?」

「えっ…。」

「あぁ?」

「いや… じゃあ いいです。」

「えっ? 聞かないの? 聞いてよ。」

「そうっすか…。」

「うん。」

「何なんですか?」

「あれっていうのはな

 京浜連合の歴史に燦然と輝く
 
 お家芸極道かるただ。」


「ご… 極道かるた?」

「今から22年前 次期総長を

 極道かるたで決めることになって

 激しい死闘が繰り広げられたんだ。

 そして 鰯原総長はその戦いに勝利した。

 だが それが遺恨を残し

 京浜連合はバラバラになりかけた。

 それ以来 総長は 極道かるたを封印し

 その死闘は 京浜連合の伝説となったんだよ。」

「いい大人が 何やってんすか。」

「いや〜 それにしても 

 総長は粋なことをするな。

 俺と鯵沢の最終決戦を

 極道かるたで締めくくるなんて。」


「鯖島さん 勝ち目あるんですか?」

「俺を誰だと思ってんだよ?」

鯵沢もその話題。

「鯖島は 底抜けのバカだ。

 奴の頭は小学生並み

 ケータイやパソコンも扱えねえ。」

「だったら楽勝じゃないですか?」

「だが 奴はな かるただけは天才的にうまいんだ。」

またまた鯖島と城田。

「鯵沢はな かるただけは

 すんげぇ弱っちいんだよ。」

「でも 鯖島さん。今は 僕なわけだから

 かるた大会には出られませんよね。」

「お前さ かるた得意?」

「いや… どうでしょう。

 子供の頃に

ちょっとやった覚えがあるぐらいで。」

「よし! じゃあ 明日から特訓だ!」

「と… 特訓?特訓。」

そして翌日。児相。

「所長 あの プレールームにあったこのかるた

  借りますから。」

「それはいいけど 何すんの? それ。」

「いや まぁ あの ちょっと

 仕事に役立てようかと思いまして。」

「かるたを?」

「ええ。」

そこへ戻ってきた児玉。

「やっぱりダメでした。

 村上さん「もう二度と来るな」って。」

「所長 本格的に一時保護検討しませんか?」

「そうねぇ。」

「でも おかあさんが片時も離れないんじゃ

 香ちゃんだけ保護するのは難しいですよね。」

「何か いい方法ないかしらねぇ。」

「そういえば 月に一度病院で定期健診があります。」

「2人が離れてる隙を狙うってことか!」

「はい。

 次の予定は 明日の午後です。

 それを逃すと1か月後になります。」

「そこしかないか…。

 ちょっと急だけど 明日 一時保護しましょう。」

「はい。」

「いや あの〜 明日じゃなきゃダメですか?」

と鯖島(見た目城田)。

「当然でしょ。」

「チッ いや 俺 明日 ちょっとな…。」

「城田君

城田君は私達の秘密兵器なんです。

 いてくれないと困ります。」


「所長…。

 俺が秘密兵器ですか?」


やる気になった鯖島(見た目城田)。

「そうです。」

「お〜っと俺に触れると やけどするぜ。」

そして計画。
自宅からタクシーで病院まで
移動するので引き離すチャンスは病院だけ。
主治医にお母さんだけひきとめてもらい
そのすきに香ちゃんを保護することに。

「まず 楓ちゃんは自宅前に待機。

 2人の出発を知らせてください。」

「はい。」

「西やんと大森先生は 車で待機。」

「はい。」

「難波さんと児玉さんは

 院内で 香ちゃんを確保して 

車まで連れてってください。」

「よっしゃ〜。いや ちょっと待った!

 秘密兵器の俺は 何すんの?」

「作戦にアクシデントは付きものよ。

 おかあさんに気づかれて

 抵抗されるかもしれない。

 その時は 城田君 

 あなたが香ちゃんを抱えて車まで

 突っ走ってちょうだい!」

「了解!」

「城田 この作戦が成功するかどうかは

 お前に懸かってんだからな。」

「俺に?」

「おお。」

「所長 ホントに城田で大丈夫なんですか?」

「児玉は 黙ってろ。

 お前らが失敗しても

 俺が全部フォローしてやるから。

 秘密兵器の俺に任せなさい。」


「絶対ダメですよ。」

「やけどするぜ。」

「おぉ! そうだ 忘れてた…。」

西脇さんもノリがいい。

鯖島組。

「明日の極道かるたは団体戦だ。

 俺達5人で勝負する。

 これから練習するが

 俺も しばらくやってねえんで

 今日は臨時コーチに来てもらった。」

鯖島(見た目城田)がきました!

「かるたの奥義

 しっかり伝授させていただきます。」


「へい。」

練習開始。

「なのはなばたけのなかよし ちょうちょう」。

札をさがすみんな。

「コーチ。」

首をふる鯖島(見た目城田)。

「分かってないですねぇ。

 目で探しちゃならねえ

 心で探すんですよ。」


「心で探す?」

「ええ かるたの札っていうのは

 読まれると言霊が吹き込まれる。

 あとは ただ 

それを心で感じ取るんです。」


「心ですか…。」

「はい 次。」

「いちご いっぱい いいにおい」。

みんながなかなかとらないので

「もう我慢できない!」

札をとってしまう鯖島(見た目城田)!w

練習がおわり鯖島(見た目城田)を
みおくるみんな。

「城田さん 今日は ありがとうございました。」

「それでは 皆さん 

明日の健闘を祈っています。」

「はい。それでは。」

「あ そうだ!

 一番大事なこというの忘れてました。」

「何ですか?」

「かるたで一番やっちゃならねえのが

 フライングです。

 まぁ 特に最後の1枚は 緊張のあまり

 失敗しがちです。

 皆さん 絶対に欲をかかず

 心を無にして挑んでください。」


「はい。」「へい。」

児相ではミネコが怒られているところを
目撃する幸子。

「とにかく このままじゃ

 君の首 飛んじゃうぞ。

 これ以上 余計なマネしないほうがいい。」

今のは市役所の部長。

「明日 一時保護する予定の子がいるんだけど

 その母親が市長の後援会の有力者でね

 市長を通して「これ以上 首 突っ込むな」って

 圧力かけて来たの。」

「それで どうするつもりなの?」

「もちろん やるわよ それが私達の仕事だもん。」

「でも ミネコさん…。」

「大丈夫 こういうのはねよくあることだから。」

そしてかるた大会の日。

「 本日は ご参集いただき 

 誠に ありがとうございます。

 私 読み手を仰せつかった 

 若頭補佐 兎田亀男です。

 ここに 48枚の 

 極道の魂のこもった札がそろえてあります。

 それでは 京浜連合 極道かるた始めます。」

「まず 先鋒。」

「ヤス 気合入れて行け!」

「頑張って。」

「読みます。

 『男の道は 修羅の道』」

ヤスがとりました。

児相では計画実行。

「城田 お前も手伝えよ。」

「あのさ この作戦って昼からだったっけ?」

「だから1時からだっつってんだろ。」

「そうか そうか OK OK。」

「ほら これ持て ほら。」

「あ〜 はい はいはい。

 チッ あいつら 大丈夫かなぁ…。」

バナナを手に心配する鯖島(見た目城田)。

かるた会場。

「かしら すいません…。」

「気にすんなまだ始まったばっかりだ。」

「次 次鋒。」

「へい!」

「ケン 気合入れろ!」

「『夜霧よ 今夜も ありがとさん』」

相手にとられました。
次は兵藤。

「『年賀状 今年もやっぱり 塀の中』」

「ん!」

といって

「出た! 兵藤のフェイント取り!」

Vサインwww。

次はあゆみ。

「『惚れた女を…』」

あっというまにとるあゆみ。

「ダーリン 私 分かんないよ〜。」

むこうは外国人でした。

「次 大将。」

「はい。」「はい。」

「あなた しっかりね。」

「お願いします!」「 あなた 頑張って。」

「お願いしやす!」「お願いします!」

「『挨拶代わりのメンチ切り』」

鯵沢がとりました。

「『古傷が 今夜は…』」

二枚連続でとられてしまい
鯖島(見た目城田)の言葉を思いだす
城田(見た目鯖島)。

『かるたの札っていうのは

 読まれると言霊が吹き込まれる。

 あとは ただそれを心で感じ取るんです。』

「『むやみやたらと 手を出すな…』」

城田(見た目鯖島)がとりました。

「『冷たい世間に 背を向けて・・』」

次もとりました。

「『任侠道こそ…』」

そして・・あと一枚。

「お2人さん よろしいですか?」

「はい。」「はい。」

「ダァ〜!!」「ヤァ〜!!」

同時だったのでわからず。
ビデオ判定で城田(見た目鯖島)の勝ち。

「引き分けよ!」「イエイ!」

「延長戦だ 次の代表を出せ。」

「鯖島 こっちの次の代表は兎田さんだ。」

「兎田の野郎 鯵沢に寝返りやがったな。」

「鯖島 どうした?

 さっさと6人目の代表を出せ。」

「あなた…。」

「かしら・・」

「『鯖島組』の6人目はこのお方だ!」

鯖島(見た目城田)キター!

「お待たせしました。

 6人目の代表の 城田です。」


かっこよすぎ!!

「あれ? あんた 介護士の あんちゃんじゃねえか。」

「総長 その節はどうも。

 じゃあ すいません はい すいませんね。」

「ふざけんな!単なる 公務員だろうが てめぇは!」

「てめぇに公務員 バカにする資格あんのか!」

「まぁ いいじゃねえか その勝負 俺が許可する。」

「ありがとうございます。」

「総長…。」

「『ハッタリは…』」

「ド〜ン!」

すばやく札をとる鯖島(見た目城田)。

「『盃を…』」

「いよっ!」

「『組のため…』」

「ガン ド〜ン!」

「『いい組つくろう…』」

「『さがを出すのは…』」

絶好調。

「さぁ いよいよ最後の札だ。」

しかし総長がくしゃみをしたときに

「ズドン!」

と札をとってしまいまいました。

「あっ…。」

「フライングだろ。」

「おぉ そうだ フライングだ!」

「自分で フライングは あれだけ

 やるなっていってたくせに。」

「あっ そうか そうか。

 「ズドン」の前に「ガン ドン」だったな。

 じゃあ 総長もう一度 お願いします。」

「往生際の悪い野郎だな フライングだろうが!」

「フライングじゃねえよ! なぁ!」

「フライングじゃねえだろ!」

「何だよ!」

さわぎになり太鼓をたたいて
おさめる総長。

「おめぇら いいかげんにしろ!!」

そこで頭をさげる城田(見た目鯖島)。

「最後の勝負 フライングでした。

 鯖島組の負けです。

 京浜連合の看板に泥を塗るような

 マネしてすいませんでした!」


「総長の指名は 予定通り

 結成記念日に発表する。

 今日はこれで お開きだ!」

「へい!」

鯖島(見た目城田)はバツの悪そうな顔。

児相の計画実行前に
ぎりぎりで間に合った鯖島(見た目城田)。

「お待たせしました。

 秘密兵器の城田です。」


出ていく前に幸子は
ミネコのことを報告。

奈緒子と娘さんがでかけ作戦開始。
児相ファイトにみんなのってくれない。

病院の前にいた鯖島(見た目城田)は
出前のかっこうをした男と歩く秋山を目撃。

鯖島組に戻った城田(見た目鯖島)。

「みんな 期待に応えられなくて悪かった。」

「こちらこそ 見苦しいマネしてごめんなさい。」

「潔く負けを認めた かしらの心意気

 感動しやした。」

「ホント 立派だと思います。」

「ありがとう。」

「ホントに素敵だったわ。」

そこへ出前のふりをしたカチコミ。
刺客が!

兵藤が立ち向かいます。
城田(見た目鯖島)も刀を
わたされ応戦。

診察がおわった香は待合室へ。
母親は先生の話をきく間に
外に散歩にいこうと誘う幸子たち。

しかし母親に気づかれてしまいます。

「おかあさん!お願いです!

 このままじゃ香ちゃん

 いつまで経っても自立できません!」

鯖島組では刺客と立ち会う兵藤。
むこうの銃弾を剣でふせぐ兵藤!

香ちゃんを外へつれだす幸子から
鯖島(見た目城田)が受け取ります。

兵藤たちも外へ。

そこに鯖島(見た目城田)もでてきて
状況把握。

西脇さんにバナナを食べさせて
皮をほうりなげ、相手をすべらせて
つかまえました。

そこへ奈緒子もでてきて
ちょうどとおりかかった
鯖島の知り合いから
自転車をかりて
香をつれていく鯖島(見た目城田)。

「すご〜い!」

と自転車で街中を走ると
嬉しそうな香。

「あれは何?」

とみるものすべてがめずらしそう。

おなかがすいたというので
コロッケを買ってやりました。

ちゃんと手を洗おうとするので
水道をかりて手をあらわせてやりました。

「おいしい。」

「おいしいだろ。

 あのね こういう揚げたてのやつを

 買い食いすんのが一番おいしいんだよ なっ。

 ちょっと俺にもひと口 食わしてよ。」

コロッケをかじって
またまた自転車でスタート。

「よし スピード上げるぞ!

 ほら 気持いいだろ。

 まぁ それはいいか。

 よし おい 気をつけろよ。」

児相では二人の行方がわからず
イライラする母親。

「あれからもう1時間 経つんですよ!

 あの子に何かあったら どう

 責任をとるつもりですか!?

 忠告があったはずですよね?」

「村上さん。

 香ちゃんは前と違って

 もう他の子供達と同じように

 元気に幼稚園に通うことができる…。」

「そんな保証がどこにあるっていうの!?

 大体 こんなことに 時間と労力 注いで

 あなた達がしてることは税金の無駄遣いよ!」

「お言葉を返すようですが

 私達がして来たことが

 無駄なことだとは思っていません。

 私は 部下の判断を信じてますから。」

そこへ幸子がすすみでて

「あの…児童相談所のみんなを

 信じてもらえませんか?

 お願いします。」

と頭をさげました。

そこへ戻ってきた鯖島(見た目城田)と香。

「ただ今 戻りました。」

「城田!」

「あんた 一体どこ行ってたのよ〜。」

「香〜!

 お洋服 どうしたの?」

「ええ 俺が脱がせました。

 こんな暑いのに あれ見たい

 あそこ行きたいっていうから

 汗ダラダラですよ もう。」

「ママ ごめんなさい。

 脱いじゃって ごめんなさい。

 でも 全部 脱いだら

 風が すごく気持よかったよ。

 ス〜って気持よかったよ。」

「香…。」

「あとね いろんなもの見たよ

 いろんな においがしたよ。

 あとね 熱々のコロッケ食べた

 すごく おいしかったよ。」

涙ぐむ奈緒子。

「ママ どうしたの?」

「何でもない。」

「村上さん 私達も ちょっと

 強引なことをしてしまいました。

 お詫びします。

 今日は 香ちゃんを

連れて帰っていただいて結構です。

 ですが 私達は諦めません。

 村上さんに理解していただけるまで

 何度でも お宅に伺います。」

「香 お家に帰ろう。」

「うん。」

「今 タクシー呼びますから」

「結構です!

 家まで香と…。

 歩いて帰ります。

 行きましょう。」

奈緒子の心も動きました。

「おにいちゃん バイバイ。」

「おう またな。」

「所長…。」

「これで ちょっと壁を越えてくれたかなぁ。

 みんな お疲れさまご苦労さまでした。」

「よかった よかった

 ハハハ…! よかった よかった。」

そのあと、ミネコにあやまる鯖島(見た目城田)。

「さっきは ご心配かけてすいませんでした。」

「えっ?」

こっそり耳をよせて

「裏からの圧力かけられてたんでしょ?」

「あんたは そんなこといちいち気にしなくていいの。
 
 他にやること 山ほどあんでしょ。

 働け働け。」

「はい。」

そのあと幸子をよびとめてお礼をいうミネコ。

「これ。」

「何?」

「家の合鍵。」

「えっ?」

「ここだといろいろ勉強しづらいでしょ?

 受験終わるまで 家に来れば?」

「いいの?」

「門限は8時。」

「うん。」

「一緒に帰るよ 荷物まとめといてね。」

「鍵なんて持つの 初めてだ。」

幸子も嬉しそう。

鯖島と城田。

「ヒットマンを雇ったのはやっぱり 秋山でした。

 さっき 鯵沢さんが詫び入れに来ましたよ。」

「あいつ 何も知らなかったのかな?」

「はい 秋山 破門にするそうです。」

「ふ〜ん そうか。

 いや それにしても忙しい一日だったなぁ。」

「フッ 本当にいろいろありましたよねぇ。」

「お前さ 総長になれんのかな?」

「さぁ 極道かるたに負けたし 無理でしょう。」

「あ〜 だよな。よし じゃあな。」

「はぁ。」

2人がわかれたときに
鯖島を狙う秋山。

「鯖島ぁ!!」

そこにいた保育園児のうち
逃げ遅れた子どもをかばって
撃たれる城田(見た目鯖島)。

「鯖島さん!!」

子どもは保育士さんがつれていき
秋山は逃げていきました。

撃たれた鯖島(見た目城田)に
かけよる城田(見た目鯖島)。

「鯖島さん!

 鯖島さん!

 鯖島さん… 鯖島さん!」

「おい! 何か 背中が痛ぇぞ。」

「鯖島さん 大丈夫ですか?」

「ハァ ハァ もうダメだ。

 目が かすんで来た。

 ごめんな お前の体なのによ。」

「救急車…救急車 呼びますから 今。」

「もういい! 無駄だ。」

「何いってんですか!?

 そんな弱気なこというなんて

 鯖島さんらしくないじゃないですか!」

「ハァ ハァ…。」

「お前に 一つ

 言い忘れたことがあんだけどよ。」


「何ですか?」

「極道かるたの時

 俺の男を上げてくれて

 ありがとよ。」


「鯖島さんだって

 たくさん子供

 救ってくれたじゃないですか!

 僕に できなかったことを

 たくさんしてくれたじゃないですか!」


「俺が子供を?

 ホントかよ。」


「ホントですよ。」

「あぁ そうか。

 俺が救ったのか。

 散々 悪いことして来たけどよ

 これで 神様も…

 チャラにして

 天国 連れてってくれるかな?」


「うっ うっ…!

 ちょっ…! 鯖島さん!

 鯖島さ〜ん!」


目をあけた鯖島(見た目城田)。

「ダッ!

 それから もう一つ

 言い忘れたことがあるんだけどよ。」

「何ですか?」

「あゆみのこと 頼んだぞ!

 サルサも しっかり練習しろよ。」

「はい!

 うっ…。鯖島さん!

 死んじゃダメですよ! ねぇ!」

また目あけた!

「ダァ!

 もう一つ 言い忘れたことがあるんだけどよ

 兵藤とヤス ケンも頼んだぞ!」

「もちろんっす!」

「うっ。」

「鯖島さん! 鯖島さん…!」

「ついでに 総長の死に水もよろしくな。」

「はい。」

「あ それと… あ そうだ。

 あのさ 俺の鎧の中に

 俺のヘソクリが入ってんだよ。

 それを あゆみにちゃんと渡してくれよ。」

「あ… OK… OKです。」

「できる? 大丈夫?」

「あのやっぱり あれじゃないですか

 救急車 呼んだほうがいいんじゃないですか?」

全然死にそうにない。

「あぁ〜! うっ!

 お前に会えてよかった。」


「僕もです。

 僕も鯖島さんになれてよかったです!」


「フッ お前さ そんな泣くなよ。

 俺の顔してさ。」


「鯖島さん。

 鯖島さん!死んじゃダメですよ ねぇ!

 鯖島さ〜ん!」


そこへあの黒雲が!!
そこからまぶしい光がひろがって・・

目が覚めた城田。

「ん? あ 痛い 痛たた…。」

「あ! 」

「えっ!?痛たた…。」

「おい! これ!えっ?あ 頭!」

「 あっ 痛っ!

 わっ!痛いよ! 痛いよ!」

「さっきまで痛かったのに

 全然 痛くねえぞ おい!」

「死にたくないよ!死にたくないよ!」

「うるせぇな! この野郎!」

元に戻ったふたり。

1ヶ月後。

城田、児相に出勤。

「おはようございます。」

「あら 城田君 おかえり。」

「はい。」

「退院したんだ おめでとう。」

「あの 入院中はいろいろ お世話になりました。」

「あれ リュックとメガネ…。」

「まぁ これはまたまたイメチェンですね。

 あの 今まで迷惑かけて来た分

 これからは バリバリ頑張ります。」

「どうしたの? 城田また優等生に戻っちゃって。」

「何か 調子狂うっていうか 物足りない?」

「おい コラ 児玉

 もういっぺん いってみろ。」


とあの口調!
みんな一瞬固まったw

「ハハハ! まぁ そんな感じでお仕事 お仕事。」

「ハハハ…。」

「皆さん お仕事ですよ。」

「はい。」

「楽しいな〜 ハハハ…!」

総長になった鯖島。

「あなた 座って下さいな。」

お祝いの花も届きます。

「総長!野球じゃねえよ。」

「はい?」

「アハハ 早朝野球のことよ。」

「村長じゃねえよ。」

「はい?」

「だから 総長と村長を掛けて…。

 恥かかすんじゃ ねえ!この野郎!」

「すいませんでした!」

「でも何だか あなた

 知性がなくなっちゃったみたい。」

「褒め過ぎだよ。」

「ねぇ 鯵沢。」

鯵沢もいました!

「あ〜 いえ鯖島総長らしいといえば

 総長らしいです。」

「なるほどですね。

 …なんて たるいこといってられっかよ!」


「もう 冗談ばっかり〜!」

「よ〜し。

 久しぶりに やるか!」

「そいや!」

「あなた!」

「あゆみ!」

「あなた!」

「あゆみ!」

幸子はエリたちと普通に仲良しに
なったようです。。

城田と鯖島。

「城田〜!」

「はい。」

「背中の具合 どうだ?」

「はい もう大丈夫です。」

「こんなんだったからな。」

「いや〜 でも髪の毛も元に戻ったし

 もう 毎日が充実して 楽しいですよ。」

「俺だって お前 髪の毛洗って

 乾かす手間 省けてよ楽チンだ!ハハハ…!」

「なるほどですね。ハハハ…。」

そのときまたあの黒雲が!!

「バカ野郎 ふざけんじゃねえ この野郎。」

と柄の悪い態度ででてきた西脇と
あきらかに困惑している兵藤。

「え〜? え〜?」

「あ〜!」

「ちょい ちょい…!」

2人がいれかわっていました!

「あれ? 兵藤さん?」

「あれ? 西やん?

 ひょっとして あいつら…。」


「はい。

 まぁ でも ほっときますか。」


「だな ハハハ…!

 じゃ 傷も治ったことだしよ

 パ〜っと銀座でも行くか?」


「銀座ですか? どうしようかな。

 よし 今日はちょっとだけ

 飲んじゃいます。」


「おっ! おっ!ハハハ…!

 お前 いいね!」


西脇さんと兵藤をほうっておいて
飲みに行く二人・・・。




最後まで本当におもしろかった!
今期ドラマの中でナンバー1の
おもしろさでした。

なんで入れ替わったのかとか
あの黒雲はなんだとか
そんな説明も全く不要。
極道の組長になってしまった気弱な青年と
児相の職員になってしまった極道が
それぞれの立場で奮闘する姿が
本当におもしろかった。

意図せずたくさんの子どもの危機を
救ってしまった鯖島(見た目城田)の
まわりへの影響も大きかったし
組長としてなんとか切り抜けた
城田(見た目鯖島)もよくやった!
最後はしっかり極道の魂も受け継いでましたし。

児相のメンバーも
鯖島組のみんなのキャラも楽しくて
毎回楽しませてもらいました。

ここは西脇さんと兵藤の
スペシャルドラマをぜひ!!

あと、あの極道かるたの札全部知りたいw


城田正孝   松田翔太
鯖島 仁   高橋克実
鯖島あゆみ  内田有紀
松浦幸子 成海璃子
兵藤大介 松重豊
水盛ミネコ 小林聡美






http://subarukun57.at.webry.info/201109/article_50.html
2011.09.24 Saturday 23:36 | comments(0) | trackbacks(9) | 
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「ドン★キホーテ」最終話
LAST STORY「予測不能のふたり」  
| またり、すばるくん。 | 2011/09/25 12:14 AM |
【ドン★キホーテ】最終回 総括感想
最終回のみ総括感想。 いや・・・面白かった レビューはサボってましたが、今期1番良いドラマだったと思う。 テーマを盛り込んで、感動させるように作りこんだドラマも良い物だけど、こういう「笑...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2011/09/25 12:22 AM |
ドン★キホーテ 最終話:予測不能のふたり
戻った!けど兵頭と西やんが…(≧▽≦;)アチャー 幼稚園児をかばった城田が撃たれ、あわや死んでしまうのかと不安にさせといて いきなり元の身体に戻るだなんて・・・しかも撃たれた傷もたいした事無いって・・・ 呆気無さ過ぎるわぃっ!!!まぁ、この展開にはめっちゃ
| あるがまま・・・ | 2011/09/25 11:35 AM |
《ドン★キホーテ》#最終話
京浜児童相談所では、もう1年もかかっている案件があった。 ミネコは、児玉に今日は城田@鯖島(中身は、鯖島)を連れて行けと言った。違うアプローチができるかもしれないとの考えからだった。児玉は反対したが、コンビは出掛けた。 村上の部屋に行くと、周りをビニ
| まぁ、お茶でも | 2011/09/25 3:07 PM |
「ドン★キホーテ」 第11話(最終話) 予測不能のふたり
 ��(*゚Д゚ノ)ノ にゃ、にゃんと今度は西やんと兵頭が?! まさに「予測不能のふたり」・・・・ 戻ったと思ったら、また入れ替わっちゃうのかと思ったら・・・そっちか ...
| トリ猫家族 | 2011/09/25 3:43 PM |
ドン★キホーテ 最終回
またひとつ、入れ替わりモノの傑作が誕生しましたね (^-^*) 記憶に新しいところでは、ガッキーちゃんが演じた「パパとムスメの7日間」もヨカッタけれど とくに、気の弱い草食男子とヤクザの入った個性が両方似合う城田(松田翔太)が、ハマリ役でした。 同じ
| のほほん便り | 2011/09/26 9:36 AM |
ドラマ「ドン★キホーテ」第11話(最終回)...
次期総長決定まで後3日--------------!!さぁ、このドラマも最終回。どんな形で終わるのか?それ次第で、大きくこの作品の評価が分かれそうなだけに、難しかったんじゃないかなぁ。さ...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2011/09/26 5:08 PM |
ドラマ「ドン★キホーテ」 第11話(最終回) 感想「予測不能のふたり」
次期総長決定まで後3日--------------!! さぁ、このドラマも最終回。 どんな形で終わるのか? それ次第で、大きくこの作品の評価が分かれそうなだけに、難しかったんじゃないかなぁ。 さて、今日の問題親子は、子供の頃、病気がちだった事が原因で、神経
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2011/09/26 5:08 PM |
ドン★キホーテ
ドラマ「ドン★キホーテ」を見ました。 日テレにて 土曜9時にやってました いやー、面白かった 娯楽を突き抜けてましたね 体が入れ替わる設定は新鮮さはないですが 児童福祉士とヤクザのボス という妙 松田翔太の新たな一面もハマっていて 久しぶりにリアリティと
| 笑う学生の生活 | 2011/10/01 6:04 PM |