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相棒season10 第3話「晩夏」

第3話「晩夏」



杉下右京(水谷豊)が、ふとしたきっかけで
知り合った歌人、高塔織絵(三田佳子)から
相談を受ける。
「文箱の二重底から毒物が入った見知らぬ
青い小瓶が見つかった」という。
文箱は40年以上前、織絵が結婚を約束した
桐野(岩瀬亮)が持っていたもの。
桐野は服毒自殺していた。毒物は桐野が自殺に
使用したものなのか・・・。
しかし、織絵は「なんのために毒を隠したのか」
と疑問を抱き「青い毒の小瓶の謎、解いて頂けます?」と
右京と尊(及川光博)に依頼する。

 当時の担当刑事の話から、桐野の遺体が発見される
直前まで部屋に入る人物がいなかったことがわかった。
部屋に一人いた桐野はやはり自殺だったのか。

 しかし、桐野が40年前に作った短歌を読み直した
右京は、事件の真相に気づき…。



夏空。
着物を選ぶ織絵。

右京さんに
謎をといてもらったお礼をいっている場面。

着物をきて帯をしめ、口紅をひき
墨をすり和歌をしたためます。

また右京さんとの会話。

「真実を 

 確かめたいのではありませんか?」

「いえいえ。42年も 昔のことです。」

木にとまる蝉。

そこになったドアのチャイム。

1週間前

病院を受診した織絵は
もう余命が短いらしい。

たまたま病院にいた右京さんが
織絵の忘れた日傘を届けてあげました。

柿染めもしっている粋な右京さん。

「でも もう日傘はいらないわね。」

「夏はまたきますよ。」

「さっき きいたんですけどね
 
 来年の夏には 私 

もうこの世にいないのよ。」

「はい?」

自宅の庭でいらないものを
燃やして処分いるときに
文箱の中に小さな青い小瓶をみつけた織絵。

右京さんが病院にいったのは
ねじまがった親知らずを抜いたほうが
いいといわれたかららしいですが
結局治療せずにかえってきたらしい。
あのあと織絵を家までおくったらしい。

そこへ織絵から電話があり
呼びだされてそそくさとでていく右京さん。
職務の一環だというので
神戸も堂々とついていきました。

織江は有名な女流歌人。

織絵をたずねたふたり。
文箱の二重底から青い小瓶がでてきて
薬学部につとめる知人に
調べてもらったら猛毒だったそう。

神戸はちょっと離れた席にすわってた。

「神戸さん 

 そこにかりんとうありますから

 どうぞ。」


この文箱は桐野孝雄という人のもので
織絵が二十歳の学生のときに結婚を約束した人。

桐野とは短歌の会で知り合い
工場の工員だった桐野との交際を親に反対され
家をでていっしょに暮らし始め
その年の夏、織絵が大阪の姉のところに相談しに
いっているあいだに毒を飲んだそう。
桐野は体が弱くてよく倒れたりして
薬も飲んでいたそうで
警察では自殺と思われておしまい。

毒の入ったコーヒーを
飲んで亡くなっていたけど
そのときにつかったの小瓶を
毒を飲んで自殺した人が
なぜ隠したのか。

その小瓶は調べた人が廃棄してくれたらしい。

桐野が発見されたとき
部屋の鍵はあいていて
その夜、部屋に織絵がいないことは
短歌の会の人は皆知っていた。

事件の夜、部屋にはもうひとりの
人物がいてその人が犯人?
その謎を右京さんにといてほしいと
頼みました。

織絵が、犯人ではなく
毒の小瓶の謎をといてほしいといった
ほうに興味を持つ右京。

さっそく聞き込みにいく神戸。
短歌の会でいっしょだった島津さん。
桐野さんが死んだあと織絵さんに
いいよった人はいなかったときくと
ほぼ全員だといわれました。
そんな気がなかったのは浅沼先生くらいだ
とのこと。

その浅沼先生をたずねていた右京さん。
たずねてきた用件を話し
当時のことをたずねます。

当時の桐野はからだが弱かったけど
素朴で純粋な青年だったそうで
歌にはその人の人柄がそのままでるからと
桐野のつくった歌をみせてもらって
くださいといわれます。

浅沼先生からみた織絵は聡明で
とても才能のある歌人。
今度の歌会のテーマに「背」を提案してきたそうで
これからがまだまだ楽しみな歌人だという浅沼先生。

「歌には 人柄がそのままでる」
と浅沼先生にいわれたので
織絵のもっている桐野の短歌ノートを
みせてもらう右京さん。

長い付き合いの浅沼先生には
病気のことは話しておらず
右京さんに話したのは他人だから。

「第一あなたは 

 私のこと 心配しないもの」

桐野はとてもやさしい人で
織絵はとても心配症だったと
いうのがわかるという右京さん。

薬を飲む桐野を案ずる織絵の歌。

織絵が犯人ではなく青い小瓶の謎をといてほしいと
言った理由は、桐野の最期がはっきりするから。

桐野が自殺ではない可能性もあると
しったとき、なんだか嬉しかったという織絵。

「おそろしいことかもしれませんけど

 なんだか嬉しかった。」


そのへんの気持ちは当然と語る神戸。
一緒に暮らしていた恋人に自殺されたら
誰だって自分をせめるけど
他殺なら恐ろしいけど自責の念から
解放される、という神戸に
「本当にそういうことでしょうかねえ」
という右京さん。

当時、桐野がなくなったとき
織絵はショックで倒れ
葬儀にもでられなかったそう。

神戸は半日所轄を調べに調べ
ちょっと得意そうな神戸!

「神戸君。」

「なんでしょうか。」

「君 意外に根気強い。」

ほめられた神戸は
当時の担当刑事をたずねて山奥へ・・。

織絵とあう右京さんは
織江が倒れて葬儀にもでられなかったのは
本当かとたずねます。

人の本質はそうかわらないものなのに
自分の死には動じない織絵が
恋人の死でそうなるのに違和感を感じたそう。

だけどそのとき、実はショックで
桐野の子を流産したということが。
そのことは桐野も誰も知らず。

あの日病院から見た空は
どこまでも青い、切れるような青空。

今のところ桐野が殺される理由は
みあたらず、あるとしたら織絵だけ。
織絵に関係した男性は桐野と浅沼だけ。

浅沼先生が織絵の才能を開花させるために?

だけど先生は才能のために人を
殺すような人ではない。
それに織絵にいいよっていた男は
二人だけじゃない。

「私に言いよってきた男性は

 若草山の鹿の数より多いわよ。」


さすが美人はいうことが違う・・。

元刑事さんにあいにいった神戸が
枝豆をもってもどってきました。

桐野がなくなった日、下宿屋に
出入りした人間はいないという証言があり
桐野がひとりだったのなら
やはり自殺だったのではという神戸。

また桐野の歌をよんだ右京さん。

「なるほど。毒の小瓶の謎が とけました。」

織絵にあい、
あくまで仮定の話として
語る右京さん。

桐野が亡くなったよる
たずねた人はいない。
かりに犯人をXとすると
Xは織絵がいないことを知らず
工場の帰り道に桐野をよびとめ
疲れがとれる薬だとでもいって小瓶を渡し
自分からもらったことは口止め。

桐野はそれをみつからないように
文箱にかくしたあとに
コーヒーを飲んで死亡。
小瓶を隠した理由は、
織絵に心配をかけたくなかったからと
もらった相手をきかれたときに
嘘をつきたくなかったから。

右京の推理をきいて
それで十分とお礼をいって
帰ろうとする織絵に
真実をたしかめたくはないかと
たずねると、もう42年前のことだから
たすかめるすべもないでしょうという織絵。
冒頭のシーンです。
あの文箱をお礼に右京さんに
さしあげましょうといって
帰って行きました。

そのあと、神戸から
右京さんが織絵と知り合った
きっかけをきかれ、傘を忘れたから
というと、また何かひらめいたらしい。

「神戸くん 

 いいことをきいてくれました」

というと確かめたい事があると
浅沼先生の家へ。

冒頭のチャイムのあと、
織絵の家をたずねてきたのは浅沼先生。

織絵がよんだらしく
浅沼先生がここへくるのははじめて。

コーヒーを出したあと
あの青い小瓶を出して
コーヒーに入れて飲むと
疲れがとれるとすすめる織絵。

「そう。」

と迷わず瓶の中身をいれて飲む浅沼。
浅沼をみつめながら

「さようなら」

と泣きそうな声でつぶやく織絵。

浅沼先生をたずねた右京さんと神戸は
机の上に遺書を発見。

浅沼は42年前の罪をみとめ
責任をとって自ら命を絶つとの旨が
かいてありました。

二人が織絵のところへいくと
パトカーが止まっていて
中には伊丹たちがいました。

応接セットにはコーヒー。

浅沼先生は無事ですが茫然自失。
たおれていたのは織絵。

右京さんに好きなようにさせてくれる伊丹。

織絵は倒れた時に手に小瓶をもっていて
その中には毒がはいっていたそうです。
一方、テーブルの上にあった
青い小瓶のほうには無害な液体。

透明な小瓶にうつした毒を飲んで
自ら命を絶った織絵。

その理由を右京さんに
おしえてくれという浅沼先生。

42年前、桐野を殺害したのは浅沼。
動機は織絵の才能を結婚生活に
渦盛らせないため。

だけど先生はそんな人ではないと
織絵はいっていたと右京さんがいい
浅沼先生が実はずっと織絵を愛していたと告白。

だけど桐野がなくなったあとも
織絵には近づかなかった浅沼先生。

桐野がなくなったあと
歌にすべてを注ぎ込み
才能をあふれさせた織絵。
その織絵に男としてちかづいて
軽蔑されるのが怖かった。

それをおそれ師としての顔を貫き通し
いつか彼女が事件の真相に気づいたら
復讐をうけるときめていて
右京さんたちがたずねてきたときに
ついにその日がきたとおもい
織絵に罪が及ばないように
遺書をかいてでかけたらしい。

「彼女は私に復讐する権利があったんだ。

 なのに なぜ・・。」

「浅沼さん あの日

 彼女がしようとしていたのは

 復讐などではなかったんです。」


「そう あの日 高遠織絵さんは

 最後の賭けにでたんです。」


右京さんが初めて織絵に会った日、
忘れられた日傘は電話のそばにあり
余命宣告をうけたあと
すぐに浅沼に電話した織絵。

彼女はただ浅沼の声がききたかっただけ。

桐野が殺されたのであれば
犯人は浅沼であってほしいと願い
織絵もいつしか浅沼先生を愛していて
浅沼先生に愛されているかどうか
たしかめたかった。

浅沼先生が犯人なら、小瓶に見覚えがあり
毒をのまない、
だけど犯人じゃなければ飲む。

織絵は浅沼先生が飲まないほうに
賭けたのに、復讐だと思いこんでいた
浅沼先生は罰をうけるべく
あえてだまって飲んでしまった。

「その瞬間 彼女の望みは絶たれた。

 彼は犯人ではなかった。

 自分はやはり

 あなたに愛されてはいなかった。」


「さようなら」とつぶやく織絵。

「彼女はもう 半年

 長らえる意味はないと思った。」


文箱の二重底に織絵がしまっていた
歌をみせました。

「罪あらば 罪深くあれ

 紺青の空に背きて

 なれを愛さん」


「罪びとを 罪もろともに愛する

 まっさおな空に背を向けても

 そんな歌ですね。
 
 42年前に あなたが犯した罪は

 決して許されるものではありません。

 それでも あの日 あなたが

 彼女に罪の告白をしていれば

 彼女を死なせることはなかったでしょう。

 あなたは 軽蔑されることをおそれて

 愛の告白ができなかった。

 命を捨てる覚悟をしてさえも。

 愛は 時に 人に勇気をあたえます

 しかし 愛は時に 人を臆病にもします。 

 なんとも やりきれない出来事ですね。」


「私は・・私は・・・。」

その場に伏してしまう浅沼先生。

地面におちている蝉の抜け殻。





本当は愛しあっていながら
お互い大人過ぎて粋すぎて
伝わらないまま絶望して
彼女が亡くなってしまったことが
浅沼先生には一番つらい罰に
なったのでは・・。

日傘をみつけたのが右京さんだから
こんな恋の話になったけど
他じゃこうはいきません。

右京さんのそばにいたら
きっと神戸さんもいい男に
なれる・・か。今はかりんとうでも。



杉下右京 水谷 豊
神戸 尊 及川光博
宮部たまき 益戸郁江
伊丹憲一  川原和久
三浦信輔  大谷亮介
芹沢慶二  山中崇史






2011.11.03 Thursday 11:01 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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寿限無 (2011/11/03 8:14 PM)
初めまして、私も相棒見ました。
三田佳子さんで気になったのは、顔貌の変化と
滑舌と発音が悪くなったのかなと言う事でした。
私は歯科医ですが義歯の具合が悪いと思いましたが、如何でしたでしょうか?
honey (2011/11/03 9:00 PM)
寿限無さん、こんばんは。

やはりお年を召したということでしょうが
そこまでは気になりませんでした。
役柄も60代の女性の役ですし。

モテモテの人生だったといっても
違和感のない美しさではありましたね。