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11人もいる!第8話

第8話



ファミレスで受験勉強している一男。

「これが 一男兄ちゃん。

 真田家の長男です。」


何か注文を・・と求める店員に
おこってくれるサム。

「ゴチャゴチャうるせえな この高卒が!」

「だ… 大学生です。

「だったら わかんだろ!こいつ 受験なんだよ。

 家じゃ勉強出来ねえんだよ。

 女房が これなんだよ。」

「あっ すいません!

 あの じゃあね グラタン1つね。」

とフォローする先生!どこにいた?!

一男をはげましてくれるサムは
新しい彼女づれ!

「ここ最近 真田家はいろんな事がありました。

 メグミが見える事を家族に打ち明けました。

 最初は誰も信じてくれませんでした。

 特に お父さんは否定的でした。

 だけど…。ママはメグミを

 あっさり受け入れました。

 そして…。」


 恵にもみえていたメグミ。

「この日からメグミは真田家の一員になりました。

 例えばクリスマスは こんな感じ。」


クリスマスパーティーにも参加。

「オッス! おら サンタクロース。」

「おら キリスト。」

パパとヒロユキのコス・・。

「今年も 名前の数だけうまい棒をあげます。」

うまい棒ww

「私 ダウンベストが欲しいって言ったじゃん!」

と三子。

「あるって。」

「ほれ!」

うまい棒でつくったダウンベスト!!

「着なさい。お父さんが夜なべして作ったのよ。」

「お正月は こんな感じ」

メグミ、またのんだくれてます。
兎ちゃんもやってきて
ソアラにもお年玉。
ヒロユキにも!


「おせち食べたら みんなで初詣行きましょう。」

「そうですね。合格祈願と安産祈願と。」

「商売繁盛と家内安全。」

「悪霊退散。」

という四郎の頭をペシっとはたくメグミ。

「誰が悪霊だよ このハゲ!」

みんなで初詣に。

「真田家は増えたり減ったりしながら

 新年を迎えました。」

彼氏といっしょにとった写真をみて
メグミと才悟と話す二子。

「大学行ったらすぐ彼女出来ちゃうよね。」

「そりゃそうだよ。

  だって 宇野くん まだ童貞なんでしょ?」

「童貞なんでしょ?」通訳する才悟。

「最近 やたら マン喫のカップルシートに誘われるの。」

「キスくらいさせてあげなよ〜。」

「キスぐらいさせてあげなよ〜。」

「二子ちゃん そろそろ寝たほうがいいんじゃない?」

と恵が。

「わかってる。」

「あんたはよくても 才悟は まだ子供なんだよ。」

「わかってるってば!

 うるさいな。」

「二子… お母さんにそういう言い方はダメだよ。」

「ありがとう メグミ。また相談するね。」

と二子もいってしまいましたが
今度はパパがのぞきました。
メグミがいるのかときくと
一方的にしゃべるから才悟には寝ていいというパパ。

「星がきれいだなぁ メグミ。」

「やだ… 何? この空気。面倒くさっ。」

「よいしょ。ああっ! あっ 落ちた!

 いや いや 落ちない 落ちない…。

 俺は絶対落とさない。」

帰宅してかばんをおとしてあせる一男。

メグミは才悟の横でねてしまいました。

「僕は君の影を追い求めていた。

 この大都会の片隅で

 君が残してくれた子供たちと一緒に。」

ひとりでしゃべっているパパに
声をかける一男。

「おい 大丈夫か? 親父。」

「邪魔すんなよ。今 メグミとしゃべってる。

 愛の 話をしようか。」

メグミは寝てるって・・・。

仕事中のパパ。
モデルさんは妊婦さんの有川あすか。

本人の持ち込みだそうで
あまえい需要はないらしい。

「最近の女優は妊娠しねえと脱がねえから。

 女性誌でやれよ。

 男が見たいのはこの裸じゃないっつーの。」

といいながら本人を前にすると
褒めまくる調子のいい蒲田。
本人がいなくなったらまた

「記念にしかなんないよ…。」

ダイナミックパパは浮気の話。

「でも AVとかは見るんですよね?」

「今は見ないよ。もうね 全部捨てた。

 本当よ。ほらほらほら… 見てみ ほら。

 あのね 吊るしてカラスよけに使ってるよ うん」

「捨ててないですよね?」

するどいつっこみ。

パパがため息をついていると
横にヒロユキがいました。

「お前 いつ出て行く?」

「また その話?」

「だって ソアラちゃん大事な体なんだぞ。

 いつまでもあんなゴチャゴチャしたとこ

 置いとけないだろ。いつ出てく?」

「探してるじゃん。探してるけど お金がないんだよ。」

「お金がたまったら…。

 お前が出て行かないんだったら 俺が出てく!」

とたちあがるパパ。

ファミレスで勉強中の一男のところに
いったパパ。

「何?」

「息が詰まる。」

「何が?」

「メグミが現れてから 恵の態度が よそよそしい。

 恵は恵なりにメグミに気を使っての事だろうが

 メグミが見えない俺にとっては 恵が…。」

「ちょっ ちょっと待って。

 メグミと恵がゴチャゴチャになって紛らわしい。」

「じゃあメグミと メガネにしようか。」

「いいけど…。」

「仲いいんだよ メグミとメガネが。」

子どものことを相談したり。

「すっかり ママ友気分なんだよ。」

「端から見たらメガネが1人で

 ぶつぶつ言ってるようにしか 

 見えないんだがな…。」

「いい事じゃん。」

「いい事?」

「だって メグミとメガネ

 仲良く出来ないよ 立場的に 普通。

 うまくやってんじゃん。何が不満なの?」

「だって… なんか2人で

 俺の悪口言ってるような気がして。」

「ヘヘヘッ ちっちぇえ!」

「いや 言ってるよ 絶対。

 メグミとメガネが 俺をディスって意気投合だよ。」

「言わせとけばいいんだよ。

 それでメガネのストレス解消になってるんだったら

 別に それでいいじゃん。」

というとテーブルをたたいて怒る実。

「お前までメガネとか言うな!

 なんだよ 長男風情が偉そうに!

 俺は真田家の家長だぞ。真田城の殿様だぞ。

 真田国のキングだぞ。つまり殿様キングだぞ。

 おな〜り〜!」

「落ち着いて!」

「落ち着いてる奴に

 落ち着かない奴の気持ちがわかるか!」

www

「落ち着いてやるもんか!

 自分で なんとかする!

 バーカ バーカ! 長男のバーカ!

 あいつ 超貧乏ですよー!」

小学生かw

「クソッ… ちゃんとしてやる。

 明日から ちゃんとしてやる!」

と決意して帰宅。

いっしょにご飯のしたくをする実と恵。

パパが支度をしているのをみて驚く子どもたち。

「ああ 五月 ご飯の前にコーラ…。」

「飲んでないよ。」

「飲もうよ デブなんだから。」

一男にも注意しようとしたけど
うまくいかない。

ベランダにでてメグミの写真をみる実をみて
メグミも家族のアルバムを眺めます。

ダイナミックパパと遊ぶ真田毛家の子どもたち。
缶けりのかんをメグミがけっとばしました。
二人でかくれるメグミと才悟。

「才悟 おっぱい触る?」

「えっ 今?」

「いいよ 缶蹴り中だし。」

「いいから触んなよ。」

「ダメだよ。 タイミングってもんがあるでしょ?」

「そんな事言ってる場合じゃないの。

 もうすぐ お別れなんだから。」

「えっ?」

「考えたの。 私 やっぱり

 みんなと一緒には暮らせない。」

「ダメだよ。 今さら何言ってるの?」

「パパの言うとおり

 母親は2人いちゃダメなんだよ。」

「メグミの事 みんな大好きだよ。

 会えて喜んでるんだよ。」

「だから 今なの。

 一番幸せな今がタイミングなの。

 これ以上 一緒にいたら欲が出ちゃう。

 欲なんか出したら 罰当たる。」

「当たんないよ。だって 死んでるじゃん!」

ダイナミックパパの声がきこえます。

「ほら 早く触んなよ。」

「触ったらいなくなっちゃうんでしょ?」

「その代わり 大人になれるんだよ。」

「嫌だ!」

といいながら両手でつかんだ!

「うわっ… いきなり きたね。」

「ごめん。」

「どう?」

「うん…言うほど おっぱいじゃない。」

「フフッ…。

 才悟 今まで ありがとうね。」

「メグミ…。」

そこへダイナミックパパがきて
みつかってしまいました。
才悟が戻るともうメグミはいない。

その節分のときの映像がダイナミックパパの
番組でオンエア。

才悟は元気がない・・。

「才悟 ちょっと。」

とよぶ恵。
恵もメグミがいなくなったことを
気づいていました。

「僕のせいだ!僕が おっぱい触ったから

 メグミ 消えちゃったんだ!

 僕が変態だからだ!」

「才悟。才悟は変態なんかじゃないわよ。」

「もう しません!

 僕 一生 おっぱいなんか触りません!」

「それは無理というものよ。」

「そうなの?」

「今 おっぱいって聞こえたんだけど。」

とのぞいた実にごまかすふたり。

「とにかくみんなには黙っておこう。

 ひょっこり帰ってくるかもしれないし。」

「僕とママはメグミがいるふりを続けました。」

三子が仕事の相談をするのを
メグミがいるふりをして
答える才悟。

「宇宙人って いると思う?」

四郎・・。

「愛って なんなんだろう?」

「みんなが愛の意味を理解すれば

 戦争は なくなるのかな? メグミ。

 誰にでも優しい男って本当は愛情がないって

 言うけど本当に そうなのかなぁ?」

五月・・・。

ストレスでおなかがいたくなって
しまった才悟・・。

ファミレスの一男にあいにいったヒロユキ。

「兄貴 浮気してるよ。」

「ハハッ… はいはい。」

「兄貴 浮気 驚き ヒロユキ!

 ごめん。韻を踏むつもりはなかったんだ。

 でも 間違いない。 してる。

 やる気 元気 浮気… ヒロユ…。」

「バカバカしい。 何を根拠に?」

「これ 兄貴が最近撮ったグラビア。」

あの妊婦ヌード。

「これを撮った数日後に

 たまたま 兄貴の携帯の留守電を聞く機会があって…。」

「ちょっと待って。

 なんで 親父の留守電を たまたま 聞くの?」

「同じ 機種だから。」

「で?」

『あすかです〜。

 写真 すごく素敵に撮って頂きまして…。

 本当に大好きです。

 真田さん またおうちに遊びに来てくださいね。』

「また?」

「また おうちに遊びに来てくださいねって事はさ

 最低1回は そのおうちに遊びに行ったって事でしょ?」

「いやいや いやいや…。 ええ〜?」

「最近イライラしてんなぁと思ったらさ

 まさかのダブル不倫ですよ。しかも女優。

 そして 妊娠8か月。

 もう… ハードコアですよ。」

「何やってんだよ 何やってんだよ親父!

 いいか?誰にも言うんじゃねえぞ 絶対に。」

「は… はい!」

「俺が直接確かめるから。」

またはりきって家族の世話をする実。
才悟はメグミのいるふり!
食品ディスプレイを用意して
食べてるふり・・。

「あ… ねえ お父さんちょっと お話が。」

というメグミですが 忙しいといって
席をたってしまう実。

「おやじ」とにらむ一男。

「なんだよ? 劇画みたいな顔して。」

「俺も話があるんだけど。」

「なんだよ 朝から面倒くせえなぁ。

 言いたい事あんなら…。」

「隠し事してんだろ。」

「ばれたか。あれだろ?

 寝てる間に おなかにマジックで

 うまい棒くん 描いた事だろ?」

「他には?」

「他?」

「あっ 背中におなかって書いた事?

 それとも おでこに肉って書いた事?」

ろくなことしてない!!

「浮気してんのか?」

固まる実。

「浮気してんだろ。」

「してない。」

「ほんとに?ちゃんと 目ぇ見て話せよ。」

「ああ してない。 してないさ。してるもんか。

 してないものは してない。

 してないと言ったら嘘になる。

 してると言っても過言ではない。

 すいません…。なんか これ ほんとすいません。」

その場にしゃがみこむ実・・・
後ろにみんながいるのをみてたちあがり
一男をひっぱっていきました。

「一男 男っていうのはいろいろあるんだよ。

 もちろん 母さんの事は愛してる。

 お前たち子供の事も大事だ。

 だけど それが全てではない。いろいろあるんだよ。

 こんな事 これから結婚して

 子供が生まれるお前に言うのも なんなんだが…。

 とにかく俺は 彼女と出会い そして 写真を撮った。」

週刊誌をテーブルに載せるヒロユキ。
メグミが手にとりました。

「好きなのか?2人きりで会ってるのか?

 何やってんだよ 親父!」

「つらいんだよ。

 メグミと恵の板挟みで…。」

「その2人はうまくいってんじゃん!」

「うまくいくわけないよ!

 俺はメグミを裏切った…と メグミは思ってるだろう。

 だから 化けて出た。

 それも 俺やお前じゃなく
 
 才悟と母さんにだけ姿を見せる。

 これは あいつの復讐だよ。」

「難しく考えすぎだって。」

「いや 考えるよ 大人は。

 だって おばけっていうとポップな感じだけど

 怨霊だぞ 怨念の塊なんだぞ。

 お前ら どんだけキャパ広いんだよ。」

「だからって浮気の言い訳になんないだろ!」

「誰でもよかった。

 めぐみ じゃなければ誰でもよかったんだよ。」

「でも 芸能人は まずいよ。

 しかも妊婦だし 旦那さん格闘家だっていうじゃん。」

「え?」

「早く手ぇ切んないと えらい目に遭うよ。」

「ちょいちょい… なんの話?」

「あすかさんの話。」

「そうだよ。」

「うん 女優の有川あすか。」

「違う 違う 違う 違う 違う…!」

「え? じゃあ 誰!?」

昔、実にとってもらった自分の写真をみたあと
メグミの写真をひらくと、
そこにもう一枚、写真がありました。

「あの日 俺は子供たちを連れて

 飛鳥さんの家を訪ねた。」

節分の日の話。

「すいませんね なんか大勢でお邪魔しちゃって。」

「どうしました?」

「浮気してるんです。」

ダイナミックママから相談された実。
ダイナミックパパが美女といっしょに
うつる写真がいっぱい。

「タイ フィリピンスウェーデン 韓国

 スペイン ルーマニア…。」

一男にそれをきかせる実。

「夜ごと蒲田や川崎のパブに繰り出して

 ワールドカップさながらの激戦を繰り広げてるらしい。

 世界の車窓から 

 明日は セルビア・モンテネグロに到着します。」

「えっ 待って!「あすか」って名字なの?」

飛鳥さん。

「親父の浮気相手って まさか…。」

「黙って聞け!

 ダイナミックママこと 

 飛鳥好江さんの悩みは深刻だった。」

「番組の打ち切りが決まったんです!」

 『ダイナミックパパ』終わるんです!

 今までは 番組があるから

 なんとか やってこれたけど

 終わったら パパ私や子供たち捨てるつもりなんです。

 私たち夫婦もこれで打ち切りなんです!」

包丁を手にするダイナミックママ。

「早まるな ママさん!」

「ボロ雑巾みたく捨てられるんです!」

「ママさんはボロ雑巾なんかじゃない!

 新品の雑巾です。ああ…!

 いや そもそも雑巾じゃない!人間です!

 とても魅力的な…。

 コケティッシュで チャーミングで

 前髪がそろってて…。」

「少ないボキャブラリーを総動員して

 俺は 必死でママさんを褒めちぎった。

 言葉は意外と出てきた。

 コケティッシュ…コケティッシュ

 コケティッシュ言いすぎ! もう…。

 これ うまい。」

とのりまきをたべると
ママが笑い、写真を撮る実。

「あっ すいません。

 なんか いい表情だったので つい。」

その写真をみつけてしまった恵。

「それは 奇跡の1枚だった。

 けなげさと 切なさと 節分らしさと

 母性と狂気と あと なにやら

 ドロドロしたものまで全て真空パックしたような…。

 女優の妊婦ヌードなんか目じゃない。

 俺の写真家人生の中でも3本の指に入る1枚。

 好江も喜んでくれたよ。」

メッセージをきかせる実。

「飛鳥です〜。

 写真 すごく素敵に撮って頂きまして…。

 本当に大好きです。

 真田さん またおうちに遊びに来てくださいね。

 ダイナミックママでした〜!」

「で おうちに遊びに行ったんですか?」

「いやぁ なかなかな。お互い 家庭もあるしな。」

「じゃあ 浮気してないじゃん。」

「うん まだね。

 っていうか 浮気って言い方やめてくれる?

 マジ失礼。」

「え? なんで?」

「言ったじゃん。

 俺の人生の ベスト3に入る写真だって。

 って事は過去に2枚あるって事だろ。

 はい これ1枚。」

メグミ、恵、ダイナミックママ。

「つまり 彼女も 俺の人生を変える

 女性なんじゃないかって思えてくるだろ?」

「バカじゃねえの。」

「『めぐみ』じゃなければ誰でもいいと思ってた。

 だけど 今は違う。好江じゃなきゃダメなんだ。
 
 好江も同じ気持ち… バカ?」

「バカだよ!あんた 頭おかしいよ!」

「ハハハ… なんとでも言え。

 俺は もうブレない。

 自分の気持ちに正直に生きる。」

「いや あんたの生き方なんて知らないよ。
 
 いや 子供たちだよ。

 もし万が一あんたと好江さんが再婚したら

 何人家族になるんだよ。

 子供が8と8で おなかに2大人が…。」

「いいよ 数えんなよ!恐ろしいよ! 絶対ないよ!」

「ブレブレなんだよ!」

一男、怒っていってしまいました。

学校から戻ってきた才悟。

「おう 才悟 お前 学校どうした?」

「行ったんだけど ママに呼び戻されたの。」

「どういう事?」

「才悟 ぐずぐずしてないで…。

 あっ 一男さん。

 長い間 お世話になりました。」

と頭をさげてでていく恵。

「えーっ!? いやいや いやいや…。

 ちょっと待って!待ってください お母さん!」

「一男さん あなた

 最後まで私に対して敬語でしたね。

 ソアラちゃん 丈夫な赤ちゃん産んでくださいね。

 お店も あなたに譲ります。」

「そんな… 無理です 私。」

「みんなによろしく。さあ 行きましょう 才悟。」

「おい 才悟! お前はいいのか?

 もう会えないんだぞお兄ちゃんにも お姉ちゃんにも。

 それから メグミにも。」

「メグミさんなんかいません!

 いないのよ。 もう 何日も前からとっくにいないの!」

「そうなの?」

「ごめん! 一男兄ちゃん 僕のせいで…。」

「才悟は悪くない。

 お父さんに愛想をつかして出ていったんです。

 私も…。」

そこへ実が・・。

「おい 新しいお母さん来たぞ!」

「お母さーん!お母さーん!」

この家にきたときを思いだす恵。

「私も 愛想がつきました。」

恵は指輪を置いて出て行きました。

「そっか 出てっちゃったか…。

 まあ ちょうど 父ちゃんお前たちに話が…。

 あれ? 一男は?」

一男は翌日が受験。
だけど恵のことが気になる一男は
とびだしていきました。

ダイナミックママのところへ
いって土下座!

「ですから 好江さん親父と別れてください!」

「ん? どういう事?付き合ってるの!?

 付き合ってないっぽいよ。」

「え?でも 電話で言ってたじゃないですか。

 また おうちに遊びに来てくださいって。」

「それは… 社交辞令です!」

「いいから来てください!」

ダイナミックママの手をつかんで
連れ出す一男。

緊急家族会議。
ダイナミックパパの家族もいっしょ。

「なっ 多いだろ?」

「はい…。」

「さっき数えたら 24人いました。

 後ろは立ち見です。」

「あの〜 まだ 

 事態が飲み込めてないんですけど…。」

「心配すんなよ。
 
 俺なんかもっとわかってねえから。」

サムもいたw

「サムは ともかくなんで お父さんまで?」

「いいの いいの。

 いつかは ごあいさつに伺おうと思ってたんでね。

 手間が省けた。」

「これで 兎ちゃんがいたら驚いちゃうね。」

「兎ちゃん!」

「兎ちゃんです!

 念のため言っとくけど

 恵と才悟は 川越の実家にいます。

 だけど 何があっても

 この家には戻らないと言ってます。」

「どうすんだよ 親父。」

ダイナミックママをみる実。

「だから…そんな目で見ないであげて。」

「好江…。」

「呼び捨てやめて。

 ママは あんたの事なんか

 なんとも思ってないんだから!」

「これ お返しします。」

と写真を返すダイナミックママ。

「お騒がせして すいません。

 元はといえば 私が 真田さんに

 パパの浮気の事で相談に乗ってもらって…。」

「おい! おい!」

「浮気?親父 浮気してんの?」

「何 やってんだよ クソジジイ!

「きもい!」

「マジきもいよ!」

「黙れ…!

 浮気なんか するわけない!

 いつも言ってるだろ。

 うちのママは 日本一だって!」

「世界一じゃないの?」

とサムの新しい彼女。

「え? えっと… なんだ?」

「そうだよ! なんで

 世界一って言ってやんねえんだよ!」


「いや それは だって…世界…

 世界には いろんな女性がいるんです。」

「もう結構です!」と一男。

「とにかく 母さんがいなきゃ

 この家は やっていけない。

 それは 親父が一番よくわかってる事だろ!」

「一男くんの言うとおりですよ。」

「男親だけじゃ寂しいよ。ねえ おじいちゃん。」

「おばあちゃんです。」

「私たちにも責任あるよ。

 メグミの事ばっか ちやほやして

 お母さんの気持ちとか立場とか考えてなかったし。」

「そうだよね。 お母さんきっと つらかったよね。」

「っていうか お母さんに会いたい!」

「俺も 母ちゃんのご飯食いたい!」

「お母さん 連れてこいよ!

 俺たちの母さん 返せよ!」

「返せよ!」

「ゴチャゴチャうるさい!」

ちゃぶ台をかえそうとする実。

「くる!」

だけどひっくりかえらなかった。

「んーっ!

 結構 重かったんだな。」

「親父…。」

「心配すんな。俺がなんとかする。

 まずは 死んでるほうからだ。

 メグミ 見えるか?

 この家にこんなにいっぱい人がいるよ。

 最初は 俺とお前2人きりだったよな。

 ガランとしてさ…。

 やがて 一男が生まれて 

 二子が生まれて

 三子が生まれて 四郎が生まれて

 五月が生まれて 

 六助と七男が生まれて

 そして お前が死んだ。

 つらかった…。

 あの時 俺は本当に悲しかったんだ。

 なのに 1年足らずで再婚した。

 お前を忘れるためじゃない。

 前を向いて生きてくためだ。

 そう 自分に言い聞かせたけど…

 だけどやっぱ デキちゃった婚だし

 やっぱり どこか後ろめたくて。

 だけど… もう いいよな?

 メグミ 俺一人じゃ何も決められない。

 情けない話だが

 お前に背中を押してもらわないと

 何も出来ない。

 だって 俺とお前2人で始めた家族だから。

 俺は 才悟と恵を迎えにいく。

 それでよければメグミ

 この火を消してくれ。」


火は消えない。

「やっぱり もう いないんだね。」

といったら電気が消えました。

「うわー!」

「ちょっと!廊下! ブレーカー!」

「ブレーカーね。オッケー パパに任せて!」

「任せた!」

「ダイナミック!」

電気がつくと実がいなくなっていました。
自転車でおいかける一男。

「おい どこ行くんだよ!」

「川越に決まってんだろ!」

「はっ? 自転車じゃ無理だから!」

「まだ電車走ってるからな。急げ!」

「大人は ずるいなぁ。」

才悟たちを迎えにきた実。
だけど恵はでてこず。

「真田です。夜分遅くすいません。」

「1人?あっ いえ 親父と…。

 あれ?

 親父! おい 親父!」

「ビーチクボーイズ…。」

「いるよ。 でも 会いたくないって。」

ドアをしめられました。

「何やってんだよ!」

「とりあえず 今日は帰るか。」

「はっ? せっかく来たのに?」

「気持ちは ちゃんと伝わってる。」

何かをポストにいれました。

恵は寝たふり・・。

翌朝、才悟がおきてくると
母がお弁当をつくっていました。

「帰るの? えっ おうち帰れるの?やったー!」

「もう怒ってないの?」

「うん… なんかねひと晩寝たら

 バカバカしくなっちゃった。

 お母さんの家出は1泊2日が限界。」

ポストにはいっていたのは
みんなで撮った写真。

「俺が悪かった」と実のふきだしの台詞つき。
おなかの子からは
「おうちに帰りたいよー」


「ねえ いるかなぁ?いると思う?」

「さあ どうかなぁ?」

「お母さーん!

 みんな!お母さんと才悟 帰ってきたぞ!」

「お母さーん!」

と出迎えるみんな。

「よし! みんな 下行くぞ。」

「才悟 行こう。 …ん?」

メグミもいました。

「いたー!」

「才悟ー!よかったじゃん!」

「うん。」

「行こう!」

「お母さん この度はブレてしまって…

 ごめんなさい!」

「もう どこにも行かないでねお母さん。」

「はいはい。」

「おかえり 才悟。メグミも おかえり。」

「おかえり。」


 愛されたいし 愛したい

 欲張りなのが・・

 女なんです。


「よし! みんなそろったところで

 家族写真撮ろう。」

メグミもいっしょに。

「おかげさまで 真田家は もう

 何人家族だか わかりません。」

そこへやってきた先生。

「今日 試験だろ!あっ そうだ!

 ほら もう 受付始まるぞ。急げ ほら!

 車で送ってやるからよ。」

一男にお弁当を渡す恵。
みんなにはげまされて出発。

「ついでにダイナミック一家も仲直り」

「そして 合格発表の日。

 一男兄ちゃんは 

 滑り止めで受けた大学に 

見事 滑りました。」




実のまさかの浮気って・・
これ以上子だくさんになるのは
もうさけなければ・・
というかもうサムも家族みたいに
なってるし、ダイナミックパパ一家も
いっしょの家族になってても
違和感ない。
今回、恵がブレたってあやまってたけど
恵は悪くないでしょ。
実がブレすぎだよ、こんだけ
家族つくっておいて!

メグミはまだもう少しはいられるのかな。

一男が大学落ちたのは滑り止めだから
本命の国公立にうかれば問題なし?





神木隆之介 真田一男
有村架純  真田二子
金井美樹  真田三子
皆川猿時  真田四郎
赤石那奈  真田五月
福島北斗  真田六助
福島海斗  真田七男
加藤清史郎 真田才悟
星野源   真田ヒロユキ
小松和重、
鈴木ソアラ 野村麻純
メグミ   広末涼子(特別出演)
真田 実  田辺誠一
光浦靖子  真田恵








2011.12.10 Saturday 11:35 | comments(0) | trackbacks(3) | 
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11人もいる! #08
『母たちの反乱!!父の混乱』
| ぐ〜たらにっき | 2011/12/10 7:35 PM |
「11人もいる!」 第8話 母たちの反乱 !! 父の混乱
  今回の素敵な叫び  「落ち着いてる奴に落ち着かない奴の気持ちがわかるかっ?! 落ち着いてやるもんかっ!!自分で何とかするっ! バーカ!バーカ! 長男のバーーーーーカ ...
| トリ猫家族 | 2011/12/12 6:43 PM |
「11人もいる!」第8話。
今週は感想を書くのを控えようかと思いましたが、家族がテーマのドラマなので書くことにしました。
| Flour of Life | 2011/12/12 11:21 PM |