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11人もいる!第9話(最終話)

第9話(最終話)



「これが一男兄ちゃん。真田家の長男です。

 一男兄ちゃんは滑り止めで受けた大学に 

 見事 滑りました。

 なので 猛勉強中です。」


「崖っぷちだな 真田。」

「なんで笑うんですか?」

「笑顔に自信があるからだ。」

酔っぱらっている先生に
国立一本で行くという一男。

誰よりもお前に受かって欲しかったと
泣き上戸になる担任しかも絡み酒。

「受かりますよ。」

「受かんねえよ バカ!

 偏差値48の私立に落ちたヤツが国立なんか。」

え!一男、勉強できるのかと思ってた。
けどこないだはあの騒動のあとだったから?

国立に受かったら、先生が、卒業式
舘ひろしのコスプレで出てやるという賭けを
してしまいました。

そしてあっというあまに

「一男兄ちゃんは志望校に

 補欠で合格しました。
 
 そして 尾女田先生は…

 舘ひろしになりました。」


卒業写真をわたして
カメラをかえす実。

「お父さんは ついに

 デジタル一眼レフカメラを

 買いました。」


60回ローン。

「そして春。

 三子姉ちゃんは高校生に。

 五月姉ちゃんは中学生に
 
 ヒロユキおじさんは

 再就職が決まりました。」


おじさんはもうすぐ会社の寮に引っ越すことに。

「ねえ 新しい会社って何作ってんの?」

「うん ヌーブラ。」

「…マジで?」

「おいおい ガールズ。そんな目で見ない。

 べつに おじさんが一個一個
 
 手作りで作ってるわけじゃないんだから。」

「ソアラさんは妊娠7か月。

 お腹の子は男の子です。」


五月と卓郎くんとの文通はまだつづいているらしい。

食卓に一男の姿はなく昨夜も遅かったようです。

「一男兄ちゃんは キャンパスライフを

 満喫しまくっています。

 新歓コンパ ゼミのコンパ サークルのコンパ。

 伊達メガネをかけて 髪型も服装も

 チャラチャラした感じで・・。

 僕は子供だから わかんないけど

 メグミによると こういうの

 大学デビューって言うらしいです。」


「ダッサいよねえ。」とメグミ。

「でも おっぱい触り放題なんでしょ?」

「おっぱい触るところじゃないからね 大学は。

 勉強するところだから。」

「…知ってるよ。」

「…なんだよ。1回触ったぐらいで偉そうに。」

「もう童貞じゃないんだぞ。」

「そういうこと言ってると ろくな大人になれないよ。」

「…メグミってさ年取らないんだよね?」

「そうだよ。死んでるからね ずっと30。」

「じゃあ…。
 
 僕が30歳になったら結婚してくれる?」

「ええっ?それ マジで言ってる?」

「マジだよ!僕 メグミと結婚したい!

 できるでしょ?」

「無理! だって 死体だしね。

 し… 死体?いや 死体じゃないけど…。

 あれ? 才悟?」

ふすまをあけるとまぶしい空想の世界・・。
大人になった才悟?奥さんはメグミ。

「あなた おはよう。」

「うん おはよう。」

「ねえ あなた。」

「ん?銀座で ステキなバッグを見つけたの。」

「うん よかろう。給料日に買ってやろう。」

「わ〜! あなた大好き!!」

「ハハハ…。」

おっぱいをさわろうとする大人才悟。

「ちょっと… ダメ!」

「もう いいだろう!夫婦なんだから。」

「ダメ! おじいちゃんと

 おばあちゃんが起きてきちゃう。」

「おじいちゃん!?おばあちゃん!?」

すっかり御老体になった実と恵が!

「お〜い 才悟〜。」「才悟〜。」

「帰りに皇潤を買ってきてくれんかのう。

 やずや〜 やずや〜。」

夢だった・・。

「なんだかんだで真田家は 

 もうすぐ12人家族になります。」

家が古いため途中でブレーカーが
おちて洗濯機がとまった。

みにきてくれた不動産屋さんは
大人才悟の人だった!

家賃は風呂もついてないし5万というと
驚かれました。

「解体業者を紹介されちゃったよ。

 老朽化が激しいって。

 火事になっても保険下りないんじゃないかって。」

と恵に報告。

「どうしましょう?
 
 あの部屋は 一男さん夫婦に使ってもらうとして。」

「いっそのこと 土地ごと売って 俺らも引っ越すか?」

ダイナミックママに出産生放送SP。

「最終回生放送スペシャルということで

 時間を10分拡大してお送りしてまいりましたが

 残り時間があとわずかとなってまりました」

「プレッシャーかけるな!ママ頑張れよ ママ!」

「おい ちょっとちょっと!待てよ なんだこれ!」

「9時57分に産んでくれ!?産まれるか バカ野郎!」

「無茶言うんじゃないよ!なんだ これ!?」

「CMまたいで! またげるか!」

「お願いします」

「CM またいでみる?」

「う〜ん!!」

痛そう・・。
いいところでTVがきれ
ブレーカーももう限界・・?

テレビをつけたときには
エンディングテーマになってました。

さっそくパンフをみる恵と実。

「あ 石垣島もいいねえ!」

「ですよねえ〜。海沿いのカフェで

 手作りのジャムとパンケーキでダイバーをもてなして…。」

「写真撮るなら 屋久島もいいね。」

「そうね。世界遺産ですもんね。

 縄文杉でかくれんぼしたいなー。」

「なになに?ゴールデンウィークの話?」

「ううん 違うの。もしも 東京を離れるとしたら

 あんたたちどこに住みたい?」

「ほら この家も もう古いから いっそのこと

 売り払って環境がいいところに住むのもいいなって。」

「え? メグミは?」

「えっ?」

「そうだよ! この家なくなったら 

 メグミも消えちゃうじゃん。」

「ずっと ここがいい。

 いろんな思い出つまってるし。」

「三子ちゃん…。」

ふたりはお風呂にいきました。

「あっさり 結論出ちゃいましたね。」

「うん。」

一男は今日も合コン。

「ていうか なんで既婚者が合コン来てんの?」

「飲まないし 歌わないし 冷やかしなんでしょ?

 うちらのことバカにしてんでしょ?」

「いやいやいや…。そんなんじゃないよ。

 早く友達作りたくて…。」

「友達作って どうすんの?」

「やめなよ 船木さん。」

「ぬるま湯じゃん 大学なんて。

 ぬるま湯で友達作って どうすんの?」

「まあまあ…。俺ら

 二十歳過ぎてっけど まだ1年生なんだし…。」

「1年でも就活してる子いるよ。

 会社訪問して OBに顔売って。

 …って やってるよ みんな。

 それでも3人に1人が就職浪人だよ。

 遊んでる場合じゃないよ。」

「キミ かわうぃーね!」

「遊んでる場合じゃないと思う。」

「じゃあ 船木さんは なんでこの大学入ろうと思ったの?」

「福祉の勉強がしたいの。」

しっかりした考えの船木さんに

「真田くんは?なんで この大学入ったの?」

ときかれて思わず

「…舘ひろし。」

そのあともすべった。

眼鏡をはずす一男。

「この日を境に 一男兄ちゃんは

 チャラチャラするのをやめました。

 口数が減り ため息が増え お風呂は3日に1回。

 ゴールデンウィークが開けても学校に行かず

 太宰と芥川を2ページずつ読んではやめて 昼寝。

 僕は子供だから わかんないけど

 メグミによると こういうの

 五月病って言うらしいです。」


家事をするソアラをみて
たちあがってでていきました。

「何やってんだ 俺は…!」

あのガソリンスタンドでバイト。
するとサムが!

「なんだ おめぇ?大学どうした? サボリか?」

「ああ… いや… 休講?

 授業のない日もあるんですよね。」

「サボんじゃねえぞ!

 あんだけ大騒ぎして入ったんだからよ。

 ソアラ元気か?産まれたか?」

「まだです。」

「抱っこさせろよ この野郎!」

「ハハハ…。」

「五月病は 6月以降も続きました。

 そして… 夏。」

赤ちゃんの名前を考える真田家のみんな。
ポルシェとかアーサーとか。

そこへソアラがおりてきて
一男のポケットに退学届があったと
みせました。
一男は今日もコンパ。

「才悟。 ソアラちゃん呼んできて。」

というメグミ。

一男はゲイバーにいました・・。

「ちゅうも〜く!もくちゅう〜!

 今日から みんなのポニーが 復帰しました〜!」

「ただいま〜!」

「聞いて聞いて!聞くべし〜!

 大学をね ドロップアウトしたんですって。

 今日からは二丁目ゲイ大に 編入〜!」

「じゃあ 歌っちゃお?カルチャークラブで

 カーマは…おい! そこのマタニティ!」

ソアラがいました。

「とりあえず 久しぶりの家族会議だ。」

「数えなくていいの?」

「いいよ。 もうメグミも数に入ってるから。」

「いや そうじゃなくて…。」

退学届をちゃぶ台にバンとおく恵。

「ポニー。一男。一男… さんでしたっけ?

 なんかもう お前にはがっかりだ。」

「本当よ。 ただでさえ ソアラちゃん大変なのに

 心配させて。」

「あやうく二丁目で破水するとこだったからね。」

「破水って何?」

「才悟!

 メグミさんも 思ったことすぐ言わない!」

「…すんません。」

「まず うかがいます。大学は行ってるの?」

「行ってます。

 …行ってません。」

「どうして?」

「なんか わかんなくて…。」

「わかんないって 何が?」

「就職難で 卒業しても働き口がないって わかってんのに

 なんで4年も金払ってたしいて面白くない授業を

 受けなきゃいけないのかわかんなくて…。」

「お前な 大学なんてそんなもんだよ。

 社会に出るまでの猶予期間なんだから。」

「そうだよ。 だって まだ7月だよ。

 遊んだらいいじゃん。」

「俺も そう思ってたよ。 だけど実際 浮かれてんのは

 俺だけで みんな意外と先のこと考えてて…。

 福祉やりたいとか大学院行きたいとか…。

 俺みたいに まぐれで国立受かったバカは

 どうすりゃ いいのかなって…。」

「だからって 二丁目は違うんじゃない?」

「でも 金もらえるし 金もらってれば

 何も考えなくて済むし

 ずっとそうやって生きてきたし…。

 働いて 家に金入れて 感謝されて

 また働いて 勉強して大学入って。

 ずっと やることあったのに

 いきなり 放り出されて

 『さあ 今日から自由だ。好きなこと見つけなさい』

 って無理だよ そんなの。

 だって俺 ずっと家のために働いてきたんだもん。」

「…かわいそう。」

「なんで 俺ばっかりって思ってたけど

 俺のほうが家族に依存してたのかもしれない。

 一人になったら 夢も生き甲斐も見つけられなくて

 そんなんで 大学行く意味あるのかなって…。

 目的なかったら 金も時間も無駄なんじゃないかって…。」

「だったら やめちまえ!!」

今日はソアラがちゃぶ台返し。

「…すいません。なんかもう イラッとして。

 もう やめません?こんな出口のない話。

 出口に向かってるの!今 一人!

 いつ産んでもいいって言われたの病院で!

 意味あるとか無いとかそういうレベルじゃないの!」

「…大丈夫?」

「大丈夫じゃない!!

 お父さんがそんなんじゃ心配!」

「お父さん?お父さん!お父さん?」

「ねえ! 今ビシャーって音しなかった?」

と才悟。破水した?

「お金のために働いて何が悪いの?

 それがやりたいことだって 胸張って

 ビシッと言ってやんなよ!」

「大学行くって言うから結婚したの!

 やめるんだったら 産まないからね!」

「破水! ねえ 破水!破水!!」

「才悟!」

「うっ…!」

陣痛はじまりました。

「これ 病院までもたないかもな。」

「落ち着け!」

とでてきた兎ちゃん。

「ほらあ 1人多いと思ったんだよねえ。」

「この人は おじいちゃんに見えますが

 おばあちゃんです。 念のため。」

ここで出産させることに。

「兎ちゃん こう見えて 助産婦の資格 持ってるんです。」

「え? そうなんですか!?」

「フォークリフトの資格も持ってる…。」

子どもは部屋からおいだされ
陣痛に苦しむソアラ。
ヒロユキもみにきました。

「生まれた?」

「まだ。」

「ああ まだ…。何? それ。」

「えーっと…差し入れ?」

「えっ ヌーブラ?なんで?」

「なんか 会社に あったから…。

 いや なんかに使えるかなと思って…。」

「バッカじゃない!?」

「生まれたか?」

サムさんもソアラの父も到着。

「てめえなんで 立ち合わねえんだよ!?」

「なんか 拒否られて…。」

「あの… ケンカの途中に産気づいたんですよね… ね?」

「おい… そんなこと気にしてる場合か?

 キミが立ち会わないと我々が立ち会いづらいだろう。」

だけどドアをあけたら怒られた。

おなかがすいたという声に
おにぎりを握る一男たち。

「うまいことできてんなあ 一男。

 働かない親父や 弟や妹の面倒見てさ。

 やっと 手ぇかかんなくなったと思ったら

 子供 生まれてさ。

 なんにもできねえんだぞ 子供って。

 寝返りうつまで半年かかんだぞ。

 最高だな!」


「うん。」

「最高だよ…!

 やることいっぱい あるもんなあ。」


「うん。」

「一男さん!

 ソアラちゃん呼んでるから 来て。」

ソアラのそばについて
はげます一男。

「しっかりしろ ソアラ!

 ソアラ 兎ちゃん お母さん!ソアラ 兎ちゃん お母さ…!」

「うるさいよ…!」

「元気な赤ちゃんが生まれますように。」

と手をあわせる才悟。

「何 ビビってんの?」

「ビビってねえよ!童貞じゃあるまいし。」

「はいはい。

 もうすぐ おじさんになるんだもんねえ。

 立派な男にならないと いつまでも

 おっぱいおっぱい言ってると 笑われちゃうよ。」

「うん。次は 生きてるおっぱい触れるように頑張るよ。」

「そうじゃねえだろ。」

「ごめん。」

「才悟。結婚は無理だけど ずーっと一緒だよ。」

「本当?」

そのとき赤ちゃんの産声がきこえました。

「そして 秋

 一男お兄ちゃんと ソアラさんが

 結婚式を挙げました。」


お店を貸し切りでパーティ。

ウェディングドレスのソアラ。
みんなから祝福をうけました。
赤ちゃんにはみんなメロメロ。

「おいっ子の名前は

 「はじめ」…になりました。」


「『才悟』の次が 『はじめ』って

 すっごくいいと思うよ。」

「まあね。」

「本当はメグミが考えたんだけど…。」

みんなで記念写真。

「そして 2人は

1泊2日のハネムーンに出かけました。」


自転車に空き缶をぶらさげて出発。

みんなもどこかへでかけようと
スカイツリーにいきました。

「メグミも来ればよかったのに。」

「ん〜? 高いとこ苦手なんだって。」

「おばけのくせにだらしないなあ。」

洗濯機がとまりました。
ブレーカーをあげるメグミ。
いつも軍手をさがすのに苦労するので
ブレーカーのところにおいておくと
なんとそこから出火・・・!

一男たちはみなとみらいにいったそうで
スカイツリーから景色をみていたら
家の方面が家事なのがみえました。

家のそばにはヒロユキだけ。
そしてそこに一男とソアラが帰宅。

家族写真がふってきました。

「メグミ?」

と家をみあげる一男。

みんなは楽しく食事中。
そこへヒロユキが電話で知らせ
焼けた家をみあげるみんな・・。

「2012年 冬。

 真田家は「真田車」になりました。

 火災保険で 中古のバスを手に入れ

 家族9人 放浪生活を始めたのです。

 かろうじて残ったのは 看板と

 家族写真とこれだけ。」


ちゃぶ台は無事。

「カフェ ひだまり」の看板をつけて走るバス。

ヒロユキがむかえてくれました。

「兄貴…。あの… こちら 今回 話 通してくれた

 僕の元上司で ここの院長。」

「ああ はじめまして 真田です。」

「ああ どうもはじめまして。

 …じゃあねえだろう?

 まあ いいや。控え室 あちらです。」

一男たちもいました。

「東京で 学生生活をしている

 一男お兄ちゃんも 週末は合流します。」


御老人たちをまえに真田合唱会。

「今日は 月に一度のお楽しみ会ですねえ。

 え〜 今日の出し物は 東京から来ていただいた

 真田合唱団の皆さんです。

 拍手をしてください。」

「え こちらの真田家の皆さんは 10月に

  火事で家をなくしてしまいました。

 そんなわけで…いいですか?

 彼らは バスで日本全国を旅しながら

 日本中に歌声を届けているのです。

 絶対 笑ったでしょう?小出さん… ねえ!

 もう… 怒るよ!いい? はーい はい! よーし。

 早速 始めましょうか。」

一男が指揮で恵がピアノ。

「助け合ったり

 励ましあったりしなくていい

 金が無くても おもしろい

 あったらあったで超おもしろい

 それが… 家族なんです

 考えることは だいたい一緒

 それも… 家族なんです

 傷つけたり 励まして

 泣いたり 笑ったり走ったり 走ったり

 何人兄弟でも

 ひとりひとりは ひとりっ子

 それが… 親子なんです

 美味しいご飯と 家族がいる

 それで… 満足なんです

 辛い辛い 暮らしでも

 夫婦の愛がある限り

 家族は不滅なんです」


卓郎くんにも再会。

「卓郎くん 会いたかった。」

「おらもだ。」

だけど・・

「誰?」

「ああ… おらの彼女?」

五月・・元気ない・・。

「助け合ったり

 励ましあったりしなくていい

 お爺ちゃんだから お婆ちゃんだから

 双子だから じゃないんです

 好きだから一緒に暮らすんです


 重いものを軽々と持ち上げる

 それが 男なんです

 愛されたいし 愛したい

 欲張りなのが女なんです

 生きていても 死んでいても

 最悪 見えなくてもいい

 好きだから一緒に暮らすんです

 それが家族なんです

 それが家族なんです」


サムやうさぎちゃんも参加。

「真田車に乗って僕たちは 旅を続けました。

 もう メグミの姿は見えなかったけど

 きっと どこかで

 僕たち家族を見守っていると信じて…。」


海のそばで写真をとろうとしている実。

「何してんの?」

「おう 写真。もうすぐ 日の出だから。

 大学 行ってんのか?」

「行かないと 怒られるから。

 バイトも やってる。」

「そうか。なんか… 振り回してごめんな?」

「いいよ おもしろいから。

 っていうか いつまでこんな暮らし 続けるつもり?」

「んー 気が済むまでかなあ。

 あっ… いや わかってるよ。

 合唱じゃ 食っていけないし

 そのうち どこかに 家借りて

 腰 据えるつもりだけど…金がない!」

「よく そんな笑ってられるなあ。」

「我ながら あきれるよ。

 自分の立ち直りの早さに。

 家も 店も何もかも失って

 それでも こうして…笑ってられる。

 みんな お前らのおかげだよ。」

「なんで…。」

そこへ恵もやってきました。

「とりあえず 俺は今回の旅の写真集を出す。

 俺には写真しか ないらしいからな。

 撮って 撮って 撮りまくって

 母さんにまた 店 持たせてやる!

 …予定。」

「お父さん…!

 じゃあ お母さんも

 ご飯を作って作って作りまくる!」

「2人とも 頑張ってね。」

「お前もだぞ 一男。

 なんせ お前 俺に似てるらしいからな。

 あっ あれ?何? 今日 否定しないの?」

「あっ そういえば 今日 

 ソアラちゃん来てないけど…。

 あっ うまくいってないの?」

「いや! あの… その逆で…。」

ソアラ、2人目!

「もう 2人目?」

「いやあ まいったよ…。」

「いや 笑いごとじゃないよ?

 お前 学生の分際で…。」

「やっぱり… 俺 親父に似てるわ。」

と笑いあう親子。

そこへ二子たちもやってきました。

きれいな日の出。
家族をおこしてみんなで見ました。

 家がなくてもおもしろい

 あったらあったで超おもしろい

 それが・・

 家族なんです


「よーし! みんな家族写真 撮るぞ。」

「才悟」とメグミの声がきこえました。


そして写真集発売。
けっこう売れてるそうで
写真集をみて笑顔の一男とソアラ。

「うん やっぱり うちは

 貧乏じゃない。」

いい笑顔。

「あれ?あれ あれ?」

「何 何?」

「1 2 3 45 6 7 8 9 1011!?

 あれ!? 11人もいる!

 あぁー!!」

メグミもうつってた!

テレビにも出演。

「さて 来週の この時間は?」

「『真田合唱隊』…!」

 『放浪記』!」

「大好評 ダイナミックパパに続く

 大家族ドキュメンタリー」

 真田家が オンボロバスに乗り込んで

 日本中を放浪します。

 お父さんはカメラマン

 お母さんは料理上手

 長男は苦学生

 歌あり 笑いあり 口ゲンカありの

 密着ドキュメンタリー。

 その一部を ご覧ください。

 真田合唱隊 今日の献立は

 昨日のカレーの残りと 

 近所の駄菓子屋さんでいただいた

 ビッグカツを使ったカレー雑炊です。」

それをみて笑うダイナミックパパ一家。

「あ〜 貧乏くせえ!」





いや〜びっくり!
まさか家がなくなるとは!!

家=家族ってことじゃないから
家がなくても家族が仲良く
暮らせていたらそれでいいんだね。

とはいうものの全部焼けてしまうのは
かなりショック。
でも今年、災害であっというまに
全てを失った人は大勢いるんだなとか
でも結局死ぬ時は何をもっていけるわけでも
ないんだなとか、いろいろ思ってしまいました。

真田家みたいに笑顔で
みんなすごせますように。

みんないい人ばっかりで
楽しいドラマでした!




神木隆之介 真田一男
有村架純  真田二子
金井美樹  真田三子
皆川猿時  真田四郎
赤石那奈  真田五月
福島北斗  真田六助
福島海斗  真田七男
加藤清史郎 真田才悟
星野源   真田ヒロユキ

野村麻純  鈴木ソアラ 
広末涼子  メグミ   
田辺誠一  真田 実 
光浦靖子  真田恵











2011.12.17 Saturday 10:58 | comments(0) | trackbacks(5) | 
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11人もいる! #09 最終回
『11人が行く!!響け大家族の歌』
| ぐ〜たらにっき | 2011/12/17 12:30 PM |
11人もいる! 最終回
サブタイトル「11人が行く!!響け大家族の歌」に、な〜るほど! 終始、先の読めない、ハジケたクドカン・ワールド大爆発!で、「この豪華キャスティングに、な〜にやらせまんねん?」とアングリの連続だったけれど (メグミ幽霊、広末涼子は「おっぱいもむ?」
| のほほん便り | 2011/12/19 5:29 PM |
【11人もいる!】第9話 最終回
スベリ止めに落ちちゃった一男。 赤ちゃんが産まれそうなソアラ。 ついに最終回。 「11人もいる!」第9話。ちょー簡単感想で。        スベリ止めに落ちちゃって、どうなるのーーー...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2011/12/20 1:02 AM |
《11人もいる!》☆09
一男は、滑り止めで受けた大学に見事滑った。 そこで猛勉強中。担任の尾女田、は、受かって欲しいけど、偏差値48の私立に落ちたくらいだからと、受かったら、西部警察の舘浩スタイルで決めて卒業式に出てやると、賭けをした。一男は、補欠で国立に合格した。尾女田は
| まぁ、お茶でも | 2011/12/20 1:08 PM |
あれ 多い?
ドラマ「11人もいる!」を見ました。 テレ朝にて 金曜11時15分からやってました いわいる 大家族によるホームドラマなのですが・・・ 脚本が宮藤官九朗ということで! さすがに一筋縄ではいかないというか 笑えましたね 家族たちのキャラクターの個性が強く それがハ
| 笑う学生の生活 | 2011/12/24 9:59 AM |