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ハングリー!第11話(最終話)

第11話(最終話)



ロックに目覚めて以来、15年間身を捧げたバンドが
30歳目前で解散。亡き母の跡を継いでシェフになることを
決意した英介(向井理)だったが、レストランは
有名レストランプロデューサーの麻生(稲垣吾郎)に
乗っ取られてしまう。 それでも倉庫を改装して
レストランをオープンさせた英介は、バンド仲間だった
賢太(塚本高史)、拓(三浦翔平)、剛(川畑要)らと、
何とか店を軌道に乗せる。しかしその反面、
忙しさゆえに恋人のまりあ(国仲涼子)との仲はぎくしゃくし、
一方で、店に野菜を卸している農園の娘・千絵(瀧本美織)から
想いを寄せられ、恋の三角関係に頭を悩ませる。
そんな中、麻生との勝負に負けた英介は店の名前を奪われ、
倉庫の大家の亜矢子(矢田亜希子)からも店の立ち退きを迫られる。
彼の腕を見込んだ麻生から「フランスで修業した後、
自分の店を任せたい」と誘いを受けた英介は、
賢太や剛からも背中を押されフランス行きを決意する。
2年後にまた一緒に働くという希望を胸に賢太や剛と別れた英介。
ところがある日、英介は昼間から公園で泥酔している剛を発見し、
2人が麻生から紹介された仕事を辞めたことを知る。
一方、英介のことが忘れられずにいた千絵も、ある行動に出る。
はたして、フランス修行を決意した英介(向井理)が、
最後に下す人生最大の決断とは!?
さらに、英介、千絵(瀧本美織)、まりあ(国仲涼子)、
拓(三浦翔平)の恋の結末は!?




東さんと軽井沢の店をみにきた英介。

「ここかぁ…。」

「なるほど〜。確かに以前のル・プティシュと

 何となく雰囲気が似てますねぇ〜。

 いや〜 こんなでかい店のシェフになるなんて。」

そしてガステレアへ。

「山手英介君だ。

 これからフランスに旅立つまでの2週間

 このガステレアで勉強をしてもらうことになった。」

「あっ どうも。

 え〜っと…あの よろしくお願いします。」

ガステレアの厨房で見習い修行。

「あぁ〜店が でけぇと洗い物の量も違ぇな。」

「不思議な感じですね。坊ちゃんとこんな形で

 このちゅう房で働くことになるなんて。」

「ふふふふっ。そうっすね。」

「おい 急げ。それが終わったら料理だ。」と柏木。

「えっ いいのか?俺が料理して。」

「勘違いすんなよ。

 見習いが作っていいのは賄いだけだ。

 後口の利き方には気を付けろ。」

その賄いはおいしいと好評。

「どこか 華子さんの賄いを

思い出す味ですね。 ふふっ。」

「僕は 彼の味に ほれている。

 ただ 彼の腕は

まだ洗練されているとは到底 言い難い。

 彼の料理がどれだけ美しく進化していくのかを

 僕は もうそれが楽しみでならないんだよ。」

英介は賢太たちと2年後に
また集まってまた一緒にレストランを
やろうという約束を思い出しました。

「俺が頑張らねぇと。

 よし…。」

まりあが英介の家にやってきました。

「悪いな 手伝ってもらっちゃって。」

「ううん。ねえ 賢太君と剛君はどうしてるの?」

「あぁ 剛は…麻生コーポレーションの

 メルポメネとか いったかな?

 そこのちゅう房で働きはじめたよ。」

「えっ? メルポメネって 銀座にある

 有名なマシュロン三ツ星のお店じゃない。」

「で 賢太は 食育スクールのスタッフやりながら

 ソムリエの勉強してるらしい。」

「そう。」

「まあ 連絡もねぇから あいつらも 

 必死に働いてんだろうな。」

「そっか。 私ねこのチャンスに頑張りたいっていう

 英介の気持ちは理解できるのよ。

 いくら英介の料理がおいしくても

 前のレストランじゃ限られた人にしか

 食べてもらえなかったでしょ。

 でも あの人にプロデュースしてもらえば
 
 絶対に注目されるし 

 そうやって夢がかなうなら 

 やっぱり応援しなくちゃって。

 あぁ〜。

 やっぱりフランスは遠すぎるよ〜。」

「ごめんな。 つうか 腹減ったな。何か食うか?」

「嫌よ。 フランス料理でメジャーになるような人に

 私 もう二度と料理なんか作らないから。」

「んなこと言うなって。まりあの料理は

 うまいとか うまくないとかそういう問題じゃなくて

 あ… 愛が籠もってるし。」

「はっ 何よ その苦しい言い訳。」

まりあを後ろからだきしめる英介。

「ごめん。でも 2年だけ待ってくれ。

 背中 押してくれたみんなのためにも

 俺 ぜってぇ頑張るから。」

「わかってる。

 またお父さんに盗聴されてるかも。」

「大丈夫だよ。 でもどこ行ったんだろうな おやじ。

 荷物がねぇからスケッチ旅行か何かだろうけど。」

まりあが向き合ってキスしようとしたところへ
拓が帰宅、そして千絵も。

「ただいま〜!」

「おじゃましま〜す。」

「千絵!?」

「あっ どうも。お久しぶりです。」

「こんばんは。」

「あれ まりあさんもいたの?相変わらず 仲いいねぇ〜。」

「はっ? お前らこそ何なんだよこんな時間に。」

「拓さんが面白い漫画貸してくれるっていうから

 借りにきたんです。 ふふふっ。」

「ふふふふふって お前そんなことで

 男の部屋まで のこのこ付いてきやがったのか?」

「はい?」

「いいか。コーヒーいれてやるとか 

 何か貸してやるとか そういうのは

 男が女を部屋に連れ込むときに

 一番使いがちな言い訳なんだよ。」

「でも すごい面白いって。」

「しかも こんな…こんな すぐにでも 
 
 何か しでかしそうな軽薄な男に付いてくるなんて

 お前は いつからそんな尻軽な女になったんだよ。」

「軽薄って俺のこと?いや それほどでも。」

「尻軽? 何なの? それ。

 前々から思ってたけど失礼すぎる。もういいです!帰ります。」

「あぁ ちょっと待って千絵ちゃん。 千絵ちゃん!」

拓がおっていきました。

「ばか!学生は さっさと うち帰って

 勉強でもしろっつうんだ …ったく。」

「そんなに怒らなくてもいいのに。」

「拓も拓だろ。 連れ込むなんて。」

「あの子ほんとは英介に会いたくて来たんじゃない?」

「えっ?」

怒ってかえる千絵。

「はぁ… おなか すいた。

 もう ひどすぎる。ほんと ひどすぎる。」

「ちょっと待ってよ 千絵ちゃん!ちょっと…。

 ライブ!火曜日 ライブ忘れてないっしょ? ねえ。」

軽井沢の店の写真を眺めていると
となりの部屋ですっかり老けこんだ
太朗がつぶやきました。

「夢を見た。」

「えっ?」

「老人ホームに入ってる夢だ。

 絵を描こうとしたら ヘルパーさんが私から筆を取り上げた。

 おじいちゃん もう寝んねの時間ですよって。」

「おじいちゃんって まだ孫もいねぇだろ。」

「きっと 未来を暗示した夢なんだ。

 現に私は傷ついた心を癒やそうと

 スケッチ旅行に出たが 何も描けなかった。

 もうだめだ。

 あの男が言うように 私には 華子さんにも

 お前にも何もできないまま死んでいってしまうんだ…。」

「一緒に行くか? フランス。」

「パリ?」

お店として借りていた倉庫を
みにきた大家さんと不動産屋。

「では 早速手続きに入りますので。」

「ええ。 お願いします。」

そこへやってきた元夫 史雄。

「ここにいたのか。」

「何しにきたのよ。」

ホットドッグに唐辛子をやまほど
ふりかけました。

白山さんと英介と拓。

「10日後に 出発することになりました。」

「そう。はぁ〜あ 信じらんない。
 
 何年か前は俺の熱いハングリー精神を

 世間をぶっぱなしてやりたいんすよなんて

 話してた男が 

 お料理修業でおフランスに行っちゃうとはね。」

「嫌みっぽい言い方やめてくださいよ。」

「だって 寂しいんだもん。まあ しかたないか。

 長年ロックで夢見る子たちを見てきたけど

 何年も芽が出ないであんなふうに なっちゃってる子も

 けっこういるんじゃないの?」

段ボールをかぶって路上のベンチで寝ている酔っぱらい。

「まあ いがちっすね。」

「だから新しい道を見つけられた英介は 運がいいと思う。

 どれだけ挫折しようと傷つこうと

 人はまた 新しい道を見つけることができんのね。」

「はい。 いろいろありがとうございました。」

「何よ 英介のくせに 大人なこと言っちゃって。

 あぁ〜あ 私も おフランスで 

 息子と ふふっ新しいパパと

 新しい人生でも始めちゃおうかしら。」

と英介にくっつく白山さん。

そのとききこえたくしゃみ。

「ん?」

「ちょっと 今の声 何か聞いたことあるんだけど。」

ダンボールをめくるとなんと
その酔っぱらいは剛。

「剛? 剛じゃねぇか 何してんだよ。 うっ…。」

「うわっ 酒臭っ。」

そこへ戻ってきた賢太。

「大丈夫か〜? 剛。

 しっかりしろよ。 風邪ひく…。」

「あぁ〜。」

逃げていく賢太をつかまえる英介。

「お前 待てよ。
 
 お前ら何やってんだよこんな時間に こんな所で。」

「いやいや 何でもねぇよ 大丈夫だって。」

「大丈夫じゃねぇだろ。」

「いや 大丈夫だよ。だから お前は何も心配すんな。」

「危ない!」

ベンチから転がり落ちた剛。

「どう見ても 大丈夫じゃねぇじゃねぇか。」

「ごめん 英介。 俺たち だめだった。

 頑張ったんだけど すげぇ必死に やってみたけど

 俺たち 2年後にお前と一緒に店やるって夢

 もうかなえられなくなっちまった。」

場所をかえて事情をきくことに。

「はっ? どういうことだ それ。」

「剛は 働きはじめてから 毎日

 年下の先輩コックたちになじられつづけて…。」

怒鳴られたり殴られたり・・。

「それでも 一緒にレストランやるって夢のために

 我慢して頑張ってたんだけど…。

 そのストレスのせいで どんどん 酒の量が増えて

 ある日 とうとう深夜に店にある 高級ワインを
 
 一気に飲みつくして…。

 店 辞めさせられたあげく酒浸りになっちまった。」

「で? 賢太は?」

「俺は食育スクールに すげぇ親切な人がいて

 ソムリエの資格も持ってるっつうから

  いろいろ質問なんかも したりしながら

 働いてたんだけど…。」

「いやぁ 真面目に働いてくれて助かるよ。

 どう? 今夜こそ行かない?

 いいワインの店があるんだぁ〜。」

「あぁ ありがたいけど今日も帰ります。

 金もないしこれが これなもんで。

 (奥さん妊娠中のジェスチャー)」

「奥さんや お子さんがいることはわかってるよ。」

といいながらいきなり下半身をガシっとwww

「おぉ!ちょちょ… やめてくださいよ。」

「やめないよ〜。

 高卒で新入社員の君が 上下関係の厳しい

 この世界でこれからも頑張っていくためには

 僕みたいな人間のサポートがきっと必要になってくる。

 悪いようには しないから。」

殴り飛ばして逃げる拓。

回想終わり。

「きっつ!それ いじめより きついじゃん。」

「正直 迷ったよ。

 桃子と子供のためにも どうにか耐えようって。

 でも 無理だった。

 で 俺も辞めることになった。」

「私もあなたたちが社員になるなんて

 うすうす 大丈夫かしら?と思ってたのよね。」

「でも まあ 心配すんな。

 俺らは俺らで どうにかするから。

 お前は フランス行って

 ちゃんと一流のシェフになって 軽井沢に 店 出せ。」

「それじゃ 話が違うだろ。俺は お前らと

 2年後にまた一緒にやれると思ったから

 あの話 受けたんだぞ。」

「じゃ 何か?お前は 俺が新婚だっつうのに

 あの男の餌食になれば良かったっていうのか。」

「そうじゃねぇけど。」

「あっ 生1つ。」

「もう飲むなよ!飲んでる場合じゃねぇだろ。

 はぁ…どうすりゃいいんだよ。 くそ。」

はらぺこキッチンだった倉庫にやってきた4人。
裏から中に入れました。

「ちょいちょい 何か 書いてある。」という拓。

「フォーエバーハラペコキッチン

  By ムツコ」

「おい 睦子さんじゃん。

 いつの間にこんなの書いたんだろ。」

「ほんと いろんなことがあったよなぁ〜 ここで。

 ぼろいと思ってたけどいい店だったよ。

 だだっ広いし 気取ってねぇし

 何より 俺たちに似合ってた。」

「おぉ〜〜!」と叫ぶ剛。

「あぁ? 剛 大丈夫か?」

「まずいな 酒が切れてナーバスになってんな。」

「めんどくさ!」

そこへ史雄がたずねてきました。

「あの〜!すいません。」

 もしかして こちらでレストランやられてた方ですか?」

「あぁ そうですけど。」

「そうですか。僕 ここの大家の金沢です。」

「えっ?」

「大家って。えっ? あの 味音痴じゃないの?」

「多分 それ 僕の妻です。」

「妻?でも 不動産屋は離婚したって…。」

「離婚する予定です。ここの物件の件では

 いろいろとご迷惑をおかけしました。」

「そうだよ迷惑だったんだよ この野郎。」

「まあ まあ 落ち着けよ 剛。落ち着け 座れ。 ちょっと座れ。」

「味音痴か。 かわいそうに。」

「彼女 前はあんなんじゃなかったんですよ。

 仕事も ばりばりこなすし。

 いつか 世界的なジュエリーデザイナーになるって

 夢語りながら もりもり もりもり

 おいしそうに何でも食べてたのに。」

「あの人ジュエリーデザイナーだったんだ。」

「ええ。3年前 念願かなって ロンドンに進出したんですよ。

 ずっと 順調にいってたんですが

 昨年末 人気の作品が 盗作疑惑かけられましてね。

 とんだ誤解だったんですけど。

 周りの人間も 現地の社員も一気に離れていきました。

 そのころからですよ。彼女の味覚が ひどくなったのは。」

回想。調味料をがんがんふりかける亜矢子。

「あんまり かけ過ぎるなよ。体に良くないぞ。」

「何を食べても おいしくないの。

 味が しないのよ。」

「僕は もう少し頑張ってみようって言ったんですが…。

 だけど彼女… 会社は解散する僕とも別れて

 何もかも全て終わらせるって言って

 日本に帰っちゃったんですよ。」

「そうだったんですか。」

「すいません。初めて会った人に こんな話。」

「離婚しないでくれねぇか。

 いや あの… 離婚しなきゃいいのか

 どうなのか わかんねぇけど

 ここを また借りられるように 

奥さん 説得できねぇかな?」

「いや それは むちゃだろ。」

「いや だって お前フランスに行くんだろ?」

「うるせぇ!俺だって お前らと一緒に

 店やるっつう目標なくなって

 どうしたらいいのかわかんねぇんだよ くそ。」

「英介。」

「あぁ?」

「行かないでくれ。 行かないでくれ。」

「うおっ 抱きつくなよ。

抱きつくなよ 気持ち悪ぃな。」

抱きついてきた剛を座らせる英介。

「あっ!こんなとこにも睦子さんのメッセージが。」

と賢太が発見。

 「ケンタさんへ 

奥様と いつまでもお幸せに。

  離婚は寿命が縮むのでお勧めしません。

By ムツコ」

「あの〜前に この倉庫を貸してた

 ル・プティシュってレストランがあったんですが。」

「えっ 母さんの店…。」

「えっ? あのシェフの息子さんだったんですか?」

「はい。」

「そうか。妻と よく行った店だったんで。

 亜矢子は あなたのお母さんが作る

 テリーヌが大好きだった。

 いつも まるで宝石みたいだってとても喜んでました。

 あなたがあのシェフの息子さんなら

 フレンチのシェフなら

 あの美しいテリーヌをもう一度

作ってもらえませんか?」

「えっ?」

「僕だって 全然 離婚なんかしたくないんですよ。

 お願いします。

 亜矢子と もう一度 あの料理を一緒に食べたい。

 そしたら僕ら あのころの前向きな気持ちに

 また戻れるかもしれない。」

そのお願いをきいて
テリーヌをつくってみる英介。

夜、出かけようとする拓。

「じゃ 行ってくんね。あっ 今日も遅くなるわ。」

「はぁ? またデートかよ。

 お前さ あいつのこと ほんとに本気なんだろうな?」

「はい?」

「いや ほら…千絵は純粋っつうか

 男慣れしてねぇっつうか 

 だから もし また お前が5股とか6股とか

 いいかげんなことしたら 

あいつ 本気で傷つくだろうし。」

「あのさ お前こそ どうすんの?

 いや もし この料理が うまく作れて

 あの店が使えるようになったらどうすんの?

 お前はフランスに行って

 軽井沢に店を出すんじゃなかったの?

 ちなみに今日は バンドの練習。

明日がライブなもんで。

 あっ つうかさ お前

 自分で気付いてないかもしんないけど

 千絵ちゃんのこと好きなんじゃないの?」

「はぁ? 何だ それ。」

「まっ ひとの心配するより自分の心配したら?

 いってきま〜す。」

『君はもっと おいしいものを作り 

 日本中を いや世界をうならせたいと思わないのか?』

という麻生の言葉を思い出す英介。

「あぁ〜 だめだ。料理に集中しねぇと。」

別の日。畑にいる千絵と拓。

「いよいよ今夜ですね。

 でも ライブなんて初めて。何 着てけばいいだろ。」

「あっ あのさ…。

 手… ぎゅっ ぎゅってして。

手 ぎゅっ ぎゅっ。」


と手を差し出す拓。

「はい?」

「いや 違う。あの 何だかんだいってさ

 ライブ 久々だから 

 ちょっと緊張してるといいますか

 何といいますか。」


「えぇ〜 拓さんでも緊張するんだ。

 はい。」

手を差し出した千絵の手を拓がつかみました。

「大丈夫ですよ。 頑張れ 頑張れ!」

「よし。 俺なら いける。

 よし 俺 できる。俺 かっこいい。 俺 天才!」

「うん。」

「よし!じゃあ 行ってくる。 また 後でね。」

「うん いってらっしゃい。」

拓と千絵、くっつけばいいのに。

そのあと畑に見学にやってきた子どもたち。

「こんにちは〜!」

「今日は みんな 畑の野菜いっぱい

  しっかり見ていくんだぞ。」

「はぁ〜い!」

「でも あのレストラン 

なくなっちゃって寂しいね。」

「うちも。お父さんの

お給料日のお楽しみだったのに。」

「あぁ〜 あのロールキャベツ うまかったなぁ。」

「また食べたいな。」

「食べたい 食べたい!」

「また食べた〜い!」「おいしかったよね!」

「実は今夜…あの店が久しぶりに開くんだ。」

とキャベツと大根を手にする太朗。

「店が開く?」

「そう。あのレストランで 

 あの倉庫の大家さんに 

 料理を振る舞うことになったらしくてね。

 今 英介と賢太君と剛君で

 気合いを入れて準備をしてるよ。

 みんな頑張ってる。なのに 私といったら…

 空が こんなに青いのにまだ創作意欲が湧かない!」

「あんた 一体 誰なんだよ。」と千絵の父。

「湧かないんだ…。」

「勝手に持って何やってんだ おい。」

「湧かない…。」

「ちょっと 返せ!」

「湧かない…。」

「おい ちょっと 野菜泥棒!

おい ちょっと待て。 返せ!おい!」

考え込む千絵。

テリーヌがきれいにできた英介。

亜矢子も店へやってきました。

ライブハウスの楽屋では拓が緊張気味。
千絵たちもやってきました。

「うわっ お祭りみたい。」

「ねぇ。でも 何か私たち 浮いてない?」

そこにはノリオたちもいました。

「あれ? あの店でバイトしてた

ねえちゃんじゃねぇか。」

「どうも。」

「久しぶりだな。

 行きつけの店がなくなるなんてさ

 大したことないって思ってたけど

 日が たつにつれてじわじわくるよ。

 何つうの? あの味も あの店も

 もう ねぇんだなっつう寂しさがさ。」


「なあ もう行こうぜ。」

「もう始まるぜ。」

「姉ちゃん 早く入ろうよ。」

店へやってきた亜矢子。

「どうぞ。」

「何なの?こんな所に呼び出して。」

「いや おいしいもんでも食べながら

 話でもしようかなと思って。」

「何を話すの? 今更。もう全部終わったのよ。」

「お待たせしました。

 プチ野菜のテリーヌです。」

「なるほどね。

 あなた 彼らと組んでたの?

 それで こんなとこで会うことにしたんだ。

 何してんの?ここは もう閉めたはずでしょ?」

「いいじゃないか。テリーヌ 懐かしいだろ。」

「ばかじゃないの?こんなことしたって無駄よ。

 私は もうロンドンに戻る気もないし

 この場所を彼らに貸す気もない。」

「無駄かどうか…とりあえず食ってみてくれ。」

「あっ かけますか?」とケチャップをみせる賢太。

「いらない。」

英介の母の店で食べていたころを
思い出す亜矢子。

「すっごい きれい。何か宝石みたい。」

「ははははっ…。

 食べるのが もったいないね。」

 「うん おいしい。」

回想おわり。

「あのときと 少しだけ野菜が違う。

 マスタードクレソンの辛みを

 わさびとサワークリームで代用してるのね。

 あの店の味と そっくり。」

「あんた 味 わかるんじゃねぇか。」

「残念だけど 味は わかっても

 おいしいと感じないの。

 今の私には このテリーヌも おいしくない。

 刺激がないと食べた気がしないのよ。

 こんなはずじゃなかった。

 最初は 8人で始めた会社が

 ロンドンで70人の規模の会社になったのよ。

 向こうでも評判になってメディアにだって

 何度も取り上げられた。

 それが… それが たった1回のあんなデマで

 こんな ぼろぼろになるなんて。

 私 どうせ こんな程度だったのよ。

 デザイナーなんていくらでも代わりはいる。

 誰も私なんて求めてない。」

「俺は 食い方に文句を言うつもりはねぇよ。

 でも あんたの あの食い方は何つうか…。
 
 自分で自分を痛めつけてるような感じがして。

 少し悲しくなる。」


唐辛子をとりだして
真っ赤になるまでテリーヌにかける亜矢子。

「ごちそうさま。

 もう しゃべることないから。」

と立ち上がりました。

「おい ちょっと待てよ。

 頼むから聞いてくれよ。

 俺たちはさロックの世界で挫折して

 それでこのレストラン開いたんだ。」

「はぁ? ロック?」

「最初は もう めちゃくちゃでさ。

 全然 だめで 全然 客も来ねぇし。

 あぁ〜 1週間1人も来ないときもあった。

 それでも少しずつ来てくれるようになって。

 ちょっとずつ認められて。

 そういう客に励まされながら 

俺らも どうにかやってきた。

 だからさ…。

 そういう客が いてくれるかぎり

 俺らを待ってくれる客がいるかぎり

 やっぱり俺はここで

レストランやりてぇんだよ。」


「どうか お願いします。」

「お願いします。店 やらせてください。」

「お願いします。」

「大げさよ。今どき どこで食べたって

 それなりに おいしいし

 この店がなくなったって誰も困らないの。

 気に入った店が潰れれば 

また 別のレストランに行く。

 レストランなんて そんなもんよ。

 私と同じ 誰も待ってやしないの。

 ロンドンには戻らない。

 ここにはマンションを建てて

 それで生計立てるつもり。」

亜矢子が外へでると
そこにはたくさんの人が・・。

「何だ? これ。」

「おぉ いるじゃねぇか。待ってたよ。」とノリオ。

「もう 入っていいの?おなか すいちゃった。」と奈々。

「よっしゃ!あの飯が また食えるぞ〜!」

「イェ〜イ!」

「お前ら…。」

店に入りきれないんじゃないかというくらいの客。

「ママ 来てみてよかったね。」

「早く食べたいよ。」

「よし もう 待ちきれねぇ。食うぞ 食うぞ。」

「彼らだけじゃないよ。

 亜矢子にも待ってる人は いる。

 次の新作を楽しみにしてるお客さん。

 ロンドンのオフィスには

残ってくれてるスタッフ。

 もちろん 僕もだ。僕も亜矢子を待ってる。

 一緒に帰ろう。

 で また みんなが

喜ぶ作品をたくさん作ろう。」


と言う史雄に笑顔になる亜矢子。

「英介。 千絵ちゃんが

 一人一人に声をかけてくれたんだ。

 近所を走り回ったりいろんな人に電話してくれてな。

 あっ!インスピレーションが湧いてきた。

 今なら描ける 今なら描ける!」

と元気になった太朗。

そこへ野菜をもってきた千絵。

「英介さん こんばんは。

 野菜とか足りないかもしれないと思って

 持ってきましたよ。

 さあ 早く作ってください。

「お前が集めてくれたって?」

「えっ?あぁ いえいえ 今日 お店が開くらしいって

 話 したらみんな勝手に集まっちゃっただけで。」

英介、涙・・。

「えっ?英介さん 泣いてる?」

「ううっ… 泣いてねぇし。」

「泣いてる。うそ やだ…。」

千絵も泣きました。

「だから 泣いてねぇってば!

 つうか 泣いてんの おめぇだろ。」

「だって 英介さんが…。」

「あぁ くそ!」

「ううっ… もう!」

とバシッと英介の腕を叩く千絵。

「痛ぇ。」

「ふふふふっ。」

「はははっ。この。」と仕返し。

「あっ 痛いよ。」

「ははっ ははははっ。」

と二人がじゃれているようなのを
みつめるまりあ。

「英介 始めようぜ。」

「よし!うまいもん作るか!」

一方、ライブハウスでは
佐助たちはいますが千絵の姿はなし。

ライブスタート。

麻生の招待でやってきた英介。

「あの… 何なんすか? この服。」

「ドレスコードがあるんで 用意さしてもらったよ。

 思ったとおりだ。よく似合っている。」

「いや こんなの もらえねぇよ。

 それに 賢太と剛も…。」

「辞めたことなら知っているよ。

 1カ月は もたないだろうと思ったが 

予想より早かったな。

 2人の分も 君にはフランスで頑張ってもらわないとな。

 ここは 僕が30歳のときに 

初めてプロデュースした店だ。」

「すっげぇなぁ〜。30で この店かよ。」

「言葉遣いにも気を付けろ。

 店に ふさわしい話し方にな。」

「あっ あんた… あっ 麻生さんは

 どうして この世界入ったんですか?」

「涙と共にパンを食べた者でなければ

 人生の味は わからない。

 ゲーテの言葉だ。

 僕の最初の おいしいという記憶は

 幼少期の涙と共にある。

 どんなに悲惨でどん底な状況でも
 
 人は ものを食べておいしいと思う権利と

 おいしいと思える力強さを持っている。

 食事とは本当に すばらしい。」

「思うよ。 そのとおりだな。

 その すばらしさを伝えることを 

ビジネスにしたかった。

 ただ 栄養をとるというためだけではなく

 食べるという行為を より楽しむことを追求したのが

 フランス料理だと僕は思う。

 だから ここに行き着いた。
 
 山手君 僕はね 本気で 君と

 食で日本を変えたいと思ってるんだよ。」

すると英介はいきなり土下座しました。

「申し訳ない!

 申し訳ないけど その話…断らせてほしい。」

「はっ?」

「ほんとに すいません。

 でも 俺は日本で あの倉庫で

 あいつらと また店を続けたいんです。」


「何を言ってるんだ? 君は。」

「あんたが言うように 

 もっと うまいもん作りたいと思うよ。

 もっと たくさんの人に届けたいし

 世界や日本をうならせたいって

 やっぱ 思わねぇこともねぇよ。

 でも俺は とりあえず 今は…

 そばにいる腹減ってるやつに

 うまいもん出すことのほうが大事だ。

 子供でも 老人でも けんか中のカップルでも

 仲いい家族でも 美食家でも 味音痴でも。

 とにかく あの店に来る

 どんなに腹減ってるやつにでも

 料理を食ってもらいてぇんだよ。

 あんたみたいな立派な30になるより

 俺は多分 それが合ってる。」


「ふふふっ。 ふふふっ…。」

笑いだす麻生。
そして英介も。

「ははははっ…。」

その二人につられてまわりの
店員たちも笑いだしました。

「ははははっ…。」

そして

「笑うな!!」

とどなりつける麻生。

「後悔するぞ。」

「だよなぁ〜。」

「こんなチャンスは 二度とない。」

「…かもしれねぇ。」

「いっそ 君を潰してやろうか。」

「食いにきてくれ。

 あんたの舌は 誰よりも確かだ。

 だから 時々でいい。

 また あの店に来て 

俺の料理を食ってほしい。」


「ふざけるなよ。

 あんな店 潰してやる。」

「あぁ〜 いいねぇ〜。気持ちいいよ。

 あんたに そう言われると

 俺のハングリー精神がどんどん

かきたてられるんだよ。

 でも ほんと感謝してる。

 いろいろ全部 あんたのおかげだ。」


「僕の店から出ていくんだ。今すぐにだ!!」

でていこうとする英介にむかって

「店の名前も返してやるよ。

 もう関わりたくない。君に くれてやる。」


という麻生。
英介は麻生に向かって頭をさげてお辞儀。

英介がでていったあとまた席につく麻生。

「赤ワインを1つ。 それから

 春野菜のヴェルデとノドグロのヴァプール。

 牛ヒレ肉をオ・ブルーで頼む。」

「かしこまりました。」

「ふっ。久しぶりに怒ったら腹が減った。

 まずは食事だ。」

まりあといっしょにオムレツをつくる英介。

「へぇ〜 こうすればふわふわに仕上がるんだぁ〜。」

「うん うまい。」

「うん おいしい。

 いつも どうやったら 

 もっとおいしく出来るのかなぁって

 思ってたの。

 シェフと つきあうことの

 メリットって これかも。

 早く素直に聞けば良かった。」


「うん 俺ももっと 素直に言えば良かったな。」

「でもほんとに良かったの? フランス。」

「あぁ〜 いろいろ振り回して悪かったけど。」

「あの子のおかげなのかなぁ〜。」

「ん?」

「ううん。 何でもない。

 そうよね。

 あんな若い子に負けてられないし。

 結婚しよっか? 私たち。」


「ごほっ!はぁ?」

「うそよ。 まだまだ。

 あの店の経営がきちんとするまでは

 結婚なんて できないでしょ?」

「ああ 頑張んねぇとな。」

「はぁ〜あ。

 いつになるんだろうなぁ それ。」

太朗は新しい絵を完成させました。
メジャーデビューが来年まで延期になったという
拓もまたこの店で働くことになり
睦子さんも帰ってきました。

「お店が再開すると聞いて 

 恥ずかしながら 海老名睦子 戻ってまいりました。

 また一緒に 働かせてください!」

「えっ でもお子さんは良かったの?」

「よくよく考えたら 娘は高校3年生でして

 私 東京の大学 行きたいから

 やっぱりママも東京で働いてなんて

 言われてしまいまして。」

「ちょっと待って 待って…。

 娘さんって そんなおっきかったの?」

「海老名鳩子 17歳で。」

と写真をみせるとなかなかかわいい。

「おぉ かわいい。」

「かわいいねぇ〜。」

「あぁ でも 英介店の名前 どうすんだよ。

 あいつに返してもらったル・プティシュに戻すのか?」

「う〜ん でも あれは

 母さんのあの店に合ってた名前であって

 やっぱ俺たちの店にはかわいすぎる気がすんだよな。」

「じゃあ もしかしてハラペコキッチンか。」

「もう それでいいんじゃね?」

「えっ?」

「私も いいんじゃないかと思います。

 おなかのすいた方に

 おいしいものを出すお店ってことで。」

「えぇ〜 俺 ハラペコは絶対やだよ。」

「俺も やだ。」

「じゃあ… あぁ!こういうの どうよ。」

拓と千絵。

「ほんとに ごめんなさい。ライブ行けなくて。

 佐助も お父さんも言ってました。

 すごくかっこよかったって。」

「だと思うよ。

 自分でもかっこよかったなって思うもん。」

「ごめんなさい。

 でも やっぱり私…。

 やっぱり… 胃が。」

「胃?」

「拓さんといると胸がドキドキするんです。

 このまま好きになっちゃいそうで。

 でも どうしても時々 胸より胃が…。

 諦めなきゃって思ってるのに

 この胃袋が…。」


そのまま胸をドキドキさせておけ!!

「わかってたよ。

 千絵ちゃんが英介のこと
 
 諦めきれないってことぐらい。」

 でも…。

 俺も全然諦める気なんかねぇから。」


「えっ?」

「佐助や お父さんもすっかり俺のファン なってくれたし。」

「えっ? お父さんまで いつの間に。

 ねえ 拓さんのそのバイタリティーって

 どこから来るの?」

「う〜ん よくわかんねぇけど

 自分への自信?

 まあ 何の根拠もないけどね。

 だから 千絵ちゃんももっと自信 持とう!」

「自信?」

「英介は 恋かどうかは わかんないけど
 
 千絵ちゃんのこと特別

 大事に思ってると思う。

 だから…。

 お互い片思い 頑張ろう。」


とおでこにキス。

「えっ?」

「はぁ… ありえねぇ!ふ〜ん!ありえねぇ!

 うちの大切な娘に… ブッ!

 何てことしやがんだこの野郎〜!

 ロックなんか大嫌いだ〜!」

と逆上する父。

「何よ もう。

 ありがとう 拓さん。」

奈々とふたりでお店に急ぐ千絵。

「私もね 拓さんに負けないで

 もっと積極的に頑張ってみようと思うの。」

「頑張るって どうすんの?」

「わかんないけど もっと こう色気を出すとか

 拓さんみたいに隙があればキスする

  みたいなバイタリティーを持つとか。」

「そんなこと千絵ができんの?

 あぁ 全然 想像できない。

「ん? あれ? ねえ。」

「何? これ。これって 千絵のことじゃない?」

「私のこと? へへへへっ。」

店の看板をみて笑う千絵。

お店はにぎやか。
いつものお客さんがいっぱい。
大家さん夫妻も。

「明日 ロンドンに帰ることになりました。」

「あっ そうですか。じゃあ 末永くお幸せに。」

とマジックで花をだす太朗。

「まぁ〜!」

「ははははっ。」

「ありがとうございます。」

まりあも来店。

「あっ 絵が変わってる。」

「あぁ あの絵のテーマはね

 ハラペコな人々っていうんだよ。」

「そうですか。前にあった

 キャベツのようなものの絵のほうが

 良かったような気がするんですけどね。」

「いやいや それでいいんだよ 睦子さん。

 芸術なんてね 未熟で

 未完成だから 面白いんだよ。」

「あっ 確かに。 いや 

 完成しちゃったバンドっていうのも 

 必ず解散しますもん ねっ。」と拓。

「確かにそうかもしれないわね。」と白山さん。

「あっ 英介さんのお料理も

 ここだから おいしいのかも。」


と千絵。

「ん?」

「かしこまった感じより

 みんな 楽しそうで 

 こう ロックが流れてて。

 きっと だから出来る味なんですよ。

 それって フランスに修業に行っても

 作れない味でしょ。」


「そうだな。ナイフやフォークの作法もいらねぇし。」

「ライスもあるし。」

「でしょ。 よし 私 いいこと言った。」

「生意気 言うなよ。お前に料理の何がわかんだよ。」

「何よ せっかく応援してるのに。」

外にいた麻生。

「ふっ。 ばかだな。

 芸術とは徹底的に

 完成されてるからこそ美しいのだ。

 『HUNGRY』か。

 チープな名前だ。 ふっ。

 この店に合っている。」


帰ろうとした麻生が足をひっかけて
電気のコードが抜け店内がまっくらになりました。

「停電だ!」

「はぁ… びっくりした。」

「もうほんと 毎月何かしら壊れてんな この店は。」

「だな。ろうそくだ ろうそく。 早くしろ。」

「あっ 私 取ってきます。」

真っ暗な中で転んで
英介の上に倒れこむ千絵。

「どけよ ろうそく。えっ? はっ?」

積極的にいこうとした千絵は
キスしようとしますが・・

「ん?」

ぱっと電気がつき
口にパンをつっこまれた千絵。

「英介 お前!」

「えっ?」「えっ?」

「何してるの?」

「いや… 何もしてねぇよ。

 いいか 色気づくには100年早いんだよ。

 ふっ。

 よし。 俺が これからお前に

 もっとイカしたもっとうまいもん 作ってやる。

 だからそれ食って

 いつか もっともっと いい女になれ。

 ほら!立て よし。

 よっしゃ 作るぞ!」

「まったく 油断も隙もないじゃない。」

と目をひからせるまりあ。

「よ〜し!いい女になってやる!」

とはりきる千絵。

太朗のマジックでお客さんたちの笑顔。
自らも笑顔で料理をする英介。





フランスへ行かずとも
ここが英介にとって仲間もいて
おいしいものもみんなに提供できる最良の場所。

前回、けっこうな決意をして別れをしたのに
あっというまに飲んだくれになってた剛には
早すぎるだろうと驚いたけど
麻生は最初からそのつもりだったのか。
麻生にとって必要なのは英介だけだもんね。
でもあんたの舌は一番信用できるとか
言われたら怒ってはいたものの
悪い気もしないのでは。自分のものにならないのが
腹立たしいだけで。

英介と千絵がくっつかないまま終わったけど
これで十分でしょう。
まりあと別れるならまりあをもっといやな女に描くか
途中出てきた同僚と浮気くらいさせないと。
まりあの心が揺れていたのは何度かあったけど
英介のほうはちっともだったし。

拓があんまりいいやつで、千絵がこっちと
くっつけばいいと思う後半で
最後までいいやつだった拓。

英介に、恋かどうかわからないけど
特別な気持ちがあるというのは
兄みたいな気持ちってことにしておいて
千絵はその胸のどきどきをふくらませて
拓のことそのまま好きになったらいいよ。

英介とまりあが並んでオムレツ作る様子は
お似合いとしか思えないから
もしかしたらこのさき千絵と英介が・・という
線もあるにはあったけど憧れにとどめておいて
拓にふりむいてあげて、千絵ちゃん。

向井くんのPVみたいといわれてましたが
賢太も剛も拓もみんなかっこよくて
太朗と睦子というキャラも個性的で
敵役麻生がまた独特のおもしろさで
最後まで楽しんでみられたドラマでした。



山手英介  向井 理 
大楠千絵  瀧本美織 
橘まりあ  国仲涼子 
住吉賢太  塚本高史 
平塚 拓  三浦翔平 
藤沢 剛  川畑要(CHEMISTRY)
白山祐希  鈴木砂羽 
海老名睦子 片桐はいり
和泉佳奈  宮地真緒
柏木一平  石黒英雄
東 則夫  田山涼成 
戸塚 杏  林丹丹 
高木奈々  山下リオ 
大楠佐助  佐藤勝利(SEXY ZONE)
大楠義明  橋本じゅん
山手華子  片平なぎさ 
山手太朗  大杉漣 
麻生時男  稲垣吾郎








2012.03.21 Wednesday 09:19 | comments(0) | trackbacks(4) | 
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