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クレオパトラな女たち 第2話

第2話



接着剤で瞼をくっつけてしまった8歳の少女を抱えた母親と
遭遇した峯太郎(佐藤隆太)は、クリニックへ親子を案内し
すばやく処置。幼い少女が二重手術を願っている現実に驚く。
そんな中、マリの乳房再建手術に立会い技術に感銘を
受ける峯太郎。裕にいい仕事をしたとメールで報告。
しかし、手術を受けた景子(銀粉蝶)の話し相手をしているうち、
峯太郎は哀しい過去を思い起し、それが原因で
看護師の葵と激しく衝突してしまう。




まぶたを二重にしたいと言い出す子どもが
接着剤で目をくっつけてしまい(!)
いっそ二重にしてやってくれと頼む母親。

「おかあさん目を二重にすることよりも

 お子さんが 自分に自信を持って
 
 生きられるように教育することのほうが

 重要ではないでしょうか」

という峯太郎の言葉にも

「先生 子供いないでしょ。

 子供は 正論通りには行かないんですよ。

 私から生まれたけど

 私とは全然違う異物なんですから。」

という母親。

「あなたは 自分のお子さんを異物だと言うんですか?」

「先生じゃ 話にならないわ!

 二重にしない限りあの子は 納得しないのよ!」

そういう問題じゃない。
この母親、わけわからないと思っていたら
接着剤をはがすだけで5万もするのかと
クレームをつけだして・・・
保険診療じゃなく自費になるって
ナースがちゃんと言ったのに

「先生が すぐに剥がさないと危ないって言うから

 ここに私達を連れて来たのよね?

 こんな所に連れ込んで 

 これじゃ まるで ぼったくりバーみたいじゃないの!

 おかしいでしょ!?

 あんな簡単な処置に5万円も取るなんて!

 何とか もうちょっと安くならないの?」

いやいや、おかしいのはこのお母さん。
こんな人にはさっさとお引き取りいただきたいものですが
結局、峯太郎がちゃんと言わなかったからと
いうことで峯太郎が払わされることに・・。

あの母親にしてあの娘ありだな〜・・。

脂肪吸引や鼻を高くする手術はともかく
院長の芸術的な乳房再建の腕には
さすがの峯太郎も一目おいているらしい。

未知の世界なので見入ってしまいました。
大学病院はただ胸を膨らませればいいけど
ここではちゃんと乳輪と乳頭をタトゥーで作るらしく
大学病院と美容形成外科の差がばっちり。

「乳輪と乳頭がなければ

 間が抜けてると思わない?
 
 あなたもここで上手になってよね。

 乳がん再発の恐怖に怯える患者さんにとって

 乳房の再建はひと筋の希望の光になるんだから。

 そのことを胸に刻んで明日の手術に臨んでね。」

その患者さんのオペは順調にいったけど
当直で眠れない患者さん相手に話をした
峯太郎が医者にあるまじき行為を・・。

息子が7歳のときに好きな男ができて
息子を捨てて家を出たという患者さんに
自らの身の上をかさねてそりゃもう厳しい。

「乳がんになった時に 

 25年前の罰が当たったんだって思ったわ。

 はぁ〜 そんなこと考えてたら

 眠れなくなっちゃったのよ。」

「罰なんか当たってませんよ。

 ホンマさんはガンにも負けなかったし

 胸も再建できたんです。

 自費診療の贅沢なクリニックで

 乳房再建が 一番うまい湯川先生の執刀で

 150万円もかけて。」

「いい気なもんだって思うわよね先生だって。」

「そうですね。

 ホンマさんは…すごく強いです。」

「でもね先生 私ねガンになってから
 
 息子のことを思い出してならないの。

 7歳の時の顔しか知らないのに

 夢の中では 大人になってるのよ。

 私が捨てたことでグレてないかとか

 散々 心配したんだけど心配するのも

 ずうずうしいと思ってある時から 考えるのをやめたの。

 でも また最近…。」

「息子さんは 大丈夫ですよ。

 おかあさんなんか いなくたって

 ちゃんと大きくなってます。」


「そうだといいけど。」

「自分を捨てた女になんか

 会いたいと思ったこと

 ないと思いますよ。」


「先生 何か怒ってる?」

「別に怒ってませんけど。」

絶対怒ってる。

「僕もそうだから 分かるんです。

 2歳の時 僕の母も男をつくって出て行きました。

 それから 父の手ひとつで育てられたんです。

 フッ… 驚きました。

 子供を捨てる母親って普通にいるんですね。

 どこにでも。

 幼稚園の時の通園バッグとか雑巾だとか…。

 運動会のお揃いのハチマキだとか

 作ってくれる人いませんでしたし

 母親がいないと困ること

 情けないこと いっぱいありました。

 だけど まぁ 何とか大人になりましたから

 息子さんも 大丈夫ですよ。」

「ねぇ 先生…。

 おかあさんのこと もう許してる?」

「許してません。

 一生 許すことは ないと思います。

 女も信じません。

 恋人を持ったこともないです。

 女の人を信用できませんから。」


「それは…おかあさんのせいで

 誰も愛せないってこと?」

「そうです。

 父は 僕が医者になったら

 気が抜けちゃったみたいに変な女に引っかかって

 すっごい借金つくって連帯保証人の僕が

 今その借金 返してるんです。

 だから 誰も許してません。」

「でも 人生は続いて行くでしょ。」

「母も父も 僕を捨て 借金3000万あって

 時々 死にたくなりますけど。

 そんな勇気もないですし

 寝て起きて働いてやってくしかないんです。

 そんな まっとうさに自分でも あきれます。」

「ごめんなさい。

 何か 余計なこと思い出させてしまって。」

「こちらこそ…。

 お話し相手になろうと思ったのに

 こんなことになっちゃってすいません。

 睡眠剤 もう一度 出しましょう。」

術後の患者さんに言うべき事じゃない。
本当に大人げない。

話をきいていた葵から
ホンマさんが睡眠剤 飲まないと言われても

「ひと晩 寝なくても死にゃあしないからいいよ。」

と冷たい物言い。
大人げなさすぎる。

そのあと葵から

「私が自分の顔と陰気な性格に苦しめられて

 来たように先生も

 おかあさんに苦しめられて来たのね。」

と言われても

「よかったね 君は。

 簡単に変えられる 顔の問題で。」

とひねくれまくっている峯太郎。

「先生も 顔 変えたら心も変わるわよ。

 服 変えたのも そのためでしょ?」

「君の頭の中には その理屈しかないのか?

 貧しい女だな。」


「貧しいのは 先生も同じじゃない。

 誰とでも簡単に寝るような女は貧しい!

 誰とも寝ない男も貧しいわよ。」


葵、よく言った!
ただビッチなだけじゃなかった。

翌朝、ホンマさんをみおくるときに

「先生 おかあさんに会えるといいわね。」

と言ってくれて・・気分を害しても
いいくらいなのにそこはやはり
人生経験の差かな。
がんも克服した方からみたら
峯太郎なんてほんとうに子どもに
みえるだろうし。

そして出入り業者の富坂。
女好きにみえたのになにこの思わせぶりな
峯太郎へのモーション。
そして情報ツウ。

「あそこのクリニック疲れません?

 『BSC』ですよ ホント男同士だとホッとします。

 先生は 彼女とかいないんですか?」

「何で みんな 同じことしか聞かないんですかね?」

「ナースのアオちゃん

  あれやめといたほうが いいですよ。」

「あり得ません。」

「あのコは 誰とでも寝ますから。

 まぁ 僕も一度 寝てるんですけどね。

 一度 寝るのは 挨拶みたいなもんだから

 いいですけどあのコと 二度 寝る奴はバカですね。

 先生は 女に興味ないんですか?

 ゲイですか?」

「違います。」

「まぁ お医者さんには多いですからね ゲイ。」

「僕は違います。」

「でも 男の人と住んでますよね?

 父親の借金 背負って

  『BSC』で働くことになったんでしょ?

 先生の母校の『東和医科大』にも

 うちの会社 入ってますからね。」

「そんな噂話に付き合ってられません。」

「噂話じゃありませんよ情報収集です。

 日本は国も会社も 情報収集が苦手だからダメなんです。

 情報を制する者が 世界を制す。

 そんなことは常識でしょう。

 僕は 先生を仲間だと思ってるから

 この情報を提供してるんです。

 『BSC』で働くなら僕みたいな味方が必要ですよ。」

院長は彼氏アリ。

「院長は独身ですけど男がいます。
 
 自称 作曲家。

 マイナーなミュージカルの曲を

 時々 書いてるらしいですけど
 
 まぁ いわゆる ヒモですね。」

「ヒモ…。」

「先生 マッサージ行きます?

 赤坂に うまいマッサージ屋あるんですよ。」

「結構です!」

「おごりますよ〜。

 お金のことなら気にしないでください。

 『メディエット』ってウチの親父の会社なんで

 割と 接待交際費は自由といいますか ええ。

 あっ でも 『BSC』のみんなには黙っててくださいよ。

 女達は ずうずうしいですから。」

これでますます男も信じられなくなるんじゃ・・。

睦先生の姑は表向き、いい顔してますが
孫には睦は医者じゃないと言ってるそうで
美容形成外科は医者扱いしてないってことか。
嫁姑の微妙な空気にはさまれる子どもも気の毒。

峯太郎大好きの黒崎との場面を
今回もピックアップ。

朝の出勤風景

「 ねぇ 白衣の下ってワイシャツに

 ネクタイが決まりなの?」

「大学病院じゃ そうだったけど

 今のとこは ずっとオペ着。」

「ふ〜ん。それなら 通勤くらい

 もうちょっとラフでもいいのに。」

「外科医は服じゃ ない…。腕だ。」

「分かってんじゃん。

 そういう生き方って楽しくないよね〜。」

「ほっといてくれよ。」

私服をすすめる黒崎。

「ねぇねぇ どう?

 似合うと思うけど。」

「いや お前なら似合うだろ。」

「服が変われば 気分も変わるよ。」

「それ 皮肉?

 顔が変われば 生き方も変わるって

 ナースが言うんだよ。

 目と鼻 思いっきりいじってるナースが。」

「あっそ イヤならいいや。」

「何で 気分変えなきゃいけないんだよ 俺が。

 何か言われそうだな 女どもに。」

「いいんじゃない?言わせておけば。」

「じゃ。じゃあね 峯太 気をつけてね。」

スーツから私服にすることに成功。


クリニックでのことを愚痴る峯太郎。

「女って 何なんだろ?

 保育園の子供が化粧したがったり

 8歳の子供が二重にしたがったり…。

 院長の乳房再建には 志がある。

 だけどまぶたの接着剤 剥がしただけで

 5万円も取るクリニックは おかしい。

 それを俺に払わせる市井先生も おかしい。

 腹の脂肪を取るだけで

 80万円も払う女も おかしい!」

「ねぇ 5万円 何で 峯太が払うの?」

「もうね 説明するのも不愉快だ。」

「じゃあ 喋んなよ。」

「5万円は俺の給料から天引きされる。

 だから 今月の返済額が減る!」

「家には入れなくていいよ。」

「ダメだ! 俺はヒモじゃ ない!」

「ハハハ…!」

「あっ?」

「女々しいよね 峯太って。」

「女々しい?」

「うん。」

「女々しいって 「女女しい」って書くんだぞ。」

「女女しいよ。」

「お前はゲイかもしれないが俺はゲイじゃ ない。」

「だけど 女が嫌いなんだよ。」

「じゃあ ゲイになれば?」

「ならない! 女々しくもない!

 俺は そこは理解してるつもりで世話になってんだよ。

 それで いいだろ?」

「いいよ。

 ねぇ 今度 休み いつ?工場 見に行こうよ。」

「いいよ 十分だよ これで。」

「千葉のスチールアリーナを見せたいの。

 あそこには 静かに規則正しく動く
 
 生き物の美しさがある。

 鉄の塊でも 命を感じる。

 つまんない日常なんてフワって遠くに飛んでくから。

 病んだ心も癒やされるよ〜。」

「俺は病んでない まっとうだ!

 だから あのクリニックで働きづらいんだよ。」

「はい はい はい。

 明日の服 準備しよ。」

だだこねる峯太郎が子どもにみえる・・。

黒崎の母からの荷物がついたあとの会話。

「高山のお袋さんだ。」

「うん。勝手に送って来んなって

 いっつも言ってんだけど

 人の話 聞かないんだよなぁ。」

「ふ〜ん。おっ! いいじゃん 5本指。」

「フフっ はく?」

「えっ いいの?」

「いいよ。」

「アハハ! じゃあ 貰っちゃおう。

 あっ まだあった。お〜 やった。」

「うわ〜。」

「自家製か。」

「うん。家の庭にね ビワの木があるから。

 ただ すっごい まずいよ。」

「母親って こういうもんなんだな。

 あっ! この 柿ようかんは

 クリニックのおやつに貰って行こ。」

「誰も喜ばないと思うよ。

 峯太さおかあさんに会う気ないの?」

「ない。」

「会って話してみたら少しは楽になると思うけど…。」

「今 会っても俺が生きた時間は 取り戻せない。

 誰にでもいた母親が決定的に欠落してた時間は

 もう永遠に埋められない。

 たとえ母親に会ったとしても。」

「でも この前おかあさんの写真 見てたよね?

 それは 欠落した時間を埋めるってことじゃないの?」

「埋められないものは埋められない。」

「でも何で 写真を見るのかは自分でも よく分からない。

 そっか そうだよな…。

 答えられないような質問すんなよ。」

「ごめん…。」

「ようかん食う?」

「フッ…。フッ… あげる。」

母親のことはあいかわらずもやもやしたまま
ながらも、なごみタイム。




8歳の女の子でも整形したいと思う現状、
見た目でいじめられていたのが整形したら
人生変わって明るく生きられるようになった葵、
治療で失った乳房をもとのようにしたいという女心
・・美容形成外科にまつわるあれこれも

知らない世界なので興味深くみています。
母親に捨てられたトラウマをいまだ克服できず
女嫌いだという峯太郎は
じゃあ男にいけばいいのにと思ったら、
父親がダメダメだったため男もダメで人間不信で
(でも男手ひとつで医大まで出させてくれた父が
 多少気がぬけちゃっても大目にみてあげればいいのに。)
それを黒崎の無償の愛が救えるのか、
クリニックのみんなとのかかわりでかわっていくのか、
そのへんも注目したいと思います。



岸峯太郎 佐藤隆太
市井 睦   稲森いずみ
湯川マリ   余喜美子
岸谷 葵   北乃きい
黒崎 裕   綾野 剛
富坂昇治   三浦翔平
岸慎太郎   山崎 一

星田美羽   芦名星
村松 春    宮地雅子
土井珠子    いせゆみこ
中尾志野    奥田恵梨華
佐藤彩香   杉本有美
田淵もえ    小篠恵






2012.04.26 Thursday 08:33 | comments(0) | trackbacks(4) | 
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