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クレオパトラな女たち 第4話

第4話



今回のメイン手術は植毛手術。
患者は睦(稲森いずみ)の夫(宇納佑)の上司。
順調に段取りを進めていた睦。
しかし植毛手術の当日、行けないと言っていたはずの
夫が手術室に現れると同時に混乱し始め、
一時手術は中断してしまう。




あいかわらず峯太郎は
クリニックの仕事に納得いってない。

「大学病院にいた時 

 事故でメチャメチャになった顔を元に戻したり

 赤ちゃんの先天奇形を治したりすると心から感謝された。

 それが 俺の生きがいだったのに今は むなしい。」

「でも 今でも キレイになった患者から

 感謝されるでしょ?」

「でも それって

やっぱり切実じゃ ない!

 やらなくてもいい手術をやってんだから。
 
 俺が大学でやってた手術は

 人間が生きて行くために

 必要な手術だったんだ。」


こんな峯先生が、きれいになりたいという
そのうち患者の気持ちを理解して
美容形成への考えもかわっていくのでしょうか。

しょっぱなは美人の患者。

「あの 私 小さい時から ずっと

 「キレイ キレイ」って言われて

 育って来てるんですけど 

 会社に入ったら キレイで困ることが

  すごく多いんです。」


「例えば「キレイだね」って言われて

 「ありがとうございます」って答えると

 「いい気になってる」って言われるし

 「そんなことないですよ」って謙遜すると

 「ホントはキレイだと思ってるくせに」って

言われるし。

  ホントに困っちゃうんです。

  ほら この看護師さんだって

  もう私に 敵意を抱いてるでしょ?」

などと、あとでランチの時間に
強烈にこきおろされてもしょうがないくらいの言い草。
本当に困って切実・・ってかんじが
伝わってこないし。

「その女 思いっきり

 ブサイクにしてやればいいわよ!」


と言われてますが気持ちはわかる。
峯太郎は院長に相談してからと
判事は先送りし、院長の答えはノー。

「うちは 基本的には 

 キレイな顔を崩すような手術はしません。

 美しい顔を生かして生きられない人は

 どんな顔にしても

 それを生かして生きることはできないわ。

 そういう患者様は 私達が

 どんなに一生懸命やっても

 満足することはありません。

 それは 私の経験的直感です。」


さすが院長、いいこと言う!

胸板が厚くてがっつりした筋肉質で
男らしい男の人になりたいという男性も
同じく御断り。
骨格が違うのでご希望通りにはいかないし
整形でそういう体格になるのは無理。

星田先生は院長からお見合いをすすめられました。
相手は西東京大学 第一外科の講師で間もなく准教授。
富阪情報でも肝移植の星となかなか。
だけど星田先生がいまいち乗り気じゃないのは
相手が40歳で一回りも年上なうえ
頭髪が・・ややうすい・・・。

このごろ焦ってばかりで痛いと言われている
星田先生は、富阪によると
峯先生にポジションを奪われる焦りからだと
意外と的確。

「院長と市井先生は大先輩だし

 今まで星田先生にライバルは いなかったんです。

 だから 安心してここで働けたのに

 突然 同世代の峯先生がやって来て

 不安になって来た…って とこじゃないかな。」

本当によくみてるなあ。

そして睦先生の夫の上司の植毛手術。

植毛手術なんてみる機会がないので
興味津々でみてました。

後頭部の毛をおでこに移植。
こんなふうにするんだ・・。

その道の権威佐伯教授によると

「生え際に

執刀医のセンスが出るんだな。

 一直線じゃダメなんだよ。

 リアス式海岸みたいな生え際でないと。」


リアス式w

好きな女ができたから地毛を
かきあげたりとかしたいらしく
植毛手術にうきうき。

待ち時間に

ヘアカタログみてにこにこしてたり

発言がいちいち
浮かれてて本当に楽しそう。

「この頃ね 
 
 風に髪がなびく夢 見るんですよ

 フフフ。」


「まだまだ 時間かかりますから焦らないでください。」

「いや スタートしただけで嬉しいです。

 夢のようですよ。

 ドリーム カム トゥルーハハハ!」


「ドリーム カム トゥルーというなら

 来年のおたくの大学の医学部長選

 梶原先生が最有力候補らしいじゃないですか。」

「いやいや… 私はね

 現場に立ってたいタイプなのでね

 医学部長なんかなりたくありませんよ。

 それより 風に吹かれる髪を

 持っていたほうが どれだけ幸せか ハハっ」


そんなものか。

順調にオペがすすんでいたのに
睦先生の夫があらわれたとたん
睦先生が動揺。

「町場のクリニックですので心配で 心配で。」

という言葉に、つい手にもっていた
大事な髪をなげつけようと・・??

ケースはキャッチしたものの

大事な毛が3本も

床に落ちてしまいました。


「無駄にしたんだね。

 僕の大事な毛を。」


梶原教授にしたら笑えないところだけど
笑ってしまった!!

家では居場所がなく
夫の3倍の収入があるのに
美容形成外科医は医者と認めてもらえない
睦先生、なぜそこまで夫に気をつかうのか
わからないくらい気をつかってますが
ストレスもたまりまくってもはや限界が近い。
院長と電話していても夫によばれると
びくびくしてさっさと切って夫のもとへ。

「何で 旦那にあんなに 気ぃ使うんだろ?」

「マリちゃんと 全然違うね。」

「私には旦那は いないもの。

 私さ 女性に自信を持って

 生き生き生きてもらいたいと思って

 あのクリニックやってるのよ。

 それなのにそこのナンバーワンが

 あんなにオドオド 旦那に気ぃ使うなんて

  おかしくない?
 
 日本の男は 間違ってる。

 意味なく威張ってる!」

「それってさ 男だけの問題かな?」

「確かに むっちゃんは旦那を甘やかし過ぎなのよ。

 どうせ 男と女としては終わってるんだから

 ビビることないのにね。」

「終わってんの? 睦先生んとこ。」

「男と女は 一緒に暮らせば3年で飽きるのよ。」

「そうなの?」

「むっちゃんも 旦那もとっくに飽きてるのに

 子供への責任でくっついてるから お互いに息苦しいのよ。
 
 何もかも捨てちゃえばスッキリするし

 ますます腕も上がるのにねむっちゃんも 旦那も。」

「それ 子供どうすんだよ?」

「知らないわよ そんなこと。」

だから院長は恋人とは別居。

3年ごとに相手かえてらたいへんなことになるので
家族制度があるのかもねえ・・。

睦先生の夫はヴェネチアでの学会に
いっしょにいこうと母をさそい
子どもも学校を休ませてつれていくのに
睦先生はおいてきぼり・・。
妻も母親ももういらないかのようない仕打ち。

星田先生は写真と履歴書だけで
お見合いを断らてしまいショックな様子。

「理由を教えてください。

 理由を聞かないと納得できません。」

「そう?じゃあ 言っちゃうけど

 25歳以下じゃないと嫌だって言うのよ。

 自分は もう40歳なのに 

 相手の人は25歳以下じゃないと嫌なんですって。

 そんな条件最初から言うべきよね。」

「それだけでしょうか?」

「それとモデルのように スラっと背の高い人は

 苦手なんですって。

 ポチャっとした小柄な人がお好みらしいわ。」

あとのは誉められてるようなもんだからいいけど
年齢は・・・・。
たしかにヒドイ。

家に帰っても誰もいない睦先生を囲んで
焼き肉にいくことになり
峯先生も誘われました。

スーパーで峯太郎のために買い物してた
黒崎がかごに入れてた肉を戻すあたりが
切ない・・。

焼き肉をたべながら
葵が研修医の彼氏ののろけ話。

「彼 私のためにお金は惜しみませんからね。」

「ヒロ君 見てると

 愛は お金なんだなって分かるんです。」

「背も低いし顔も今イチなんですけど

 好きになったら どんな顔でも素敵に見えるんだなって

 私生まれて初めて分かったんです。」

「背も低くて 顔も今イチなの?」

「でも愛してるの。」

親ともすでにあったそうで・・・。

いろいろつらい過去だったらしいから
幸せになってほしいけど
整形したこととかがばれて破局とか
いうのはやめてあげてほしいな。

家にもどると峯太郎の父がきていました。
峯太郎、父には本当にきつい。

「ここは裕の家で 俺ん家じゃないんだから

 勝手に来んなよ。

 用事だったら 電話でいいだろ。」

「実は さなみがね…籍 入れたいって言い出してね。」

「だから何だよ?」

「いや お前のお母さんとはねまだ 籍が抜けてないんだよ。

 居場所も分からないからそのままにしといたんだけどね

 この際 失踪届も出して離婚してさい…

 さい… 再婚…再婚なんか…。」

「勝手にしろよ! 帰ってくれ!」

この父親もホント無神経というか
何も考えてないというか
息子に借金背負わせて
再婚も何もないでしょう。
峯太郎が怒るのももっともです。

そのとき、よっぱらった睦先生から

「今すぐ来い!」

という電話。

黒崎といっしょにクリニックにいってみると
睦先生が酔ってあえていました。

「いらない いらない!もう みんな いらない!

 夫も 息子も…。」

「息子さんも いらないんですか?」

こんな場面でもそこに反応する峯太郎。

「うん。」

「それは ないんじゃないですか?

 先生は 息子さんにとって
 
 この世に ただ一人の

 大切なお母さんなんですよ。」


「どうかな?

 夫の母親が いればいいのよ 息子は。」

「そんなはずないですよ。

 お母さんが いなくていい子なんか

 いないんです!」


「うっせぇ! 黙れ! 水。

 夫は 教授になるために

 稼ぎのいい女房が必要だっただけ。

 私のことなんか 好きでも…。

 …ないし 愛してもないわ。」

「いや だって 市井先生は恋愛結婚だったんじゃ…。」

「愛は お金なら夫は私のために1円も使わないわ。

 私は愛されてない。

 お金を運んでるのは私だけ。

 『市井先生みたいに なりたい』なんてみんな バカ。

 みんな ウソ。

 幸せなんか み〜んな ウソ!

 み〜んな ウソ フフっ。」

「み〜んな ウソかもしれないし

 バカかもしれませんけど

 息子さんだけは捨てないでください。」


峯太郎もゆずらないなあ・・。
母に捨てられたトラウマを
ずっとかかえたまま
大人になれていない。
これを克服しないと
相手が男だろうが女だろうが
恋愛は難しそうです。

「捨てたい!

 もう嫌〜!

 嫌〜!」

酔っぱらいの睦先生を介抱する
峯太郎をみて、いたたまれずに
かえってしまう黒崎。

酔っ払いの相手はきりあげて
ちょっとでも寝たほうがいいよというメールに
「今帰る」と返信したのに
結局、そのまま寝てしまった峯太郎・・。

翌朝、いつもどおりの睦先生に
起こされました。
あたりもきれいに片付いていて
あれは夢?と思わずつぶやいてしまうくらいだけど
夢じゃなく、ポケットには睦先生が投げ捨てた
結婚指輪・・・。

睦先生、本当になんであそこまで
我慢してるんだろう。
みんなからは羨ましがられる生活が
実は違うといいたくないだけ?
息子かわいさ?
金銭的には別れても痛くもかゆくもないけど。


今回の峯太郎&黒崎ピックアップ。

黒崎、優秀らしくもっといい職場への
ひきもあるようですが断ったそうです。

「適度に自分の時間を大切にしたかったからかな。

 この前も知事本局への

 異動を打診されたけど 断っちゃった。」

「知事本局 カッコいいじゃん。」

「でも そこに行ったら24時間体制だし。」

「やりがい ありそうだけどなぁ。」

「まぁ 俺は普通の男と違うし

 縛りの強い所では生きづらいんだ。

 生きるために仕事はするし

 都民のために 労は惜しまないけど

 やりがいは求めない。」

「俺は やりがいがないとダメだな〜。」

「あと 24時間体制じゃ

 峯太と一緒にいられないもん。」


ある日の夜。

「俺 明日 休みだから浮島の工場 行って来るね。」

「うん…。」

「今度 一緒に行けたらいいなぁ。

 峯太の休みが 早めに分かれば

 有休も とれるんだけどな。」

「うん…。」

「何 考えてんの?」

「いや… クリニックの女達が

 みんな 結婚の話ばっかりしてるんだけど

 何で人は みんな 結婚したいんだろうって考えてたんだ。」

「子孫繁栄のための本能だから それ。」

「そうだけど将来 教授になるとか

 顔がどうだとか そんなことばっかり言ってんだよ。」

「まぁ メスが いい条件のオスを

 選ぼうとするのは当然でしょ。」

「嫌だなぁ そのメスの したたかさ。」

「そういうメスの したたかさを

 手玉にとるDNAがあるんだよ 普通の男には。

 まぁ それ 俺にも峯太にも ないんだけど。」

「ホントだよな。

 変わってんだな 俺達。」

「フフっ。」

「あっ でも俺 違うから。」

「分かってるよ。

 口に出して言うなよ 下品だな。」


黒崎、部屋の戸をしめてしまいました。

「すいません…。」

黒崎の好意を知ってるくせに
やっぱり無神経。

スーパーでのシーンとか
クリニックからさきにかえってしまうところとか
表情に切なさ全開でした。

いまいち男性の夢をこわしそうな
女性陣の本音ばかりの中で
この人だけが純愛にみえる・・!
黒崎の幸せを祈るよ。



岸峯太郎 佐藤隆太
市井 睦   稲森いずみ
湯川マリ   余喜美子
岸谷 葵   北乃きい
黒崎 裕   綾野 剛
富坂昇治   三浦翔平
岸慎太郎   山崎 一

星田美羽   芦名星
村松 春    宮地雅子
土井珠子    いせゆみこ
中尾志野    奥田恵梨華
佐藤彩香   杉本有美
田淵もえ    小篠恵






2012.05.10 Thursday 08:47 | comments(0) | trackbacks(1) | 
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クレオパトラな女たち #04
『魔法の植毛手術』
| ぐ〜たらにっき | 2012/05/10 11:19 AM |