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夏雪ランデブー 第2話

第2話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


まだ篤が生きているときに六花と並んで歩く姿。

「幼い頃出した高熱がきっかけで

 僕の右耳は少し遠かった。

 だから彼女は 基本 僕の左側を歩いた。

 それは暗黙の特等席で―。」


この間葉月とラーメンを食べてから
もう1週間になることに気付いた六花。
告白もされたのに

『んなこといっといて なんにもおこらない。

 なんだったんだ あれは。』

お店では普通の態度。

お客さんからマツヨイグサのブーケをつくってほしいと
たのまれました。

『でも これの花言葉・・

 『移り気・気まぐれ』

 いいのかな。

 葉月くんのも マツヨイグサかな』


葉月も頭の中ではいろいろ考えているのに
まったく行動を起こさない。

『結局 店長の誕生日は

 ミホさんと交代しながら店番して終わった。

 俺の浅知恵では 店長に

 誕生日プレゼントをあげて

 喜んでもらうもんなんて

 さっぱりわかんなくて

 閉店後 その日のバイト代で

 でっかいッカバラの鉢を買って買った。

 店に貢献してみることしか

 思いつかんかった。

 店長が喜ぶことがわかったら

 なんだってしたいのに。』


煙草を吸いながらため息をついていると
篤があらわれました。

「葉月くんてさ 相当チキンじゃない?」

「いやいや。行く手を阻む誰かのせいでしょ。」

「何が?」

「ここしばらく あんた 最悪だったよね。」

「はあ いらつくなあ そういうの。

 俺と店長が話してると

 必ずやるあれ 何?」

六花ちゃんの後ろで変な顔をしてみせる篤。

「顔芸?失笑もんなんすけど。

 店長には いろいろ 澄ましたこと

 言ってたみてえだけど

 実際は 粘着質な うぜぇ旦那。」

「言いすぎだよ!」

「いや そうでもないね。」

「普通だよ。」

「どこが?」

「結局 行動が最低なのは そっちじゃん。

 店長のそばに行こうとすると

 しれっと あんたの後頭部が現れて

 その繰り返し。

 戦意喪失もするわ。

 女房泣かせたあんたに 

 邪魔する筋合いないと思うよ。」


「そのとおりだね。
 
 でも 人生なんて

 うまくいかないもんさ。

 僕が言うと凄みがあるだろ。」


「つーか 真実味はある。」

「今になって思うんだ。

 置き去りにした方と された方

 どっちのが苦しいと思う?」


六花の回想。

『一生分 泣いたと思った。

 先が真っ暗で

 何から手をつけていいのか

 わからないくらい混乱して・・

 でもあの人は 

お通夜で生き返ることはなかったし

 今は骨。
 
 忙しさに追われて こんにち・・。

 どうして 私なんだろう。

 筈気くんって たしか だいぶ若かったはず。

 モテそうなのに』


店に戻った葉月が六花に話しかけると
六花のめかくしをする篤。

『懲りねえ男・・。』

「あ・・あの 今日 店終わったら

 どっか 飯いきませんか?」

「ああ 飯・・。」

『こっち見ない。照れかな。』

『ここから店長をつれだせば

 こっちのもんだ。』

「いいよ。」

という返事に二人で「えっ?」

そしてお店がおわったあと二人ででかけることに。

「こないだの話 考えてくれましたか?」

「考えてる。すごく考えたよ。」

「まじすか?」

「葉月くんこそ ちゃんと考えてる?」

「そりゃあ・・。」

「だって バツイチじゃない。

 私選ぶメリットなんてあるのかな」

「そういう 利害だけで決められたら 楽なんすかねえ?」

「楽でしょうよよ。」

「そうですか?」

「そうよ。」

「じゃあ 俺とつきあうと メリットだらけですよ。」

「じゃあって。」

「そうでしょう。」

「そうかな。」

「まあいいや。」

楽しく話しながらいってしまう二人を
ベランダからみおくる篤。

『六花ちゃんの右側は

 僕の定位置だったのに

 この現在地・・。

 ざまあねえな。』


過去の回想。病院で亡くなった時のこと。

「ねえ 六花ちゃん。

  僕 ずっと幸せだっ。

  大好きな女の子と幸せになれて。」


「やだ・・やだ・・。

 やだ・・いかないで。お願いそばにいて。

 一人にしないで。」


その六花をやさしくささえる霊になった篤。

「人生のおしまいに

 ふたりきりでいられて。

 あの時 呼び止めてくれたから

 僕 もう どこにも行かないって

 決めたんだ。」


六花と葉月はふたりで餃子をたべてました。
ニンニクのにおいをきにする葉月。

『なんでよりによって・・。うわっ  口くせぇかも。』

『そういや 右の肩が 少し くすぐったい感じ。

 こうして男の人と並んで座るとか

 久しくしてこなかったんだなあ』

帰り道。

『懐かしいなあ。

 私 こうやってぼんやりしてたら

 そのうち 葉月くんと

 セックスしたりすんのかな。

 現金なもんで  先週まで 色恋なんて

 もう死ぬまで 縁がないとか思ってたのに。

 恥ずかしいな・・。

 私 少し のぼせてる。』


葉月の手にふれ キスする六花。

でも

「やっぱ くさいね。」

とはなれると

「また明日。」

とかえってしまいました。

「ちょ・・ちょっと待ってください!」

「今 ついてきたら絶交!」

「えー・・。」

帰宅した六花にまとわりついて
顔をのぞきこむ篤。

チャイムがなって一瞬ドキッとしますが
宅配便でした。

でも階段の下には葉月!

家にあがった葉月。

「絶交って言ったのに。」

「いくらなんでも それはないかなって思って。」

「そうだね。ごめんね。

 恥ずかしいことして。」

「はっきり言って ああいうことされると

 舞い上がりますよ。

 そりゃね こっちはそういうつもりですから。

 今だって こうやって あっさり

 部屋にあげられたりすると期待するんですよ。

 そういうつもりなんで 初めから。

 で 店長。

 ニンニク臭いぐらいじゃ 

 俺は 引く気はありません。」

と六花を押し倒しました。

が、そのからだの上にすっぽりと篤が・・。

『あっ・・店長 目を閉じた。』

なのに見えるのは篤の顔。

『うざい・・。どけよ 音量!

 もうやめとけよ。

 無様すぎんだろ!』


「誰にも渡さない。」

「はっ。ついに本音がでた。

 ぜってぇ忘れさせてやる。

 哀れな旦那のことなんて。」


と篤に言ったのに
その言葉に怒っておきあがり
頬を両手でパチン!!

いいムードだったのに
帰れといわんばかりに玄関に立つ六花。

『くっそー!
 
 こいつに言ったつもりだったのに。』

「店長 すいませんでした。」

顔をそらす六花。

「あっ。そういうのって。」

「何?いいから帰ってよ。」

玄関の壁に手をつき壁ドン状態で
耳に口をよせささやく葉月。

「そんないかつい眉間しないで。」

篤がみにいくと六花が頬を染めていて
篤ににらみをきかす葉月。

だけど顔を手でおしのけられ
無理やりドアの外にだされました。

「えっ?ええと あの 好きです。」

 ってって なんで?」

「ついでみたいな言い方しないで。

 帰って。」


『いい年して いったりきたりか。

 みっともないなあ 私・・。』


葉月をおいだしたあと落ち込む六花。

結局ひとりさびしく帰る葉月。

『生まれて初めて 

 他人に軽く殺意を覚えたが

 相手はとっくに生身じゃないとか・・』


「僕は六花ちゃんを幸せにしたい。

 誰にも渡さない。」

といっていた篤。

『どーすりゃいいのよ。』

葉月の履歴書をみている六花。

『うわー。8こも年下でやんの。

 かわいいことするんだもの。
 
 流されるところだった。

 あぶない』

「はあ〜・・。」


『たぶん すごく久しぶり。

 六花ちゃんがため息つくなんて。

 僕が入院してからは

 疲れた顔 見せなくなったから。』


回想。
病院にお見舞いにきて

「お店は大丈夫」と話す六花。

「さっき 先生がきてさ

 やっぱり 子供は無理なんだって。

 昔の放射線治療もあって。」

「うん。」

「それでというわけでもないんだけど

 これ。 姉さんに頼んでとってきてもらった。

 僕のぶんのはんこも押してある。」

と離婚届を出す篤。

「へえ〜。」

「今の形にこだわる必要も

 この際ないと思うから。」

「なまでみるの初めてかも。」

とびりびり破く六花。

「私ね 島尾くんが作ったフラワーアレンジ

 世界で 一等好き。

 専門学校で あなたの作品を

 初めて見た日のこと 今でも覚えてる。

 花を花らしくいけるって

 こういうことなんだなあって思ったの。

 整いすぎてうそ臭い感じや

 奇抜さばかりが 目立つものとは違って

 あなたの目指してる様子は

 散るも枯れるも 

 その美しさを肯定してくれて

 健やかなるとき 病めるとき

 喜び 悲しみ 冨み また 貧しい時

 女房なめんなよ。

 生きてるだけで丸儲け。」


と破いた離婚届をふうっとふきました。

机につっぷして眠っている六花のそばにいる篤。

「うらめしや〜。このまま寝たらだめだって。

 風邪引くよ。ねえ。

 おーい。六花ちゃんってば。」

そして翌朝、風邪をひいてしまった六花。

「だからちゃんと布団で寝なっていったのに。

 こんな近くで

 毛布ひとつかけてやれないなんて。」


仕事に行こうとして
メールで店番だけ頼もうと
しながらふらついてそのまま倒れてしまう六花。

「おい!ちょっと

 六花ちゃん!」

その声が葉月にもきこえました。

「やだな なんか 今 怨霊の声したような・・
 
 しかも 店長の名前を・・。

 不吉な・・。」

そして店長から空メール。
そこにミホさんから電話で
ミホさんには変なメールがきたとのこと。

何かあったかなと言われいそいで向かう葉月。

「ヒーローきどりか。」

ベランダに篤がいました。

「やだな。朝から死霊が仁王立ちって。」

「いいからはやく!

 鍵は 裏手回って 奥から2番目の

 ブロンズヒメの鉢の下。」

「何姫?」

「茶色い多肉植物!」

『あの旦那がみえてんのが俺だけってことは

 この指示で動いてると

 はためには 間違いなく 不法侵入なわけで・・。』

鍵をみつけて中にはいると
六花が倒れているのを発見。

体が熱い。

「ごめんね・・島尾くん」

「寝室はそこ。手前の扉。

 薬類は 電話の横のかご。

 冷えピタ切れてたら アイスノン冷えてる。

 さっき本人 栄養ドリンク飲んでた。」

六花をかかえて寝室に運ぶ葉月。

「島尾君・・・。」

「お店は心配しないてください。」

と声をかけるけど店長がよぶのは夫の名。

「島尾くん・・ほんとに・・ごめん。」

と涙。

「泣きたいのはこっちだ。」

「泣きたいのはこっちだ。」

と思う葉月と篤。




目の前に大事な人が倒れていても
どうもしてあげれないかなしさ。
六花ちゃんを幸せにしたいって
いったってからだがないことには・・。

逝かないでといって悲しんだものの
六花ちゃんは生きてるわけで
時間がたつと悲しみも薄れてくるし
葉月みたいに積極的にこられたら
流されてしまうのもしょうがないと思うし
六花にはそもそも篤はみえてないわけだから
新しくそっちにいってもいいと思う。

だけどあんなふうに彼女との間に
はいってこられちゃ手も出せないw
しかも彼女がうわごとでよぶ名前は「島尾君・・」

うん。泣きたい気持ちわかる。
ふたりとも。





葉月涼介   中村悠一
島尾六花   大原さやか
島尾 篤    福山 潤
島尾ミホ    冬馬由美














2012.07.18 Wednesday 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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