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夏雪ランデブー 第4話

第4話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


六花を花やしきに誘った葉月。

待ち合わせは駅のほうがよくて
お昼も花やしきの中で。

そんな二人のやりとりをききながら
昔、六花といっしょに花やしきに
誘われたことを思いだす篤。

篤をつれていくんじゃなく
いっしょに行くんだという六花。

煙草を吸って一息の葉月。

「今日はずいぶんと静かじゃん。幽霊。

 明日は俺 勝負だし。

 笑わせてあげたいし。

 たまにはしおらしいこともあるんだなあ。」

作業をしている六花をじっとみつめている篤。

デートの日。
でかける六花を
ベランダから見つめる篤。

二人で電車に乗って
葉月は緊張気味だけど楽しそう。

帽子の話になりますが
まだお客としてここにかよっていたときに
六花がきれいな柄とほめてくれたものなのに
六花はすっかり忘れている様子。

『返して 俺の思い出。』

お昼を食べている店でビールをすすめられ
1つといったのに
小さい紙コップもいっしょについていて
一緒に飲んだら、というお店のおばちゃん。

篤に注いでもらって、とりあえず乾杯。

昔を思い出しながらなつかしむ六花。

『こんなんだったなあ。

 思い出してきた。』

「こんななんだ。」

「知ってて誘ったんじゃないの?」

「はじめてきました。」

入り口でふたり並んで写メ。
葉月の頬が赤い!

「けっこう 記念写真 撮る派?」

「正直 断られるかと思ってました。

 でも 来たからには 

 俺 超 意識してますから。」


「あっ・・うん。デートのつもり。」

「じゃあ・・。」

と手をつなぐふたり。

『泣きそう』と感動する葉月は

「意外と汗っかき?」

と言われてしまい、
ズボンでごしごしふきました。

『一歩 花屋を出ちまえば

 けっこういい感じなのに・・。

 あの亡霊野郎。

 なんであんな生々しいんだか。』

花やしきを歩く二人。
六花のおすすめにいくと・・お化け屋敷。

「いきなり・・ここっすか?」

「うん。夏だし。」

「もっと こう・・夢のある乗り物から

 せめていきませんか?」

「桜の怨霊だよ?」

「いや 内容じゃなくて。」

「あー もしかして 葉月くん チキン?」

「ホラーは食傷気味っつーか。」

「あっ 入り口で見た

 ドヤ顔したあひるのおまるみたいなの

 どうすか?」

「白鳥のボートっていって。」

「あぁ・・あれ 白鳥。」

だったら海賊船がいいんじゃないかと
ふたりでのって花やしきのパンフレットをみる葉月。

『ブラ坊の社・・

 結婚 良縁 花やしきの神様か。』

「あっ スカイツリーがみえるんだ。」

「そこもいきましょう。」

「混んでるよ。」

「じゃ すいたら。」

「うん。」

篤と一緒に乗ったは
スカイツリーはなかったのになと思う六花。

『変わるんだなあ』

その隣でまだパンフに熱中している葉月。

『しあわせ橋

 振り向かないで渡りきると願いが叶う。

 あれか!』

いっしょに橋にいったのに
六花が振り向いてしまい台無し。
でももう一度みてくれたので

『2回見たからリセット』

って子どもかww

『だめだ・・

 あの笑顔はどうすりゃ作れるんだ。

 手を繋いで歩いてても

 な〜んにも起こる気がしない。

 デートって言ってたよな。

 デートって 

嬉しくてウキウキするものじゃないの?』

考え込んでいるとたばこを吸いたいのかと思われ
いってきてもいいよといわれ
時間もったいないしといっても
まったく気にしない六花・・。

『少しでも一緒にいたいとか

 なんか こう・・想像と違うなあ。

 年齢の問題なのか?

 ひょっとして 花やしきは

 何度も来てるとか』

もう一本吸おうとしてやめました。

『違う 違う!いいんだよ タバコは。

 俺は押しがたりないんだ。

 行かなきゃ。』

六花はまた昔のことを思い出していました。

せっかく遊園地にきたのにアトラクションに
ほとんど乗らず、雰囲気を味わいにきてるんだ
といっていた篤。

「次行きましょう 次」

と六花の手をとって走る葉月ですが
六花は振り返ってそこにいた篤を
みていました。

「ここにいるから ふたりでいっておいで。」

『いわれなくとも おいてく所存。』

アトラクションにふたりで乗り
六花のピアスに目が行く葉月。

「とな・・隣に・・すわりんか?」

「かたむいちゃうから。」

「そっすよね。」

「っていうかりんか?」

緊張のあまり噛んでしまうとか・・。

「こんなに高かったっけ。」

「見ろ。人がゴミのようだ。」

「バルス。」

「ほろびませんよ。

 俺 長生きの家系なんす。

 年下にもメリットはあるっつーことで。」


「気にしてたんだ メリット。」

「そりゃあ。」

「いいのに。」

「俺 店長より長く生きますよ。

 悪いけど。

 青汁だって飲んでます。」


「しぶとそうだもんね。」

「粘り強いって言ってください。」

「でも やっぱり

 先のことはわからないもの。

 断言しなくていいんじゃないかな。」

「そんなことないです!」

『言い寄られるのは 楽しい。

 年甲斐もなく 舞い上がる。』

しゃがんで六花の手をにぎる葉月。

「何?」

「願掛けっす。

 ほんとは ブラ坊でやるのが正解だけど。」

「ブラ?」

「先行き見通せないのが真理なら

 店長が俺に可能性も

 あるってことですね。」

『押しの一点張り。』

「手を繋いでしゃべると

 伝わりやすいって

 誰か歌ってた気がします。」

「なんか 若さに 圧倒されるなあ。」

「隠居ぶるのは なしですよ。
 
 俺 このごつごつの手が好きで」

と手に口づけしようとするのを
あわてて手をひきあげてと拒む六花。

「ちょっと。」

「働き者の手。

 ひなたのにおいがする。」

「葉月くん。」

六花の指を口にいれる葉月。

「そういうの ずるい!困る。」

「でも 嫌じゃない?」

「どうして 今日 そんな強気なの?」

『幽霊がいないから』

「ねえ。」

「こうして しゃべると
 
 伝わりやすいっての ほんとでした。

 文字通り 手にとるようにわかる。」

『あいつがいないうちに 手を打ちたい。』

「店長は俺のこと・・。」


「空の旅 おつかれさまでした。」

いいところでアトラクションは終了。

「もう一回。」

「この中 夏は暑いよ。」

「いい旅の途中でしょ?」

「夏は 納涼に限る。

 お化けんとこ行こ。」

「あんな人おどかすだけが取り柄みたいな連中。

 あいたくないっすよ 俺。」

「あの中 涼しいじゃん。

 葉月くん 入らないなら

 一人で行く。」

「ええ〜。」

「どうするの?私 行くよ。」

「いいっすよ。

 俺 ここで待ってます。」

『わりと頑固。』

「ひとりでどうぞ。」

だけどついてきた葉月。

「一瞬の躊躇もなく おいてくとは。」

「なんで?」

「あのまま外で待ってるとか

 カッコつかなさすぎるえでしょ。」

「でも 旦那は終始そんなかんじの人だったよ。

 回るのも 高いのも

 速いのもダメで。」

「それ 遊園地にこなくてよくないですか?」

「ねっ。」

「葉月君。」

「はい。」

「ここに誘ってくれたのって

 ミホさんから何か聞いたから?」

「ああ・・はい。」

「急に 3人でとか言うから・・・

 やっぱそれでなのか。」

「意地悪でしたかね?」

「どうかな。関係ないけどね。

 思い出は上書きしても

 消えてしまうわけじゃないし。

 めそめそしてても

 しょうがないしさ。」


『とか言ってるそばから 

 その顔はないわ。

 せっかく結婚できたのに

 若いこの人

 残してかなきゃならなかった・・

 幽霊に 今さら同情してきた。

 店長の涙は みぞおちにくるなあ』


出口で待つ篤の姿を思い出し
ハッとする六花。

外へでてかき氷を食べることに。
目をハンカチで覆っている六花。

「ごめんね。」

「なんであやまんの?」

「やっぱり 私 まだ 島尾くんのことが・・。」

『知ってる。』

「今さらそんなことだけ言われても

 引き下がれませんよ。」

『ただの自惚れだとしても』

「どっちか選べなんて

 思ってません。

「でも 今 葉月くんが

 私を選んでくれてるのはわかる。」

「そうですよ。

 俺は 前から主張してるとおりです。」

『バイトするずっと前から

 気持ち悪いぐらい 店 通ったんだ。

 初めて口きいた日

 あの日の帰り道

 俺は三回も飛び跳ねたんだ。

 あのいけすかねえ幽霊付きで

 つきあってくのも 覚悟の上だ。』


「体 かしてくれる?」と言っていた篤。

『まだだ。

 生身の俺が

 好きな子のためにてあげられること。』


「店長。俺とセックスできますか?」

「はっ?何それ。」

「あっ こっちみた。」

「あははは・・・身も蓋もないな〜。

 アハハハ そんなの 急に言われても・・。」

『笑った。」

「無理にきまってんじゃん。」

葉月、ショック・・。

乗り物ももういいと
元気のなくなった葉月。

「ねえ お店によってかない?

 開店までの手順

 まだおしえてなかったよね。」

「今からですか?

 休みの日なのに。」

「まだ 時間早いし

 今のうちにおぼえておいたほうがいいし。」

「はあ・・。」

「行こ。」

気乗りしない葉月。

『店長にしてやれる最善は・・』

あたりはもうまっくら。

「今日はありがとうございました。」

「こちらこそ ありがとう。

 遊園地なんて きっかけがなきゃ

 なかなかいかないし。

 どうぞ。お茶入れるよ。」

煙草を買ってくるといって
ベンチで酒を飲む葉月。

足元もふらつくくらいで
お店近くまでやってきました。

「ふらふらだね。

 酔ってるの?」

と話しかける篤。

「俺 今日 かなりがんばったよ。

 でも まだ らちがあかねえんだよ。」


「そう。」

「そう。あかねえ。」

「からだのレンタル 気がむいた?」

「おう。」

「ホントに?」

「おう。貸してやるよ。」

「今の たしかにきいたからね。

 二言はなしだからね。」

「陳腐な奇跡だなあ おい。」

「酒の力をかりるとは 哀れだ。」

「幽霊に同情されたくない。」

「そう。」

光りだす篤の体。
宙にうかびあがり
葉月の体に入ろうとするのは
女の子の姿・・。

「なによ。上で待ってるって言ったのに。

 梅昆布茶とチャイ どっちがいい?

 そんなとこにすわんないで。」

「いって・・。」

「やだ お酒くさい。飲んだの?」

「あー。あいつ 酒 飲んでたな。」

「はあ?」

「六花ちゃん。

 あっ・・店長。」

「あ・・うん。」

「店長か・・なんか変。

 変だね 店長って。」

「何よ 急に。私 チャイね。」

「おーい。」

「何?」

「おーい。」

「ん?」

「聞こえるんだね。僕の声。

 触れる。」


「よっぱらい。」

「触れる。」

「ちょっと。」

さらに近付く葉月に驚き後ずさり
お茶をこぼしてしまう六花。

「あ ごめんなさい。」

「熱い。」

「あぁ もう・・。酔っ払い。

 着替え持ってくる。

 それぬいで はやくふいて。
 
 あっ。葉月くん?」

「生身だ・・。生身の体だ・・。」

泣きだす、体は葉月の篤。




とうとうからだを貸してしまいました。
ずっとみてるしかできず
存在もきづかれなかった篤は
涙を流すのも当然ですが
葉月の意識は今は眠ってるのか?

いっしょに花やしきで上書きデートしたのに
六花ちゃんはかえって篤を思い出すばかりで・・。
でも置いていく方の気持ちにも感情移入して
酒の力をかりながらでも体をかしてやる
葉月がいい人。
六花ちゃんにはみえてないんだから
長生きすると言ってくれるこっちに
いったっていいのに。







葉月涼介   中村悠一
島尾六花   大原さやか
島尾 篤    福山 潤
島尾ミホ    冬馬由美














2012.08.01 Wednesday 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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