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夏雪ランデブー 第5話

第5話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


「生きている限り 俺はさ

 死んだやつの気持ちなんて

 知ったこっちゃないし 

わかりたくもない。」


海辺で目をさました葉月。
水もしょっぱい。

「どこ?えっ?なんで?漂流?」

きれいな海、綿毛のとぶ花畑。

「なんだここ?

 花やしき以上にメルヘンなんだけど。」


浜辺から森の中を歩く葉月。
小川のほとりにしゃがんでいると
川上から親指姫・・みたいなサイズの
顔が昔の六花が葉っぱの船で流れてきました。
葉月をみてそっちにやってきました。

葉月の体をかりた篤と六花はお店で二人きり。

商品の花数を減らしたんだね、と
最近の事情をきいて
花束をリクエスト。

お茶をかぶってぬれたせいで
かわりに篤のシャツを貸してくれた六花。

「旦那のシャツかすかな 普通。」

「ごめんね。お古で。」

「もらっていい?このシャツ。」

「洗濯 今 高速回転中。すぐ乾く。」

「うん。」

「ごめんね。」

「ううん。」

『僕の遺品・・

 ちゃんと捨てろっていったのに。

 バカだなあ。六花ちゃん。』

思わず涙ぐむ篤。

「リボンどうする?」

「おまかせで。」

「怠慢なお客さん。」

「君に選んでほしいんだ。」

「口が達者だこと。」

『いつもと同じ距離にいて

 声をかけたら

 返事が返ってくるなんて・・』


「はい できあがり。」

きれいな花束を涙を流しながらうけとり
それをそのまま六花にプレゼント。

「あげる。」

『またこうして 花束を贈れるなんて

 夢かもしんない・・・。』


親指姫サイズの六花を手のひらにのせている葉月。

『やばい・・かわいすぎる。』

「もし 旅の方。

 王子を見かけませんでしたか?」

「あっ。いまさら気づいた。

 店長 それ 親指姫のコスプレですか?」

「親指姫?」

「チューリップから生まれるやつです。」

「あなたは 何の花から生まれたの?」

「おーっと。なんすか その妖精発言。」

「王子を一緒に探してくださいませんか?」

「ていうかね 姫・・

 俺 この世界観

 まだ全然把握できてないんすけど。」

「お願い。」

「はい。」

「俺は やっぱり 幽霊に

 うかつなことを言ったのか。」

葉月の姿で泣いている篤。

『な・・なんで泣いてんの?』

「いって。」

目をこすりすぎたか目が赤い。

「ちょっと みてくれない?」

「これ コンタクトかな。」

「えっ。」『葉月くんて 視力弱いの?』

「はずしてきたら?」

「えっ?」

『はずしかたわかんない。』

「原因 これなのかな。」

「わかんないけど。」

『なんで奥さんと感動の再開中に

 水差すかな 葉月くんの目ん玉は!』

「眼球に傷がついちゃうよ。」

「こわーい!僕 尖端恐怖症なのに。」

「『僕』って・・。

 いいから 洗面所いっといで。」

「うう・・。」

しょうがなく洗面所へいく篤。

『完全に 酔っ払ってる。
 
 なんか変だもん。』

コンタクトをはずした篤。

『こうしてあらためてみると

 葉月くんて若いよな。

 肌も無駄にするするで。

 健康なんだな。

 でこぴんしてやる。

 あ こうか。』

とやったら自分が痛かったw

「うわ〜!」

という声に驚く六花。

「どうかした?」

「こりゃないわ〜。

 遠くがぼやっとしてる。

 世界がかすむ〜。

「はずしたの?コンタクト。」

「うん。でも こんなにみえないなんて。」

「はずしたやつは?」

くしゃくしゃ・・。

使い捨て・・よね?
せめて2week。

「あの・・一晩とめてくれませんか?」

「何いってるの?」

『だって 葉月くんちわかんないうえに

 視界がぼやけて

 一歩も動きたくない。』

「お店で寝るから お願い。」

「困るよ。」

「そりゃそうだよね。」

『どうしよ。コンタクトなんて
 
 どうしたらいいんだ?』

「眼鏡ってどうやってつくるの?ハァ・・。」

「どんだけ飲んだの?

 すこし横になったら?」

「そんなこと言っちゃだめー!」

「だって泊めてくれって・・」

「そんなこと言ったって こいつ

 酔いに任せて何するかわからんないでしょうが!」

「じゃあ どうすればいいの?」

「幸せでいてよ。」

「何よそれ。」

「どうすればいいかなんて

 そんなの・・・。」

『わかってたら 化けてなんて出ないよ。』

「六花ちゃん。」


「だからなんでそんな呼び方・・。」

「返事して。六花ちゃん。」

「はい。」

「六花ちゃん。」

「はいはい。」

「六花ちゃん。」

その手をつかんでひきよせ

「ありがとう。 ごめんね。

 ごめんね。 六花ちゃん。」


とだきしめる篤に夫を思い出し
離れる六花。

「葉月君。

 やめて その呼び方。

 やっぱ ちょっと・・変な感じ。」

「すみません 店長。」


翌朝、お店にやってきたミホさんが
店内で寝ている葉月をみてびっくり。

「泊まりだったの?」

「仕事?」

「眼鏡・・それどうやって作んの?」

「眼鏡屋さん。」

「あ〜。」

「そういう意味じゃなかった?」

さっそく眼鏡屋さんにいく篤。

『くっそー

 一番ダサいのが欲しいのに

 お手ごろ価格のやつは

 ましなデザインばっか・・。

 葉月くんの財布がからっぽになっちゃったな。

 どうしよ。

 あ・・これ。』

領収書に書かれた住所をみて
葉月の部屋にいってみました。

「なんだ?この部屋。

 植木屋でもはじめるつもりか?

 うちで買ったやつかな。」

園芸に関する本も。

「ここ お風呂なし?」


親指姫六花を肩にのせてあるく葉月。

「ちょっと 姫・・。

 肩乗り姫とか

 かわいくて困るんですけどー。」


入院中の回想。

「見舞いに鉢植えは縁起悪いってやつ

 あれ どうにかならないかな〜。」

「花屋らしからぬ発言。」

「病室に根を張るなんて 迷信だよ。

 この病室 こんなに日当たりがいいのに

 もったいない。」

「まあね。」

「昔 こうやって入院してたときに

 宿題でヘチマの観察日記があったんだけど

 根をはるからって

 親父にとめられたんだ。

 せっかく 友達が 見舞いの時に
 
 種 持ってきてくれたのにさ。
 
 土に植たのは 二年後。

 みんなが 緑の四角い植木鉢を

 重そうに持って帰る姿がが羨ましくてね。

 運動会や遠足も みんな通り過ぎて

 あきらめることが  特技になっちゃった。」

ベッドの上でスケッチブックにイラストを描く篤。

店の掃き掃除をする六花。

『仕方のないことや やるせない気持ちを

 むやみに埋葬するのは危険だ。

 葬ったはずの 固い種は

 忘れた頃に目を出す。』


「チューリップって

 絵本とか 子供の落書きに出てくるときは

 こう つつましやかに描かれてるのに

 実際は 花弁開くと でかいし 迫力あるよね。」

というミホさん。

「種類によるかも。」

そこへ戻ってきた葉月の姿の篤。

「誰?」

髪をきって眼鏡をかけて
帽子をかぶって見た目が違う。

「え〜。やだなあ。

 バイト青年の葉月君でしょ。」

「ずいぶん イメチェンしたね。」

「前髪なんか ダラダラのばしてるから

 視力が落ちたんだよ 絶対。」

帽子をとると髪がばらばら。

「ださいだろ?ださいと言ってくれ。」

「もしかして 自分で切ったの?」

「そうとも。

 金も髪もない 若いだけが
 
 とりえのような男です。」

「すご〜い。上手だね。

 たしかに 髪が目に掛かるのって

 鬱陶しいからね。」

『逆効果か!?てゆーか

 僕も目にかかってた!』

「突発的だね。」

「ちょっとね。」

『葉月君の部屋みてたら なんか

 健気で内気な貧乏青年の輪郭が

 見えた気がして。』


「陳腐な奇跡だなあ おい」

『場違いな八つ当たりだとしても

 この髪は また伸びる』


「幽霊に同情されたくない。」

『まだまだ いくらでも伸ばせるんだ。』

ファンタジーな世界を歩く葉月と親指六花。

「ここ さっきも歩いたよ。」

「謎ね。」

「お化け亭主は いつ 気が済むのかね?」

「さあね。謎ね。」

「俺は さっきから歩き続けなのに

 疲れないのはなんで?」

「世界は 謎のかたまりですね。」

「つーか 一番の謎はここだけどね。」

「王子 見つからないね。

 このページじゃないのかな?」

「ページ?何が?」

「別のページにいるのかな?」

「なんのページ?」

地面をページのようにめくると
違う場所にでて
六花も大きくなりました。

『でかいと いよいよコスプレ感が・・。』

「暇で 時間を持て余した小さな王子は

 剣の代わりに 色鉛筆を持った。

 盾の代わりがスケッチブックね。」

「なんの話です?」

「病院の脇に 長い長い木陰の道があって

 同級生たちが毎日そこを通るのが

 はっぱの隙間から見えたんですって。

 呼び止めることもできなくて

 いつも眺めていた。

 でも 家族にはそのことを悟られたくなくて

 苦肉の策で始めたのが

 この 木陰の観察日記。

 春夏秋冬その並木道は表情を大きく変えて

 王子の目を楽しませ 慰めた。

 スケッチブックはどんどん増えた。

 あるとき その量に耐えられなくなって

 古紙回収に出しちゃったらしいんだけど。」

「全部?」

「そう。気付くのが遅いよね。

 いつも 涼しい言葉ばかり 唇に乗せるけど

 本当は ヘチマの種 握り締めて。」


『ヘチマ?』

「人生を逆算して 

 精一杯生きた気がする。

 負けず嫌いほど平気なふりをするのよね。

 でも 彼のそういうところが好きだった。」


「店長?」

「君の知ってる店長ではないな たぶん」

「えっ?」

葉月がカエルになった。

「誘拐しにきたのか?」

今度は虫に。

「捨て置くつもりか。」

「あっ ちょっと待って。」

モグラ。

「求婚するのか?」

「ほら ツバメが負傷してるよ。」

「で 結局・・ここはどこ?」

「未完の情景。」

「もうちょい 詳しく。」

「かきかけの絵本。

 大人になった王子は こりもせずに

 また 紙の上に いろんなものをとじこめた。」

六花は一人でスケッチブックを眺めていました。

仕事がおわってシャッターをおろす六花に
給料を前借できないかとたのむ篤。

部屋にあげてご飯を食べさせてくれることに。

『どうして葉月君に

 六花ちゃんの手料理 

 食べさせなきゃいけないんだ。

 くそ! 葉月君の腹の虫が憎い!!』

ごはんをいっしょうけんめい食べる葉月を
みる六花。

『こういう 食卓 知ってるわ。

 正面で人の気配

 視界の端で島尾くんの食器が動く。』


過去のふたり。
 
「こういう おいしい食事 好きだな。」

「できるだけ質のいい食事がしたいってこと。」

「ほ〜ら くいしんぼう節。」

「誰と どこで食べるのかが 重要ってこと。」

『そんな ことばかり言ってた人が

 最後は 口から栄養を

 吸収できなくなってしまった。

 神様は意地悪ね。

 島尾くんの食器が使われるのが

 嬉しくて 悲しい。

 食べ物を咀嚼して飲み込み

 お腹の真ん中から

 ぽかぽかするように

 私は島尾くんか

 いろんなものを受け取って

 今 ここにいるのだと思う。』

「短い間だったけど

 旦那の具合が比較的安定してた頃に

 よく 二人で山登りしたの。

 ただ 腐葉土を

 踏みならして歩いてるだけなのに

 あの人 

 ものすごい幸せそうにすんのよね。」


「はぁ。」

「急にごめんね こんな話。

 なんだか おいしそうに ご飯を

 食べてくれる葉月君 見てたら

 つくづく いいなあって思って。

 そこで 提案なんですが
 
 お風呂で 背中 流させてくれませんか?」


「うっ・・。」




六花ちゃん・・それは大胆。
篤との間にそういう大事な思い出があるのか。
だとしてもそれを葉月にいうのは残酷だし
中身は篤で葉月にご飯たべさせるのさえ
くやしく思うくらいなのにいきなりお風呂とか。

でも名前を呼んでかえしてもらえて
抱きしめたり触れたりできたら
舞い上がってしまっても無理はないか。

若くして亡くなるのって本当につらい・・。

葉月のほうは篤の描いた絵本の世界。
自力で脱出可能なのか
やっぱり篤がその気にならなきゃ難しい気も。








葉月涼介   中村悠一
島尾六花   大原さやか
島尾 篤    福山 潤
島尾ミホ    冬馬由美














2012.08.08 Wednesday 11:30 | comments(0) | trackbacks(2) | 
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