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リッチマン、プアウーマン 第7話「社長交代・・!? さようなら愛しき人」

第7話「社長交代・・!? さようなら愛しき人」



日向徹(小栗旬)は朝比奈恒介(井浦新)、
山上芳行(佐野史郎)とともに業務停止命令を受けた
「NEXT INNOVATION」にいた。倒産の可能性もある中、
現金調達方法について議論するも、覇気のない日向。
そんな日向に、朝比奈は夏井真琴(石原さとみ)に迫ったが
フラれてしまった、などと水を向ける。
 そこへ、休暇を取らされていた社員たちがやってくる。
真琴は日向のオフィスを訪ねるが、いきなり「嘘つき女」と
言われる。自分が電話に出られなかったことを
言っているのだと察して謝罪する真琴。しかし、
日向も真琴から折り返しをもらったとき、
朝比奈燿子(相武紗季)と抱き合っていたことが脳裏をよぎり、
気まずい。そんな日向に真琴は、あなたには敵も多いが、
自分たちのような味方もいるのだから、虚勢を張ってでも
安心させてほしい、と語る。その言葉に慰められた日向は、
自分の株を現金化して個人情報を流失してしまった500万人へ
謝罪金を出すことを思いつく。日向はそんな自分のやり方は
間違っているのか、と朝比奈に聞く。朝比奈から、
お前のやり方を疑った俺が間違っていたと、逆に
背中を押された日向は会社の再建を誓う。
 そんな折、真琴のもとに大手製薬会社から
研究員としてのオファーが舞い込む。突然の内定に
喜びつつも、日向のもとを離れるのが辛い真琴。
日向と2人きりになった夜に、あなたのもとで働きたい、
と告白してきた真琴に日向は…。



情報漏えいでたいへんなことになった会社・・
なのにいきなり海でのんびりする社員の姿から。
業務停止命令を受けて会社はおやすみ。

リサが水着姿を披露していましたが
真琴・・石原さとみは水着NGらしい。

会社前から中継するテレビのニュースをみて
日向のことをよく思わない人たちが噂話。

「うわー。 何か この人大変なことになっちゃってんね。」

「どうせ ろくなことしてないでしょ。 こういうやつは。」

「ああ。」

「250億だか?ぽーんと稼いでいい気になっちゃってるけどさ。」

「いいじゃん。 金持ちの転落? 見てて 気分いいじゃん。」

「だな。」

「ねえ。」

思わず意見しようとした真琴を安岡がとめました。

海で遊んでいたみんなは
結局会社へくことに。
みんな会社を愛してる。

会社にいるのは日向と朝比奈と山上。

「この 業務停止命令は痛いですね。

 この期間 売り上げがゼロとなると

 倒産するかしないかぎりぎりのラインです。

 決算日と 給料日が重なる時期だし。」

「とにかく 現金だ。」

「ええ。」

「どうした?」

「フッ。 日向 徹も意外と 打たれ弱いな。」

「ちょっと。 何やり合ったか 知りませんけど

 内部分裂だけはやめてくださいよ。」

「まさか。 ちょっと活を入れてやったんですよ。 フッ。」

「ああー。 ああ ああ ああ。妹のことか?」

「ハハッ。 何もしないで 後悔とはお前らしくないなぁ。

 ああ いや。 ぎりぎりでお前の理性が勝ってくれたことに

 感謝してるんだよ。

 弱った男の勢いで つい なんて。

 妹を思う兄としては面白くないからな。 ハハッ。」

結局耀子とはキスどまりだったらしい。

「お前は いつも 高みの見物だな。」

「俺は 振られたよ。 夏井さんに。

 結構 本気で迫ったんだけどね。ハハッ。

 裏拳 一発で 反撃された。」

「あなたたち この状況で 何やってんだ?」

「俺は 好きだよ。 夏井さん。」

「フフッ。 勝手にしろ。」

「お二人とも。金の話 しますけど よろしい…。」

山上さんは朝比奈の計画のすべては知らないのか。

そこへ戻ってきた社員たち。

「俺ら あしたから出社します。」

「営業しなきゃいいわけですよね。

 だったら 今のうちに

 新しいゲームの プログラムでも書きます。」

真琴は日向にいいわけ。

「あの。 私 あの 家で リポート書く予定だったんですけど。

 あの。 急に 誘われまして。」

「別に責めてない。」と日向と朝比奈が同時。

「すいません。」

そのあと真琴によびかける日向。

「嘘つき女。」

「はい?」

「いや いい。」

「あっ。 電話。あの すいません。

 電話 出れずにホント すいませんでした。

 あの。 その後 何度もかけ直したんですけど

 お出にならなくて。」

「そのときは 立て込んでたんだ。」

「そうですか。

 次からは 何が何でも出ますので。

 あの。 トイレにも電話 持って 入りますから。」

「別にいい。」

「大丈夫ですか?」

「何が? ハハハ。

 お前に 心配されるようになったら僕も終わりだな。」

「でも…。」

「大丈夫だ。心配するな。
 
 打つ手なんか いくらでもある。

 …とでも言えば満足するか?

 お前を 安心させるためだけに

 無責任な 嘘をつけと?」

「無責任な嘘 ついてほしいです。

 朝比奈さんが 言うように 

 日向社長が 不必要に敵をつくる。

 今日も 実際ニュース 見てた人たち

 みんな 笑ってました。

 金持ちの転落 気分いいって。

 日向社長ってホント

  嫌われてるんだなって。

 いや。 まあ 普通 嫌いだよなって思いました。

 でも 海から帰るとき

 会社に行こうって

 細木さんが 言ったんです。

 みんな すごい会社のこと 気にしてて。

 私 うれしかったんです。

 日向社長の周りは敵ばかりじゃないです。

 あなたに

 ついていこうっていう人もいます。

 だから 嘘でもいいから

 打つ手なんか

 いくらでもあるって言ってほしいです。」


「フゥー。

 打つ手なんか いくらでもある。

 しかも 嘘じゃない。フッ。

 僕を 何だと思ってるんだ?」


そして日向が思いついたのは
謝罪金を出すこと。」

「500万人に?」

「うん。 1人に 1,000円で 50億だ。」

「この現金が無いときに50億なんて。」

「流出してしまいました。すいません、だけじゃ

 ユーザーは 納得しないだろ。

 企業のミスで被害を受けたんだ。

 そっちも 何かしらの傷を負えというのは 当然だ。

 一人一人に 受け渡る額は少ないけど

 こっちからしたら 50億。相当な痛手だ。

 けれど 痛手を負わなければ信用は 回復できない。」

「どうやって 金を調達するんだ?」

「株価が 底値の今株を売却しても

 おそらく 思ったほどの現金は得られない。

 だったら 僕の持ち株 全部と

 パーソナルファイルの インターフェースを 担保に

 金を借りよう。事業の見通しが 認められて

 株価が上がると銀行が判断すれば

 売るよりも 多くの現金が得られるはずだ。」

「しかし 持ち株 全てっていうのは。」

「なくなるわけじゃない。

 信用が回復すれば必ず 業績は 元に戻る。

 株価も上がる。金を返せば 株は 担保から外せる。

 僕のやり方は 間違ってるか?」

「間違っていたのは 俺だ。お前のやり方を 疑った。

 ここは お前の会社だ。」

「立て直すぞ。」

「いいね。 その顔だ。」

朝比奈・・。

そのころ、真琴は製薬会社の研究員に
そわれていました。
真琴のコツコツ努力する姿勢が
認められたらしい。

遥香たちがお祝いしてくれました。
でもようやく就職がきまったというのに
真琴の顔はうかない。

「また ほら。 真琴は虐げられることに 慣れ過ぎて

 でかい チャンスが飛び込んでくると引いちゃうんだよね。

 この間も そうじゃん。

 超エリートの 億万長者に告白されたの

 突っぱねてきちゃって。」

「えっ? 何? それ。あの社長?」

「ああ 違う。 副社長の方。マジで 鉄拳 食らわせて

 すいません すいませんって謝り倒して。」

「いいの! それは もう。」

朝比奈と日向と

「取りあえず 60億は プールできた。

 50億は 謝罪金に吹っ飛ぶが

 イメージアップに つながれば株価は上がる。

 後は 維持費と 人件費か。ハハッ。 ぎりぎりだな。」

「何だかんだ いつも ぎりぎりだろ。大したことない。」

 近いうちに 新作ゲームを発表しよう。」

元気そうな日向をみて嬉しそうな真琴。

「夏井さん。 来月の定例会の資料なんですけど。」

「あっ はい。」

「えっとね。あっ。 そっか。

  来月はもう 夏井さん いないのか。」

「すいません。 あっ。

 来週には 終わってしまうんです。」

「何か 寂しくなるね。」

日向はテレビ出演して謝罪。

「個人情報を 流出してしまった

 500万人の ユーザーの皆さま一人一人に

  1,000円の謝罪金を お支払いすべく

 現在 準備をしております。

 わずかな金額ではありますが

 われわれの謝罪の気持ちをお伝えするとともに

 今後 信頼の回復に努めていきたいと思っております。」

「500万人に 謝罪金を支払うということは

 総額 50億円もの 資金を用意しなくては

 いけないことになりますが。」

テレビ出演後、声をかける朝比奈。

「今までの 日向 徹とだいぶ 印象が違ったぞ。」

「むやみに 嫌われるのは納得 いかないからな。

 本来 悪い人間じゃないんだ。そうだろ?」

「どうした?しおらしいな。」

「あいつが 言ったんだ。」

「夏井さんか。」

「僕の周りは 敵ばかりじゃない。

 だったら そいつらを守らなきゃいけない。

 多少 意に沿わないことをしてでも。」


「そうだ。

 お前の周りは 敵ばかりじゃない。

 そうだろ?」


日向の肩を抱く朝比奈。

「ああ。」

「そうなんだよ。」

レストランで女性相手のクッキング教室のあと
乃木のつくった料理がはこばれてきました。

「こちらが本日の食材を使った

 ホワイトアスパラガスを まとった牛肉の ロティです。」

「うわー。」「すごい 奇麗。」

「さっき 私たちが習ったのと同じ食材 使ってるんですか?」

「ええ。」

「えー? 信じらんない。」

「ありがとうございます。」

「いやー。 カッコイイ。」

「いいぞ 乃木。もう1回 笑え。」とみている耀子。

「さあ どうぞ。お召し上がりください。」

「ああー。 うわー。」

「今度はディナーを 食べに来ます。」

「もう1回。」

「お待ちしてます。」

「食べに来ます。」

耀子の計画はあたったようです。

「女性はギャップに 弱いから。

 そのワイルドな 暑苦しい顔で出す料理が

 めちゃくちゃ ファンシー。

 好きなのよ そういうの。

 プロレスラーがレース 編んじゃう感じ?

 いや。 ヤンキー少年が子犬 拾っちゃう感じ?」

「それ 違うんじゃねえか?店のコンセプトが 変わんだろ。

 あんたは 自然派志向なわけだし。」

「少しずつ変えればいいんじゃない?

 私だけの店じゃないんだから。

 ありがとう。協力してくれて。」

「のんきだな。 来る客が俺の ファンばっかりになったら

 お前の料理なんかメニューから 消えるぞ?」

「そうはさせないわよ。」

このふたりもなんかいい方向に。

まだ就職をまよっている真琴。
日向のことがきになっているらしい。

そこへ耀子がやってきました。

「飲みに行かない?」

「えっ? お店。 だって。」

「今日 夜は やってないの。

 で 今日 ちょっといいこと あったの。 話したいの。」

「えっ? 私にですか?」

「夏井さんも何か 言いたいんでしょ?行こう。」

そのお店には日向と朝比奈がいました。

「えっ?」「えっ?」

「座れば?」

結局4人で飲むことに。

「だから何にも なかったんだって。

 あっ。 何にも なくはないか。キスはした。 私から。

 いっつも 私から。」

「言ってやれ 燿子。 言ってやれ。

 こいつは 言わないと分からない男なんだ。」

「お前は どっちなんだ?

 勢いに任せた方が よかったのか?

 妹を思う兄は どこ いった?」

「電話を 気にするわけよこの人は。

 私は 相当な覚悟で行ってんのにね。」

「電話?」

「あれ? かけた?」

「いえ。」

「ああ。 そっか。」と耀子は察しました。

「夏井さんは 誰が好きなのかな?」

「もう やめてください!

 私は。私は 仕事をしに来てるんです。

 朝比奈さん。」

「はい。」

「からかうの やめてください。

 本気じゃないの 分かってますから。」

「おっ。 何か された?」

「あんなふうに 言われたら嘘でも 気にしちゃうというか。

 いや もし。違うと思いますけど。

 もし 朝比奈さんのこと傷つけてたらって思うと

 何か つらいし。だから…。」

「ごめん。」

「とにかく あと 5日間 私は全力で ここで働きますから。」

「そっか。 もう 終わりか。」

「何か 就職 いいところに決まったんだって。

 大きな製薬会社の 研究所から名指しで。 ねっ?」

「はい。」

帰り道。日向とふたり。

「努力と 根性が認められたみたいだな。

 就職。」

「あっ はい。」

「よかったな。」

「はい。ハァー。

 最後が こんなふうに決まるなんて。

 だったら もっと 早くこうなったら

 こんなに 迷わなくて済んだのにって思うんですけど。」

「迷う?」

「3カ月前だったら その場で いきますって

 返事してたと思うんですけど。」

「地道な努力をした人間が認められる。

 みんな そういう話は 好きだ。堂々と いけ。」

「ありがたいと思ってます。

 でも 今は…。

 今まで 会ったことないような人に 

 会っちゃったから

 すごく 迷います。

 大した 努力もせずに才能や 運だけで

 ものすごいことをやってのけてしまう人もいる。

 でも それは私たちには

 そう見えてるだけで

 本人は努力してるし 戦ってる。

 目立つ分 たぶん 傷ついてる。

 周りに 何 言われたとしても 

 やろうとしたことは やる。

 多少 人を傷つけたとしても

 信じた道を突き進む 勇気がある。

 そんな人がいるってこと知っちゃったから。

 あの!

 どんな形でもいいので

 このまま雇っていただけませんか?

 私はあなたの下で 働きたいんです。」


真琴、いってしまいました。
でも・・。

「成長がないなぁ。

 お前は 一時の感情で

 人生を左右する 重要な選択を誤る。

 もう一歩 先を考えろと言ったろう?

 今は…。

 自分のことだけ 考えろ。」


「そうですね。

 アハハ。 アハハ。また 間違えるとこでした。

 アハハ。 ほら あの。

 これからデータ管理のことばっかで

 地獄の日々かと思うと 何か。

 あの。 逃げに走っちゃいました。すいません。

 私 研究所に行きます。」

「ああ。 まあ 頑張れ。」

「ありがとうございました。

 日向社長と 仕事ができて幸せでした。」

「おやすみ。」

耀子と朝比奈。

「何で あの2人を一緒に帰すのよ?

 あのね。 こういう場合 お兄ちゃんが

 夏井さんの方に強引にいくの。

 そしたら こっちはこっちでって 話になるでしょう?

 何で きょうだい 仲良く帰ってんのよ!」

「日向は もう やめとけ。 ほれ。」

「えっ?」

「まあ もう いいだろ。俺は 疲れたぞっと。」

そのあと朝比奈のPCがこわしたかと
思い、画面をみてしまう耀子。

「これ どういうこと?」

「お前には 関係ない。」

会社では株価が回復し喜ぶ社員たち。

「買い戻しが進んでいますよ!」

「うん。50億は 痛かったけど

 謝罪金という

 目に見える罪滅ぼしは 効果 あったな。」

「ええ。」

「このタイミングだな。」

「えっ?」

「次は 何を考えてる?」

「パーソナルファイルを 新規事業として

 取締役たちに正式に 認めさせたい。」

「今ですか?」

「今だからだ。

 今度こそ 分かってもらう。

 そのために ちゃんと 説明もする。」

「山上さん。」

「はい。」

「取締役会臨時で 招集してもらえますか?」

「はい。」

日向とこぶしをあわせる朝比奈。

「お願いしますよ。」

と山上にいう朝比奈。

そして取締役会。

「パーソナルファイルは 初期投資こそ 莫大ですが

 稼動後は 比較的 早く利益の回収が 見込めます。

 このたびはご心配を お掛けしまして

 大変 申し訳ありませんでした。

 ですが逆に 今が チャンスなんです。

 今回の反省を踏まえて

 NEXT INNOVATIONはより 堅実な企業として

 生まれ変わった。

 その最初の事業がパーソナルファイルなんです。」

「では パーソナルファイル事業承認の方は 挙手を。」

みんな賛成。

「それでは 早急に新規事業を 発表して

 引き続き 株価の安定化に努めていただくということで。」

「ええ。」

そのあと発言する山上。

「もう一つ 根本的な問題を解決しなきゃいけませんね。

 今回の件で 

 NEXT INNOVATIONは多大なる 損失を出し

 倒産の危機にも 直面しました。

 今のままでは 近い将来 再び同じような事態に陥るでしょう。

 NEXT INNOVATIONは経営の刷新が

 求められているのではないかと考えます。

 そこで 私は ここに日向 徹 代表取締役 社長の

 解任動議を 行うことを提案いたします。」

日向も驚きの顔だけど朝比奈も・・!

「創設者としての 類いまれなる才能と リーダーシップ。

 私自身 あなたの創造性に驚かされた 一人だ。

 でも もう あなたのやり方では企業としての

 NEXT INNOVATIONは立ち行かない。

 会社は どこかの タイミングで

 形を変えていかなければ生き残れない。

 それが 今なんです!」

「じゃあ採決しましょうか?

 代表取締役 社長 日向 徹氏の解任について 採択をします。

 この動議について賛成と思われる方は挙手を。」

そこで叫ぶ朝比奈。

「待て!

 こんなものは 認められない!

 NEXT INNOVATIONは

 日向 徹の会社だ!

 こいつが この会社の顔だ!それを…。

 おかしいだろ?

 これは 信用以前の問題だ!」


「まあ とにかく採決してみようじゃないですか。

 可決されなければこんな話 茶番で終わる。」

「いや。 待て。」

「では 賛成の方は 挙手を。」

「待つんだ!」

賛成多数。

「本取締役会はこの場をもって

 日向 徹氏の 代表取締役 社長解任を

決定いたしました。」

放心する日向。

「日向社長 解任らしいよ。」

「えっ?」「えっ? 嘘でしょ?」

「安岡君。取締役会 終わったわよ。」

「日向社長はどうなるんですか?」

「社長 降格。まあ 首ではないからね。」

「えっ?」

「解任だよ 解任。」

日向がでてきましたが
誰も声をかけず・・。

安岡も帰り残っていた真琴は
あの壁のところへいき
その前にしゃがんで壁をながめました。

そこへでてきた朝比奈。

「君を見ていると 犬を 飼いたくなるな。」

「犬ですか?」

「そんなふうに待たれてみたいもんだよ。

 あいつのことだ。
 
 今日は もう自分の部屋から 出てこないぞ。」

「そうですね。帰ります。」

翌朝、乃木といっしょに仕入れのチェックを
していた耀子は日向をみかけそちらに
はしっていきました。

「おはよう。何? 会社 泊まったの?」

「ああ。どうした?」

「あっ。何か 社長 交代だって?」

「ああ。どうかな? うちの お兄ちゃん

 社長って 器じゃないのよ。」

「いや。 そんなことはない。これからは

 朝比奈のような人間が

トップに立つべきなのかもしれない。」

「違うの。」

日向徹解任計画をみてしまった耀子。

「お前には 関係ない。

 日向に 言うか?

 言いたければ 言えよ」

と言っていた朝比奈。

「心配してくれてるのならありがとう。

 ちょっと 朝飯 買ってくる。」

社内は平穏そうにみえました。

「意外といい形なのかもしれませんね。

 朝比奈さんが 社長で日向社長が 副社長。」

「そうかな?俺は 日向社長がいいな。」

そこへでてきた日向。

「あっ。あっ。 あっ 社長!今日の メトロアプリの

 新作発表会なんですけど。

 あっ。 社長。 あっ。すいません! えっと。 前社長!

 あっ。」

「フフッ。 気にするな。

 君は…。 えーっと。えーっと。」

「いいかげん 覚えろ。

 君の ハードディスクは毎日 初期化するのか?

 はい! 冗談です 冗談です。」

「ハハハハ。」

スーツを着ている真琴に声をかけました。

「妙に 懐かしい格好をしてるな。」

「研究所に 呼ばれたので。正式内定ということで。」

「そうか。

 今度は 迷わず 行けよ。」

「はい。」

仕事にはりきる日向にメール。
朝比奈からでした。

「NEXT INNOVATIONは本日をもって、

 朝比奈徹を解雇します。

  代表取締役社長 朝比奈 恒介」


「朝比奈は?」

「今日は 山上さんとミツノ銀行に。」

「そうか。」

朝比奈と山上。

「あれは ないわ。 あれじゃ

 私だけが 悪者じゃないですか。

 大した役者だ 朝比奈さんは。」

「まだ 早いんでね。
 
  今は まだ敵に回るわけにはいかない。」

「日向は 降格でいいじゃないですか。

 あなたが 社長で 日向が 副社長。

 私は それが一番 いい形だと思ったから

 今回の件に 賛同したんです。」

「それじゃ何も変わらないんですよ。」

日向には坂口から電話。

「急に すみません。ちょっと お聞きしたいことが。」

「どうした?」

「けさうちのプログラマーが 3人突然 辞めたんです。

 聞いたら どうも引き抜かれたらしくて。

 でも 行き先が貿易会社だっていうんで

 変だと思って 調べたんです。」

「それは どこだ?」

「えっと。遠野貿易ってとこです。」

「遠野?」

「でお聞きしたかったのは…。

 朝比奈さんが絡んでいるみたいで。」

遠野貿易に朝比奈の名前が・・。

会社では記者会見の準備。

「何の発表会ですかね?」

「新作ゲームじゃない?」

「分かった。」

「ああ。 分かった?」

「社長 交代だ。」

「社長 交代ね。」

「朝比奈さんが

  社長になりますよっていう 会見だよね。」

「ああ。」

日向のことが気になって
会見の中継をみている耀子。
乃木から声をかけられました。

「飯 食わねえのか?」

「ああ。用意してくれたのに ごめん。」

「何があっても 飯だけは食うだろ。 どうした?」

「ううん。 別に。」

兄との会話を思い出しました。

「日向に 言うか?」

「言いたければ 言えよ。」

「どうしてよ? ずっと 一緒にやってきたんでしょう?」

「よくできた ナンバー2だと言ったな。

  俺のことを。」

「えっ?」

「覚えてなければ いい。

  フッ。でも 俺には こたえた。

 俺は あいつに会って

 初めて勝てないかもしれないと思った。

 それで 陰で あいつを操ってるかのように

 振る舞ってきた。でも それは ひきょうだろ?

 『どうして 前に出ないの?』って

 お前は そうも言っただろう?

 俺は 勝負すべきなんだ。あいつと。

 だから 俺は…

 日向 徹を 切る。」


記者会見場にやってきた日向をみて
うなずく朝比奈。
すれ違いざま

「残念だよ。」

と一言。
朝比奈は部屋をでてくまえに
日向を見て笑い、ドアがしまりました。

「皆さま。 本日はお集まりいただきまして

 誠に ありがとうございます。

 私 日向 徹は本日をもちまして

 NEXT INNOVATIONの代表取締役 社長を

 辞任いたします。

 と 同時に…。

 NEXT INNOVATIONを 辞めます。」

「それは いったいどういうことでしょうか?」

「えっ? 今 何て?」

社員たちもびっくり。

「それは解雇ということですか?」

「一切手を引かれるということですか?」

「NEXT INNOVATIONが僕を切ったということです。

 これで 会社は 変わります。それだけです。」

「具体的な ご回答お願いしますよ。」

部屋へ戻り笑う朝比奈。

「アハハハ!

 もう バカだ あいつ。

 残念だよ。 プハハハ!」

街頭のテレビでみている人たち。

真琴も画面にくぎ付け・・。

「うさんくせえ顔 してんなこいつ。」

「へえー。あの人 辞めちゃうんだ。」

「めっちゃ ウケんだけど。」

「何か あっけないね。」

「これはご自身の決断なんですか?」

「先日の事件は関係があるんですか?」

「経営不振の会社を捨てるということですか?」

「なぜ 何もお答えいただけない…。」


「こいつどうしようもねえだろ。」

「どうせ 汚いことやったんでしょ。」

「こうなると思ってたんですよ 最初っから。」

「ねえねえ。日向 徹って 誰?」

「フッ。 ざまぁ見ろ。」





あ〜あ・・朝比奈がついにやってしまった。
自分が取締役会で言ってたみたいに
NEXT INNOVATIONの顔=日向徹なのに。
情報流失したからイメージはさがったかもだけど
日向の発想と才能でここまで会社を
やってきたのになあ・・。

落ち込んだときだからなおさら心に染みたとはいえ
真琴に言われたようなことは朝比奈も前から
言ってたのに・・不必要に敵をつくるなって。
もうちょっと早くそっちを少しでもきいてあげてれば。
せっかく真琴のおかげで「日向徹・改」くらいに
なってたのに〜。

朝比奈、クーデター成功しても
ちっとも幸せじゃないよね。

ところで最初のころあれほど意味深に
ひっぱった澤木千尋の話はもうすでに
過去の話・・?



日向 徹     小栗旬 
夏井真琴    石原さとみ 
朝比奈耀子    相武紗季  
安岡倫哉     浅利陽介 
小川智史     中村靖日 
宮前朋華     八木のぞみ 
立石リサ     舞川あいく 
小野遥香     野村麻純 
久賀友紀     古川雄輝 
乃木湧太     丸山智己 
笛木匡正     中原丈雄 
山上芳行     佐野史郎  
朝比奈恒介    井浦 新



2012.08.20 Monday 23:17 | comments(2) | trackbacks(8) | 
<< ビューティフルレイン 第8話「親なのに、離れる。親だから、離れる」 | main | 薄桜鬼 黎明録 第7話 >>
どら (2012/08/21 4:40 AM)
(ネタバレになるかも)

このドラマのモデルはおそらくアップル社のジョブス。
ジョブスも一度はアップルを追われ,ネクスト社を起ち上げた。
その後,アップル社は倒産の危機に。
そして,ジョブスが返り咲いて,トップ企業に成長した。

第1話のころに予想した通りの展開になってきました。
honey (2012/08/21 10:33 PM)
どらさん、こんばんは。

ジョブズもそんなかんじでしたね〜。
日向もこのまま消えるはずはないと思うので
きっと復活するでしょうが
朝比奈と和解できたらいいなあ・・。









リッチマン、プアウーマン #07
『社長交代…!?さようなら愛しき人』
| ぐ〜たらにっき | 2012/08/20 11:36 PM |
リッチマン、プアウーマン 第7話:社長交代…!?さようなら愛しき人
騙された…_| ̄|○ ガクッ そりゃ、前回までの朝比奈は完全に日向を敵対してたけど、今回の流れからすると お灸をすえる程度にして、また二人でタッグを組むのかと思いきや・・・やっぱそうなんだ 山上の提案にも、本気で焦ってたように見えたのに、演技うまっ!
| あるがまま・・・ | 2012/08/20 11:52 PM |
【リッチマン、プアウーマン】第7話
創設者としての 類いまれなる才能とリーダーシップ。 私自身、あなたの創造性に驚かされた一人だ。 でも、もうあなたのやり方では企業としてのNEXT INNOVATIONは立ち行かない。 会社は、ど...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2012/08/21 12:22 AM |
「リッチマン,プアウーマン」第7話
7「社長交代…!? さようなら愛しき人」   
| またり、すばるくん。 | 2012/08/21 2:01 AM |
リッチマン、プアウーマン 第7話の感想
フジテレビ系で放送された「リッチマン、プアウーマン」第7話の感想など社長交代…!? さようなら愛しき人ちょっと気になったので、グーグル様で調べてみました。代表権を取り上げるのは取締役会の決議でも可能ですが、取締役の解任は株主総会の決議が必要なようです
| オタクと呼ばないで | 2012/08/21 6:45 AM |
リッチマン、プアウーマン (第7話・8/20) 感想
フジ系ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(公式)の第7話『社長交代…!?さようなら愛しき人』の感想。 なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まな...
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2012/08/21 10:15 AM |
リッチマン、プアウーマン#7〜取締役会でクーデター。日向(小栗旬)解任
リッチマン、プアウーマン#7 「社長交代…!?さようなら愛しき人」 「NEXT INNOVATION」の安岡(浅利陽介)小川(中村靖日)細木(植木紀世彦)真琴(石原さとみ)リサ(舞川あいく)たちが海水浴に来ています。 色白で骨と皮だけみたいな小川が「猛烈なアウェイ
| 世事熟視〜コソダチP | 2012/08/21 11:19 AM |
ドラマ「リッチマン、プアウーマン」 第7...
朝比奈の復讐--------!!ついに後半戦への火蓋が切られた転機の回だったかと。予定調和だったこの展開。でも、これでドン底に行った分、再建が面白くなってきました(^^)嘘つき女...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2012/08/21 9:56 PM |