[ ★仮面ライダーフォーゼ ]
「これが 前回の仮面ライダーフォーゼ」
「俺はコアスイッチから生まれたコアチャイルド」
「選ばれた人間だけが進化するなんて 間違ってる」
「ゾディアーツスイッチによる 急激な肉体進化なら
俺がプレゼンターに会うことは可能だ!」
「俺はサンプルだ!
だったら サンプルらしく
振る舞うしかないだろう!」
「俺たちすべてのダチの代表として
胸はって行ってこい!」
「月面の塵と消えろ コアチャイルド!
「賢吾ーーーーーー!!」
「賢吾・・・!!」
扉があき立神と理事長がはいってきました。
「コアチャイルドは消えた。」
「よくも賢吾を!」
「わあっ!」
むかっていくものの立神のこぶしでふっとばされました。
「弦太朗!大丈夫か?」
フォーゼドライバーを投げてよこす理事長。
「君の親友とやらの形見だ。
それをつかって
救いたいものを 救うがいい。
ただし 今度めざわりなことをすれば
容赦はしない。」
美羽たちもいました。
「おお 君たちか。
さわがせたね。」
「理事長・・。」
「明日は始業式だ。
私の最後のスピーチをきかせてやろう。
そうだ。 学食に 新メニューの
特製スープがあるから
ぜひ味わってくれたまえ。」
でていく理事長と立神。
「逃げるぞ 弦太朗。こい!」
「うわーーっ!」
「弦ちゃん!」
「流星さん!」
みんなが学校にのがれたあと
ラビットハッチが爆発。
「Oops!」
「これで・・永遠にラビットハッチとは
おわかれになっちゃいましたね。」
弦太朗の手には焼けたライダー部の旗と
フォーゼドライバー。
OPはタイトルのみ
「俺たちに・・。
俺たちに我望をとめることはできないのか?!」
「これ・・。
賢吾くんからわたされた。」
と手紙を出すユウキ。
「賢吾から?」
「うん。」
ユウキが手紙をよみはじめました。
「仮面ライダー部の友人たちへ
この手紙がよまれているころ
俺が どうなっているかわからない。
コアチャイルドとして
銀河の彼方に旅立っているか
最悪 我望の手により
消滅しているか
でも だからこそ
これだけは伝えておきたい。」
ここから賢吾の声で・・。
「ユウキ 君の明るさが・・
俺の使命をささえてくれた。
俺 ひとりでは
フォーゼシステムも
アストロスイッチの開発も
何ひとつ やり遂げることはできなかった。
それと ちゃんとした料理がつくれて
安心したよ。」
「料理くらい ちゃんと 創れるよ もう・・。」
「会長 あなたは
あなたのプライドを持って
どこまでもつきすすんでほしい。
大文字先輩 俺ごときが
言うことではないかもしれないが
会長にふさわしい男は
あなたしかいない。
JK。君は どこか
俺と似ているところがある。
自分の本心を推し隠すことで
自分を守る。
でも それはもいい。
君は もう 十分強いよ。
野座間。君の直感に
何度助けられたことか。
君も ライダー部をきっかけに
人との交わり方を見つけた。
その生き方を 大切にしてくれ。
朔田。君とはもっと
ゆっくり話がしたかった。
友を思う そのまっすぐな心で
弦太朗とライダー部を守ってやってくれ。
そして・・如月弦太朗。
君は 俺の親友だ。
宇宙の果てにいこうが
存在が消滅しようが
その思いはかわらない。
言ってもいいきれないが
ただ一言。
ありがとう。」
涙涙。
「最後に
もし俺が我望に消されても
彼を恨まないでくれ。」
「我望を恨むな・・・?」
うなずくユウキ。
「人を恨むのは 君たちらしくない。
恨まずに ただ 我望を止めてくれ。
我望の絶望に 光をあたえてくれ。
君たちなら きっとできる。」
「わかったよ 賢吾。
おまえの言葉・・ 胸にしみたぜ。」
翌日 二学期始業式。
職員室で力説する大杉先生。
「だから 理事長はヤバいんですって〜〜!
信じてくださいよ!」
「我望理事長が怪物の親だまで
日本を壊滅しようとしてる・・・。」
「そんなバカバカしい!
「ねえ?先生。」
「そうそう。」
「いやそれが ヤバいんですって〜〜!」
宇津木先生がやってきてキックを
目の前で寸止め。
「ヒャー!」
「でも 如月くんたちが
怪物と戦ってたのは事実です。」
「それは 私も知っている。だが・・。
いや ないないない。」
そのとき理事長が校内放送で
演説をはじました。
「理事長の我望光明だ。
今日は 君たちに
別れを告げようと思う。
私は 選ばれた生徒たちに
スイッチをくばり
ゾディアーツへと進化させた。
君たちの愚かなる欲望を
ゾディアーツとして顕現させることで
私は 宇宙へはばたく力を得た。
私の進化に協力してくれた
この学園のモルモットたちに
心から感謝する。
1時間後 私は宇宙の深淵に旅立つ。
そのとき この地上は壊滅する。
残り少ない人生を 好きにつかうがいい。
以上だ。」
カフェテリアで理事長特製野菜スープ
「理事長からのメッセージ
完璧な栄養バランスを考え
作り上げた一品。
この野菜スープを飲み、
何事にも万全の体調で
挑戦してほしい。」
を食べスープも飲みほした弦太朗は
仮面ライダー部の仲間と合流。
「きたな。」
「いい調子でしたね。理事長。」
「いよいよね。」
「行こう!
私たちの学園を
私たちの手に取り戻そう!」
「ちょっと待った。
我望のとこいくのは
俺と流星だけでいい。」
「何言ってる!?
俺たちも戦うぞ!」
「そうよ。これは私たち
仮面ライダー部全員の戦いよ。」
「そのとおりだ。
だからこそ
お前たちにはやってもらいたいことがある。」
「やってもらいたいこと?」
笑顔になる弦太朗。
弦太朗と流星はバイクで移動。
「スリー ツー ワン」
「変身!」
「宇宙 キター!!」
上空にはダークネビュラがひろがり
そこにいこうとするサジタリウス。
地上にはレオ。
フォーゼとメテオを発見。
「うん?」
「あいつら・・!」
「私が。」
とレオがダスターズをだして
とめることに。
火薬もいつもよりどっさり!!
レオとメテオ。
「お前とは ここで決着をつける!
ウー ホワチャ!」
フォーゼはサジタリウスを阻止しに。
「ロケット
ロケット・オン」
「うおーーー!」
「私の邪魔をするか!」
「賢吾は言った!
恨みじゃ 前にすすめねえ!
だから俺は
あんたの怒りも あんたの絶望も
全部ひっくるめて ダチになる!」
「ロケット リミットブレイク」
「ライダーきりもみクラッシャー!!」
「仮面ライダーフォーゼ
最後の タイマンはらせてもらうぜ!」
「滅びよ!」
「うわあ!」
「エレキ
エレキ・オン
リミットブレイク」
「ライダー100億ボルトシュート!!」
「ファイヤー
ファイヤー・オン」
「ライダー爆熱シュート!!」
「お前たちに 私は倒せない。
それが お前たちの限界だ。」
「青春に限界はねえ!」
「NSマグネット
NSマグネット・オン」
「ライダー超電磁ボンバー!」
「おわっ!」
レオとメテオ。
「ウー ホワチャ!」
「くらえっ!ハッ!」
「ハー!!」
「マックスパワー」
「心が折れない限り 勝機はある。
メテオストームパニッシャー!」
「ムダだ!」
「倍にして返す!」
「うおっ!グワッ!」
「立神。
お前は 我望のためなら
命は惜しくないと言った。
だが 俺は違う!
弦太朗と この天高でできた
新しい友と一緒に 生き抜く。
自ら滅びを認める男に
負けるわけがない!」
「ほざくな!」
「ウー ホワッ!」
ふたりとも変身がとけました。
流星のキックがきまり倒れる立神。
「なぜだ・・。」
「俺のさだめは 俺がきめる。」
「若造が・・・。」
立神が消滅。
フォーゼとサジタリウス。
「ライダー超銀河フィニッシュ!
俺たちは 何度も
何度も失敗した!
だけど 誰かが くじければ
誰かが支える!
そうやって グルグルと
人の思いが 渦を巻いていく!
これも銀河だ!」
「うわあっ!」
「あんたがつくった学校は
明日を信じる希望の銀河になってるんだ!
天高は・・俺たちの青春銀河だ!」
「なんだと・・。」
「ハッ!」
「ライダーキーック!!」
「あんたに贈り物がある。
抜いて さす!
うけとってもらうぜ。」
「リミットブレイク」
「ハーッ・・!!」
「うわーっ!」
紅白の幕がはられた体育館に移動。
「天高だと・・・?
なぜここに。」
壇上は卒業式のようにかざられ
天高の旗とともに仮面ライダー部の旗も
かざられていました。
「卒業式
我望理事長、ありがとうございました
仮面ライダー部 一同」
と書かれた下で並ぶ仮面ライダー部のみんな。
そしてメンバーが。
「一同 礼!
開会の言葉。
ただ今より 我望理事長からの
卒業式を行います。」
「貴様ら 何を言っている?!」
「俺たちの思いを
うけとってもらうぜ。理事長!
おーりゃ!
うおーりゃ!!」
「うわあっ!」
「続きまして卒業生 別れの言葉。」
「ありがとう。我望理事長。
感謝しています。
天高をつくってくれて。」
と美羽。
「俺たちはここで
かけがえのない人たちと
出会えた。
新しい自分に生まれかわれた。」
と隼。
「私たちはここで 自分の醜さと
自分の弱さを突き付けられた。
でも それを超える
自分の強さをみつけられた。」
と友子。
「俺たちはちっぽけな人間です。
けど ちっぽけな手でも
みんなでつかんだら
大きなものがつかめる。」
とJK。
「それを 学んだこの学園を
私たちは
私たちの手で つかみ直す!
学園も 地球も 宇宙も
みんな みんな
私たちは 私たちの手でつかむ!」
とユウキ。
「ハッ!ハッ!うおー!」
「希望を ずっと 仲間と!
それが俺たちの 絆だ。
だから今日 天高は
あんたの支配から卒業する!」
「スリー ツー ワン!」
全員で叫びました。
「変身!」
「っしゃー!
宇宙・・・」
「宇宙・・・」
「キターーー!!」
全員で叫んでポーズ。
「卒業キック 授与!」
「ロケットドリル
リミットブレイク」
「ライダーロケットドリルキーック!!
青春銀河大大大ドリルキックだ!」
「いけーっ!」
「卒業生代表
仮面ライダーフォーゼ 如月弦太朗。」
「うおぉっ!」
サジタリウスが理事長の姿に。
そして流星のいた上の
ダークネビュラが消えました。
「やったな。弦太朗。」
体育館。
「負けただと?この私が・・。」
「ダチになってくれ。理事長。」
「如月・・。」
「賢吾も きっと賢吾のおやじさんも
それを望んでる。」
「まったく・・君は何者なんだ。」
「俺は如月弦太朗。
天高の連中全員と
友だちになる男だ!」
「んっ!」
弦太朗の伸ばした手をつかみ
理事長とも友情の合図をかわす弦太朗。
しかし理事長の様子がへん。
「理事長?!」
「これも 自業自得だ。
超進化の無理がきたということだ・・・。
如月君・・。
最期の頼みだ・・。
君たちが・・プレゼンターに会え。
私ができなかったことを
成し遂げてくれ・・。」
「わかった。約束する。」
苦しそうな理事長
「一同 礼!」
夜空をみあげ手を伸ばす我望。
幼いころの我望少年も同じようにしていました。
「わかった!約束だ!きっと行くよ!」
「約束は果たせなかったな・・。
だが 私の生徒が必ずいく。
そのときは頼む・・。」
CM
いつも登校途中にある川のそばにいる弦太朗とユウキ。
「賢吾。
お前のことは忘れない。
でもこの手紙 持ってると
毎日 泣いちまう。
だから・・悪ぃ。」
川に手紙を捨てようとする弦太朗の腕を
つかんでとめる賢吾。
「捨てる奴があるか。」
かばんには誕生日にもらった
メンバーイラストのストラップ。
「賢吾!?」
「・・・賢吾くん!?」
「人からもらった手紙は
ちゃんと読め。
相手の気持ちはきちんとうけとめろ。」
一話で弦太朗にいわれた台詞!
「生きてたのか 賢吾!」
「もう〜!」
「ああ 気が付いたら 自分の部屋にいた。
たぶん 理事長のしわざだ。
ただ コアスイッチは
どこにも見当たらない。
頭痛もしない。」
「じゃ 普通の人間に!?」
「だと いいんだけどな・・。」
「細かいことはいいんだよ!
今度は人間の力で宇宙に行こう!
プレゼンターに会いに行こう!」
「ああ。」
また友情の合図。
「宇宙・・」
「キター!」
ちょっとおくれて賢吾も
「キター!!」
職員室。
「理事長も校長も不在という
事態になってしまいましたが
天ノ川学園は 残った先生方で
頑張っていきましょう!」
「はい!」「はい!」
「異議なし!!うぉぉー!」
流星は戻ることに。
「また昴星にも遊びにおいで。」
「でも 彼女さん いるでしょう。」
「ああ・・白川くん。
違うよ。そんなんじゃない。」
「えっ。」
一瞬、目を泳がす流星。
「じゃあ また。」
「そっか・・彼女さんじゃないんだ。」
友子からピンクのあやしいオーラが・・。
美羽に指輪を渡す隼。
「これ。」
「Oops!
これって・・・・!?」
笑顔になりますが
通りかかったウィザードの人が
自分の指輪をキラーン。
「あれ?美羽・・?」
「あっちのほうがきれい!」
「ええーっ!」
隼先輩はいつもこんな役割。
弦太朗のところにやってきた蘭とハル。
「弦太朗さん。」
「おお!蘭。もう体調戻ったか?」
「はい!もうすっかり。」
仮面ライダー部の旗もきれいに修復。
「よーし!
いくぜ 仮面ライダー部!
次は宇宙人ともダチになるぜ!!」
宇宙を指さす弦太朗。
「ダアー!」
ライダー部の旗とともに笑顔のみんなでラスト。
仮面ライダーフォーゼ終わってしまった。
みんなの笑顔に包まれたいい最終回でした。
手紙とか卒業式の言葉とか
いかにも学園もののドラマ。
みんな自分の成長を実感して
卒業式にはいなかった賢吾も
一話目のシチュエーションをもってきて。
理事長とまでダチになってしまった弦太朗。
理事長も子どものころのままの純粋な気持ちで
いつづけられたらプレゼンターに会うことが
かなってたかもしれない。
賢吾が再びあらわれたしくみとか
細かいことはどうでもいいという
弦太朗の台詞が全てを説明してたけど
賢吾がもしコアチャイルドのままだとしても
この先の人生全部まっとうしてから
母性に戻るといいよ。
学生時代だけみたってそれはほんの一部。
まだこの先の人生長いんだから。
仮面ライダー部は永遠に不滅。
一年間弦太朗たちといっしょに
楽しく青春させてもらいました。
ありがとう!
如月弦太朗 福士蒼汰
歌星賢吾 高橋龍輝
城島ユウキ 清水富美加
風城美羽 坂田梨香子
大文字隼 冨森ジャスティン
野座間友子 志保
JK(ジェイク)土屋シオン
朔田流星 吉沢 亮
大杉忠太 田中卓志(アンガールズ)
我望光明 鶴見辰吾
歌星緑郎 風間トオル
如月吾郎 八名信夫
ナレーション 檜山修之
速水公平 天野浩成
立神 咆 横山一敏
黒木 蘭 ほのかりん
草尾ハル 荒木次元
諸田先生 諸田 敏
佐竹 剛 神保悟志
宇津木遥 長澤奈央
指輪の男/仮面ライダーウィザード 白石隼也
「俺はコアスイッチから生まれたコアチャイルド」
「選ばれた人間だけが進化するなんて 間違ってる」
「ゾディアーツスイッチによる 急激な肉体進化なら
俺がプレゼンターに会うことは可能だ!」
「俺はサンプルだ!
だったら サンプルらしく
振る舞うしかないだろう!」
「俺たちすべてのダチの代表として
胸はって行ってこい!」
「月面の塵と消えろ コアチャイルド!
「賢吾ーーーーーー!!」
「賢吾・・・!!」
扉があき立神と理事長がはいってきました。
「コアチャイルドは消えた。」
「よくも賢吾を!」
「わあっ!」
むかっていくものの立神のこぶしでふっとばされました。
「弦太朗!大丈夫か?」
フォーゼドライバーを投げてよこす理事長。
「君の親友とやらの形見だ。
それをつかって
救いたいものを 救うがいい。
ただし 今度めざわりなことをすれば
容赦はしない。」
美羽たちもいました。
「おお 君たちか。
さわがせたね。」
「理事長・・。」
「明日は始業式だ。
私の最後のスピーチをきかせてやろう。
そうだ。 学食に 新メニューの
特製スープがあるから
ぜひ味わってくれたまえ。」
でていく理事長と立神。
「逃げるぞ 弦太朗。こい!」
「うわーーっ!」
「弦ちゃん!」
「流星さん!」
みんなが学校にのがれたあと
ラビットハッチが爆発。
「Oops!」
「これで・・永遠にラビットハッチとは
おわかれになっちゃいましたね。」
弦太朗の手には焼けたライダー部の旗と
フォーゼドライバー。
OPはタイトルのみ
「俺たちに・・。
俺たちに我望をとめることはできないのか?!」
「これ・・。
賢吾くんからわたされた。」
と手紙を出すユウキ。
「賢吾から?」
「うん。」
ユウキが手紙をよみはじめました。
「仮面ライダー部の友人たちへ
この手紙がよまれているころ
俺が どうなっているかわからない。
コアチャイルドとして
銀河の彼方に旅立っているか
最悪 我望の手により
消滅しているか
でも だからこそ
これだけは伝えておきたい。」
ここから賢吾の声で・・。
「ユウキ 君の明るさが・・
俺の使命をささえてくれた。
俺 ひとりでは
フォーゼシステムも
アストロスイッチの開発も
何ひとつ やり遂げることはできなかった。
それと ちゃんとした料理がつくれて
安心したよ。」
「料理くらい ちゃんと 創れるよ もう・・。」
「会長 あなたは
あなたのプライドを持って
どこまでもつきすすんでほしい。
大文字先輩 俺ごときが
言うことではないかもしれないが
会長にふさわしい男は
あなたしかいない。
JK。君は どこか
俺と似ているところがある。
自分の本心を推し隠すことで
自分を守る。
でも それはもいい。
君は もう 十分強いよ。
野座間。君の直感に
何度助けられたことか。
君も ライダー部をきっかけに
人との交わり方を見つけた。
その生き方を 大切にしてくれ。
朔田。君とはもっと
ゆっくり話がしたかった。
友を思う そのまっすぐな心で
弦太朗とライダー部を守ってやってくれ。
そして・・如月弦太朗。
君は 俺の親友だ。
宇宙の果てにいこうが
存在が消滅しようが
その思いはかわらない。
言ってもいいきれないが
ただ一言。
ありがとう。」
涙涙。
「最後に
もし俺が我望に消されても
彼を恨まないでくれ。」
「我望を恨むな・・・?」
うなずくユウキ。
「人を恨むのは 君たちらしくない。
恨まずに ただ 我望を止めてくれ。
我望の絶望に 光をあたえてくれ。
君たちなら きっとできる。」
「わかったよ 賢吾。
おまえの言葉・・ 胸にしみたぜ。」
翌日 二学期始業式。
職員室で力説する大杉先生。
「だから 理事長はヤバいんですって〜〜!
信じてくださいよ!」
「我望理事長が怪物の親だまで
日本を壊滅しようとしてる・・・。」
「そんなバカバカしい!
「ねえ?先生。」
「そうそう。」
「いやそれが ヤバいんですって〜〜!」
宇津木先生がやってきてキックを
目の前で寸止め。
「ヒャー!」
「でも 如月くんたちが
怪物と戦ってたのは事実です。」
「それは 私も知っている。だが・・。
いや ないないない。」
そのとき理事長が校内放送で
演説をはじました。
「理事長の我望光明だ。
今日は 君たちに
別れを告げようと思う。
私は 選ばれた生徒たちに
スイッチをくばり
ゾディアーツへと進化させた。
君たちの愚かなる欲望を
ゾディアーツとして顕現させることで
私は 宇宙へはばたく力を得た。
私の進化に協力してくれた
この学園のモルモットたちに
心から感謝する。
1時間後 私は宇宙の深淵に旅立つ。
そのとき この地上は壊滅する。
残り少ない人生を 好きにつかうがいい。
以上だ。」
カフェテリアで理事長特製野菜スープ
「理事長からのメッセージ
完璧な栄養バランスを考え
作り上げた一品。
この野菜スープを飲み、
何事にも万全の体調で
挑戦してほしい。」
を食べスープも飲みほした弦太朗は
仮面ライダー部の仲間と合流。
「きたな。」
「いい調子でしたね。理事長。」
「いよいよね。」
「行こう!
私たちの学園を
私たちの手に取り戻そう!」
「ちょっと待った。
我望のとこいくのは
俺と流星だけでいい。」
「何言ってる!?
俺たちも戦うぞ!」
「そうよ。これは私たち
仮面ライダー部全員の戦いよ。」
「そのとおりだ。
だからこそ
お前たちにはやってもらいたいことがある。」
「やってもらいたいこと?」
笑顔になる弦太朗。
弦太朗と流星はバイクで移動。
「スリー ツー ワン」
「変身!」
「宇宙 キター!!」
上空にはダークネビュラがひろがり
そこにいこうとするサジタリウス。
地上にはレオ。
フォーゼとメテオを発見。
「うん?」
「あいつら・・!」
「私が。」
とレオがダスターズをだして
とめることに。
火薬もいつもよりどっさり!!
レオとメテオ。
「お前とは ここで決着をつける!
ウー ホワチャ!」
フォーゼはサジタリウスを阻止しに。
「ロケット
ロケット・オン」
「うおーーー!」
「私の邪魔をするか!」
「賢吾は言った!
恨みじゃ 前にすすめねえ!
だから俺は
あんたの怒りも あんたの絶望も
全部ひっくるめて ダチになる!」
「ロケット リミットブレイク」
「ライダーきりもみクラッシャー!!」
「仮面ライダーフォーゼ
最後の タイマンはらせてもらうぜ!」
「滅びよ!」
「うわあ!」
「エレキ
エレキ・オン
リミットブレイク」
「ライダー100億ボルトシュート!!」
「ファイヤー
ファイヤー・オン」
「ライダー爆熱シュート!!」
「お前たちに 私は倒せない。
それが お前たちの限界だ。」
「青春に限界はねえ!」
「NSマグネット
NSマグネット・オン」
「ライダー超電磁ボンバー!」
「おわっ!」
レオとメテオ。
「ウー ホワチャ!」
「くらえっ!ハッ!」
「ハー!!」
「マックスパワー」
「心が折れない限り 勝機はある。
メテオストームパニッシャー!」
「ムダだ!」
「倍にして返す!」
「うおっ!グワッ!」
「立神。
お前は 我望のためなら
命は惜しくないと言った。
だが 俺は違う!
弦太朗と この天高でできた
新しい友と一緒に 生き抜く。
自ら滅びを認める男に
負けるわけがない!」
「ほざくな!」
「ウー ホワッ!」
ふたりとも変身がとけました。
流星のキックがきまり倒れる立神。
「なぜだ・・。」
「俺のさだめは 俺がきめる。」
「若造が・・・。」
立神が消滅。
フォーゼとサジタリウス。
「ライダー超銀河フィニッシュ!
俺たちは 何度も
何度も失敗した!
だけど 誰かが くじければ
誰かが支える!
そうやって グルグルと
人の思いが 渦を巻いていく!
これも銀河だ!」
「うわあっ!」
「あんたがつくった学校は
明日を信じる希望の銀河になってるんだ!
天高は・・俺たちの青春銀河だ!」
「なんだと・・。」
「ハッ!」
「ライダーキーック!!」
「あんたに贈り物がある。
抜いて さす!
うけとってもらうぜ。」
「リミットブレイク」
「ハーッ・・!!」
「うわーっ!」
紅白の幕がはられた体育館に移動。
「天高だと・・・?
なぜここに。」
壇上は卒業式のようにかざられ
天高の旗とともに仮面ライダー部の旗も
かざられていました。
「卒業式
我望理事長、ありがとうございました
仮面ライダー部 一同」
と書かれた下で並ぶ仮面ライダー部のみんな。
そしてメンバーが。
「一同 礼!
開会の言葉。
ただ今より 我望理事長からの
卒業式を行います。」
「貴様ら 何を言っている?!」
「俺たちの思いを
うけとってもらうぜ。理事長!
おーりゃ!
うおーりゃ!!」
「うわあっ!」
「続きまして卒業生 別れの言葉。」
「ありがとう。我望理事長。
感謝しています。
天高をつくってくれて。」
と美羽。
「俺たちはここで
かけがえのない人たちと
出会えた。
新しい自分に生まれかわれた。」
と隼。
「私たちはここで 自分の醜さと
自分の弱さを突き付けられた。
でも それを超える
自分の強さをみつけられた。」
と友子。
「俺たちはちっぽけな人間です。
けど ちっぽけな手でも
みんなでつかんだら
大きなものがつかめる。」
とJK。
「それを 学んだこの学園を
私たちは
私たちの手で つかみ直す!
学園も 地球も 宇宙も
みんな みんな
私たちは 私たちの手でつかむ!」
とユウキ。
「ハッ!ハッ!うおー!」
「希望を ずっと 仲間と!
それが俺たちの 絆だ。
だから今日 天高は
あんたの支配から卒業する!」
「スリー ツー ワン!」
全員で叫びました。
「変身!」
「っしゃー!
宇宙・・・」
「宇宙・・・」
「キターーー!!」
全員で叫んでポーズ。
「卒業キック 授与!」
「ロケットドリル
リミットブレイク」
「ライダーロケットドリルキーック!!
青春銀河大大大ドリルキックだ!」
「いけーっ!」
「卒業生代表
仮面ライダーフォーゼ 如月弦太朗。」
「うおぉっ!」
サジタリウスが理事長の姿に。
そして流星のいた上の
ダークネビュラが消えました。
「やったな。弦太朗。」
体育館。
「負けただと?この私が・・。」
「ダチになってくれ。理事長。」
「如月・・。」
「賢吾も きっと賢吾のおやじさんも
それを望んでる。」
「まったく・・君は何者なんだ。」
「俺は如月弦太朗。
天高の連中全員と
友だちになる男だ!」
「んっ!」
弦太朗の伸ばした手をつかみ
理事長とも友情の合図をかわす弦太朗。
しかし理事長の様子がへん。
「理事長?!」
「これも 自業自得だ。
超進化の無理がきたということだ・・・。
如月君・・。
最期の頼みだ・・。
君たちが・・プレゼンターに会え。
私ができなかったことを
成し遂げてくれ・・。」
「わかった。約束する。」
苦しそうな理事長
「一同 礼!」
夜空をみあげ手を伸ばす我望。
幼いころの我望少年も同じようにしていました。
「わかった!約束だ!きっと行くよ!」
「約束は果たせなかったな・・。
だが 私の生徒が必ずいく。
そのときは頼む・・。」
CM
いつも登校途中にある川のそばにいる弦太朗とユウキ。
「賢吾。
お前のことは忘れない。
でもこの手紙 持ってると
毎日 泣いちまう。
だから・・悪ぃ。」
川に手紙を捨てようとする弦太朗の腕を
つかんでとめる賢吾。
「捨てる奴があるか。」
かばんには誕生日にもらった
メンバーイラストのストラップ。
「賢吾!?」
「・・・賢吾くん!?」
「人からもらった手紙は
ちゃんと読め。
相手の気持ちはきちんとうけとめろ。」
一話で弦太朗にいわれた台詞!
「生きてたのか 賢吾!」
「もう〜!」
「ああ 気が付いたら 自分の部屋にいた。
たぶん 理事長のしわざだ。
ただ コアスイッチは
どこにも見当たらない。
頭痛もしない。」
「じゃ 普通の人間に!?」
「だと いいんだけどな・・。」
「細かいことはいいんだよ!
今度は人間の力で宇宙に行こう!
プレゼンターに会いに行こう!」
「ああ。」
また友情の合図。
「宇宙・・」
「キター!」
ちょっとおくれて賢吾も
「キター!!」
職員室。
「理事長も校長も不在という
事態になってしまいましたが
天ノ川学園は 残った先生方で
頑張っていきましょう!」
「はい!」「はい!」
「異議なし!!うぉぉー!」
流星は戻ることに。
「また昴星にも遊びにおいで。」
「でも 彼女さん いるでしょう。」
「ああ・・白川くん。
違うよ。そんなんじゃない。」
「えっ。」
一瞬、目を泳がす流星。
「じゃあ また。」
「そっか・・彼女さんじゃないんだ。」
友子からピンクのあやしいオーラが・・。
美羽に指輪を渡す隼。
「これ。」
「Oops!
これって・・・・!?」
笑顔になりますが
通りかかったウィザードの人が
自分の指輪をキラーン。
「あれ?美羽・・?」
「あっちのほうがきれい!」
「ええーっ!」
隼先輩はいつもこんな役割。
弦太朗のところにやってきた蘭とハル。
「弦太朗さん。」
「おお!蘭。もう体調戻ったか?」
「はい!もうすっかり。」
仮面ライダー部の旗もきれいに修復。
「よーし!
いくぜ 仮面ライダー部!
次は宇宙人ともダチになるぜ!!」
宇宙を指さす弦太朗。
「ダアー!」
ライダー部の旗とともに笑顔のみんなでラスト。
仮面ライダーフォーゼ終わってしまった。
みんなの笑顔に包まれたいい最終回でした。
手紙とか卒業式の言葉とか
いかにも学園もののドラマ。
みんな自分の成長を実感して
卒業式にはいなかった賢吾も
一話目のシチュエーションをもってきて。
理事長とまでダチになってしまった弦太朗。
理事長も子どものころのままの純粋な気持ちで
いつづけられたらプレゼンターに会うことが
かなってたかもしれない。
賢吾が再びあらわれたしくみとか
細かいことはどうでもいいという
弦太朗の台詞が全てを説明してたけど
賢吾がもしコアチャイルドのままだとしても
この先の人生全部まっとうしてから
母性に戻るといいよ。
学生時代だけみたってそれはほんの一部。
まだこの先の人生長いんだから。
仮面ライダー部は永遠に不滅。
一年間弦太朗たちといっしょに
楽しく青春させてもらいました。
ありがとう!
如月弦太朗 福士蒼汰
歌星賢吾 高橋龍輝
城島ユウキ 清水富美加
風城美羽 坂田梨香子
大文字隼 冨森ジャスティン
野座間友子 志保
JK(ジェイク)土屋シオン
朔田流星 吉沢 亮
大杉忠太 田中卓志(アンガールズ)
我望光明 鶴見辰吾
歌星緑郎 風間トオル
如月吾郎 八名信夫
ナレーション 檜山修之
速水公平 天野浩成
立神 咆 横山一敏
黒木 蘭 ほのかりん
草尾ハル 荒木次元
諸田先生 諸田 敏
佐竹 剛 神保悟志
宇津木遥 長澤奈央
指輪の男/仮面ライダーウィザード 白石隼也
ウィザードの主題歌を歌うのはゴールデンボンバーの鬼龍院さんです。今日 EXILE魂に出るので来週のウィザードの主題歌を聞く前に見ていたらいいでしょう、私は録画して見ます。