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リッチマン、プアウーマン 第8話「すべてを捨てて君と…明日への旅立ち」

第8話「すべてを捨てて君と…明日への旅立ち」



 辞任会見を終えた日向徹(小栗旬)は、
朝比奈恒介(井浦新)に、全部お前がやったことなのか、
と詰め寄る。それを認めた朝比奈は、自分が徹を
甘やかしすぎた結果こうなったんだ、と冷たく言い放つ。
さらに、山上芳行(佐野史郎)からパーソナルファイル事業の
所有権は「NEXT INNOVATION」にあるので手を引いてくれ、
と言われた徹だったが、自分が執着した事業は譲れないと、
申し出を拒否、社員数名と新会社を設立して事業を引き継ぐ、
と宣言する。
 オフィスに出てきた朝比奈は、アイデアとスピードで
勝負してきた徹にはこの会社は足手まといだからと、
自らの社長就任を宣言する。朝比奈の圧倒的な存在感に
敗北感を味わう徹。そんな2人を夏井真琴(石原さとみ)は
複雑な心境で見つめていた…。
 オフィスを片付け始めた徹。真琴の動向が気になり、
内定が出ている製薬会社について尋ねるが、着々と
進展していると報告され、寂しい…。
 そんな折、徹の送別会が計画され、真琴は
朝比奈燿子(相武紗季)に料理を頼みに行く。燿子から、
明日で契約満了になるのは寂しい?と聞かれた真琴は
、否定するも、本音は見抜かれていた。
 送別会当日。徹は社員たちを前に、自分から
全ての資産を奪った朝比奈への感謝の言葉を述べていた。
新会社でパーソナルファイル事業だけは継続していこうと
決意した徹。ところが、そこにも朝比奈の策略が待ち受けていて…。



NEXT INNOVATIONを解任された日向。
会見のあと朝比奈のもとへいくと
朝比奈が手をたたいて迎えました。

「上出来だったよ!上出来!」

「全部…。お前なのか?」

「フッ! アハハハ!

 そうだな。 考えれば全部 俺が やったことだな。

 才能はあるが社会性のない がき 見つけて

 おだてて 絶妙なところで 金を増やして

 でかい オフィス買ってやって

 何から何まで 好きなように遊ばせてやった。

 全部 俺が やったことだ。」


朝比奈の首元をつかんで
ソファのほうにおしつける日向。
朝比奈は日向のおでこに
自分のおでこをくっつけて話す朝比奈。

「うーん!

 でも ちょっと反省してんだよ。フッ。

気付くのが 遅かった。

 がきは 甘やかし過ぎると 腐る。

 俺が お前をこんなふうにしたんだ。」


街頭ビジョンをみている真琴。

「NEXT INNOVATIONはユーザーの個人情報

 およそ 500万人分を流出するという

 国内最大級の 情報漏えい事件…。」

日向の言葉を思い出しました。

『お前は 一時の感情で

 人生を左右する 重要な選択を誤る』

『今度は 迷わず 行けよ』

「株主の反発を招くとともに 株価は 連日ストップ安となり

  時価総額は240億円にまで 下落し…。」

戸惑いながらも内定先の企業へ急ぎます、

山上と退職金の手続きをする日向。

「担保になっているあなた名義の株はこちらで 買い取ります。

 でも 謝罪金は 日向 徹の名前で出していますので

 それは 買い取り額から差し引かせていただきます。」

株は150億くらいあるのに
現金で残った残金は150万ほど・・。

「これじゃほとんど 無一文だ。

 複雑ですよ 私自身。

 正直 言って まだ信じられない。」

「いつからだ?

 いつから 朝比奈は?」

「さあ。 俺にはあの人の考えは 読めない。」

「株は どうなってる?」

「あなたが サーバールームを買うために手放した

  5%の株も含め株価が 底を打ったときに

 一気に買い上げて今

 朝比奈さんの保有率は40% 超えています。」

「情報漏えいも あいつが?」

「まさか。 だって 証拠も何も。

 嫌な話は さっさと終わらせましょう。

 それから パーソナルファイルのインターフェースですが

 こちらのプログラムも所有権は 会社にありますので

 手を引いてください。」

「えっ? えっ? 手を引く?」

「パーソナルファイルは取締役会で承認された
 
 NEXT INNOVATIONの新規事業です。

 あなたの手からは 離れる。」

「そんなことは 絶対にさせない。」

コンピューターでパーソナルファイルに
アクセスしようと試みますが
パスワードも拒否されてできない。
無理やりアクセスしたデータも強制的に
削除され机の上のものをぶちまけ
コンセントをひっこぬく日向。

「ああー!」

みんなのいるオフィスにやってきて
安岡に声をかけました。

「どうした?」

「どうした?」って。急に 辞めるなんて。」

「ハハッ。 別に そんな深刻になることでもない。」

「いえ。 でも。」

「僕は 新しいことを始めるだけだ。」

「新しいこと?」

「パーソナルファイル事業だけを切り離して

  新会社をつくる。」

「えっ!? 」

「嘘?」「新会社?」「 さすが。」

そこへあらわれた朝比奈。

「どうだ?日向 徹らしいだろ?

 NEXT INNOVATIONは少し

 大きくなり過ぎた。

 アイデアと スピードで勝負してきた 日向には

 この大所帯は足手まといなんだよ。」

「じゃあ 本当に 新会社を?」

「日向 徹の考えることは俺の想像を 超えるからな。

 フッ。

 これからは 私がこの NEXT INNOVATIONの

 少々 重い 舵を取る。

 不安を抱くことを 恐れるな。これも 成長の 一過程だ。

 未来をつくるのは変わっていくことを楽しめる人間だ。

 君たちなら できる。

 そうだろ?」

社員を前に演説する朝比奈。

「はい!」

「さあ 始めよう。」

「はい!」

社員に囲まれる朝比奈をみている日向。
その様子をみている真琴。

真琴は片づけをしている日向のそばへ。

「何だ?」

「あの。 驚きました 急に。

 あっ。 お手伝いしましょうか?」

「いいから ほっといてくれ。」

「すいません。」

「製薬会社には 行ったのか?」

「はい。 ハハッ。こんな 一学生を

 あの すごく 丁寧に対応してくださいまして

 さすが一流企業は違うなっていうか。」

「嫌みか。」

「あっ いや。 そんなつもりで言ったわけじゃ…。」

「で?」

「『で?』」

「で?」

「で あの。

 今後のことを 色々とお話しさせていただきました。」

「そうか。よかったな。」

社員たちの朝比奈の印象はまずまず。

「俺 大正解だと思うんだよね。 朝比奈社長。いいじゃない。」

「今までがおかしかったんだよ。

 日向 徹は組織のトップに立つ人間じゃない。」

「常識ないしね。」

「朝比奈さんは いいよ。」

「見たでしょ? オーラ あるよ。安心する。」

「カッコイイしね。」

「カッコイイ。」

こっそり相談する細木と小川と安岡。

「なあ? パーソナルファイルが切り離されるんだろ?」

「で 日向社… さんがその指揮を執ると。」

「そうなると 俺らは?」

「選択を 迫られるわけだ。」

「だよな?」

「NEXT INNOVATIONに残るか。

 ここを辞めて 日向社… さんについていくか。」

「ううー!」

そこへ日向が笑顔であらわれました。

「よし! ついてくるか?」

「ひ… 日向さん!?」

「な… 何ですか?その すてきな笑顔は。」

「君たちが パーソナルファイルに そこまで

 入れ込んでくれているとはうれしいね。」

「そりゃあ 思い入れはあります。けど…。」

「あっ。 えっ? あっ。うん? うん? うん?」

そばを通りかかった真琴を捕獲。

「夏井さんも 来ると言っている。」

「いや。 私 そんなこと一言も言ってませんけど。」

「でも 何か 夏井さん大手の製薬会社から内定 もらったって。」

日向、真琴の口をふさいでしゃべらせないw

「それを断って僕のところに 来ると言っている。

 なかなか 言えたことじゃない。」

「ううー。あっ。 あれ?」

「君たちはパーソナルファイル プロジェクトには

 なくてはならない人間だ。

 僕は 君たちを 必要としている。」

「行きます。僕 日向さんに ついていきます。」

「俺だって。 インターフェース完成させますよ。

 ここまで やって 誰かに取られるなんて 我慢できない。」

「俺は どうしよっかなぁ。どうせ 行っても 雑用ばっかだし。」

「何だよ? お前。」

「いや。 じゃあ 日向さんが俺の名前 言えたら 行きます。」

「あっ。 何?言えるに 決まってるだろ。

 えーっと。

 君は山岡君だ!」

「だあー! ああー!」

「残念だなぁ。 惜しいなぁ。俺は 行けないか。」

「すまん。」

「嘘です。 行きますよ。何 言ってんですか?

 俺なんか 山岡で いいっすよ。」

「ハハハ。 山岡。」

「あっ そうだ。送別会 やりますか?

 日向 徹を 送り出すんだし。

 華々しく やりましょうよ送別パーティー。

 そこで 俺たち 宣言するんですよ

 日向 徹に ついていくって。」

「おおっ! それ いいね。」

「ううー。カッコイイじゃん 俺ら。」

日向も嬉しそうな顔。

山上と朝比奈。

「どうして否定しないんですか?

 パーソナルファイルを切り離すなんて話。」

「別に 今 白黒つける 必要ない。

 あいつが 出ていきやすいなら
 
 そういうことにしといてやればいい。」

「一つだけ 聞いていいですか?」

「ええ。」

「日向 徹が いなくなって途端に

 失速なんてことにはならないですよね?」

「フフフ。 なりませんよ。疑ってるんですか?」

「ああ いえね。 前に この会社のエンジンは

 日向 徹だとあなたの口から聞いたものだから。

 いいんですよ 俺は。会社が 無事なら。 フフフフ。」

「後悔はさせませんよ。」

耀子のところへいって料理を頼む真琴。

「送別パーティー?日向さんの?」

「それで こちらに 料理を頼もうってことになりまして。」

「何か のんきね。そんな 空気なの?」

「日向さんは 新事業を切り離して新しい会社を つくるそうで。

 何人か ついていくって言ってる人もいます。」

「そう。」

「最初は突然の解雇かと思って驚いたんですけど。」

「じゃあそんな 深刻な話でもないのね?」

『日向は もう やめとけ』

『日向 徹を 切る』

兄の言葉を思い出す耀子。

「いや。 ああ。よく 分かりません。

 でも とにかく派手にやろうってことで。」

「ふーん。 あっ。夏井さんも あしたで 最後よね?」

「はい。」

「ウフフ。分かりやすいわね。寂しい?」

「あっ いや。 そんな。 いえ。」

「別に ここに来ないからって 会えなくなるわけじゃないわ。」

「燿子さんも 分かりやすいですね。」

「フフフ。フッ。」

翌日は真琴にもインターンシップ最終日。
安岡が話しかけてきました。

「夏井さん。見てください。

 「The history of

  NEXT INNOVATION」を作ろうと思って。

 送別パーティーで流すんですよ。 絶対 ウケますよ。

 写真と動画 つないで。」

「へえー。」

「あっ。 リサさん!」

「うん?」

「リサさんも一緒に 行きません?」

「どこに?」

「日向さんの 新しい会社。」

「私 猫派なんだ。」

「えっ?」

「人には ついていかないの。ウフッ。 ごめんね。」

「あっ。 アハッ。

 あああっ! あっ。夏井さんは 犬だ。

 人に ついていくタイプ。 ねっ?」

「いや あの。 いや。」

そこへやってきて

「これ あげる。」

と荷物をおいていく日向。

「えっ?」

「お先に。」

「あっ あの。あした 17時からですよ。

 忘れないでくださいね。」

後ろをむいたまま手だけあげていってしまいました。

「何か。あっけないですね。」

日向をみおくる朝比奈。

「ずいぶんと 身軽だなぁ。」

「よく 考えたら

 持っていかなきゃいけないものなんて一つも なかった。」

「さすが 日向 徹。 潔いね。」

「じゃあな。」

社員証を通して外にでると

「それ もらっとこう。」

といわれ、投げてよこしました。

「じゃあな。」

耀子と乃木。

「あした?また 急だな。ケータリングとなると仕込みが 変わるな。」

「悪いけど 一緒に 頼むわ。」

「いいですよ。

 何か 大事な人の送別会なんでしょ?」

「ウフフ。そんな言い方 すると

 嫉妬してるみたいに聞こえるわよ。」

「そりゃ まずいな。日本語は 難しいな。」

「日本から出たことないくせに。」

「あのな。 外国で 修業したからすげえっていう

 その考え方が 古いんだよ。技術も 味も 日本は 最高峰だろ。」

「はいはい。 頼むわよ。」

遥香と久賀のところにきた真琴。

「あっ。今日で そのスーツも 見納めか。」

「ああ。 そうだね。 フフフ。」

「NEXT INNOVATIONもあしたで 終わり?

 よく 頑張ったじゃん。」

「うん。」

元気のない真琴。

「また? 今度は 何?」

「うーん。あのさ。 もしね

 信頼してる人が 急に自分に対する 態度 変えたら

 つらいよね?」

「そうね。でも それは たぶん

 こっちが 気付かないうちに 

 相手を 傷つけてんのよ。」

遥香、よくわかってる。

翌日。

社内で大きな音楽がひびきました。

「うわっ!」

「何だ? 何だ?朝っぱらから。」

「安岡君が。」

「夕方までは 通常業務だぞ。」

「日向さんがいないと 俺 やること ないんすよ。」

送別会の準備をする安岡の手助けをする山上。

「あっ。 すみません。」

「日向のいない 会社か。」

朝比奈のところへきた真琴。

「今日で 終わりだね。」

「はい。」

「何だかばたばたしてて 悪かったね。

 2カ月も 頑張ってくれたのに社内が こんなで 申し訳ない。」

「ああ いえ。」

「後は 卒論かな?

 まあ 夏井さんのことだから準備万端か。」

「あ…。

 何か 考えがあるんですよね?」

「えっ?」

「朝比奈さんは何か 考えがあって

 日向さんを。きっと 何か 新しい戦略というか。

 すごいことを また2人で 始めるんですよね?

 これは そのスタートっていうことですよね?

 あっ。 と 言っても 私は今日で おしまいなんですけど。」

「ここで 働く気はないか?」

「えっ?」

「いや。 アハッ。前から 考えていたんだ。

 君は わが社に必要な人かもしれないって。」

「えっ? いや。 でも。」

「ああ。 内定が出ていることは分かってる。

 ゆっくり 考えてもらって。

 NEXT INNOVATIONは 正式に君を採用したい。」

会社にやってきた日向ですが
社員証がもうないので受付で名前を記入。


「日向 日向。 日向 徹。訪問先

 NEXT INNOVATION。日向?」

「アハハ。5年もいて初めてですね 話すの。」

「ああ。 そうですね。でも どうして?」

オフィスでは耀子たちの料理もはいって
送別会の準備万端。

「日向 徹最後の宴ってとこですか。」

「ねえ? 実際 解雇なの?それとも 戦略的離脱なの?」

「ホントどっちなんだろうね?

  私たちどんな顔でいれば いいわけ?」

「別にタダ飯 食えるんだからどっちでもいいんじゃね?」

そして日向がオフィスへ。

「日向さん 到着されました!

 どうぞ こちらへ。ちょ ちょ ちょ ちょ…。

 どうぞ 座ってください。」

日向をすわらせ準備した映像を流す安岡。

「それでは 皆さま。スクリーンに ご注目ください。」

会社をつくったころの若いころの日向と朝比奈の
写真がうつりました。

「おおー。」

「うーわ。 若いな。」

「ああ。 フフフフ。」

「こんな 狭いところから。」

「あっ。この壁 ここのだったんだ。」

社員がちょっとずつ増え
仕事もどんどん増えて大きな会社に。

「やっぱ すごいな。」

「おっ。 山上さん 登場。」

仲良さそうな3人。

「アハハ。」

日向にドリンクを渡す耀子。

「そういえば 朝比奈さんは?」

「あっ。」

「おっ?」

「何で いないの?」

「この後 ばーんと登場だろ?

 でっかい 花束か何か持って。」

「ああー。 それだ。がっちり 握手か ハイタッチ。」

「ああ。 やる やる。」

真琴にもドリンクを渡す耀子。

「インターンシップお疲れさま。」

「ありがとうございました。色々 お世話になりました。」

「ハァー。 この2人は 何か強いもので 結ばれてますよね?

 だから きっと 大丈夫ですよね?」

安岡の挨拶。

「では NEXT INNOVATIONの創業者であり

 さらなる 躍進を目指して

 この パーフェクトな楽園から出ていこうという

 はっきり言って 無謀な…。」

「おいおい。そこまで 言うなよ。」

「日向 徹さんから 一言!」

「えーっと。

 8年前は こういう人間でした。

 社会性がなくてやたら 攻撃的で。

 こんなふうにたくさんの人と

 関われるようなまともな人間じゃなかった。

 顔と 名前も すぐ 忘れるし。

 それは 今もか。

 まあ でも そんな人間が 時価総額 3,000億という

 実際 どのくらい でかいのかもつかめない

  会社の社長になるんだから現実は 意外と面白い。

 しかも今 そこを出ていくという。

 ホント リアルは何が起こるか 分からないな。

 でも だから この先はもっと 面白くなると思っている。

 パーソナルファイルは 無謀だけど化けるかもしれない。

 どうなるか 分からないから楽しみだ。

 ああ。 もちろん 僕も僕 一人で

 こんなところまで来れたわけじゃない。

 あっ。 山上さんが 口うるさく金の管理をしてくれて。」

「それから…。

 ああ。 いろんな人が。そう。 そうだ。

 僕は…。

 朝比奈が いてくれたから。

 朝比奈に。

 NEXT INNOVATIONを

 朝比奈の手に 委ねることに不安はない。

 今まで ありがとう。」


「このタイミングで朝比奈新社長 登場!」

「えっ!?」

「と なると出来過ぎなんでね。」

「ちょっと。」

「照れちゃいますからね。あっ そうだ。

 じゃあ ここで 言っちゃおうかな。

 皆さんにお伝えしたいことがあります。

 小川さん。 細木さん。こちらへ。」

「何? 何すか?」

「えっと。 突然なんですけども

 僕たちは 日向さんに ついて…。」

そのときテレビに朝比奈の姿が。

「ちょっ! ちょっ 見ろよ!」

「では 朝比奈 恒介より…。」

「あっ? 朝比奈さん。」

「何? これ。」「えっ?」

「 記者会見?隣にいるの 誰だよ?」

「NEXT INNOVATION 社長朝比奈 恒介です。

 本日は お集まりいただきましてありがとうございます。

 せんえつながら 私から説明をさせていただきます。

 このたび JIテックとNEXT INNOVATIONとは

 共通番号制度 導入に伴う
 
 個人情報の 管理システムの開発を

 共同で 行うことになりました。

 プロジェクト名はパーソナルファイルです。」

「パーソナルファイルといえば

  前社長の 日向 徹氏が手掛けていたものではないんですか?」

「日向は NEXT INNOVATIONから

 一切 手を引いております。」

「株主であることには変わりないんでしょう?
 
 発言権は あるじゃないですか?」

「日向 徹は NEXT INNOVATIONの全ての株を

  手放しております。パーソナルファイルも

 日向 徹とは今後 一切 関係ありません。」

社員も動揺。

「つまり 身ぐるみ剥がされてるってこと?」

「株がなきゃ金だって 無いだろうし。」

「パーソナルファイルが ない?

 じゃあ 僕たち 何をするんだ?」

「全部 取り上げられて放り出されるってこと?」

そこへ朝比奈が姿をみせました。

「あっ。」

「今 記者会見!?」

「日向 徹を 見送るのに

 俺が いないわけにはいかないだろう?

 今日の昼間に 発表してきたんだ。

 この場に 間に合うようにね。

 お前が 取締役会から

 パーソナルファイル事業の 承認を取り付けてくれて

 助かったよ。おかげで JIテックとの話も早かった。」

「日向。 長い間。ハァー。

 いや。 あっという間だったか。ありがとう。

 お前と一緒に ここまでやってこれて 楽しかったよ。」

朝比奈に何も言わず立ち去ろうとする日向。

「小川。 細木。 行こう。」

「えっ?いや。 俺ら…。」

「すいません。」

二人はついていかないことに・・。

「フフッ。

 安岡あっ!」

と初めて名前を叫ぶ日向。

「何で 今 正解 出るかなぁ。

 すいません。俺も 無理です。」

安岡・・。

「あっ。 何だ。
 
 仲間を連れていくつもりだったのか?

 似合わないぞ。

 日向 徹は孤高の男じゃなかったのか?

 違うな。

 お前は 俺がいなきゃ何にも できないもんな?」


さすがにキレて叫びだす日向。

「うわー!ここは 僕の会社だ!

 僕が つくったんだ!システムも サイトも ゲームも

 売り上げも 株も 3,000億という価値も 僕が つくった!

 このオフィスは?ああ。 僕が考えた。

 この机は? 椅子は?

 僕が選んだ!お前たちが 快適に働けるように。

 こんな場所 誰が つくれる?

 自由で それでいて高い能力を 要求される

 最高に洗練された ステージだ!うん。 なあ?

 お前ら ここで働けて誇りに思うだろう? ああ?

 何で 僕がここを 去らなきゃいけないんだ!?

 NEXT INNOVATIONは全部 僕が つくったんだ!」

「もう いいだろう。

 頼むから これ以上醜態 さらさないでくれ。

 さあ 行けよ。

 警備員に つまみ出される日向 徹は 見たくない。」

最後に壁を傷つける日向。

「修理代は 勘弁してくれ。

 払える金も 無いからな。」

日向がでていきました。

「みんな すまなかったね。

 せっかく楽しい雰囲気だったのに。

 あっ。 宮前君。 悪いがここ 片付けてくれないかな?

 燿子。 悪いが 皆に温かい料理を 配ってくれないか?

 酒も 追加しよう。ああ。 何がいいかな?
 
 ワインがいいかな?」

兄をひっぱたく耀子。

「頼むよ。」

「やるわよ。 仕事だから。」

真琴は日向をおっていきました。

「私 行きます。」

「来るな!

 何でだろうなぁ?

 お前にだけは今の僕は 見られたくないんだ。」

エレベーターが閉じ、階段で
おりようとする真琴のもとへやってきた朝比奈。

「25階だよ?階段は 無理だろ。」

「どうしてですか?

 どうして 大事にしているものを

 自分で 壊すんですか?」


「えっ?」

「朝比奈さんは 誰よりも

 日向さんのことを大切に

  思ってたでしょう?」


「そう見えていたら計算どおりだよ。

 フッ。 しかし 君は そこまで素直だと

 この先も 損をするぞ?」


「素直になれない人に

 言われたくありません。」


「行って どうするんだ?」

「分かりません。」

「あいつも 来るなと言ったんだろ?」

「分かってます。」

真琴の腕をつかんでとめる朝比奈。

「行くな。」

「採用の話 ありがとうございます。でも お断りします。」

「返事は 急がなくていいって言っただろ。」

「すいません。

でも気持ちは 決まってますから。

 私 日向さんのことが好きです。

 お世話になりました。」


真琴もいってしまいました。

「2人とも 行くのか。」

下へおりるとバイクを発進させようとしている日向。

「待って!

 待って!待って!」

バイクの前に飛び出すという無謀さ!

「ああー!うっ。 あっ。

「お前 何やって…。」

「すいません。全然 聞こえてなかったから。」

「何やってる?」

「私 一緒に行きます。」

「また お前は。」

「一時の感情です。

 でも いいんです。私が そうしたいと思ったから。

 たとえ 間違ってても後悔はしません。」

「ついてきてほしくないんだ。

 そう言っただろう?」

「全部 断ってきました。」

「えっ?」

「研究所も 朝比奈さんも断ってやりました。

  アハハハ!」

「お前。」

「見られたくない?

 あなたのプライドなんてんなもん

どうでもいいです!

 私は日向 徹に ついていきたい!」


真琴、言った!!

「乗れ。」

「はい!」

バイクで二人のり。

そして停車して会社のビルをみあげました。

「写真 撮りません?」

「はあ?」

「さっき NEXT

 INNOVATIONの歴史?

 見てて 何かすごい うらやましいなって。

 写真 撮りません? よいしょ。

 今日は記念すべき 最初の日ですから。」


「最初?」

「今日は 何かが 終わる日じゃない。

 二度目の スタートの日です。

 だから その記念の日に写真を撮りましょう。

 フフッ。

 で 今度 隣に写ってるのは私なんです。

 フフフフ。」


「『フフフ』じゃない。」

「フフフ。 いいから いいから。

 撮りましょう。 はい。 よいしょ。せーの。」

「痛てて。」

「よいしょ。 取れない。 取れ…。

 ああー。アハハ。

 あっ。 うわっ。 すいません。いった! うーん。

 行きましょう。よし。

 撮りますよ? 笑って。 チーズ。」

二人がうつった写真。

「よし!」

「ぼろぼろだな。」

「いいんです。最初は これぐらいの方が。」

「まあ そうだな。

 ここは 僕の全てだった。」


「はい。」

「耳が。あい。 すいません。あっ。」

「行くぞ。」

「はい。」

二人乗りのバイク、二人とも笑顔。




恋愛ドラマだったらここで終わってもいい
終わり方。
二人でまた新たに始めればいいよ!
・・となるのですがこのままおわったら
朝比奈が救われないよねえ。
ほんとは誰よりも日向が好きなのに。
日向の態度にも問題ありありだったとはいえ
そういうところわかっててつきあってたんだと思うし
まわりの人たちもちゃんと朝比奈のことは
認めてたのになあ。




日向 徹     小栗旬 
夏井真琴    石原さとみ 
朝比奈耀子    相武紗季  
安岡倫哉     浅利陽介 
小川智史     中村靖日 
宮前朋華     八木のぞみ 
立石リサ     舞川あいく 
小野遥香     野村麻純 
久賀友紀     古川雄輝 
乃木湧太     丸山智己 
笛木匡正     中原丈雄 
山上芳行     佐野史郎  
朝比奈恒介    井浦 新



2012.08.27 Monday 23:28 | comments(0) | trackbacks(7) | 
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リッチマン、プアウーマン #08
『全てを捨てて君と…明日への旅立ち』
| ぐ〜たらにっき | 2012/08/27 11:46 PM |
ドラマ「リッチマン、プアウーマン」 第8...
日向、社長解任------------!?すごく分かりやすい起承転結の流れになってるドラマだなぁと。本当予定通りの流れってのが見える作品ってのを再確認した今回。でも、こうなると分かって...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2012/08/28 12:08 AM |
ドラマ「リッチマン、プアウーマン」 第8話 あらすじ感想「全てを捨てて君と…明日への旅立ち」
日向、社長解任------------!? すごく分かりやすい起承転結の流れになってるドラマだなぁと。 本当予定通りの流れってのが見える作品ってのを再確認した今回。 でも、こうなると分かっていても、面白いので見ちゃうんだよなぁ(^^) 最初のイライラさせら
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2012/08/28 12:08 AM |
【リッチマン、プアウーマン】第8話
どうしてですか? どうして大事にしているものを自分で壊すんですか? 朝比奈さんは誰よりも日向さんのことを大切に思ってたでしょう? 「リッチマン、プアウーマン」第8話      日向徹...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2012/08/28 12:10 AM |
リッチマン、プアウーマン 第8話の感想
フジテレビ系で放送された「リッチマン、プアウーマン」第8話の感想などすべてを捨てて君と…明日への旅立ちちょっとセリフをうろ覚えなんですけど、夏井真琴(石原さとみさん)が友人の小野遙香(野村麻純さん)に、「信頼していた人が、急に態度を豹変したのはなぜか
| オタクと呼ばないで | 2012/08/28 6:50 AM |
リッチマン、プアウーマン#8〜真琴(石原さとみ)「隣に写ってるのは私なんです。フ〜フッフッフ」
リッチマン、プアウーマン#8 「すべてを捨てて君と…明日への旅立ち」 最後の場面。 会社から放り出された日向(小栗旬)が、フォーゼのバイクより重量感のある黒いバイクで去ろうとしています。 一方、朝比奈新社長(井浦新)からの正規社員としての採用オファー
| 世事熟視〜コソダチP | 2012/08/28 12:11 PM |
リッチマン、プアウーマン 第8話:全てを捨てて君と…明日への旅立ち
最悪な送別会…┐(ーoーi)┌ =3 ハァ… 送別会の時間に合わせて、記者会見が流れるように仕組んで、花束持って登場し、 日向に駄目押しの朝比奈さん・・・ 全てを手に入れ、日向をどん底に叩きのめした筈なのに、何故か孤独な朝比奈さん… 真琴が言うように、日向
| あるがまま・・・ | 2012/08/28 2:22 PM |