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夏雪ランデブー 第8話

 第8話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


お店にあった花と領収証の文字で篤の存在を感じる六花。

「出世払イ 花代トシテ」

と書いてある領収証。

「カタカナ・・。」

入院しているときにスケッチブックに
絵を描いている篤に声をかける六花。

「ねえ なんで文章を 

 ひらがなじゃなくカタカナで書くの?」

びっくりしてスケッチブックを隠す篤。

「えっ なんかまずかった?」

「声かけてよ〜。」

「そんなに嫌なら もっと

 ちゃんとこそこそしてよ。」

「まあね。」

「で?」

「何?」

「なんで 漢字以外 カタカナ?」

「雰囲気。」

「え〜?」

「気分出るじゃん。なんとなく。」

「そ〜お?」

「本当は 医者のカルテみたく

 したいんだけど。」

「ドイツ語みたいなやつ?」

「あの横文字を飾り文字で書きたい。

 こんなんとか。」

とスケッチブックのロゴを指さしました。

「なんでこれがいいの?」

「そんなん決まってるじゃん。

 やぼなこと聞かないでよ。」

「わかんないよ。」

「エレガントだから。」

というと笑いだす六花。

「ほら やっぱり笑う。」

回想おわり。

はっと気がついてたけひきだしをあけるけど
スケッチブックがない。
花鋏も剪定鋏もフローリストナイフも。

『あの人の道具 全部なくなってる。

 だって 変だもん。

 私の好きな花だけつかって

 こんなにたくさん花のアレンジ。

 そう。この花は

 最初の誕生日にもらったもの。

 あっちはクリスマスの。

 あっちは 結婚一年目の誕生日。

 となりは二年目。

 ハロウィーンのときのやつに

 あれもクリスマス。

 最後の雛祭り お正月・・・

 島尾くんからもらった花束

 忘れるわけない。

 一体 何が起きてるの?」

二階にあがってみる六花。

「あっ・・。」

銀行のATMでお金をおろす篤。

「あ〜あ。限度額 下ろしちゃった。

 せっかく 六花ちゃんが残してくれていた

 手つかずのへそくり。

 もし万が一 通報されて 捕まったとき

  まともに状況説明したら

 葉月くん ヤバイ人になっちゃうね。』

「ハッハハハハ・・。」

そこへ着信。

「何?もう警察の手が?」

なわけなく、六花から。

ちょっとその画面をみつめたあと
息をはいて電話にでる篤。

『少しだけ 声 きくだけ。』

「はい。」

だけどなかなか声がきこえない。

『うん?』

「お店にきたとき 2階にあがった?

 グレーのリュックが見つからないの。

 それと 植木鉢が一つ・・。

 主人の部屋の窓際においてあった

 ナツユキソウの。
 
 もし 手元にあるなら 返してほしいの

 どうしても。

 泥棒はダメ。

 わけがあるなら きちんと話して。」

『違うよ。六花ちゃん。

 盗んでいったのは葉月くんだよ。』


水の中にいる葉月と
六花の姿でワンピースをきている女の子は
葉月にポロシャツをかえしてくれました。

「人魚姫が 失った声のかわりに

 手に入れた足は 歩くと激痛だった。

 けど私のは平気。

 なぜなら 人魚出身ってわけじゃないから。」

「なんかいいね。楽しそうで。」

「『おもしろき  こともなき世を おもしろく』

「はあ?」

「高杉晋作。私の座右の銘。

 王子がいつまでもこなくて 暇で暇で。」

「来る気あんのかな?

 あのバカ王子は。」

「私は 今のところ あなたより

 バカな人 見たことない。」

「その見た目で言わないで。

 傷つくから。」


電話がきれてしまっても
耳にあてたままの六花。

「どこにいるの。

 どこに行くの。」

病室のテレビで旅番組をみていたふたり。

「みてください みなさん!

 まるで夢の中にいるみたい。」

「きれい〜。いつかいってみたい。」

「先週 紹介されてた場所でも

 同じこと言ってたよ。」

「あ ボラボラ島 あそこもすごかったね。」

「行ってみたい?」

「うん。」

「僕も。

 だけど こんな遠いところ

 いつになったらいけるかな。」

「今はまだ ちょっと無理だけど

 日程を短めにすれば きっといけるよ。」

「うん。」

『ちょっとどころじゃない。

 100メートル歩いただけで息切れする僕に

 そんな言葉は気休め以下だ。」

チャンネルを次次かえて
けしてしまう六花。

「六花ちゃんて へんなところあるよね。」

「え〜なんで?」

「新婚旅行もなかったうえに

 片道500円くらいの山ぐらいしか

 いっしょに登ったことのない僕に

 旅番組みるたびに

 いつか行こうって そればっか。

 だって いつか行きたいって思うんだもん。」

「いつか連れてってくれる人と

 再婚できたら行きなよ。」

「バカなこと言わないで。」

「このままじゃいけないよ。」

「まあ 正直 どこでもいいの。

 つまりは ここでもいいの。

 一緒にいられるなら なんだっていいの。」

「よく そんなこと 臆面もなく言えるね。」

「ツンデレだなあ 島尾君は。」

「デレンデレンな人に 言われたくない。」

回想おわり。

『植木鉢が消えてしまった。

 私がもたもたしてたから。』

本だなにあった封筒からしわになっている
紙をひっぱりだし

「僕が死ンダラ 

 僕ノ骨少シ
 
 食ベラレル?」

と書いてある文字をみつける六花。

『やっぱ この文字・・。』


お店にやってきたミホさんに
留守番をたのみ登山の格好をしてでかける六花。

おちついたらちゃんと話してね、と
ひきうけておくりだしてくれるミホさん。

「突然の 奇異な行動を

 受け止めてくれてありがとう。」


『こんなに あてもなく歩くのは初めてだ。

 好きな人がたしかにいるのに

 それが誰なのかわからないなんて。

 こんな無責任な片思いってないわ。

 泥棒は捕まる運命。

 相手は怪人二十面相?』

葉月のそばの六花はまたミニサイズに。

「ちいさくなっちゃった。」

『おお〜 ミニサイズ。

 愛くるしすぎんだろ これ』

「自分でやったんじゃないの?」

「私は自分でこんなことできない。

 できるのは王子だけ。」

『上目づかいとか やめてほしい。

 なんかもう 走り出したくなる。」

「たぶん 絵本の作業が再開したのね。」

「絵本で・・あの人 俺の体で 絵描いてんの?

 俺 美術2だったけど 大丈夫?」

山小屋で絵を描いている篤。

『日が沈むと 少し冷えるな。

 そういや 六花ちゃん

 冷え性のくせに あんな服・・。』

「注意しそびれたな。」


夜空の中、細い綱の上を歩く葉月の前には
六花もいました。

『本当は並んで歩きたいのに

 俺らの距離は縮まらない。』

ふりむいた六花においつこうとしたら
篤がその横にいて並んで歩くふたり。

葉月の回想。
お店で仕事中。

「ねえ ちょっと。

 ぼんやりしないでちゃんときいて。」

「きいてましたよ。」

「ほんとかなあ?」

「ええ。」

「じゃあ 今の説明どおりに つくれる?」

花束の包み方を教えてもらっているようす。

そこへミニ六花から

「おーい!」とよばれました。

「今 一瞬意識が飛んだでしょ。

 んもう!危なっかしいなぁ。」

「そういや 今 店内で

 花束習ってる気分になってたけど なんでだ?」

「肉体がないままに

 思いばかりめぐらせていると

 自我が肥大しちゃうっていうか

 意識に記憶ができちゃうと

 本当に戻れなくなっちゃうかも。」

「えっ?えっ 何?よくわかんない。

 急に難しいこと言わないで。

 しかも さらっと 怖いことまで。

 やめてよ。」

「とにかく!

 あなたは今 絵の中に

 閉じ込められていることを

 絶対に忘れちゃだめなの。

 でないと 間違えてお墓に入っても

 気づかないままになっちゃうかも。」

「ええ?んな アホなことがあってたまるか。」

「いまさら おびえてるあなたがアホ。」

「だってそれってあれでしょ。

 僕が 結局 身代り的な・・。

 うわ〜 何それ。

 悲劇にもほどがある。

 こんな 人知れず 22年の生涯に

 幕を下ろすなんて かんべんしてよ。」

「じゃあ 早く 帰り道見つけないとね。」

「それよ それ。」

といってるのに、また六花によばれて
そっち(回想)にいってしまいました。

六花から鉢をみせてもらう葉月。
葉月の着ている服と似ているという六花ですが
六花のおでこのばんそうこうのほうが
きになる葉月。

「アルバイト半周年記念」

とプレゼントしてくれました。

「センニンノマイ」

「うん?これがセンニンノマイ?」

「多肉植物って 楽しい名前が多いよね。

 実は 一応寄せ植えで

 小さいのが ギンノスプーンて名前。

 な〜んか いちいちかわいいよね〜。」

でも気になるのはおでこのばんそうこう。

「つうか これ デジャブなんすけど。

 ガキ大将ごっこ?」

と手をふれる葉月。

『まだ 常連客だったころの

 ある日に見て 地味にきになったやつ。

 まさか こうして 直接

 聞きだす未来があるとは・・。

 あぁ。 あのときの俺に自慢したい。』

「わざわざ 話すほどのことではないのを

 承知でうちあけますが・・。」

『クローゼットにつけたフックに

 時々引っかかるらしい。

 理由は確かになんてことはない。

 なのに 心臓 破裂しそうだ。

 かわいい。』

そこへまたミニ六花の声。

「だ〜から!

 過去に引っ張られすぎだってば!

 思い出の中だけに生きるつもり?」


「俺・・また?」

「あなたって ほんとに

 のせられやすいのね。」

「これ のせられてんの?誰に?

 あっ あのおっさん

 むこうで何かしでかしてんの?」

「わかってない。」

 死ぬまでいうこと裏腹で

 死んでも落とし前つけられなかった人の

 往生際の悪さ なめてかかると

 あなた 絶対生きて帰れない。」


「不思議なのはさ この場所が

 王子の絵本の中だっていうわりには

 あんたの助言から

 王子の作為を感じないんだよなぁ?

 なんでかね。」


葉月にしがみついて涙を流しながらいうミニ六花。

「姫を自由にしたいというのも

 王子の本音の一つだからね。」


『割り切れることばかりじゃねえのはわかるけれど

 マジで あの旦那許せない。』

泣いているミニ六花の頭を
指のさきでなでてあげる葉月。

「あんたに そういう顔させんのは

 やっぱ いろいろ 間違ってるよなぁ。

 俺は 店長のためだったら

 なんだってしたいのに・・。

 だけど その願いがもし

 もし 万が一 元旦那との生活を

 再開させることだったとしたら

 どうする?俺・・みたいな。」


ふたりの姿を思い浮かべ我慢ならない葉月。

「いやいやいや 間違ってる。

 は〜 怖。今 何か とんでもないこと
 
 考えそうだった。

 つーか俺 約束したんだ。

 店長より長生きするって。」


「お調子者だなあ。」

「調子いいから こんなとこ いるんだろ?」

「そうね。」

「即答かよ。」

「だって・・。」

「だって 何?」」

植木鉢の穴の中にとびこんでしまうミニ六花。

「おい・・。」

後ろには

「やっぱり 私 まだ 島尾君のことが・・」

と泣いている六花が。

「だからって!

 俺があきらめるかどうかは

 別の話ですからね!」


葉月も植木鉢の穴にとびこみました。

『もし店長が未来で待ってなくても

 俺は 絶対に会いたいんだよ。

 やるだけやって

 ダメならダメで それはそれとして

 限りを尽くさないと

 幽霊の二の舞は ごめんだ。』




簡単に思い出の世界にいって
今にも消えそうなで
でもその世界が幸せだったら
葉月はそれでもいいんじゃないかと
思ったけどそこちゃんと拒否するんだね。
六花を思うその気持ちがあれば大丈夫そう。

篤も自分の遺品を手にでていったってことは
ちゃんと自分で後始末するんじゃないかって
気がするんだけど。乗っ取ろうと思うなら
あの場にそんままいたらいいんだし。



葉月涼介   中村悠一
島尾六花   大原さやか
島尾 篤    福山 潤
島尾ミホ    冬馬由美














2012.08.29 Wednesday 14:44 | comments(0) | trackbacks(1) | 
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