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リッチマン、プアウーマン 第10話「あふれる想い・・・私たちが出した答え」

第10話「あふれる想い・・・私たちが出した答え」



日向徹(小栗旬)は、逮捕された朝比奈恒介(井浦新)について
東京地検から事情聴取を受けていた。朝比奈が顧客情報を
流出させたことを知らなかったと証言した日向に検事は、
遠野秋洋(綾野剛)がリークしたことを明かした。 その頃、
朝比奈燿子(相武紗季)は、朝比奈のことを聞きだそうと
レストランに押しかけるマスコミに悩まされていた。
そんな燿子に、乃木湧太(丸山智己)は休職を促す。
「WONDER WALL」に戻った日向は、夏井真琴(石原さとみ)に
笑顔で迎えられるが、直後に「NEXT INNOVATION」に
強制捜査が入り、倒産の可能性もあると聞き心を痛める。
それでも、新会社を軌道に乗せるため、地道な営業に
まい進する。真琴は、それを身近で支えるうち、社長として
人間としてどんどん成長していく日向を、どこか寂しく
感じるようになる。 そんな折、日向は山上芳行(佐野史郎)から
「NEXT INNOVATION」に戻ってほしいと頭を下げられる。
自分には守りたいものがほかにある、と伝えた日向だったが…。
後日、日向は朝比奈に面会をしようと拘置所を訪ねるが、
朝比奈に拒否される。朝比奈は日向だけではなく、
燿子や両親との面会も拒んでいた。 同じ頃、日向に真琴から、
しばらく休ませてほしい、というメールが届く。気になった日向は
真琴に電話をするがつながらない。心配になり自宅を訪ねるが、
そこにも真琴の姿はなく…。



朝比奈が逮捕され耀子の店にもマスコミが。

「何か ご存じじゃないんですか?

 お兄さんには会ったんですか?

  逮捕の前お兄さん ここに来てた…。」

「この店は 兄とは関係ありません。

 お話しすることも ありません。」

「ちょっと。一言 お願いします。

 お願いします! 朝比奈さん。」

「チーフさ。この状況で どうやって…。」

というスタッフをさえぎって

「おい!お前 しばらく休め。

 ほとぼりが冷めるまで店は

 俺が やっときますよ。」

といってくれる乃木。

検事と話す日向。

「なぜ 朝比奈がやったことだと分かったんですか?」

「リークした人間がいるんですよ。」

リークしたのは遠野。

「取引したんですよ。

 NEXT INNOVATIONの

 朝比奈 恒介と。」

と話している遠野。

「遠野が?」

「別に金が欲しかったわけじゃない。

 ただ あの2人に思わせたかった。

 遠野は敵に回すんじゃなかったって。

 あいつすげえこと すんなって。

 認めてもらいたかった。

 俺のこと 一度でいいから。」

遠野の出番はこれだけ・・。
この人も朝比奈といっしょか。

日向の帰りを待つ真琴たち。

「あっ!あっ あっ あっ…。帰ってきた。

  帰ってきましたよ。

 帰ってきた。日向さん 帰ってきた。

 えっと 落ち着いて。

 えっと。私たちだけでも明るく迎えましょうね。

 笑顔で。 ねっ?笑顔で。 ねっ?

 ああ。 落ち着け。落ち着け。」

おまえが落ちつけ

とたぶんテレビの前の視聴者に
つっこまれたに違いない真琴。

「おかえりなさい。」

「その笑顔に 癒やされる人間がいたら 奇跡だな。」

「はい?こっちは 気ぃ使ってんのに もう。」

「はい。 おかえりなさいませ。

 コーヒーでも 入れましょうかね。」

「 うん。」

「あっ!NEXT INNOVATIONの

 内部がネットに アップされてます。

 東京地検の入った後みたいです。」

「えっ?」「えっ?」

「開発中のデータとかあったのに」
 
「にぎやかだったのが嘘みたい。 何か 悲しくなるね」

「PCが 全部押収されてますね。」

「はい。」

「株は 上場廃止。倒産の可能性もあるって。」

「みんな 大丈夫かな?山上さんは? リサさんも?」

「朝比奈さんって何がしたかったんでしょうね?」

「全部 終わったよ。あの人のせいで。」

みんなの会話で心をいためる日向に気をつかって
話題をかえようとする真琴。

「はい! はい 注目。はい。 はい 注目。

 えーと。あっ あの。

 先ほど あの あの。お仕事の ご依頼が ありましてね。

 その お返事をしないとね。お仕事。 お仕事。」

「そうだ。 こっちは まだスタートしたばかり。

  仕事しよう。」

「はい。 仕事 仕事。」

「はい。」

仕事に戻るみんな。

「『あなた 仕事する気あるんですか!』

 と 日向社長営業先に 怒られたらしいっすよ。」

「また 何か 失礼なこと言っちゃったんだ。」

真琴の日向への話し方レッスン。

「営業で お話をさせていただいているときに

 相手が こちらの言うことを理解してくれませんでした。

 はい。 さて 何と返しますか?」

「あなた バカですか?」

「ウフッ。 あなたが バカです。」

「バカに バカって言って何が悪いんだ?」

「すいません。誤解があったようですので

 もう一度説明させていただけますか?

 と こう言えばいいんですよ。」

「はい。 」

「理解してくれませんでした。何と返しますか?」

「あなた バカですか?」

「バカじゃありません。

 はい いきますよ。

 『すいません』リピート アフター ミー。」

 「すいません」「すいません」

仕事の打ち合わせに向かう真琴と日向。

「宣伝統括 本部長。 松永。

 松。 松が 長い。」

とスマホに松の絵。

「いいですか? 相手の顔をちゃんと見て。 笑顔で。

 いきましょう。」

「プログラムを変えるだけで スマホと連動した

 最新の デジタル サイネージに変えることができます。

 アイキャッチとしても有効活用できるはずです。」

「いや よさそうですね。じゃあ 検討してみますか。

 おい。 トクヤマ君。」

「はい。」

「よろしく お願いします。松…。松下さん。」

「えっ?」

「えっ? 松下…。松永さん!

 今後ともよろしく お願いいたします。」

ちょっと間違えた。

「ああー。 くそ真面目に生きるのが

 こんなに 大変だとは思わなかった。」

「うわー! 日向 徹の口からそんな言葉が 聞けるなんて。

 3カ月前の私に聞かせてやりたい。」

「見事な変貌だ。

 だが その手綱を引くのが 

 お前だというのが気に入らないが。」

「でも まだ 全然 利益が。」

「大丈夫だ。今は 金を生まなくても

 この仕事が 本当に面白ければ

 いずれ 世の中の方が金を出してくれるようになる。」

「そうですね。」

「今日の僕は 何点だった?」

「まあ いい線 いってましたけど

 最後 名前間違えちゃいましたからね。

 75点で。」

「お前は 厳しいな。」

「今日の僕は 完璧だったろ。」

「あれ?

 指示された その先までやって完璧っていうんですよ。

 たぷ たぷ たぷ…。」

と日向のあごをたぷたぷたぷ・・・!!

「お前の その 無駄にいい記憶力は ホントに ムカつく!」

「ちょっと 悔しいって思ったでしょ?」

「別に!」

仕事してるけどバカップルみたい。

朝比奈にあいにいった日向。

「事件関係者は 逮捕後22日は 接見禁止です。」

「えっ? ああ。

 あっ。あっ。 そうですか。」

拘留されている朝比奈。

「読書だ。15分ぐらいで 次に回すように。」

日向たちはまた仕事。

「川崎さんに ご尽力いただけると助かります。

 よろしく お願いします。」

深々と頭をさげている日向、前とは別人。

「では。」

「今日は 何点だ?」

「89点。」

「何が問題だ?」

「何か ちょっとキャラが 嘘くさかったです。」

「チッ。 僕は 本気だ!」

「はい。」

「町工場 経営してる おっさんが

 仕事と 従業員のために方々に 頭を下げる。

 そういうのをカッコイイと 思う感じ。

 今なら よく分かる。」

「でも 何か 無理してる感がありありでしたよ。」

「今度は うまく やりたいんだ。」

「カッコイイですよ。

 今までに見たどんな 日向さんよりも

 今の日向さんが一番 カッコイイです。」


マスコミを集めて新商品の発表。

「ファッションで私たちが 一番 気にするのは

 やっぱり 自分に似合うかどうかですよね?

 似合うかどうか 判断するには。そう。 試着します。

 しかし常時 数百万点もある商品を
 
 全部 着てみるのはとうてい 無理だし

 そもそも 店に行く時間がなかったりもする。

 そんなとき どうすればいいか?

 一度だけ 店に来てください。

 ここに 忙しくて買い物をする暇もない

 かわいそうな女の子がいます。」

「はい! 私です。」

モデルは真琴。

「そこまで 張り切らなくていい。

 ここに入れば たった 2秒で問題は 解決します。」

装置の中にはいると機械が真琴の体型チェック。

「アバターでは ありません。

 3Dスキャンによって彼女自身が

 パソコン上に取り込まれています。

 一度 取り込んでしまえば 後は

  自宅で いつでもこの店の全ての服が 試着できます。」

「えーっ!?」

「新作ドレスのヨーロッパ限定色が

 ストックホルムの本店にしかない?

 うん。 関係ない。家で 着てみればいい。

 スタート。

 これなんか どうかな?うーん。

 よっ。これ。ワンピース。ブーツ。

 帽子は?フッ。 ちょっと違うか。よっ!

 この dresserを使えば

 完璧なサイズの 完璧に似合う服があなたの家に 届く。」

拍手がおきました。

「この dresserは日向社長の アイデアですか?」

「いえ。 チーム みんなで考えたものです。」

「今後も 世間を驚かせてくださるのでしょうか?」

「はい。 もちろんです。

 引き続き Wonder Wallを

 よろしく お願いします。」

「それではお写真を お願いいたします。」

マスコミに囲まれる日向をみつめる真琴。

「はい。」

「やっぱ すごいな。 日向 徹。」

「ありがとうございました。お疲れさまでした。

  失礼します。」

細井さんたちは別の仕事へ。

「じゃあ 僕ら次の現場 行きますんで。」

「あっ。 いってらっしゃい。」

「いってきます!」

「はい。」

日向をよぶ安岡。

「日向社長!ちょっ。 ちょっと。あっ。

 夏井さん。グッジョブです。

 あっ。 お待たせしました。すいません。 どうぞ。」

と仕事相手とタクシーに乗り込む前に
真琴のところにくる日向。

「すいません。 ちょっと待っていただいていいっすか?

 ちょっ 待ってて。

 広報部長の佐々木さんに 誘われた。お前も 行くか?」

「いえ。 私は。

 名前 ちゃんと 覚えてますね。」

「うん。」

「うん。」

「じゃあ お疲れさま。」

「お疲れさまです。」

「今日は?」

「フッ。 ウフッ。
 
 120点! 完璧です!」


「ううー。

 ああ。 もう 完璧だよ。

 もう 何も言うこと なくなっちゃったよ。」


日向ができすぎて真琴ちょっとさびしい?

『で 今度 隣に写ってるのは私なんです。 フフフフ』

「何 言っちゃってんだろ 私。ハァー。」

朝比奈にはまだ会えず。

「面会 拒否?」

「起訴が 確定したんで面会は 許可できるんですが

 本人が 会いたくないと。」

「僕が 来ているということは?」

「伝えてますよ。」

朝比奈の部屋をのぞく刑務官。

「15分ぐらいで次に回せ。

 いつも 同じ本なのが気に入らないのか?

 俺な お前みたいなやつには
 
 これ 読ませることに決めてんだよ。

 お前 死にそうな顔してる。」


山上さんとあう日向。

「NEXT INNOVATIONに戻ってきてくれないか?

 いまさら どの面 下げてって思われても しかたがない。

 でも 頼む。お前なら きっと 立て直せる。

 どこかで お前と 朝比奈の行き違いを 正すことはできた。

 なのに。なのに 俺は ただ 見てた。

 後悔してるんだよ。」

「山上さんに 責任はない。

 何で そこまで?」

「今 NEXT INNOVATIONが 消えたら

 世間のやつら きっと 言うだろ。

 ほら 見ろ。常識を飛び越えて

 新しいことなんか 始めるやつはすぐに 消えるってね。

 ムカつくな!

 あっ。 意外か。

 こう見えても 俺 お前たちのこと

 結構 好きだったんだよ。」


「すいません。

 今は守りたいものが 他にあるんです。」


遥といっしょにいる真琴。

「教授と 研究所の皆さんには失礼しちゃったので。

 はい。 はい。 頑張ります。よろしく お願いします。
 
 ハァー。ハァー。」

「ねえ?」

「うん?」

「何で いまさら 研究所でバイトなんか すんの?」

「Wonder Wallで

  私が できることはもう 何もないから。」

「そうなの?」

「うん。ちょうど よかったし。

 ちょっと 日向さんと離れたいなと思ってたから。」

「ええっ!? 」

「何で?いい コンビって 感じだったじゃん。」

「うん。 それは日向さんが 弱ってるときに

 たまたま 一緒にいたのが私だったからっていう。 ねっ?」

「そう?」

「あっ。 でも 復活してほしいって思ってたから

 もう復活してくれてホントに うれしいよ。

 やっぱ 日向 徹かっけえなぁって。 もう。

 でも 何か もうカッコ良過ぎちゃって。

 前より 仕事 できちゃってるし。」


「何で?できる男 最高じゃん?」

「最高だよ。

 ハァー。でも すご過ぎて。

 一緒にいんのが 何か つらい。」


泣きだす真琴。

いっしょにいるのがつらくて
会社を休んで研究所にいったようです。

「おい。 見たか?「NEXT INNOVATIONを

 中国資本のIT企業が 買収か」だって。」

「NEXT INNOVATIONもついに 買収か。」

「ああ。」

「じゃあ僕が戻って 立て直すか?」と日向。

「えっ!?」

「何 言ってんすか? いまさら。」

「ちょっと勘弁してくださいよ。

  日向さんいなくなったら こっちは。」

「フフフ。冗談。 冗談 冗談だよ。」

「やだなぁ もう!」

「もう 驚いた。」

「怖いな。」

「あれ? 夏井さんは?遅刻かな?」

「ああ。あいつは 何か休むって メールが。」

その後も真琴は休みっぱなし。

プリンをおみやげにかってきた日向。

「あっ。 おかえりなさい。

 dresserの

 プロモーションの打ち合わせ 行ってきます。」

「いってきます。」

「あっ。 プリンは?」

「あっ。 後で 頂きます。いってきます。」

「チッ。あいつ 何やってんだ?」

真琴にかけても留守電。

仕事をおえて携帯をチェックすると
日向からの着信がいくつも・・。

思わず真琴のアパートをみにいく日向。

「死んでるんじゃないだろうな?」

「えっ?」

不審がられました。

「あいつは いつまで 休むんだ?どこに行ったんだ?」

「どうしたんでしょうかね?」

「あっ。 何か田舎の

 お母さんがどうとかって 言ってたような。」

「嘘つき女。

 いなくならないと言った。

 誰かのために 働く 楽しさも教えてくれた。

 なのに。 チッ。何なんだ? これは。

 ああー。

 僕だって お前の気持ちに応えたじゃないか。

 うーん もう。 これだから

 人と関わるのは 嫌なんだ。

 何で あいつのために

 僕が こんなふうにならなきゃいけないんだ!?」

子どもみたいにだだをこねる日向に
住職がアドバイス。

「人に近づき過ぎれば心を乱される。

 嫌な自分にもなる。

 それも含めて相手を受け入れる。

 それが 誰かと

 一緒にいるということでは ないでしょうか?」


「僕は ただ

 あいつの顔が見たいだけなんです。」


それは恋だ!!

日向は真琴の実家へいってみることに。

「dresserの プラグインの件は

 小川さんに 預けてあるから。

 えっと。 後は…。」

「夏井さん捜しに行くんですね? 了解です!」

バレバレ。

「チッ。」

と電車に乗ろうとしたときに耀子とばったり。

「あっ。あっ。 すいません。」

「あっ。」

「あっ。」

同じ電車に乗るふたり。

「これだけ 偶然 会ったらさ普通

 どっちかは勘違いするよね?」

「フフフ。」

「アハハ。」

「店は いいのか?」

「しばらく 休めって言われちゃったの。
 
 色々 あったから。

 で また ちょっとぶらぶらしようかなって。

 そっちは 何? 仕事?」

「訳 あって 人捜し。

 あいつが いなくなった。」

「夏井さん?ケンカしたの?」

「した覚えは ないんだけどな。」

「朝比奈には…。」

「誰も 会えないの。両親も。」

「僕も 会えなかった。」

「行ってくれたんだ?」

刑務官と朝比奈。

「新聞だ。

 読んだか? フフフ。笑えただろう?

 よし。 2巻目 持ってきてやるよ。フフフフ。」

「笑えない。ただ むちゃくちゃなだけだ。」

日向と耀子。

「あいつは いつか会ってくれるかな?」

「誰にも会わないんじゃないかな。

 それで どっかに行っちゃうかも。

 悲しませた 家族のところには帰ってこないだろうし。

 あなたと つくった

 最高の場所も自分で壊しちゃったから。」

日向の楽しかった日々を思い出す朝比奈。

「むちゃくちゃで…。

 楽しかった。」


涙を流していることに気付く朝比奈。

「楽しかったな。」

そして日向も

「楽しかったな。」

「うん?」

「ああ。 いや。」

「夏井さんのところ 私も 一緒に行っていい?

 私も あなたの役に立ちたいの。」

真琴は研究所。

「教授の ご推薦どおり仕事は早いし データは正確だし。

 何より ぶっ続けで 24時間対応できる

 そのガッツがね 素晴らしいよ。

 地味な作業でうんざりしてるでしょうけど

 どんな 最先端の仕事だって内情は こんなもんだ。」

「あの。

 この仕事は 人々の生活を よくしますか?」

「あっ。 フフッ。しますよ。

 この仕事は 人々の生活を間違いなく よくします。」

真琴の実家の民宿にやってきたふたり。

「こんにちは。」

「はい。たくさん 食べてくださいね。ウフフ。」

「帰ってきてないみたいね。ああ。」

「うちの アホな妹も東京に おるんですけどね。

 もう 今 大変なことになってて。」

「どうかしたんですか?」

「いや。大学4年なんやけどね。

 もう 就職もせんと男と 会社 つくる いうて。」

「どうせだまされとるに 決まっちゅう。」

「何度 電話しても大丈夫やって 言うんですよ。

 自分は 今 やりたいことをやりゆう。

 人生 棒に振ってるつもりもないし。

 うちは その人とおれて幸せやって。」

「ほっとけ!そんな 色ぼけ!」

「けんど ちょっと 思うのよ。

 それだけ 言うんやったら

 あの子 ホントに

 その人のことが好きなんやろなぁって。

  ウフフ。」


という真琴の母。

お店から出たふたり。

「帰ろう。 無駄足だった。」

「お母さんに会わなくていいの?

 お兄ちゃんが。

 何かに 使えって。」

と連絡先の写メをみせました。

「フッ。とか 言ってたけど。

 ホントは すごく気にしてたんじゃないかな。

 徹は これを知ってるんだろうかって。」

母の店へやってきたら留守。

「向こうだって僕が分からないはずだ。

 施設から 養子にいって

 名字も変わったし 顔だって。」

そこへ千尋が。

「ごめんなさいね。今 開けます。あっ。 ごめんなさいね。

 よし。 どうぞ。はい どうぞ。」

「すいません。」

「あっ。 仕込みが まだでね

 あんまり 出せるものがないんよ。

 あっ。オムライスやったらできるわ。

 結構 自信 あんのよ。

 昔から オムライスだけは。

 食べる?」

「はい。」

「はーい。 お待たせ。食べてみて。」

「いただきます。」

「どうぞ。」

オムライスを食べる日向。
オムライスは母の味だったのか・・。

「あっ。 駄目だった?

 ごめんなさいね。そんな 子供っぽいもんね。
 
 なら 何か こう。焼き魚定食とか どう?」

「うまいです。そう? よかった。

 あなた…。」

日向の顔をまじまじとみつめる千尋。

「あっ。何か 有名な社長さんでしょ?」

「若いのにおっきな会社 つくった。」

「えっ?」

「アハッ。 前に見たのよ テレビで。

 カッコエエなと思ったわ。

 世の中には こんな すごい子がおるんやなって。

 こんな 息子さん 持ってるお母さん ええなって思った。

 今度 自慢しよかなぁ。

 私が作った オムライス東京から来た 有名人が

 おいしいって食べてくれたのよって。 エヘヘヘ。」

本当は気付いているのかいないのか・・・。
それ以上会話もなく親子の名乗りもなし。

駅で電車を待つふたり。

「何にも なかったよ。恨みも 怒りも。

 ただ よかった この人も元気そうでって 思ったぐらいで。

 ああ。 あんなに 捜してたのは

 何だったんだろうって感じだ。」

「それはもっと 会いたい人が

 他に できたってことじゃない?」


「うん?」

「今 あなたが 会いたいのは

 夏井さんなのよね?」


うなずく日向。

「フッ。意外と 素直ね。 ウフフフ。」

「電車 来ないね。」

「ありがとう。

 君と この旅ができて よかった。

 僕の中ではっきりしなかったことが見えてきた。

 君のおかげで 決断できた。ありがとう。」

「ホント 優柔不断ね。」

WONDER WALLにやってきた坂口。

「日向さんはNEXT INNOVATIONに 戻る。」

「そんな バカな。冗談じゃない!」

「信じて ついてきたのに。僕らは どうなるんだ!?」

「俺は 嫌だ。絶対に 認めない!」

「日向さんが俺に出してくれた

 出資金をこっちへ 回してくれって。

 だから 当面 金の心配もないし

 事業も だいぶ 軌道に乗ってるそうじゃないですか。」

「それは 日向 徹がいるからですよ!」

「その 日向 徹が俺に 頭 下げたんですよ!」

「頼む」と坂口に頭をさげている日向。

「あいつら 頼むって俺に 頭 下げたんだ。

 あんたら あの人に そこまでさせておいて。」

  じゃあ俺たちだけで やってやろうって

 気にならないんですか!?

 カッコ悪いっすよ!

  どこまであの人に 寄り掛かってんだ!?」


真琴にあいにいく日向。

「よく 分かりましたね。あの。 ここ。」

「大学の研究室に 電話したら教えてくれた。」

「そうですか。」

「『そうですか』って お前。

 僕は 散々 電話してアパートまで行って。

 それから お前の!

 お前の あの ど田舎の家まで行ってきたんだ!」

「田舎まで!?えっ? えっ? 何で?」

「それは…。

 従業員が 急に いなくなったら

 心配するのは 当然だろう?」

「あっ。 あの。 すいません。」

「あと…。

 大事な話が あったんだ。

 会社のことで。」

素直じゃないーーーーー。

「あの。 私もお話ししたいことが ありまして。」

「何だ?いや あの。 日向さんの方からどうぞ。」

「うん。 ああ。

 僕はNEXT INNOVATIONに 戻る。」

「えっ?」

「僕は やっぱり朝比奈が 帰ってこれる場所を

 残しておいてやりたい。」


「よかった。」

「えっ?」

「よかった。

 私 日向さんと 朝比奈さんの

 最強コンビ 大好きなんです!

 フフフ。 」


「まあ でも実際 立て直せるかどうか。

 状況は かなり 悪いしもう 買収される寸前だしな。」

「日向さんなら できると思います。

 あなたなら できる。」

「お前に言われると本当に やれそうな気がするよ。」

「うん。」

「あの。私の実家に 行ったってことは澤木 千尋さんには?」

「会った。」

「会えたんだ。あっ よかった。えっ? 息子だってことは?」

「顔が 見れただけでいい。

 元気そうで よかったなって普通に思えたよ。

 フッ。僕も 案外 大人だな。

 捜してた人に 会えて よかった。
 
 でも 分かった。

 今 僕が会いたい人は他にいる。」


「ウフフ。

 会いたい人って?」



「お…。

 お前… の話は 何だ?」


そこで会いたいのはお前だって言えよ!!!!

「えっ?うーん。」

「何… 何か 話があると言ってただろ。」

「あっ。 えっ? ああ。はい。

 私 研究所に行きます。

 日向さんのことずっと 見てきて

 私も 何か しなきゃって思ったんです。

 私も 仕事 できるようになりたいです。
 
 ちゃんと 仕事して 自信つけて。」

「いいんじゃないか。うん。

 お前は もともとできない人間じゃないんだ。
 
 やってみろ。」

「日向さんに言われるとやれそうな気がします。

 いなくならないと 言ったのにすみません。」

「フフッ。 別に いい。

 もともと そんなに真に受けてない。」

「そうですよね。

 ハァー。 会えますよ。」

「えっ?」

「朝比奈さんには 会えます。

 きっと 前みたいに。」

「ああ。」

「今 会いたい人ですよね?

 じゃあ あの。行きますね。」

「ああ。」

「じゃあ。」


別れて歩き出すふたり。
真琴がふりむいたときは日向はこちらを
向いていないし日向が振り向いたときには
真琴は後ろ姿で去っていくところ・・。



なんでーーーー?
(最終回でもりあげるため。)
何?この人たち?子ども?
仕事できて頭よくても恋愛スキルゼロ。
日向、そこでなんで「お前だ」って言わない?
なんで振り返って走って行って抱きしめない?
(来週もりあげるため。二度目。)

真琴もあれだけ日向徹のそばで働きたい
そばにいたいって言ってたくせにーー。

「私たちはいなくならない」

って言ってからいなくなるのがはやすぎるよ。
また日向人間不信になっちゃうよ。

仕事ができる日向のそばにいるのつらいって
前も仕事できたじゃん。社会人としての対応能力は
低くとも。真琴だってその見事な記憶力といい
日向に話し方講座開けるくらいに仕事できるのに。

母親のこともえらくあっさりで
あんなに執着してたのに今あいたいのは
別の人でおわっちゃったよ・・。

は〜・・すべては来週。
立ち直ったNEXT INNOVATIONに
朝比奈を迎えて
真琴はブラジルいく前に空港で阻止・・か。



日向 徹     小栗旬 
夏井真琴    石原さとみ 
朝比奈耀子    相武紗季  
安岡倫哉     浅利陽介 
小川智史     中村靖日 
宮前朋華     八木のぞみ 
立石リサ     舞川あいく 
小野遥香     野村麻純 
久賀友紀     古川雄輝 
乃木湧太     丸山智己 
笛木匡正     中原丈雄 
山上芳行     佐野史郎  
朝比奈恒介    井浦 新


2012.09.10 Monday 23:29 | comments(0) | trackbacks(7) | 
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