<< July 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
amazon
楽天ブックス他
楽天ほか

リトルバスターズ! 第10話「空の青 海のあを」

第10話「空の青 海のあを」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


リトルバスターズは最近練習ばっかりで
腕が太くなって
ムキムキにならないか気にする葉留佳。
でも言うほど練習はやってない。

「まあ 心配いらないんじゃないか。

 非常にがんばっている小毬君でさえ

 いまだにぷにぷにだ。」


「ぷにぷにです〜」

「ぷにぷに〜」

「それに スタイルの維持に筋肉は必要だ。

 特に 腹筋 背筋 胸筋は 重要だな。」

「なるほど〜」

「ぷにぷに〜〜」

小毬さんの腕にすりよるクド。

「なるほど。本当にぷにぷにだな。
 
 鈴くんはどうかな?」

来ヶ谷さんの視線に危険をかんじで逃げだす鈴。

「ぷにぷにしたいー」

小毬さんとクドにおいかけられました。

そして真人にトレーニングのメニューを
おしえてほしいという葉留佳。

「いいけど・・まずは軽く

 スクワット1000回だ!」

「スクワット1000回もできるか!

 この筋肉ダルマ!」

鈴はつかまって両腕ぷにぷにされてました。

「おまえら やめろ〜〜」

それをみて来ヶ谷さんはうっとりw

「というわけで 諸君!」

「て どういうわけだ?」

「リトルバスターズの諸君!

 君たちには 初めての試合が待っている。

 実戦を想定して 練習もはげしさを増すが

 くれぐれも 怪我のないようがんばってくれ。」

「いいか 恭介。

 試合をやるにはたりないものがある。」

「ん?なんだ?」

「わからないのか?

 なら おしえてやろう。

 それは 残りのメンバーだよ!

 謙吾を抜いて おまえに 理樹に 俺に

 鈴 それに 小毬と来ヶ谷と三枝に

 クー公に 鈴!全部で ん?9人だ。」

「なだ?私が二回かぞえられたぞ?

 もうひとりの私がどこかにいるのか?」

「きっと 心理学的なとらえかたなんだよ。

 現実でさがさないであげなよ。」

理樹、そのフォローちょっと無理がある。

「単なる数え間違いだよ!ごめんなさいでしたー!」
 
「つまり メンバーは8人だ。

 あとひとりくらいなんとかなるさ。」

「なんとかって・・。」

「いったい 誰がなんとかするんだ?」

「決まってるだろ。」

視線が・・。

「理樹。お前はひとあたりがよく 誠実で

 メンバー勧誘の適正は一番だ。」


「どうか〜ん!」

「直枝さんにまかせれば

 安心なのです〜」

「がんばれ 理樹くん」

みんなが拍手。

「あとひとり 頼んだぞ」

とポンと肩をたたかれてしまいました。

『やっぱり・・こうなるんだ』


OP


ファウルボールをさがしにいった理樹は
木陰で日傘をさしている西園美魚をみかけました。

「ダメもとで きいてみるか。」

たまたま動いた西園さんの傘におどろいて
西園さんを蹴るかたちになってしまった理樹。

「西園さん。ごめん!痛かったよね?ほんとにごめん!」

「直枝さん 傘を とっていただけますか。」

「あ・・。」

傘をひろってわたす理樹。
怪我はないけどアザになるかもという西園さん。

「さっき 同じところに

 ボールがぶつかったものですから。」

「ボール?」

「野球部は 休部状態のはずですが

 どこの誰がやっているのでしょう。

 安全にもっと 気を配ってほしいものです。」

「あ・・あの・・。」

理樹、言い出しにくい!
そおこへ真人たちも声をかけてきました。

「おい!理樹!まだボールみつからねえのか?」

ボールをもっていた西園さん。

「あの・・そういうわけで・・。」

「ここはひとつ 手打ちにしましょう。」

「手打ち?折り合いをつけるって意味だっけ?」

「この場合 斬り殺す という意味です。」

「斬り殺す?!」

と真人たちもびっくり。

「冗談です。」

「そ そっか。ならよかった。」

「私はなんともありません。

 ですからもう お気になさらず。」

真人たちにうながされ練習に戻りますが
西園さんが気になる理樹。

「西園さんは とても 孤独にみえた。」

教室に西園さんがおらず、あの場所に
いってみる理樹。
近づくと鳥がはばたいていきました。

「ひとちになってしまいました。」

「あっ そっか!僕のせいで

 鳥がいっちゃったんだね。ごめん!」

「いえ。何か御用ですか?」

「きのうのとこ あざになってない?
 
 これ 持って来たんだ。」

と湿布を渡す理樹。

「直枝さんは ずいぶん 世話焼きな方なんですね。」

そのとき理樹のおなかがなりました。
まだお昼をたべておらず、自分をさがしていたのも
あるときき、タッパーをさしだす西園さん。

「つまらないものですが パンの耳です。」

「パンの耳?」

「鳥にあげようと思って 持って来たのです。

 今日はサンドイッチをつくったので

 耳があまったものですから。」

「自分でつくるんだ。お弁当。」

「お口にあわないと思いますが。」

「あ いや。おいしいよね。パンの耳って。」

本を読む西園さんのそばに
また鳥がよってきました。

「西園さんは 鳥が好きなんだね。

 鳥はいいよね。誰にも邪魔されずに

 自由に空をとんでさ。」

「私は鳥が嫌いです。

 私の元から 勝手に空にとんでいってしまうから。

 ですが 餌を食べている間は 鳥は空をとびません。

 私は 鳥を地面にしばりつけておくために

 餌をやっているんです。」

手をのばすと飛んでいった鳥。

「あ・・。

 薄情なものですね。

 毎日のように あげているというのに。

 翼のあるものを しばりつけることなんて

 できないのです。

 私のしていることは 

まったく無駄な抵抗というものです。

 それでも しないよりはましだと思いませんか?

 つまらないことをいいました。

 忘れてください。」

そらをみる西園さん。

『西園さんは いつも 

日傘をさしている。

 おだやかな春の日も

 うだるような夏の日も

 すずやかな秋の日も

 ふるえるような 冬の日も。

 肌が弱いのか 詳しいことは 

誰も知らない。

 今まで気がつかなかったけど

 西園さんは いつも あの木の下で

 お昼を食べて 本を読んでいるのだ。

 僕はその時間 西園さんが

 教室にいないことも 気づかなかった。

 たぶん 僕だけじゃない。

 道端の 石ころのように

 誰にも気にされない存在。

 どこで何をしているのか 誰も知らない。』


影が薄いので「カゲナシ」とよんでいるクラスメイト。

恭介に相談する理樹。

「カゲナシか。ひどいことを言う。」

「西園さんは いつも たったひとり

 日傘の下から 世界を見ているんだ。

 もしかしたら 僕も

 そんな風に世界を見ていたかもしれない。

 もし 恭介や みんながいなかったら。」


手をさしのべてくれたみんなを思い出す理樹。

立ち上がる恭介と理樹。

『あのときの恭介と同じことが

 僕にもできたら。』

「西園さんを リトルバスターズに

 誘ってみるよ。」


「ああ。がんばれよ。理樹。」

「うん。」


CM


翌日、西園さんのところにいく理樹。

「西園さん。」

「今日は パンの残りはありませんよ。」

「そう。」

「ですが これならありますよ。

 残り物ですが。」

とさしだしたお弁当箱にはおにぎり。

「もらっていいの?」

「どうぞ」

「ありがとう。」

「今日は おにぎりなんだね。」

「違います。」

「どうみても おにぎりだけど。」

「いいえ おむすびです。」

「いっしょじゃないの?」

「全然違います。

 三角に握ったのがおにぎりで

 丸く握ったのがおむすびです。」

「へえ〜。三角がおにぎりで

 丸がおむすび・・三角だけど。」

「逆だったかもしれません。

 三角だと・・丸が・・

 細かいことは気にする必要ありません。」

うやむやにした。

おにぎりをもらう理樹。

「昨日も この前も その本を読んでたよね。

 なんの本?」

「気になりますか?」

「なんとなくね。」

「私は本が好きですが

 特にこの本は大切な本です。

 私そのものが書いてある。

 そんなふうにさえ思える本なんです。」

「ごめん。いいにくいことをきいいたかな。」

「いけませんよ。

 ものをたべながらしゃべらないように

 ご両親から言われませんでした?」

「僕は 両親いないから。」

「あっ。知らないとはいえ 失礼なことを。」

「いいんだよ。僕には

 リトルバスターズがあるからね。」


「リトルバスターズ。それはなんですか?」

「えっと 仲間だよ。

 悪を成敗する 正義の味方だ。

 今は 野球ばっかりやってるけどね。」

「その正義の味方が 私にボールをぶつけたのですね。」

「それは 本当にごめん。

 西園さん よかったら 僕らといっしょに

 野球をやらない?」

「野球・・ですか?」

「僕は みんなと仲間になったとき

 思ってもみなかった世界がひらけたんだ。

 自分の居場所ができたんだよ。

 どんなことがあっても

 自分らしくいられる場所が。

 もしかしたら 西園さんも。」


「それは 興味深いかもしれません。

 ですが 私がいつも体育を休んでいるのは

 ご存じですか?

 せっかくのお誘いですが

 遠慮させていただきます。」

「西園さんは、体が弱いの?

 いつも日傘をさしているけど。」

「同じことを いつか もう一度きいてください。

 もし私が 答えてもいいとおもったら

 返事をしますから。

 そんなときは こないと思いますが。」

チャイムがなりました。

「5時間目は体育ですね。

 急がなくては。

 参加はしませんが 着替えだけは

 しなくてはいけないのです。では。」

と行ってしまう西園さん。

教室で理樹も着替え。
真人は筋肉自慢。
理樹は教室にジャージを忘れたそうで
先にいってていいよというと真人がショボーン。

真人は理樹につきあって
着替えをとりに教室へ。
着替え終わってでてくる女子。

放課後、理樹が自販機でジュースを買っていると

「少年」

と声をかけてくる来ヶ谷さん。
理樹、びっくり。

「折り入って 頼みがある。

 西園女史が 本をさがしているのだが。

 大切な本を なくしてしまったらしい。」

「まさか あの本?」

うなずく西園さん。

「君は さがすのを手伝え。」

「それは 直枝さんには 関係のないことですし。」

「いや 手伝うよ。」

「少年は そう言ってくれると思っていたよ。

 あとで なでなでしてあげよう。」

とウィンクする来ヶ谷さん。

「いや それは別に・・。」

「じゃあな。がんばれ。」

「え?えーっ?」

来ヶ谷さんはいってしまいました。

西園さんと教室にいく理樹。

「5時間目の前 あの本を

 かばんにいれていたよね?」

「はい。体操着に着替える時

 かばんから 本を出して

 この机の上に おいたのです。

 なのに 体育から戻ったときには どこにも。」

「本が勝手になくなるわけない。

 まさか 誰かが 悪意を持って・・。」

笑いながら教室からでてきた女子を思い出しました。

『なんの証拠もなく クラスメイトを疑うのは

 よくないことだけど』

ゴミ箱をのぞくけどない。
机の下とかをさがしにきました。

「直枝さん もう気にしないでください。

 探すと言っても あてもありませんし。」

「もう少しだけ 探してみようよ。」

「もう一度 あの本を 買えばよいだけのことです。

 大切なのは そこに 書かれてる言葉です。

 私は そらんじているほど

 あの本を読みました。

 だから 本がなくなっても 全然こまりません。」

「だけど 見つかれば 嬉しいと思うよ。」

「もし 誰かが わざと隠したとしても ですか。

 真実を知ることで 私がよけいつらくなったとしても
 
 それでも 直枝さんは 

 本をさがすべきだと思いますか。

 ささいないたずら心が

 他人にとっては 耐えがたい苦痛になることを

 想像できない

 そんな人がいることを ご存じですか。

 直枝さんは 私がクラスでどうよばれているか

 知っていますか。」

「この世に悪意は存在する。

 僕も そう思う。

 だけど 僕は 信じてる。

 それと同じくらい
 
 この世には 善意が存在するってことを。

 もう一度 さがしてみようよ。」


そこにはいってきた来ヶ谷さん。

「私はこう推理した。

 おそらく 西園女史は 着替えの際

 うっかり本を机から落としたのだろう。

 それを拾った人がいたんだ。

 西園女史より着替えが遅く

 3人のうちの 誰かだ。
 
 その中で 拾った本のことを
 
 これは誰のものだと 

 まわりの人間に確認できない内気な子

 彼女は とっさに本を自分の机にしまい

 あとで持主をさがすつもりが

 ききそびれてしまった。

 以上の条件にあてはまる確率が

 一番高い女子を

 探しだしたというわけだ。」


教室にはいってきた女子生徒は
机から本を出して西園さんにわたしました。

「ごめんね。

 西園さんの本だって 知らなかったから。」

「あ・・。ありがとう。」

「よかったな。」

「来ヶ谷さん 名推理だったね。」

「本当にありがとうございました。」

「いや なに。」

「直枝さんも ありがとうございました。」

「ひとつ いいかな?」

「あ はい。」

「その本は なんの本なのかな。」

「ひきょうですね。

 このタイミングで 私がそれをことわれないことを

 わかっていて それをきくのですね。

 どうぞ。」

「いいの?」

「ここで ダメだというほど

 私は意地悪ではありません。」

「ありがとう。」

「若山牧水の 歌集」

ページをめくる理樹。

「白鳥は 哀しからずや 空の青

 うみのあをにも  染まずただよふ」


『僕は 青をみた。

 ただひたすらの青を。

 その中に漂う 孤独な鳥を。』


「うまくいえないけど かなしい歌だね。」

「私は哀しいとは思いません。

 どんな青にもそまらない鳥。

 この歌は 希望に満ちている。

 そんなふうにさえ 思うんです。」


そこに恭介たちが
練習の時間だとよびにきました。

「これから 野球ですか?」

「うん。今度 見学においでよ。

 一度でいいから。」

「楽しいぞ。」

「いつでもこい。」

「あの・・。

 今から見学しても

 よろしいですか?野球を。」


笑顔になるみんな。

野球の練習を日傘をさして見学する西園さん。

『なにかがはじまる。

 僕は そんな予感がしていた。』






はあ〜今回もいい話だった!
たしかにどんな場所にも
あんなことをいう意地悪な人はいるものですが
そんな人ばかりじゃない。。
世の中悪意ばかりじゃなく善意もあふれていて
悲観するにはまだ早い。
理樹にとってみんなにとって
リトルバスターズが大事な場所になったように
孤独な西園さんにもかけがえのない居場所に
なるといいな。

来ヶ谷さんがほんとにかっこいいな。
一見指示だけだしてるようにみえる恭介も
すべてにおいて頼れるみんなのリーダーにみえます。

 
 
 

直枝理樹  堀江由衣
棗鈴    たみやすともえ
棗恭介   緑川光
井ノ原真人 神奈延年
宮沢謙吾  織田優成
神北小毬  やなせなつみ
三枝葉留佳 すずきけいこ
能美クドリャフカ 若林直美
来ヶ谷唯湖  田中涼子
西園美魚  巽 悠衣子
笹瀬川佐々美 徳井青空










2012.12.10 Monday 15:53 | comments(0) | trackbacks(2) | 
<< ジャンプ2号感想 | main | PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜 第8話「さよなら…そして、ありがとう」 >>









「リトルバスターズ!」第10話
  第10話「空の青 海のあを」野球の練習中、ボールを探していた理樹は物静かな少女・美魚と出会う。いつも中庭の木陰で日傘を差し、ひとりで読書をしている彼女が何となく気に...
| 日々“是”精進! | 2012/12/10 3:59 PM |
リトルバスターズ!#10「空の青 海のあ...
この世は悪意と同じくらい善意に満ち溢れている。そこに僕の居場所もある。「空の青 海のあを」あらすじは公式からです。野球の練習中、ボールを探していた理樹は物静かな少女・美...
| おぼろ二次元日記 | 2012/12/10 4:01 PM |