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レジデント〜5人の研修医 第9話「決断の日」

 第9話「決断の日」



しずく(仲里依紗)の双子の弟、皆人(千葉雄大)が
救急搬送されてくる。感染症により壊死状態の皆人の右腕
…宮島(小澤征悦)は緊急手術が必要だと判断する。
しかし、皆人の命を救うには腕を切断しなければならない。
しずくは重大な決断を迫られる…。また、自殺未遂で
救急搬送されてきた悦子(高田敏江)にショックを隠せない
真中(増田貴久)。息子の充(中村有志)に責め立てられ、
真中は医師という仕事の現実を痛感する。




救急車で運ばれてきた女性は
佐藤さんの奥さん。

また矢沢にあいにきた母。

さらに皆人も救急車で搬送されました。
右腕が変色しはれあがっていました。

「高熱と上肢の激しい痛みを訴え救急要請救急隊

 到着時 意識障害あり右上肢の色調不良」

「感染症だな 広範囲にわたって壊死が進行している」

「壊死…」

「腕を…緊急手術だ 壊死した組織を

 すぐに病理検査に まわしてくれ」

母を追いだそうとする矢沢。
診察室から無理やりおしだすと転んでしまいました。

「何やってんだよ。」

「うるさい!」

と手をふりはらう母に
昔の母を思いだす矢沢。

「うるさい 泣くんじゃない!」

「私は母親よ 指図すんな!」

手当てするといわれてもあばれる。

佐藤さんの奥さんの処置をする真中。

「 自殺なんて…」

皆人の検査結果もでました。

「検査結果が出ました迅速キットにより

 A群β溶連菌が陽性です」

「A群β溶連菌? 劇症型か」

「壊死の進行がかなり進んでます」

「腕を 切断するしかないな

 美山 いいな

 美山」

「他に方法は ないんですか?」

「あるなら こんなこと言わない」

「どうしても絵の勉強がしたいんだ」

といっていた皆人。

「父が… 父は医者なんですだから 父に聞いてみます」

「そんな時間はない」

「分かってます だけど…」

「血圧低下 VPC頻発してます」

「美山 お前 医者だろ

 今 弟さんの目の前にいる医者は俺達だけだ

 俺達が何をすべきか 考えろ」

「大丈夫皆人は父さんが絶対助ける」といっていた父。

「医者としてやっていくそういう思いが

 しずくの中にある?」と言っていた皆人。

「命を…命を救うことが私達の仕事です

 切断してください」

『医者である覚悟』

矢沢母をおさえる田淵先生。
つらそうな矢沢。

『何があっても

 どんな思いをしたとしても』

「上腕骨 骨幹部で右腕を切断する」

手術開始。

『私達は 医者でいることができるんだろうか?』

佐藤さんの息子さんにせめられる真中と陽菜子。

「おふくろまでこんなことになるなんて…

 あんたらのせいだよあんたらのせいで…」

矢沢の母は眠らされました。

「だいぶひどい生活してたんじゃないか?

 一応ひと晩 入院してもらうけど…

 任せて平気か?

 おふくろさんなんだろ もし あれだったら…」

「大丈夫です」

「そうか じゃあ そういうことで」

しずくの両親もやってきました。

「しずく」

「医者にとって一番つらいのは

 家族が患者になったときだ

 医者なのに 救ってやれない何もしてやれない

 誰よりも大事な人間を失った瞬間は

 医者だからこそ 余計につらいし苦しい

 そうやって悩む仲間を たくさん見てきた

  だから俺は お前が医者になることに反対した

 そんな思いをしなきゃいけない人生を

 選んでほしくなかった

 宮島先生から説明は受けた

 皆人を助けるためには

 それしか方法がなかったと俺も思う

 だけど できれば お前と代わってやりたかったな

 お前にそんな決断をさせたくなかった

 大丈夫か?

 しずく1人で こんな思いをさせて

 すまなかったな」

夫の店にきた香澄先生。

「あんたらのせいだって 言われちゃった

 救命に来た頃はさ

 命を助けることだけ必死に考えてた

 それが正しいことだと思ってた でもさ

 そうじゃない場合だってあるんだよね

 助けてしまったことで生まれた悲しみもある
 
 でも だからってさ

 助けないわけにはいかないじゃない

 今回のことだって結果論であって

 私達 医者が悩むことじゃない

 悩んでたら やってらんない

 そうやって言い聞かせてきたけど

  慣れないね 全然」

「はい お待ち はいよ」

「私ですら そんなんなんだからさ

 研修医のあの子達は

 もっと大変なんだろうなって思うわけ

 もっと つらいんだろうなって

 でもさ

 負けてほしくないんだ〜」

「大丈夫じゃない?鬼より怖い弥生ちゃんに

 ついてこられてるんだから」

「おッ 私でも存在意義ある?」

「あるある

 だからさ 弥生ちゃんは

 頑張って医者の仕事 続けなさい」

「続けられんのかな…」

「えッ?うん?」

「ううん 何でもない」

真中のいるICUにきたしずくは
皆人につきそいました。

「お疲れ」

「大丈夫?」

「意識が戻るには2〜3日かかるけど

 命に別状は ないし

  1週間もすれば実家の病院に移れるから

 そのあとは父親がついてくれるし 問題ない」

「美山さんは 大丈夫?」

「私? 平気だよ 何で?

 宮島先生の判断は正しかった

 医者として

 皆人の家族として

  私も そうするしかないと思った

 だから平気」

「当直 代わろうか?」

「いい」

「疲れてるみたいだし 帰った方が…」

「疲れてないよ」

「これから大変になるんだから」

「もう いいってば!

  ほっといてくんないかな

 あッ ごめん」

しずく・・八つ当たり・・・。

母親からお酒をとりあげて捨てる矢沢。

「何やってんだよ」

「何よ ちょっと ちょっと

 返してよ〜何してんのよ」

「まだ 酒やめられないのかよ

 あんたの体 ひどい状態なんだぞ

 分かってんのか?」

「じゃあ 治してよ」

「あんたは治療してもしょうがない

 どうせ同じこと繰り返すんだから」

「それでも医者?そんなこと言っていいわけ?

 私 患者なのよ?」

「何がしたいんだよ金なら渡しただろ

 足りないっていうんだったら…」

「寂しいの

 1人で寂しいのよ

 あんた手放してから私 やりきれなくて」

「また 男つかまえりゃいいだろ

 そうやって生きてきたんだから

 これからも そうしろよ」

「私は あんたと一緒にいたいの

 そりゃ私は まともな母親じゃなかったけど

 あんたのことはちゃ〜んと思ってた」

「いい加減なこと言うなよ

 いっつもいっつも 酒ばっか飲んで怒鳴って

 俺 あんたが怖くてしょうがなかった

 あんたから離れたくてしょうがなかった

 別れられたときは せいせいしたよ

 これで自由になれる

 自分だけの人生を生きていけるって

 だから俺は医者になった

 誰からも後ろ指さされないように

 1人で生きていけるように

 俺は あんたみたいな人間には

 絶対ならないって決めたんだ

 もう頼むから

 もう 俺の人生メチャクチャにすんのやめてくれ」

「じゃあ あんたはどうなのよ?
 
 あんたは私に何もしてないって言えんの?

 私だって夢はあった描いてた人生もあった

 でも あんたが産まれて 男にも逃げられて

 あんた 1人で育てていかなきゃいけなくなって

 あんたのせいで私の人生メチャメチャなのよ!」

「バカじゃねえの?

 だったら 産まなきゃよかったんだよ俺のこと!」

やっぱり最低母・・。

「あの…」

廊下で紗知にあいました。

「どけよ」

いってしまう矢沢。

皆人のリュックがしずくのところに
届いていました。
中からスケッチブックをとりだし
皆人のスケッチをみるしずく。
そこに宮島先生がやってきますが声がかけられず。

翌朝。矢沢母が退院することになり
矢沢は顔をみせず紗知が下までおくっていきました。

「あの子ね 私みたいな人間になりたくなくて

 医者になったんだって

 バカみたいね そんなことしても無駄なのに

 いつまでたっても あの子は私の息子

 私に そっくりなの」

上をみたら息子がいました。

「またね〜。」

と手を振ってかえる母。
矢沢はまた苦しそう。

佐藤さんと真中。

「あんた あの真中病院の跡取りなんだって?」

「あッ はい」

「だったら 親父を

 あんたんとこに転院させてくれよ

 おふくろが何で死のうとしたか分かるか?

 あんたらが親父を 

 あんな地方の病院に放り出そうとしたからだろ

 責任とって親父 引き受けてくれよ

 何とか言えよ

  それくらいしてもらっても いいんじゃないか」

真中の胸元をつかみ訴える佐藤さん。

「佐藤さん」

「親父も おふくろも こんなんじゃ

 俺 ホントやっていけないんだよ分かるだろ?」

「申し訳ありません」

「謝ってもらってもしょうがないんだよ!」

なんて勝手な患者・・。
その会話を母もきいていました。

香澄と迫田さん。
香澄は頭痛?

「いった…」

「大丈夫?」

「妊娠した途端 これだもん

 体力には自信あったんだけどな〜」

「まあ 初期症状は個人差あるからね」

「はあ〜ッ 不安なんだよね

 今から これじゃ 私この仕事続けられんのかね〜」

「先のこと考えたってしょうがない

 なるようにしかなんないんだから」

「そうだけど

 人生の半分 医療の世界で生きてきたわけじゃない

 うまく想像できないんだよね

 医者でなくなった自分に」

「別に医者 辞めなくったって」

「分かってるわよ 理屈ではね

 子供産んだからって仕事を失うわけじゃない

 でも それは建て前であって

 大抵 みんなどっちか諦めてる

 諦めざるを得ないのよ

 手術してるとき

 もし 自分の子供に何かあったら

 私は どっちを選べばいいんだろう

 勝手だよね〜子供欲しくて頑張ってきたのに

 いざ できたら これだもん」

「じゃあ 子供は諦めたら?」

「えッ?」

「そんなんで産んでもらったって 子供も迷惑よ」

「ハッキリ言うね〜」

「そういう人 いっぱい見てきたもん

 悩んで 産んだこと 後悔して 子供いっぱい傷つけて

 だけど あなたなら大丈夫だと思うけどね」

とぽんとおしていく迫田さん。

ロッカールームの研修医女子3人。

「お疲れ」

「今日も泊まるの?」

「うん」

「体 壊すわよ」

「そうだよ

 ほら 私 今日当直だし 弟さん見てるから帰んな」

「平気 私昔から体だけは丈夫だからさ

体力あるとさ 結構 無理しちゃうんだよね

 皆人も

 皆人 学費稼ぐために 

 朝から晩までバイトしてたんだよね

 その合間に絵 描いて

 寝るヒマなかったんじゃないかな

 いくら体力があるからって…

 辞めさせればよかったバイトなんて

 そしたら あんな病気…」

「ねえ 溶連菌感染症は突発的に起こるものだし

 健康で体力がある人だって

 細菌にやられたらあっという間なんだから」

「うん はあ〜ッ

 運悪かったんだよ あいつ

 分かってる

 じゃあシャワー浴びてくるから お疲れ」

転院先をさがしている真中。
そこへ陽菜子がやってきました。

「ねえ 出前 何にする?」

「うん? いらない」

「いらないって お昼もろくに食べてなかったじゃん」

「おなか すいてないから」

「あのさ お坊ちゃんが優しいのは分かるけど

 でも それだけじゃ 

 どうにもならないことだってあるんだよ

 つらいけど 私にも

 お坊ちゃんにも

 佐藤さんにしてあげられることは何もない

 そう割り切らなきゃやっていけない

 私だって 佐藤さんのこと
 
 何も考えてないわけじゃないよ

 だけど 私達には

 やらなきゃいけないことがたくさんある

 だから

 進むしかないんだよ」

紗知は矢沢に電話。

矢沢は電話がなっていても出ない。
ビールを飲みながら、昔冷たかった母を
思いだしてやりきれない。

『うるさい 泣くんじゃない!

 あんたのせいで私の人生 メチャメチャなのよ』

『またね〜』

真中と佐藤さんの奥さん。

「 あッ すみません 起こしちゃいましたか」

「いいえ」

「ゆっくり休んでくださいね」

「先生 ごめんなさいね

 息子が むちゃくちゃなことを 言ったみたいで」

「いや 大丈夫です」

「ホントに ごめんなさい

 こんなバカなことして

 また ご迷惑をおかけするようなことになって」

「すみませんでした 僕達がしたことは

 佐藤さん達が 

 望んだことじゃなかったのかもしれない

 でも ここに運び込まれてきた以上

 助けないわけにはいかないんです

 黙って死なせるなんてこと…」

「それでいいんですよ

 だって それが お医者さんの仕事でしょ

  主人を見ていて思ったんです

 いつ死んでもおかしくない年になったら

 その日のことを

 ちゃんと考えておかなきゃいけないって

 そうしないと

 残された人間が苦しむことになる

 こうやって 一生懸命

 手 尽くしてくださってる先生を

 悩ませることになるって

 生きるだけで 精一杯って時代もあったけど

 今は生きることと同じくらい

 それ以上に 死ぬときのことを

 考えなきゃいけなくなったのね

 せっかく助けていただいた命ですから

 残りの人生大切に生きます

 だから 先生も

 頑張ってお医者さん続けてくださいね」

真中なにもいえない。
その会話をしずくもきいていました。

自販機のところにきたしずく。
真中もいました。

「お疲れ」

「弟さんは?」

「まだ意識 戻んないみたい」

「そっか」

「昨日は ごめん 自分のことしか考えてなかった」

「あッ いや 僕も同じだし

 自分のことで精一杯なのにさ

 人の命を救おうとしてること自体

 間違ってるのかもしれない

 うちの病院で引き取ってくれって言われたときにさ

 そんなの絶対 無理なんだけど

 でも じゃあ何で無理なんだろうって考えちゃってさ

 色々考えたら

 佐藤さん1人を特別扱いするわけにはいかないんだよね

 大病院の跡取りなのにさ 1人の人間も救えなくて

 何やってんだろうな 俺

 そもそも俺 医者に向いてなかったのかもしれない

 お医者さん続けてくださいって言われても…」

そこへ呼び出し。

目を覚ました皆人。

「美山先生がいらっしゃいましたよ」

「皆人 もう大丈夫だよ

 もう心配ない」

「よかった」

「炎症反応も落ち着いてるし 1週間もしたら

 お父さんの病院 移れるから」

「しずく

 よく頑張ったね」

「私は別に…」

「あとは大丈夫だから あんた 少し休みなさい

 ずっと眠れなかったんでしょ」

「ごめん お母さん」

「あんたが謝る必要ないのよ 誰も悪くないんだから

 いいわね」

患者さんが運ばれてきて
処置しようとして転ぶ矢沢。

「お前 酔ってるな ここは いいから

 酒抜いて 頭 冷やしてこい」

「平気です」

「任せられないって言ってるんだ

 ここをどこだと思ってる

 やる気がないなら出て行け」

皆人としずく。

「しずく」

「うん?」

「俺の腕 どうなったの

 どうなったの」

「宮島先生から聞いてない?」

「聞いたよ 切断したって

 でも 信じらんなくてさ

 自分で確認すればいいんだろうけど

 怖くてさ

 ホントなの?」

「ホントだよ

  ねえ 皆人」

「何で?

 もう 意味分かんないよ

 何で いきなりそんなことになるわけ?」

「皆人は感染症にかかって…」

「だから聞いたってば

 腕 切らなきゃ 命 危なかったって

 でも

 俺が聞きたいのはそういうことじゃなくてさ

 何で勝手に決めたんだよ

 俺の腕 切るって誰が そんなこと決めたんだよ」

「しょうがなかったんだよ

 そうしないと あんたが死んじゃうと思ったから」

「しずくなの?

  しずくが決めたの?」

「そうだよ

 ねえ 皆人」

「何でだよ!

 何で お前がそんなこと決めんだよ 俺の体だぞ!」

「分かってるよ でも そうするしか

 方法がなかったんだもん」

「俺の気持ち考えた?

 腕なくなったら俺が どう思うか考えた?」

「そうするしか方法がなかった…」

「ふざけんなよ!

 こんなことするために医者になったのかよ

 何で助けたんだよ

 こんな体じゃ生きてたって意味ない

 もう

 もう こんなんだったら死んだ方がマシだったよ!

 もう 出てけよ

 出てけ!」

「ごめん。」

そのふたりの会話を宮島先生がきいていました。

矢沢のところにきた紗知。

「大丈夫?お母さんのこと気になるんでしょ

  何かあるんだったら話して

  私じゃ力に なれないかもしれないけど

 1人で抱え込もうとしないで」

「何なの お前

 俺のこと最低だと思ってんだろだったら…」

「ほっとけないの

 嫌なやつだと思うけど

 でも あのとき私の気持ちを分かってくれた」

『迷うな 決めたんなら迷うな』

「私が言ってほしかった言葉を言ってくれた

 ずっと誰かに そう言ってほしかった

 だから…」

「バカじゃねえの

  そんなこと

 そんなことぐらいで…」

「好きなの

 矢沢君のことが好きなの

 だからあなたが お母さんのことで

 つらい思いをしてるんだったら

 私が…」

「私が?

 何してくれるっていうんだよ

 お前に何ができるっていうんだよ」

「矢沢君」

「あいつみたいに

 都合のいいときだけ俺んとこ来て利用して

  新しい男ができたらまた捨てるんだろ」

「そんなことしない 私は絶対に そんなこと」

「信じられるかよ そんなこと!

 ずっと裏切られてきたんだ

 信じられるわけないだろ」

矢沢はいってしまいました。

なくなった腕をたしかめてみる皆人。
そして泣きだすのをかげでみているシズク。

『医者としての 覚悟』

またビールを飲んで
昔を思い出し苦しむ矢沢。
紗知に電話しました。

「もしもし」

「助けて。

 俺さ 俺の母親さ

 ひでえアル中なんだよ

 ヤなことあると酒に逃げてさ

 俺に怒鳴るんだよ

 殴られることもあった

 俺 そんなあいつが大っ嫌いでさ

 あいつみたいな人間には 絶対ならないと思った

 なのにさ

 俺 あんなヤだった酒飲んでんだよ

 もう 飲まないとやってらんなくてさ

 何やってんだよ 俺

 これじゃ これじゃ 

あいつと同じじゃねえか!」


「矢沢君?」

「怖いんだよ

 俺も あいつと同じようになるんじゃないかって

 怖いんだよ

 助けて

 俺のこと助けて・・」


泣いている矢沢。

「今どこ?家? すぐ行くからそこ動かないで!」

『何があっても…』

しずくと宮島先生。

「美山」

「皆人は きっと

 私のこと 一生許してくれません

 私 どうやって医者続けていけばいいですかね

 医者になんかならなきゃよかった

 医者になんか なるんじゃなかった」

紗知は矢沢の部屋へ。
鍵は空いていて中で倒れている矢沢。
時計はこわれていて
薬もおちていて自殺をはかったよう。

真中に陽菜子から電話。

「おぼっちゃん。矢沢がたいへんなの。」

しずくと真中。

「先生の言うことは正しいです

 だけど 私 今… つらいです

 苦しくて

 どうして こんな思いしなきゃいけないんですか?

 こんな思い抱えながら

 やってかなきゃいけないんですか

 先生のせいです

 先生の…」

「悪かった」

『どんな思いをしても』

泣きだしたしずくの肩に手をおき
宮島先生の胸にすがってなくしずく。

矢沢の部屋に真中と陽菜子もやってきました。

「何があったの?

 自殺?」

「救急車を呼ばなきゃ…」

「ダメ!こんなことがバレたら 

 病院に いられなくなる」

「このままじゃ…」

「もし医者でいられなくなったら

 矢沢君は終わるの!

 やっと新しい人生 手に入れたの

 それ奪ったら生きる希望なくすことになる」


「でも…」

「お願い!」

「新城さん…」

「真中君?」

「うちの病院へ運んで手当てする」

「何言ってんのよ このままじゃ死んじゃうよ」

「うちに運んだ方が早い

 小岩井さん そっち持って」

「でも…」

「早く!」

『私達は

 医者でいられるんだろうか?』




どいつもこいつも。

しずくまであっちこっちにやつあたり。
佐藤さんは先週に引き続きだし
しずくの弟は不運という言葉でかたづけられるには
あんまりだけど、医者に八つ当たりしたって
どうしようもない。それをうけとめるのも医者の仕事?
病棟ならともかく救命でそこまで求められると
きついんじゃないでしょうか。

あれだけ強かった矢沢くんまで酒におぼれて・・。
でも今までみたいに俺はあいつみたいにならないと
いきがってるよりはこんなふうに一度つまずいて
正面からむきあったほうがあとあときちんと
立ち直れるかもしれない。
紗知の愛のパワーに期待。
仲間もいるしね。




美山しずく…仲里依紗
矢沢圭…林遣都
真中潤一…増田貴久(NEWS)
小岩井陽奈子…大政絢
新城紗知…石橋杏奈
香澄弥生…須藤理彩
前田一平…荒川良々
迫田恵子…光浦靖子(オアシズ)
香澄研二…皆川猿時)
内海翔…波岡一喜
美山勝己…寺島進
田淵育男…古田新太
宮島一樹…小澤征悦
千葉洋子…山田真歩
長谷川誠…松島庄汰
相田遥…志保
馬場恵…青谷優衣
飯田浩輔…奥野瑛太


2012.12.14 Friday 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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