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大奥〜誕生有功・家光篇 第10話(最終話)

第10話(最終話)



お玉(田中聖)との間にも子供が生まれ、
家光(多部未華子)は三人の姫を持つこととなった。
家光は、大奥総取締となった有功(堺雅人)に、
世継ぎを誰にすべきかを尋ねるが、
有功ははっきりと答えを口にしない。
お玉は、かつて隆光(又吉直樹)に予言された通り
「天下人の父になる」かもしれぬと有頂天になり、
徳子姫を溺愛する。体調を壊した家光が病床で
有功に再度、世継ぎについて尋ねると、
有功の答えは意外なものだった…。



お玉の子が生まれ、女だったことに
一瞬がっかりですが、今の世は
姫であってもお世継ぎにかわりなしといわれ納得。

「お前は将軍の父となる」と言われた日を思い出し
もしかしたらという気持ちが芽生えてきたと
有功にいう玉栄。

「何や 大きな大きなすごろくのようや

 サイコロの目がどっちに出るか

 勝つのは お夏か

 それとも 有功様と私か」

有功様と私、と変わらぬ忠誠ぶり。
でも有功は大奥総取締となった身なので
そのすごろくからは おりるという考え。

徳子姫はすくすくと成長し、玉栄
絵にかいたような親バカぶり。

3人の姫のうちど誰が上様のあとをつぐか
それはずっと先の話だという上様ですが
お夏も玉栄も我が子を推しまくる。
玉栄はまだよくわかっていない徳子姫に

「ええか 徳子姫

 そなたはな いつか

きっと公方様にならはるのやで」

「この国で一番偉い方になるのや

 生まれる前からな決まっとったのや

 有功様も この父も

 徳子姫が公方様になられる日を

 首を長うして待ってるのやで
 
  それを忘れたら あかんなッ 徳子姫

 ええ子や」

と言い聞かせたり・・。

正勝と澤村様はふたりで酒をくみかわし
落ちついた生活。

「正勝様

 某 前々よりお聞きしたきことがござる」

「何でござろう」

「上様は 公方様となられたとき

 正勝様に出家して お城を出てもよいと
 
 仰せになったと聞いております

それを なぜ

 大奥に とどまられたか」

「私は

 お二人の公方様に お仕え申した

 上様

 そして 今は亡き上様のお父上と…

 お二人の公方様に身も心も投げ出し

 お仕えした

 それが たとえ

 誰にも告げられぬ役割であったとしても

 私の誇りでござる

 それを全うしたい」


身代わりという役目はなくなっても
もはや上様をみまもるのが仕事に
なっている正勝。

そしてまだお若いのに
病気になってしまった上様。
病床の上様に、長子姫をすすめるお夏に
徳子姫こそ上様に似ているという玉栄。
同じことを有功にもたずねる上様。

「畏れながら 上様」

「申してみよ」

「お父上の家光公も

 かつて 長幼の序にならって

 公方様となられたのではございませぬか

 もしも お生まれになった

順序をないがしろになされば

 争いを避けることはできませぬ」

「千代姫ということだな

 分かった」

まだやり残したことがたくさんあるという上様に
上様の功績は大きくきっと後世に残ると
いってくれる有功。

「ありがとう 有功

 しかし

 わしは もともといてはならぬ者なのだ

 わしの成したことが

 父上の名前を汚さねばそれでよい」

後継ぎが千代姫様になったことで
少々おもしろくない玉栄。

「有功様も 徳子姫が公方様になられることを

 望んではるとばかり…」

「何でや

 何でや…

  玉栄なら 」

「あのとき何で 上様との間に子をなせと

 言わはったのでございます」

「すまんかった

 あのときの私は ただただ

 我が身の分身のように思うている そなたに

 自分にできんことをかなえてほしい一念で…」

「有功様には分かったはらへんのや

 親というものがどれだけ愚かしいものか

 有功様かて きっとご自分のお子やったら

 公方様になってほしい思わはるはずや」

「そうかもしれんな

 しかし 私は

 人の親にはなれへんかったさかい

 許せ 玉栄

 無用の争いを 避けるためや」

『この国のために命を注ぎ込むように生きた

 女将軍・家光公は逝去された

 公文書には あくまで

 お父上の三代将軍徳川家光公の死として記された』

上様は遺言で殉死を禁じられたため
伊豆守ほかも後追いはできず。

「しかし 元六人衆のうち

 阿部重次様 堀田正盛様

お二人がお腹をめされました

 にもかかわらずなぜ老中である父上が…」

「よいか 輝綱

 上様が逝ってしまわれた今
 
 わしには やるべきことがある

 上様は そのために六人衆を解き

 老中の力を強められたのだ

 輝綱

 死ぬほうが たやすいのだぞ」

この人もなかなかの人だったな・・。

『しかし ただ一人 ひそかに

家光公に殉死を許された者があった』

正勝・・・。
しかも死んだ正勝を迎えに
先に逝った息子が・・・(T_T)

正勝からの遺言状が妻へ届けられ
その中できまずいままわかれた朝のことを
あやまっている正勝・・。

「母上 やはり父上は

 生きておられたのですね」

「いいえ

 きっと もう

 この世にはおられぬ

 父上は

 立派に使命を全うされたのです」

この一家も、春日以降、
徳川家のためにすべてをささげたなあ。
正勝は死に顔が幸せそうだったのが救いです。

『次期将軍は千代姫 改め 家綱様に決まり

 他二人の姫様は 同じ石高を得

 お城を出ることとなった』

玉栄も出家。
徳子姫は元服して綱吉という名に。

「ずっと 有功様のおそばにて

離れまいと思うていました

  こないな日が来るとは…

 しかし

 綱吉様を一人にするわけにはまいりませぬゆえ

 お許しくださいませ」

「私こそ 許せ 玉栄

 そなたを亡き上様のおそばに侍らせた上

 結局 長幼の序をもって家綱様を推した私を…」

「ええのです

 有功様のなさることは 私は全て

 もう ええのです

 それに

 将軍の父となるという

 途方もない ええ夢を見ました

 お別れにございます 有功様」

「うん」

「お体をご自愛くださいませ
 
 そなたも 綱吉様も…」

「玉栄!

 ありがとう 玉栄

 そなたがいたからこそ

 私は 大奥で今日まで…

 ありがとう」


上様との最期の会話がまた泣ける。

「有功…

 あの約束を覚えているか?

 わしが はらめぬときは

 一緒に死んでくれと…」

「はい 私の心は

 あのときと全く変わってはおりませぬ」

「ようやく そのときが来たの」

「上様」

「有功…」

「はい」

「やはり 駄目だ

 そなたは生きよ

 千代が四代将軍となったとき

 そなた以外

 父親代わりの後見は思いつかぬ

 千代のために

 いや…

 わしのために生きよ

 亡き後も

 わしのためだけに…」


「はい」

「有功

 好きだったぞ

 たとえ 体のつながりがなくとも

 だからこそ

 そなたは 他の誰とも違う

 わしにとっての特別であった

 これで よかったのだな

 わしと そなたとは…」


「はい」

「有功… 有功」

多部ちゃんが最後まで泣かせてくれた。

『春日局様 あなた様は

 この国が滅びると仰せになった

 ですが 春日局様

 ですが 春日局様…

 私は この国はまだ滅びぬような気がするのです』



春日もおらず、上様もおらず
正勝も玉栄もみんないってしまった大奥で
上様のそばにとどまって
春日や上様のかわりに
大奥とこの国をみまもり続ける役目と
なった有功。
わしのために生きよ、といわれたら
死ぬその日までお役目まっとうするほかない。

まさにこれもさだめ、というしか。

大奥、このあとも延々と続いていくわけですが
原作がとてもいいドラマに仕上がっていたと
思います。
上様と有功はもちろん、まわりの人たちも
本当に熱演でした。




有功(ありこと)…堺雅人
家光…多部未華子
玉栄…田中聖(KAT-TUN)
稲葉正勝…平山浩行
雪…南沢奈央
明慧…駿河太郎
小菊…原田夏希
松平信綱…段田安則
澤村伝右衛門…内藤剛志
春日局…麻生祐未




2012.12.15 Saturday 10:11 | comments(2) | trackbacks(6) | 
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Mint (2014/08/31 2:34 PM)
もし、本当にこんな状況になっていた場合
今の日本は?
そんな意見もありますが。
私も同じ事を考えています。
父子二代総理大臣が母娘二代総理大臣にとか
いくら何でもそれはない(笑)。
honey (2014/08/31 3:29 PM)
Mintさん、こんにちは。

まず女性総理がまだでてきませんもんね。









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