<< April 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
amazon
楽天ブックス他
楽天ほか

とんび 第3話「父と子の反抗期」

第3話「父と子の反抗期」



昭和59年(1984年)。
11歳になったアキラはクラス委員で学校の野球チームでは
エースで4番、ヤス(内野聖陽)の自慢の息子になっていた。
しかし父の日を目前に控えた頃、アキラの野球チームに
体格のいい転校生がやってくる。野球ができないヤスは
アキラのピンチと知り親らしくミット片手に駆け出すが、
照雲(野村宏伸)とキャッチボールをするアキラの姿を
目撃する…。





旭の父と母の写真をながめる坂本さん。

「子ども好きの・・ゲイ」

と噂を思い出してつぶやきました。

旭が迎えにいった健介くんは坂本さんの子。
迎えにいってくれたばかりか
あるもので適当にご飯までつくってくれた旭・・!

「もしかして 冷蔵庫 開けた?」

「健介君に聞いたら「シッターさんは開けてる」って

 言ってたんでいいかなって…

 何か すいません」

「何で謝んのよ謝ることじゃないでしょ」

「じゃ ついでに言っちゃいますけど

 傷んでるものは整理しときましたんで」

空缶もまとめて片付けてくれてました!

帰ろうとする旭をひきとめる健介。
旭は健介をねかしつけてくれました。

1年前。
あいてるシッターさんがいなくて
困ってるときに声をかけたのが旭で

「困ったときは お互い様ですから」

と言ってくれました。

旭のつくった食事もおいしそう。

「この家事力は 主婦並みだよね〜」

ビールを飲む姿もかわいいと
ながめる坂本さんは
どうしてこんなに親切にしてくれるのかと
たずねました。

「坂本さん 僕 健介君の

 双葉になりたいんです。」

『なあ おやじ おぼえてる?

 あの青臭い話」


昭和59年

『俺とおやじの 双葉の季節の話』

たえ子のお店にいるヤス。
旭は母の日にたえ子の絵をかいたそうで
額にいれてかざってありました。

旭は将来もてそうだというと
今ももうもててるらしい。
クラス委員で野球部ではエースで4番。
そりゃもてる。

照雲もやってきてヤスの昔話をはじめました。
トイレにニワトリを投げ込んでは・・。

「大変だったのよね あのあと

 確か照雲ちゃんも一緒に和尚に木につるされてね」

「そうそう「ヤスはバカなんだから」

  「お前が止めなくてどうすんだ」

 「お前にはバカの隣にいる覚悟が足らん」って

 ねえ」

「照雲君も大変だね

 こんなのと ずっと一緒で」

「そうでもないですよ」

「ああ… そう」

「あっくんは ホントにやっちゃんの種なのかしらね」

「俺もよずっと不思議に思ってたよ」

「カーッ 分かってねえな

  ウチの便所はな 渋滞すんだよ渋滞?

  クソの出るタイミングが

 俺とあいつは一緒ってことだ」

でもたいてい朝はトイレかぶるんじゃ・・。

「もう帰ったら?

 あっくん待ってるだろうし」

「それがよ

 「お父さん 大変だから」

 「飲んできていいよ」って言ってくれんだよ」

「調子に乗ってるとそのうち愛想つかされるわよ」

「こんなとこで飲んでないで

 父親らしいことの一つでもやったら?

 キャッチボールとかさ」

「キャッチボール?」

「何で どうしたんだよ」

「キャッチボールなんて

 恥ずかしくてできっかよ」


「何が恥ずかしいんだよ」

「恥ずかしいだろ

 そんな… 向かい合ってよ

 何か 照れんだろうが

 「いい親子でござい」 みてえなよ」


「いいな ヤスは」という照雲。

「えッ?」

「早く帰ってやんなよ

 旭 きっと待ってるよ

 あ〜 おかわりください」

いつもと様子が違う照雲。

「何かあったのか?あいつ」

「ここんとこ ずっとあの調子なのよ」

帰り際に、たえ子からはおかずと
野球選手のカードを旭にたくされました。

「やっちゃん

 子どもの頃に何を食べさせるかが

 大事なのよ。

 だから 私は このおまけのカードだけ渡すの

 分かる? この意味」

「明日のお通しはプロ野球チップス…」

「違うわよ ちゃんと栄養のバランスを

 考えてやれって言ってんの

 言いたかないけど幸恵ちゃん

 あっくんが欲しがれば

 お菓子 いくらでもあげるそうじゃない

 あんなんじゃね虫歯になるし

  そのうちブクブク太って病気になるわよ

  やっちゃんから幸恵ちゃんに

 それとなく言ってくれない?」

「そんなこと俺から言えるかよ」

「じゃ あっくんに注意するよう言って」

「自分で言えよ」

「口うるさい

  おばちゃんだと思われたらどうすんの」

「いいじゃねえか 口うるせえババアなんだから」

「はあ…」

帰り道、外でボールをなげている旭をみかけ
つきあってやろうかというヤス。

でもヤスは野球は苦手なようで・・。

「いいよ 無理しないでよ」

「悪い 悪い」

ヤスは職場で葛原から旭がピンチだという
話をきかされました。
学区同士で選抜チームをつくるけど
転校生の藤井くんという子がすごくうまくて
もしかしたらその子がピッチャーになるかも・・
ときき飛びだすヤス。

「社長!ミットかしてくれ!ミット!」

藤井くんの噂をしている小学生。

「藤井ってさあれ 100キロ出てんじゃねえか」

「それよりカーブだよ カーブ

 あいつのカーブ見た?すげえ曲がるよ」

その会話をきいていた旭に声をかける照雲。

「おう 旭  調子 どうだ?」

銭湯にヤスがきてみると
いつもならもうきているはずの旭が
まだきておらず
美佐子の事故を思い出しあわて
警察に電話しようとするヤス。

そこにやってきた旭と照雲をみて
気がぬけました。

「おじさんに野球 教えてもらってたんだ」

「はあ…何だよ」

湯船の中でも野球の話。

「藤井君ってのはバンバンカーブ投げられんだろ

 今からやったって遅いんじゃないか」

「旭はコントロールいいから覚えたら早いよ」

「別にピッチャーじゃなくても出られんだろ

 外野でいいんじゃねえか?」

「ピッチャーがやりたいんだから

 やりたいことやればいい」

「ピッチャーにこだわって

 出られなかったら元も子もない」

「初志貫徹って大事だと思うけどな〜」

「しょ… しょし?」

「あッ 意地を張るってことかな」

「ああ…」

「ここで すぐ脇に回ったら難しいことがあったら

  すぐ脇に逃げればいいって考えるようになるかも」

「いいんだよ それで旭がお前みたいに

 要領の悪い人間になったらどうしてくれんだよ

 オイ いいか

 いいか 旭
 
 ナマグサのおじちゃんはな高校時代に

 ピッチャーにこだわってこだわってこだわったあげく

 ベンチ入りさえできなかった男だぞ

 その結果学校は甲子園まで行ったのに

 アルプススタンドから応援するという

 非常にみじめな青春時代を送ったんだぞ

 人一倍 努力しようとその方向を間違うとな

 何の結果も残せないもんなんだよ

 お前もそんなふうになりたいのか」

「じゃ お父さんそのとき何してたの」

「えッ?」

「おじさんのこと 色々 言うけど」

旭、なかなかいいところをついてきます。

そしてまた照雲にフォームの相談。
家で昔のボールをとりだし
楽しそうにながめる照雲。

反対にヤスはおもしろくない。

「ナマグサもよ

 ニヤニヤニヤニヤ偉そうに

 坊主風 吹かせやがって」


ボールをふんでころんでしまいました。

「イタッ! 何が カーブじゃ!

  なあ お母さん。」

旭のところに新品のボールをいっぱい
もってきてくれた照雲。

ヤスがカレーをつくっていると
旭が帰宅。
カーブが投げられるようになったと
嬉しそうに報告しても
ヤスは喜んでくれない。

「重力で落ちてるだけだろ」

「ちゃんと曲がったよ ググーって」

「しょんべんカーブしょんべんカーブ

 ナマグサみたいなヘタレに習ってんだから

 しょんべんカーブに決まってんだろうが」


ヤス、おとなげない。

そのあとも旭は照雲と野球の練習。
照雲もすごく楽しそう。

いじけたヤスはたえ子の店で愚痴をこぼし
照雲がこなくなったらヤスがくると
たえ子に言われました。

「客が来てんのに文句言ってんなよ

 出戻りが」

野球チップスをおつまみに出されたw

照雲とキャッチボールする旭をみているヤス。
声をかけずに帰ってしまいました。

「このこと 絶対言わないでよ」

「言った方がいいと思うけどな〜

 何で言わないの?」

「だってさ…」

夜、ひじが気になってさわっている旭をみて
心配するヤス。
湿布をさがそうとすると、冷やすと悪くなると
照雲もいってたという言葉にまた気を悪くするヤス。

「ヘイヘイ 照雲大先生がね」

わかりやすいやきもち。

「お父さん 明日 半ドンでしょ 練習 見にこない?」

「えッ?」

「『おばさんがお弁当持って見にくるから
 
 お父さんも誘ってみたら』っておじさんが

 『お父さんきっと喜ぶから』って」


「何だよ その坊主気取りは」

「来るの? 来ないの?」

「行かねえよ!」

素直じゃないヤス・・。

職場では萩本さんがおみやげにかった食べ物を
配っていました。

「これ 娘の大好物でね

 もうすぐバレエの発表会で主役をとるとか

 頑張ってるからさ
 
 親は応援しかできないから

 せめて おいしいもんぐらいね」

その話をきいて舌打ちするヤス。

葛原嫁がバイトしている肉屋をとおりかかると
息子のために肉を買い求めるおばさんを目撃。

「へえ〜 明日選抜のテストなの。

 でもさ  ピッチャー決まりでしょ圭介君」

「それがね1組の市川君って

 なかなかやるらしいのよ

  だから トンカツにしようと思って」

「縁起担いでんね〜 じゃ ぶっとくしとくよ」

「ありがとう」

それをきいてヤスも買いにいきました。

「オイ クズ嫁」

「何だよ バカヤス」

「客に向かってバカっつってんなよ!」

「何だよ 客かよじゃ 先 そう言えよ」

「チッ… 肉!トンカツ用の肉」

「何グラムなんだよ」

「さっきのおばはん 何センチだ?」

「はあ?」

「さっきのおばはんの倍の厚さにしろ」

「火 通んねえぞ バカ!」

「じゃあ… 何かしら倍にしろ 倍に」

何かしら倍w

「そんなもん 値段しかねえぞ

 いけんだな?てめえのそのチンケな財布でよ」

「何だと この野郎!」

旭はまた照雲とキャッチボール中
腕の痛みを感じている様子。

もうやめとくかと言われたのに
もうちょっとと言って投げた時に・・。

旭は骨折したかもときき
病院にかけつけるヤス。
骨折はしていなかったけど
筋肉に炎症がおきていて
とうぶん野球もできないらしい。

診察室からでてきた旭と照雲。

「 ごめん ヤス…俺のせいだ

 もうちょっとで

 カーブにスピードが出そうだったから

 俺… 無理さして

  気づいてやれなくて

 俺 ホント… 何て言ったらいいか

 俺の責任だ

 気が済むように!」


と頭をさげる照雲。

「てめえの責任じゃねえんだよ!」

と殴るヤス。

「俺の責任なんだよ!

 親は俺なんだよ〜!

  ムカつくんだよ 球遊びしたぐれえで

  親みてえな面してんな この野郎!」


ヤスをとめる旭。

「お父さん やめてよ!

 違うんだよ! おじさんは

 「もう やめようか」って言ったんだ!

 僕が「もっとやる」って言ったんだ

 僕のせいなんだ!

 おじさんは悪くないんだよ!」


「ヘッ…

 旭… お前 もう

 ヤクシンさんの子になったらどうだい

 坊主みたいな頭なんだし ちょうどいいだろ」


ヤスはかえってしまいました。

「お父さん・・」

たえ子のところにいったヤス。

「親がすねて どうすんのよ

 照雲ちゃんの方が

よっぽどお父さんらしいわね

 とられちゃって当然だわ」


「なあ… ねえちゃん」

「何?」

「こないだまで「お父さん お父さん」って

 まとわりついてきたのによ

 何か 距離があるっつうか

 親ってのはさ

 普通 こんなもんなのか?

 それとも… 俺が悪いのか?

 分かんねえんだよ 俺…

 親のあとを追っかけたことも

 背中向けたこともねえからさ

 分かんねえんだよ

  普通の親と子の感じってのがよ

 うん?」


朝顔の鉢をもってきたたえ子。

「何だよ それ」

「朝顔 育ててみようと思ってね

  ほら 見て これが本葉

  で この下のが双葉っていうんだって」


「双葉?」

「双葉はね

 一番初めに出る葉っぱなんだけど

  花が咲くのを見ることはできないの

 枯れちゃうの

 一番初めに苦労して芽を出してやったのに

 成長の全部を見ることはできないの

 それが双葉の宿命なの」


「大げさな」

「かわいそうなもんよね

 世話になったことなんて振り返りもせず

  感謝されるわけもなく花はグーって伸びていく

 親子って…そんなもんかもしれないね」


「出戻りが!

 まわりくどい説教しやがって」


「いいじゃない

 やっちゃんは何だかんだ言っても

 あっくんのそばにいられるんだから

 美佐子ちゃんなんか

 4年もいられなかったのよ

 そばにいたくても

 いられない親だっているのよ

 ほら 迎えにいこう

 こういうときは親が行かないと

 子供は帰ってこれないんだから」


そこへ顔を出す幸恵。

「幸恵ちゃん!」

「すき焼き 食べにこない?」

坂で息がきれるヤス。

「昔は 美佐子ちゃんだっこして下りられたのにね」

「うっせえんだよ」

「あの〜

 私 流産したんですよ」


「幸恵ちゃん 妊娠してたの!?」

「してたんですよ 実はこないだまで」

「ああ… でも きっとよ

 1回妊娠したんならまた すぐ…」

「何回もしてるんですよ 実は

 そのたびに 流産になっちゃって

 どうも そういう体質みたいで

 体に負担もかかるし

 さすがに

 「諦めた方がいい」って言われちゃって

 それで 照雲ちゃん

 飲んだくれちゃってもう… すいません」


「何で…

 何で あいつそういうこと言わねえんだよ」


「言えるわけないでしょバカ!」

「ごめんね ヤスさん

 のめり込みすぎだと思ってたの

 だけど ウチの人…

 息子とキャッチボールするの夢だったから

  ホントに楽しそうで止められなくて

 ごめんね」


これじゃあせめられない・・。

照雲の家にやってきました。

「ヤス 待ってたよ」

「ああ 「来い」って言うから来てやっただけ…」

「あっく〜ん! かわいそうに

 痛い? 大丈夫?」

「大丈夫」

「よかった〜

 お父さんもね全然 気にしてないって

 今日だってね トンカツ」

「 オイ ババア!」

「『全部 俺が悪かった』って

 よかったね〜 さあ 行こう」

そのあと和尚に怒られたふたり。

「子供を追いつめよって!

 お前ら それでも大人か!恥を知れ!」


「はい…」「はい…」

照雲とヤスはふたりで外で正座させられました。

「変わんねえな ジジイ」

「ねッ 俺 ホントに

 あの人の子供なのかなって思うよ

 ヤス…

 俺はコーチ失格だよ 悪いけどよ」


グローブを差し出す照雲。

「俺はお前みたいに暇じゃねえんだよ

 誰かさんみたいに

 人の死に目で銭稼ぐような

 ヤクザな商売してねえからよ」


「そんな言い方しないで」

「まっとうな労働者は

 キャッチボールしてる暇なんかねえんだよ

 まあ そういうわけで

 これからもよろしく頼むわ」


ツンデレか。

「うん…」

「それより… 聞いたぞ幸恵ちゃんから

 水くせえ」


「言ったってどうにもなんないし

 暗くなるだけでしょ」


「『暗くなる』って お前な

 ニヤニヤしてへべれけになられる方が

 よっぽど不気味だっつうんだよ」


「そう?」

「まったく フニャフニャフニャフニャしやがって

 お前な そんなんで

 和尚の跡 継げると思ってんのかよ」


「うん だからさ

 俺 きっと 親父みたいにはなれないじゃない

 ビシッと いいこととか言えないだろうし

 だから せめて笑っていようと思って」


「 ああ?」

「寺の仕事って暗くなりがちだからさ

 少しでも明るくしてあげたいじゃない」


「いいこと言えてんじゃねえか」

「うん?」

「何でもねえよ!」

「何だよ」

「それも初めて聞いたぞ」

「だって 今 考えたから」

「そっくりだな〜 和尚に」

「何だよ 気色悪いな

 旭も…ヤスにそっくりだよ」


「えッ?」

「言わないでほしいんだけどさ

 旭がピッチャーにこだわったのは

 ヤスのためなんだよ」


「俺の?」

「ヤス 野球って

 ピッチャーの話しかしないだろ」


「そうだな… まあ そうだ」

「だから 旭

 ピッチャーやりたかったんだよ」


「えッ?」

「学校対抗の試合は…父の日だから

 何が何でもマウンドに立ちたかったんだって

 ヤスが喜ぶかな〜ってさ」


「何で言わねえんだよあいつ」

「照れくさくて言えないんだって

回想

「言った方がいいと思うけどな〜

 何で言わないの?」

「だってさ…

 照れちゃうよ そんなの

 『いい息子です」』みたいなさ」



「今日のすき焼きも

 旭がそうしてくれって言ったんだよ

 『お父さんが好きだから』って

 いいな〜 ヤスは

 いいな〜」


目がうるみ、泣きだすヤス。

正座で足がしびれながら
家にもどってきました。

「オイ こういうとき

 どんな顔して入りゃいいんだよ」

「いいんじゃないの?普通で」

みんなさっさとすき焼きを食べ始めていて
そんな心配は無用。
でも和尚と目があうとちょっと気まずそう。

旭が幸恵の絵もかいてくれていて
ここでも額にいれてかざってありました。

ヤスと旭は歩いて帰ることに。

「送ってもらえばよかったのによ」

「おなか 減らさないと」

「ああ?」

「それ トンカツ用のお肉なんでしょ

 帰ったら食べようよ」

「明日で いいじゃねえか無理すんなよ」

「分かってないな 今日がいいんだよ

 すき焼きの次は カツってさ

 次はカツよ お父さん」


『一番初めに苦労して芽を出してやったのに

 成長の全部を見ることはできないの

 それが 双葉の宿命なの』

「ざまあみろ

 お前ら みんな双葉なんだよ〜!

 最後はお父さんに戻ってくんだよ!

 ハーッ!」


現在。

「親を早くに亡くしたから

 僕 色んな人の手で育ててもらったんです

 その時々に

  双葉みたいな人がいっぱいいてくれて…

 だから 今度は僕が同じようにできたらって」


「そうなんだ

 お父さんそんな人だったんだ」

「だから坂本さんも遠慮しないでください

 恩返しみたいなもんですから」

旭は帰ることに。

「無理しないでねシッターさんも頼めるし」

「ジャンボは学年誌だし

 健介君と遊ぶことは勉強にもなるんで

 それに…

 僕 もっと…

 仲よくなりたいし」


「えッ?」

「健介君と」

坂本さんと、じゃなく?

「市川君

 ごめんね 気に障ったら あれなんだけど

 噂 聞いたのね」

「噂?」

「別に 偏見があるわけじゃないけど

 全然 かまわないことだと思うけど

 子供と接してもらう身としては

 基礎情報として知っておきたいというか」

「はあ…」

「ゲイって嘘だよね?」

『なあ 親父

 こんなときはやっぱり本当のことを

 ちゃんと言った方がいいんだろうか

 でも 俺はもうそれなりに大人だから

 今 本当のことを言ったら

 結果は残せないんじゃないかとも思うんだ』

「それは…」




それは・・何?!
坂本さんが好きだけど
ゲイだったら坂本さんが警戒しないから?

子どもがほしくてもなかなかかなわないため
つい旭に入れ込んでしまった照雲も
(おやつを与えてしまう幸恵さんも)
気持ちはよくわかる。
自分が父親なのにとやきもちをやいてしまう
ヤスも旭がかわいくてかわいくてしょうがなくて。
親がどんななのかわからないというヤスだけど
子どもといっしょに成長しながら
親になっていくのでいいと思う。

照雲とヤスもいい幼なじみ。

旭のまわりのたくさんの双葉のような人たちが
今回もあったかくて
みると癒される日曜夜のドラマ。





市川安男…内野聖陽
市川旭…佐藤健
坂本由美…吹石一恵
幸恵ゆきえ…加藤貴子
市川美佐子…常盤貴子
照雲…野村宏伸
たえ子…麻生祐未
海雲…柄本明











2013.01.27 Sunday 23:19 | comments(0) | trackbacks(10) | 
<< 宇宙兄弟 第42話「日々人の選択」 | main | ジャンプ9号感想 >>









とんび #03
『父と子の反抗期』
| ぐ〜たらにっき | 2013/01/27 11:22 PM |
「とんび」父と子の愛情2,3アキラとキャッチボールができないヤスはただただアキラの練習を見守るしかできないもどかしさを感じていた
「とんび」第3話はアキラが11歳となり野球をやるようになるが、ヤスは野球ができない為に拒む。そんな中アキラは選抜チームのピッチャーの座が危ないという話を知る。それを知 ...
| オールマイティにコメンテート | 2013/01/27 11:28 PM |
とんび 第3話:父と子の反抗期
ゲイ疑惑・・・( ゚Д゚)マジ? ん?ん?何で即否定しないの?そりゃ今の時代なので、アキラがゲイでもかまわないけど 多分これって引っ掛けだと思うんだけど、果たして真相は・・・ 「僕もっと仲良くなりたいし」は本当は健介とじゃなくて坂本さんと仲良くなりたい
| あるがまま・・・ | 2013/01/27 11:32 PM |
【とんび】第3話 感想
なあ、親父。 覚えてる? あの青臭い話。 俺と親父の…双葉の季節の話。 とんび 第3話    アキラは11歳になった。 大きくなったらモテんじゃねえか。 と、みんなに言われてヤスは得...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2013/01/27 11:40 PM |
ドラマ「とんび」 第3話 あらすじ感想「...
双葉のように---------!!これさぁ、視聴者はみんな思ったんじゃなかろうか?反抗期なのはヤスだけだって(わはは)どっちが子供かってぇの(><)本当よく出来た、お父さん想いの優...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2013/01/28 8:14 AM |
ドラマ「とんび」 第3話 あらすじ感想「父と子の反抗期」
双葉のように---------!! これさぁ、視聴者はみんな思ったんじゃなかろうか? 反抗期なのはヤスだけだって(わはは) どっちが子供かってぇの(><) 本当よく出来た、お父さん想いの優しい子供。 みんなから愛されたからこそ、今の旭があるんだろう。
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2013/01/28 8:14 AM |
とんび「父と子の反抗期」
今回のキー・ワードは、「双葉」… 青年・アキラくん(佐藤健)、多忙な同僚の坂本由美(吹石一恵)に「ボク、健介くんの双葉になりたいんです」って、その双葉に込められたキモチは… 最初に出る葉で、次の葉達を支えるのに、開花する頃は無くなる存在って… うる
| のほほん便り | 2013/01/28 8:40 AM |
日曜劇場 「とんび」 第3話
 どうやら旭(佐藤健)と由美(吹石一恵)は特別な関係ではないようです。 旭は特別になりたいと思ってるみたいだけどね(´m`) 偶然、彼女がシングルマザーだと知り、お手伝い ...
| トリ猫家族 | 2013/01/28 4:26 PM |
「とんび」第3回★三振とる前にフォアボールだ
「とんび」第3話〜父と子の反抗期 11歳のアキラ(福崎那由他)が転校生・藤井君にエースの座を奪われそうになってます。 高校時代に野球部だった照雲(野村宏伸)がアキラの球を受けながらアドバイスしてるもんだから、ヤス(内野聖陽)は子供みたいにヤキモチを焼いて
| 世事熟視〜コソダチP | 2013/01/28 4:29 PM |
《とんび》☆02☆03
健介を迎えに行き、帰り道。片手がずっと冷たかった。 けなげなあっくんに泣かされます。 保育園に行くようになって、また寂しさが少しずつたまって行った。 家族を題材にお絵かきをと言われたが、美佐子と旭が写っていた写真を園にもっていくと美佐子がきれいなお母さ
| まぁ、お茶でも | 2013/01/29 8:55 PM |