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サキ 第4話「タブーの結末」

第4話「タブーの結末」



サキ(仲間由紀恵)に勧められ、野村(萩原聖人)は
妹・祐樹(原田佳奈)への秘めた恋心を手紙に書こうと決意するものの、
いざとなると筆が進まずにいた。そんな中、サキは、
祐樹にも声をかけていることを隠して、週末、
伊豆旅行へ行こうと野村を誘う。 一方、誕生祝いの途中でサキが
野村とのデートを優先したことに軽い嫉妬を覚えていた隼人(三浦翔平)は、
サキから電話で「隼人に祝ってもらえたことが一番嬉しかった」と言われ
喜ぶ。ところが、「お礼がしたい」と言われてサキの自宅を訪れると、
隼人の恋人・百合香(黒川芽以)も招待されていた。二人きりだと
思い込んでいた隼人はショックを覚え、自分との関係を嬉々として
サキに語る百合香に声を荒げてしまう。その夜、サキとの約束を
キャンセルされた野村は、とうとう、決して人には知られたくない、
知られてはいけない、妹・祐樹への秘めた思いを手紙に書きつづっていた。
そしてついにきた週末。手紙を書き終え、晴れやかな気持ちで
サキと伊豆旅行に訪れた野村を待っていたものは…。





「人は幸せよりも苦しみを覚えている。

 傷つけたことより傷つけられたことを覚えている。

  きっと彼らは覚えていないのだろう。

 私と会うのが二度目だということを。」



サキの言葉を思い出しながら
手紙を書こうとするけど
万年筆を手にとったときにチャイムがなりました。

「はい。」

「こんばんは。」

「サキさん!?」

「来ちゃった。」

「ちょっと待って。」

部屋まできたサキ。

「どうしたの?」

「急に会いたくなって…迷惑だった?」

「そんなわけないよ。 入って。」

「良かった。」

ワインをのみながら話します。

「私 いつも考えてることがあるの。」

「何を?」

「どう生きることが幸せなのかなって。

 ふふっ。答えは単純なのよね。」

「な〜に?」

「やっぱり 自分の思うとおりに素直に生きること。」

「はははっ それは そうだね。」

「野村さんは?」

「うん?」

「自分の思うとおりに素直に生きてる?」

「う〜ん どうかな。

 単純だけど簡単なことじゃないからね。」

「難しい?」

「みんなが好きなように生きていたら

 世の中の秩序は 保つことができない。」

「秩序?」

「ああ。」

「ふふっ うふふふっ。うふふふっ。」

「な〜に?」

「ふふふっ。

 ふふっ ほんと野村さんて不自由な人よね。

 前に私 苦しい思いがあると手紙を書くと言ったわよね。

 手紙を書くとね その世界の中では完全に自由になれるの。

 世の中も 社会も秩序も他人の目も一切 関係ない。

 なりたい自分になれる。

 どうせ 誰も読まないんだから

 全部 解放してしまえばいいのよ。

 自由は一番の幸せ。

 不自由は一番の不幸せ。

 なんてね。」

「ははっ。」

隼人の職場。

「お疲れさまです。」

「あぁ お疲れ。」

「あぁ 新田。明日 野村先生からアンケートもらってきて。」

「えっ? あっ この間のですか?」

「そう ご挨拶兼ねて行きたかったんだけどさ
 
 取材 入っちゃったから。」

「はい。」

サキの言葉を思い出す隼人。

「約束があるの。」

「約束?」

「そう。 野村さんと。」

野村と朝食を食べるサキ。

「週末  何か予定ある?」

「いや。」

「私 伊豆に行きたいの。一緒に行かない?」

「伊豆? 」

「うん いいよ。」

「やった。 楽しみ。

 金曜日 仕事が早く終わるの。泊まりにきてもいい?」

「もちろん。」

「あっ 今日は何してる?私 早く終わるのよね。」

「僕も早く終わるから食事にでも行こうか。」

「うれしい。」

「どっか 考えとく。」

野村が出勤する前に合鍵をもらいました。

「これ。」

「ありがとう。今夜 かえすね。」

「持ってていいよ。」

「えっ? ほんとに?」

「うん。じゃあ また今夜。」

「うん いってらっしゃい。」

「いってきます。」

野村は出勤。

鍵とチェーンをかけてから
野村の書斎にいき机のひきだしをチェック。
万年筆と便箋をみつけますがそこはまだ白紙。

サキは隼人に電話。

「隼人? 仕事中?今 話しても大丈夫?」

「うん。 大丈夫だよ。」

「この間は ありがとう。

 隼人のおかげですっごくいい誕生日になった。

 それなのに途中で出ることになっちゃってごめんね。」

「いや。」

「あのあとね野村さんにも祝ってもらったの。」

「そう。 それは良かったね。」

「うん。 うれしいものね。」

「そうだね。

 でも… やっぱり隼人に祝ってもらったことが一番うれしかった。」

「あぁ… あっ これから仕事で 野村さんに会うよ。

 もしもし?」

「隼人 今夜 どうしてる?」

「特に 予定はないけど。」

「じゃあ うちに来ない?

 この間のサプライズのお礼もしたいし。」

「うん。」

「じゃあ 待ってるね。」

「ああ。」

そのあと仕事で野村にあう隼人。

「ご協力 ありがとうございます。」

「いろんな意見が バランスよくあるんで

 濱田さんにもきっと喜んでもらえると思います。」

「ええ きっと喜びます。」

「お待たせしました。 」

ケーキがはこばれてきました。

「失礼します。」

「ごゆっくりどうぞ。」

「ありがとう。」

「野村さんって甘いもの お好きなんですか?」

「ええ。」

「意外ですね。」

「ははっ。 新田さんサキさんと同じこと言うんですね。」

「あの… 彼女とは?」

「えっ?」

「あぁ いや…。」

「おつきあいさせていただいてます。」

「あぁ… そうですか。」

「彼女は僕に たくさんのヒントをくれる人なんです。」

「ヒント?」

「ええ。生きやすくなるためのというか。」

「生きやすく?」

「彼女に言わせると 僕はとても不自由な人間らしいです。」

サキの言葉を思い出す隼人。

「彼は 私に完全に 心を開いてくれてるわけじゃないの。

 何か抱えてる問題があるんだと思う。」

「新田さん?」

「あぁ いえ。」

「今夜 久々に夕飯でもどうですか?」

「今夜?」

「ええ。」

「あぁ… ちょっと。」

「あぁ そうですか。」

「すいません。」

「いや〜 実は 今日 サキさんと約束してたんですけど

 急に用事が出来たみたいで

 さっきキャンセルされちゃったんですよね。」

自分の方を優先してくれたとわかり
晴れやかな顔で編集部に戻ってきた隼人。
わかりやすい。

「お疲れさまです。」

「直美さんアンケート もらってきました。」

「おう サンキュー。」

「同じ事務所の弁護士なのに 

 意見が真っ二つに分かれてて面白いっすよ。ほんと。」

「ういっす。」

「あぁ お疲れさま。」

「あっ 岩城。 ちょっと ちょっと!」

「えっ? 何すか 何すか 何すか〜?えっ?」

「ジャ〜ン!はい 出産祝〜。」

「うわ マジすか!?ありがとうございます。」

「ネーム入りのカシミヤタオルセットです。」

「カシミヤ… 高そうだな〜。」

「新田が半分 払うから。」

「えっ!」

「はい!」

「あっ… いい返事だね。冗談で言ったんだけど。」

「いや あの何か ありがとうございます。」

「いや 泣くなよ。 泣くなよ。はははっ。」

キャンセルされてひとりで飲んでいる野村。

サキの言葉と妹のことを思い出しました。
昔の妹がほんとにかわいい。

「生きていると 誰にだって苦しい思いがあるでしょ?」

「決して ひとに知られたくない

 知られてはいけない秘密の思いとか…。」

「きゃ!あっ…。」
 
「お兄ちゃん ごめん。 すぐ出る。」

「伝えられない思いがあるから苦しくなる。」

「お兄ちゃん!ほら ねっ 朝だよ。)

 今日 早く行くんじゃないの?」

とびのってきて起こすとか・・・。

「抑え込まれてる思いは日常に にじみ出てしまう。」

「もう〜 わかんない。」

そして結婚式で妹をみつめる野村。

「おめでとう。」「おめでとう。」「おめでとう。」

「祐樹 おめでとう。」

「心の奥底に閉じ込めたつもりでも

 無意識のうちにその隙間から あふれでる。」


サキの部屋をたずねた隼人。

「隼人。いらっしゃい。入って。」

「うん。」

「ちゃんと おなか すかせてきた?」

「うん。」

「ふふっ 偉い。」と頭をなでるサキ。

「あっ コート。あっ ありがとう。

 あっ 冷たい。冷えちゃったね。外 寒かったもんね。

 私はね どんなに寒い日でも寒くないの。」

「えっ?」

「とっても暖かい赤い手袋を持ってるから。」

サキ、うますぎる。

「ねえ 見て見て。 ふふっ。うふふっ。

 好物の肉じゃがが ないなぁって思ってるでしょ。」

「えっ? いや… いや。」

「あるよ。ジャ〜ン!」

百合香があらわれました。

「びっくりした?」

「うん。」

「サプライズのお返し。

 作戦大成功ね 百合香さん。

  早くから来て一緒に準備したんだもんねぇ。」

「そうだよ。けっこう頑張ったんだから。」

「そうなんだ…。」

「あっ ねえねえ ねえ見て

 このエプロンお姉さんからのプレゼントなの。

 かわいいよね。 似合う?」

「うん。」

「良かった。」

「 じゃあ 食べよ。」

「はい。」

「乾杯。」

「かんぱ〜い。」

「これからも よろしくね。3人で仲良くしましょ。」

「よろしくお願いします!」

「…します。」

「じゃあ いただきます!」

「いただきます。」

「う〜ん おいしい。

 やっぱり お姉さんお料理上手だな。」

「ありがと。

 百合香さんにいろいろ聞いちゃった。」

「えっ?」

「2年前に飲み会で知り合って

 隼人から何度もデートに誘ったんだってね。」

「ふふっ そうなんですよ。

 隼人 不器用なのに頑張ってくれちゃったんだよね。」

「初めて 旅行 行ったとき箱根神社に行ったんでしょ?」

「そうだっけ?」

隼人、みるからに不機嫌。

「えっ そうじゃん。

 ねっ 忘れちゃったの?

 ほら レンタカー借りて足湯 入って…。」

「もういいよ。」

「そんとき 隼人携帯 落っことしちゃって…。」

「いや もういいって!」

声をあらげる隼人に百合香もびっくり。

「あっ・・隼人。そんな言い方 ダメじゃない。

 百合香さん ごめんなさいね。」

「あっ… いえ。」

「ごめん。」

「ふっ… 全くもう。」

「肉じゃが 隼人のおうちの味なんだよね?

 これからは いつでも食べれるよ。」

「えっ?」

「お姉さんにレシピ聞いたから。」

帰り道の隼人と百合香。

「ねえ どうしたの? 隼人。何か怒ってんの?」

「怒ってないよ。」

「怒ってんじゃん。

  そりゃ 黙って お姉さんとこ行ったのは悪かったけど

 でもさ サプライズってそういうもんじゃない?」

「そうだね。」

「百合香。寒いから早く帰ろう。」

「私 いないほうが良かった?」

「何言ってんだよ。」

「だって そういう感じだったよ。

 私のこと 邪魔者みたいに。

 もういい。」

「百合香。」

「放して!」

怒って帰ってしまう百合香。

野村はまだびんせんを前に悩んでいました。

「どうせだれも読まないんだから

 全部解放してしまえばいいのよ」

万年筆を手に取り手紙を書き始める野村。

冷蔵庫(冷凍室?)をあけるサキ。

お肉が4枚!!

隼人の職場。

「えっ マジ?」

「そうなんですよ。俺も びっくりしちゃって。ほんと すいません。」

「もう。 あぁ 新田 新田!

  あぁ 来た…。あんたから2万も徴収した岩城の出産祝が なんと…。
 
 まさかの どんかぶり。」

「ほんと すいません。」

「えっ?」

「いや〜 昨日 ちょうど姉貴から出産祝が届いてさ。」

「まあ しょうがないね。こっちのも使ってよ。」

「はい もう絶対使いますんで。」

「はい じゃ いってきま〜す。」

「月 水 金 土…えっ いってらっしゃい。」

「はい。」

直美がでかけたあと岩城に話しかける隼人。

「あの 岩キングってさ姉ちゃん いたんだ。」

「ああ。」

「仲良かった?」

「まあ 普通にな。」

「姉ちゃんにさ…。」

「ん?」

「初めて彼氏が出来たときってどう思った?」

「どうって?」

「いや その…。」

「いや べつに何とも。」

「何とも?」

「えっ?」

「いや あの…ちょっとショックとかさ

 その彼に対してやきもちみたいなのって…。」

「やきもち… いやいやないない ないない。

 んなの あるわけないだろお前 そんな… ははっ。

 気持ち悪ぃな。」

「だよな。」

「どうした? お前 急に そんな話。」

「えっ? いや…たまたまさ ほら あの

 今 読んでる小説がそういう話だったから。」

「そんなの 血のつながりが なかったっていう

 結末に決まってんだろ。」

「えっ?」

「あぁ 悪い。

 ねたバレだったな。」

野村のマンションにやってきたサキは
合鍵をつかって中へ。

机をあけてびんせんを出すとまた白紙。
でも文字を書いたあとが残っていました。
かばんの中から化粧用のブラシをとりだし
文字を浮き上がらせて読むサキ。

手紙を探すことに。

寝室へいき机にたててある本に
目がとまりました。
宮沢賢治が歩いた道という本にはさんであった手紙。

その手紙を読むサキ。

野村も帰宅。

鍵をあけて中へ入るシーンをすごく
もりあげてますが、サキが食事を手に

「おかえりなさい」

サキはこんなところでヘマしない。

「ただいま。」

「明日の準備?」

「うん。」

「 楽しみね。」

「うん。」

「 初めての遠出だね。」

翌日。
野村の車で伊豆へでかけるサキ。

「今日は伊豆グランリゾートホテルを取ったの。

  ダイニングが すてきで

 お料理もワインもおいしいらしいのよ。」

「へぇ〜。 そりゃ楽しみだね。ははっ。」

海のそばで休憩。

「はぁ〜。う〜ん!あぁ。」

「いい景色ね。」

「ほんとだね。」

「じゃあね 野村さん。」

「えっ?」

「私とは ここでお別れよ。」

「どういうこと?」

「ホテルには あなた1人で行ってね。」

「1人? サキさんは?」

「私は行かない。」

「どうして…。」

「あなたのことを待ってる人がいるから。」

「待ってる人?」

「そう。

 あなたが誰にも見せない心の底で本当に愛してる人。

 わかるでしょ?」

「何言ってんだ。さっぱり わからないよ。」

「うそ。 わからないわけないわ。

 だって祐樹さんしかいないじゃない。」

「祐樹? 祐樹だって?

 何をそんな…何か 誤解してるんじゃないか?」

「自分の思いに素直に生きればいいのよ。

 誰に何と思われても

 それが一番幸せだって言ったでしょ。」

「何言ってる… 何のこと?

 何の話をしてるのか…。」

「世間の目や常識も関係ないと言ってるの。

 そんなことに縛られてるから

 あなたは いつまでも不自由で

 いつまでも不幸せなままなのよ。」

「サキさん…。」

「他人や世間は ごまかせても 自分自身は ごまかせない。

 そうでしょ?」

「いや だから…。」

「私は知ってる。

 あなたが 祐樹さんを…。」

「やめろ!ばかなこと言うな!」

「あなたは 祐樹さんを愛している。」

「どうして そんな顔するの?

 誰かを愛するってすばらしいことじゃない。

 その思いを…自分の思いを伝えたいって

 ず〜っと思っていたんでしょ?」

「はぁ はぁ… 何なんだ…。

 さっぱり意味がわからない。」

「そう?

 でも手紙には そう書いてあったわ。

 伝えたい。

 伝えて 受け入れてくれたら死んでもいい。

 でも そんなことはできない。

 死んでもできない。

 祐樹に嫌われるくらいなら

 彼女を汚すくらいなら 死んだほうが まし。

 かわいそうに。ずっと苦しんできたのね。

 血のつながった実の妹を愛してるなんて

 世間では許されないことだものね。」

「やめてくれ…。」

「彼女に渡したわ。」

「えっ…。」

「あなたが書いた手紙を渡した。」

「なんてことを!」

「秩序なんて 人間社会の建て前よ。

 いい?大切なことは1つだけなの。

 社会が あなたを受け入れるかなんてことじゃない。

 彼女があなたの思いを受け入れるか

 受け入れないか…。

 それだけ。

  もしも 彼女が受け入れたら

 あなたの思いは…タブーでは なくなる。

 タブーが存在するのは人間の社会だけ。

 動物の世界を見てごらんなさい。

 私が祐樹さんなら 受け入れるわ。

 世の中にはそういう人間もいるのよ。

 どっちだと思う?」

「えっ?」

「彼女は どっちだと思う?

 彼女は…。」

「はぁ はぁ… やめてくれ。」

「あなたを…。」

「やめろ!」

「受け入れた。」

微笑んでうなずくサキ。

「連れて行けばいいんじゃない?

 さあ。早く行って。彼女のとこへ。」

車に乗る野村。

車を停車させる野村。
バス停に妹がいました。

「お兄ちゃん?

 お兄ちゃん。

 お兄ちゃん。 お兄ちゃん!」

「祐樹…。」

「お兄ちゃ〜ん!お兄ちゃ〜ん!」

手をふりながら走ってくる妹が
昔の妹かさなって車を反転させていってしまう野村。

「おにいちゃん?」

泣きながら運転。

野村の車がとおりすぎるのを目撃するサキ。

停まっている車にちかづくサキ。
車内に野村の姿はなし。

海のほうへいくと・・とびおりたらしい野村の姿はなし。
手紙をとりだして破こうとするのをやめ
合鍵をとりだして海にほうりました。

ワインショップにやってきたサキ。
嬉しそうに応対する和繁。

「いらっしゃいませ。

 73年のシャトー・ムートン・ロシュフォール

 届いてますよ。

 どうぞ。

 73年生まれ 39歳のワインです。」


部屋に帰って冷蔵庫から

お肉をとりだしました。

フライパンでステーキを焼いて
1973年のワイン。
テーブルには白い花。

編集部。

「はい。週刊SPICE」編集部濱田です。

 あっ お世話になっております…。

 えっ? 野村先生が?あっ… そんな…。

 また 連絡していただけますか?ええ。 わかりました。」

「どうしたんですか?」

「野村先生が亡くなったって…。」

「どうして?」

「自殺らしいって。」

「自殺?何で?」

飛びだしていく隼人。

「新田?」

病院に電話をしました。

「はい。あっ 網浜ですか?

 出勤してますけど。」

「サキさん」

看護師がサキに声をかけようとしたら
サキは理事長と話をしているところでした。

「サキさん。」

「理事長。おはようございます。」

「おはよう。」

「ふっ うふふっ…。」

「えっ?」

「ふふふっ…。」

「何か 付いてるのかな?」

「いいえ ごめんなさい。

 実は 昨日の私の夢に理事長が出てきたんです。」

「えっ?」

「ふふふっ。」

「じゃあ きっと笑われるようなことをしてしまったんだね 僕は。」

「はい。でも どんな夢かは ないしょです。」

「そう言われるとますます知りたくなりますね。」

「いえいえ。 恥ずかしくてとても とても言えません。

 夢って 願望なんですか?」

「願望かどうか…。

でも 潜在意識にあることが出てくるとは いいますね。」

「あっ じゃあ 私の潜在意識に理事長がいるんだ。

 まだ 出会って間もないのに。」

そこへやってきた隼人。

「あっ姉ちゃん」

「隼人。」

「携帯 つながんなくて 病院にかけたら

 出勤してるって聞いたから。」

「どうしたの?」

「野村さんが… 亡くなったんだ。

  自殺らしくて。」

「わざわざ ありがとう。」

ショックをうけたようなサキがいってしまいました。

「行ってあげて。」

「姉ちゃん!」

「大丈夫よ。仕事に戻って。」

「でも…。」

「私も 仕事に戻るから。」

野村の事務所。

「単刀直入に申し上げますが

 ほんとに事件性は ないんですか?」

「はい。釣り人が飛び降りるところを目撃してまして。」

「でも 何で… 野村先生が。」

「何か 悩んでることがあったんですかね。」

「あまり自分を見せない方ですから。」

帰るサキに声をかける理事長。

「網浜さん。」

「理事長。」

「あの…。大丈夫ですか?」

「はい。

 事故 病気…。

 生きたくても生きられない人を

 たくさん見てきました。

 彼は 生きることも選べたのに。

 自分で選んだんです。

 お疲れさまでした。」


本屋の見える場所で
サキは赤い手袋をとりだしてはめました。

直美と隼人。

「新田の親戚の網浜サキさん。

 野村先生と個人的に親しかったでしょ。

 何に悩んでたのか知ってんのかな。

 お葬式には来るよね。」

「多分。」

「私 彼女に直接野村先生の話 聞きたい。」

本屋でヘッドホンをして立ち読みをしている男性に
声をかけるサキ。

「あの・・」

「はい。」

「すいません。あの ゲーム 詳しいですか?」

「俺?」

「はい。小学生の男の子に
 
 プレゼントを買いたいんですけど私

 さっぱり わからなくて。

  牧場物語っていうゲームの攻略方法が載ってる本が

 欲しいらしいんです。どれか わかります?」

「これ。」

「あっ これだ。」

「あっ どうぞ。」

「良かった〜。 助かっちゃいました。」

「いえ。」

「ありがとうございました。」

「はい。」

サキのしていた赤い手袋が落ちているのをみつける本田。
サキを探すけどもういない。

「本田・・ 本田典史。」


あれれー。
お肉はあと3枚なのに新たなターゲットが!
理事長とワインショップ店員と隼人かと
思ってたけどもしかして隼人は違うのかな。

野村を自殺に誘導する手口
実際はあんなにうまくいくものじゃないかもだけど
サキならやれそうと思ってしまう。
つきあってていっしょに旅行いった先で自殺では
あれこれきかれそうだけど目撃者がいるし
自殺とわかってたらもういいのか。
でも次々まわりの人が死んでいったら
目をつけられるのも時間の問題だろうし
直美はもうすぐ気づきそうなかんじ。
死んでしまうシーンとかうつさないかわりのお肉
今週も存在感ばっちりでした。


網浜サキ 仲間由紀恵
新田隼人  三浦翔平
濱田直美  内田有紀
須藤繁之  高嶋政伸





2013.01.30 Wednesday 00:00 | comments(2) | trackbacks(11) | 
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みのむし (2013/01/30 6:48 PM)
本当にそうですよね。
サキの周りにいた男が二人も自殺で死んでるなんて
警察はすぐにでも調べ上げそうだもの・・・。
次のお肉食べられるのは結構大変かもしれないですよねww
honey (2013/01/30 10:37 PM)
みのむしさん、こんばんはー。

刑事ドラマだったら勘のいい刑事さんがでてきて
すぐあやしまれますよね。

あのお肉、大人気ww









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