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サキ 第6話「弱者の逆襲―追い詰められた悪女」

第6話「弱者の逆襲―追い詰められた悪女」



サキ(仲間由紀恵)の周辺で、野村(萩原聖人)と中川(姜暢雄)の
二人が自殺していることを知った隼人(三浦翔平)は、
サキが間接的な殺人を犯しているのではないかという疑惑を抱き、
ついにサキにぶつける。が、サキから「私を疑っているの?」と
機先を制され、言葉に詰まる隼人。疑いを拭いきれない中、
「二度あることは三度ある」という上司の濱田直美(内田有紀)の
言葉をきっかけに、隼人は、サキと一緒にいた本田(岡田義徳)と
いう男のことが気にかかり始める。 一方、サキに励まされ
自信を取り戻した本田は、仕事場で積極的に意見し上司に褒められる。
が、同僚の反感を買い、これまで以上にひどく殴られてしまう。
サキの元を訪れ、「俺なんて生きてる意味ない…」と弱音を吐く本田。
そんな本田をサキは、意外にも本気で叱咤(しった)し勇気づけるのだった。
また、病院では、理事長の須藤(高嶋政伸)が、サキから「職場の
人間関係に悩んでいる」と相談を受ける。しかし、小児科から
異動することを提案した須藤に対し、突然怒りをあらわにするサキ。
誰からも叱られることのなかった須藤は、一層サキのことが脳裏に
占め始める。 サキの言葉で自信を取り戻し、見違える変貌を
とげていく本田。そんな中、仕事場で再び嫌がらせを受けた本田は、
思いもよらぬ行動に出て大事件を起こしてしまう



前回までの回想

「自分自身の気持ちに素直に生きればいいの。

 私は そんなあなたが好きよ。

 秩序なんて 人間社会の建て前よ。

  大切なことは1つだけなの。

 彼女があなたの思いを受け入れるか。」

サキにあやつられた野村。

隼人の職場。

「誰かが何かを言ったから死ぬ可能性もあるんですよね。」

「殺したいほど憎い相手がいて自殺に追い込む。

 確実に相手が自殺するスイッチなんて…。」

「あるとしたら確実に相手が壊れるスイッチかな。

 押された人間もスイッチを押されたことにすら

 気付いてないかもしれない。

 そんなことができたら完全犯罪だけどね〜。」

中川の写真が目に入った隼人。

「岩城 それって?」

「この間 自殺したIT企業の社長の資料だよ。」

サキのストーカーをしていた中川。

「何で電話に出ないんだよ。」

「ちょ 待て やめ…。嫌がってんだろ お前。」

「何だ お前!」

「うわぁ!」

「サキ!サキ〜!!」

「ストーカーの件はもう 解決したの。」と言っていたサキ。

「スイッチを故意に押す人間か…。

 まさに 悪魔だね。」

「新田?」

「う〜ん…。あっ おい 帰るのか?」

「野村さんと つきあってるの?)」

「うん。」

「野村さんが亡くなったんだ。」

「遺書もないし 真相は闇の中。」

サキをたずねた隼人。

「隼人。入って。」

中には本田がいました。

「本田さんよ。

 空調が壊れてしまったから直してもらったの。」

「空調?」

「そう。空調管理の会社に勤めてるの。

 本田さん 隼人です。 私の親戚なの。」

「どうも。」

「じゃあ 俺は これで。」

「どうも ありがとう。ほんとに助かりました。」

「失礼します。」

「またね 本田さん。 頑張ってね。」

本田は帰っていきました。

「誰?」

「今 言ったでしょ。 空調会社の人よ。」

「知り合いなの?」

「そうね。 少し前に知り合ったの。

 紅茶でいい?」

「中川って人…。」

「中川?」

「姉ちゃんが付きまとわれてた元患者だっていう人。」

「あぁ…。 彼が どうかしたの?

 温かいよ。」

「死んでた。」

「えっ?」

「自殺してたんだ。

 野村さんも そうだった。

 姉ちゃんの周りで短期間に こんな 2人も。

 何で そんなことになってんだよ?

 その中川って人とはどういう関係だったんだよ?」

「IT企業の社長で 周りからは

充実した毎日に見えたって。」

「こないだ スイッチの話 したよね。

 野村さんは 瞬間的に

スイッチが入ったんじゃないかって。

 中川って人もそうだったのかもしんない。

  でも もし…。

 もし…故意にスイッチを押す人間が

そばにいたんだとしたら。」


「中川さんのこと 

私に知らせにきてくれたの?

 それとも 私を疑ってるの?」


「そんなんじゃ…。」

「ほんとは何を抱えてたのかなんて

 他人にはわからないんじゃないかな。

 いい人に見えたって 

 どんな生き方をしてきたかなんてわからない。

 罪を隠して平気な顔をしてる人だって

いるかもしれないしね。

 でも そっか…。

 近くで人が2人も亡くなるって

 疑われてもしかたがないことなんだね。」

「ごめん。俺 ちょっと 混乱してて…。」

隼人が帰った後またロッキングチェアにすわり
家族の写真をみつめるサキ。

「人は 幸せよりも苦しみを覚えている。

 傷つけたことより傷つけられたことを覚えている。

  きっと彼らは覚えていないのだろう。

 私と会うのが二度目だということを。」



病院。

理事長に声をかける妻。

「お疲れ様」

「あなた。」

「診察 終わったのか?」

「ええ。」と小柳先生。

「今日は早い?」

「ああ。」

「夕飯は何が食べたい?」

「そうだな… うん 何でもいいよ。」

「また?いつも 何でもいいんだから。」

「男は そんなもんだよ。」

「そうなの?」

「うん そうそう。ですよね。 はははっ…。」

理事長たちをみている良太と依里。

「理事長って ほんと愛妻家だよな。」

「えっ 知らないの?」

「ん?」

「あそこのご夫婦って 訳ありらしいよ。」

「訳あり?」

「そう。理事長ってバツイチなの。」

「バツイチ。」

「離婚の原因今の奥さんにあるってうわさだよ。」

「えぇ? それって略奪愛じゃん。」

「しぃ〜!」

帰っていく奥さん。

「じゃあ 私 行くね。」

「うん 気を付けて。」

「は〜い。」

「あの姉貴がなぁ。

 いや 丸くなったなぁと思って。

 ほんっと 昔は気が強くて 活発で

 思ったこと 何でも口に出すタイプだったんです。」

「そうだったね。」

「お義兄さん そのころの姉貴のこと知ってるんですか?」

「知ってるよ。」

「あぁ じゃあ やっぱり結婚してから変わったんだな。

 今じゃ すっかり夫に尽くす貞淑な妻だ。 はははっ。」

「健太郎君はどっちの恵がいいと思う?」

「えっ?」

「あぁ いやいや…あはははっ。

 人というのは 変わるもんだなと思ってね。」

本田は定時になるとさっさと帰り仕度。

「お疲れさまでした。」

「おっ 定時で帰んのか。」

「意味ない残業 やっと やめたんだ。」

「お疲れさまでした。」と声をかける道子。

タイムカードをおして帰宅。

隼人の職場。
中川の自殺の記事をみている隼人。

岩城が戻ってきました。

「お疲れ〜っす。」

「お疲れ。」

「お疲れさまです。」

「うっす。何みてんの?」

「えっ?はぁ〜。あっ いや…。」

「どうした?この前も気にしてたよな?

 自殺したIT企業の社長の記事。」

「そうか?」

「新田あんた 何か あったんじゃないの?」

「いえ…。

 直美さん。」

「うん?」

「偶然の出来事が

 二度続くことってあると思いますか?」


「偶然? う〜ん…二度までは

あるんじゃないかな。

 あっ でも三度の偶然は ないと思うな。

 もし 三度目が あったとしたら

 そこには きっと

 誰かの意図や思惑があるはず。」


本田を思い出す隼人。

 「本田さんよ。」

 「じゃあ 俺は これで。」

 「またね 本田さん。 頑張ってね。」

「まあ 二度あることは三度あるっていうけどね。」

本田といっしょに炉端焼きの店で食事したサキ。

「今日は どうもありがとう。」

「あっ いえ。

 俺なんて おしゃれな お店とか知らないから

 こういう お店どう思うのかなって。

 俺なんかと食事して 楽しんでもらえたのかなって。」

職場の同僚、道子が二人を目撃。

「あっ・・・。」

「ねえ 本田さん この間も言ってたよね。」

「えっ?」

「俺なんてって。

 自分のこと あんまり 良く言ってなかったね。」

「それは ほんとのことだから。

 俺なんて…。

 役立たずだし。」

「だめよ。

 もう 俺なんてって言っちゃだめ。

 今のあなたは 周りから頭を押さえつけられて

 自分をできないと思い込んでるけど

 絶対に そんなことはない。」

「そうかな?」

「そうよ。

 周りが あなたの価値に気付けないでいるだけなのよ。

 あなたは できる人よ。

 思うことや意見があったら言ってみたら?」

「俺が?」

「そう。

 きっと周りは あなたの価値に気が付く。

 あなたの代わりは いないのよ。」

帰宅後、冷凍室のお肉はスタンバイOK。

病院の食堂でラーメンをたべている理事長。
サキが声をかけました。

「お好きなんですか?

 ラーメン。」

「あっ ええ。はははっ ははっ

 でも 塩分をとり過ぎると体に悪いんで

 控えるように言われてんだけどね。」

「血圧ですか?」

「そうなんだよ。最近 数値がね 上がっちゃって。ははははっ…。

 体調管理もあって 甘いものも…。

 はっ…いや 妻に禁止されてるんだ。」

「奥様 厳しいんですか?」

「いや 今は そんなことは…。」

「それじゃあ この間差し入れしていただいたロールケーキも?」

「実は 一緒に頂こうかと思ってたんですけどね

 我慢しました。」

「ふふふっ そうだったんですか。

  ふふふふっ。禁止されれば されるほど食べたくなりますよね。」

「そのとおり。」

「禁断のものに引かれてしまうんですよね。

 ふふふっ。」

「サキさん 昼ご飯は?」

「あっ ちょっと…最近 食欲がなくて。」

「えっ?」

「あっ いえ すいません余計なこと言って。」

「何か心配事でも?」

「ええ まあ。」

「どうしたの?」

「よくある話です。

 仕事そのものについて悩んでるわけじゃなくて

 人間関係っていうか。」

「あぁ〜 そうか…。」

「あっ 誤解しないでくださいね。

 誰が どうとかそういうことじゃないんです。

 お先に失礼します。」

サキをよびとめる理事長。

「サキさん。」

「はい。」

「他の科に移りますか?」

「えっ?」

「僕が言えば大丈夫ですよ。」

怒ったような顔をするサキ。

「失礼します。」

「ちょっと… ちょっと!

 あの〜 サキさん あの…。」

「理事長はやっぱり

 違う世界に生きている方だったんですね。」

「えっ?あっ… いや。」

「仕事ってそういうものじゃないでしょ?

  こういうことで 科を移るとか

 そういうこと簡単に言わないでください。

 権力とか立場とかそういうものを使っても

 何の解決にもなりません。」

仕事中の本田。

「あぁ〜 ちっ!

 あぁ〜…。フロートスイッチないとだめだな これ。

 あぁ〜。」

「えっ? ないのかよ。」

「あっ はい。」

「急いで ほら事務所から持ってこいよ。」

「あっ いや それが あの在庫切れなんすよね。」

「何だよ それ。

 今日中に直さなきゃ契約 切られるぞ。」

「最短で明日じゃ まずいっすかね。」

「何言ってんだよ!まずいに決まってんだろ!

 俺の顔を潰すつもりか?」

課長が怒る中、声をかける本田。
「ありますよ。」

「えっ?」「えっ?」

「こんなこともあるかと思って注文しといたんです。

 取ってきます。」

「おぉ。」

車に部品をとりに戻った本田は

「今のあなたは周りから頭を押さえつけられて

 自分をできないと思い込んでるけど絶対に そんなことはない。

 あなたの代わりは いないのよ。」

というサキの言葉を思い出して笑顔になり
部品をもってもどりました。

「これでお願いします。」

「へへへっ やるな 本田。」

「いつも在庫はチェックしてるんで。」

「そうか。」

「はい。」

「お前ら たるんでんじゃないのか?

 日頃からそういう注意を怠るなよ!ははははっ…。」

「いや。」

「なぁ。 ははははっ… よし。」

ロッキングチェアをゆらすサキ。

自宅で食事中もサキの言葉が気になって
ため息をつく理事長。

「はぁ〜。」

「おいしくない?」

「えっ?あっ いや…おいしいよ!はははっ。」

「何かあったの?」

「ふふっ 何かって?

 あぁ… ううん。」

職場の同僚からリンチにあう本田。

「はぁ はぁ…。おい ふだん何の役にも立たないくせに

 何なんだよ あぁ?」

「おらぁ〜。おい おい。」

「あっ…。」

「雑魚は雑魚らしくしてろよ。

 価値のねぇ人間が 急にしゃしゃり出てきやがってよ

 ウゼェんだよ 給料泥棒が!」

ロッキングチェアにすわっているサキ。

考え込んでいる隼人。

「三度の偶然は ないと思うな。

 もし 三度目が あったとしたら

 そこには きっと誰かの意図や思惑があるはず。

 まあ 二度あることは三度あるっていうけどね。」

という直美の言葉を思い出しました。

怪我して帰る本田。

「俺なんてさ…。

 俺なんて…。

俺なんて…。」

本田がサキのところにやってきたのを
みかけた隼人。

「本田さん。どうしたの?大丈夫?」

「最後に君に会えて良かった。」

「えっ?」

「勇気出すとかやっぱり 俺には性に合わないし。」

「本田さん…。」

「俺なんて… 生きてる意味ない。」

「何てこと言うの。

 何があったか わからないけど

 勝手に そんなこと思わないで。

 生きてる意味ないなんて…

 そんなふうに思っては絶対に いけない。

 だって これからなんだから。

 これからなんだから。」


これからなんだから、が意味深・・。

「サキさん…。」

「この世に あなたの代わりは いない。」

「姉ちゃん…。」

泣きだす本田。
 
「ううっ…。」

「わかった?」

隼人もでていきました。

「隼人。」

「ちょっと 近くまで来たから。

 大丈夫ですか?」

「はい。」

「どうしたの?」

「あぁ いや。」

「何かあった?」

「ううん 何も。」

「今度 ゆっくり ご飯でも食べよ。」

「うん。」

病院で理事長がサキにばったり。

「お疲れ様です。」

「サキさん。」

理事長室へいきました。

「あの〜 怒ってますか?」

「いえ。」

「昨日は 申し訳ありませんでした。

 一生懸命 働いているサキさんに

 とても失礼なことを言ってしまいました。

 傲慢というか…。

 だめだね 僕は。自分が恥ずかしい。」


「理事長。」

「久々に 叱ってもらえたよ。

 立場というか 肩書というか

 少し偉くなると

  ひとは何も言ってくれなくなるんだよ。

 間違ったことをしても誰も教えてはくれない。

 そうやって自分を見失っていくのかな?

 見えないものが増えてくるのかな?

 そんなの つまらない人生だよ。

 これからもサキさんの意見を聞きたい。

 教えてもらいたい。

 私を… 許してくれますか?」


「すてきですね。」

「えっ?」

「私 そういう男性 好きです。」

「はっ…。

 はぁ…。」

理事長、自宅で食事。

「今日は ゆずのドレッシングを作ったの。」

「へぇ〜。」

「どうぞ。」

「いただきます。」

食べながらサキのことを思い出し
顔がゆるむ。

「私 そういう男性 好きです。」

「おいしい?」

「うん? うん。」

「良かった〜。じゃあ 私も頂こうかな。」

ワインショップにやってきたサキ。

「サキさん。」

「連絡できなくて ごめんなさい。

 仕事で ばたばたしてしまって。」

「いえ。 でも 待ってました。」

「これ おわびにって思って。」

「いや そんな気を使ってもらわなくても。」

「とっても おいしいのよ。

 あっ でも1人暮らしなら 多かったかな?」

「あっ 俺 実家暮らしなんです。」

「そうなの? 意外ね。」

「ですよね。」

「じゃあ ご家族みんなで食べてね。」

「何か すいません。

 ありがとうございます。」

「あっ そうだ…81年の赤 お願いできる?」

ワイン注文キター!

本屋で男性ファッション誌を手にとる本田。

帰宅した和繁。
和繁、理事長の息子でした!!!

「おかえり。」

「ただいま。」

「ご飯は?」

「あぁ… 食べてきた。」

「そう。」

「あぁ〜。 あぁ 和繁 帰ってたか。」

「ああ。 これ お土産。」

「うん?」

「えっ?あら〜 何かしら〜。」

理事長が差し入れしたのと同じ店のケーキ。

「あぁ〜 おいしそう。ロールケーキよ。」

またサキを思い出す理事長。

「わぁ〜。 ありがとうございます。

 私 大好きなんです ここのロールケーキ。」

「ねえ 誰に頂いたの?」

「お店のお客さん。家族で食べてって。」

「そう。今日は特別に ちょっとだけ頂く?」

「ああ。」

家族写真にうつっていたのは和繁。
ケーキをたべる理事長一家。

三人で仲良くうつった写真。

帰宅途中のサキ。

翌朝、会社にやってきた本田はおしゃれして
いつもと違う。

「おはようございます。」

「おはようございます…。

 本田さん今日 どうしたんですか?

 すてきですね。」

「ありがとう。」

本田ははりきって仕事。

「お疲れっす。 課長 

 新しいクライアント

  紹介してもらえることに なりました。」

「えっ?」

「私の働きを気に入ってくれたみたいで

 私が担当なら 是非と。」

「あっ… あぁ そうか。」

「今日は5社も顔出しました。

 普通は3社なんですけど。」

「そうか。」

「はい。」

サキと会う隼人。

「この間は ごめんね。

 野村さんのこと…
 
 姉ちゃんが一番つらい思いしてんのに。

 それなのに俺…

 中川さんのことまであんなふうに…。

 俺が一番 姉ちゃんのこと

 信じなきゃいけないのに。」


「気にしなくていいよ。

 そういう見方もあるんだな〜って思った。

 私が 誰かの復讐のために

 中川さんと野村さんを追い詰めたってことも

 ありえるんだなって。」

「姉ちゃん…。」

本田に花束をもってくる同僚。

「本田。

 おめでとう。」

「えっ?」

「頑張って 第二の人生歩めよ。」

「第二の人生?」

「あれ? お前 知らなかったの?

 自分がリストラ対象だってこと。」
「えっ?」

「ばっかじゃないの。急に張り切っちゃって。」

「まあ 社長に この間褒められちゃったからね。はははっ。」

「はい。

 滑稽とは このことだね。ははははっ!

  お前の代わりなんていくらでも いんだよ!」

食事するサキたち。

「とってあげる。」

「ありがとう。」

「そういえば 俺 子供の頃にんじん 嫌いだったんだ。

 でも 母さんが作った肉じゃがに入ってるにんじんは
 
  食べれた。

 だからさ 母さんが何食べたい? って言うと

 俺 いつも 肉じゃがって言って。

 そしたら 母さんまたなの? って。

 よく笑ってたな。

 入学式とか 誕生日とか…。

 あっ!」

お皿をおとして割ってしまうサキ。

「おけが ありませんか?」

「ええ。 ごめんなさい。」

「大丈夫?」

「うん。ちょっと ごめんね。」

「うん。」

洗面所へいくと
そこにあったハンドソープをとりあげて
投げつけました。
母の思い出話はNGなのか。

そしてまた隼人のところへ。

「大丈夫だった?」

「大丈夫。

 今夜は飲もうね。」

「うん。」

会社では本田がスパナで同僚をぼこぼこに
していました。

「きゃ〜!」

「うっ!あぁ〜〜!痛い痛い 痛い痛い…。

 あっ あぁ あぁ…!」

サキの言葉が頭にうかぶ本田。

「あなたじゃなきゃだめなこと

 きっと たくさんあると思う。

 今のあなたは周りから頭を押さえつけられて

 自分をできないと思い込んでるけど絶対に

 そんなことはない。」

「周りが あなたの価値に気付けないでいるだけなのよ。

 この世に あなたの代わりは いない。」

「俺の代わりが いるわけねぇだろ。

 はぁ はぁ はぁ…。」


足元がふらつく隼人とサキ。

「あ〜 もう 酔っ払い。」

坐りこむ隼人。

「大丈夫?

 ちょっと 隼人。」

目ざめた隼人。
同じベッドにサキが寝ていました。

「う〜ん…。

 あぁ〜。

 えっ?

 ちょっ… 姉ちゃん 姉ちゃん!」

「隼人… 起きたの?

 う〜ん…。 私も寝ちゃった。」

「何で… こんなとこ…。」

「隼人が入ろうって言ったんだよ?」

「うそだろ?」

「覚えてないの?

 酔ってたもんね。

 ちょっと疲れちゃった。

  一緒に寝ない?」

「えっ?」

「いや 大丈夫。」

「そう…。」

隼人、動揺。

サイレンの音。
パトカーからかくれて逃げた本田。
サキに電話をかけますがつながらない。

「サキさん…。

 サキさん… サキさん…。

 サキ… サキ…。」


シャワーをあびる隼人。

サキのことばかり頭に浮かぶ。

「野村さんはね 祐樹さんのことを愛していたのよ。

 血のつながった 実の妹。」

「そんなことって…。」

「絶対にないって言い切れる?」

本田からの不在着信をみているサキ。

シャワー室からでてきた隼人。

「酔いさめた。」

「そう。」

「何で こんなとこ… ごめん。」

「ううん 私は平気だよ。」

「俺 あんま こういうとこ来たことないから

 落ち着かないっていうか。」

「違う。」

「えっ?」

「隼人と寝ても平気って意味。

 姉弟っていっても私たち

 ずっと離れてたんだし

 そうなっても

 しかたがないんじゃないかなって。」


「何言ってんだよ!

 そんな… おかしいだろ。」


「冗談に決まってるじゃない。

 ふふふっ ふふふっ。

  もう 隼人ったら。

 本気にしちゃった?」


しかしまじめな顔でサキの腕をつかむ隼人。






男ども、みんなちょろすぎだよ!

隼人、疑惑を抱きながらも姉にあったら
あっというまに翻弄される。
本田、あんな美人にやさしく励まされたら
誰だってその気になるだるけど
見事にわかりやすくやる気を出して
そこでやめときゃいいのに
破滅の道へ。
理事長、サキとあうごとにとらわれていく・・。

みんなサキの手のひらのうえで
踊らされていて、順調にお肉もスタンバイ。

サブタイが「追い詰められた悪女」になってるけど
ちっとも追い詰められてない。

サキの本田へのセリフ
「これからなんだから」のあとに

「これからなんだから、
 ワインを買うのも
 お肉を焼くのも・・」

ってみんなつぶやいたよねw





網浜サキ 仲間由紀恵
新田隼人  三浦翔平
濱田直美  内田有紀
須藤繁之  高嶋政伸





2013.02.13 Wednesday 08:40 | comments(0) | trackbacks(8) | 
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