<< January 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
amazon
楽天ブックス他
楽天ほか

サキ 第7話「母へ― 明かされる“悪女”の履歴書」

第7話「母へ― 明かされる“悪女”の履歴書」



ホテルでサキ(仲間由紀恵)から「弟と思えない時がある」と
告白され、自分がサキに魅かれていることをついに確信する
隼人(三浦翔平)。 一方、同僚を殴打して逃走していた本田(岡田義徳)は、
サキに助けを求めようと電話をかけるが、サキからある患者の
意外な話を聞き、自らの行動を決断する。 本田の顛末を
ニュースで見ながら、本田の生まれ年のワインとステーキを
ひとり味わうサキ。テーブルに飾られた白いダイヤモンドリリーの
花を見たサキの脳裏に、ふと、“母"にまつわる衝撃の過去が
よみがえり…。
病院理事長の須藤(高嶋政伸)は、サキから「夢に出てきた理事長は
髭がなくて素敵だった」と言われ、サキが自分に好意があるのではと
密かに浮足立つ。ところが週末、息子の和繁(庄野崎謙)が
恋人候補として自宅に連れてきた女性はなんとサキで…。
その頃、直美(内田有紀)のもとに、本田の同僚だという女性が
やってくる。本田の変貌の陰に女性の存在があると聞いた直美は、
本田がその女に“人格を壊すスイッチ"を押され、犯罪に
走らされたのではと疑念を抱き、事件の真相を追うことに…。






「偶然の出来事が

 二度続くことって あると思いますか?」

「もし 三度目が あったとしたらそこには

 きっと誰かの意図や思惑があるはず。」

「私が 誰かの復讐のために

 中川さんと野村さんを追い詰めたって
 ことも ありえるんだなって。」

「サキさん… サキさん…。 サキ…。」

サキとホテルにいる隼人。

「俺 あんま こういうとこ来たことないから

 その… 落ち着かないっていうか。」

「違う。」

「えっ?」

「隼人と寝ても平気って意味。

 姉弟っていっても 私たち ずっと離れてたんだし

 そうなってもしかたがないんじゃないかなって。」

「何言ってんだよ!

  そんな… おかしいだろ。」

「冗談に決まってるじゃない。

 ふふふっ ふふふっ。

 もう 隼人ったら。

 本気にしちゃった?」

隼人の頭をなでるサキの手をつかむ隼人。

「何で そんなこと言うんだよ。」

「私は 隼人を…。

 隼人のことを弟だって思えないときがある。

 隼人は?」


何も答えず荷物をもってでていく隼人。

外は雨。

サキはベッドに横になりました。

自宅に帰った隼人。
百合香が寝ていました。

「隼人 おかえり。

 あっ!ねえ 雨 降ってんの?ちょっと待っててね。

 タオル タオル…。

 風邪ひいちゃうよ。

 あぁ こんな時間まで大変だね。お疲れさま。」

サキの言葉を思い出す隼人。

「私は 隼人のことを

 弟だって思えないときがある。

 隼人は?」



「どうしたの? 隼人?」

「百合香…。

 ごめん。」

「えっ?」

「俺に時間くれないか。

 ごめん…。」

雨の中ふるえている本田。

翌日。

隼人に電話。

「はい。」

本田の事件をしらべにきている直美から。
隼人は別の現場へ。

「そっち どう?

 代議士先生の愛人今 ホテル入りました。」

「密会の可能性あるね。

 頼んだよ撮れたら でっかいんだから。」

「はい。」

直美のところに岩城もやってきました。

「直美さん!どういう状況ですか?」

「リストラに遭った社員がね同僚を作業用の工具で殴打。

 被害者は意識不明の重体だって。」

「リストラ…。」

「嫌な事件よ。

 逃亡している犯人の名前は本田典史 32歳。

 ねえ 社員じゃない? 行こう。」

あの女子社員 道子を見かけて声をかけました。

「はい。 あの!」

「すいません!すいません!

 日整空調管理の社員の方ですか?」

「ええ。」

「今回の事件の現場目撃したんですか?」

「すいません。」

「ま… 待ってください。

 あの アドバンス・プレス社の濱田といいます。

 何があったかはわかりませんが

 私たちは事実を 本当のことを伝えたいと思っています。

 何かあったら連絡ください。」

直美は名刺をわたしました。

病院で車いすの男の子といるサキ。

「サキちゃん僕 いつ退院できるの?」

「もうすぐ。 学校にも行けるし友達にも会えるよ。」

「やった〜!」

「早く良くなるようにリハビリ 頑張ろうね。」

「うん 僕 頑張る。
 
 みんなが応援してくれても 僕が頑張らなきゃいけないもんね。」

「そうだね。」

本田のニュースをみているサキ。

「昨日 夜 東京都大田区の空調管理会社 日整空調管理で

 男性社員が同僚に作業用の工具で殴られて

 重傷を負う事件がありました。

 警視庁は被害者と同じ会社に勤める本田典史容疑者 32歳を

 殺人未遂容疑で指名手配しました。」

サキの携帯がなりました。

「本田容疑者は 勤務中に同僚と雑談をしていたところ

 突然 暴れだし被害者の顔面を工具で何度も殴打したということです。

 被害者の男性は全治1カ月の重傷です。」

 今も行方が わかっておらず 警視庁では

 行方を捜すとともに会社周辺の住民に注意を呼びかけています。

 事件が起きた日整空調管理によると 本田…。」

サキにかかってきた電話は本田から。
テレビを消して電話にでました。

「本田さん?」

「サキさん。」

「昨日何度も電話をくれていたのね。

 出られなくて ごめんなさい。」

「サキさん 俺…。」

「私も 電話したいなって思ってたの。

 本田さんに伝えたいことがあって。

 キューピッド君のお話。」

「キューピッド君?」

「そう 私の患者さんで 小学生の男の子。

 ほら こないだ

 ゲームの攻略本プレゼントした…。

 その子のおかげで

  私たち 出会えたわけじゃない?

 だからね キューピッド君って呼んでるの。

 キューピッド君 手術が成功したの。

 それでね これからリハビリだねって言ったら

 何て言ったと思う?

 誰にも頼らず 独りで頑張るって。

 ふふふっ。

 偉いよね。私 うれしくなっちゃって

 本田さんに伝えたかったの。」


サキの言葉を思い出す本田。

「あなたの代わりは いないのよ。」

「あなたじゃなきゃ だめなこと

 きっと たくさんあると思う。」

「またね 本田さん。 頑張ってね。」

「あなたは できる人よ。」


もうこれではなにもいえない。

「ううっ…。」

「本田さん どうしたの?」

「ううっ 」

「何でもない。

 サキさんの声が聞きたくなって。」

「ふふっ。」

「サキさん。」

「うん?」

「あなたに会えて良かった。」

「私もよ…あなたに会えて… 良かった。」

「ううっ…。

さよなら。」

電話を切った
サキとの通信履歴を全削除。

たちあがると

冷蔵庫からお肉をとりだし

フライパンで焼くサキ。

本田は道を歩いているところを警官にみつかり
つかまりました。

その間もお肉を食べ
ワインを飲むサキ。

2000年冬。
サキの実家は網浜医院。

帰ってきたら父と母の会話がきこえました。

「ただいま。」

「どうして今更 そんなことを。

 二十歳を過ぎるまでサキを育ててきたのに。」

「二十歳を過ぎたからこそよ。

 もう 責任は十分 果たしたはず。ここまで
 頑張って育ててきたんだから血のつながりがない あの子を。

 いつかは 変わると思ってた。でも違った。

 年月がたてば たつほど実感するの。

 私たちと あの子は本当の親子じゃないってことを。」

驚いたサキはひきだしをあさり
お守りの中にあった一万円札2枚と
「この子をお願いします」というメモを発見し
泣きだしました。

2000年秋 本当の親を訪ねて行くサキ。
母が庭で白い花の手入れをしていました。

母に声はかけず・・。

2007年2月28日

母が丹精していた白い花を手に、
母にあいにきたサキ。
街頭の中に母の姿をみつけるサキは
笑顔になりますが、そのとき
急にたおれてしまった母。

母にかけよるサキ。

「誰か…。

 誰か 救急車を…救急車 呼んでください!」

白い花はふみつけられました。

救急処置室の前にいる隼人。
母は死亡し、とりすがってなく隼人を
みているサキ。

「 母さん。母さん。

 母さん ううっ…。

 母さん。ううっ… 母さん!ううっ 母さん…。」

ロッキングチェアにすわり
そのときのことを思いだして涙を流しているサキ。

隼人は職場へ。

「お疲れさまです。」

「おっ!」

「お疲れ。」

「お疲れっす。」

「どうだった?代議士先生カップルは。」

「女友達とランチでした。」

「なかなか尻尾 出さないなぁ。別れてないと思うんだけどね。」

「あぁ 別れてないですよ。」

「ん?」

「あの愛人近々 広尾に引っ越すみたいです。

 管理人から 話 聞けました。」

「やるね。」

「新田 ついに俺も!ついに 発売だよ。」

「働き盛りに訪れる闇」というあの特集記事。

「えっ… 」

「何かないわけ?」

「あっ おめでとう。」

「ありがとう!」

「これで 新田も岩城もめでたくデビューしたわけだ!」

「うん!お祝いしなきゃね〜。」

「盛大にお願いしますよ。」

「わかりました。」

「よし。」

「あっ そっちは どうだったんですか?」

「逃げてた容疑者?」

「はい。」

「逮捕された。」

「えっ 動機は?」

「まあ 簡単に言うと 自分だけ

 リストラされちゃって逆ギレってやつ。

 その犯人は 中学時代も高校時代も存在感が薄くてさ

 覚えてる同級生がほとんど いなかったんだよね。」

食堂でサキのいる席にいく理事長。

「ここ いいかな?」

「理事長!どうぞ。」

とんかつ定食・・。

「あぁ〜…。

 先にキャベツ食べればいいよね?

 漬物も食べないし。」

「ソースも我慢ですか?」

「はい。」

「偉いですね。

 私 理事長にお聞きしたいことがあるんです。」

「ん? 何かな?何でも聞いてください。」

「年の差のある恋愛ってどう思います?」

「年の差?」

理事長、くいついた。

「関係ないと思うよ。」

「えっ?」

「以前の…あっ いや 私は再婚なんだ。

  以前の妻は私より 随分 年が上でね

 思いがあれば年の差なんて 関係ないよ。」

「良かった。」

「…とは言うものの

 私の場合は結局 だめになってしまって
 
 結果 今の妻の恵と一緒になったわけだから

 あんまり説得力はないかもしれないけどね。」

「それは しかたありませんよ。

 運命の相手に すんなり会えるとはかぎりませんから。

 今の奥さんは運命の相手なのかな。」

「あっ…いや そうじゃないと困るよね。」

「1つ謎が解けました。」

「謎?」

「ええ。 その おひげの。」

「ひげ?」

「何て言うのかな 男性としての威厳というか

 年上の奥さんとのことがあったから
 自分の存在感というか 

 そういうものを出そうとして

 頑張っていた。

 その名残なのかなって。」

「いや そういうことでは…。」

「以前に私 夢に理事長が出てきたって言いましたよね。」

「ああ。」

「私の夢の中の理事長はおひげが なかったんです。」

「そう…。」

「生き生きとしていてとっても すてきでした。 ふふっ。

 お先に失礼します。」

ヒゲに手をふれる理事長。

サキが席をたったあと小柳先生が
かわりにすわりました。

「お義兄さん。」

「あぁ 健太郎君か。」

「今のナースと 親しいんですか?」

「いや そんなことないよ。そうですか。

「姉さんにバレたら大変ですよ。」

「いや 健太郎君 でも…。」

「豚カツ定食なんか食べちゃって。」

「えっ…。

 あぁ!あはははっ そうだね。」

サキのことだと勘違い。

ワインショップにきたサキ。

「サキさん 明日って…。

 あっ 俺 休みなんです。

 もし良かったら飯でも行きませんか?」

「あぁ 残念。 明日は夜勤なの。」

「夜勤?」

「ええ。」

「仕事 まだ教えてもらえませんか。」

「えっ? 私 教えてなかった?」

「この間 もっと仲良くなってからって言われました。」

「あっ そうだった?」

「ひどいな。」

「あははっ ごめんね。

 私 看護師なの。」

「へぇ〜。

 どこの病院で働いてるんですか?」

「港南総合病院よ。」

「えぇ!?」

理事長宅。

「父さん今度の土曜日って 家にいる?」

「ん? 土曜日? う〜ん…。」

「午前中にテニスに行って 

 午後は一緒にお買い物に行く予定よ。」

「ふ〜ん。 家にいてほしいんだよね。」

「えっ? 何でだよ。」

「ちょっと…。

 会ってほしい人がいてさ。」

「もしかして 女の人?」

「ああ。」

「えぇ〜。和君が女の人を?」

「つきあってんのか?」

「いや まだ そこまでは。」

「これからか?」

「まあね。」

「だったらテニス行ってる場合じゃないな。」

「そうね。 お夕飯 何作ろっかなぁ。」

「いや そんな遅くまでは。」

「そう?じゃあお茶用のハーブ 摘んでおこう。

 ねえ どんな人なの?」

「この間 ロールケーキをくれた人だよ。」

「えぇ そう。」

「父さんすっごく気に入ると思うよ。」

「そうか。」

「ああ。 話が合うと思う。」

「そりゃ楽しみだなぁ。ははははっ…。」

「お掃除しなくちゃね。あなたも ちゃんとしてね。」

「あぁ… ああ はははっ。」

「楽しみ。」

鏡をみてひげにふれる理事長。

たまごをあわだてているサキ。

本田の会社の近くではマスコミがインタビューをしていました。

「ほんとヤバいですよ。

 いつか こういうことやるんじゃないかって。」

「こういった事件を起こしてもおかしくないと思える

 人物だったんですか? 本田さんは。」

「はい。 まあ あいつなら。」

それをみた道子は直美の名刺をとりだしました。

理事長の家にやってきたサキ。

「母さん 来たよ。」

「いらっしゃったの?」

「ああ。」

「こんにちは網浜サキと申します。」

「サキさん。」

「以前に お会いしました 病院で。」

「あぁ!驚いたわぁ。」

「あっ これ シフォンケーキ作ってきたんですけど。」

「まあ 手作り?うれしいわぁ。

 おいしそう〜!

 サキさん 座って 座って。」

「失礼します。」

「どうぞ。」

「父さん 何やってんだろ。」

「あぁ 2階よ。何してるのかしらね。」

そりゃ当然ひげをそっていますw

「あなた〜!和君のお客様が いらしたわよ。」

「ああ。 今行く!」

下に降りてきた理事長。

「いらっしゃい。」

サキをみて固まった!!

「お邪魔してます。」


理事長ひげがない!!!www


「サキさん…。

 どうして?」

「和君のお客様よ。お店のお客さんなんですって。

 あなた。」

「あぁ。 まあ どうぞ。」

「サキさん 奥 どうぞ。」

「この間 おやじの病院で看護師やってるって聞いて

 驚かそうと思ってさ。」

「そうなんです。」

「ほんとに驚いたわぁ。ねぇ あなた。」

「ああ。」

「じゃあ 持ってきてくださった

 シフォンケーキ 頂きましょっか。」

「お砂糖は控えめですから。」

「えっ?」

「理事長いつも気にしていらっしゃるから。」

「わざわざお気遣い いただいて…。

 あなたも頂きましょうね。」

「ああ。」

サキの言葉を思い出す理事長。

「私の夢の中の理事長はおひげが なかったんです。

「生き生きとしていてとっても すてきでした。」


「変わらないんですね おうちでも 病院でも。」

「そうかな。」

「とっても おいしそう!」

ケーキをわたす奥さん。

「はい。」

「奥様も大変ですよね。

 理事長の体を いつも考えながら

 お料理作ってらっしゃるんですよね?

 ほんとに尊敬します。」

「そんな大したことないわ専業主婦だし。

 あの… 和君は とても親思いのいい子なんですよ。

 親ばかですけど。」

「わかります。優しさが にじみ出てますもんね。」

理事長、あきらかに不機嫌そう。

『年の差のある恋愛ってどう思います?』

「サキさんは おいくつなの?」

「やめなさい。」

「えっ?」

「失礼だろ。」

「サキさんシフォンケーキ頂きます。」

「どうぞ。」

「いただきます。」

「いただきます。」

「いただきます。」

「ん!おいしいわぁ。料理上手の彼女が一番ね。」

「まだ 彼女なんて言ってないだろ。」

「和繁のことよろしくお願いしますね。」

「母さん!」

「こちらこそ どうぞ よろしくお願いします。」

仏頂面の理事長も
一応作り笑いをしてケーキを食べました。

「おじゃましました。」

「またゆっくり遊びにきてくださいね。」

「ええ 是非。」

理事長にもにっこり。

「俺 送ってくるから。」

「失礼します。」

「でも ほんと 実家暮らしなんて珍しいわよね。」

「ですよね。 友達にも驚かれます。」

「でも うち すっごく仲がいいんで

 食事にも3人で行くしコンサートなんかも

 3人で行くんですよね。」

「そう。 いいわね。」

「あっ。」

タクシーをとめてのりこむサキ。

「えっ?」

「どうもありがとう。 またね。」

「また…。」

隼人の会社を訪ねてきた道子。

「あの… 濱田直美さんはいますか?」

「あの〜 失礼ですが?」

「浦田といいます。

 この間の事件のことで お話があるんです。」

「会社の人たち 記者さんに

 好き勝手なこと話してたんです。

 自分たちの都合のいいように。

 お願いします。本当のことを書いてください。」

「浦田さんは 本田さんとは親しかったんですか?」

「そういうわけじゃ…。

 本田さん あまり 人づきあいがうまいほうじゃなかったから。

 何言われても 自分の意見を強く押すタイプじゃなくて

 優しくて 穏やかでいい人なんです。」

「そんな人が何で急に こんな事件を?」

「少し前から本田さんは変わりました。」

「どんなふうに?」

「かっこよくなって…強くなったっていうか

 自分に自信を持つようになって
 
 自分の存在をアピールし始めたっていうか…。」

「どうしてだろう。」

「女性の存在かな?」

「ある女性と知り合ったからだと思います。

 本田さん 別人みたいだった
 …楽しそうに笑って。」

「その人と出会って 本田さんは変わったんですね?」

「私 わかるんです。本田さんのこと ずっと見てたから。」

「あの〜その女性の名前 わかりますか?」

くびをふる道子。

「あの〜 その本田さんが働いていた 会社名って…。」

「何言ってんの 今更。日整空調管理。」

サキの家であったことを思いだす隼人。

「本田さんよ。空調管理の会社に勤めてるの。」

「どうした?」

「写真… 写真ってありますか?」

「ええ。これ…。」

本田の顔を見て驚く隼人。

「どうしたの?」

「あぁ… あぁ いえ 勘違いでした。」

「あぁ そう。 」

「すいません ありがとうございます。」

道子は帰りました。

「女性の存在。 まっこれも ある種 スイッチかもね。」

「さすが 心理学部卒業。」

「まあ 一応ね。」

「俺 思ったんすけど 直美さんがこの前言ってたように

 自殺に追い込むスイッチだけじゃないかもって。」

「相手が壊れるスイッチ それを押されて

 自殺に向かう人もいれば 他人を攻撃する人もいる。」

「もしかすると押された人間が そのことにすら

 気付かないかもしれないなんて…。

 この事件 案外 奥が深いかもね。追ってみよう。」

「はい。」

理事長室にノックの音。

「はあい。」

サキが入ってきました。

「昨日は ありがとうございました。」

「いや…。」

「和繁さんと私が知り合いだなんて驚きました?」

「ああ 驚いたね。」

「ふふっ。すてきなご家族ですよね。

 和繁君も うちはほんとに

 仲のいい家族なんだって言ってました。」

「まあ… そうかな。」

「羨ましいな。

 私も 両親と一緒にコンサートなんて行ってみたかった。

 あんなふうにお休みの午後にお茶を飲んだり

 テニスをしたりお母さんが作った料理を食べたり。」

「サキさんのご両親は?」

「私の母は…。」

花を踏みつけられたときの記憶。

「殺されたんです。

 だから もう

 どんな願いも何にも かなわない…。

 全てを奪われてしまったから。」


サキのマンションの下で考え込む隼人。

「手が壊れるスイッチそれを押されて 

 自殺に向かう人もいれば

 他人を攻撃する人もいる。」

「もし 三度目が あったとしたら そこには

 きっと誰かの意図や思惑があるはず」

そこへ声をかけるサキ。

「隼人!」

部屋にいきました。

「仕事はどう? 頑張ってる?」

「姉ちゃん…。

 何があったんだよ。」

「えっ?」

「野村さん…中川さん…本田さん…。

 偶然なんかじゃないんだろ?

 全部 話してよ。」

「 何を?」

「3人共…全部 姉ちゃんが共通点だろ!

 姉ちゃん…あの3人に 恨みでもあった?

 だから 復讐のため?

 何があったんだよ 何が姉ちゃんに…。

 本当のこと話してよ。

 どんなことでも…俺 どんなことでも聞くから。

 俺も一緒に引き受けるから。」

「どうして?」

「姉弟だろ。

 姉ちゃんは…姉ちゃんは俺の姉ちゃんだから。」

「ふふふっ。

 弟じゃない。」

「えっ?」

「私たちは他人よ。

他人なの。」

「うそだ…。」

「ほんとよ。」

「じゃあ どうして…どうして俺に?

 偽者なら 何で俺の前に現れたんだよ。」

「それは あなたが

 お姉さんを欲しがっていたから。

 会いたかったんでしょ?お姉さんに。

 だから 私が君のお姉さんに

 なってあげようって思ったの。

 楽しかったね 姉弟ごっこ。

 君も気持ち良かったでしょ?

 恨んでないなんて言われて。

 そう言ってもらいたかったんだよね。

 私  血のつながりを何の疑いもなく

 信じてる人たち見るとね 虫ずが走るのよ。」





本田をあやつる手口とかほんとにうまくて
心理学いっぱい勉強したんだろうなあ。
本田なんて不幸な人生なのに
さらなる不幸な結末に導かなきゃならないほと
何をしたんだろう。
白い花を踏みつけたひとり??
お肉もワインもいきましたが
命とひきかえってわけじゃないのね。

理事長はいそいそとひげそってて笑ったw
二階で何してるのか視聴者はみんな知ってた!!

隼人は気づいても姉ちゃん大好きだから
おいつめられないけど、雑誌社のほかの面々も
動きだした・・にしてもあれは罪としては
裁けないのでしょうね。

回想をみていると隼人と
は本当のきょうだいみたいだけど。
母にあうのになぜ7年もかかってるんだろう。
姉ちゃん大好きなのに
傷つけられた隼人がかわいそうだった。


網浜サキ 仲間由紀恵
新田隼人  三浦翔平
濱田直美  内田有紀
須藤繁之  高嶋政伸





2013.02.20 Wednesday 10:09 | comments(0) | trackbacks(6) | 
<< ちはやふる2 第5話「なほあまりある むかしなりけり」 | main | PSYCHO-PASS サイコパス 第17話「鉄の腸」 >>









サキ (第7話・2/19) 感想
フジテレビ系ドラマ『サキ』(公式)の第6話『母へ〜明かされる“悪女”の履歴書』の感想。 やっと… 第6話にして、やっと私がサキ(仲間由紀恵)に「お前は何を考えているんだ!」と突っ込めるくら...
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/02/20 10:51 AM |
サキ 第7話「母へ…明かされる“悪女"の履歴書」
三人目のターゲット本田も自滅に追い込んだサキ。 ステーキはあと2枚。 狙うのは須藤と隼人でしょうか。 ちゃくちゃくと完全犯罪(?)を進めていくが思わぬ綻びが? (あらすじ) ...
| D☆エディション | 2013/02/20 12:21 PM |
「サキ」 第7話 母へ 明かされる”悪女”の履歴書
「私・・・血の繋がりを何の疑いもなく信じている人を見るとね・・・・虫唾が走るのよ」 サキ  さて、情報を整理してみますか・・・ サキの回想が真実だとすると、サキと隼人 ...
| トリ猫家族 | 2013/02/20 2:20 PM |
サキ 第7話:母へ…明かされる“悪女”の履歴書
三度目キターε=ε=ε=ε=ヾ( ゚д゚)人( ゚д゚)ノ゙ さすがに三度も続けばいくら鈍い隼人でもこれは偶然ではないと気付いたようだったけど、 直美達が追ってる事件の犯人が本田だって気付くの遅っ! 記者のくせに自分が追ってる事件以外には興味無いのかな? 普通の
| あるがまま・・・ | 2013/02/20 2:30 PM |
サキ 第7話
ホテルでサキ(仲間由紀恵)は、隼人(三浦翔平)に「弟と思えない時がある」と告白します。 サキに惹かれていた隼人は、理性と感情の狭間で揺れ動いていますね。 思わせぶりなサキの言動にショックを覚...
| ぷち丸くんの日常日記 | 2013/02/20 2:56 PM |
【サキ】第7話 感想
キューピッド君、手術が成功したの。 それでね、これからリハビリだねって言ったら何て言ったと思う? 「誰にも頼らず独りで頑張る」って。 偉いよね。 私、うれしくなっちゃって。本田さんに伝えたか...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2013/02/20 9:22 PM |