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リトルバスターズ! 第26話(最終話)「最高の仲間たち」

第26話(最終話)「最高の仲間たち」

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


朝日がさす寮の部屋。
理樹は眠れなかったらしい。

『恭介は どうしてあんなことを・・』

「今後 俺はもう リトルバスターズの指揮はとらない。

 今このときから 理樹

 おまえが リトルバスターズのリーダーだ」

『僕が リーダー?

 きっと いつものいたずらだ。

 きっと 僕をからかってるんだ。』

そこへテンション高く入ってきた謙吾。

「いゃっほ〜〜!

  リトルバスターズは 最高だー!」

びっくりしてベッドからおっこちる真人。

「野球だあ!ハッハッハ もえてきたぞ〜〜!」

「なんなんだ?」

そこへやってきた恭介。

胴着の上にジャンパーを着ている謙吾。
背中には猫の刺繍。

「うっす。なんだ?そのジャンパー。」

「ああ。これは手作りの

 リトルバスターズジャンパーだ。」

「手作りぃぃ?!」

「その刺繍も?!」

「このロゴも自分でつくったのか。」

「ああ。一晩かけてな。

 どうだ?」

「どうだと言われて・・」

「俺は今 腹の底から楽しいんだ。

 さあ 行くぞ!

 野球だ! 朝練だ!!」 

テンション高いまま飛び出していく謙吾。

「謙吾がバカになったぞ。」

「いったいどういうこと?」

「屋上から飛び降りて

 頭のネジがふっとんじまったんだ。」

「もともとそういう素質はあったと思うが

 いきなりトップギア全開だな。」

「みんな!早く来い!」

はりきる謙吾。

「よし!俺が考えた

 リトルバスターズステップでいくぞ!

 1 2 リトルバスターズ!」

「そいつは筋肉にも最適だ!」

『ついに 謙吾が加わった。

 このメンバーで 野球をするなんて

 子どものころに戻ったみたいだ。

 そして みんなもいる。』


「試合だ!」

「勝つぞ!!」

「やっふー!」

みんなも元気。

「明日 とうとう 初めての試合だ。』



まずは準備体操から。

「さ 初の試合にむけて最終仕上げだな。

 どんな練習をするんだ?理樹。」

「えっ?」

「指揮をとるのはお前だ。」

「僕が?」

「言ったはずだ。俺はリーダーをおりると。」

「まさか 本気なの?恭介。」

「もちろんだ。俺は三年だし

 そろそろけじめをつけるときだ。

 今後は 全てお前にまかせようと思う。」

「待って そんな突然・・」

「突然思いついたことじゃない。

 野球を始めたときから決めていたんだ。

 いずれ お前をリーダーにしようと。」

「でも そんな みんなが納得するわけ・・。」

「いよ〜!!理 樹 くん!理 樹 くん!

 りりりり 理樹くん!」

葉留佳が扇子を手に声援。

「たしかに 恭介は就職活動もあるしな。
 
 ま 多少たよりないかんじはするが

 いいんじゃねえか 理樹がリーダーでも。」

「リーダー就任 おめでとうなのです〜〜」

「おめでとう〜〜〜」

「堅苦しいことは考えず

 まずはやってみたらどうだ?

 意外と適任かもしれんぞ。」

「うん。」

「恭介さんに比べて かよわさは否めませんが
 
 そこが萌えのポイントともいえます。

 マネージャーとして 異論はありません。」

「ああ・・。」

「さ 初指令はなんにする?」

「よっ!」

「点呼はどうだ?」と謙吾が提案。

「1 2 3と号令をかける あれだ。

 士気を高める効果があるぞ。」

「やってみるよ。

 恭介。」

「1」

「小毬さん!」

「にゃあ?」

「来ヶ谷さん」

「なんだ?」

「三枝さん」

「ハッ!」

「クド」

「わふ〜」

「鈴」

「みえてるだろ」

「西園さん」

「はい 私ですが」

「真人」

「悪いな 理樹。

 俺一人でも点呼に応じてやりたかったが

 今俺が何番なのか わかんねえよ!」

「僕もだよ。」

「なんだ?理樹 俺は?」

「ごめん。謙吾!」

「きゅう〜〜〜〜 はっ!」
テンション高いまま。というか別人だ。

「完璧だ。

 終わりよければすべてよしだ。」

「本気で やらなきゃよかったと思ってるよ。

 それじゃあ えーと・・

 みんなで 守備の練習とかはじめる?」

「待ってました!」

「初指令なのです〜」

「わ〜い!」

そこへやってきた佳奈多。

「待ちなさい。あなたたち。

 今日は グラウンドへの立ち入りは禁止よ。

 業者が整備にはいるの。」

「責任者は直枝君になったから

 学校から直枝くんにメールで連絡したって
 
 きいたけど。」

「ええっ?ああっ。電源きってた。」

「初指令は秒速で失敗におわったな。」

「しかたねえ。自主トレだ。」

「おう。素ぶりだ 素振り!」

「おやつがいいよ〜」

「おやつ わふ〜!」

「試合の打順とポジション決め

 それに 作戦も。楽しみにしてるぞ。」

と理樹に声をかける恭介。
「ああ・・」

「どうみても リーダーにはみえないな」

と鈴にいわれがっくり肩を落とす理樹。

その後、ベンチにすわって考える理樹。

『僕がリーダーなんて。

 打順にポジション 作戦・・

 いったい何から手をつければいいんだ?

 どうしたらいい?』

「ねえ 恭介。」


でもそこに恭介はいない。

『そうだ 僕はいつだって

 恭介に頼ってきたんだ。

 ずっと昔 そう あの時から。

 両親を失って たった一人残されたあの時。

 ナルコレプシーが始まって

 いつ眠ってしまうのか 不安でたまらなかった。

 そんな僕を 恭介は 遊びといたずらの世界へ

 連れて行ってくれた。

 僕は 恭介の背中に 守られていた。

 恭介のあとについていくと

 いつも 楽しいことが待っていた。』


「野球をしよう。
 
 チーム名は リトルバスターズだ!」


『そう。勇気も湧いてきたんだ。』

「もし 世界が知りたくもないことに

 あふれているとしたら

 できることは 目をそらすこと

 逃げることだけなのか。

 逃げだしたら 何も解決しない。」


そんなことを思い出していると
恭介がそばにいました。

「恭介。思いだしてたんだ。

 僕はちっぽけで いつも不安をかかえてた。

 でも恭介といると 悲しいことも

 怖いことも忘れてしまった。

 今も同じだ。

 こんなに楽しいのは 

 恭介が野球をはじめたからなんだ。

 僕にとってリーダーは 他にじゃいない。 

 これからも 恭介についていきたいんだ。」


「お前は 

 いつまでも俺に頼っちゃいけない。

 理樹 

 おまえは少しもちっぽけなんかじゃない。

 お前は自分がどれだけのことをしたか

 気がついてないんだ。

 俺は知っている。

 お前はみんなの悩みを 自分のことのように

 悩んできた。いっしょに苦しみを乗り越えて

 みんなを救ったんだ。

 お前にしかできないことだ。

 リトルバスターズは

 お前が集めた仲間じゃないか。

 俺は お前が思うほどの人間じゃない。

 いつまでも

 俺の背中についてきてはいけないんだ。

 俺を乗り越えろ。理樹 強くなれ。」





CM



部室でオーダー決めに悩む理樹。
なかなか決まらない。
思いついて書いてみてもやっぱりきまらない。

『恭介を乗り越える・・そんなこと

 考えたこともなかった。』


部室にいる理樹をみまもる恭介。

『理樹 がんばれ。』

ためいきをつく理樹。
そのときロッカーから物音がして
あけてみると中に葉留佳がいて
クラッカーをならし
しりもちをついてしまう理樹。

「三枝さん」

「びっくりした?かくれてたんですよ。

 理樹くんを笑わせちゃおうと思って。

 だって なんか 悩んでるでしょう?」

「僕に 恭介のかわりができるとは

 思えなくてさ。

 僕は恭介みたいにみんなをひっぱる柄じゃないし

 みんなを楽しませる

 おもしろいことだって思いつかないし・・。」

「私ね もし 

 理樹くんがいなかったら

 今もきっと この世界は

 悪意でいっぱいだと思いこんでたよ。

 憎しみにおしつぶされてたかもしれない。

 理樹くんが 私の悩みに

 一生懸命にむかいあってくれたから

 みんなを笑顔にかえていくのを みてたから

 今は 信じられるようになったんだよ。

 人と人とが思いあえば

 この世界には 

 光がいっぱいあふれるんだって。

 ありがとう。理樹くん。

 ハルちんは ずっとずっ〜と

 応援してるからね。」


「三枝さん・・。」

そこへ顔をみせる美魚。

「よ〜美魚ちん。できたんですね。あれ。」

「データを集めてきました。

 相手 オールスターメンバーの特徴をさぐり

 傾向と対策をまとめてみました。

 作戦をたてる参考にしてください。」

「調べてくれたんだ。こんなに。」

「マネージャーとして 当然のつとめです。」

「でも これは 当然以上だよ。」

「私は 直枝さんのお役にたつ機会を

 さがしていたんです。

 子どものころから私は 

 誰の記憶にもとまらない

 道端の石ころでした。

 もし 直枝さんが

 声をかけてくれなかったら

 永遠にひとりきりだったでしょう。

 すべての人から忘れられることを

 望んでいたでしょう。

 今 私は みなさんと

 満ち足りた日々を送っています。

 生まれてきたことに感謝しているのです。

 そんな自分など 想像すら

 したことがありませんでした。

 直枝さんは 私に奇跡をくれたのです。」


「僕は 恭介が僕にしてくれたことを

 西園さんにしてあげられたらって

 思っただけなんだよ。

 僕になにかできたとしたら

 恭介のおかげなんだ。」


「直枝さんは 立派なリーダーです。」

と顔をみあわせて微笑む葉留佳と美魚。

ふたりがでていったあと

「ありがとう」

とつぶやく理樹。

再び作戦を考えている理樹に
窓からメモがふってきました。
メモをたらしたのは小毬さんとクド。

「to 理樹くん 

 リーダーおめでとう。

 記念におやつタイムご招待!!!

 空に一番近い場所で

     待ってるよ」

「空に一番 近い場所 か。」

理樹は屋上へ。

「しまった 理樹くん もうきちゃった。

 今 クーちゃんとゆいちゃんが

 お茶を持ってきてくれるとこなんだよ〜。

 こっちこっち〜。」

と手招きする小毬さん。

「さあ どうぞ。」

「久しぶりだな。ここから空をみるの。」

「私ね 忘れないよ。

 理樹くんが ここで おしえてくれたんだよね。

 つらいことや悲しいことから逃げださないこと。

 みんなといっしょなら笑っていられること。」


「小毬さん。」

「ほら。あのとき描いてくれた絵本。

 理樹くん 言ったでしょう?

 私が新しい物語をかいていくんだよって。

 だから 描いたんだよ。」


「リトルバスターズのみんなだ。」

「誰かが笑うと みんなも笑います。

 誰かが幸せだと みんなも幸せです。」


「みんな みんな

 幸せのひだまりに包まれています。」


「その日だまりは

 理樹くんがつくってくれたんだよ。」


「そうなのです。

 なぜなら 理樹くんが
 
 私たちみんなを集めてくれたのですから。」


とクドと来ヶ谷さんもやってきました。

「クド。」

「そして 理樹は

 私に言ってくれました。

 クドは クドらしくていいんだよって。

 だから 今度は私から。

 理樹は理樹らしく。」


「僕は 僕らしく。」

「理樹は みんなを助けます。

 だから みんなが理樹を支えます。

 理樹は 

 そんな優しいリーダーさんなのです。」


「そうだ。その優しさが 君の強さだ。

 少年は何も気づいていないのだな。

 君の優しさが 

 みんなをひとつにしてきたんだ。
 
 そのままの君を 

 みんなが信頼しているということだ。」


みんなから暖かい言葉をかけてもらって
恥ずかしそうな理樹は笑顔に。
 
理樹がやってきたのに気づく鈴と真人と謙吾。
寝そべっていた恭介の横にすわる理樹。

「打順とポジション 決めたよ。

 作戦もなんとか考えた。

 みんなに 伝えようと思う。

 リトルバスターズの リーダーとして。」

「お前なら やってくれると思っていた。」

「恭介 僕はまだ弱い。

 でも みんなのことを思うと

 みんなを支えられるように

 僕はもっと強くなりたい。

 いつか 恭介に負けない

 リーダーになれるように。」


「理樹 子どもの頃から俺たちは

 いたずらも 遊びも いっしょだったな。

 胸おどる最高の時間を過ごしてきた。

 だが どんな物語にも 終わりがある。

 誰もが 子どものまんまじゃ いられないんだ。

 時間はすすみ 人は成長していく。

 俺たちは いずれ 

 いっしょにいられなくなる。」


「恭介は ひとり先に卒業する。

 僕たちは だんだんばらばらになって

 楽しいことも終わる。

 だから 恭介は言ったんだね。

 頼るなって。」


「俺がいなくなっても

 お前は歩いていくんだ。」


「僕は 強くなる!きっと!」

笑顔になる真人 謙吾 鈴。。

「いつか 離れ離れになる時が
 
 くるのかもしれない。

 だから 今はみんなで 野球をしよう!」


「ああ!」

ハイタッチする恭介と理樹。

『楽しもう。

 リトルバスターズが ひとつだってことを。』

「さあ 試合開始だ。」

「私の球はへぼいぞ。打たれるぞ。

 それでもいいか?」

「鈴くん 君が打たれても

 私たちが 後ろで守る」

「そうだ〜!」

「鈴ちゃん!」

「わふ〜!」

美魚もうなずく。

「投げやがれ〜!」

「おそれるな!」

「俺たちを 仲間を信じろ!」

「僕たちは 今できることを

 思いっきりやろう。

 みんな!勝っても負けてもかまわない。

 最高の試合をしよう!」

「おーーー!!」


試合はすすみ謙吾は片腕でヒットをとばすし
ベースにはしってくるクドにみとれる相手選手・・。

理樹もヒットで走者一掃し
自身もホームへ。

『僕の最高の仲間たち

 リトルバスターズ』


試合は18対10で負け。

でもみんな明るい。

「リトルバスターズは最高だ!」

「最高だ!」

「最高だよ!」

みんなで写真撮影。

『僕は 思っていた。

 今がずっと続けばいいのに。

 いつまでも

 いつまでも このままで』





リトルバスターズ、楽しかった〜。

恭介あってのリトルバスターズだと思ってたけど
それはしっかり理樹にも言えることでした。
みんなが笑顔になれた
リトルバスターズの仲間たちが
本当によかった。

時折でてきた思わせぶりな事情は
なんだかシリアスな予告のRefrainでですか。
楽しみに待ちたいと思います。

最後の謙吾のかわりぶりにはびっくりでした。
先週だけじゃなかったのねw






直枝理樹  堀江由衣
棗鈴    たみやすともえ
棗恭介   緑川光
井ノ原真人 神奈延年
宮沢謙吾  織田優成
神北小毬  やなせなつみ
三枝葉留佳 すずきけいこ
能美クドリャフカ 若林直美
来ヶ谷唯湖  田中涼子
西園美魚  巽 悠衣子
笹瀬川佐々美 徳井青空




















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2013.04.09 Tuesday 19:09 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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