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潜入探偵トカゲ 第6話

第6話



お受験幼稚園に通う園児のママが毒殺された事件を
解決するため、トカゲ(松田翔太)は幼稚園教諭として潜入する。
大原雅美(小島聖)を頂点とするママ友グループの裏の顔を
知っていくトカゲ。グループの一員である清水沙耶(奥菜恵)と
親しくなり、実情を探っていく…。一方寺島は、二年前の事件に
関わっている「クモ」について捜査をしていくうちに、トカゲが
追っている事件との繋がりに気付き…!?




「織部透 通称トカゲ無愛想で神経質

 かつては捜査一課の敏腕刑事

 犯罪の多様化により検挙率の低下に苦しむ警視庁は

 民間の捜査員を 潜入探偵として採用したのである」

モップで念入りに掃除中のトカゲ。

「ホントにキレイ好きですね

ここまで丁寧に掃除する人初めて見ましたよ」

モップをどっさりおく香里。

「やめてくれ〜」

「新しい清掃道具 持ってきたんで」

「せっかくキレイにしたんだよ」

「よかれと思って…」

「それ 片付けてくれ」

蒼太からはこの間残念賞でもらった
ソイレンジャーショーにいこうと誘われました。

「 行こうよ早く行かないと終わっちゃうよ」

「そうだな じゃあ来週の日曜あたり行ってみるか」

「やった イェ〜イ」

幼稚園のママたちが集団で
結衣ちゃんママの家にやってくると
結衣ちゃんママが倒れていました。
そばにはコーヒーカップ。

山根さんが事務所にやってきました。

「向日葵幼稚園?」

「はい。名門小学校に多数合格者を出している

 私立の幼稚園です

そこの園児 工藤結衣ちゃんのママ工藤綾香さんが

 この毒入りのコーヒーを飲んで死んでいました

 で 園の混乱を避けるために一応 自殺ということに」

「一応?」

「はい

ママ友とのトラブルを抱えてたことから

 他殺の線も消せませんね」

「ママ友とのトラブル?」

「はい

ちなみに 結衣ちゃんママは
 
 セレブ志向の お受験グループに属していました

 遺体の第一発見者もこの5人のママ達でした」

「それで潜入捜査を?ちょっと待って これって

 トカゲが出て行くほどの事件?」

「そうなんですよね

けど 岸森部長には何か思惑があるようなんです」

「ほう 思惑?」

「ということなんで頼んだよ トカゲ君」

「山根さん 相変わらずそういう立ち位置なんだ?」

「岸森部長から伝言

 毒には気をつけるように」

岸森さんは寺島たちに指示。

「寺島君は 2年前の事件を追ってるそうですね

 私も あの事件を解明するのが

 茂手木君への弔いだと考えてます

  君には しばらくその捜査に集中してほしい」

「今さらどういう風の吹き回しですか?

2年前の事件の後僕を止めましたよね」

「あの時は敵の姿がつかめなかった

 しかし君は クモと呼ばれる謎の人物の存在を知った」

「だったら クモについて知ってること何か教えてください」

「まあまあ 岸森部長もクモについて知りたいから

 君に期待してくれてる

 槙原君 きみも…」

「私は結構です」

「えッ?」

「失礼します」

洋子はでていってしまいい
寺島がおっていきました。

「槇原 どうした?」

「茂手木さんの二の舞になろうっていうんですか?

須藤さんも クモを恐れて自殺したんですよね?
 
 私は 寺島さんには死んでほしくないです」

事務所。

「出産休暇で休んでいる先生の代わりに

臨時教諭として着任する予定だった

花村義雄さんだ

今回はこの花村先生になりすまして」

「じゃあいくよ「ありさんのおはなし」は?」

「♪〜おいしいおかしをみつけたよ」

「クルクルたまごごはん」

「♪〜どんぶり茶碗にたまごを割って クルクルクルクル」

「完璧だね」

「どうしたんですか? 急に」

「バカにするなよ」

「すいません…」

トカゲは幼稚園の先生に!!

演奏の指揮。

「いや〜みんなすごいよ

 ホントすごいよ 天才だね 天才

うんッ どうしたのかな?」

「鈴音ちゃんが2回間違えた」

「鈴音 間違えてないもん」

「間違えた」

「痛いよ」

「まあまあ ねッ 仲良く 仲良く」

お弁当の時間。
みんなキャラ弁!

「ソイレンジャー…

 鈴音ちゃんすごいね ママが作ってくれたの?」

「うん あッ ママ」

ママたちに挨拶。

「 お母様ですか? はじめまして臨時教諭の花村です」

「清水です 鈴音がお世話になっております

 あッ こちらは…」

「はじめまして

  大地の母親の 大原雅美です」

「はじめまして」

「いやあ それにしてもみんな凝ったお弁当ですね」

「大地君ママの影響なんですよ」

「わあ 大地君のもすごいなあ」

「これぐらい 親としては当然ですわ」

そのあとはバザーパーティーの準備会。

「あの バザーパーティーなのにこんな高価なもの…」

「高価な品は ほとんど大地君ママが出品してくれて」

「いえ うちはもらいものが多くて置き場に困るから」

「うらやましいわ」

そのあとは大地くんママがしきる。

「メニューはハンバーグライス オムライス

 ミートスパゲティ クリームシチューです

 それぞれ 子供が食べやすいように

 しいたけとピーマンはみじん切り

 ニンジンは すりおろしてください」

「はい」

「いやあ 素晴らしい気遣いですねえ」

「お料理ブログもやってるカリスマ主婦なんですよ ほら」

「あッ これ僕も見ましたよ

 妻がファンなんですありがとうございます」

「その上 大地君ママのご主人は

 慶陽大学付属小学校の理事長の息子さんなんですよ」

「えッ あの名門 慶陽大学の?」

「入学したら大学まで行けちゃうんですよ

  うちの子も合格できたらいいんですけど…」

お帰りの時間。

「今日もお疲れさまでしたお疲れさまでした

バザー 頑張りましょうね」

「はい」

「どうも ご苦労さまでした

  鈴音も 大地君にバイバイよ」

「鈴音 大地君嫌い」

「ごめんね大地君 明日ちゃんと謝らせるから」

大地くんママの機嫌が悪くなる。

「親の教育が悪いと子供もこうなっちゃうのかしら?」

「すみません」

「そうだわ バザーの飾りつけ任せてもいいかしら?」

「はい 私でよければ喜んで」

「じゃあまた明日」

「バイバイ」

そのあとは大地くんママ抜きで
ママたちはお茶。

「大地くんママ 迷惑がられてるの

 気づいてないのかしらね?

 あんなすごいお弁当作るからうちの子 ひがんで」

「それよりバザー品あんなすごいの用意されたら

 こっちもヘタなもの出せなくなる」

「私なんて 高いお金出してわざわざバッグ買ったわよ」

「みんな大変よね〜」

「あら ご主人が会社経営者だと余裕の発言ね〜」

「そんなつもりで言ったんじゃ」

「でも こう言ってること大地君ママに知られたら

 仲間外れじゃ すまないわね」

「結衣ちゃんママみたいにまた自殺なんて イヤよ〜」

「イヤだ 怖いこと言わないでよ」

「人ごとじゃないわよ」

「それよりブログチェックした?」

「今日してないのよ〜」

テーブルの下には盗聴器がついていて
上からトカゲが見ていました。

すずねちゃん親子といっしょにバスに乗り込むトカゲ。

「あッあッ 花村先生」

「どうも 偶然ですね」

「今から鈴音 お勉強しに行くの」

「えらいね 鈴音ちゃんいつも一人で勉強してんの?」

「前はね 結衣ちゃんも一緒だったの」

「結衣ちゃん?」

「同じ組のお友達なんですけど先日 お母様が亡くなられて」

「ああ 自殺とうかがいましたが

  何かあったんですか?」

「さあ みんな 色んなことを抱えてますから」

「そうですよね」

夜、トカゲは幼稚園に潜入し
PCから園児資料をダウンロード。
さらに幼児の描いた絵の写真を撮影。

事務所でそれをチェックするトカゲたち。

「あれッ 何か この絵似てますね

ニ人の女性が同じ服を着てケンカしてるみたいな」

「ゴールデンウイークの思い出として描かれた

 結衣ちゃんと大地君の絵だ

 おそらく こっちの女性が亡くなった結衣ちゃんママ

 そして もう一人が大地君ママ」

「ニ人とも 連休の思い出が

 母親同士のケンカとはなあ」

「あの ところで今回の私の任務っていうのは」

「少々気が引けるが

 大役を用意してある」

「大役ですか?頑張ります」

「できるかな?」

新聞記事のスクラップをみている寺島。
そこに岸森が。

「寺島君は クモの存在をどう考えてるんですか?」

「裏社会から権力者まであらゆる情報網を持つ男

 僕は そう考えています」

「たしかに2年前から政治家や官僚や

 大企業の幹部でしか知り得ない情報をもとにした事件が

 次々と起こりました

 そして安西組は大きな富を得た

 今や そのクモが

 安西組を支配している可能性もあります

 で クモの手掛かりは何かつかめそうですか?」

「2年前の事件を洗い直してるとこです

 茂手木さんは帰らぬ人となり

  一人で生還したトカゲは何も言わず警察を辞めた

 岸森部長は何か聞いてないんですか?

 どういうつもりで

 トカゲを潜入させているんです?」

「検挙率を上げたい

 ただ それだけですよ」

幼稚園。

「それじゃあみんな また明日。」

「じゃあ行きましょうか 大地君ママ」

「大地君ママ 聞きましたよ

 大地君 学習教室で100点とったらしいですね」

と話しかけるトカゲ。

「やだ 模擬テストの話聞いたんですか?」

「うちの子も大地君みたいに なれれば」

「学習教室には通わせてます?」

「ええ 成城SPCスクールに」

「随分 お金かけてらっしゃるのね」

「うちの妻の実家が教育熱心で」

「じゃあ週末 ホームパーティーに奥様連れていらしたら?

 ママ達の話は参考になるわよ」

「じゃあ よろしくお願いします」

香里が妻役で大地くんママの家にいきました。

「 こんにちは」

「はじめまして 花村の家内でございます

 お招き ありがとうございます」

「よろしくね ほら入って入って」

「お邪魔します」

「鈴音ちゃんママ 先生達に飲み物お出しして」

「こんにちは」

「先生 こんにちは」

「すごい料理ですね!うわあ

 このスープも おいしそう」

「スープはまだよ

 私が味見してからじゃなきゃ人様にお出しできないもの

  OK」

「感激です〜

 カリスマ主婦の料理が食べられるなんて

 この人と結婚してよかった」

「鈴音ちゃんママ皆さんに 早くスープお出しして」

「あッ はい」

「お気遣いなく 私も手伝います」

「あッ ダメです私が お願いされたんですから」

スープをよそうすずねちゃんママ。

電話していた大地くんママ。

「それじゃあまたね。

 やだわ 乃亜ちゃんママパートなんてしてたらしいわよ」

「それで慶陽大付属志望なんてありえないわよね」

「そんなことコソコソ隠れて?」

「でも 皆さん本当に熱心で参考になりました」

「いい学校に入れてあげることは親としては当然」

「そうですよね」

「香里」

「あッ そうだ

 お庭があるとうかがって花火を持ってきたんです」

「花村さん 高価な植物がたくさんあるので花火は…」

「ああこないだ鈴音がやって 叱られた」

「そうでしたか鈴音ちゃんママ」

「初めてのお客様に それは失礼よ やりましょう

 水を用意して注意すれば大丈夫」

「よかった 持ってきた甲斐があったね」

「そうだね」

お庭で花火。

そのすきにスマホを持って二階にあがるトカゲ。
さらにPCもさわってデータをうつしました。

大地君ママがキャンドルをとりにあがってきて
素早く窓の外にぶらさがるトカゲ。

すごいとこにぶらさがっている・・!

帰り道。

「美人で料理もプロ級

家も立派で 子供も優秀 大地君ママって完璧ですね」

「ご主人に相手にされてたら完璧だけど」

「えッ えッ?」

「ご主人 モテモテらしいから

 子供や私達相手に見栄を張るしか

 楽しみがないのよね〜」

「 手作りクッキーのお土産をどうぞなんて

 こんな袋に入れちゃって」

「じゃあ私達はここで さようなら」

「さようなら おやすみなさい」

他のママたちとわかれて
すずねちゃん親子と一緒にかえる
トカゲと香里。

「裏表のある世界なんですね」

「お受験組の一番の目標は慶陽大付属だから

 みんな 大地君ママに嫌われないようにしてるんです

 大地君ママは 気に入らないママの子は

 お義父様に言って不合格にさせるって噂があって

 だからみんなバザーでも無理してブランド品を

 慶陽付属に入るには 最低年収一千万っていう

 目安があるらしく

 だから みんなお金があるフリしちゃうんです」

「にしても そこまでして

 慶陽大学に入る必要あるんですかね?」

「だって 慶陽大学に入れば

 将来が保証されるんですよ

 私は学歴で苦労してきたから

 子供のためなら親は何でもするんです」

「私も 沙耶さん 見習わなきゃな〜」

「沙耶って呼ばれたの何年ぶりかしら」

PCからうつしたデータをみる所長たち。

「百万単位のお金が 色んな口座から振り込まれてますね」

「そこから結衣ちゃんママの口座への振り込みが

 何回もあるなあ」

「 「みんなにバラします」

  「バラしたら ただじゃ済まない」」

「何ですか? それ」

「結衣ちゃんママと大地君ママのメールのやり取りだ」

「つまり お金の話でケンカになって

 大地君ママが毒入りコーヒーを飲ませた?」

「いや でも信じられない」

「あれッデータを消去した跡があるぞ

復元できないかな?」

「やってみよう

これで どうだ?」

「ひょっとして これ」

付属小の試験問題でした。

「これが思惑か」

「岸森さんがトカゲを潜入させた目的は

 これだったんだな」

いつものお店であう山根さんと洋子と香里。

「入試問題売買?」

「理事長の息子の妻という立場を利用して

 大地君ママが問題を入手し

 おそらく 結衣ちゃんママが売買を」

「とんでもない犯罪もあったもんだね」

「事前に入試問題を入手して志望校に合格できるなら

 お金のある親ならかなりの額を払うかもしれない」

「岸森部長 これをあぶり出すために

 トカゲを潜入させたのかな?」

「ヤクザの資金源に なりうる商売だ

 安西組やクモにつながる可能性もある

  ママ友はトカゲに任せといて

  こっちは入試問題売買あたりますか」

山根さんが帰りました。

「すいません

 あの 今日は寺島さんは?」

「別の件を追ってる」

「茂手木さんに関わることとか?」

「あなたには関係ないわごちそうさま」

洋子も帰ってしまいました。

「あの… 槙原さんは

 蒼太君と会ったりしてたんですかね?」

と洋子の弟にたずねる香里。

「茂手木さんが亡くなってからも

 何度も会いに行ってたようですが」

蒼太とトカゲ。

「日曜はソイレンジャーショーじゃなかったの?」

「ごめんな 蒼太 大事な捜査が入っちゃったんだ」

「捜査なら諦めるよ

 父さんも そうだった」

蒼太、しっかりしてる・・。

「蒼太はトカゲに父親を重ねてるんだろうな

 蒼太が描いた家族の絵だ」

家族はトカゲ。

2年前の事を思い出すトカゲ。

縛られて倒れている茂手木とトカゲ。

「茂手木さん 大丈夫ですか?」

「俺達 もう 終わりかもしれない。

 蒼太に会いてえなあ」

蒼太の描いた絵をみているトカゲ。

19年前を思い出しました。

「父さん お帰り」

「透 今日学校サボったな」

「どうして分かったの?」

「今日は朝からずーっと雨だ外に出れば靴は汚れる

 しかし お前の靴はキレイなままだ

 そこから推測すると お前は今日学校には行っていない」

「すごいね父さん」

「演繹的推論っていうんだ」

「演繹的?」

「隠し事をしても その痕跡は必ず残る

 もう サボっちゃダメだぞ」

 ごめんなさい」

幼稚園ではバザーの準備。
香里もお手伝いにきました。

すずねちゃんママの服のえりに
漂泊の色落ちがあるのと
爪がしろくなっているのをみるトカゲ。

飾りつけはすずねちゃんママが。

「 鈴音ちゃんママが全部揃えたんですか?」

「昔は商社で働いてたんですよ

 これぐらいの手配はできます」

「見てみたかったなあオフィスで働いてる姿」

「随分 遠いことのようです」

いっしょに手伝いしていたら
すずねちゃんがやってきました。

「ママ 見て見て 昨日100点とったんだよ」

「すごいじゃない鈴音!やった やった」

「大地君は 75点だったの

 ママ聞いてる? 100点だったよ」

「鈴音 もうその話はいいから」

大地君ママの機嫌を損ねた!

「鈴音ちゃんママ おめでとう

 で 飾りはこれだけ?」

「ええ徹夜して ここまで揃えました」

「地味だわ もう少し頑張ってくれないと

 私が恥をかくの」

バスですずねちゃんの後ろにすわる香里。

「一番なんてすごいね

 でもどうして昨日のうちに見せなかったの?

 幼稚園で驚かしたかったとか?」

「だって夜 ママおうちにいないもん」

「えッ?」

すずねちゃんママの後ろにはトカゲが。

「少しは 大地君ママに言い返してもいいんじゃ?」

「前にも鈴音が一番になったことがあって

 そのときから私達 冷たくされてるんです」

「う〜ん でも ママ達がそうだと子供達は…」

「慶陽付属に入るためならそれぐらいのことは」

「鈴音ちゃんには悪影響出ませんかね?」

「大人になって苦労するよりはいいんです

じゃあ ここで

鈴音 降りるよ」

「またね」

「さようなら」「さようなら」

すずねちゃん親子とわかれました。

「沙耶さん 相当なキレイ好きですよ

 漂白剤のにおいがプンプンしました

  織部さんより キレイ好きな人もいるんですね」

その言葉と光景でひらめくトカゲ。

「そうか」

「あのケンカしている絵の場所が分かったのか?」

「しばらく ここにいる」

「えッ しばらくって?」

夜、すずねちゃんママが働いているところを確認。
ビルの清掃でした。漂白剤はここから。

警察。

「大原雅美がが入試問題売買で得たと思われる

 金の大半は 向日葵幼稚園の竹村園長に

 振り込まれてました

 園長と不倫関係にあった大原が

 犯罪に手を染めた可能性が濃厚」

「幼稚園の園長までヤクザに取り込まれていたとはね」

「えッ どういうことですか?」

「春には英徳大学の入試問題が

 高額で取り引きされるという事件もありました
 
 これは 氷山の一角であり

  様々な大学や高校 もしかしたら司法試験の類いにまで

 入試問題売買が行われている可能性があります

 徹底的に調べましょう」

「はい」

そこに寺島がやってきました。

「係長 何か?」

「寺島君 そっち そっち

 君の力が必要です」

「えッ?」

「公安時代に培った 裏の情報網を

 フル稼働させてください

 この事件を たぐっていけば

 ひょっとしたら 大きな獲物が釣れるかもしれませんよ」

「クモですか?」

「頼みましたから」

寺島と洋子。

「やっぱりいくんですね。

 止めてもムダですか」

「ここで怖がって何もしなかったら

 茂手木さんに合わせる顔がないだろう

 必ず真相に たどり着いてみせる

 槙原 お前だって

  茂手木さんの無念を晴らしたいだろう」

事務所。

「つまり 疑わしい人間がニ人いるから

 ゆさぶりをかけたい

 そういうことだな?うん」

「今からが ホントの大役だ

  これから言うことを完璧にこなせ」

「はいッ」

バザーの手伝いにきた香里。

「大地君ママ 噂聞きましたよ」

「噂?」

「 出来の悪い子でも

 慶陽付属に入れる方法があるんですってね」

「何言ってるの あなた」

「お金次第で 裏口から入学する方法もあるって噂です」

「誰がそんなことを?」

「誰ってわけでもないんですが」

すずねちゃんママのほうに視線が。

「そんな噂流して何が楽しいんでしょうね」

今度はすずねちゃんママに話しかけるトカゲ。

「えらいんですねえ 鈴音ちゃんママ

 忙しいのに 飾りつけも用意して

 子供のためにホントに頑張ってる

 聞きましたよ 噂」

「噂?」

「清掃のパートしてるそうじゃないですか」

「人違いじゃないですか?誰が そんな噂を?」

「いや その…」

大地君ママをみるトカゲ。

「そういえば先ほど警察の方に

 大地君ママのこと聞かれたんです

何か怪しまれてるんですかね?」

バザーがはじまりました。

「おはようございます 会場あちらになります

 ご来場の皆様 向日葵幼稚園バザーパーティーを

 存分に お楽しみください」

すずねの横にいく香里。

ママたちは調理。
大地君ママが味見。

「オムライスとハンバーグはOKです

 パスタは あと3分でゆで上がります
 
 クリームシチューは 出来上がり次第

 会場に運んでください

 まず私が味見しますから」

「はい」

生クリームに毒をいれるすずねちゃんママ。

大地くんママはお客さんたちに大人気で
いっしょに写真をとってもらう人たちが。

すずねちゃんママと大地くんママの視線が行きかう。

「クリームシチューが出来ましたよ」

「すご〜い」

「素晴らしいですね 大地君ママ」

「じゃあ 仕上げお願いします」

「そうね」

さっきの生クリームをいれて味見しようとする
大地くんママに声をかけるトカゲ。

「大地くんママ ちょっといいですか?

 このレシピなんですけど」

その間にシチューをよそって
すずねちゃんにあげる香里。

「鈴音ちゃん おいしそうだね これ一緒に食べよう」

「うまそう」「いただきます」

「大地 まだダメよ」

「鈴音 食べちゃダメ!」

シチューをはたきおとし
すずねちゃんを抱きしめるすずねちゃんママ。

「ごめんなさい 何だか急に

 結衣ちゃんママのときみたいに毒が入ってたら って」

「大地君 鈴音ちゃん向こうで遊んでよっか」

「行こう おいで」

「毒を仕込んだのは あんただろ」

とすずねちゃんママにいうトカゲ。

「何言ってるんですか 花村先生

 違います

 だって 警察は大地君ママのことを疑ってるんですよ」

「ウソ…」
 
そこへ洋子たち警察がやってきました。

「その疑いは晴れました

工藤綾香さん 結衣ちゃんママの死亡推定時刻に

 彼女は竹村園長に会ってましたから」

「竹村園長と?」

「しかし 入試問題売買は重罪です

 おニ人には 署までご同行願います」

「最低ね こんな日に 私の立場はどうなるの?

 とんだ大恥だわ」

つれていかれる園長と大地くんママ。

「あんたは自分で自分を追い込みすぎたんだよ

それで 結衣ちゃんママに毒を飲ませた」

「えッ?」

「でも 動機は?」

「パートをしてることを知られたくなかったんだろう

  バレたら鈴音ちゃんは合格できなくなる」

「だから必死に隠してきた

 でも それを見られてしまった」

「だから口封じのために

  結衣ちゃんママを殺した

 そして また同じことを繰り返そうとした

 シチューに毒を入れたのも撮らせてもらったよ」

「あなた 警察の方なんですか?」

「 潜入探偵です」

「でも そんな理由で人を殺したんですか?」

「私にとっては

 それが一番大事なことだったんです

  夫の会社の経営が行き詰まって

 それが知られたら

 鈴音は慶陽付属に行けなくなるの

 鈴音が幸せになれないの

 塾でも一番になるぐらい頑張ったのに

 今の私は

 鈴音ちゃんママであることが全てなの

 そのために生きてきたの」

シチューを飲むすずねちゃんママ。

「意味ないよ。

 毒のないものに かえておいた

 あなたは生きて

 娘さんを見守るべきだ

 あなただって

 鈴音ちゃんのために頑張ってきたじゃないか

 自分一人で死ぬのは身勝手すぎる」

「娘に 大きな幸せを望むのは

 親として間違ってるんでしょうか?」

「それは鈴音ちゃんの幸せなのか?

 鈴音ちゃんが 元気でああやってる

 それだけで十分じゃないか」

入試問題売買を取り仕切るグループのアジトに
踏み込む山根さんたち。
しかしがビルの中はからっぽ。

「槇原さん ガサは不発だったようです」

「ガサ入れの情報が漏れてたのか?」

「2年前と同じだ

警察内部に内通者いるんですよ」


岸森さんが事務所へ。

「今回も万事うまくいきましたよ

 また よろしくお願いします」

「ええ」

山根と岸森。

「けど このガサを事前に知っていたのは

 限られた人間だけだよねえ」

現場にいたトカゲ。

「トカゲ

なぜ お前が ここにいる?

ここで一体 何をしてた?」

「俺がクモを追ってちゃいけないか」

「ずっと聞きたかったことがある

 2年前のあの日一体 何が起きたのか

 茂手木さんはなんであんな目に遭ったのか」

「茂手木さんのことを知りたいのは

 あんただけじゃないんだよ」


「どういう意味だ?」

「俺は俺で

 答えをさがしてる」




セレブ主婦とママ友の世界がおそろしかった・・。
子どものために殺人しちゃって発覚したら
一番子どものためにならないのに。
○○ちゃんママとしか呼ばれない世界では
煮詰まってしまいます。

トカゲみたいなかっこいい先生のいる幼稚園・・
送り迎えに気合い入りそうです。

黒幕は誰だー?









織部透(トカゲ)…松田翔太   
寺島秀司…松岡昌宏
望月香里…蓮佛美沙子  
槙原洋子…ミムラ
槙原聖人…山本涼介
宮間隼人…君嶋麻耶
茂手木蒼太…君野夢真(子役)
織部道男…光石研   
雨宮麻紀…西田尚美
三雲龍介…岩松了
二宮健吾…笠原秀幸   
山根憲二…吹越満
岸森幹雄…遠藤憲一
柳田雅彦…伊東四朗




2013.05.24 Friday 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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