<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
amazon
楽天ブックス他
楽天ほか

幽かな彼女 第8話

第8話



 20数年前、暁(香取慎吾)の部屋に住んでいた小原南中の生徒は、
政治家の息子だったとわかった。暁はそれがアカネ(杏)の教え子で、
和泉(真矢みき)はその同級生だったのではないかと考える。
 翌日、千穂(前田敦子)が退職願を出したことを知り、林(北山宏光)
は大ショック。一方、暁は校長の日野(春海四方)から、やはり
和泉が小原南中の生徒だったことを聞く。その頃、和泉は
教育委員会の轟木(加藤虎ノ介)から、27年前に学校で起こった
ある事件を突きつけられていた…。
 同じ頃、3年2組の教室は異様な空気に包まれていた。りさ
(山本舞香)と取り巻きの女子生徒たちが、目立たない存在の
小夜(森迫永依)を文化祭のクラス委員に推薦したうえ、まるで
ほかの生徒との接触を阻むかのようにつきまとい始めたのだ。
 小夜がイジメられているに違いないと心配する亮介(森本慎太郎)
は、助けてやって欲しいと暁に懇願。小夜が目をつけられたのは、
暁のせいかもしれないと話す。
 りさは、アカネを救うために暁の部屋を訪ねていた小夜と暁の関係
を勘ぐり、隠し撮りした写真をネタに小夜を脅していた。
金を出さなければ写真を公表すると小夜に迫るりさは、文化祭の
委員の立場を悪用し、出し物の準備のために集めた金を
盗んで来いと要求して…。





女子たちにいじめられてるのは・・昔のりさ?

「ほら 服脱げよ。」

「えっ?」

「脱げよ 早く。」

「きれいに撮って あげっから。」

「ははははっ…。」

「何で こんなことするの?」

「面白いからに決まってんだろうが。」

「ばかだね。」

「ははははっ…。」

アカネは神山の部屋で教育ビデオ。

「学校教育研究家の後藤田法子です。」

今日のテーマはいじめ。
ハブくという行為を紹介。

「ご覧のように 沢村君は仲間外れにされました。

 しかし現代の子供たちの感覚では

 これは いじめではないんです。」

「えっ?いじめでしょ どう考えても!」

「えっ? いじめでしょどう考えても と思った方

 その気持ち私も よ〜くわかります。」

「ですがこれは現代の子供たち

 特有の距離の置き方なんですね。

 そのキーワードが こちらです。」

「持ち回り。つまりこのハブくという行為は

 持ち回りのように 転々と

 ターゲットを変えていくものなんです。

 ですから むやみに教師など大人が介入すると…。」

「このように本当のいじめに発展してしまうこともあるので

 十分に注意しましょう。」

そこで神山にDVD消されてしまいました。

「あっ!あぁ〜 まだ途中ですよ。」

「うるさい。 つうか何で そんな 能天気なんだよ。

 新しい手がかり見つけたとこなのに。」

「何か わかったんですか?」

「昔 ここを借りてた渡辺って人政治家だったらしい。

 この人の息子が1人でここに住んでたってわけだ。」

「ひっどい親ですよね〜中学生を1人暮らしさせるなんて。」

「まあな。でも 二十何年前に中学生ってことは

 今 大体 40前後だろ。

 それなら副校長と同年代だし。」

前に、昔ここに知り合いがいたといっていた副校長。

「知り合いって同級生だったのかもな。」

「えっ 霧澤さんって小原南中の卒業生なんですか?」

「もし そうならお前の教え子だったのかもな。」

「ここに住んでたのが私の教え子だったとして

 何で 私は この部屋の

 地縛霊になっちゃってるんですか?」

「うん?」

「だってこの部屋で死んだわけでもないのに変ですよ それ。」

「だから それを調べようと手がかりを…。」

「べつに いいです。そんなに頑張らなくても。 」

DVDをまたつけるアカネ。

「続きが気になるんで。 」

「自分のことだろ。」

「だから いいって言ってるんですやぁ!」
「いいかげんにしろって。

 記憶 取り戻したくないのか?」

「そしたら成仏しちゃうかもしれませんよ。

 記憶が戻って未練がなくなったら

 成仏して ここにいられなくなるってことじゃないですか?

 神山先生 私にさっさと消えろって

 そう言いたいんですか?」

「そういうわけじゃないけど…。」

「私 もっといろんな場所に行ってみたいし

 もっといろんな服も着てみたいです。

  だから これからもごまかし ごまかし

 やっていきましょうよ。 ねっ。」

「ごまかし ごまかしって…。」

学校。
副校長は教育委員会の会議に出席のため欠席。

ご機嫌の河合先生。
「あっ 何か今日は機嫌いいですね。 」

「ええ。 もうすぐここを辞めることになって。」

林先生も神山もびっくり。

「退職願 出したんです昨日。」

「随分 あっさりですね。新しい仕事も決まってないのに。」

「バイトでもしながらゆっくり就活します。

 それに ふんぎりついたのは神山先生のおかげですし。」

「えっ?」

「口では どう言ってても生徒のために

 親身になれるじゃないですか。

 そういうの見てて 改めて

 自分には無理だな〜って思えたんで。」

クラスでは文化祭の委員決め。
りさたちのグループは小夜をターゲットにしたようで
小夜が推薦され委員になりました。
教育委員会の轟木と副校長。
午後の議題はいじめに関してだそうで
2週間前に起きたいじめ自殺で
マスコミにあおられて学校と教育委員会で
暴露合戦の泥沼にはまったことへの
同じてつを踏まないよう引き締めの強化。

アカネのところにやってきた吉岡さん。

「あっ。何かね 今日ね自力で手がかり探すの無理っぽい!」

大家さんの腕には数珠があり
吉岡さんが入れないw

河合先生に声をかける林先生。

「あの 河合先生?

 ほんとのほんとに辞めちゃうんですか?」

「ほんとのほんとですよ。」

「それって やっぱり僕が あんなこと言ったから…。」

「あぁ〜 全然 関係ないです。」

「あっ じゃあ 辞めてからも友達で。」

「友達?」

「私たちただの同僚じゃないですか。」

「ただの? はっはははっ…。

 ですか… ふふふっ…。」

「最近の若い子は仕事 続かないわねぇ。

 離職率も上がるわけだわ。」

「辞めるからって職場で堂々とバイト探しするなよ。」

神山はアカネの過去調べ。

「昔の資料ならある程度 校長室に保管してあると思いますよ。」

「昭和60年から62年あたりのものが見たいんです。」

「でもどうして また そんな古いものを。」

「その当時の生徒のことでちょっと知りたいことがあって。」

「あっ もしかして霧澤先生のことですか?」

「えっ?」

「霧澤先生はこの中学の生徒だったそうなんですよ。

 ご家庭の事情で3年の途中で引っ越しをされたので

 卒業生ではないようですがねぇ。」

「あぁ〜 じゃあ適当に探しときますんで。」

轟木と副校長。

「正直 僕の一番の心配は小原南中なんです。

 あなたと 例の神山先生ですか。

 お2人が いらっしゃってからトラブル続きでしょう。」

「生徒に対して 真摯に向き合った結果だと思いますが。」

「とはいえ 教育委員会としては 保護者からの

 クレームの増加を看過することはできませんから。」

「 はぁ〜。今後 気を付けるよう善処します。」

「失礼ですが 僕にはあなたが個人的な動機で

 学校に関わっているように思えるんですが。」

「えっ… どういう意味でしょうか?」

「27年前の件ですが あなたが第一発見者だそうですね。

 もしかして あなた事故として処理されたあの日のことを

 また 蒸し返すつもりでは。」

「それは違います。

 当時のことを知る関係者も学校には残っていませんし

 今更 事実を公表しても何の意味もありません。」

「ではなぜ 弁護士の職を捨ててまであの学校に?」

「弁護士をしていたからこそでしょうね。

  事が起きてから弁護するより 教育の現場でこそ

 取り組むべきものがあると感じていたので。」

「犯罪に関わるような子供はごく一部ですよ。」

「その ごく一部になる可能性は誰もが持っています。」

「あなたの考えは理解しました。

 ですが 僕の立場上また何か問題が起きれば

 厳正に対処する必要があります。」

小夜にまとわりつくりさのグループ。
小夜はあまり楽しくなさそう。

「あいつら何なの? 急に。」

「さあ。あんまり関わりたくねぇし。」

香奈は家の手伝いで参加せず。

「ふ〜ん。 最近 つきあい悪いよね。

  香奈にも森野さんと仲良くなってほしいからさ。」

「大丈夫かな? あれ。」

心配する明日香たち。

林先生と神山。

「どうしたらいいんですかねぇ河合先生のこと。」

「いや どうするって…。」

「でも この間僕の気持ち 伝えちゃいましたし。」

「じゃあ 辞める前に返事もらったらどうですか?」

「いや!河合先生彼氏いるって言ってましたし。」

「じゃあ だめでしょ 最初から。」

「でも そうとばかりは言えない気もしていて。」

「その彼氏とうまくいってないとか?」

「そう!神山先生もやっぱり そう思いますか?

 あっ でも 今日僕は ただの同僚と言われて…。

 ううっ…僕は もう どうしていいか…。」

「それで どうすんですか?」

「だから…。 う〜んどうしたらいいと思います?」

「知りませんよ そんなこと。」

アパートに戻ると根津君が待っていました。
アカネもいっしょに話をきくことに。

「い い い… いじめ!?小夜ちゃんを!?

 どういうことなの? それ。」

「それって確かなことなんですか?」

「普通に話してるだけだけど迷惑そうだしさ。」

「でも それだけじゃ…。」

「つうか 不自然だろ。

 今まで話したこともなかった連中が

 急に あんな つるみ始めるとか。」

「それって ハブくの逆?単に友達になっただけじゃなくて。」

「まあ 文化祭のクラス委員決めるときも

 少し変な空気でしたけど。それで 本人は何か?」

「べつに何も。でも あいつ 人づきあい苦手で

 ガキんときから大体 1人でいたからさ。」

「それ… でも根津さんとは仲いいですよね?」

「あんた 前幽霊とか信じない つったよな?」

「ええ まあ。」

「信じてなくても見えちゃいますもんね。」

「べつに俺も信じてるわけじゃねぇんだけど1回だけな。

 俺が けんかでボコられた連中に仕返し しにいったときに…。」

小夜との会話の回想。

「やめたほうがいいよ。」

「はぁ?」

「そんなの着けて殴ったら大けがさせちゃう。

 それに 相手4人のうちの2人ナイフ持ってるって。」

「お前… 何で?」

「ご先祖様の警告。」

回想おわり。

「それで 助けられたことあってさ。

 くだらねぇって思うかもしんないけど。」

「そんなことないですよ。」

「ほんとは こういうの教師にチクったりしたくねぇんだ。

  でも… もしかしたらあんたのせいかもしんねぇし。」

「神山先生?」

りさたちといり小夜。

「結局 何で そんな担任と仲いいわけ?」

「べつに 仲いいってわけじゃ…。」

「じゃあ 何でマンションに出はいりしてるの?」

「幽霊マンションのおはらいとか言わないでよね 寒いから。」

「まさかマジで担任と出来てるとか?」

「そんなわけ…。」

「ふふふっ まあいいや。そんなことより お金は?

(りさ)3万って何? 昨日10万持ってこい つったよね。」

「私が持ってるのそれだけだから。」

「ふ〜ん。じゃあ これ ばらまいちゃっていいんだ?」

「そんな写真 べつに何の証拠…。」

「ならないよ。でも そんなの関係ないから。

 世の中って 結局そうじゃん。

 根拠のないうわさでも何でも

 騒いで面白がるやつらがいっぱいいるわけ。

 あんたが平気でも神山が困るでしょ そうなったら。」

「どうすればいいの?」

「う〜ん。 文化祭の委員なら…出し物の準備に

 クラスで集めるお金とってこれんでしょ?」

「何で?京塚さんち お金持ちなのに…。」

お金をやぶくりさ。

「うん だから これただの嫌がらせだってば。」

アカネと神山。

「あっ 私小夜ちゃんに電話しましょうか?」

「う〜ん。 」

「私に手伝えることあったら何でもしますから。」

「どうにかしないとな。」

りさの家は家政婦もいるお金持ち。
兄と姉が帰ってきているようですが
優秀な兄と姉とちがって
りさはおちこぼれているらしい。
部屋に入って鍵をしめ

「死ね。」

とつぶやくりさ。

学校では「いじめ対策強化月間」

「もし いじめがあっても対外的には いじめはないって

 言い張れってことだろう。」

「いじめがあるってなっただけで指導力不足の

 マイナス評価されちゃいますからね。」

「マスコミ対応のマニュアルはもっと ひどいぞ。

 基本 「いじめには 気が付きませんでした」で通せだと。」

「表沙汰になったら徹底的に しらを切れってことね。」

神山先生にクラスの雰囲気がヤバという河合先生。

「今 対策 考えてますから。」

「はぁ〜。ないと思います 対策なんて。」

「えぇ?」

「ああいうのって持ち回りですから 下手に動けば

 もっと悲惨なことになりますよ。」

「だからって何もしないのは無責任でしょう。」

「私 いじめっ子だったんです 小 中 高 ず〜っと。

 その経験から言わせてもらうと

 いじめのターゲットになったら終わりなんです。

  後は耐えるか 逃げるかしか選択肢ありませんから。」

「河合先生…。」

「周りは自分の安全のために見て見ぬふりしますし

 本人だって いじめられてるなんて簡単には言えませんよ

 プライドがありますから。」

「 じゃあ どうすれば…。」

「だから 何もしないほうがいいんです。

 自分はいじめなんかには気付いてないって顔

 してればいいんですよ。

 よく テレビとかで評論家が大人を頼れ とか言ってますけど

 ああいうのってただの理想論でしょう。

 もうすぐ辞めるんで真面目な忠告ですから これ。」

「いいねぇ〜。
 
 逃げてく人は言いたいこと言えて。」

と神山にいy窪内先生。

教室ではまた小夜にからむ生徒たち。

「何か重くない? 教室の空気。」

窪内先生が河合先生に声をかけました。

「さっき廊下で話してたことだけど正論だと思うよ。

 大人が どう立ち回っても子供のいじめはどうにもならない。

  僕も そのとおりだと思う。」

「どうも。」

「でも…だから 2組って面白そうなんだけどねぇ。」

「えっ?あぁ こっちの話。

 逃げてく人には関係ないし。」

「何ですか? それ。」

「 いじめっ子って 弱虫が多いから。」

「窪内先生は何で教師 続けてるんですか?」

「えっ…。」

「どう見ても向いてないのに。」

「ひとに とやかく言える立場じゃないでしょ…あなたは!」

「えっ!」

窪内先生につめよる河合先生。
そこへ林先生が声をかけ
驚いた窪内先生はもっていた紙を落とし
それを拾う河合先生。
生徒たちのブログやSNSのアカウントが
ずらっと・・。

休み時間になると小夜のそばにいくりさたち。
気になりつつも何もえいない神山。

校長と副校長。

「校長先生 それは?」

「あぁ 我が校の昔の記録です。ははっ。

 あぁ ちょうど霧澤先生がいらっしゃった頃のものですよ。」

「どうして こんなものを?」

「昨日 神山先生が見たいとおっしゃったものですから。

 何か 当時の生徒のことで調べたいとかで。

(千夏)おなかすいたね。(萌)早く!」

放課後。

香奈に声をかける相田くん。

「なあ 岡本。」

「何?」

「もし ターゲットになったらお前 俺のことハブく?」

「はぁ?」

「俺は お前が そうなっても多分 ハブかない。

 柚木は?」

「えっ?私は…。」

教室には仲間がいっぱい。

窪内先生に疑惑を抱く河合先生。

神山と副校長。

「校長先生から聞きましたが 

 この学校のことで何か調べておられるそうですね。

  差し支えなければ聞かせていただけませんか?」

「副校長に伺いたいことがあるんですけど。」

「はい。」

「滝沢茜先生のことです。」

突然頭痛に苦しむアカネ。
教室で刺されている映像が。

「茜先生!」

副校長と神山。

「少し不思議ですね。」

「えっ?」

「本当なら気になるはずでしょ。

 どうして あなたが滝沢茜先生のことをご存じなのか。

 でも…どこかで予感していた気がするんです。

 いずれ あなたに茜先生のことを話す日が

 来るような予感が。

 まあ デジャヴのようなものかもしれませんけど。」

「はい。」

「滝沢茜先生は私が中学3年のときの担任です。

 担当教科は英語で部活動は合唱部の顧問でした。」

「彼女は どういう先生でしたか?」

「熱血教師…そのひと言に尽きます。

  でも とっても優しい先生でした。

 クラスの不良グループにいじめられて

 不登校になったときも…。」


「先生きっと あなたの力になるから。」

「時間は一瞬 出会いは一生。ねっ。」


「両親の離婚で悩んでいたときも…。」


「どっちが悪いかなんて決める意味ないと思う。」

「鶏が先か 卵が先かってこと?」

「考えるだけ無駄ってこと。」

「そんなの 親子丼にして食べちゃえば一緒でしょ。」

「何 それ。」


「私だけでなくクラスのみんなにとって

 茜先生は最高の教師でした。」

「それは渡辺という生徒にとってもですか?」


アカネの記憶。
渡辺の部屋(今の部屋)をたずねるアカネ。

「渡辺君!ここ開けて!

 先生 ちゃんと話がしたいの。渡辺君!
 
 渡辺君!いるんでしょ?」



「自分が今 住んでいるマンションに

 その当時 住んでた政治家の息子さんですよね。」

「渡辺淳也のことも知ってるんですね。」

「渡辺淳也…。」

「なら茜先生が亡くなったことも。」


ナイフを持ってせまる渡辺くん。

「私のせいなんです。」


アカネを電話で呼び出す昔の霧沢先生。
渡辺にナイフでおどされていました。

「今からどこかで待ち合わせて…。

 和泉ちゃん?もしも〜し?」

「今日の夜 学校に来て。」


「私のせいで…。

 茜先生は命を落としました。」



「アカネもおなじように記憶をとりもどしていました。

「和泉ちゃん?」

屋台で飲んでいる神山の横に吉岡さんが
やってきました。

「珍しいね 1人でお酒なんて。

あっ おちょこはねぇ〜

 僕ら 持つことできないからねぇ〜

 飲みにくいんだよねぇ〜。」

平皿にお酒をついでくれる神山。

「う〜ん… まあ これは これで

 犬みたいで嫌なんだけどね。

  まあ しょうがないね。」

吸った!w

「んっ あぁ〜!効くねぇ〜。

 で どうしたの?」

「あいつのこと いろいろわかった。」

「ふ〜ん。」

「でも… 言いたくないんだよね。」

「寂しいからね 成仏しちゃうと。

 神山先生 僕らだってね…取り戻したい。

 自分が生きてた過去ってやつを。」

「あんたも 何も覚えてないの?」

「ちっ 覚えてないねぇ〜。

 失われた自分が どんなだったか悩み苦しむ

 浮幽霊生活も早50年。」

「長ぇし。」

「はははっ…。」

「50年て。」

「50年だよ。」

「悩み苦しんでるように見えねぇし。」

「えぇ〜 そうかい?そりゃうそでも明るくしてないと。

  幽霊なんだし。

 生きてた人間の 残りかすみたいな

 哀れな存在なわけですよ 僕らは。

  だから 優しくしてくんないと。」

「うるさい。」

またお酒をつごうとすると
屋台の店主に声をかけられました。

「お客さん 大丈夫ですか?

 もう だいぶ酔っ払ってるみたいですけど。」

神山帰宅。

「ただいま。」

「あっ おかえりなさい。

 小夜ちゃんの様子 どうでした?」

「まだ何も。」

「何もって…。」

「正直 怖いしな。

  同じ失敗をまた繰り返したら とか

 自分のせいで いじめがひどくなったらって思ったら…

 簡単には動けない。

 お前なら どうする?こういうとき。」


「信じます。」

「信じるって何を?」

「生徒を。

 自分が生徒たちのためにやってきたことを。

 子供の問題を 大人の手だけで

 どうにかしようとするのが間違いなんです。

 大事なのは大人が見守ってることで

 子供の心の中に勇気を生むことじゃないですか。

 それでも不安だったら私が ついてってあげます。

 教室で 小夜ちゃんのことを見守っててあげます。

 そしたら何かあってもすぐに知らせにも行けますし。

 いいアイデアでしょ。」


「勇気。」

「えっ?」

「お前が俺にくれた。」

「あっ… それは お互いさまです。

 いつか全部 取り戻すまで私は そばにいますから。 ねっ。」

「もう寝るわ。」

「もう寝るんですか〜?

 何か こう もっと愚痴ってくれてもいいんですよ〜。」

翌日。

「先生 何かすっきりした顔 してませんか?」

「そうですか?」

「嫌な予感がするんですけど。」

教室にはいった神山。

「今日は まず 皆さんにお話 したいことがあります。」

「神山先生?」

「今 このクラスでいじめがあるみたいです。

 それは わかりやすい暴力とか

 無視するとかじゃないみたいなんで

 見て見ぬふりができることなのかも しれませんけど

 やっぱり ひとが嫌がることをわかって

  やるのは間違いだと僕は思うので。」

「嫌がってるって証拠でもあんの?

 じゃなきゃ いじめかどうかわかんないじゃん。」

「それは…。

 この教室にいるみんなが

 一番よくわかっているはずです。

 次は自分がターゲットになるかもしれない。

 自分の安全を確保したくて

 他の誰かが嫌な目に遭ってんのを

 それをただ傍観している。

 それも僕は いじめだと思います。

 そのことを皆さんにも

 ちゃんと理解してほしいんです。

 このクラスで今 起きている問題は

 僕には解決できる力がないかもしれません。

 それでも僕は…皆さんのことを担任として

 ちゃんと見ていようと思ってますから。」


そのあと河合先生に

「今日で はっきりわかりました。

神山先生って ばかなんですね。」

と言われる神山。

「それでいいんです。」

また小夜にからむりさたち。
でも今日は相田くんたちがとめにはいりました。

「やめろよ もう。」

「はっ? 何を?」

「うちら 普通に仲良くしてるだけなんだけど。」

「森野さん 嫌そうに見えるから。」

「けんか売ってんの?」

根津君も。

「つうか 嫌がってんのわかってんなら 性格悪ぃし。

 わかってねぇなら 頭悪ぃだろ お前ら。」

他にもクラスの子たちがたちあがる。

「先生 俺たちのこと見てくれてるしさ。

 せっかく同じクラスなんだし

 ぎすぎす したくないし。」

「りさ…。」

「香奈 あんたも そっち側なの?」

香奈は目をそらし
教室から出ていくりさたち。

「あの子も きっと…悪い子じゃないと思う。」

というアカネもでていきました。

教室をのぞいてから
神山に声をかける窪内先生。

「先生のクラスなかなか いい雰囲気でしたよ。」

「えっ?」

「まあ まだまだ これから大変でしょうけど。」

いらだちをかくせないりさ。

「どうすんの? りさ。」

外から合唱がきこえ
そちらに歩いていくアカネ。

「大地の懐に

  我ら人の子の喜びはある

 大地を愛せよ

 大地に生きる

 人の子ら 人の子ら

 人の子 その立つ

 土に感謝せよ」

いっしょに歌うアカネ。
その瞬間、消えてなぜかあのときの学校へ。

昔の自分がみえました。

教室で渡辺くんに刺されたアカネ。

「行かないと…迎えにいかないと…。」

「ごめんなさい ごめんなさい。」

とくりかえす渡辺くんに
すでに体からぬけでたアカネ先生が

「私は大丈夫。」

と声をかけるけどきこえていない。

昔の記憶を思い出すアカネ。

タンカで運ばれていく自分の姿も。

教室。

「先生 アカネさんは?」

「さっきから 姿 見えなくて。」

「学校の中 歩き回ってるのかな?

まあ 多分すぐ戻ってくると思います。」

小夜は明日香たちと下校。

職員室。

「あの… 河合先生今日 このあと。」

「林先生。」

「はい。」

「去年 生徒の個人情報 流して逮捕された

 教員のニュースってありましたよね。」

そのにゅーすをみている河合先生。

「ありましたけど。」

視線は窪内先生に。

明日香と風とわかれた小夜を
りさたちが取り囲みました。

「今度は つきあってくれるよね?」

アカネをさがす神山。

「何やってんだよ あいつ。」

吉岡さんがやってきました。

「神山先生。」

「何だよ 怖い顔して。」

「いないよ…。」

「はぁ?」

「憑代に アカネちゃん いないよ。」

「いないって?」

「存在が感じられない。

 アカネちゃん つながってない。」

河合先生は窪内先生のPCをチェック。

トイレに小夜をつれこんだりさたち。

「ずっとガードしてもらえるわけでもないのに

 いい気になんなよ 森野。」

「どうする? りさ。」

「りさ?」

過去に自分がされたことを思い出しました。


「服脱げ。」

「えっ?」

「服脱げ。 動画で撮ってあげるから。」

「ちょ… それ本気? りさ。」

「うそでしょ?」

「早く脱げよ。

 嫌なら手伝ってあげるから。」

ハサミを出すりさ。

窪内先生が戻ってきました。

「何してんの?」

りさにひく友達。

「ねえ りさ さすがに それやり過ぎじゃない?」

「冗談だよね?」

「あのさ 私そこまで つきあえないから。」

「なら あんたも私の敵だね!」

ハサミをふりまわし舞が腕を怪我しました。

「はぁ うっ…。」

「ちょっと!」

「りさ!」

「お前らも敵か!」

教室をさがす神山。

「うそだろ…。」





最初からいじめのシーンがハードで
ひいてしまったけどあれはりさだったのか。
いじめられた経験から今はいじめ側に
まわってるなら河合先生と同じ理屈かな。
家でも居場所がないみたいだし
そのいらいらを学校で発散しているわけですね。

目をつけられてしまった小夜・・
こういうときこそ霊だのみでいいのにーー!
気味悪がられるだけか。

ただでさえ目をつけられている神山が
クラスの子の流血事件で処分・・?
ちゃんとりさも救ってやらないとね。

アカネの事件の真相もあと少し。

神山がアカネのアドバイスどおりクラスの子を
信じたら、ちゃんとそれにこたえてくれました。
今までの神山の教育の成果がしっかり
あらわれてる。



神山暁 香取慎吾 
アカネ   杏 
河合千草 前田敦子 
林 邦彦  北山宏光(Kis-My-Ft2) 
大原操緒  濱田マリ 
吉岡さん  佐藤二朗
岩名清二  高嶋政宏
霧澤和泉  真矢みき 
2013.05.29 Wednesday 10:35 | comments(0) | trackbacks(7) | 
<< 宇宙戦艦ヤマト2199  第8話「星に願いを」 | main | ガラスの仮面ですが Z  第5話「アラジン」 >>









【幽かな彼女(かすかなかのじょ)】第8話 感想
信じます。 信じるって何を? 生徒を。 自分が、生徒たちのためにやってきたことを。 子どもの問題を大人の手だけでどうにかしようとする事が、間違いなんですよ。 大事なのは、大人が見守っている...
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2013/05/29 11:05 AM |
幽かな彼女 (第8話・5/28) 感想
フジテレビ系ドラマ『幽かな彼女』(公式)の第8話『いじめスパイラル』の感想。 時間配分と構成が良い! 全体の時間配分なり構成が良いと思う。40分頃まであれこれやって、数分で良い感じのまと...
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/05/29 11:07 AM |
幽かな彼女 第8話
昔、暁(香取慎吾)の部屋に住んでいたのは、渡辺という政治家の息子だと判明します。 彼は小原南中の生徒で、アカネ(杏)の教え子で、和泉(真矢みき)は彼の同級生だったのではないかと考えた暁は、当時...
| ぷち丸くんの日常日記 | 2013/05/29 11:57 AM |
幽かな彼女 #08
『いじめスパイラル』
| ぐ〜たらにっき | 2013/05/29 12:15 PM |
ドラマ「幽かな彼女」 第8話 あらすじ感...
アカネの正体と、過去--------!!ついに判明したアカネの生前の記憶。やはり予想通り霧澤が関わってましたね。で、前回最後に絡んで来た最初の入居者の話で読めた流れだったかと。2...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2013/05/29 8:09 PM |
ドラマ「幽かな彼女」 第8話 あらすじ感想「いじめスパイラル」
アカネの正体と、過去--------!! ついに判明したアカネの生前の記憶。 やはり予想通り霧澤が関わってましたね。 で、前回最後に絡んで来た最初の入居者の話で読めた流れだったかと。 20数年前に住んでいたというこのアパートの住人は渡辺という中学生男子
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2013/05/29 8:09 PM |
幽(かす)かな彼女八話&雲の階段七話感想
■幽(かす)かな彼女八話 ハブく。持ち回り。現代の学生の距離の置き方らしい。これは・・傍からはわかりずらい上に、厄介だね(汗) これを教員や大人が、無理になんとかしようとすると、本当のいじめに発展するという悪循環に・・。 結構このドラマはリアルに突っ
| NelsonTouchBlog | 2013/05/30 7:10 PM |