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空飛ぶ広報室 第10話

第10話



リカ(新垣結衣)が空自担当を外れて半年。
一方、広報室に配属されもうすぐ3年の空井(綾野剛)は、
転属の時期が近付いていることで空自売り込みに
余念がなかった。ある日、以前ドラマの撮影で出会った
人気俳優・キリー(桐谷健太)からブルーインパルスに乗
せてもらいたいと言われ早速、鷺坂室長(柴田恭兵)はじめ
広報室メンバーが動き出した。その頃、リカは
阿久津(生瀬勝久)から鷺坂が3月に退官することを知らされる。




2011年2月 半年後

歩哨犬管理官の取材現場で
からだをはる空井。

「敵 12時の方向 確認 GO!」

「うわッ あーッ」

「やめ!」

「はい カット OK!」

「ありがとうございます」

「いやいやいや…

 素晴らしい!

 でも自衛隊に警備の犬がいるとは知りませんでした」

「センサーや カメラもありますけど

 犬の聴覚 嗅覚に勝るものはありません
ワンちゃん達引退したら どうなるんですか?」

「最期まで 基地で世話します

 彼らは 二等空曹って呼ばれてますから」

「えッ マジで!?」

「いやいや 冗談です何だよ!?」

広報室。

「はい ドーン!!

 ついに始まりました 空自をモデルにした

 碓氷リュウ最新作「L空域の白鯨」」

 そして はい ドドーン!

 「特別企画航空自衛隊って どんなとこ?」

 売り込み ねじ込み 大成功」

「ちゃっかり写ってるし」

「片山 全国デビューいたしました!」

そこへ鷺坂。

「みんな ちょっといいか 事件だ

はい ドン! 「報道記者、走る!シーズン4」決定!」

「何だ!」

「前に 「報道記者、走る!」に

 ウチのヘリ飛ばした時 盛り上がったね」

「バリバリバリバリバリ…」

「ドラマの撮影の時

 稲葉さんカッコよかったんですよ

 ムチャなこと言った帝都テレビのディレクターさんに

 何抜かしてるんですか!

 話がつながらなくたって今 撮るのが筋でしょ!

 空井二尉も ポカーンとしちゃって

 正直言って 面白かったです」

「私 稲葉のこと 好きだったな」

「柚木三佐も あれから?」

「空井が会ってないのに会えないでしょ」

「今頃またガツガツやってんのかな 稲ぴょん」

仕事中のリカ。会議中。

「または 浜離宮を散策し

 水上バスで浅草へ向かいどじょう鍋を楽しむ

 などなど どれも半日で回れる

 予算5千円程度のプランです」

「地味だよ 食べ放題サンマつかみ捕り みたいな方がさ」

「ねえ 阿久津さん?サンマつかむの?」

「例えばね」

「地味とか派手とかではなく

 新しい視点の提案です

 「大人の遠足」 これは…」

「それ 視聴率取れんの?」

「視聴率は…」

広報室。

「俺は 稲ぴょんと空井はうまくいくと思ってたんだよ

でも まさか稲ぴょんが

 空井よりも あのチャラチャラした藤枝アナを選ぶとはね〜」

「そう思ってたの!?」

「えッ?」

「驚がくの事実ですね」

「いいよいいよ 片山 お前は ずっとそのままでいなさい」

「何すか そのままでいてはいけないような空気!?

 えッ 何!?」

「ただ今 戻… りました」

空井が戻ってきました。

「どうだった?

 あけぼのテレビ「わくわく動物ワンダーランド」」

「それが急に不審者役をやることになっちゃいまして」

「お前も全国デビュー!?しかもテレビ!」

「張り合ってどうすんの」

「また出ます アポ一つ取れたんで」

「行ってらっしゃい」

「はい 行ってきます」

「空井 空井 葉っぱついてる ここ」

「へッ?」

「そこそこそこ」

「ありがとうございます」

「では 行ってきます」

また仕事にでていきました。

「はい」

「ここんとこ飛ばしてんな」

「時間がないって思ってるんでしょうね

 あと1ヵ月 切りましたから」

カレンダーの3月5日には二重丸。

リカと阿久津。

「あそこで弱気になるな

 内容に自信はあっても」

「それとこれとは…」

「バカ正直もいいがハッタリも覚えろ」

「はい」

「ああ そうだ稲葉 お前 あれ聞いたか?

 空幕広報室の鷺坂さん

 3月の頭に退官だそうだ

 誕生日の前日が任期の終わり

 一等空佐の場合56が定年だそうだ」

テレビ局にやってきた空井。

「新人俳優さんの写真集とかいいと思うんですよね

 絶対に他では撮れない絵が写真が撮れるはずです」

「検討してみます」

「はい 失礼します」

「ありきたりな企画をあえてやるのが すごくいい…」

「キリーさんおはようございます!」

「昨日の6チャンネル見た よかった アレンジドール

 頑張ってね」

「ありがとうございます」

リカがあけた箱には自衛隊関係のものが。
空井からもらったボールペンも。

空井のことを思い出すリカ。

中からDVDを取り出してまた
机の下にしまいこみました。

「稲葉さん 私の初めての担当ロケ 遅刻NGですよ」

「すぐ行く」

キリ―のマネージャーが空井をおいかけてきました。

「うわーッ!」

「空自の空井さんですよね?」

「はい その節は…」

「ヘルメット探してくれた方ですよね?」

「はい」

キリーのところにいきました。

「お久しぶりです」

「お久しぶりです」

「どうぞ どうぞ」

「はい すいません」

「制服じゃないから気づきませんでしたよ」

「僕 人の顔は忘れないんですよ

 それに 去年 航空祭行ったんですよ 11月の入間の

 変装して こっそり」

「ああ そうなんですか」

「ドラマでヘリのチヌークの迫力にやられちゃって

 あれから空自さんのホームページ・・」

「キリー キリー キリー キリー」

「ああ はいはい

 乗せてもらえませんか?ブルーインパルス」

「はッ?」

「ブルーブブブブ…」

「ブルーインパルス」

「ライト」

外へでて空をみあげるリカ。

広報室

あなたの夢かなえちゃおうかなスペシャル

「 これ 大人気特番じゃないの!」

「オー!」

「「報道記者、走る!4」の番宣も兼ねて

 キリーが出演するらしいんです

 まあ 最初は…」


「番組からは カリブ海でダイビングはどうかって

 提案されていたんです」

「イルカと泳いじゃう?みたいな」

「でも どこかで見たような企画でそこへ空井さんですよ

 キリーが今の空自の人じゃない?って言ったもんで

 それで 空自さんの企画書を思い出したんです

 で 海のイルカと戯れるよりも」

「空の…」

「ド!」

「ドルフィン」

「ライト」


「つまり ブルーインパルス!

 あッ あッ あッ ただ ただ急な話なんで

 突貫工事になっちゃいますけど」

「なんの なんの

 ゴールデン大人気特番 大人気俳優

 これを取らずして何が空幕広報室か

 勇猛果敢 支離滅裂の名に恥じぬよう

 何が何でもブルーインパルス…

 飛ばすぞー!」

広報室大喜び。

「ブーン ブーン!

 ブーッ…」

「ブーン! 幕長 いいところに!

 ちょっと 幕長 幕長耳寄りのお話があるんです

  もう まさにお得 お買い得

 このチャンスを逃したら二度と手に入らない」

「どこの悪徳商法だ?」

「チャンスは どこにでもあります

 しかしその 棚からぼた餅をうまくキャッチできるかは

 自分達しだい」

「もう 何なの?」

「はい もう事が事ですんで早急に承認をいただきたいんです

 もう事が事ですんで早急にご対応いただきたいんです

 はい もちろん 直接ご説明を

 明日 はい

 よろしくお願いします!」

強引w

「松島の飛行隊 何て?」

「う〜ん 渋ってます

でも 絶対に説得してみせます」

「ラストチャンスだもんな 

 室長の はなむけにするには」

「はい」

「頑張りましょう 何が何でも」

「はい!」

リカと藤枝。
藤枝にチョコを渡すリカ。

「チョコレート ちょっと早いけど」

「ワオ 稲葉もついに俺の魅力に気づいちゃった?」

マスターにも同じもの。

「これ どうぞ」

「ありがとうございます」

「いつも ありがとうございます」

「だよねだよね!」

珠輝もいた。

「街角グルメの余り物です」

「おい! まッ サンキュー」

「うん」

「入ってないの それ? 本命」

「ないに決まってんでしょ 誰にあげんの」

「そっか」

「当分いいかな そういうのは」

「当分て どれぐらい?」

「空を見ても何も思わなくなるくらい」

「なんてな!」

外へでてまた空をみあげるリカ。

松島基地

ブルーインパルスのところにいく空井。

「スカイ!」

「島崎三佐!」

「元気そうじゃねえか スカイ」

「空井でいいですウイングマークは とっくに返したんで」

「TACネームまで返したわけじゃねえだろ」

「乗りたくなって困っちゃいますから」

「残念だったな

 お前は ホントにセンスがあった

 30手前でブルーに抜てきされるなんて

 めったにない話だぞ」

「せめて一度くらい乗りたかったですけど

 もう だいぶ吹っ切れました」

「そうか」

「はい」

「航空祭に足を運んでくれる人だけじゃなく

 テレビの前の一般の人達にも

 興味を持ってもらいたいんです

 ブルーインパルスにはその力があります」

「隊長 こいつは昔から ブルーには

 異常なほど執着心を持ってます

 悪いようにはしないと思いますよ」

「ブルーは 自分の夢でした

 絶対に安い扱いはさせません」

テレビ局。

「バレンタインデー特集ということで

 何を買うか迷ってる あなたまだ間に合います

 これを見れば ちょこっと他の女子と差をつけられる

 素敵なプレゼントが見つかります」

緊張して見守る珠輝。

テレビ局にやってきた片山さん達。

「ついにきた!

 ついに来た魔境 魔境 魔境帝都 帝都 帝都!」

「失礼を連呼しない」

「それくらいの気合いが必要なんだ」

「行きましょう!」

「うむ うむ 行こう」

「ちょっと待って ちょっと待てよ!」

キリ―の番組の打ち合わせ。

「お願いがあるんですが

 収録前に受けなくてはいけない

 低圧訓練 チャンバーのことですが

 これを何とか…」

「これだけは絶対に省けません

 航空生理学実習を受けていただかないと

 丸一日かかりますが」

「その 丸一日が…」

「キリーがお忙しいのは分かりますが これだけは」

「貸し切りでやってもらえませんか?」

「はい?」

「キリーの事務所サイドが

 そんな長時間 桐谷と一般人を

 一緒にいさせんのは困ると言ってきてるんです」

「一般人…新鮮な響き」

「しかし物理的に チャンバーは全国で たった五つ

 隊員だけじゃなく 航空科学や

 医療関係の実験も受け入れてるんで

 常にフル回転で

 それを一人のために貸し切りというのは…」

「よし 分かった

 のみましょう その条件」

「片山一尉」

「ただし 日程は譲歩していただきます

 訓練生の予定を振り替えるのは無理ですが

 運用予定外の日で行うのであれば

 何とかなるかもしれません」

「予定外の日に動かすともなると

 相応の説得材料が必要です」

「そうですよ」

「説得材料?」

「はい」

「何か考えとけよ!」

「痛い」

そこで空井が提案。

「あの 訓練風景も

 番組で紹介してもらえませんか?

 チャンバーに撮影が入れば入間の方も

 訓練生がいない日の方が都合がいいはずです」

「それだ!」

「はい それしか方法はありません!」

打ち合わせを終えて出てくる3人。
うまくいったので大喜び。

「ヨッシャ!」

そこへ番組ディレクターが。

「ああ お疲れさまです」

「いや〜 助かりました」

「こちらこそ 助かりました

 帝都さんとはもう半年も仕事してなかったのに」

「テレビ局って ひと口に言っても

 部署も人も 色々ですし

 色んな考えの人間が働いてます

 個人だとうまくいくのに 

 どうして大きい単位になると 対立したり

 争ったりしちゃうんでしょうね」

リカたちも終了。

「では「帝都イブニング」また明日」

「お疲れさまでした」

「お疲れさまでした」

「よかったんじゃないですか?」

「ありがとうございます!」

「頑張ったね」

リカにほめてもらい珠輝も嬉しそう。

テレビ局をみあげる空井。

「よかったのか

 情報局 行かなくて?」

「帰って 書類作らないと」

「山ほどありますからね」

「はい」

「書類 書類 書類調整 調整 調整!」

「連呼しても減りません」

「それが全てです」

「いえ まだあります

 心意気」

「何だよ それ 心意気って 偉そうに」

「イエス!」

「心意気!」

数日後

入間にやってきた坂手さんは大興奮。

「帰ってきたぞ 入間!」

「邪魔っす 邪魔っす!」

「アイルビーバック!」

「超邪魔っす!」

「うるせえな この野郎」

空井が迎えにでました。

「坂手さん 坂手さん お久しぶりです」

「久しぶり 推薦ありがとうな 空井君」

「いえいえ」

「あッ どうも」

しっかり握手。

「ウチを一番よく撮れるの 坂手さんですから」

「えッヘヘヘッ」

「間もなく入られます」

「はい」

「桐谷さん 入りまーす!」

「おはようございます」

「おはようございます」

「よろしくお願いします」「よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」「よろしくお願いします」

「座席には深く座っていただいて

 背中を押し付ける必要があります」

「異常がなければOKサイン お願いします」

「確認しました 降下していきます」

書類をみている鷺坂。
自衛隊にはいったときの宣誓?

空井たちが広報室に戻ってきました。

「ただいま戻りました」

「お帰り」

「おお どうだった?」

「キリー すごくよかったです

 サービス精神旺盛 隊員とも絡んでくれました」

「そうか さすが人気俳優は違うね ケツもいいしね」

「ケツ関係ないでしょ」

「あるよ」

「ケツは見てなかったですね」

「ケツありました?」

「あッ 室長」

「お疲れさん」

「はい

 残るは ブルーインパルスを飛ばすだけです」

「いよいよか」

「はい」

「はい その前に!

 室長の退官日を前に 明日 送別パーティーを行います」

「りん串かよ」

「室長たっての希望なんです」

「まッ いつもどおり飲み会程度でお願いします」

「僕 とっておきの話しちゃおうかな〜」と片山さん。

坂手さんも戻ってきました。

「おお 稲ぴょん!」

「テンション高」

「あさって ブルーインパルスだからな」

「えッ?」

「初めての ブルー…インパルース!」

「はッ?」

「あれ?聞いてない 特番?

 キリーが乗るの

 空井さんの企画です」

「ああ」

「密着取材できてたらよかったのにな」

「うん」

「坂手さん打ち合わせ いいですか?」

「おう

 うん じゃあな」

「お疲れさまです」

「お疲れさまです」

そばのテーブルで空井と話したことを
思い出すリカ。

「思いついたんですテレビの企画

 空自の航空機に 実際に乗っていただくのは どうです?
 
 例えば 人気の俳優さんとかに」

「楽しみにしてるんだから 空井さんの新しい夢」

「隣で見てますから」

広報室に届いた宅配便。

「宅配です」

「はいよ」

「あの 差出人変な名前なんですけど」

「うん?」

夜は鷺坂室長の送別会。

「では 不肖 鷺坂の送別を祝しまして」

「ちょっと 室長 自分で仕切らないでくださいよ」

「そうですよ 不肖だなんて」

「じゃあ ダンディー鷺坂 セクシー鷺坂の」

「いやいやいやいや 危ない 危ないです」

「乾杯!エーッ 乾杯!」

「はい お待ち 刺し盛りです」

「お店潰れちゃうんじゃないの!?」

「潰れないように今後も来いっていう策略ですよ」

「モテない男は発想がひねくれてんな」

「うるせえ!」

「はい!はい 片山

 俺は 今日 全員が驚がくする

 とんでもない事実をつまびらかにさせようと思います」

「驚がく?事実?」

「先月の ある夜更けの話です」

BGMがガリレオww

勤務表をみて気づいた片山さん。

「おわッ!

 行き先も 期間も一緒

 そうですか へえ… エーッ!?」

「導き出される真実は ただ一つ

 柚木三佐と 槙三佐は

 できている

 それが俺様の推理だ! ハハッ」

「室長 醤油入れます」

「鍋取りますよ 僕」

「ちょっと待って えッ 何で?

 えッ 全員知ってた!?

 空井も!?」

いじけてしまった片山さん・・。

「教えてあげればよかったのに」

「宣言しても変でしょう

 さすがに気づいているとは思ったんですけど」

「情報のエアポケットは時に発生するものです」

「さッ 片山のことはほっといて

 鷺坂室長にって」

PCを取り出す柚木さん。

「俺に?何か作ったんですか?」

「私じゃない」

広報室の映像がうつりました。
リカが密着取材のときにうつしていたもの。

「室長 これ」

送り主は因幡の白兎。

「因幡の白兎」

「「稲ぴょん」て 室長がつけた あだ名だもんな」

「最初 怒ってたな〜」

「「稲 葉 で お願いします」」

「そうそう

  プリプリ怒ってた」

「因幡の白兎なんて

 この期に及んで立場気にして仮名使って

 ホント バカなんだから」

「お前が泣いて どうすんの」

柚木さんにハンカチをかす槇さん。

「いや 稲葉が

 どんな気持ちで これ見ながら

 編集してたのかって思ったら」

空井の目にも涙が・・。
差出人の欄をみつめる空井。

リカのところにはSKYからの郵便が届きました。

ブルーインパルスの撮影のおしらせと
新幹線の乗車券。

「見に来てください。約束です。」

という手紙。

松島基地。

準備するキリーたち。

「アイラ アイラさん?」

「島崎なんで アイランドで」

「ああ 意外と適当なんすね キリーです」

「ボントンロールスモーク ナウで」

「は お願いします」

「ありがとうございました」

リカもやってきました。

「稲ぴょん!!稲ぴょーん!」

鷺坂さんが自転車で迎えにきました。

「お久しぶり」

「もう最後だからって 空井が」

「退官後は どうされるんですか?」

「しばらく のんびり

 ワイフが行きたがってた所にでも

 行ってみようかなと思って

 何一人で楽しんでるのって怒られちゃいそうだけど

 因幡の白兎」

「ああ すみません

 いきなり送りつけるようなまねして」

「ミステリアスな演出だったな」

「単なる気まずさです

  あの時は きちんとご挨拶もせずに

 担当を外れてしまったんで」

「嬉しかった 贈り物 ありがとう

 いとしいものがたくさん 映ってた


 稲ぴょん あれからどうしてたの?」

「変わらず 「街角グルメ」とか「あしたキラリ」とか

 あと最近 新しいコーナーを立ち上げました」

「へえ 頑張ってたんだ

 空井も 頑張ってたよ

 稲ぴょんが走ってるのを感じて

 空井も一緒に走ってたんだと思う」


坂手さんがカメラマンで
キリ―がブルーインパルスに搭乗。

「行ってきます!」

しっかりみつめている空井。
リカもやってきました。

「空井 空井 空井

 …だから ぴょん」

空井に近づくリカ。
並んでブルーインパルスをながめました。

「飛びます」

「キレイ」

「美しいから飛べるんです 飛行機は

ファンブレイク

チェンジ・オーバー・ターン

インバーテッド&コンティニュアス・ロール

サンライズ」

飛行機雲でハートマーク!!

「空井さんの夢が

 たくさんの人に伝わりますね」


「はい

 もうあの空には いられないけど

 広報は 飛ばすことができる

 この景色を 世間の風に」


星マーク!

「ありがとう 来てくれて

 稲葉さんと一緒に見られて

 ホントに

 ホントによかった」


「私も 空井さんの隣で見られて よかった」

二人の様子をみてほっとする鷺坂さん。

並んで飛ぶ二機のブルーインパルス。

そして鷺坂さんが退職の日。

「一等空佐 鷺坂正司

3月5日をもって定年退職を命ず」

「一等空佐 鷺坂正司

 3月5日をもって

 定年退職を拝命いたします」

「ここでOLしてください」

「はい」

広報室では時計を気にする空井。

同じく仕事中のリカも時計に目が。

鷺坂さんも。

広報室のみんなも。

帽子をかぶって部屋をみわたして
みんなのところにいこうとすると
そこには花束を抱えた空井が。

「お疲れ さまでした」

「ありがとう」

広報室をみわたし指をならす室長。

空井といっしょに歩いて外にでると
全員整列していました。

「航空自衛隊航空幕僚監部広報室

 鷺坂室長に 敬礼!」

広報室のみんなは涙。

その時間、自衛隊の方向にむかって

「ありがとうございました」

と頭をさげるリカ。

空井も涙で敬礼。

キリ―念願のブルーインパルスで大空への
特番が放送。

「きますよ きますよこれ 4番機 キリーです キリー」

「瞬間最高視聴率22パーセント!

 広告宣伝費に換算すると…」

「はしゃぐな!」

「航空祭の問い合わせ バンバン入ってるよ」

「柚木三佐 電話」

「大変失礼いたしました」

「嬉しい悲鳴ですね〜」

「ありがとうございます」

リカと阿久津。

「稲葉」

「はい」

「以前撮った例の空幕広報室の密着取材

 あの素材のことなんだけどな」

「横流しなんてことは 決して…」

「ああ?あれ 放送用に30分程度にまとめろ

 キリーのブルーインパルス特番が当たったもんでな

 上が 空自の特集 何かないかって

 来週の頭をめどに ざっくりまとめて

 俺んとこへ持って…きてくださーい!

 あいつは…」

おわりまできかずに喜んででていくリカ。
空井に電話。

「はい 空井です」

「空井さん 放送できます

 お蔵入りになってた広報室の密着取材

 放送できることになったんです「帝都イブニング」で」

「ホントですか!?」

「ご挨拶に 今から広報室に伺います」

「困ります 来ないでください

 やめてください」

リカ、困惑の表情に。

「あの・・」

「今 松島なんで」

「はッ?」

「松島基地に来てるんで

  なので 来るなら明日で

 明日には帰るんで」

「もう空井さん

 空井さんは どうしてそう 話の順番を…」

「今日 来られちゃったら

 僕が 稲葉さんに

 会えないじゃないですか

 だから 明日来てください

 もしもし聞いてます?」


「聞いてます

 明日 行けばいいんですね?」

「はい 待ってます」

「じゃあ 明日」

「明日」

3月11日

打ち合わせ中のテレビ局

「しじみのレシピは 実際に作ってみた方がいいよね」

「ですよね! さっきみんなで

 しじみパーティーしようってなって

 その時にね 作ってみますね 色々」

広報室でも。

「民間イベントでの

 ブルーインパルス活用についての 新提案です

 えっと 航空祭に来たことがない色んな人達に

 見ていただく機会を増やすことが大切だと思うんです

 これが ブルーインパルスだったら

 もっと魅力を伝えられると思うんです

 例えば 活用案として…」

テレビ局

「で 砂抜きはどれが一番よさそうなの?」

「この3種類で試してるんですけど

 真水が一番よさそうですね」

2:46

地震がおきました。




前回の終盤にあのドキュメンタリーは放送できることに
なったっていってたからそれで状況改善したかと思ったのに
あのまま半年も・・。
半年も会えないくらいのことしたんだっけ?

空井の夢のブルーインパルスが
また二人を繋げてくれました。
室長の退職にうるうるきて
リカと空井の電話の会話にキュンキュンきて
そのままくっついて終わってもらっても
よかったんですけど。

自衛隊ものとしては震災を避けては
通れないってことでしょうか。
希望を感じられるラストになりそうなので
大丈夫かな。




稲葉リカ…新垣結衣
空井大祐…綾野剛
柚木典子…水野美紀
片山和宣…要潤
槙博巳…高橋努
比嘉哲広…ムロツヨシ
藤枝敏生…桐山漣
坂手はじめ…渋川清彦
香塚ともみ…三倉茉奈
大津裕一…前野朋哉
阿久津守…生瀬勝久
鷺坂正司…柴田恭兵






2013.06.17 Monday 08:02 | comments(0) | trackbacks(10) | 
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空飛ぶ広報室「君の隣で見えた景色」
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| のほほん便り | 2013/06/17 8:29 AM |
空飛ぶ広報室 第10話:君の隣で見えた景色
鷺坂さん、お疲れさまでした(`^´ゝ敬礼っ! 綺麗な隊列、そしてビシッと敬礼した部下達に見送られて職場をあとにする 鷺坂さんの姿が泣けた〜〜〜!!! つか、広報室の人達もみんな泣いてたし・・・そりゃ貰い泣きするわ 鷺坂さんのお別れ会にひょっこり稲ぴょんが
| あるがまま・・・ | 2013/06/17 9:26 AM |
空飛ぶ広報室 (第10話・6/16) 感想
TBSテレビ系ドラマ『空飛ぶ広報室』(公式)の第10話『君の隣で見えた景色』の感想。 退屈しない1時間だった! 特に書くことも無いくらいに、普通に楽しめた1時間だった。冒頭の居酒屋での軽いコ...
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/06/17 9:34 AM |
空飛ぶ広報室 第10話
リカ(新垣結衣)が空自の担当を外れて半年が過ぎました。 リカは今まで以上にガツガツと仕事をして、あんなに無気力だった後輩・珠輝(大川藍)もかなりしっかりして来ています。 一方、空幕広報室のメ...
| ぷち丸くんの日常日記 | 2013/06/17 11:00 AM |
【空飛ぶ広報室】第10話 感想
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| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2013/06/17 11:51 AM |
空飛ぶ広報室 第10話★空井(綾野剛)から仙台行きの切符〜大空のハートを射貫くブルーインパルス
空飛ぶ広報室 第10話 君の隣で見えた景色 2011年2月――稲葉(新垣結衣)が空自担当を外れて半年。 広報室に配属されもうすぐ3年を迎えようとしている空井二尉(綾野剛)は、短くなった残任期間を充実させ、さらには3月5日に迫った鷺坂室長(柴田恭兵)の定年退職への”
| 世事熟視〜コソダチP | 2013/06/17 2:13 PM |
ドラマ「空飛ぶ広報室」 第10話 あらす...
夢の実現へ-------!!視聴率11.7%感動回だった。泣け的演出じゃなく、ただその役の思いや、今までの積み重ねを丁寧に見せてくれた事で共感できるものに泣かされた。リカが空幕の担当...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2013/06/17 2:19 PM |
ドラマ「空飛ぶ広報室」 第10話 あらすじ感想「君の隣で見えた景色 」
夢の実現へ-------!! 視聴率11.7% 感動回だった。 泣け的演出じゃなく、ただその役の思いや、今までの積み重ねを丁寧に見せてくれた事で共感できるものに泣かされた。 リカが空幕の担当を外れて半年-----。 広報室の皆はそれぞれ活動を続け、片山な
| ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ | 2013/06/17 2:19 PM |
空飛ぶ広報室 第10話 感想
ブルー、いいなぁ(゜∇゜)!!! 大空に白いスモークが描くハート、射止める矢 それを見上げる二人、空井くんと稲ぴょん 第10話 君の隣で見えた景色 公式HPよりあらすじ 2011年2月 ――リカ (新...
| 帰ってきた二次元に愛をこめて☆ | 2013/06/17 7:35 PM |
《空飛ぶ広報室》★10
それぞれの悔しさを胸に秘めて仕事に没頭するリカと、空井。 企画は、自信があるが視聴率は、読めず、阿久津にハッタリも覚えろとどなられた。 テレビ局回りをしていた空井は、キリーが入ってくるのを見ていた。帰りかけるとそのスタッフが追いかけてきた。キリーは、撮
| まぁ、お茶でも | 2013/06/20 4:27 AM |