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ぴんとこな 第4話

第4話




「歌舞伎界の名門に生まれた御曹司・河村恭之助

 一方で歌舞伎とは無縁の家に生まれながら

 一番の歌舞伎役者になるという

 あやめとの約束を果たすために 全てを捨て

 10年間 血のにじむような努力を重ねてきた一弥」

「一弥は絶対的な自信を胸に

 恭之助と同じ舞台に立つ しかし

 恭之助が持つ天性の才能を見せつけられ

 ぼう然とする一弥

 これまで積み上げてきた自信とプライドを失い

 絶望と焦りの中で ついに一弥は」


あやめにキスした一弥。
驚いて、一弥をおしのけるあやめ。

「私 帰るね」

「何やってんだ 僕は

 最低だ」

あやめも動揺。

「ヒロ君…」

ロビーで一弥を探す優奈と梢平。

「弘樹 どこ行ったんだろ」

「何か怪しいよな

 最近 あいつ

 一人で出かけることも増えた気がするしな

 お嬢さん

 一弥のことで 悩み事とかあれば 相談に乗りますよ」

「別に悩みなんてないし」

一弥が外へ出ると恭之助は
女の子に囲まれていました。

「今日は とことん遊ぶぞ!イエーイ!

一弥?

 あやめと一緒じゃねえのか?」

「何してんの 行こう」

「ああ 行こう行こう OK」

部屋であやめのことを思い出し
電話をしようとしているところへ
優奈が入ってきました。

「弘樹」

「何か?」

「舞台の後 捜したんだよ

 一緒に お祝いしようと思ったのにどこ行ってたの?」

「すみません ちょっと一人になりたくて」

「大丈夫?疲れてるみたい」

「大丈夫です」

「私は いつでも

 弘樹の味方だから」

一弥に抱きつく優奈。

部屋で寝転んでいる恭之助。

「一弥の野郎 どうなってんだよ」

翌朝、一弥を待ち伏せしました。

「恭之助さん」

「お前に確かめたいことがある」

「何でしょう?」

「お前んとこの お嬢さんとは ホントに何でもないんだな?」

「また その話ですか

 何でもないと前にお答えしたはずですが」

「なら あやめをすっぽかすようなマネ 二度とすんなよ

 あいつを傷つけたら 絶対に許さねえからな」

「いい加減にしてください

 そんなに好きなら

 あなたが奪ったらどうです?

 ただし 奪えるものなら ですが」

「上等じゃねえか やってやるよ!」

学校の教室でも悩む恭之助。

「あの野郎 俺をナメやがったな

でもな〜 あやめは一弥ひと筋だし
 
 …て 春彦聞いてんのかよ」

「明日からの勉強合宿のイベント 考えてんだよ

 俺 実行委員だからさ」

「そんなもん どうだっていいじゃん」

「千葉あやめも行くのに?」

「そうか

 夏の海だぜ 泊まりだぜ

  しかも あのメガネ野郎はいない

  きっと何かが起きるかも

 いや! 起こしてみせる

 一弥〜

 覚悟しろ」

はりきる恭之助。

同じく教室にいるあやめと千晶。

「ヒロ君とチュー!?」

「声がデカイ」

「ねえ 聞いた? 今…」

丸聞こえ、、

「で 念願のファーストキスの感想は?」

「いきなりキスされて

 頭ん中 真っ白だったし  それに」

「何?」

「 「ごめん」って謝られたの

 すっごく悲しそうな顔で」

「嘘 それ ヤバくない?」

「えッ?」

「ヒロ君 他に女でも いるんじゃないの?」

「ないないヒロ君に限って絶対ありえない」

「甘いな 言っとくけど 恋愛に「絶対」なんて ないんだからね」

「ヒロ君だけは絶対に信じられる」

「ダメだ こりゃ」

「ただね」

「うん?」

「昨日は何ていうか

 私の知らないヒロ君を見た気がしたんだ」

 《いい舞台をホントありがとう》
 《僕の力なんかじゃない》
  《今日の舞台は恭之助さんだけのものだよ》

「舞台も成功したのに

 ちっとも嬉しそうじゃなかった

 すごく遠く感じたんだよね」

一弥と師匠。

「浮かない顔だな。いい舞台だったぞ 

 今度 オープンする桜ヶ丘劇場のこけら落としで

 一幕だけ有望な若手を選抜して

 やらせようという企画があるが

 その劇場の支配人は私の古い友人でね

 「棒しばり」を視察に来ていた

 もし選抜メンバーに選ばれれば

 また一歩 前進できる

 一歩一歩だ 一弥」

「はい」

買い物を多佳子にわたす一弥。

「ありがとう。客様が帰られたら お昼にしましょ」

「お客様?」

「桜ヶ丘劇場の支配人さんがいらしてるの

 こけら落とし公演の件で」

その話を立ち聞き。

「率直に言わせてもらうともうひとつなんだよな 一弥君

 確かに うまいよ 技術はある

 ただ何というか 表情が乏しいというか」

「ひきつけられるものがない ですか」

「そう見ててね ワクワクしないんだよな」

水やりしながら一弥のことを思い出すあやめ。
そこへ恭之助が声をかけ水をかけてしまいました。

「連絡しづらいな」

「よッ」

「うわッ」

「ごめん 河村君」

「何ボケッとしてんだよ」

「いや 別に」

「ふ〜ん 昨日さ 舞台の後 一弥と会った?」

「うん」

「そっか 会ったんだ」

「10年って やっぱり長いよね」

「えッ?」

「出会った時は小学生で 離れ離れになってから10年

 話したこともなかった。

 よく考えたら 私って ヒロ君のこと

 知ってるようで何も知らないんだよなって」

「一弥と何かあったのか?」

「別に ただちょっと元気がない感じだったの

 私 どうすればいいのか分からなくて」

「そんなもん ほっときゃいいんだよ」

「河村君だったら元気がない時 どうしてほしい?」

「俺?俺だったら…

 好きな子が そばにいて

 笑ってくれてれば

 それだけでいいよ」

「そっか難しく考えることないのかな」

「まあ そうなんじゃね?」

「ありがとういつも相談 乗ってくれて

 河村君ってホントに いい人だね

 じゃあ またね」

あやめとわかれる恭之助。

「いい人・・か」

街をぶらつく一弥。
支配人の言葉を思い出していると
そこにあやめから電話。

「もしもし ヒロ君?あやめですけど」

「ごめん 連絡しなくて」

「ううん 全然。あのね 今日 バイトの後に

 ちょっと会えたら嬉しいんだけど。ダメかな?」

「いいよ」

「ありがとう。じゃあ 後で」

「分かった」

合宿の準備をする恭之助。

「この河村恭之助のプライドにかけても

 いい人で終わるわけにはいかねえ

 この合宿で勝負だ」

そこへシズさんが。

「あやめちゃんのことですか?」

「ああッ! 脅かさないでよ」

「ドアが開いてたから これ お薬

 坊ちゃんすぐ おなか壊すから」

正露丸をわたしてくれました。

「坊ちゃん。女ってのはね

 意外と 強引な男性に弱かったりするんですよ」

「そうなんだ」

「勇気は一瞬 後悔は一生ってね

 悔いのない夏を」

「悔いのない

 夏!」

おぼっちゃま妄想タイム。

《あやめ 俺 本当はお前のことが…》
《分かってた》
 《えッ?》
《いつ言ってくれるのかなって
 ずーっと待ってたの》
《てことは お前も俺のこと…》
《いい人の河村君なんて
 つ・ま・ん・な・い》

チュー顔・・!
そして砂にかいたあいあいがさ。

「キターーーーー!」

父とシズさん。

「胃薬をもらえますか?」

「はい

 坊ちゃん

 ついに あやめちゃんに告白するみたいですよ」

「ちゃんと稽古さえしてくれれば

 何の文句もありません」

恭之助に言われた言葉を
思い出しながら一弥とあうあやめ。

「よしッ

 ヒロ君 お待たせ

 ジャーン 今日は花火大会です」

いっしょに花火をしました。

「見て見て キレイ

 子供の頃一度だけ一緒に花火やったよね

 覚えてる?」

「あやめちゃんの誕生日

 そういえば もうすぐだね」

「うん 私が独りぼっちだって知って

 ヒロ君が花火やろうって誘ってくれたんだよね

 嬉しかったな

 あッ そうだ ほら 線香花火

 あの時 どっちの火が最後まで残るか 競争したんだよ」

「そうだっけ?」

「やろう

 ヒロ君が負けてさ そしたら 本気で悔しがって」

「子供だったんだよ」

「そうだよね あれから 10年だもんね

 私… ヒロ君と一緒に大人になりたかったな

  また私の勝ち

 でも私は 大人になってくヒロ君をずっと見てたけどね」

「えッ?」

「ヒロ君の出てた舞台はほとんど見に行ってたから」

「ほとんどって 台詞もない時から?」

「うん私 ヒロ君のファン1号だもん

 ヒロ君がここまで来れたのは本当にすごいと思う

 「棒しばり」だって 成功したのは

 自分の力じゃないなんて言ってたけど そんなことないよ」

《最後まで気抜くな》
《あやめちゃんまで 恭之助さんを》

「ヒロ君の「棒しばり」私 大好きだったよ」

《見ててねワクワクしないんだよな》
《ひきつけられるものがない》

「やっぱりヒロ君は 絶対に

 一番の歌舞伎役者になれる」

「やめてくれ」

「え?」

「あやめちゃんに何がわかるんだ!」

強い口調で言ってしまう一弥。

「そうだよね。ごめんね私 偉そうに

 もう遅いし 帰ろっか

 私も明日は勉強合宿なんだ」

《僕 一番の歌舞伎役者になる》
《そしたらあやめちゃんを迎えに行くよ》
《ヒロ君の夢は私の夢でもあるから》
《僕は彼には勝てないのかもしれない》

「ごめん もう 僕とはいない方がいいかもしれない」

「どういう意味?

 何で そんなこと言うの?

 もう会いたくないってこと?

 ヒロ君・・」

「そっか わかった」

傷心のあやめは帰っていきました。

一弥が戻ると家の前で優奈が待っていました。

「弘樹。お稽古もしないでどこ行ってたの?

 携帯も全然 出ないし」

「全て言わなければいけませんか?」

「そんなことないよ

 ただ ちょっと心配で…」

その様子を見ていた梢平。

自室に戻っても悩む一弥とあやめ。

海での合宿。

恭様、女の子に囲まれ夏を満喫!!

あやめの姿が見えました・・が
水着じゃないのでテンションさがった。

「お前 水着は?」

「持ってないし」

「あッ そう」

でも元気なあやめ。

「何か朝から異様にテンション高いんだよね」

「そうなんだ」

「ヒロ君と 何か いいことあったのかも」

「いいこと?」

「だって 夏だもん!」

「あやめが?

 あのドSメガネと?

 いや 落ち着け 俺 あやめに限って そんなバカな

 うお〜ッ!」

叫びながら海にはいっていく恭之助。

稽古場にきた一弥。
でもさぼって外にいると完二郎が
やってきました。

「稽古さぼってお昼寝か?」

「完二郎兄さん」

「シケた面してんな お前

  「棒しばり」終わった時と同じ顔してるぞ お前」

「完二郎兄さんも分かってるんですよね」

「何が?」

「僕には 何かが決定的に足りない

 今までは誰よりも努力して 稽古を積めば

 名門の出じゃない僕でも

 必ず上に行けると信じてました

 だけど…」

「すっかり自信がなくなっちまいましたってか?

 しょうがねえな

 この完二郎兄さんが

 スペシャル・スパイシーワンダフル稽古をつけてやるわ

 来い!」

「えッ?」

恭之助といっしょに
ビーチフラッグやスイカわりをして
あやめも楽しそう。

「あいつがテンション高えのって

 普通に楽しいだけじゃねえの?」

「かもね」

ビーチバレー中
あやめに気をとられている恭之助に
ボールがとんできてそれをかばったあやめが
おしたした格好に!

みんなに冷やかされました。

ならんでスイカを食べるふたり。

「うめ〜!おいしい!」

「たまには何もかも忘れて

 思いっきり騒ぐのもいいもんだね」

「さっきは ありがとな」

「河村君の顔は歌舞伎界の宝物だからさ

 守んなきゃと思ったらとっさに体が動いてた

 今まで何度も助けてもらったし

 ちょっとは お返ししないとね」

「お返しとかそういうのはいいから」

「えッ?」

「俺はさ

 あやめのこと…」


そこへ女の子たちが声をかけました。

「恭さま いつまで休んでんの?

 ねえ 早く一緒に遊ぼうよ」

「恭様がいないと盛り上がんないよ」

「おう」

「行ってらっしゃい」

「私は もうちょっと休んでいくから」

「そっか じゃあな

  よし 遊ぼう」「行こう 行こう行こう」

完二郎にキャバクラにつれてこられた一弥。
ハリセンボンの春菜さんがホステスー!
下ネタを楽しそうに会話する完二郎。

二軒目はバー。
大人の雰囲気で飲んでいると
見知らぬ女性からドリンクが。

三軒目は小料理屋でおかみと会話。

「完二郎兄さん すごいですね」

「えッ?」

「店によって 別人みたいにキャラが変わって」

「東京砂漠のカメレオンといったら 俺っちのことよ」

「才能ですね」

「うん? 才能ってもんでもねえな」

「えッ?」

「舞台ってのは生もんだ

 毎日 入る客も変われば空気も変わる

 それに合わせて俺達も芝居の色を変えるんだ

 その日の客が一番見たがってる色にな

 それができる役者に客は ひきつけられるんだ」

「それって どうすれば?」

「難しく考えることはねえよ

 俺は舞台に立つ時はいつも

 「今日の俺を見てくれ」

 「最高に楽しませてみせるぜ」って思ってる

 今のお前に足りないものがあるとしたら

 自分にとっても 客にとっても

 二度とない この舞台を楽しむんだっていう

 気持ちじゃねえか?お前には

  人の何倍も努力して培った技術がある

 自信持って もっともっと自由に

舞台 楽しみゃいいんだよ

 お前なら できる!


 よしじゃ 次はカラオケでも行くか」

「あの 完二郎兄さん」

「はい」

「すいません

 帰って稽古をしてもよろしいでしょうか?」

「そうか 分かった 許す

 行け」

「ありがとうございました!」

ふっきれて稽古に励む一弥。

一方 恭之助は遊んだ帰り。

「ああ 結局今日 何もできなかった

明日こそ 何とかしなきゃ」

あやめがひとりでいるのを発見。

「あやめ?

 いきなりチャンスじゃん。よし」

でも・・・。

「めっちゃ悲しそうで 声かけらんなかった

 一弥とケンカでもしたのかな?」

「あのハイテンションは から元気か」

「あのクソメガネ! 許せねえ」

「けど恭ちゃん的にはチャンスだよね」

「俺はな 人の弱みにつけ込むようなマネは…」

「カッコつけてる場合かよ

 いい人 終わらせたくて来たんだろ」

「そうだけど あんな顔 見ちまったら」

「じゃあ どうすんの?」

あやめの名簿をみていた春彦。

「ああ〜 恭ちゃん やっぱ持ってるわ

 あさっては あいつの…」

電話でおこされるヤス。

「若旦那 どうしたんです?こんな夜中に」

「今から俺が言うもの揃えてこっち来てくれ」

「へッ?」

「誕生日なんだよ!」

お守りをとりだす一弥。

「やっと迎えにいける」

恭之助とヤスは大工仕事。

「若旦那これ 本当にできんですか?」

「できるかじゃねえよ やるんだよ」

「やっぱ無理じゃないっすかね」

「俺は絶対 諦めねえ

 もう いい人は終わりにするんだ」

誕生日プレゼントをもって
でかける一弥。

ずっと何かつくってる恭之助。ローソク?

「熱ッ ヤス!」

「大丈夫ですか? 」

「水 水!」

部屋に戻ったあやめは
やっこさんにかかれた手紙を発見。

同室の子は春彦が誘ってくれて
出て行きました。

手紙には「ベランダに出てください」
のぞいてみると黒子があやめをよんでいました。

「私?」

時計をみつめる一弥。

黒子にいわれるままに外に出て
神社の階段を上っていくと・・・。

ちょうど12時にあやめに電話をすると
留守電。

「あやめちゃん?弘樹です。」

神社にいくとローソクで

HAPPY BIRTHDAY アヤメ

という文字と歌舞伎の面?のもようが。

「すごい・・」

「あやめ ハッピー バースデー!

 どうよ 俺の自信作」

「これ 河村君が作ってくれたの?」

「あやめといったら歌舞伎だろ」

「嬉しい すっごく嬉しい

 誕生日は もう何年もずっと一人だったから

 こんな素敵な誕生日 夢みたい

 本当に 本当にありがとう」

「おう」

「私 幸せ者だね」

「一つだけ言っとくけど

 俺は いい人だからやったんじゃねえからな

 俺は…

 あやめ?」

あやめが泣いていました。

「おい どうした?」

「なんでだろ。
 
 河村君の前だと

 こんな 楽に笑えるのに

 ヒロ君の前だと 何でダメなんだろ

 うまく笑えないの

 気持ちが空回りして

 どうしたらいいのか 分かんなくて

 ヒロ君を元気づけたいのに

 怒らせるようなこと

 こんな私だから

 ヒロ君も嫌になっちゃったんだよ」


あやめに近づいて

肩をだこうとする恭之助。


「でもね でも 私 やっぱり・・」

そのまま手をおろす恭之助。

空をみあげて一呼吸。

「…ったく オメエはバカだな

 いいか お前が一弥の前で

 どうしていいか分かんなくなるのは

 あいつのこと本気で好きだからだ

 それくらい

あいつだってちゃんと分かってるよ

 だから 大丈夫だ」


「河村君」

あやめ、笑顔になりました。

「本当にすごい

 河村君 ありがとう」

「バカは どっちだ」

恭之助いい人すぎる・・・!

「若旦那  男っす」

かげでヤスももらい泣き。

恭之助、帰宅。

「ただいま」

「お帰りなさい

  どうでした 坊ちゃん?」

「終わった…

 けど 悔いはねえ!!」


きいていたパパ。

「何事も 芸のこやしです」

稽古にはげむ一弥。

部屋にやってきた優奈が
あやめへのプレゼントを発見し
怖い顔に・・。

そのプレゼントを持ってでかける一弥。

帰宅して留守電をきくあやめ。


「あやめちゃん? 弘樹です

 お誕生日おめでとう

 この間は ごめん。

 色んなことが重なって

 歌舞伎への自信をなくして

 君との約束を果たせないなら

 一緒にいても

失望させるだけだと思ったんだ。

 でも もう迷わない。

 僕をずっと見守ってくれていた

君のためにも

 いつか一番になる。

 あやめちゃんが生まれてくれた

この日に 感謝する。

 水族館の時に会えなかった

 ガーデンプレイスで待ってます。

 会えるまで ずっと待ってるから。」


部屋を飛び出していきました。

一弥のところへいったあやめ。

「あやめちゃん。

 大丈夫?」

「留守電 聞いて 早くヒロ君に会いたくて」

「お誕生日 おめでとう

 これ プレゼント」

「ありがとう」

「携帯電話

 いつでもあやめちゃんと

連絡とれるように

 10年 離れてた時間を

 これから一緒に埋めていこう」


「ヒロくん」

一弥がやさしくキス。

あやめも笑顔に。

それをみているお嬢様ーーー!!

梢平にあう優奈。

「たのみたいことがあるの」

「何でしょう?」

恭之助にあいにいった梢平。

「恭之助兄さん お呼び出しして すいません」

「ああ どうしたの?」

「はい 実は…

 一弥はうちのお嬢さんと関係を持ちながら

 千葉あやめさんにも手を出してるんです。

 俺 お嬢さんが利用されてるのを

 見てられないんです」

「あの野郎!」

一弥のところへ走る恭之助。

「なんなんですか?」

一弥を殴る恭之助。

「言ったよな?

 あやめのこと

傷つけたら許さねえって」




夏で海で合宿!って
昼間みたアニメみたいなかんじでしたがw
夏はやっぱりこういうのが楽しいですね。

一弥は歌舞伎について悩んでるんだけど
そもそもはあやめのためとあって
恋物語がメイン・・おぼっちゃまは完全にそっちだし。

もう恭之助がいい人すぎて
あやめこっちにしとけばいいじゃん!と
みるたび思う。
御曹司だし性格もいいし顔ももちろんいいし
あやめにあんなにやさしいし
弱ってるとこにつけこむような真似もせず
かえってはげましてあげるなんて・・
ヤスといっしょに涙したよ。

一弥はあやめがほんとに好きなら
お嬢様とはきっぱり手を切らなきゃ。
あのお嬢様も梢平もなにしてくるか
わからない。




河村恭之助…玉森裕太(Kis-My-Ft2)
澤山一弥…中山優馬
千葉あやめ…川島海荷(9nine)
澤山梢平…松村北斗(ジャニーズJr.)
坂本春彦…ジェシー(ジャニーズJr.)
澤山優奈…吉倉あおい
三島千晶…草刈麻有
ヤス…清水優  
佐賀田完二郎…山本耕史
大岩松吉…高嶋政宏(特別出演)  
澤山多佳子…前田典子
澤山咲五郎…榎木孝明
三田シズ…江波杏子
河村世左衛門…岸谷五朗 ほか





2013.08.09 Friday 08:25 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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