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ぴんとこな 第8話

第8話




「歌舞伎界の名門に生まれた御曹司河村恭之助は

 同級生の千葉あやめにずっと思いを伝えられずにいた。

 一方 澤山一弥との10年にわたる恋に

 ついに終止符を打った あやめ。

 そんな彼女を元気づけようと

 恭之助は 豪華なパーティーに誘うが」


「桐島美月です 私はね恭之助の初恋の相手なの」

「さらに…

 あやめに嫉妬の炎を燃やす優奈の

 残酷な悪意の刃が向けられる。」


一弥と優奈の婚約発表。

「悲しみのあまり会場を飛び出した あやめ。

 恭之助は ついにありったけの思いをぶつける」


「あやめが好きだ」

やっとあやめに告白した恭之助。

「えッ?」

「好きだった ずっと前から

 この先も 俺は絶対…

 お前以外の子は 好きにならない」


「はッ…えッ…ちょっとビックリしちゃって…

 けど… ありがとう」

そのあと家までおくってもらいました。

「ごめんね 送ってもらっちゃって」

「いや 全然」

「限界だよね このアパートも

 最近 雨漏りも激しくなってきたの」

「えッ?」

「今度 雨が降る前に何とかしなきゃって思ってんだけど

 まあ 破格の家賃だから文句言えないしね」

「そっか…」

「今日は ホントに色々ありがとう」

「おう」

「またね」

「「ビックリしちゃって…」 か

 何つーか…

 微妙なリアクションだったな」

あやめをおくってわかれたあと美月から電話。

「誰だ?はい」

「恭之助? 美月だけど」

「美月? どうして俺の番号を?」

「怖いの 助けて」

美月のところにいきました。

「最近 ずっとストーカーにつけられてんだけど

 さっきマンションの中にいたような気がして」

「だったら 警察に行った方が…」

「お願い 一緒に部屋まで来て

  あいつがいないか 確認して」

「分かった」

美月といっしょにマンションにはいっていくところを
カメラマンが激写。

部屋にはいる恭之助。

「大丈夫だ 誰もいない」

「はあ… よかった ありがとう」

「じゃあな 気をつけろよ」

「暑いし 少し休んでったら?」

「いや けど…」

「ちょっとでいいから ねッ?」

優奈と一弥。

「弘樹 パーティー 疲れた?」

「お嬢さん」

「うん?」

「もしも お嬢さんが

 あやめちゃんの存在を気にしているのなら

  その必要はありません

 もう 終わったことです

 それと 梢平兄さんから聞きました

 お二人の関係」

「違うの 聞いて それは…」

「誤解しないでください 責めてるわけじゃありません

 そんな資格… 僕にはない

 ただ… お互い もう取り繕うのはやめにしましょう」

「えッ?」

「僕には お嬢さんが必要だし

 あなたも 僕を必要としている

 一緒にいるメリットがあるなら

 それでいいですよね?」

美月と恭之助。

「全然売れないモデルだけど

 今までやった仕事 見てくれる?」

「うん」

「このまま終わっちゃうのかなと思うとさ

 最近 ホントへこむんだ

 一回くらい表舞台に立ちたかったなって」

「これ いいじゃん」

「モデル 始めた頃の写真

 何か素人くさくない?」

「俺は 好きだけどな 素のままの笑顔っていうか」

「ふ〜ん… 嬉しいこと言ってくれるじゃん

 さすが 歌舞伎界のプリンス

 女を喜ばせるの 上手なんだ」

「あッ いや…」

「もっと喜ばせてもらおっかな」

「えッ!?」

せまる美月を拒否する恭之助。

「俺 好きな子いるんだ」

「もしかして あの あやめって子?」

「ああ じゃあな ちゃんと戸締まりしろよ」

恭之助はかえっていきました。

「あやめねえ・・」と携帯を手にとる美月。

「私 写真ちゃんと撮れた?」

今日のことを思い出しているあやめ。

「はあ… 何か…

 いっぱい いっぱいだ」

同じく悩める恭之助。

「俺の気持ち…

 あやめに届いてんのか?」

翌朝。
アパート取り壊しのお知らせがはってりました。

「当アパートは 老朽化が激しいためこの度

 取り壊しが決定いたしました!?

 えッ…

 お早めに立ち退きのご準備をお願いいたしたく存じます

 て… 嘘!?」

恭之助の家。

「若旦那! ヤバイっすよ」

「えッ?」

「さっき コンビニで これを…」

美月との写真が写真誌に載っていました。

「ブッ!」

世左衛門にもみつかりました。

「どうした? 何なんだ これは!?」

「坊ちゃん…」

「いや…これには事情があって…」

「この方と おつきあいしてるように書かれてますけど?」

「だから 違うんだって

  まずい…」ととびだしていく恭之助。

「待ちなさい 恭之助!

 バカ息子が!」

登校中のあやめ。

「どうしよう 生きていけない・・」

あわてて走っていく恭之助。

「うわ〜ッ! どうしよう!」

「恭ちゃん よッ 年上キラー」と春彦のひやかし。

「そんなもん 忘れろッ!」

「ありえないよね 誰か 止めて!」

「さすがにヤバイぜ 今回は」

「あのアパートが なくなるなんて

 破格の家賃だったのに」あやめの悩みはやはりこっち。

「超ショック! 初スキャンダルだよ」

「年上のモデルだって名前 聞いたことないんだけど」

「私達の恭様が〜」

「ちょっと待って 貸して」

噂する女子生徒から千晶が写真誌をみせてもらいました。

植物の手入れをしているあやめのところに
やってきた恭之助。

「よっ」

「何か用?」

「あの記事だけどさ…でたらめだからな」

「ふ〜ん…世の中にはそっくりな人がいるもんだね」

「いや… あの写真は俺なんだけど…

 もう 違うんだって

 美月がストーカーの被害にあってて

 自分のマンションに似た男が見えたから

 怖いって電話してきて…」

「私に弁解する必要なんてないよ ただの 友達なんだし」

「けどどう見ても怒ってんじゃん」

「全然 怒ってなんかないけど」

「お前さもうちょっと 俺のこと信じろよ」

「どうやって信じろっていうの?

  「お前以外の子は好きにならない」とか言って

 すぐに あんな…

 あのとき言ってくれた言葉は聞かなかったことにするよ」

「えッ?」

「その方が お互い 気が楽でしょ?」

「何だよ それ?

 勝手にしろ!」

ケンカ別れ。
そこへ美月から電話。

「はい」

「美月だけど 会えないかな?」

本屋でその写真誌を一弥も発見。

梢平のところにきた優奈。

「私たちのこと 弘樹に言ったのね」

「すいません つい 勢いで…」

「ふざけないで

  これで もう…

 あなたの言いなりになる必要もないわ

 会うのは これっきりにする」

「あいつと いたって苦しむだけですよ

 一弥は…あなたのことなんて好きでも何でもない

 利用してるだけだ」

「それでもいい…

 私には 弘樹しかいないの

 弘樹じゃなきゃダメなの!」

美人モデルMさんとの熱い夜・・という記事に
見入る一弥。

雨漏りする天井を修理するあやめ。

「まったく 何で雨漏りなんかすんのよ?

  このボロアパート!

 何で こんなモヤモヤするんだろ?」

美月にあう恭之助。

「とりあえず 事実とは違うって公表した方がいいよな?」

「私は このままでもいいんだけど」

「何で?」

「ほら…」

「ストーカーのこと公表して逆恨みされても怖いでしょ?」

「ああ そっか…」

「それに…恭之助のこと 好きになっちゃったから」

「はッ!?はあッ… 冗談 言ってんなよ」

「本気よ」

「いや… けど 俺はさ…」

「分かってる あやめちゃんでしょ?

 それでもいいの 私 諦めないから」

「いや その…」

「あやめちゃんは怒ったりしなかった?」

「怒ってたよ

 説明したけど 信用できねえってさ」

「結局 そんなもんなんじゃない?」

「えッ?」

「恭之助のことが好きなら 

 あんな記事なんかよりあなたの言葉を信じると思うけど」

「とにかく俺 明日から地方公演だから

 何も動けねえし戻ってから考えるよ」

「地方公演って どこ行くの?」

「大阪」

病院の待合室で週刊誌をみてためいきをつく
恭之助の父。
診察室にはいりました。

「河村さん 早く ご決断いただかないと

 極めて厳しい状態だということは

 ご理解されてますよね?」

「はい」

「ご家族には?」

「できるだけ早く息子に話します」

自宅で、手帳をひらきスケジュールを
確認する父。
恭之助、帰宅。

「ただいま。」

「表に記者の人 いませんでした?」

「あッ いや…」

「よかった 結構しつこくって…」

「お前は まだまだ…

 この家の跡継ぎとしての自覚が足りない

 女性とチャラチャラ遊んでる暇があるなら

 芸の一つも磨きなさい」

「チャラチャラ遊んでなんかねえよ 事情があった…」

「言い訳など 聞きたくない!

 身の程を知れと言ってるんだ

 お前には 伝統を引き継ぐ者として

 やらなきゃならないことが山ほどあるんだぞ!

 一分一秒 無駄にする暇はない」

あやめといっしょにとった写真を
眺めているとシズさんがやってきました。

「大阪に行くことも…

 あやめに言ってねえんだよな…」

「ぼっちゃん。風邪ですか?

 夏風邪は治りにくいから用心しないと

  はい これ お着替え」

「ありがとう」

「記事のこと

 あやめちゃんはちゃんと分かってくれました?」

翌日、あやめをまっていたシズさん。

「シズさん?」

「今回のことでは 皆様をお騒がせしてしまって

 実は 坊ちゃん今日から地方公演で 大阪に行ったんです」

「そうなんですか じゃあ しばらく東京には…」

「戻らないんですが

 坊ちゃん数日前から風邪をひいてしまって

 どうやら向こうで熱が出たらしくて」

「えッ?」

「薬を届けがてら私が 様子を見に行こうと思ったんですが

 あいにく 私も風邪を…」

わざとらしくせきこむシズさん。

「大丈夫ですか?」

「まあ 何とか…」

「それで…誠に ぶしつけなお願いなんですが

  あやめさん 代わりに行っていただけませんか?」

「私が!?」

「仲良しのあやめさんの顔を見たら

 元気が出ると思うんですよ

  ほら 坊ちゃん… 単純なところがあるでしょ?」

「確かに…」

「まあ その分 裏がないところが坊ちゃんのよさというか

 人としては信頼できるんです

 お嫌じゃなければ…

 引き受けていただけるとありがたいんですけれど」

またまたせきこむシズさん。

「大丈夫ですか?」

「お願いします」

家で差し入れ用のクッキーをつくるあやめ。

「私が風邪ひいたときも…看病してもらったしな…

 よし!」

「薄力粉を2回に分けて加え・・

 風邪には ショウガでしょ

 あッ… できた」

大阪
控え室をのぞく美月。

「恭之助 お疲れ様」

「美月!? どうしたの?」

「どうしたのって 恭之助に会いたいから

 来たんじゃない 今日の舞台は間に合わなかったけど

 明日 見るからね」

「明日?」

「うん 今日は泊まっていくから

 恭之助と同じホテル 取ったし」

「えッ!?」

「表は ファンの子が いっぱいいるから

 先にホテル戻って ロビーで待ってる

 一緒に ご飯でも食べよう」

「いや けど…」

「浴衣 汗かいたでしょ?

 ホテルのランドリーに出しといてあげるから 脱いで」

「はッ!? 」

「いいって付き人さんが やってくれるから」

「何 恥ずかしがってんの

 小学生のときから知ってる仲じゃない」

「あッ… 待て待て待て…

 おい 待て… あッ…」

「じゃ 後でね」

無理やりぬがしていってしまいました。

梢平たちが噂話しているのをきいている一弥。

「知り合いのモデルからきいたんだけどさ

 恭之助の相手の美月ってくせ者らしいよ」

「くせ者って?」

「名前 売るために今までも 芸能人とかに近づいてたんだってさ」

「あいつ 利用されてるってことか」

迷っておくれたあやめはロビーで美月にばったり。

「あやめさん?」

「あッ 」

「やっぱり…」

「こんにちは」

「こんにちは

 恭之助に呼ばれて 来たの?」

「あッ… いえ…」

「そっか… 押しかけ女房ってやつね」

「べつに…」

「私は 恭之助に呼ばれたから来たの」

「本当ですか?」

「もちろん 嘘ついてどうすんの?

 この浴衣もお洗濯するから預かってきたのよ

 あなた もしかして何か勘違いしてるんじゃない?

 恭之助が あなたのことを本気で好きだとか

 あの人 ちょっと気に入った子には

 すぐ 「好き」とか言っちゃうの
 真に受けない方がいいわ

 彼は 歌舞伎界のプリンスなのよ

 あなたみたいな地味な子

 本気で相手にするわけないじゃない

 世の中には釣り合いってもんがあるの

 分かる?」

「河村君に渡してください」

クッキーの袋をおしつけて
でていくあやめ。

ホテルのロビーで恭之助を待っていた美月。

「食事 外に行く?それとも ここのレストランにする?」

「俺 やっぱ やめとくわ」

「えッ?」

「あんな記事が出たばっかだしさ

 誤解されるようなことはしたくねえんだ

 あやめへの けじめっつーか」

「あやめ あやめって…

 振り向いてもくれない子に何で そんな必死になってんの?

 恭之助ならちゃんと愛してくれる人

 いくらでもいるでしょ?

 私は 本気で あなたのこと…」

「ごめん 俺は あやめが好きなんだ」

あやめのクッキーをゴミ箱に捨てる美月。

部屋であやめに電話しようと迷っていると
一弥から電話。

「 一弥かよ…」

「もしもし?」

「一弥です」

「お前が電話してくるなんて珍しいじゃん」

「美月さんという人のことでちょっと

 お話ししておきたいことがあって」

噂をきいたことを話しました。

「そういうことか…」

「なぜ僕が こんなくだらないことをわざわざ電話してるのか

 分かりますよね?」

「あやめのことは どうなってんだ?って言いたいんだろ?

 美月とは何もねえよ」

「そうだろうなとは思ってましたが」

「フッ…」

「何が おかしいんです?」

「いや… お前は 俺を信じてくれるんだなあと思って」

「えッ?」

「俺さ あやめに気持ち 伝えたんだよ

 「ありがとう」とか言われたんだけど

 すぐ後に あの記事が出ちゃってさ

 あいつが俺を信じねえからケンカみたいになって」

「ケンカですか…」

「そのまま 大阪 来ちゃったんだ」

「 いいんですか?

 信じてもらえないままで」

「よかねえけど

 中途半端な気持ちじゃ舞台に立てねえから

 東京 帰るまで しょうがねえよ

 じゃあな」

翌日、またやってきた美月。

「恭之助 お疲れさま

 舞台 見たよ「お坊吉三」 超カッコよかった…」

「もう やめろよ」

「えッ?」

「お前は…俺の名前を利用したかっただけなんだろ?

 これ以上自分を落とすようなこと やめろ」

「私みたいな半端なモデルが名をあげるにはね

  なりふりかまってらんないのよ」

「あの写真… 俺が「いい」って言った あの写真

 ホントに よかったよ

 何つーか… すげえ引きつけられた

  こんなやり方しなくたって

 美月は きっと 夢かなえられるよ

 つーか かなえろ

 やっぱ 初恋の相手は

 素敵な人だったって思いてえからさ」

「小学生の頃と変わんないわねえ

 その うっとうしいぐらいまっすぐなとこ」

「悪かったな ガキで」

「ホント 少しは大人の男になったかと思ったけど

 がっかり… じゃあね

 そうそう…

 あやめちゃん あなたに会いに来たわよ」

「えッ?」

「何だか手作りのクッキーとか持って

 私 ホテルのロビーで捨てちゃったけど

 ああいう純粋なタイプ 超苦手だから

 嘘言って 傷つけちゃった

  ごめんね」

恭之助とわかれたあと
恭之助がほめてくれた写真をみて
歩き出す美月。

ゴミ箱をあさる恭之助。
人目が集まってるけど気にならない。
中からクッキーを発見。

雨が降り出した中

「走るか」

と足をふみだしたあやめに
傘を差し出す・・一弥。

「ヒロ君」

「突然 ごめん

 それから…たくさん つらい思いさせて

  ホントにごめん」

「謝ることなんてないよ

 私は ヒロ君が一番の歌舞伎役者になれるように

 応援してるから」

「頑張るよ 約束する」

「うん」

「恭之助さんがいなかったら

 僕は今ごろ…

 歌舞伎をやめてしまってたかもしれない

 舞台をおりようとした僕を

 彼が引きあげてくれたんだ」

「あの「三人吉三」すっごくよかったみたいだね

 ヒロ君のお嬢吉三はもちろんだけど

 河村君のお坊吉三も

 きっと愛きょうのあるお坊だったんだろうな

 私が知ってる河村君って

 バカがつくぐらいまっすぐで正直で

 一見 遊んでるふうだけど 意外と純粋で…

 そういうところが 舞台にも出る気がするんだよね

 だけど・・きっと 私が知らない河村君っていうのも…」

「あの記事のこと?」

「あれね・・

 歌舞伎界のプリンスなのに大丈夫なのかな?

 あんな騒ぎ 起こして」

「恭之助さんは

  あやめちゃんが思ってるとおりの人だよ

 少なくとも 僕は そう思ってる

 僕は 河村恭之助と同じ舞台に立ったから分かるんだ

  あの人が舞台で人を引きつけるのは

 裏も表もない まっすぐで温かい人柄が

 にじみ出るからなんだ

 僕は そう信じてる」

「うん…そうだよね」

「まだ やみそうにないね」

「もう行かなきゃ

 これ 使って」

と傘をわたす一弥。

「えッ? いいよ」

「これくらい させてよ」

「ありがとう」

「じゃあ 元気で」

「ヒロ君も」

一弥はお店の外に出てから
恭之助に電話をかけました。

「恭之助さんですか。」

「どうした?」

「まだ 大阪ですか?」

「いや 今 東京駅 これから…」

「なら いいんです」

「はッ?」

「 「何 グズグズしてるんだ」って…

 言おうと思ったんで

 それじゃ」

「あやめちゃん…

 明日は きっと晴れるよ」


一弥・・。

あやめ帰宅。

部屋を見ると雨漏りで水浸し。

「うそ」

恭之助のことを思い出すあやめ。

《恭之助さんは あやめちゃんが思ってるとおりの人だよ》
《食ってみろ今日のは絶対うまいから》
《俺も捜すよ大事なもんなんだろ?》
《ハッピー バースデー!》
《つらいことあったら 俺に言え》
《たまったま通りかかって…》
《お前さ 俺の前では無理して笑わなくていいから》
《お前さもうちょっと俺のこと信じろよ》
《あやめが好きだ》
《好きだった ずっと前から》
《この先も 俺は絶対…》
《お前以外の子は 好きにならない》

そこへ恭之助がやってきました。

「あやめ!」

「河村君?」

「美月から聞いた 

 会いに来てくれたんだろ?

 このクッキー 持って

 ごめん さっき知ったんだ

 美月が何言ったか知らねえけど

 俺は お前に嘘は言ってない

 それだけは信じてくれ

 俺…お前に信じてもらえるような男になるよ

 だから 今すぐは無理でも

 少しずつでいいから

 俺のことを見てほしいんだ」


ドアをあけてでていくあやめ。

「さっき 河村くんの声が聞こえたとき・・

 何か すっごく嬉しかった

 一人でいることなんて

 全然平気だったはずなのに

 河村君に出会ってから

 そばにいてくれる人がいることって

 幸せだなあって…

 いつの間にか…

 そう思うようになってたんだね」


「あやめ…」

「「信じられない」とか

 ひどいこと言って… ごめんね」

「いや…もう…

 一人で頑張らなくていいよ

 これからは 俺が そばにいるから

 よし 決めた あやめ

 俺と一緒に暮らそう」


「えッ!?」

いきなりそこ!?


一弥には気の毒だけど
あやめの気持ちが少しずつ恭之助に動いてる。
あれだけやさしくされてはっきり告白されたら
心も動くよねえ。やきもちやくのもつまりは
そういうことだし。

美月、超うざかったのに最終的に
そんなやな人でもなかったふうに去って行った・・
と思ったら来週もまだ出てくるのか。

一弥、あやめより歌舞伎をとったから
あとは恭之助にたくすことにしたらしいけど
自分は愛のないまま優奈とつきあっていくつもり。
不幸な関係だなあ。
でも歌舞伎で上にいくにはそうするしかないのか。

恋愛面ばっかりメインになってたけど
もう歌舞伎の舞台やらないのかな。
あとお父様の病気が心配。



河村恭之助…玉森裕太(Kis-My-Ft2)
澤山一弥…中山優馬
千葉あやめ…川島海荷(9nine)
澤山梢平…松村北斗(ジャニーズJr.)
坂本春彦…ジェシー(ジャニーズJr.)
澤山優奈…吉倉あおい
三島千晶…草刈麻有
ヤス…清水優  
佐賀田完二郎…山本耕史
大岩松吉…高嶋政宏(特別出演)  
澤山多佳子…前田典子
澤山咲五郎…榎木孝明
三田シズ…江波杏子
河村世左衛門…岸谷五朗 ほか





2013.09.06 Friday 08:18 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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