[ Free アニメ ]
桜の木をみんなでみあげる昔の4人。
今日で見おさめだからどうしても
みたかったという凛。
「凛!」
「なんだよ?」
「おやじさんの夢 おいかけるのか。」
「わからないよ まだ。」
そばにある花壇のレンガは卒業制作で
つくったもののようで好きな言葉が
かいてありました。
真琴は 「I swim」
凛は「For the team」
「仲間のために」
ハルは「Free」
そんなことを思い出しながら
木をみあげていた遙は
呼ばれていく前に木の下の地面に
何か書きました。
「あっ?あの木 もしかして?」
「そういえば 似てるね」
OP
大会会場にでかけてその大きさにびっくり。
凛はまだきてないようで
昨日、凛と何かあったのかと江にきかれ
本当のことは話さない怜。
今日勝てれば全国大会、とびびる渚たちを
元気よく励ましてくれるコーチ。
「後先のことは考えんな!
もっとフリーでいいんだよ フリーで。
お前たちの思うがままに
自由に 後悔のないように泳げ!」
凛はまだバスの中にいて
似鳥くんが、リレーはまた全国大会があるし
と励ましているところ。
でも凛は「うるせぇ!」と言って
でていってしまいました。
開会式のときに江が観客席から兄をみると
凛はすごく怖い顔。
ロッカールームでかばんのなかに
金メダルをかけた4人の写真がみえ
扉をしめる凛。
男子自由形。
スタートが出遅れた凛。
鮫柄の応援は盛大。
凛の調子が悪いことに気づく遙たち。
凛はプールから上がろうとしても上がれず
それをみた遙がかけだし真琴と渚も
おってきました。
凛をまたはげます似鳥くん。
今回は調子が悪かっただけと
さっき怒られたのもめげずにがんばるのに
「うっせぇ!」とあたりを殴りつける凛。
そんなことをしたら次から試合に
出られなくなるといっても
「関係ねえ!
もうどうなったってかまわねえ。
しょせん 俺はこの程度なんだよ。
だから リレーもはずされた。
もういい。やめだ!
水泳なんてやめてやるよ!」
ゴミ箱をけとばして中身がちらばりました。
それをみていた遙たち。
似鳥くんも気付きますがそのまま
凛をおっていきました。
「凛ちゃん メンバーからはずされたって
どういうこと?
「決勝に残れば
凛と勝負できるって思ってたのに。
ハル」
「水泳なんてやめてやるよ!」という言葉に
「水泳やめる」といった過去の凛を
思いだす遙。
その場にしゃがみこんで腕に
顔をふせてしまいました。
「ハル!」
「俺はもう 凛と泳げない」
遙が泣いてる・・。
「ハル・・」
「ハルちゃん。
どうしよう もうすぐメドレーリレーの予選
はじまっちゃうよ」
「とにかく 今は俺たちの試合に集中しよう」
「でも ハルちゃんが」
黙ってみていた怜が話し始めました。
「みなさんに
話しておきたいことがあります。
昨日の夜 凛さんに
呼び出されて話をしました。
彼は言っていました。
中学のとき
水泳をやめると言ったのは
遙先輩に負けたからじゃないって。
留学先で壁にぶつかって 自信なくして
それでもう水泳はやめようと思っていたって。
だけど日本に帰ってきて
遙先輩と再会して また勝負して
それでふっきれたって。
県大会での僕たちの泳ぎをみて
昔を思い出して
またリレーをやろうと思ったって。
だから鮫柄で
最高のリレーを泳いでみせるって。」
「凛ちゃん そんなふうに」
「だけど それは本心じゃない。
彼は結局 勝負なんて
どうだってよかったんだ。
もう一度 リレーを泳ぎたかったんだ。
遙先輩たちと。
最高の仲間たちと。」
「なぜ わかる?」
と立ち上がってたずねるる遙。
「それは 僕も彼と
同じ気持ちだからです。」
と笑って見せる怜。
「あなたたちと 最高の仲間たちと
ともにリレーを泳ぎたい。
遙先輩だって同じなんでしょう?
勝負なんてどうだっていい。
いっしょに泳ぎたい人が
いるんでしょう?!」
「凛と 泳ぎたい。」
「このままでは 凛さんは
本当に水泳をやめてしまいます。
救ってあげられるのは
遙先輩たちだけです!」
凛は似鳥くんにとめられながら
帰ろうとしていました。
「でも 俺たちにどうしろって?」
「まだわからないんですか?!
理論的に考えて
答えはひとつしかありません!」
「怜 本当にいいんだな?」
「もちろんです!」
CM
もうすぐ出番なのに4人の姿がみえず
あせるコーチや先生。
4人は手分けして凛を探していました。
もう時間がない。
「もしかして」
遙がむかった先はあの木のそば。
そこに凛がいました。
遙をみて険しい顔をする凛。
「ハル 何しに来た。
無様に負けた俺を笑いにきたか。」
「凛」
「フリーの試合もこのざま。
リレーもメンバーから外された。」
世界がきいてあきれる。
笑えよ。遠慮はいらねえ。
笑えっつってんだろ!!
結局 俺はこの程度の人間だ。
リレーでおまえらと戦うことも
できやしねえ!」
「落ちつけ!凛!」
「うっせえ!てめえに何がわかる?!」
「わかる。仲間と泳ぐ楽しさ。
リレーをともに泳ぐ喜び。
それを教えてくれたのは
凛 おまえだ。
お前がいてくれたから 俺は」
遙の胸元をしめあげる凛。
「黙れ!!」
「俺もわかったんだ!
気付いたんだ!!
なんのために泳ぐのか。
誰のために泳ぐのか。」
「黙れっつってんだろう!!」
遙に殴りかかる凛。
地面に倒れこみました。
その時凛の目にはいったのは
さっき遙が地面書いていた言葉。
For The Team
「この木 似てるよ。
校庭にあったあの桜の木に。
だから お前もきたんだろう?ここに。」
凛の目から涙が遙の上におちました。
「なんでフリーじゃねえんだよ。
俺も おまえらと泳ぎてえ。
お前らとリレー泳ぎてえ。
それはもう 遅ぇよ。」
「いや 遅くなんかない。
行こう 凛。」
そこへ渚たちもやってきました。
怜もいっしょ。
「まったく あなたをみてると
イライラするんですよ。
泳ぎたいなら泳げばいい。」
「凛 こい。
今度は俺がみせてやる。
みたことのない景色を」
凛に手をだしだす遙。
桜が咲いてみえました。
リレーの召集にぎりぎりまにあい
江たちもほっと一安心。
男子メドレーリレースタート。
真琴から。
青い空がみえる。
渚にはイルカがみえた。
ここまで3位。
次は怜・・だけどそこに立っていたのは凛。
コーチも鮫柄のみんなもびっくり。
でも楽しそうに笑って水にとびこむ凛。
いつのまにかコーチたちのそばに
座っていた怜。
「話はあとです。今は応援を」
江も似鳥くんも凛に声援。
凛にもまばゆい光が見え
そこにむかって泳ぎ
遙につなぎました。
水の中でみんなが遙をよぶ声がきこえ
光のほうに泳ぐ遙。
順位は1位!
遙に手をさしだす真琴。
渚は涙。
遙の視線の先にいた凛は
遙にしっかり抱きつき
真琴と渚も同じようにだきつきました。
「ハル 最高の景色
みせてもらったぜ」
涙する凛。
「ああ」
「真琴 渚」
4人でしっかり肩を組み
笑いあいました。
観客席から4人をみつめる怜。
「本当に 美しいですよ
あなたたちは。」
感動的な試合はしたものの
当然失格で先生にも怒られました。
あやまる4人。
「でも まあいいわ。
無茶と無謀は若者の特権だし。」
「なんで あんな無茶やったんだよ?」
「それは・・きまっています」
「うん」
「チームは違っても 俺たちは」
「仲間だから」
凛も鮫柄の水泳部のみんなに謝罪。
「勝手なことをした責任はとります。
退部させてください。」
似鳥くんにもあやまる凛。
でも部長の許可はでず。
「お前には
別の形で責任をとってもらう。
さっきの泳ぎ
今度はうちのチームでみせてみろ」
と笑う部長。
それで処分はなし。
「似鳥。
明日からまた練習 つきあえよな」
「はい!凛先輩!」
似鳥くんも嬉しそう。
また来年、今度は怜がリレーで
美しいバッタを披露する予定。
「大丈夫だ。きっとまた来られる。」
For The Team
『水は生きている
ひとたび飛びこめば
そいつはたちまち牙をむき 襲いかかってくる
だけど 恐れることはない
水に抗わず 水面に指先をつきたて
切れ目をさがす
その切れ目に 身体をすべりこませていく
腕を 頭を 胸を』
凛が鮫柄から転校?!
4人の前で挨拶する練習をしていましたが
合同練習をしにきただけらしい。
「前回の合同練習の雪辱戦です。
美しいバッタをみせてあげましょう」
「言ってくれるじゃねえか 怜。
こっちこそみせてやるよ
鮫柄の最高のチームを」
凛もみんなも楽しそう。
部室に急ぐ遙と怜。
「親父さんの夢 おいかけるんだろ?」
「いや。親父の夢じゃねえ。
今は俺の夢だ。
そういうお前はどうなんだよ?ハル」
「俺か。俺は・・」
青い空。
部室の壁には
水着姿の4人と怜もいっしょにうつった写真が。
凛が長い長いトンネルの中からようやく
抜け出ることができて
ようやく晴れやかな笑顔をみせてくれて
楽しく泳げるようになったのは
喜ばしいことで、そんな姿をみたいとも
たしかに言いましたけど・・
あそこで凛に譲るなんて、
怜、人間できすぎだよ・・!
みんなもあっさり(意志確認はしてくれたけど)
受け入れちゃって・・
怜も入れて4人でチームだったのに。
そもそも怜がいなかったら大会どころか
水泳部もなかったのに。
4人で肩を組んで喜び合ってる姿を
上から見てる怜ちゃんがもう、、。
いつまでたっても子どもな凛と違って
怜が一番大人でした。
今回は凛のためだからしょうがないけど
来年は絶対怜を入れたチームで
鮫柄と対戦してあげてほしい。
See you next summerってそういうことだよね?
七瀬 遙 島崎信長
橘 真琴 鈴木達央
葉月 渚 代永翼
松岡 凛 宮野真守
竜ヶ崎 怜 平川大輔
今日で見おさめだからどうしても
みたかったという凛。
「凛!」
「なんだよ?」
「おやじさんの夢 おいかけるのか。」
「わからないよ まだ。」
そばにある花壇のレンガは卒業制作で
つくったもののようで好きな言葉が
かいてありました。
真琴は 「I swim」
凛は「For the team」
「仲間のために」
ハルは「Free」
そんなことを思い出しながら
木をみあげていた遙は
呼ばれていく前に木の下の地面に
何か書きました。
「あっ?あの木 もしかして?」
「そういえば 似てるね」
OP
大会会場にでかけてその大きさにびっくり。
凛はまだきてないようで
昨日、凛と何かあったのかと江にきかれ
本当のことは話さない怜。
今日勝てれば全国大会、とびびる渚たちを
元気よく励ましてくれるコーチ。
「後先のことは考えんな!
もっとフリーでいいんだよ フリーで。
お前たちの思うがままに
自由に 後悔のないように泳げ!」
凛はまだバスの中にいて
似鳥くんが、リレーはまた全国大会があるし
と励ましているところ。
でも凛は「うるせぇ!」と言って
でていってしまいました。
開会式のときに江が観客席から兄をみると
凛はすごく怖い顔。
ロッカールームでかばんのなかに
金メダルをかけた4人の写真がみえ
扉をしめる凛。
男子自由形。
スタートが出遅れた凛。
鮫柄の応援は盛大。
凛の調子が悪いことに気づく遙たち。
凛はプールから上がろうとしても上がれず
それをみた遙がかけだし真琴と渚も
おってきました。
凛をまたはげます似鳥くん。
今回は調子が悪かっただけと
さっき怒られたのもめげずにがんばるのに
「うっせぇ!」とあたりを殴りつける凛。
そんなことをしたら次から試合に
出られなくなるといっても
「関係ねえ!
もうどうなったってかまわねえ。
しょせん 俺はこの程度なんだよ。
だから リレーもはずされた。
もういい。やめだ!
水泳なんてやめてやるよ!」
ゴミ箱をけとばして中身がちらばりました。
それをみていた遙たち。
似鳥くんも気付きますがそのまま
凛をおっていきました。
「凛ちゃん メンバーからはずされたって
どういうこと?
「決勝に残れば
凛と勝負できるって思ってたのに。
ハル」
「水泳なんてやめてやるよ!」という言葉に
「水泳やめる」といった過去の凛を
思いだす遙。
その場にしゃがみこんで腕に
顔をふせてしまいました。
「ハル!」
「俺はもう 凛と泳げない」
遙が泣いてる・・。
「ハル・・」
「ハルちゃん。
どうしよう もうすぐメドレーリレーの予選
はじまっちゃうよ」
「とにかく 今は俺たちの試合に集中しよう」
「でも ハルちゃんが」
黙ってみていた怜が話し始めました。
「みなさんに
話しておきたいことがあります。
昨日の夜 凛さんに
呼び出されて話をしました。
彼は言っていました。
中学のとき
水泳をやめると言ったのは
遙先輩に負けたからじゃないって。
留学先で壁にぶつかって 自信なくして
それでもう水泳はやめようと思っていたって。
だけど日本に帰ってきて
遙先輩と再会して また勝負して
それでふっきれたって。
県大会での僕たちの泳ぎをみて
昔を思い出して
またリレーをやろうと思ったって。
だから鮫柄で
最高のリレーを泳いでみせるって。」
「凛ちゃん そんなふうに」
「だけど それは本心じゃない。
彼は結局 勝負なんて
どうだってよかったんだ。
もう一度 リレーを泳ぎたかったんだ。
遙先輩たちと。
最高の仲間たちと。」
「なぜ わかる?」
と立ち上がってたずねるる遙。
「それは 僕も彼と
同じ気持ちだからです。」
と笑って見せる怜。
「あなたたちと 最高の仲間たちと
ともにリレーを泳ぎたい。
遙先輩だって同じなんでしょう?
勝負なんてどうだっていい。
いっしょに泳ぎたい人が
いるんでしょう?!」
「凛と 泳ぎたい。」
「このままでは 凛さんは
本当に水泳をやめてしまいます。
救ってあげられるのは
遙先輩たちだけです!」
凛は似鳥くんにとめられながら
帰ろうとしていました。
「でも 俺たちにどうしろって?」
「まだわからないんですか?!
理論的に考えて
答えはひとつしかありません!」
「怜 本当にいいんだな?」
「もちろんです!」
CM
もうすぐ出番なのに4人の姿がみえず
あせるコーチや先生。
4人は手分けして凛を探していました。
もう時間がない。
「もしかして」
遙がむかった先はあの木のそば。
そこに凛がいました。
遙をみて険しい顔をする凛。
「ハル 何しに来た。
無様に負けた俺を笑いにきたか。」
「凛」
「フリーの試合もこのざま。
リレーもメンバーから外された。」
世界がきいてあきれる。
笑えよ。遠慮はいらねえ。
笑えっつってんだろ!!
結局 俺はこの程度の人間だ。
リレーでおまえらと戦うことも
できやしねえ!」
「落ちつけ!凛!」
「うっせえ!てめえに何がわかる?!」
「わかる。仲間と泳ぐ楽しさ。
リレーをともに泳ぐ喜び。
それを教えてくれたのは
凛 おまえだ。
お前がいてくれたから 俺は」
遙の胸元をしめあげる凛。
「黙れ!!」
「俺もわかったんだ!
気付いたんだ!!
なんのために泳ぐのか。
誰のために泳ぐのか。」
「黙れっつってんだろう!!」
遙に殴りかかる凛。
地面に倒れこみました。
その時凛の目にはいったのは
さっき遙が地面書いていた言葉。
For The Team
「この木 似てるよ。
校庭にあったあの桜の木に。
だから お前もきたんだろう?ここに。」
凛の目から涙が遙の上におちました。
「なんでフリーじゃねえんだよ。
俺も おまえらと泳ぎてえ。
お前らとリレー泳ぎてえ。
それはもう 遅ぇよ。」
「いや 遅くなんかない。
行こう 凛。」
そこへ渚たちもやってきました。
怜もいっしょ。
「まったく あなたをみてると
イライラするんですよ。
泳ぎたいなら泳げばいい。」
「凛 こい。
今度は俺がみせてやる。
みたことのない景色を」
凛に手をだしだす遙。
桜が咲いてみえました。
リレーの召集にぎりぎりまにあい
江たちもほっと一安心。
男子メドレーリレースタート。
真琴から。
青い空がみえる。
渚にはイルカがみえた。
ここまで3位。
次は怜・・だけどそこに立っていたのは凛。
コーチも鮫柄のみんなもびっくり。
でも楽しそうに笑って水にとびこむ凛。
いつのまにかコーチたちのそばに
座っていた怜。
「話はあとです。今は応援を」
江も似鳥くんも凛に声援。
凛にもまばゆい光が見え
そこにむかって泳ぎ
遙につなぎました。
水の中でみんなが遙をよぶ声がきこえ
光のほうに泳ぐ遙。
順位は1位!
遙に手をさしだす真琴。
渚は涙。
遙の視線の先にいた凛は
遙にしっかり抱きつき
真琴と渚も同じようにだきつきました。
「ハル 最高の景色
みせてもらったぜ」
涙する凛。
「ああ」
「真琴 渚」
4人でしっかり肩を組み
笑いあいました。
観客席から4人をみつめる怜。
「本当に 美しいですよ
あなたたちは。」
感動的な試合はしたものの
当然失格で先生にも怒られました。
あやまる4人。
「でも まあいいわ。
無茶と無謀は若者の特権だし。」
「なんで あんな無茶やったんだよ?」
「それは・・きまっています」
「うん」
「チームは違っても 俺たちは」
「仲間だから」
凛も鮫柄の水泳部のみんなに謝罪。
「勝手なことをした責任はとります。
退部させてください。」
似鳥くんにもあやまる凛。
でも部長の許可はでず。
「お前には
別の形で責任をとってもらう。
さっきの泳ぎ
今度はうちのチームでみせてみろ」
と笑う部長。
それで処分はなし。
「似鳥。
明日からまた練習 つきあえよな」
「はい!凛先輩!」
似鳥くんも嬉しそう。
また来年、今度は怜がリレーで
美しいバッタを披露する予定。
「大丈夫だ。きっとまた来られる。」
For The Team
『水は生きている
ひとたび飛びこめば
そいつはたちまち牙をむき 襲いかかってくる
だけど 恐れることはない
水に抗わず 水面に指先をつきたて
切れ目をさがす
その切れ目に 身体をすべりこませていく
腕を 頭を 胸を』
凛が鮫柄から転校?!
4人の前で挨拶する練習をしていましたが
合同練習をしにきただけらしい。
「前回の合同練習の雪辱戦です。
美しいバッタをみせてあげましょう」
「言ってくれるじゃねえか 怜。
こっちこそみせてやるよ
鮫柄の最高のチームを」
凛もみんなも楽しそう。
部室に急ぐ遙と怜。
「親父さんの夢 おいかけるんだろ?」
「いや。親父の夢じゃねえ。
今は俺の夢だ。
そういうお前はどうなんだよ?ハル」
「俺か。俺は・・」
青い空。
部室の壁には
水着姿の4人と怜もいっしょにうつった写真が。
凛が長い長いトンネルの中からようやく
抜け出ることができて
ようやく晴れやかな笑顔をみせてくれて
楽しく泳げるようになったのは
喜ばしいことで、そんな姿をみたいとも
たしかに言いましたけど・・
あそこで凛に譲るなんて、
怜、人間できすぎだよ・・!
みんなもあっさり(意志確認はしてくれたけど)
受け入れちゃって・・
怜も入れて4人でチームだったのに。
そもそも怜がいなかったら大会どころか
水泳部もなかったのに。
4人で肩を組んで喜び合ってる姿を
上から見てる怜ちゃんがもう、、。
いつまでたっても子どもな凛と違って
怜が一番大人でした。
今回は凛のためだからしょうがないけど
来年は絶対怜を入れたチームで
鮫柄と対戦してあげてほしい。
See you next summerってそういうことだよね?
七瀬 遙 島崎信長
橘 真琴 鈴木達央
葉月 渚 代永翼
松岡 凛 宮野真守
竜ヶ崎 怜 平川大輔