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リーガルハイ 第1話

第1話

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


貴和と面会する磯貝弁護士。

「一度も負けたことがない弁護士?」

「金さえ積めばどんな裁判にも 必ず勝つ。」

「必ず?」

「必ずだ。あの男の手に掛かれば

 たとえ殺人犯だろうと無罪になる。」

「名前は?」

「古美門 研介。」

「古美門 研介…。」

裁判の場で歌を歌う古美門

「ごはんつぶがついているよと 顔を近づけ

 どさくさに まぎれて君 唇 うばった

 なんて 妄想 全部 妄想私 妄想腐女子Girl!」

「何が 「全部 妄想」ですか。

 現実には これ以上のことを散々していたというのに。
 
 この『妄想腐女子Girl!』

のCDを1人で 10枚以上 買った人も

 たくさん いるんですよ。

あなたに だまされているとも知らずに!」

「るんるんはだましていたつもりはないんです!」

「だましたんですよ!

 彼らは あなたを信じていたんだ!

 彼氏いない歴 22年。
 
  男性と手さえ つないだことのない非リア充アイドル

 南風るんるんを!

 ところが 全て 真っ赤な嘘だったと

元彼氏によって暴露されました。

 原告団のショックはいかばかりだったことでしょう!

 あなたが 一年中ジャージーを着ている 元ヤンと

 盗んだバイクで走りながら

国道沿いのホテル バッキンガムに

 通い詰めていた女性だと知っていたら

 誰も ファンにはなっていなかったんです!」

「ふざけんじゃねえぞ こら!」

「キャー!」

「虚偽の情報によって不正に商品を販売したことは明らかです。

 CD 写真集 コンサートチケットその他原告団一同が
 
  これまであなたに だまし取られた 総額および

 精神的苦痛に対する慰謝料合わせて 5,800万円を

 支払うのは当然であります。」

「るんるんは めろんこ愛を届けていたつもりです。」

「涙が出ていないようですので目薬をお貸ししましょうか?

 そうやって安っぽい演技をしていれば

 いい年こいてアイドルに入れ揚げているキモオタどもなんて

 簡単にだませると 思ってるんでしょ!

 バカにするのもいいかげんにしたまえ!」

「先生 もう その辺にしましょう。 ひど過ぎますよ。」

「つい 怒りのあまり取り乱しました 裁判長。

 優秀なるパートナー弁護士に質問を代わってもらいます。」

「分かりました。 では 私の方から。」

と黛がしゃべろうとしますがとめられた!

「君じゃない!

 君じゃない。優秀なるパートナーと言ったんだ。

 さあ。はいはい。」

「では。」

羽生がでてきました。

「私は 父の仕事の関係で子供のころは 海外にいました。

 カナダ オーストラリア サウジアラビア。

 そう サウジアラビアにはこんな ことわざが あるんです。

 「水は 飲めるが 燃えはしない 石油は 燃えるが 飲めはしない」

 意味は分からないですが 何だか深い言葉ですよね。

 南風さん 率直に言うと僕は あなたを責める気に

 あんまり なれないんです。

 あなたが嘘をついたのはファンに夢を与えるため…

 だったと思うからです。

 人を幸せにするために つく嘘は

必ずしも悪いものではありません。

 ただし 自分を不幸にします。

  自分を偽り続けるのはつらかったんじゃありませんか?

 水は水 石油は石油なんです。

 あなたは あなたのままでいい。ありのままの

 南風るんるんを好きになってくれる人はきっと 大勢います。

 だって…。

 僕も その一人だから。」

ファンクラブww

「愛 届いてますよ。

 今度はあなたが幸せになる番です。」

「全額 お支払いします。」

「るんるん! せ〜の。」

「猛烈カワイイう〜 るんるん!猛烈カワイイ う〜 るんるん!

 猛烈カワイイ…。」

オタクファンがすごい・・。

「どうぞ。」

「彼は あれ計算でやってるんでしょうか?」

「いや 天然の人たらしだ。」

帰って祝勝会。

乾杯!

「はい いきますよ。 はい チーズ。」

「ハッピーですね。」

「なぜ 私の前に出るんだ!

 なぜ ガードする。なぜ ガードする。

 なぜ ガードするんだ 黛君。ハハハハハ…。」

「古美門先生 また連勝記録を伸ばされましたな。」

「楽勝過ぎて張りがありませんでしたよ。

 どこかに もっと骨のある案件はないものかね。」

「こんな無茶な訴訟で全面勝訴なんて私は心苦しいですけどね。」

「今回で 幾ら稼いだんですか?」

「成功報酬 2,300万。

 私にとっては ぼちぼちの額だ。Oh, My god!」

「羽生先生も ずいぶんご活躍されたと 伺ってますよ。」

「とんでもない。古美門先生の法廷戦術を

 間近で勉強させてもらってただただ圧巻でした。

 こちらで 弁護士経験をさせてもらって 本当によかった。」

「弁護士職務経験本日で終わり。

 いや 少し さみしくなりますな。」

「検察に呼び戻されてしまったので仕方ありません。」

「羽生君は 検事より

 人を助ける弁護士の方が向いてると思うけどな。」

「実は 僕もそう思ってるんですけど。」

「ならば 検察など さっさと辞めて正式に うちに来たまえ。

 君なら かなり稼げる。何なら 1匹 追い出してもいい。」

「なかなか そうもいきません。

 それに 天才は生まれながらにして天才。

 先生の まねなんて できません。」

「よく分かってるな。

 金魚の ふんのようにくっついては倒す倒すと ほざいている

 どこかの ぽんこつに見習ってほしい 心掛けだ。」

「僕は 僕の道を模索してみます。」

「新しい息吹を感じますな。

 何か こう面白いことが起こりそうでわくわくします。」

「長く いると別れが つらくなるのでもう行きます。」

「そうか。」

「頑張ってね。ご健闘 お祈りしています。」

「羽生君…。」

「湿っぽくなっちゃ駄目ですよね。」

「あっ 最後はハイタッチで。カモ〜ン。

 イェ〜イ!」

「イェ〜イ イェ〜イイェ〜イ…。

 古美門事務所 最高!イェ〜イ!」

「じゃあ いつか また。皆さん ありがとうございました。

古美門先生 最後に 1つ質問しても いいですか?」

「ああ。」

「なぜ そこまで勝利に こだわるんですか?」

「勝たなければ意味がないからだ。

 あらゆる手を使い 容赦なく相手をたたきのめし 勝つ。

 それが全てだ。」

「もし 負けたら?」

「私が負ける日など来ない。」

「万が一。」

「当然 弁護士を辞めるだろうね。

 負け犬に存在価値はないのだから。

 人間もやめちゃうかもしれないね。」


「ありがとうございました。」

「どういたしまして。」

古美門、泣いてる?

「えっ 泣いてます?」

「目に…目に ごみが入っただけだい!」

「あんな人でしたっけ?」

「一番 たらし込まれていたのは古美門先生だったようですな。」

「うん でも好きになっちゃうの分かりますよ。

 魅力的ですもんね どこかの国の王子様みたいで。」

「王子様… へ〜。」

「あっ いやいやいや別に 変な意味じゃないですよ。」

「いや お似合いだと思いますよ。」

「やだ。 何 言ってるんですか服部さん!」

「あっ!」

「 あっ…。あっ すいません。 大丈夫ですか?」

「あっ いや 大丈夫。脱臼ぐらいは 自分で治せます。はい。

 フン! 昔 台湾で整体師をやっておりましたもので。」

三木の事務所

「降りたいとはどういうことだ?」

「クライアントから首だと言われたんです。」

「磯貝 お前は誇り高き 三木法律事務所刑事部門のエースだ。

 他に 誰がいる?」

「自分には この裁判無罪を勝ち取るなんて とても…。」

「世間からのバッシングプレッシャー それに加えて

 クライアント本人からも ののしられる。

 どれほどのご苦労かお察しします。

 でも この仕事 磯貝先生しかやり遂げられません。」

「お前なら勝てる。山田。」

「井手です。」

「いつものアピールは どうした?」

「今は ちょっと取り組んでる案件が…。」

「んなもん ねえだろ へたれがよ!

  怖いのか? 安藤 貴和が。」

「クライアントは三木先生ご本人にやっていただくことを

 望んでるんだと思いますが。」

「私は 今少し 取り組んでる案件がね…。

 それに 私は善良なる市民のための弁護士だ。

 いくら金を積まれようと悪魔を弁護するつもりはない。」

「磯貝先生ホントに勝てるのでしょうか?」

「勝てるわけねえだろ。

 誰がやったって結論は決まってる。

 気の毒だが あの女は死刑だ。」

元気いっぱいの黛。

「キタキタキター!!」

「面倒くさいが 一応 聞こう。

何が来た?」

「めちゃくちゃ骨のある案件ですよ。」

東京拘置所。

「弁護士の接見だ。 出ろ。」

「2年前 運輸会社社長徳永 光一郎と その娘が

 自宅で倒れているのが発見される。

 光一郎は死亡。

 当時 小学5年生の 娘 さつきは一命を取り留めたものの重体。

 現在も 事件のショックで心を閉ざしている。

 その後 警察の捜査で夕食のスープに 青酸化合物が

 混入していたことが 判明。

 4カ月後 光一郎の交際相手元事務員の 安藤 貴和が逮捕される。

 光一郎の保険金 5,000万円の受取人であった。

 貴和には 二度の結婚歴があるが最初の夫は不審死

 二度目の夫は 自殺を遂げており

 共に高額な保険金を受け取っている。

 光一郎の妻が病死した直後に交際を始め

 これまでに現金 車 マンション その他総額1億円以上を

 貢がせていたことが 判明。

 世紀の悪女としてマスコミをにぎわす。

 貴和は一貫して 犯行を否認するも事件当夜 

 徳永家の勝手口付近における貴和の目撃証言が 多数。

 また 貴和の自宅から犯行に使われた青酸化合物と

 同一の物が 発見される。

 一審判決 死刑。」

「日本中が万歳三唱した。出るべくして出た判決だな。」

「現在 二審の最中ですが一審を維持する判決が出るのは

 間違いないでしょう。」

「妥当だね。」

「そうでしょうか?過去の疑惑や 世論にあおられて

 不当に重い判決が出ているのでは。・」

貴和がやってきました。

「あの 連絡を頂きました弁護士の 古美門と黛です。」

「ホントにやってないんです。

  誰も 私を信じてくれない。」

「そうでしょうね。安い小芝居しとけば

 同情が買えると思っているあばずれでは。」

「無罪にしてよ。」

「動機 状況証拠 物的証拠全てが揃ってる。

 どこから どう見てもあなたは真っ黒だ。」

「でも 死刑判決は私も 行き過ぎだと思います。

 量刑を減刑する方向で。」

「あなた バカ?無罪にしてと言ってんの。」

「安藤さん 反省すべきは反省し更生の可能性を示して

 極刑を回避するというのが…。」

「この幼稚園児 黙らして。」

「お口にチャック。」

「私はね ホントに やってないのよ。」

「問題はやっているかいないかではない。

 私に 幾ら払えるかです。

 全ては金だ。」

「1,000万。」

「もう 控訴審も 始まってしまっています。

 もっと早く私に連絡してくれていれば…。」

「2,000万。」

「 「あんな女をどうして弁護するんだ」

 全国の良識ある方々から お叱りを受けるのは

  目に見えてますしね。」

「3,000!」

「2億!」

「ペソ?」

「円だ。命が助かるんだ。安いもんでしょう?」

「そんなお金 あるわけないでしょ。」

「また かもを見つけて貢がせればいい。

 ちょろいもんだろう。」

「噂以上の ろくでなしね。」

「お互いさま。私が 最後のとりでですよ。」

「1億。 それ以上は あり得ないわ。」

「この話はなかったことにしましょう。」

「ちょっと 先生。」

「どうぞ 三木事務所のがらくたと

 心中して つるされてください。

 全国民が 留飲を下げます。」

「安藤さん私でよければ お力に…。」

「幼稚園は 閉園の時間だ。

 痛ててて…。」

「待って。 こういうのは どう?

 あなたを かもにするの。」

「はっ?」

「私の かもに なってみない?」

色仕掛けをはじめました。

「ねえ まけてよ。」

「くだらない。」

「私 精いっぱいのご奉仕をするわ。」

「やめたまえ。」

「ずっと ろう屋の中で

私も たまってんのよ。

 我慢できない。」


「引き受けましょう!

 困ってる人を見過ごせない

自分の性格が 恨めしい!

 待ってろ。 すぐに出してやる。」


性格じゃなくて性欲ではw

だらしない顔で週刊誌の

「超絶テク48手」の袋とじを切っている古美門・・。

「先生よだれ 拭いてください。」

「最低だわ。」

「先生 支度ができました。

 お食事です。」

「お〜。」

「先生は 人命を金もうけの道具にしています。」

「何が いけない?」

「「命が惜しければ金を払え」こんなの脅迫じゃないですか。

 確かに 今回は 証拠が揃ってます。

 彼女の有罪は間違いないでしょう。

 でも 死刑が妥当だとは私には思えません。

 私たちの仕事は適正な量刑に導くことです。」

「違う。依頼人のオーダーが無罪ならクロでもシロにする。

 それが われわれの仕事だ。」

「真実をねじ曲げることはできません。」

「このやりとり もう飽きた!

 今どき 朝ドラの主人公でももっと成長するぞ。

 これほど変わらないのは君と磯野家くらいのものだ。

 タマに餌をやって中島君と宿題でもしていたまえ。

 提灯パンツのワカメちゃん。」

「中島君はカツオ君の友達でワカメちゃんの友達は堀川君です。」

「知らない。他に スズ子ちゃんというお友達もいます。」

「もっと知りません。」

「あの ところで私が いつも 食材を仕入れに行く八百屋のご主人

 おじさんだと思っていましたらおばさんでした。」

「何の話ですか?」

「思い込みというのは怖いもんだと思いまして。」

「安藤 貴和が クロだというのも

 思い込みかもしれないということだよ。

 ご挨拶に行ってみるか。

 リターン。」

検察庁。

「担当検事があってくれるでしょうか」

「コネがあるんだよ。」

「コネ?」

羽生がいました。

「羽生君!」

「彼の担当 聞いてなかったのか?」

「安藤 貴和の 事件に 就いてるの?」

「ヘビーなのに放り込まれました。

 お二人が 担当になったんですか。」

「敵味方だな。」

「こちらへ。」

「お連れしました。」

「主任検事 みえました。」

咳をしている醍醐。

「誰?」

「あっ ですから弁護士の古美門先生と黛先生です。

 安藤 貴和の 弁護をすることになったそうです。」

「主任検事の 醍醐 実です。どうぞ お座りください。」

「どうも。」

「何か 寒くないか?」

「ちょっと。」

「冷えますか?部屋の日当たりが悪いもので。」

「ミルクティーです。」

「ありがたい。」

「いただきます。」

急いで飲んでびっくり。

「お口に合いませんか?」

「いえ おいしいです。

 ただ ホットかと思ったもので。」

「で どのようなことを聞かれたいのかな?」

「死刑求刑の根拠が曖昧ではないかと思いまして。」

「それは…。」

せき込む醍醐。

「あっ 大丈夫ですか?水です。」

「ああ ハァ ご心配なく。

 いやあ今日は とても体調がいい。」

「被告人はいわゆる結婚詐欺の常習犯と考えられます。

 本件についても 十分な証拠があるにもかかわらず

 本人に 反省の色はありません。

 残念ながら極刑しかないものと思われます。」

「そういうことです。」

「十分な証拠とおっしゃいますが決め手は ただ一つ。

 毒物だけですよね。」

「犯行に使われた物が被告人の自宅から出てきました。

 都合よく。」

「ああ ラッキーでした。」

「ええ。犯罪の証拠をすぐに処分せずいつまでも

 自宅に保管していたなんて本当にラッキーです。」

「何が おっしゃりたいのかな?」

「検察のやり口は よく存じ上げているということです。

「ああ… お名前は何とおっしゃったかな?」

「古美門です。 この業界にいて私を知らないとは 珍しい。」

「地方が長かったもんですから。古美門先生 私はね

 この国を少しでも良くしたいと思っている。

 未来に生きる子供たちの平和と幸せのために。それだけです。」

「もう行こう!」

「失礼しました。 どうぞ お大事に!」

「何で あの部屋だけ…。ハックシュン! 氷点下なんだ!

 ハックシュン! ハックシュン!ん〜 ハックシュン!」

「こっち向いて やらないでくだ…。ハッ… ハックシュン!」

三木の事務所。

「何?古美門が?」

「なので 私は これで。」

「念のため 聞くがまさか お前が 古美門を

 紹介したわけじゃないだろうな?」

「大切なクライアントを裁判 半ばであのような やからに

 持っていかれ 無念であります。」

「何だ その棒読みは!」

「いいじゃありませんか!

 古美門先生だろうと無罪なんて取れません。

 あなた 彼が負けるとこ見たかったんでしょ?

 何が 刑事部門のエースだ。

 15年 敗戦処理しかさせなかったくせに。

 本日をもちまして こちらを退所させていただきます。

 お世話になりました。」

「やっと辞めてくれた。」

「はい。 でも 確かに面白いことになりましたね。

 まさか 古美門先生が安藤 貴和に 手を出すなんて。」

「はした金に目がくらんだんだろう。

 まあ嫌われ者同士 消えてくれればめでたいんだがな。」

裁判

「遅いですね」

「部屋で凍死してるんじゃないか?」

醍醐が入ってきた瞬間部屋はブリザード。

「寒っ!」

「あっ 遅くなって申し訳ありません。出る直前

 持病の発作が出たもんですから。

 もう大丈夫です。」

「部屋が寒いんじゃなくてあいつ自身が

 寒さを発生させていたのか?」

「さあ。」

控訴審 第1回公判

「起立。

 では 開廷します。」

「被告人の自宅から押収されたという毒物ですが

 犯罪の証拠を いつまでも自宅に保管しておくのは

 不自然ではないでしょうか。第三者が 被告人の自宅に

 持ち込んだという可能性はありませんか?

 彼女に罪を着せるために。」

「羽生君 答えてあげなさい。」

「被告人の自宅は厳重なオートロックであり

 セキュリティーは万全ですので第三者の侵入は

 困難かと思われます。」

「次に 毒物の容器から検出されたという被告人の指紋ですが…。」

「すいませんが全て 一審で済んでることです。」

「だから何ですか?」

「控訴審において一審で審理された内容を

 いちいち審理し直すことは通常 行う…。」

本田さんの声が小さいので古美門がそばにいく。

「 通常なんて知ったこっちゃありません!

 一審の審理は 内容が不十分であり重大な問題があります。

 異例であろうがなかろうがこの場で十分な審理をしていただきたい。

 何か 不都合でも?」

「いいえ。」

三木が醍醐をたずねていました。

「古美門が 面倒なやつだということはお分かりになったでしょう。

 冷たっ!」

「部屋の日当たりが悪いものですから。どちらさまでしたか?」

「三木 長一郎です。」

「どちらの?」

「日本で有数の巨大事務所あの 三木法律事務所の所長

 三木 長一郎…。」

「ご用件は?」

「古美門を倒したいのであれば私が協力を申し出ても

 やぶさかではないということをお伝えに。」

「お気持ちだけで。」

「やつを仕込んだのは私です。全てを知り尽くしている。

 私の協力なくしてやつを倒すことは…。」

「お気持ちだけで。本田君 お帰りのようです。」

「醍醐検事 残念だがあなたに 古美門を倒すことは…。

 ヘックシュン! 寒いわ!」

フットサルの練習場まで羽生に会いに来た黛。

「すいません。こんな所に呼び出しちゃって。」

「今は 一応 敵同士だからこういう会い方は

 あんまり しない方がいいけどね。そうですよね。」

「どうしても 黛先生と話したくて。」

「どんなことを?」

「黛先生は 死刑制度についてどう考えてますか?」

「あっ 死刑制度か。う〜ん 難しい問題だよね。

 先進国で死刑存置の国は意外と少ないし。」

「僕 実は反対派なんです。

 だから ぶっちゃけ今の立場が 結構きつくて。」

「そっか。」

「僕の立場でこんなこと言っちゃいけないのは分かってます。

 でも 無罪なんて無茶です。

 情状酌量に訴えて死刑だけは回避させるべきだ。」

「私も そう考えてた。

 でも 本人が無実を主張する以上それを信じなきゃ。

 私たちは弁護士だから。」

「勝つ望みが ほとんどなくても?」

「そういう裁判を 彼は これまで何度も ひっくり返してきた。

  人間性は軽蔑しかしてないけど能力は尊敬してる。

 きっと 今 このときも何か 手を打ってるはず。」

「どんな?」

「さあ。」

黛の予想通り手打ってましたw

宅配業者に化けた蘭丸が
マンション内でピッキングで部屋へ。

「ちょろすぎ」

裁判。

「被告人の自宅から押収された毒物が 本当に

 被告人の所有物であったのかどうか

 持ち込まれた可能性はないのか。

 検察は こう主張しました。

  「セキュリティーが厳重なのであり得ない」

 果たして そうでしょうか?証人 お願いいたします。」

「川田 博夫大学の講師です。」

「お住まいは どちらですか?」

「港区のマンションシティヒルズ赤坂です。」

「おや 被告人と同じマンションですね。」

「はい。」

「ご自宅に見慣れない物があったら

 持ってきてほしいとお願いしたのですが

 持ってきてくださいましたか?」

「ああ はい。ええ… これです。」

毒物の入っていたびんとおなじもの。

「それは何でしょう?」

「分かりません。本棚の中にありましたが覚えがない。」

「あなたの知らないうちに持ち込まれた物であると?」

「そうとしか思えません。」

「あじゃじゃじゃす!」

そして同じような証人が次々と!w

「冷蔵庫にありました。」

「トイレに。」

「枕元に。」

「いったい どこの 誰が このようないたずらを したんでしょう?

 いや しかし 今 問題なのはそこではありません。

 かのマンションのセキュリティーは決して

  厳重なものではなく いとも簡単に

 持ち込むことができてしまうということです。」

びんを醍醐の頭にのせたw

「一審でも説明しましたがこれが 被告人の指紋。そして こちらが

 毒物の容器から採取した指紋です。検査結果は 完全に一致。

 被告人の指紋に間違いないそうです。

 以上。 」

指紋の写真に近づく古美門。

「んっ?これは何でしょう。 ごみかな?」

「どれだ?」

「これです これ。指紋の人さし指に線みたいなものが。」

「ちょっとした切り傷か何かでしょう。検査結果の信頼性に

 何ら 影響はありません。」

「そうですか。被告人に話を聞いたところ

 警察の取り調べの中で毒物を見せられ

 半ば強引に容器を持たされたそうです。

 そのときに付着した指紋かもしれません。」

「そんな事実は ありません。」

「持たせてない?」

「ええ。」

「そうですか。 分かりました。

 あっ! ついでにずっと気になっていたことを

 聞いてもいいでしょうか?これは何でしょう?」

「それは… 供述調書ですね。」

「それは分かってます。ここ 汚れてるんです ここ。」

「コピー機のインクの汚れです。」

「気になったので 原本を調べてもらったところ 血でした。」

「血?」

「被告人に聞いたところ調書にサインをしようとして触れたとき

 紙の端で 人さし指を切ってしまったそうです。

 そのときに 軽く出血したと。私も 時々やります。

 紙の 予想外の鋭利な切れ味に驚いたりしますよね。

 あれ? あれあれあれ?

 この 人さし指の傷は調書の端で切ったときにできたものだ。

 調書は取調室で書くわけですからそれ以降に付着した

 血液ということになります。

 つまり この指紋は 取り調べで容器を強引に握らされたときに

 付着したものに ほかならない。

 もともと この容器に彼女の指紋はなかったんです。

 これは 紛れもなく 警察による証拠の捏造ではありませんか。

 それを黙認した検察も同罪ですよ。

 この毒物は本件の最重要証拠であり唯一の物的証拠です。

 これによって被告人は 死刑判決を受けたんだ。

 しかし 今 証明されたことは容器に彼女の指紋はなく

 しかも 彼女の自宅には簡単に持ち込むことができるということです。

 では いったい 何をもって毒物が彼女の物だと言うのでしょうか。

 何をもって 彼女が殺人犯だと言うのでしょう。

 何をもって 彼女を世紀の悪女と言うんでしょう。

 何もない。 何も ないんです。

 警察も マスコミも日本中 誰もが彼女が犯人だと

 決め付けていました。

 初めから用意された結論に向けて証拠が

 積み上げられていたんです!

 こんなに恐ろしいことがあるでしょうか。

 安藤 貴和が 犯した罪が仮に あるとするならば ただ一つ。

 それは 世間に嫌われたことです。

 この国では 世間さまに嫌われたら有罪なんです。

  法治国家でもなければ先進国でもない。

 魔女を火あぶりにして喜んでいる中世の暗黒時代 そのものだ!

 よく考えてください。

 われわれは 何度冤罪の悲劇を生んできたのか。

 何度 同じ間違いを繰り返せば気が済むのか。

  今なら まだ 引き返せます!以上。」

最後は机の上に乗っての大パフォーマンス!

貴和に面会。

「シベリアの死に神を血祭りに上げてやりましたよ!」

「完全に形勢は逆転しました。」

黛も同じポーズ。

「あとは被告人質問を残すのみです。

 あなたは 殊勝な顔をして

 悲劇のヒロインを気取っていれば よろしい。

 間もなく自由の身だ。」

「お約束どおりお支払いは たっぷりするわ。」

「その件ですが

一部 週刊誌に 報道された

 「高速回転三所攻め」

というのはどのような?」


「ああ…。試してみる?」

「イエス。」

浮かれてスキップして歩く古美門。

「先生 私 メッキ工場をいくつか回ってみようと思います。」

「メッキ工場?」

「毒物の出どころを突き止めたいんです。

 メッキ工場で扱ってるみたいなので。」

「そんなことはわれわれの仕事ではない!」

「真実を明らかにしたいんです。

 真犯人が分かれば貴和さんの潔白もより確実になります。」

メッキ工場をたずねる黛。

「2010年の間なんですけど何か 心当たり ないですか?」

「いや〜 覚えてないですね。」

「噂話とか聞いたことないですか?」

「いつまでも いてもらっても困るんだよ。」

「納品書だけでも見せてもらえませんか?」

「出てって。」

「ちょっとでいいです ちょっとで。

 お願いします。」

新聞をみている三木たち。

「各紙 論調が変わってます。無罪は間違いないだろうと。」

「だから言わんこっちゃないんだ。醍醐 実 しょぼい野郎だ。」

「古美門先生を倒すのはやはり 三木先生しか

 いらっしゃらないということですね。」

「まっそういうことになるだろうな。

 そろそろ 本気 出した方がいいかもしれんな。」

「あっ 今までは本気を出されていなかった?」

「もちろんだよ。出してるように見えた?」

「6割ぐらいかな。」

黛はまた工場に。

「その話ね…。」

「何か ご存じなんですか?」

「いや… 参ったな。」

「裁判の行方が懸かってるんです。」

「ちょっと ちょっと。

 以前 うちに土屋っていう若いのがいてさ。

 薬品をちょろまかしてよそへ流してるって噂だったんだ。」

パチンコ屋にいる土屋のところへ。

「土屋さんですよね?」

「あっ?」

「弁護士の黛という者です。お聞きしたいことが。」

「ちょっと持ってて!」

「へっ?」

「持ってて!」

「えっ…このまんまで いいんですか?」

逃げていく土屋。

「この… あっ! 待って!

 ちょっ… まっ… 待って!うわ〜! どうしよう!

 何か すっごい出てきた!」

「あっ ちょっと 離すな!離すな! 離すな!俺のだからな!

 おっ! しかも確変!おお あんた すげえな!」

たっぷり玉が出たらしくそのあと話をきくことに。

「正直に話してくれませんか?

 私は あなたの罪を追及するつもりはありません。

 あくまでも 依頼人である

 安藤 貴和さんのために調べてるんです。」

「俺のことは警察には言わない?」

「分かりました。 守秘義務として情報源は守ります。」

「ネットの掲示板でさ 一度だけ ちょっと売っ払った。」

「相手は? 教えて!」

「あの女だよ。 安藤 貴和。ごちそうさん!」

土屋は帰ってしまいましたが
黛はショック・・。

古美門のところで食事する蘭丸。

「うめえ。肉。 う〜めえ。」

「蘭丸君 今回も 見事な働きだった。」

「あざ〜す。いや〜 でも 今回はちょっと危険な橋でしたよ。

 もし 不法侵入で捕まってたら…。」

「安心したまえ。私が すぐに出してやる。

 不当逮捕で慰謝料を取ってやってもいい。」

「う〜ん さすが 頼もしい。」

「古美門先生 今回のことで仕事の依頼が 今までにも増して

 殺到しております。」

「今後は 内容にかかわらず最低 5,000万からです。

 それ以下は断ってください。」

「もちろん!」

「どうやらてっぺんを極めたようですね。」

「極めましたねえ。」

「じゃ 俺もベースアップ。」

「それは また 別の話だ。」

黛ももどりました。

「おかえりなさいませ。」

「おかえり。」

「お食事は?

 黛先生?」

「えっ あっ はい 何ですか?」

「何か あったんですか?」

「いいえ。 ショックなことなんか何もありません。」

「ショックなこと あったんだ。」

「毒物の出どころが分かったか。

 で 入手したのは安藤 貴和だった。

 そんなところか?」

「知ってたんですか?」

「いいや。 だが あの女はやってるよ。」

「このままいけば貴和さんは 罰を逃れます。」

「だろうな。」

「私たちが殺人犯を野に放つんです。」

「素晴らしい。誰にでもできることじゃない。」

「私は 真実を知ってしまいました。」

「知ってるのは誰だ?君と ここにいる われわれだけだ。

 われわれが他言しなければ誰も知り得ない。

 誰も知らない真実は存在しないのと一緒だ。」

「握りつぶせと?」

「じゃあ 言い触らして安藤 貴和を 死刑台に送るのか?

 われわれの仕事は真実を追求することではない。

  依頼人を守ることだ。いいかげん 覚えろ 幼稚園児。

 さ〜てと お風呂 入ってこ〜よう。」

「はい。 これも。」

アヒルのおもちゃ。

「ピヨピヨピヨピヨピヨ。ピヨピヨピヨピヨ。」

「黛先生。

 先生の矜持に従って行動なさればよいと存じます。」

独房にいる貴和。
ひとり笑みをもらしました。

また羽生のところへいった黛。
声をかけずに帰ろうとしますが
羽生から呼ばれました。

「黛先生!あと10分なんで待っててください!

 女子チームもあるんでやってみたら どうです?」

「えっ?

羽生君。」

「はい。」

「裁判 やっぱり あれかな?

 このままだと無罪になりそうかな?」

「そんなこと 僕が言えるわけないじゃないですか。」

「そうよね。 そりゃそうよ。今の忘れて。」

「似合わないな。」

「えっ?」

「黛先生に 思い悩んでる顔。

 僕は 先生の真っすぐなところを尊敬してます。

 信念をしっかり持ってて決して ブレないところ。

 どんなときも黛先生らしくあってほしいな。

 僕でよければ 打ち明けて。

 僕 口は堅いよ。」

古三門事務所

「先生 検察が 急きょ証人の追加を申し出てきました。」

裁判

「では 証人 前へ。」

土屋でした。驚く黛。

「私じゃ…。」ありません、と言い訳。

「今日は 調子が良くない。どうやら 肺に穴が開いている。

 羽生君 頼むよ。」

「ここに メールのやりとりのコピーがあります。

 あなたが書いた物に間違いありませんか?」

「はい。」

「ここに書かれている「ブツ」とは何のことですか?」

「工場で使ってた青酸化合物です。」

「これですか?」

「はい。」

「渋谷のカフェで直接 売り渡したとメールからは

 読み取れますがそうですか?」

「はい。」

「売った相手は知っている人物ですか?」

「知らない人だったけど後になって ニュース見て

 この人だと思って怖くなりました。」

「誰ですか?」

「安藤 貴和です。」

「終わります。」

「弁護人。」

「間違いなく被告人だと言い切れますか?」

「間違いなく彼女です。」

「そのときに一度 会っただけなんですよね?

 よく似た顔をニュースで見てこの人だと思い込んでいる

 可能性は ありませんか?」

「ありません。」

「断言できる根拠が分かりません。」

「タイプだったんでよく覚えてるんです。」

「タイプ。つまり あなたは 女性の顔をタイプによって

 カテゴライズして記憶してるわけですね。

 同じ系統の顔は皆 一緒くたにしているのでは?

 石野 真子と いしの ようこの区別は つきますか?」

「異議あり!」

「認めます。」

「売ったのはホントに 一度だけですか?

 メールの文面からは手慣れてる印象を受けました。
 
 常習的に売っていたんじゃありませんか?」

「1人だけです!」

「その点について。他に売った形跡は見られませんでした。」

「そういうことで手を打ったんですか。

  今回の件を証言すれば

  他の余罪はなかったことにしてやると。」

「異議あり!聞き捨てなりませんね古美門先生。

 あなたは 毒物は 被告人の物ではない可能性を 指摘した。

 われわれは あなたの立論が間違いであると 指摘したまで。

 根拠もなしに検察をおとしめるような発言は

 日々 懸命に職務に励んでいる全国の検察官に対し

 無礼千万である!」

「無礼千万だろうが質問する権利だってある!」

「双方 静粛に!」

裁判のあと、古美門をおいかける黛。

「先生 待ってください 先生。」

「消えうせろ!」

「話を聞いてください。」

「たった今をもって安藤 貴和の 弁護人を 解任し

 わが事務所を解雇する。

 君の所有物は全て まとめて 郵送する。

 二度と 私の前に姿を見せるな!

  信念とやらが貫けて よかったな裏切り者。」

貴和と古美門。

「何が無敗の弁護士よ!

 こっちは 1億も払うのよ!」

「落ち着け。」

「こっちは あんたを信用したのにふざけんじゃないわよ!」

「落ち着け。」

「世界中の人間が私を殺そうとしてる。

 私は どうせ 死刑になる!」

「私が させない!

 世界中の人間が 君を憎もうと私だけは 君の味方だ。

 たとえ 君が ビッチで 鬼畜で殺人犯だろうが

 私は 君を無罪にする。 必ずだ。

 次は 君の出番だ。 いいか?

 被告人質問では 私の質問に全て 「いいえ」と答えなさい。

 それ以外は 何もしゃべるな。

 検察側の質問には 黙秘を貫く。それで勝ちだ。

 君は 自由の身となり

 私は 1億と 高速回転三所攻めを享受する。」

被告人質問

貴和が出廷

「被告人 前へ」

「元工場作業員 土屋 秀典があなたに青酸化合物を売ったと

 証言していますがホントに そうなんですか?」

「はい。」

「そうですよね。 違いますよね…。

 はい?」

「はい。」

「質問を続けて。」

「あなたが購入したというんですか?」

「はい。」

「あなた自身が あなたの意思で。」

「質問が先ほどから重複しています。」

「弁護人は 次の質問を。」

「毒物を入手した目的…。」

「まだ 何も聞いていません。」

「犯行に使うためです。」

「どういうつもりだ?いったい 何を考えてる?」

「質問が聞き取れません。」

「弁護人は 大きな声で。」

「裁判長 休廷を願い出ます。」

「理由は?」

「体調が良くないようで。」

「体調は良いです。」

「私です。 私の体調がどうやら 良くないようで。」

「私は 肺に穴が開いているが裁判は投げ出さない。」

「投げ出すわけではありません。しばしの休廷を…。」

「却下します。弁護人は 質問を続けなさい。

 質問を続けなさい!

 ないようですので。

 検察官。」

「間違ってる点があったら教えてください。

 安藤 貴和さんあなたは 徳永 光一郎氏と 交際。

 総額1億円以上の金品を貢がせた。

 いつしか あなたは徳永氏との結婚を夢見るようになった。」

「何だ これは。」

「しかし徳永氏は これを拒否し一方的に 交際を終わらせた。」

「何の わなだ。」

「弁護人!」

「あなたは そのことに怒り絶望し 復讐を計画。

 土屋 秀典より 毒物を入手。2011年…。」

「何の茶番なんだ これは!」

「黙りなさい!

私が質問している。

 2011年6月30日 あなたは徳永家の勝手口より侵入し

 鍋に用意してあったスープに毒物を混入。

 間違いありませんか?」

「はい。」

「殺害しようと思って犯行に及んだんですか?」

「そりゃあ そうじゃない?」

「以上です。」

歩道橋の上で思い悩む黛。

法廷にひとり残った古美門。

古美門、朝食をとり髪をととのえ
でかける準備。

「いってらっしゃいませ。」

三木事務所。

「判決を傍聴しに行かれなくて よろしいんですか?」

「いい。坂本!」

「井手です!」

「ついに やつの負けるときが来た。

 シャンパン 用意しとけ!」

「はい!」

判決宣告

「被告人 前へ

 判決を言い渡します。

 主文本件 控訴を棄却する。」

「死刑だ。 行け!」と記者。

「判決の理由について述べます。

 青酸化合物を 被告人に売却したという 土屋の証言は

 同人が工場から盗んだ青酸化合物と本件 犯行に
 
 使用された物との成分が一致することなどからして

 じゅうぶん 信用…。」

古美門 ショックで倒れそう・・!!(脳内)

テレビのニュース。

「ただいま 判決が出ました。死刑です。 死刑です。

 安藤被告に死刑の判決が下されました。

 東京都 徳永通運 社長毒殺事件で殺人罪を

 問われている安藤被告に東京高裁は…。」

外へでるとマスコミが。

「初めての敗北となりましたが今の気持ちを 一言 お願いします。」

「古美門先生!」

何も答えずに古美門帰宅。

「おかえりなさい。ご苦労様でした。」

古美門、声をあげて泣き出した!!
しっかり抱きしめる服部さん。

三木は飾り付けまでして乾杯。

「コングラッチュレーション!イェ〜イ! フゥ〜!

 イェ〜イ!うっ…。」

「いけません 先生!」

「出てけ 山口!」

「井手です!」

「あ〜!」

「先生?」

「なぜ 負けた!」

パーティーまでしてるのにショックそう。

醍醐たちも乾杯。

「我々の主張が全面的に認められて

 求刑どおりの判決を得ました。ご苦労さまで…。

 被告人を極刑に処することは大変 遺憾ではありますが

 しかし これで またこの国も浄化されました。

 こうして こつこつとばい菌を処理していくことが私たちの仕事です。

 というわけで 羽生君。」

「はい。」

「検事を辞めて町場の弁護士になるなど考え直したらどうだ?

 これまでどおり私と共に 国家に仕えよう。」

「お言葉は ありがたいんですが

 僕には やりたいことがあるので。」

「国を よりよくする以上にやりがいのある仕事があるのか?」

「世界を変えます。」

さらに本田さんまで。

「主任検事私も 退官することにしました。」

「退官?」

「大変 申し訳ありませんが私も 羽生先生と同じように

 本当の自分を解放したくなったんです。」

メガネを投げ捨てた!

「あなたの夢一緒に追い掛けさせて。」

ウィンク。

「ああ… 人たらしだねえ。」

「よく言われます。」

シュート練習をしている羽生にあいにきた黛。

「あの証人は・・土屋 秀典はどうやって見つけたの?

 彼のことを私は 誰にもしゃべってない。
 
 あなたにも。いったい どこから 情報を…。」

「最初っから持ってたんです。

 あのクラスの小物なんて検察は いくらでも握ってます。

 泳がせといて使うべきときに使うんです。

 だから 言ったじゃないですか!

 情状酌量に変えるべきだって。

 僕だって死刑判決は出てほしくなかった!

 すいません。

 やっぱ 死刑って きついっす。

 いや 黛先生の方がよっぽど つらいですよね。

 弁護人だったんだから。

 慰めてあげなきゃいけないのに。」

「こっちこそ押し掛けて ごめんなさい。」

「事務所を立ち上げます。今 仲間を集めてるんです。

 もし 古美門事務所に戻れないようなら来てほしいです。」

「今 そんなこと考えられないよ!」

「今回は はっきり言って古美門先生の失敗だと思う。

 ただ勝つことだけを求めるやり方の 限界だよ。

 時代は変わろうとしている。

 僕と一緒にやりましょう。」

「私は 古美門 研介のパートナー弁護士よ。

 私たちは まだ負けてない。

 必ず 安藤 貴和を 助ける。」

古美門をさがす服部さん。

「先生! 先生!先生!」

置手紙が。

黛に電話。

「黛です。」

「服部でございます。」

「どうかしましたか?」

「あっ あのほんの少し

 目を離した隙に姿を消されたんです。」

メモには「人間やめます」

「蘭丸君にも連絡を!」

黛も蘭丸も服部さんも古美門をさがす。

「おっ 蘭丸!」

「うちの先生 見掛けてない?」

「見てねえよな?」

「見てねえな。」

「じゃ 見つけたら連絡して!」

「OK!」

「その方の特徴は?」

「早口で毒舌。お金と名誉を こよなく愛する

 辣腕な弁護士なんですけども。」

「いや 見た目 見た目。」

「あっ 見た目?

中肉中背 極度の横分け…あっ 極度の!」

「あのうちの古美門 見ませんでしたか?」

「いえ 見てないですけどどうしたんですか?」

「いやいや あの… ありがとう!」

「どこ行っちゃったんだよ。」

「ねえねえねえねえうちの先生 見なかった?」

「知らない。」

「分かった。 ありがとう。」

「えっ ちょっと!」

橋の上で合流。

「真知子ちゃん!」

「黛先生! いた?」

見つけられない・・・。

「先生・・古美門先生ーーー」

三木に世界一周クルーズをすすめる沢地。

「これなんか いかがですか?

 イースター島もボラボラ島も行けますよ。」

「車を出してくれないか?」

三木は古美門事務所へ。

「古美門 入るぞ。

 誰も いないのか?」

「先生。」

古美門が中庭のすみっこにすわりこんでました。

「何してる?」

「人間 やめて植物になろうと思って…。」

「なれそうか?」

「たぶん。」

「頑張れ。」

「ああ。」

「旅に出ることにした。

 当分の間 仕事も

世間の情報もシャットアウトだ。

 だからお前に黒星が付いたことなど俺は知らん。

 俺にとって そんな事実はない。

 さっさと上告しろ!負けを帳消しにしろ!

 俺は そのころ 戻る。

 そして お前を地獄へ たたき落とす!

いいな!」


三木、どんだけ半沢のこと好きなの!!!

そのあとみんなが戻ってきました。

「先生 どこ行っちゃったんだろう。」

「お庭です。」

「沢地さん 三木先生。」

「植物になるそうだ。」

「えっ?」

「植物…。」

みんなも古美門発見。

「あっ 先生。」

「服部さんちゃんと 家の中 見なきゃ。」

「私としたことが。しかし ほっとしました。」

黛が古美門をひっぱたきました。

「え〜!

 えっ えっ えっ…。

 おっ おっ。ちょっと待て ちょっと待て。」

さらに膝で蹴る。

「ちょっと待て ちょっと 膝が 膝がちょっと待て…。

 ちょっと待て ちょっと待てちょっと待て!

 嫌〜!

何すんだ もう!」

「私を1人にする気ですか?

 2人で戦わなきゃ駄目でしょ!

 私は裏切ってませんから。

 弁護士として

依頼者が不利になるような情報を

 売ったりはしません!

 私は あの証拠を握りつぶしたんです!

 安藤 貴和が 犯人だとしても死刑は おかしい。

 絶対に救わなきゃいけません。

勝負は これからです。

 植物になってる暇なんかないんですよ!」


黛の剣幕に古美門が植物から人間に復活。

「偉そうに。

 そういうことはなもう少し戦力になるやつが

 言うことなんだよ。」

「何だ? これは。」

「おそらく これが 安藤 貴和が証言を翻した 理由です。

 多少は戦力になります。

 やられたら やり返す…。」

「甘〜い!やられてなくても やり返す。

 身に覚えのないやつにもやり返す。

 誰彼 構わず 八つ当たりだ!」


「それは ただの迷惑なやつです。」

三木はほんとに旅にでることに。

「ええ 分かりました。

豪華客船最高級の船室が取れました。」

「沢地君パスポートの期限は大丈夫か?」

「はい。」

「自分も大丈夫です。」

「てめえは 留守番に決まってるだろうが! 井手!」

「はい! 井手です!」

やっと名前よんでもらったけど
よくやめずにいるな、井出くん。

せきこむ醍醐。

「やはり あまり長くなさそうだ。

 どんなに持ってもせいぜい あと35年。」


あと35年も生きれば十分・・。

新しい事務所に集まる羽生たち。
磯貝までいる!!

「わお!いいですねえ!」

「デスクはフリーアドレス。どこを使ってもいい。

垣根も 一切なし。」

「一人一人が自由で独立していてそして つながっている。

 まさに新しい時代の法律事務所じゃん。」

本田さん、キャラ違いすぎ・・。

「ここから始まるんだね。」

「理想の世界への第一歩だ。

 この際だから僕の決意を

みんなに伝えておく。

 僕たちの目標は 言うまでもなく

世界から争いをなくすこと。

 勝ち負けじゃない。

 みんなが幸せになる世界をつくることだ。

 ただ そのためには

 乗り越えなくちゃならない大きな壁がある。」


「壁?」

「古美門 研介。

 彼を 本当の意味で倒したときが

時代が変わるときだ。」


古美門事務所でいっしょにとった写真をながめて
笑う羽生。

貴和に面会にいた古美門。

「この人物は誰だ?

 面会者記録を調べたんです。

 被告人質問の前日にこの方と会ってますね。

 吉永 慶子だと?「慶」の字が間違ってる。 偽名だ。」

「住所も でたらめでした。どこの誰か分かりません。

 あなたは この方に会って

 証言を翻すことにしたんじゃありませんか?」

「何者だ? この女に何を言われた?

教えてくれなければ最高裁を戦えませんよ。

 つるされたくないなら教えろ 安藤 貴和。」

「最高裁なんて やらない。

裁判は終わりよ。

 あなたたちは首。 さよなら。」


貴和は戻って行きました。

「安藤さ〜ん!もう一度 話し合いませんか〜?

 裁判やってくれないと私の黒星が取り戻せないんですよ!

 安藤さ〜ん!」

「今日は もういったん 帰りましょうって。」

「あと あの〜

1億円の方はどうなるんでしょうか?

 高速回転三所攻めは

どうなってしまうんでしょうか?

 安藤さ〜ん!」


しつこく叫ぶ古美門。




一期とかわらぬ楽しさ。
ハイテンションな古美門先生に
またたくましくなった黛。
スーパー執事服部さんに
優秀な蘭丸くんも健在。

勝手にライバル視してる三木先生は
あの事務所、あれで人がいつくのか心配なくらい
対古三門しか頭にない危ない人になってる!

優秀な弁護士でも検察でもある羽生くんは人たらし!
古美門事務所にいるときは先生のことを尊敬して
いるふうだったのに世界平和のためには(?)
古美門は敵なのか!
この人もちょっと危ない青年だな〜。

全勝の古美門が負けたらあんなふうに
なってしまうのね・・w
人間適度に壁にぶつかるのも大事。

あいかわらず長いセリフばっかりで
堺さんたいへんそうですが
テンポよく楽しめました。

ところで高速回転三所攻めは最終回まで
ひっぱるんですかねw



古美門研介  堺雅人
黛真知子   新垣結衣
羽生晴樹   岡田将生

安藤貴和   小雪
加賀蘭丸   田口淳之介
本田ジェーン  黒木華
磯貝那光    古館寛治
三木長一郎   生瀬勝久
沢地君江    小池栄子
服部       里見浩太郎





2013.10.10 Thursday 15:24 | comments(0) | trackbacks(17) | 
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新ドラマ「リーガルハイ」第1話
  1「やられてなくても、やり返す!」簡易感想で…第1期は未見。見ておけば良かったと、ちょっと後悔(汗)とりあえず、いろいろと小ネタ満載で笑った松平健さん演じる検事の醍...
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【リーガルハイ】 第1話 初回感想
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リーガルハイ 第1話:完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!
やられてなくてもやりかえす(`・ω・´)シ_バーン! 大ヒットドラマの名言を古美門らしい皮肉でパロッたこのセリフ それどころか「身に覚えのないやつにもやり返す!」とどんどん過激になり 挙句の果てには「誰彼かまわず八つ当たりだっ!」って・・・ そんな駄々っ子
| あるがまま・・・ | 2013/10/10 3:57 PM |
リーガルハイ
初回の感想 
| AKIRAのドラマノート | 2013/10/10 4:14 PM |
リーガルハイ(2期) #1 感想
黛「やられたらやりかえす」  古美門「あまーい!やられてなくてもやりかえす。 身に覚えのないやつにもやりかえす。だれかれ構わず、八つ当たりだ!」 はいはい。リーハイ2期 ...
| なんでもあり〜な日記(カープ中心?) | 2013/10/10 5:10 PM |
リーガル・ハイ 第2シリーズ - 堺雅人 新垣結衣
リーガル・ハイ 第2シリーズ 水曜 22:00 フジテレビ 2013年10月9日〜 [キャスト] 堺雅人 新垣結衣 岡田将生 小雪 田口淳之介 黒木華 古舘寛治 生瀬勝久 小池栄子 里見浩太朗 ほか [スタッフ] 主題歌:『SLY』 RIP SLYME オープ
| 新ドラマQ | 2013/10/10 5:22 PM |
勝たなければ意味がないリーガルハイ(堺雅人)海物語の向こうにもう一人いる(新垣結衣)
見える・・・私には見える青酸化合物を横流したツチヤ(中尾明慶)のパチンコ台の裏でストーブ(小池徹平)が「海物語」を打っている姿が・・・。 どんだけ「ドラゴン桜」が好きなんだよっ。 そして・・・どうしても「あまちゃん」なのか。 忘れようぜ・・・「リーガルハイ
| キッドのブログinココログ | 2013/10/10 5:56 PM |
リーガルハイ 第2シリーズ (第1話・10/9) 感想
フジテレビ『リーガルハイ 第2シリーズ』(公式) 第1話『完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!』の感想。 なお、『リーガル・ハイ 第1シリーズ』は鑑賞済み。 不敗神話を誇る弁護士の古美門(堺雅人)に、
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/10/10 6:11 PM |
リーガルハイ #01
『完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!』
| ぐ〜たらにっき | 2013/10/10 8:21 PM |
「リーガルハイ 2」 第1話 完全復活・古美門研介! すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!
 待ちに待ったシーズン2が始まりましたョ〜!ヽ(*^ω^*)ノ しかも第一回は負け知らずの古美門先生、初めての黒星! シーズン1を、そのまんまなぞる気なし!新しくも力強い古美 ...
| トリ猫家族 | 2013/10/10 10:16 PM |
『リーガルハイ』♯01
完全復活・古美門研介!すべては依頼人のために無敗の弁護士が非道の悪人に立ち向かう!
| 悠雅的生活 | 2013/10/10 10:37 PM |
ドラマ「リーガルハイ2」 第1話 あらす...
「やられたらやり返す・・・」「甘〜い!やられてなくてもやり返す。身に覚えのないやつにもやり返す。誰彼構わず八つ当たりだ!」「---------それはただの迷惑なやつです」ヤバイヤバ...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2013/10/10 10:40 PM |
『リーガル・ハイ 第2シリーズ』第一話
「〜2」とか「〜リターンズ」とかが一切付かずに無印(?)のままってのに驚き。 新キャラが加わったけど、ノリは変わらず一安心。 「前作は観ていて当然だろう?」という作りも ...
| 時間の無駄と言わないで | 2013/10/10 11:21 PM |
「リーガル・ハイ2」第1話★肺に穴があいた検事・醍醐実(松平健)
「リーガル・ハイ2」第1話 安藤貴和(小雪)が被告の殺人事件を担当する主任検事・醍醐実(松平健)。 彼の人物像が一番面白かった。 醍醐実の居る部屋は何故か零下まで温度が下がり、訪ねてきた古美門(堺雅人)、黛(新垣結衣)は酷く肌寒そう。 そこに『ち
| 世事熟視〜コソダチP | 2013/10/11 10:11 AM |
《リーガル”ハイ”》☆01
TBSの『半沢直樹』で高視聴率を取った男、堺雅人が、フジTV『リーガルハイ』に戻ってきた。 1作目を見る限り、アクの強い負けるのが嫌いな古美門研介はではなく、なすすべを無くして初めての敗北を経験… 収監されている貴和に磯貝が囁いた。殺人犯だろうと
| まぁ、お茶でも | 2013/10/12 6:13 PM |
リーガル・ハイ2「完全復活・古美門研介!」
もう、番組宣伝の状態から、半沢パロディ「やられなくても、やりかえすっ!」で楽しめせてくれましたね。全力でトバしてました。 初回から、絶好調。快進撃!な視聴率も納得、です コミカル要素もパワーアップし、随所に遊び心やパロィ要素を盛り込みつつ、豪華に
| のほほん便り | 2013/10/13 9:09 AM |
リーガルハイ #2-1
 続くんだ。でも、来週は来週でストーリーがありそうな感じだけど、大河要素があるのかな。 「暴れん坊将軍」は入れるわ「半沢直樹」は入れるわ、やりたい放題。さすがフジテレビ。袋とじのネタが好きだ。  羽生が今イチ読めない。全体を通した感じは純粋な青年って
| blog mr | 2013/10/14 8:59 AM |