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安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」 第2話

 第2話



婚約者の黎士(木村拓哉)を突然失ったショックから
衝動的に地下鉄のホームで電車に飛び込んでしまった
麻陽(柴咲コウ)だったが、間一髪のところで黎士に瓜二つの
謎の男・ロイド(木村拓哉/2役)に救出される。
麻陽は黎士の死とロイドの出現に心の整理が追いつかないまま
自分を心配して探しに来た部下の星(桐谷健太)と共に会社に戻るが、
早くも新たな暗殺者・キュリー(柿澤勇人)が麻陽の命を狙って
会社に侵入して来る…。




「君の射殺許可が出た」

自殺しようとした麻陽に銃をつきつけるロイド。

近くを通る観光客の会話がきこえました。

「あんや 東京タワーでっけえ」

「あんだ でっけえなあ」

東京タワーという単語で黎士を思い出す麻陽。

「この宇宙で 一番大切な人を

 命をかけて守る喜びを… 知った」

そこへ星があらわれました。

「安堂さん  大丈夫っすか?」

「星君… どうして?」

「だって…あんな電話かけてくるから

 安堂さん 血… 血が」

アンドロイドはいなくなっていました。

「大丈夫 私のじゃない。

 変な…」

「えッ?」

「変な男が勝手に」

「襲われたんすか!?」

「違う 勝手に… 助けられたの」

「君が死ぬことは禁じられてる」と言っていたアンドロイド。

地下鉄の駅にいる衣朔。

「何?死体がない?」

「確かになんかぶつかった傷はありますが
  
 死体どころかルミノール反応さえどこにもないんすよ」

「衣朔さん運転手 なんだって?」

「突然 女性らしい人影が目の前に飛んできたと

 あとは記憶が とんでるようで」

「防犯カメラの映像は?」

「それがノイズが入ってて…」

「ものすごい音したよね?」

「女の人みたいだったけど」

「なんか上からレンガみたいなのが落ちてきた気がしたよ」

「なんだ あれは?」

「これっすかね?」

「これだ 間違いない」

「これっすかね」

「うん」

清掃員に化けたサプリが事故に偽装。

「あいつらがバカでよかったニャッ」

角城。

「フタが開かなければこの世界で朽ち果てるのみ

 もしくは この世界ごと奪い取るか」

引き出しからでてきたサプリ。

「毎度毎度 狭いんだよちきしょー

よいしょ ふいー」

そばにはアンドロイドが倒れていました。

「ニャニャニャニャッチャニャーン

 ニャニャニャニャッチャニャーン

 ニャニャニャニャッチャニャーン

 よしッ さてお着替え お着替え」

アンドロイドには見えないように
ナース服に着替えました。

「ウフッ キルビル仕様」

鏡をみて楽しそうなサプリ。

「ふざけてないで早く修理しろ」

「ヘーイ ちょっとあんた

 お願いモードで頼みなさいよッ」

アンドロイドをけるサプリ。

「俺には そんなつまらない機能はついてない」

「あっそ じゃあサービスでインストールしてあげましょうかー」

「サプリ 早くしろ」

「ヘイヘイヘイ  チャッチャッチャッチャ…

 ああ よいしょ」

シャツを切って手当てしてくれました。

「ARXIIのパーツは全部廃番になってるから 

 とりあえずデータから削り出した

 ちゅーことで強度は全然保障できません

 人工筋肉は充電すれば再生するよう

 筋繊維パッチを貼っといたから

 回復するまで おとなしーくお待ちください はい

 この電圧だったら 2週間くらい

 おとなしーく ねッ

 じゃッ さらばだ ニャッ」

「サプリ」

「うん?」

「俺の事件で お前が処分されたとき

 仲間はどうなった?」

「あんたのせいで全部破砕処理されたわよ

 痛みや悲しみ 恐怖のプログラムをインストールされたあとに

 チップ状に砕かれて そのあと

 跡形も残らないように溶かされて

 まあ それはそれは 最悪だった」

「そうか…」

「アスラシステム 搭載されてるのね

 私も本当は あんたみたいな虐殺機関に関わりたくもない

 今すぐ消えてほしいくらい」

「この任務が終わったら消えるよ」

「私には感情というプログラムがインストールされてしまった

 だから あなたが死のうが生きようが勝手だけど

 喜ぶのも悲しむのも嫌なので

 私の知らない所でお願いしますだ」

「分かった」

「私の感情のプログラムインストールしてあげよっか?」

そういって引き出しにきえていきました。

治療をおとなしく受けるアンドロイド。


充電を開始しますか?

はい

電気の質があまり良くありません

浄電器のインストールを開始します

浄電器のインストールに成功しました

動力バッテリと人工筋肉を急速再生するためには

2.43万ボルトの電圧が必要です

分電システムにハッキングして

2.43万ボルトをこの浄電器経由で充電します

充電を開始します

ハッキングに成功しました

充電を開始します



あちこちで火花があがる!

新たな殺し屋が二体、派遣されました。
キュリーとバルス。

「あの辺にいるようです」

「捜す手間が省けましたね」

「所詮 旧型 助かります」

「安堂麻陽と正体不明機

 二手に分かれて同時に処分しましょう」

瞬間移動。


充電が中断されました


倒れるアンドロイド。

警視庁

麻陽を思い出す衣朔。

「あの女…一日のうちに二度も殺されかけて

 二度も救われたってことか」

「衣朔さん 例のリストッ 修正されてます」

殺人スケジュール。

安堂麻陽  10/08 08:30 代々木 

から

安堂麻陽 10/08 22:19 品川

にかわっていました。

「どう見ても ただの女が

  なぜ こうまで狙われるんだよ」

研究室に戻ってきた麻陽。

「先輩〜」

「遅くなってごめんね」

「よかった〜。みんな心配してたんですよ

  先輩が本当に自殺しちゃうかもって」

「心配かけて ごめん でも本当に私ならもう大丈夫だから」

「よかったですう…」

「グズグズ泣いてんじゃねえよ 30すぎの女が」

「ああ? 26のくせにオッサン顔 私の方が年上なんだかんね」

「俺は中学のときからこの顔なんです

 一定の年齢超えると若く見られるタイプなんです」

「まあまあ でエニグマクラウドの具合は?」

「もう全然ダメだそうなんですよ

 謝罪会見を開いた方がいいんじゃないかと…」

「俺がなんとかしますよ 謝罪会見なんて最後の最後だろう」

「うっせ!先輩 お客様いらしてました」

「えッ?」

下におりると七瀬がいました。

「七瀬ちゃん ごめんね。お待たせしちゃって」

泣いている七瀬。

「どうしたの?」

「安心しちゃって…

 すみません やだな… みっともないっすよね

 怖かったんです

 兄さんだけじゃなくて

 麻陽さんまでいなくなったらどうしようって…

 そう考えると 怖くて怖くてたまんなくなって」

「なに言ってるの いなくなるわけないでしょ」

「ウチ 代々早死にの家系なんです

 早死にっていうのかな…病気とかじゃなくて

 みんな事故とかで 突然死んじゃうんです

 ウチの父と母もそうでした」

「事故?」

「はい」

「小学校2年生のときでした

 いつものように学校へ行って

 帰ってきたら 両親とも ずっと帰ってこなくて

 夜になっても兄さんしか帰ってこなくて

 帰り道で 鉄道事故に巻き込まれたって聞いて…」

「その話 初めて聞いた」

「兄さんは 病気は 遺伝とか理由があるが

 事故は ただの確率論だから気にするなって

 でも 兄さんも突然いなくなって

 「ああ またか」って

 人って 大事な人って

 突然 死んでいなくなっちゃうんだ

 怖い怖いって思って…

 いなくなんないでください

 私にとっては

 麻陽さんしかもう家族がいないんです」

「大丈夫だよ 大丈夫

 こう見えて頑丈だから」

「私もです。」

七瀬とわかれました。

「そっか・・家族・・家族なんだよな」

キュリーが麻陽の会社にやってきました。

「現着いたしました」

バルスも。

「こちらも現着しました

 敵機体のシルエットを確認 攻撃を開始します」

「セキュリティーを突破し 安堂麻陽を殺します」

会社に入るキュリー。

「なんて簡単な」

でも警報がなり、隠れるキュリー。

「え」

七瀬がびっくり。

「何?」と麻陽も。

「なぜだ?」不思議に思うキュリー。

「不正侵入者を 警備が目視で発見したそうです」と星。

「目視で?」

「目で見つけたってことです」

「分かってるよ うっせえなバカ」

警備員がやってきました。

「誰が警報のボタンを押したんでしょうか?」

「お前の侵入を妨害しようとしてるやつがいる」

「とすると ラプラスを倒した正体不明機?」

アンドロイドのほうへむかうバルス。

「まさか・・。

 シルエットを作ってたのか」

銃撃しながらすすむバルス。

「気をつけろ 敵機がそっちにいる」

「すいません もう一度お願いします」

「気をつけろ 聞こえるか?敵機がそっちに…」

上の強力な磁力ですいつけられて
そのままつぶされて爆発し破壊されたバルス。

「バルス?バルス バルスきこえるか?」

キュリーのもとへアンドロイドがあらわれ
キュリーを殴ろうとしますが
逃げられました。


索敵します

ステルスタイプのアンドロイドです

現在位置を確認できません



警備員にばけるキュリー。

麻陽は七瀬に電話。

七瀬に声をかけるキュリー。

すいません 沫嶋黎士さんの妹…

 沫嶋七瀬さんですよね」

「はい」

「不審者が侵入したようですひとまず安全な場所に」

キュリーの目が七瀬のかばんの中のスマホをチェックし
自動で麻陽に電話をかけました。

「七瀬ちゃん?」

「沫嶋七瀬は預かった

 返してほしければ会社の表に出てこい」

ふたりをみつけた麻陽。

「七瀬ちゃん その男から離れて!」

七瀬の頭に銃をつきつけるキュリー。

かくれているアンドロイド。


敵機体を発見しました

9時の方向 170m



アスラシステムをつかえる薬を注入。


「狙いは私なんでしょ その子を離して」

「麻陽さんッ」

「まとめて死ね」

二人に銃をむけるキュリー。
そこへアンドロイドが素早くあらわれ
キュリーの手首が落ちました。


自爆装置を起動しました

アンドロイドを後ろからつかまえるキュリー。

「やめて!」

「来るな!」

カウントダウン開始。
キュリーをぶっとばすアンドロイドは
耳から突き刺してキュリーを破壊。


アスラシステムが活動限界に達しました


座り込むアンドロイド。

「兄さん?」

消えた。

「今の人 兄さんじゃ・・

 そんなわけ ないですよね

 あの人達… 何なんですか?
 
兄さんの事件と 関係あるんですか

 麻陽さんッ」

「ごめん よく分からない

 でも… 誰かが 私を殺そうとしてて

 誰かが 私を守ろうとしてるみたい

 それが誰で なんの目的なのか…

 そもそも守りたいのは 私の命なのか

 それとも他の何かなのか

  それも よく分からない…」

負傷したアンドロイド。

「原子還元処理の許可を申請する」


申請中・・申請中・・

申請が許可されました



「原子還元処理を実行する」

前回よりは小さい火の玉。

「良心の呵責とかあるんだ」

麻陽がいました。

「良心?廃棄物を処理しただけだ」

「殺すことしか考えられないのね」

「今起こってるのは戦争なんだ

 敵は殺す 当然だろ」

「ハッキリ言うけど 私は守ってくれなんて頼んでない

 あなたなんかに守られたくない」

「君はクライアントじゃない」

「じゃあ私もあなたのクライアントになるわ

 いくら払えばつきまとわないでくれるの?」

「君程度の人間はクライアントにはなれない」

「はあ?」

「刑事が来る 君より数倍優秀な人間だ 気をつけろ」

「分かった じゃあその優秀な刑事にあなたを突き出してやる」

「秘密を話せば その刑事を殺す いいな」

「なんてひきょうな…」

衣朔がやってきました。

「どうも。こういうものです。

 あの・・まさかだとは思うんですけど

 東京帝國大学の 沫嶋黎士教授では?

 この写真 沫嶋黎士教授なんですが

 あなたですよね?

 ケガされてるようですけど 大丈夫ですか?」

ロイドをかばう麻陽。

「実は・・私も混乱してて。」

「あなた 安堂麻陽さんですよね」

「はい」

「沫嶋黎士さんの婚約者でいらっしゃる」

「ええ」

「その混乱っていうのは?」

「実は… たった今 彼が突然現れて

  しかも このケガで…」

「ほう」

「私も 何がなんだか

 記憶がほとんど とんでるみたいで

 「強盗 監禁 逃げてきた」としか言わなくて」

「強盗?強盗にあって監禁され

 デリー行きグランシア航空113便には乗らなかったと」

「そうみたいなんです

 ラッキーなんだかアンラッキーなんだか…

 どう考えても ラッキーなんですけど」

「他に何か覚えてることは?」

「大丈夫? ウチへ帰りましょう」

「いや とりあえず病院で検査を受けた方がいい

 ケガもされてるようだし

 しかし沫嶋教授が生きていたとは

 これは事件ですよ

 いや 喜ばしい大事件だ」

「ええ… でも とりあえず今夜は

 ウチでゆっくりさせてあげたいんです

 ショックも相当受けてるようですし

 ケガの方は知り合いの医者に連絡して

  これから自宅に来てもらうようにします

  じゃあ これで失礼します」

「いや お送りしますよ どうぞ

 どうぞ」

しょうがなく衣朔におくってもらうふたり。

「生き延びられたのは強盗のおかげかもしれませんが

 被害者としての手続きも色々ありますんで

 一度 署の方にご足労願うことになると思いますが」

「はい 分かってます」

マンションの前までおくってもらいました。

「どうも ありがとうございました」

「お大事に」

「痛む?

 どうも」

アンドロイドの血のしみたハンカチを
もっていた衣朔。

マンションにはいるふたり。

「どうしよう・・」

「相談には応じられない」

「独り言よ」

「医者は必要ないが あの優秀な刑事なら裏を取りかねない

 知り合いの医者に連絡してアリバイを作れ」

「相談してないって言ってるでしょ」


バッテリーの残量が5%になりました


「充電にはいる。あとは任せる」

「ちょっと ちょっと

 冗談じゃないわよ まさか ここにいるつもり?」

「君が嘘偽りを述べてこうなった すべて君のせいだ

 姿を消してもいいがあの刑事が表で張ってるぞ」

「えッ?」

下に車が。

「あの刑事は 沫嶋黎士が殺されたことをすでに知っている」

「なんで分かるのよ?」

「目の動きで分かる

 それに俺が沫嶋黎士でないという目星もつけている」

「じゃあ あの刑事は知ってて…」

「そうだ 君はやつの はめ手にかかった

  しかし まだ負けたわけではない

 この国の上層部は2113年の警察権力と

 すでに密約を結んでるはずだ

 だから正式な捜査命令など 出てるはずがない」

「そうなの?」

「だから次にやつは

 沫嶋黎士が生きていたという情報を

 マスコミに大々的にリークする

 選択肢は二つ俺が沫嶋黎士を演じるか

 姿を消して 再び行方不明になったことにするか」

「どっちにしろ嘘をつきとおすなんて

 無理無理無理 絶対無理

正直に話す」

「警告しておく 

 この任務は誰にも知られてはならない

 君が誰かに何かを話したら

 その相手を殺す」

「勝手なこと言わないでッ」


バッテリーの残量が3%をきりました


倒れるようにすわりこむアンドロイド。


ベッドに充電機能をインストールします

インストール完了がしました

充電の準備ができました

充電を開始します



動かないアンドロイドをみつめる麻陽。


角城。

「ARXII−13は

 安堂麻陽の家に潜り込んでたんですね」



ARXII−13を沫嶋黎士と偽った安堂麻陽

そして建前上そう受け取った公安の葦母衣朔



「沫嶋黎士が生きていた

 このト書きから再開しましょう」



黎士のそばにやてきた麻陽。
顔をじっとみつめながら過去を思い出しました・¥。

同じように黎士がベッドにもたれれ寝ていて
ベッドでごろごろしていた麻陽。

「ねえねえ 黎士」

動かない。

「キャー!!」

と叫ぶととびおきた。

「寝ないで」

「はい… えッ 寝た?」


「なんで こんなに似てるのよ…」


「来るな!」と叫んで助けてくれたアンドロイドを
思いだしました。

「でも… 私のために

 もう〜 あったまくる」

朝になって麻陽をおこすロイド。

「あッ… 黎士?」

「俺のことをそう呼ぶ覚悟ができたか?」

「まさか」

「予想どおりあの刑事がマスコミにリークした」

テレビには七瀬ほか松嶋研究室のみんなが
うつっていました。

「ランシア航空機事故で 新たな情報が入ってきました

 死亡したと見られていた

 東京帝國大学教授の沫嶋黎士さんが

 昨日の夜 保護されていたことが分かりました

 東京帝國大学沫嶋研究室からお伝えします」

「まだ… 兄に会ってないので

 信じられない気持ちで… でも

 ありがとうございます本当に ありがとうございます」

「教授に早く会いたいです」

「生きてるって信じてました」

「みんな待ってますから」

「沫嶋教授は 空港に向かう途中 強盗にあい

 パスポートやチケットなどの荷物を奪われ

 空港近くに一時監禁されて…」

麻陽の部屋の鍵をあけて
はいってきた母。

「麻陽!」

銃をかまえるロイドをとめる麻陽。

「ちょっ・・」

母が部屋まではいってきました。

「あッ 母さん…」

「黎士さん…ようご無事で

  えらかったねえ えらかったッ」

ご飯をつくってくれました。

「はい 待たせてまったねえ ぎょうさん食べや

 明け方 研介から「NHKのニュース見た?」って

 電話かかってきたんだわ

 お母さん いてもたってもおられへんかったもんでさあ

 名古屋からタクシー とばして来てまったがね

 うっそ 嘘 新幹線の始発だって

 そんなムダ遣いするはずあれせんがね

 ほんで? どうしや〜たの 黎士さん

 体は どんな具合?頭痛いの?

 ショック状態とかなんとか

 テレビで勝手なこと言うとったけど」

何も答えない。

「やっぱちょっと…具合悪そうだねえ」

「そうなの これでもゆうべ ゆっくり寝て

 少しは よくなったみたいなんだけど」

「ほんでも よかったに

 黎士さんが こうして無事で戻ってくれて

 麻陽 よかったなあ」

「うん」

「よかった〜」

「心配かけて ごめんね」

「さあ黎士さん どうぞ」

味噌汁を飲むロイド。

「おいしいです。

 やはり お母さんのお店のお味噌は

 香りからして違いますね」

「な〜に〜!まあ〜 どえりゃあ嬉しいがね

  さッ もっとぎょうさん食べたって」

「あなた… 味分かるの?」

「麻陽ッ あんたどういう失礼な」

母をおくる麻陽。

「来たばっかりなのに」

「お店もあるしあんたも疲れた顔しとるし

 今は黎士さんをしっかり支えてあげや〜とね」

「うん… そうする」

「ほんじゃね」

「じゃあ

 母さん… ごめんね」

外にはマスコミが多数。

「無事に帰ったか。

 疲れてる場合じゃない。

  ホントにやっかいなのはこれからだ」

「無理無理 無理だよ!

 いつまでも騙しきれないよ」

「いつまでもというわけではない

 俺が残りの8体の敵のアンドロイドを すべて殺すまで

 あるいは 俺が相手に殺されるまでの短い間だ

 いずれにしても

 俺は数日間の間に君の前から消える」

メガネを渡すアンドロイド。

「協力してくれとは言わない。

 俺の味方をする必要もない

 ただ 俺達の戦いが世の中に知られると

 歴史が変わってしまう

 だから俺達のことを知ったやつは

 必ず殺さなければならない

 俺が殺さなくてもやつらが必ず殺す

 やつらは 例の飛行機事故を含めすでに何百人も殺している

 マスコミに知られたら大惨事になる

 そのことだけは理解してくれ」

「分かったわよ…」

「ではあとは君にかせる」

マンションの前にでていく麻陽。

「皆様 このたびはご迷惑をおかけいたしまして

 申し訳ありませんでした

 沫嶋は まだ眠っておりますので代わりにご挨拶いたします

 事故で… 多数の方がお亡くなりになった中で

 沫嶋の幸運だけを手放しで喜ぶことは

 気が引けますけれども

 私にとっては 本当に奇跡のようで…」

衣朔もそばで待機。

謎の少女。

「プラントル・グロワードの

 特異点が生んだベイパーコーン

 その霧に隠された歴史の空白は

 意図されたものだったのでありんす〜

 てへぺろッ」


部屋に戻った麻陽。

「嘘をつくという才能一点に限っては君は天才だ」

「こんな嘘 好きでついてるわけじゃ」

チャイムがなりました。。

「沫嶋七瀬だ 開けるな」

「なんで? 実の妹でしょ」

「沫嶋黎士の妹で俺には関係ない」

「だからさ そこをうまくやってよ」

「俺に嘘をつく機能はない」

「さっき 母さんの料理を風味がどうとか

 うまいこと言ってたじゃない」

「俺に嘘をつく機能はない」

「じゃあ なんなのよ あなた味が分かるっていうの?」

「俺に嘘をつく機能はない

 沫嶋七瀬に対して適切な対応がとれない 消える」

「ダメダメダメ それは不自然」

「お義姉さん 私です 七瀬です

 あの ひと目でいいので兄さんに会わせてください

 兄さんの好きなパンと紅茶と牛乳持ってきました」

「ほら 記憶喪失ってことで」

「俺に嘘をつく機能はない」

「分かった 分かりました考えるッ」

「お義姉さん 兄さんは?」

ドアをあけたら部屋にとびこむ七瀬。

「あのね 実は…」

「兄さん? 兄さん!?

 兄さん… 兄さん?」

アンドロイドはベッドに横になっていました。

「ごめん 今 薬で眠ってるんだ」

「そうっすか…

 いやまあ… 顔見れただけで

 うん… 十分っす

 目が覚めたら これ食べさせてあげてください

 でも あれかな? 紅茶は熱いの入れ直した方がいいかな

 パンも お義姉さん手作りの方が喜びますかね

 慌てちゃって…」

「あのね 七瀬ちゃん

 黎士さん 頭を殴られて

 だいぶ記憶がとんでるみたいなの」

「ああ… それで記者会見のとき出てこなかったんですね

 なんか変だなって思ったんですが」

「もしかしたら 七瀬ちゃんのことも思い出すのにちょっと…

 だいぶ時間がかかるかもしれない」

「そうっすか…

 私のことも…

 大丈夫っす

 生きてりゃ十分です

 じゃあ あとはお義姉さんにお任せして

 何かあったら研究室にいるんで連絡ください」

「うん」

「じゃあね 兄さん また

 でも… 本当によかったです

 お義姉さん よろしくお願いします このとおりです」

「七瀬ちゃん…」

七瀬帰っていきました。

「さすがだ。見事な嘘だった。」

「最低。」

麻陽もでていきました。

衣朔と部下。

「しかし確かに飛行機事故のあった海上付近で

 沫嶋黎士のものと思われる 肉片が発見されたんですよね?

 なのに生きてるってどういうことっすか?」

「盤上の駒をいっぺん殺して 手駒にしたってことじゃないか」

「はあ?」

「将棋だよ 将棋」

カラオケボックスで密会。

「伍代さん」

「いやあ まいったね」

鑑定書を出しました。

「どうだったんだよ 声 変じゃなかったか?」

「変だね」

「異常なし」って書いてありますよ」

再生。

「角城です あなたの上官にあたります」

「この声だが コンピューターで解析するとなんの問題もない

 むしろ 完璧な人の声だ

 だが 耳で聞くと変なんだなあ」

「同感だね」

「これな 自称・沫嶋教授の血液だ

 DNA鑑定 頼むよ」

「あのさ なんかとんでもないやばいヤマなんじゃねえの これ」

「骨は探して拾ってやっからよ

 頼むぜ 墓には入りてえからよ」

角城と謎の少女。

「ARXIX−

 THE LAST QUEEN

大仰なコードネームだ」


「生きるべき人間が死に死

 ぬべきクズが生きる」


「君の兄の言葉だね」

「兄じゃねえ ナメんな!」

角城を倒す少女。

七瀬をおってきた麻陽。

「待って!」

「あのあの… お義姉さん?

  私 大学行かないといけない…」

「あのね

  これから話すことは 誰にも

 黎士さんにも言わないでほしいの

 約束して」

「分かりました…」

「あなたにだけは本当のことを言っておきたくて」

「一体 何なんすか?」

「黎士さんは…

 殺されたの」

「何言ってんですか さっき寝てたじゃないすか」

「あれは… 黎士さんにそっくりのアンドロイドで

 100年先の未来から私を守るために来たって

 なんだかSFみたいで

  ホントに私も信じられないんだけど

  ホントのことなの」

「あッ… 実は兄は

 未来と現在をリンクさせる研究をしてたんです

  だから… 殺されたのか」

歩きかけてまた戻ってきました。

「兄は死んだんですか?」

うなずく麻陽。

「あれは アンドロイド?」

また頷きました。

「私の命を…もう何度も救ってくれたの」

「それで… 殺人予告時間が変更されてたんですね」

「たぶん そう」

「うわーー!!」

叫びながらかばんをうちつける七瀬。

「 七瀬ちゃんやめて もうやめてッ

 分かったから…」

七瀬をとめる麻陽。

「何が分かったんですか…

 みんなを ぬか喜びさせて…

 ひどい女」


「麻陽さんしか…もう家族がいないんです」

といっていた七瀬。

「七瀬ちゃん…」

七瀬はタクシーでいってしまいました。

「なぜ沫嶋七瀬にしゃべった」

アンドロイドがそばにいました。

「実の妹を騙せるはずないでしょ

 七瀬ちゃんにだけは嘘をついちゃいけないのよ

 分からない!?

 人間には ついていい嘘と…」

「やむを得ない

 沫嶋七瀬を殺す」

「何言ってるの!?黎士の妹じゃない!

 あなたを ここへよこしたクライアントは黎士なんでしょ

  だったら…」

アンドロイドは姿を消しました。

黎士を思い出す麻陽も
走っていきました。





七瀬の反応にびっくり。
アンドロイドという事実をすぐに受け入れるのは
さすが科学者(?)だけど、そこで麻陽にああ言う?
知ったものは殺すって言ってるのに
麻陽、言っちゃダメでしょう・・・。
このアンドロイド、肉親の情とか持ち合わせてないんだから。

「俺の事件」とやらで仲間のアンドロイドたちが
ひどい目にあったらしいのにそれでも協力する
サプリと支援者がいるのか。
謎の美少女は「妹」と言われてキレてたし
どういう関係?
角城もあんなにあっさりやられてしまって
暗殺者10人片付けたら追加派遣はないの?

あんなハイテクアンドロイドとか
机の引き出し型移動装置をつくるくらいの
科学力があるんだから
バッテリーも一粒飲んだらオッケーなかんじの
ドラゴンボールの仙豆みたいなのにしておくべき。

ところで前回黎士が撃たれて血まみれになるとこでも
悲鳴でしたが今回もアンドロイドとはいえ手首がばっさり。
9時代のドラマでこれはやめてーー。





安堂ロイド/沫嶋黎士…木村拓哉(二役)
安堂麻陽…柴咲コウ   
沫嶋七瀬…大島優子
星新造…桐谷健太
サプリ…本田翼
小松左京子…山口紗弥加
江戸川斗夢…ジェシー(ジャニーズJr.)
栗山薫…山本美月
冨野好雪…日野陽仁
倉田朝晴…池田大   
謎の美少女…桐谷美玲
角城元…平岡祐太   
安堂景子…名取裕子(特別出演)
葦母衣朔…遠藤憲一





2013.10.21 Monday 12:22 | comments(0) | trackbacks(7) | 
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| キッドのブログinココログ | 2013/10/21 7:20 PM |
安堂ロイド 〜A.I. knows LOVE?〜 (第2話・10/20) 感想
TBSテレビ『安堂ロイド 〜A.I. knows LOVE?〜』(公式) 第2話『母の愛、家族の絆』の感想。 黎士(木村拓哉)の死とロイド(木村=2役)の出現に疲れ果てた麻陽(柴咲コウ)は、衝動的に電車に飛び込むが、またしても死ぬことをロイドに阻止される。刑事の衣
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/10/21 8:42 PM |
「安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」愛は100年後から?2ロイドは麻陽と七瀬を救うも葦母に見つかった事により麻陽は黎士は生きていると説明し難しい状況を作ってしまった
「安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」第2話は麻陽を救ったロイドだったが麻陽の自暴自棄に手を焼く。一方その間にも麻陽を狙って次の暗殺者が麻陽を狙ってきていた。ロイドはサプリに ...
| オールマイティにコメンテート | 2013/10/22 5:29 AM |
東京バンドワゴン&安堂ロイド&ミス・パイロット二話感想
■東京バンドワゴン二話 一話なんか泣けた〜。二話もメインキャストが多彩で話を面白くしてたし。亀梨和也と多部未華子のやりとりなんかもほのぼの?してていい。下町人情物語って感じだけど、独自の面白さがあると思う。玉置浩二がもっとアク強いのかと思ってたけどほ
| NelsonTouchBlog | 2013/10/23 5:53 AM |