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リーガルハイ 第4話

第4話



 ご近所様と言えども、些細なことでもめ事が起こる昨今。
古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)も毎度のことだが
もめている。古美門の奏でる麗しいとは決して言えない
バイオリンの音に、黛がクレームをつけたのだ。黛は
自分だけではなく、近所からもクレームが来ると言うのだが、
服部(里見浩太朗)は一度もないと否定する。
 そんな古美門法律事務所に、近隣訴訟が持ち込まれる。
依頼に来たのは東山冬海(猫背椿)。最近もめ事が多かった
隣家の西平なつ(佐藤仁美)にハサミで腹を刺されたのだ。
幸い命に別状はなかったものの、先に冬海がゴルフクラブで
殴り掛かったという経緯から刑事裁判で、なつは無罪となる。
この判決に不服の冬海は民事裁判を起こすことにしたのだ。
 冬海の慰謝料を全額弁護費用に充てるという申し出に、
古美門は了承。なつの弁護人が羽生晴樹(岡田将生)であることも
意に介さない古美門だったが、裁判の日程の連絡を受けた
服部から、裁判長の名を聞くと黛とともに驚く。その裁判長とは、
かつて法廷を侮辱したとして古美門を牢屋にぶち込んだ
別府敏子(広末涼子)だった。
 民事法廷が開廷する。やはり別府は、古美門のお世辞に
眉ひとつ動かさない。それどころか、古美門の劇場型の
意見陳述は厳しく注意される始末。反対に、別府は羽生の
柔らかな物腰には好感を持った様子。勝負あったと感じる黛だが、
別府は詳細な説明を古美門に求めてくる。




ヴァイオリンを弾く古美門。

「断る。 君に私の趣味を阻害する権利は ない。」

「バイオリンを やめてくれと言っているわけではありません。

 私が ここで仕事をしてるときは控えてもらえませんかと

 お願いしてるんです!」

「私の家で 私が何をしようが私の勝手だ!」

「私の職場でもあります。」

「心地よいBGMは仕事の効率も上げるはずだ。」

「はっきり申し上げて 騒音です。」

「騒音?」

「迷惑行為です。」

「私のバイオリンが発展途上であることは 認めるが

 迷惑行為とまではいえない。君の偏った意見だ。」

「私が おかしいっていうんですか?」

「もちろんだ。 もっとも君に 音楽の良しあしを

 判断する能力がないことは想定済みだがね。」

「私だけじゃなく ご近所の皆さんも迷惑してると思います!」

「証人に聞こう。 服部さん私のバイオリンの音色に対し

 ご近所から苦情が寄せられたことはありますか?」

「いいえ ありません。」

「一度もですか?」

「はい。 ただの一度も。」

「むしろ 私の奏でる音楽を午後の ひとときの潤いにしているのだよ。

 近隣住人の憩いのためにも控えるわけにはいかないね。

 というわけで 請求は棄却だ!

 己の仕事の遅さを人の趣味のせいにせず黙って励みなさい」

「くそ音痴。」

笛をふく黛。

その映像からストリートで演奏する外国人。
楽しそうにみてる羽生。

そこへ若者たちがやってきました。

「ねえあのさ 誰に 許可 取ってここで やってるわけ?

 ここ 俺たちの場所なんだけど。僕らも あっちこっち 頭 下げて

 ここ 使わせてもらってるんでこんなことされると困るんです!」

羽生がでていきました。

「君たち。

 ギターめちゃくちゃ うまいよね。

 よく聴いてるよ。

 絶対 いけると思うけどなあ。コラボ。」

楽しそうにコラボスタート。
羽生も参加してる。。

クラブで踊る人たちの中でトラブル発生。

「あんた。」

「あっ?」

「今 私のお尻 触ったでしょ!」

「触ってねえよ。てめえみてえなブス。」

「ブス?」

「てめえ触るんだったらこっちの女 触るわ ボケ!」

「私の方が…。」

「やめろ!」

その場に別府がいました。

「あなた さわったんじゃありませんか?」

「触ってねえよ!」

「ここの店にはあそこと あそこに防犯カメラが付いています。

 確認すれば 事実誤認かどうかはっきりするでしょう。」

「それは…。」

「これは 立派な痴漢行為であり「ブス」と ののしったのは

 女性へ対する侮辱行為です。

 何より 男性として愚劣です。」

「そうよ!」

「あなたもこのような遊興施設に露出の多い服装で来たのであれば

 痴漢行為が誘発されることは想定するべきです。

 両者 共に 大人としての振る舞いが できないのであれば

 今後 出入りを禁じます。

 本日は閉廷。」

クラブがなぜか法廷のように・・。

きれいな住宅街。

西平家でピアノを弾く子ども。

「そこピアニッシモでしょう。

 もっと滑らかに。」

隣の東山家からふとんをたたく音が。
ピアノにつっぷしてしまうなつの子。
剣山に花をつきたてるなつ。

冬海の子はゲーム。

「しゃあ。 よし いけ。」

怒って隣に行く西平なつ。

東山家の警報がなり冬海が玄関のモニターをみたら
なつがはさみをもっていました。

「毎日いいかげんにしてよ!」

 「冬海さん! 出てきなさいよ!」

 「うちの子供が何にもできないでしょ!」

 「冬海さん! 聞こえてるでしょ!」

 「出てきなさいよ!」

でてきた冬海はゴルフクラブでなぐろうとし
とっさにはさみで刺してしまうなつ。

「キャッ!」

「わ〜!」

「あっ!大丈夫?誰か! 誰か来て!冬海さん… 冬海さん!」

その裁判の弁護士は羽生。

「判決を言い渡します。主文 被告人は無罪。

 本件 暴行は 防衛の意思を持って行われたことを 否定できず

 正当防衛が成立しないことの証明がない…。」

それを不服に思った冬海は古美門事務所へ。

「私は死にかけたのに正当防衛なんて 納得できません。」

「ゆとりの国の王子さまにまんまとしてやられたわけですね。」

「それで民事裁判を起こそうと?」

「隣を追い出すこと できませんか?」

「お願いします。」

「法的に 引っ越しを命じるのはなかなか難し…。」

「もちろん できます。

 ただし 金しだいですが。」

「慰謝料を取ってくれれば全額 差し上げます。」

「では 2,000万ほど分捕りゆとり王子をたたきのめしましょう。」

「庶民から 2,000万も取るなんて無茶ですよ。」

「家を売っ払えばどうにかなるだろう。」

「それに 何か 羽生君のことを無駄に意識してません?」

「してるか! あんなの眼中にない!」

「分かりました。 失礼します。

 確かに 今までにはないタイプの相手でございますからな。」

「笑わせないでください。

 ミスター ウィンウィンが「ジーザス!」とか言って

 頭を抱える姿が目に浮かびますよ。」

「裁判の日程が 決まりました。

 裁判長は この方です。」

それをきいて同時に叫ぶ古美門と黛。

「ジーザス!」

裁判の日。
古美門、羽生には失礼な態度。

「少しでも好印象を持ってもらえるよう努力してください。
 
 でないとまた ろう屋に入れられますよ。」

「分かってるよ。」

「足! 足!」

別府がはいってきました。

「ご無沙汰してます 別府裁判長。今日も お美しいですねえ。

 また ご一緒できて 光栄…。」

「開廷します。」

第1回 口頭弁論

「起立。

「鋭利な刃物と スポーツ用品 いったいどっちが凶器でしょうか?

 それなのに 刑事判決は正当防衛。

 被害者である東山さんが悪人のように扱われています。

 理解し難い!命を落としかけたんです!

 助かったのは奇跡なんです!」

「あっ…。」

「ごく当然の権利として治療費と

 慰謝料2,000万円を請求いたします。

 また 自分を殺そうとした殺人未遂犯が隣に住み続けている。」

歩きながら演説する古美門を別府が注意。

「原告代理人。原告代理人。

 ここはブロードウェーではありません。」

「存じております。」

「代理人席に戻り冷静な主張を心掛けなさい。」

「慰謝料2,000万円を請求するとともに

 現住居からの転居を要望するものであります。以上。」

「だから 言ったじゃないですか。」

「東山さんには心から お見舞い申し上げます。

 ですが請求は 受け入れられません。

  先に ゴルフクラブで殴りかかってきたのは

 東山さんの方であり西平さんは やむを得ず

 自分の命を守ったにすぎないからです。

 先に行われた刑事裁判においても

 それを認めていただきました。」

「そのようですね。」

「私が 父の仕事の関係で住んでいたサウジアラビアには

 こんな ことわざが あります。

  「サソリは 踏まなければ刺さない」」

「サソリは…。」

「メモするほどの言葉ではないと思いますが。」

「被害を受ける側にも原因があるという意味ですね。

 勉強になります。」

「原因の多くは 残念ながら東山さんの方にあります。

 引っ越すべきなのも東山さんの方ではないかと考えます。」

「被告代理人 弁護士1年目と伺いましたが

 実に落ち着いた法廷態度です。

 大変よろしい。」

「ありがとうございます。」

「これ もう 負けじゃありません?」

「相変わらずのいかれた くそ判事だ。」

「何か言いましたか?」

「相変わらず いかした名判事だと。

 次回の期日を決めましょう。」

「まだ 終わりではありません。本件は 訴状だけでは

 原告の主張が 分かりにくいため

 本日は 時間の許すかぎりじっくり審理していくことにします。

 原告代理人あらためて説明しなさい。」

「望むところです。」

「多くの庶民にとってマイホームは夢です。

  東山 冬海さんも そうでした。郊外の住宅街に

 新築一軒家を購入した 彼女は新居での生活に夢を膨らませました。

 同じ大安の日西平なつさんの一家も隣に引っ越してきました。
 
 冬海さんと なつさんは年齢も同じ 家族構成

 息子の年齢夫も 同じサラリーマン。

 すぐに意気投合し親友となったのです。

 頻繁に 両家を行き交い調味料を借り合い洋服を貸し合い
 
 息子たちに ピアノを習わせ

 休みの日には バーベキューを共に楽しみました。

 何て理想的な隣人同士でしょう。

 しかし この関係は長くは続きませんでした。

 なぜ デスパレートな関係になってしまったのか。

 しょせん 隣の芝生は青いのです。」

「原告代理人。」

「はい。」

「前に出ないように言ったはずです。」

「失礼しました。」

「今度 前に出たら廊下に立たせます。」

「ハハハ ご冗談を。 話を戻します。

 きっかけはほんの小さな ほころびでした。」

《小学校受験?》

 《記念受験よ》

 《思い出にさ 受けてみない?》

 《あ〜 そうだね》

「しかし 結果はなつさんの子供だけが受かり

 冬海さんの子供は 落ちました。」

《なつさん おめでとう。紀明君 すごい》

 《記念受験なのにびっくりしちゃった。

 でも お金もバカにならないからうちも 公立にしようと思って》

 《駄目よ。 せっかく受かったのに もったいない。

  うちのことは気にしないで私立 行って》

「口では そう言ったものの実際に 毎朝 私立の制服を着て

 登校していく なつさんの子と公立校に通う わが子の姿を

 見比べるたびに冬海さんの心は沈むようになりました。

 なつさんは記念受験と言っていながら

 陰では息子に猛勉強をさせていたに違いないのです。」

「異議あり!そのような事実はありません。認めます。」

「臆測で発言しないように。

 それから 古美門 研介弁護士。」

「失礼しました。 」

「戻ります。」

「もう戻らなくて結構です。すでに忠告したとおり 実行を命じます。」

「ハハハハ!冗談 きついで…。」

「わたしは法廷内秩序を乱しました」

という紙をもってたたされた古美門w

「あちらです。」と道案内・・・。

かわって黛が。

「私も当初は本件の請求は不当なものかもしれないと

 思いましたが 事情を知るにつれ

 冬海さんに同情できる点が多分にあったことが分かってきたんです。

 お二人の息子さんが仲良く習っていた ピアノでも差が 出始めました。

 紀明君は 大きなコンクールに出るようになりましたが

 弘夢君は挫折してしまったんです。」

なつの家族の会話をみている冬海。

 《何 食べよっか?》

 《おすし 食べたい》

 《じゃあ駅前で 特上ずしでも食べようか》

「また なつさんのご主人は順調に出世していきましたが

 冬海さんのご主人は不運にも 会社の業績が悪化し

 両家の生活レベルにも格差が出始めました。

 こんなことも あったそうです。」

《冬海さん 布団たたきで布団をたたくのって

 奇麗になるどころか逆効果なんだって》

「冬海さんは 物を知らないことをバカにされた

 侮辱されたと感じたそうです。」

ケンカする子どもたち。

 《お前が悪いんだよ!》

「親同士の あつれきはお子さんにも伝わっていきました。」

 《紀明》

 《行くわよ》

 《ちょっとうちの子 ケガしてんのよ》《ちょっと!》

 《いってらっしゃい…》

「腹いせに嫌がらせに走ってしまうほど

 冬海さんの精神を追い詰めていたんです。

 どちらが悪いわけでもありません。

 しかし 今まで 何もかも同じだった 2人にとっては

 小さな差が 大きな心の溝になっていきました。」

黛も古美門のように動いて熱演。

「黛先生 あなたもブロードウェー志望ですか?」

「あっ 自分でも知らぬ間に!申し訳ありません。

 裁判長 決して 古美門に 影響を受けているわけではありません。

 あの人を軽蔑してるんで。

 完全に 裁判長寄りの人間ですから私は。

 そこのところ どうか。」

いや、絶対影響うけてるw

古美門は貴和のところに。

「ひっどい裁判官だろう?

 信じられる? どSなんだよ。」

「あなたが どMだからちょうどいいじゃない。」

「どっ どっ… どMじゃないよ。僕はノーマルだよ。」

「完全なる どMよ。

 その裁判官私の担当になったら面白いのに。」

「お互い 嫌いなタイプだよ。それに 民事と刑事は 別だ。

 あんな 偏見の塊みたいな小娘に

 死刑案件を裁かれて たまるか。」

刑務官が貴和にたばこをもってきて
火をつけました。

「どこまで手なずけてるんだ。」

「頼んだら許してくれんのよ。」

「だから 君は死刑になるんだよ。

 人間の 最も厄介な感情は 嫉妬だ。

 親友同士が嫉妬一つで 殺し合いになる。

 君を死刑台に送ろうとしてるのは全国民の 嫉妬だ。」

古美門のはまきはとりあげられた。

「また来るよ エマニエル夫人。」

事務所に戻りました。

「あっ いらっしゃい…あっ おかえりなさいませ。」

蘭丸が食事中。

「お邪魔してま〜す。」

「調査は 進んでるんだろうな?」

「順調っすよ。しかし 隣付き合いっつうのも大変っすね。」

「同情することはない。自業自得だよ。

 不動産業界に だまされて夢のマイホームという名の

 掘っ立て小屋を 売りつけられ 

 ローンで がんじがらめになった奴隷たちの 惨めな いさかいだ。」

「よく 先生 受けましたね。」

「この手の ご近所トラブルは最も ちょろい仕事の 1つだ。

 事実も へったくれも ない。

 弁護士の腕しだいでいかようにもなる。

 手早く稼ぐにはもってこいなのだが…。」

「相性の悪い裁判官に当たってしまいましたな。」

「相性の問題ではありません。

 あんな変態女は 失脚させた方が法曹界のためだ。

  蘭丸君 今夜あたり別府 敏子の 食事に 毒を盛れ。」

黛の忘れ物を流す古美門。

「それは さすがに ちょっと。」

「では 別府の家を燃やせ。」

法廷。

「放火事件ですか?」

「はい。なつさんの家から出火したんです。

 幸い 軽い ぼやで 済んだのですが何者かによる放火だろうと。

 犯人は 見つかりませんでした。

 ですが なつさんは冬海さんを疑ったんです。

 根拠は 何も なかったのに。」

「なつさんの立場なら 疑うのは無理のないことだと思います。」

羽生の発言に別府も同意。

「無理のないことでしょう。」

また冬実が外にでるとなつの家の犬が。

 《チャンプ》

「防犯のためと思われたのでしょうが

 この行為がさらなる事件を呼びました。」

 《キャ〜!》《誰か…》《ちょっ… 誰か!》

チャンプが冬海をおそっていました。

 《チャンプ! ハウス!チャンプ!》

「原因は リードを しっかりと固定させていなかったことでした。

  冬海さんは自分を襲わせるために

 わざと リードを外していたのではないかと 疑い

 防犯カメラを設置し厳重な警備を施しました。」

「異議あり! あくまで 過失です。」

「冬海さんは 腕を 4針 縫いました。」

「今 チャンプは?」

「訓練施設です。」

「その1カ月後あの事件が起きました。」

《「うちの子供が何にもできないでしょ!」》

「冬海さんはなつさんが手にしている大きな はさみを 見て

 恐怖のあまり パニックに陥り

 何とか わが身と家族を守ろうとしたのです。」

 《キャッ!》

 《わ〜!》

 《あっ!》

古美門事務所。

「うまい。」

「お一人で頑張ってらっしゃるんですから

 今夜は 黛先生のお好きな 

エスニック料理にでもいたしましょうか。」

「気を使う必要ありませんよ。

 どうせ 今頃がに股で叫んでますよ。

 「仲良しの

お隣同士に戻れるはずです!」って。」


「フハハハハ!似てる似てる。」

「仲良しの

お隣同士に戻れるはずです!」


そのとおりでしたw


「仲良しの

お隣同士に戻れるはずです!


 あっ… そう信じたいです。

 ですがここまで こじれてしまった以上

 それは もう無理なのかもしれません。

 緊急避難的に どちらかが引っ越さないといけないのであれば

 冬海さんの家より  収入が多くローンの残高も少ない

 なつさんのお宅にどうかそれを引き受けていただきたい。

 そう思うしだいです。

 以上です 裁判長。」

「被告代理人今の説明に 異論や訂正があればどうぞ。」

「若干冬海さん目線に偏っていますが 大まかには 今のとおりです。

 私も冬海さんには 同情しています。

 しかし 全ては冬海さんが なつさんに激しい嫉妬を

 抱いたところから始まっているんです。

 東山さんが転居なさるのがこの場合一番なんだろうと思います。

  以上です。」

「どちらに より非があるのか判断するに当たり

 直接 確認したい点が何点かあります。

 次回 現場検証を行います。」

「現場検証?」

現場検証にいくのに古美門をおぶってきた黛。

「現場なんかに行くことないだろ。

 だいたい 何で みんな 一緒に行くんだ。 面倒くさい女だな。」

「これも 裁判官の権限ですから。

 まあ 遠足と思えば楽しいじゃないですか。」

「全員 揃ったようなので質問がなければ出発します。」

「バナナは おやつに入りますか?」

「あっ!」

「黛先生 ここ どうぞ。」

「うん。」

「晴れて よかったね。」

「そうね。」

「私はタクシーで。」

「ここが空いています。」

別府の隣にすわった古美門。

「しり取りでもします?

冗談ですよ。」

「ゴリラ。」

「やるの?」

現地につきました。

「だから 私は負けてない。

香港は アルファベットで書くと「G」で終わってる。

 つまり 正確には ホングコング。

 「ン」じゃない 「グ」だ。

 キングコングをキンコンって言いますか? ねえ。

 ホングコング。 ホングコング。

 リピート アフター ミー!

 ホングコング。」

「両家には 一時的にウィークリーマンションに入ってもらってます。」

「いまさら あなたが観察しても何も見つからないと思いますが。」

さっそく調べ出す別府。
BGMがガリレオ。

「実に面白い。」

「何だ 今のは。 パクリか?」

「いつも裁判所にいるからはしゃいでるのかも。」

「あれで はしゃいでるんですか?」

「大はしゃぎだ。」

「デッキブラシは いつも ここに?」

「そうみたいですね。」

「実演してみましょう。

 黛先生は なつさん古美門先生は冬海さんをお願いします。

  真剣に お願いします。

 はさみは万が一のことがありますから。」

と巨大なはさみを用意。

「絶対 楽しんでますね。」

「どこまで やりたい放題なんだ。」

「Ready action!」

羽生もノリノリなら古美門も黛もノリノリ。

「出てこ〜い!

 この がに股の給料泥棒が〜!

 いつも ひどいことばっかり言いやがってこの 横分け野郎!

 かかってきやがれ 朝ドラ〜!」

「ちちちちちっ…。」

「とったど〜!」

「何〜!」

「ちちちちちっ…。」

「これ 参考になります?」

「私が要請しました。これも 再現してみましょう。」

「黛君。」

「冬海役は 先生でしょうが。」

「私がケガをしたら国家の損失だろ。 君が やれ。」

「 No No No 僕が やります。黛先生は離れてて。」

「ありがとう。」

「け〜!」

「OK チャンプ ステイ ステイ。

 ゴー 晴樹 ゴー。うおっ! 先生!

 ゴー。」

「ハウ ハウ ハウ ハウ…!」

古美門にじゃれつくチャンプ。

「嫌〜!

 あ〜!

 服部さ〜ん!」

「先生!」

「待ちなさい。

 よく見なさい。襲われているのではありません。」

「う〜。」

「好かれてる?」

「そうか。」

「状況は よく分かりました。」

チャンプに顔をなめまくられる古美門。

「遠足なんて嫌いだ。遠足なんて嫌いだ。

 遠足なんて嫌いだ〜。」

原告本人尋問

「東山 冬海さん 次に 西平家の番犬 チャンプに

 襲われたときのことをお聞きします。

 本当に襲われたんですか?」

「どういう意味ですか?」

「現場検証をしたところチャンプはデッキブラシを持った人間に

 飛び掛かっていきました。襲っているようにも見えますが

 実際は じゃれていました。チャンプはデッキブラシを持った人間は

 遊んでくれると思っているようです。」

「異議あり!あれは 絶対に襲ってました!」

「却下します。」

「もちろん なつさんはそんなふうに しつけていません。

 誰が そう しつけたんでしょう?」

「知りません。私は 襲われて ケガをしました。

 お隣が 私を襲うようにしつけたんだと思います。」

「チャンプが 本気で襲えば

 腕を 4針 縫うくらいでは済まないでしょう。

 冬海さん もう 楽になりましょう。

 あなたは 襲われたふりをしたんですよね? ケガも 自分で。」

「異議あり!」

「却下します。」

「冬海さん リードもあなた自身が 外したんですね?

 被害者を装い なつさんの一家を追い出すために!」

「異議あり!」

「却下。」

「どうして!」

「原告 答えなさい。」

「それは 証言の強要ですよ。冬海さん 答えなくていいです。」

「仮に被害者を装ったのだとすると

 ゴルフクラブの一件も誘発した可能性が 発生します。」

「どういうことですか?」

「はさみを持ってきたことを正当防衛の口実として襲った可能性です。」

「冗談じゃない。それは違います!」

「「それは」ということは犬の件は 認めるのですね?」

「そっ… それも…それも違います!」

「裁判長 あなた自身が誘導尋問してますよ。」

「原告代理人発言に気を付けなさい。

 原告 あなたも ご主人もゴルフをやらないはずです。

 なぜ ゴルフクラブを用意したのですか?」

「夫と息子がプレゼントしてくれたんです。

 気晴らしになるんじゃないかって。」

「凶器として使うことを想定して用意したのでは?」

「いいかげんにしてください!

 あの女は 私の うちをめっちゃくちゃにしたのよ!」

「冬海さん 黙って。」

「何でもかんでも自分が上だと思って人をバカにして!」

「しゃべっちゃ駄目!」

「黛 真知子弁護士。

 原告の発言をやめさせる権限はあなたには ありません。

 退廷を命じます。退廷を命じます。」

退廷させられた黛。

事務所に戻ってきました。

「何なんですか あの人は!めちゃくちゃ過ぎますよ。」

「前から言ってるだろう。下々の者をいじめるのが大好きな

 欲求不満の変態女王さまだと。」

「問題にならないんですかね?」

「なってるに決まってる。裁判所内では 札付きの問題児だ。」

「まあ 裁判官は いわば国に仕える役人ですからな。」

「すでに 刑事裁判でなつさんに正当防衛が認められてる以上

 それをひっくり返す判決を出すのは 難しい。」

「失礼します。」

「刑事と民事は 別とはいえかなり圧力を

  かけられているんじゃないんでしょうかね。」

そのとおり、刑事裁判長にすれちがいざまに
声をかけられている別府。

「別府分かってるだろうな?」

「だから余計に むしゃくしゃしてるのさ。」

「だからってもう少し 本人たちの身になってほしいですよ。

 これで負けたら いくら何でも冬海さんが かわいそ過ぎます。」

「なぜ かわいそうなんだ?」

「何もかもなつさんに 差をつけられて…。

 嫉妬したって仕方ないですよ。」

「どっちがどっちに嫉妬してるって?」

「はっ?」

「まあ 見ていたまえ。

 地下作戦が 着々と進行中だよ。」

蘭丸はゲーセンでなつの息子と接触。

「そこ そこ そこ 追い込め!おっ いいぞ いいぞ いいぞ!

 きた〜 しゃあ! ナイス 相棒。

 俺たち 最強コンビじゃね?」

「先輩もすげえ センスいいよ。もう一戦 いこうぜ。」

「あっ あっ あの話してくれたらな。」

「しょうがねえな。」

羽生の事務所。

「古美門事務所を追い込むなんてすごいじゃないか。

 やるな こいつ!」

「何か 不安そうじゃん?」

「相手が相手だ。このままいくはずがない。

 今度こそ あの人に勝たないと…。

 じゃないと不幸な人が 増え続ける。」

「晴樹 あなた本来の自分を 見失ってない?」

「えっ?」

「いつの間にか古美門先生と同じ土俵で戦ってる。

 忘れないで。

 あなたは 古美門 研介を 倒した男なんだから。」

「僕が倒したわけじゃないよ。」

「ふ〜ん。

 まっそういうことにしとこう。」

「えっ 何?えっ どっ… どういう意味?」

別府と黛。

「おはようございます。」

「別府裁判長。

私たちのことは嫌っても結構ですけど

 当事者たちのことは どうか公平な目で 見て

 あげてください。」

「私は 常に公平です」

被告本人尋問

「布団たたきの音に 我慢ができず苦情を申し入れに行った。

 そうですね?」

「はい。」

「なぜはさみを持っていったんですか?」

「たまたま 花を生けていてそのまま持っていってしまったんです。」

「たまたま?」

「はい。」

「冬海さんは あなたのことをねたみ 憎み 恐れ

 非常に不安定な精神状態だったことは知っていますよね?

 私ならはさみは 持っていきません。

 冬海さんを逆上させる危険性が高いからです。

 何も持っていかないかより 身を守る武器になるものを

 持っていくか どちらかです。

 もう一度 聞きます。

 なぜ はさみを持っていったんですか?」

「だから 何となくです。冬海さんの状態が

 そんなに危険だとは思いませんでした。」

「「ママに 何か あったらすぐに ご近所さんを呼んでね」

 出ていくとき 息子さんにそう言いおいたのにですか?

 事実 息子さんは そうされました。

 なつさん あなた 冬海さんが襲い掛かってくることを

 期待していたんじゃありませんか?」

「異議あり!」

「却下します。」

「冬海さんを凶行に走らせたのは あなたです。

  犯罪者に仕立て上げ隣から追い出すために。」

「命を落とすところだったんです。」

「そんな危険なことするはずないでしょう。

 デッキブラシ。

 いつもどおり 冬海さんはデッキブラシを使うものだと思っていた。

 殴られたところで 命を落としたり大ケガをする危険性は 低い。

 でも まさかゴルフクラブを持っているとは。

 あなたは パニックになり

 被害者になるつもりが加害者になってしまった。

 違いますか?」

「何で私が そんなことするんですか?

 私は 冬海さんに対して何とも思ってません。

 冬海さんが 一方的に私に嫉妬してるんです。」

「塾をサボって ゲームセンターに入り浸りですね 紀明君。

  学校でもうまくいっていないようで

 公立に行きたかったとあなたを恨んでいるようです。

 ご主人もほとんど帰ってきませんね。

 相手の女子社員 ご存じなければ教えて差し上げますよ。

 それに対し 冬海さんのご主人は可能なかぎり

  この裁判を傍聴し冬海さんを励ましています。

 息子の弘夢君は お父さんと一緒にお小遣いをため

 もともと スポーツが好きだった

 お母さんのためにゴルフクラブをプレゼントしてくれました。

 あれあれ? 隣に嫉妬してるのはどっちでしょう?

 初めは何もかも 同じだったのに

 どうして こんなに差がついてしまったんだ。

 夫の稼ぎは悪く 息子はピアノも受験も失敗したのに

 何で 隣の方が私より幸せなんだ!

 あんな家族 出ていけばいいのに!」

「何の証拠があってそんなこと言うんですか!」

「子供は 親が思うより親の行動を 目ざとく見ています。

 お母さんのためにずっと黙っていたけれど。」

なつが火をつけるところをみていた息子。

「冬海さんの犯行に見せ掛けるためだったのでしょうか。

 あるいはこんな家 燃えてしまえばいい…

 そんな気持ちもどっかに あったんでしょうか。

 必要ならば 次回 新たに西平 紀明君の 証人尋問を

 行うことも 可能ですが小学生には酷でしょう。

 西平なつさん あなたは冬海さんに 激しい嫉妬を抱き

 犯罪者に仕立て上げようと様々な画策をした。

 揚げ句 生け花ばさみで冬海さんの腹部を刺し

 大ケガを負わせたんです。

 これは 立派な計画的犯行ですよ。

 全ては あなたが 家庭づくりに失敗したことが 原因だ。」

「私だって努力したわよ!

 私の方がずっと… ず〜っと努力したわよ。

 なのに 何で…。

 何で 隣の方が 楽しそうなのよ。」

「これが 人間の本性です。

  誰でも 心に 嫉妬というけだものを 飼っている。

 そして その けだものは暴れだしたら 最後もう 手が付けられない。

 壊れた隣人関係は元には戻らないんです。

 せめて 気が済むまで暴れさせ白黒をつけてやるのみ。
 
 笑顔で 世界が変わることなどないのです!

 刑事裁判において 十分な審理が行われなかったことは

 返す返すも残念ですがしかたがありません。

 賢明なる別府裁判長にこそ公平で独創的な判決を期待します。

 判所内の しがらみなんかにとらわれることなくね。

 もちろん われらが別府ちゃんならそうするでしょう。

 以上です。」

「またブロードウェーになってしまい申し訳ありませんでした。」

事務所。

「それでは 勝利の前祝いということで。」

「前祝いをするほどの仕事ではありませんでしたね。

 歯応えが なさ過ぎて。」

「でも こうなるとなつさんが気の毒ですね。」

「敗者に同情する必要はない。」

「分かってますよ。

  依頼者を勝たせるのが私たちの仕事です。

 ただ 実際は 冬海さんにも非は あると思うから…。」

「ご近所トラブルを起こすような低所得者どもは

 どちらも悪いに決まっている。」

「双方 納得がいく 解決法はなかったんですかね。」

「あるわけないだろ。裁判は 勝つか負けるかだ。

 私が へたれ王子に勝った。

 ただ それだけのことだ。」

「私 分かりました。先生が 羽生君を嫌う理由。

 イケメンで 爽やかで心が奇麗で

 自分にないものぜ〜んぶ 持ってるから嫉妬してるんだ。」

「バカバカしい。顔も 性格も 身長もぜ〜んぶ 勝っとるわ。」

「ひょっとすると脅威を感じてらっしゃるのでは?

 あの方のえたいの知れない潜在能力に。」

「脅威?それこそ バカバカしい。」

黛の写真を見ている羽生。

《笑顔で 世界が変わることなどないのです!》

壁にはってある自分のパネルを見つめました。

「そうさ。笑顔で変えるんだ。」

事務所

「羽生先生が和解を申し入れてきました。」

「妥協は 一切なし。全面降伏以外は 受け入れない。」

「それで結構だそうです。」

「負けっぷりだけは いさぎいいね ゆとり王子は!」

「楽な仕事だったんなら少しくらい

 まけてあげてもいいじゃありませんか。」

「フゥ〜!へいほ〜! ひゃっひゃっほ〜!ひゃっひゃっほ〜!」

和解期日

「被告は 原告の請求を全て受け入れるというんですね?」

「はい。」

「あの 失礼ですけど2,000万も払えるんですか?」

「何とか…。」

「きっちり払っていただきましょう。

 もちろん 転居もしていただけるんですよね?」

「はい。」

「素晴らしい。 では これで。」

「あっ あっ あの…引っ越しは いいです。」

といいだす冬海。

「はっ?」

「いいって?」

「引っ越しは しなくてもいいです。

 うちが 引っ越そうと思います。」

「引っ越す必要ないんですよ。」

「うちだけ残っても気まずいと思うから。」

「ローンでがんじがらめなんでしょ?」

「安い所に越せば 何とか…。」

「冬海さんわれわれは勝ったんです。

 向こうが 白旗をあげてるんです。」

「いいじゃありませんか。

冬海さんが それでいいとおっしゃってるんですから。

先生が 全面勝利したことには変わりありません。」

「もちろんだ! 私が勝ったのだ〜!」

「西平さん どうですか?」

「うちも 今の所は 居づらいので引っ越します。」

「じゃあ 両家とも引っ越す。

 それも いいかもしれませんね。」

「では その内容で 和解を成立…。」

ノックの音。

「どうぞ。」

子どもたちがはいってきました。

「弘夢。」

「紀明。」

「和解の話し合いにどうしても2人が 参加したいって。

 さっ 言ってごらん。」と本田さん。

「あの…和解したら また弘夢君と遊んでもいいんですか?」

「2人がケンカするようになったのは

 「もう遊んじゃいけない」ってお母さんに

 言われたことが原因なんです。

 バーベキュー楽しかったんだよね。」

「和解条件の追加を命じます。

 お子さん同士の 友人付き合いは今後も継続を許す。

 それと もう1点最後に もう一度バーベキューをすること。

 これは 裁判所命令です。」

「やった。」

「やった!」

「また 紀明君と遊べる!」

「また 遊べるだって。」

勝ち誇った顔の羽生を苦々しくみつめる古美門。

「うん よかった。」

「ありがとうございました。」

「ありがとうございました。」

「ラブ&ピース!」

とふたりの肩をくむ本田さん。

「どんなマジックを使ったの?」

「マジックなんかじゃないよ。

 なつさん ご主人と離婚することにしたんだ。

 だから その間に入って

 慰謝料2,000万ほどで話をつけただけ。」

「冬海さんまで「引っ越す」って言いだしたのは?」

「最近 仲良くなったミュージシャンがいてさ

 偶然親が 大手不動産会社の重役で

 偶然 あの辺の物件を探してて

 偶然 相場より いい値で両家に 話を持ってったらしい。」

「フフ 紛れもなくマジックね。

 違法すれすれの。」

 古美門先生はやっぱり圧倒的だな。

 僕には ささやかな一矢を報いるのが 精いっぱいだ。」

「顔は ずいぶん晴れやかだけど。」

「気が付いたんだよ。

 僕の目的は裁判で勝つことじゃない。

 当事者が幸せになることだって。」

「吹っ切れたみたいね。」

「僕は 諦めないよ。」

「おっ おっと…。

 古美門事務所じゃ黛先生の良さは 発揮できない。

 絶対に うちに来るべきだ。

 君が必要なんだ。」

「羽生君。」

「黛先生。」

「えっ ちょっ…。」

「じっとしてて。」

裁判所前で堂々とキス・・?!
じゃなかった。

「カナブンが。

 もう秋なのに。 温暖化かな?」

ダメだ この男。

「そうね。」

別府にからむ古美門。

「何か?」

「助かりましたね。

 お仲間に 望まれない判決を出さずに済んで。」

「何のことでしょう。」

「分かったんですよ。

 あなたが 私や黛に理不尽な仕打ちをする理由が。

 嫉妬してるんです。」

「嫉妬?」

「好き勝手やってる われわれがうらやましいんだ。

 窮屈な場所で ストレスをためて

 嫌がらせで発散するくらいならこっちに来たら どうです?

 正々堂々と 気に入らないやつをたたきのめせますよ。」

「この世界が窮屈だと思ったことも

 あなた方をうらやましいと思ったことも一度もありません。」

「そうですか。

 まあ せいぜい 頑張るがいい。

 だがどうしても苦しければ無理することはない。

 その節は 大いに敵同士として やり合いましょう。

 あなたのこともたたきのめせると思うと楽しみだ。」

「今日のようにですか?」

「ええ。私の 完全なる勝利でしたから。」

「そうですね。 あなたの勝利です。

 ただ あなたの生き方もじゅうぶん窮屈なように見えます。」

古美門の股間を蹴って歩きだす別府。

「ノー! オー!

 ノー! ノー!

 イエス。 ウィ  ボーン。

 ボーン。」

両家では仲良くバーベキュー。

「やった!」

「よっしゃ〜!」

「引っ越す日 決まった?」

「まだ。 引っ越し先が 見つからなくて。」

「うちは もう決まった。わりと近場の 分譲マンション。」

「そう。」

「まだ…隣が 空いてるみたいなんだけど。」

とチラシをみせる冬海。

「フッフフフ。」

「フフ。」

古美門事務所。

「裁判に勝つことではなく 幸せにすることが 目的ですか。」

「はい。 古美門先生とは正反対。

 ますます すてきになりました。」

「おっ お〜。」

「服部さんの言うとおり脅威になるかも。」

「無駄口をたたいてないで仕事をなさい。」

ヴァイオリンを持っている古美門。

「また やるんですか?」

「文句あるか!」

「いいえ。」

「服部さん どちらへ?」

「あっ あの… ちょっと そこまで。」

「そういえば先生が バイオリンを始めると

 す〜っと どこかへ行きますよね。

 何か持って。」

「毎度ご迷惑おかけしてます」とのしがかけられた包み。

「 「羊羹」?」

「ご近所への付け届け。」

「いつも配ってたんですか?」

「ご近所とのトラブルを回避するためには

 まあ それなりの努力が必要でございまして。

 あっ 先生には ご内密に。」

そこへ誰かから電話。


「はい。

 あっ やはり あなたの目に狂いは なかったようで。

 羽生 晴樹どうやら覚醒し始め たようでございます。

 彼なら古美門 研介を 凌駕するやも。」

また古美門・父かな?

ヴァイオリンを弾く古美門。

「う〜ん。

 そろそろリサイタルだな〜!」



別府、久々登場。
あいかわらず古美門との相性は悪し。

黛も否定しながらしっかり古美門に
染まっていってるのが笑える。

戦略をかえてきた羽生は裁判には負けても
勝負には勝ったということですかね。
その羽生は誰かから送り込まれてきた人材
だったのか。
古美門パパ?

それにしてもこんな事件にまでなったのに
もう一回お隣に住もうという発想がわからない。
また同じこと繰り返しそうな気がする〜。


古美門研介  堺雅人
黛真知子   新垣結衣
羽生晴樹   岡田将生

安藤貴和   小雪
加賀蘭丸   田口淳之介
本田ジェーン  黒木華
磯貝那光    古館寛治
三木長一郎   生瀬勝久
沢地君江    小池栄子
服部      里見浩太郎





2013.10.31 Thursday 10:02 | comments(0) | trackbacks(14) | 
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