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安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」 第5話

第5話



消したくない記憶があることで共感し合えた麻陽(柴咲コウ)と
ロイド(木村拓哉)。麻陽は自ら命名した“ロイド”という名で
初めてロイドを呼び、二人の生活にも変化が生まれる。
だがそんな中、麻陽は真相に近づき始めた部下の星(桐谷健太)から
事情の説明を迫られる。星の身を案じ、これ以上関わらぬよう
警告する麻陽。しかし星は、一命を取り留めた刑事の葦母(遠藤憲一)に
捜査の協力を申し入れる。



ロイドと仲良くなった麻陽。

「ロイド  ローイードー」

「大丈夫か?」

「我ながら いい名前つけたな 

 ロイド あんまり時間ないけど

 やってみよっか」


将棋のルールをダウンロードしますか?

はい

ダウンロードを完了しました

インストール中

インストール終了しました



「初心者でござる  では お願い申す いざ 覚悟」

「何だ? その言葉」

「ダウンロードしたデータの用語だ」

将棋をさすふたり。

「黎士には1回も勝てなかったからな〜

 でも どんなに忙しくても寝てなくても

 私の相手してくれた

 記憶って大事だね

 ねえ 聞いてる? ロイド」

「王手 失礼 詰みでござる」

「詰み?」

「角が きいていた

 初歩中の初歩の見落としだ」

将棋の駒を投げる麻陽。
うけとめるアンドロイド。

「無駄だ」

また投げる。

「繰り返す 無駄だ」

「出社時間だから負けてやっただけよ

 さあ 会社行こうはあ〜ッ ムカつく

 時間がないから 今日は負けてやったけど

 私は しつこいからね

 勝つまでやるから!」

麻陽は出社。

サプリがいました。

「感情ねえ

 てか 何なの? このいい感じは」

「何の用だ」

「回診よ

 あんたが体調悪くなってんじゃないかなって思ってさ」

「問題ない」

「あッ そう

  えッ?ニャーッ ニャッ ニャッ!ニャーッ」

机におしこまれてしめられました。

そのあとアンドロイドに異変が。

エニグマ・エンジン・ソフト社

「おはよう」

「おはようございます」

「帰らなかったんだ」

「ええ うちに帰る気になれなかったんで」

「そう」

「報告1 左京子さんの親父さんが

 奇跡的に一命を取り留めたそうです」

「えッ? よかったね」

「報告2 クラウドサービスの件

 ようやく全てのバグが解消したそうです

 プレスリリースの叩き台お願いします」

「はい すぐ取りかかります」

「報告3 沫嶋黎士さんが事故後

 医者にかかった履歴がありません 頭を殴られてから

 一度も医者に診せてないんですか?」

「黎士さんの知り合いの大学のお医者さんに

 往診に来てもらった」

「往診でも健康保険は使いますよね 履歴がないんですよ 全く」

「星くん プライバシーの侵害よ いい加減にして」

「じゃあ これは何ですか?」

殺人スケジュール表

「少し前にネットに出回ってたもんらしいです

 ご存じですよね?

 教えてもらえますよね

 恐らく僕は 相当真実にたどり着いてますよ」

「いくら あなたが王手をかけたつもりでも

 今 起こってる出来事の真相にたどり着くことはできないわ

 そして あなたに報告4

 星くん お願いだから これ以上この件には関わらないで

  あなたには死んでほしくないの」

星の後ろから銃をつきつけるアンドロイド。

「お願い やめて」

「すいません トーカーですね」

アンドロイド消えました。

「ごめんね」

「こちらこそ

 麻陽さんが 話したいと思ったときに話してくれればいいんで

 でも 僕もあなたを守りたい

 黎士さんには 及ばないかもしれませんが」

「何で あの女がモテんのかさっぱりだニャッニャッ」

サプリがみていました。
ひきだしがあいたまま。

衣朔の病室。すっかり元気。

「あり得ない 絶対あり得ない」

「何が?」

「あの大ケガから まだ2日ですよ

 こんなに早い回復なんて」

「…アイテッ! あ〜ッ 全快には程遠いよ このヤブ医者」

左京子がバッグで殴りました。

「何すんだよ お前よ」

「助けていただいたのに

 何て 口のきき方してんのよ バカ

 すみません 安楽死をお願いします」

「はッ」

「返事してんじゃねえよ お前」

「安楽死なんて生ぬるい 切り刻んで

 グッチャグチャにして殺してください」

「誰に似たんだ あの野郎」

スーツと荷物をもってきた冨野。

「おお  悪いな  サンキュー

 何だこれ? 何だよ」

骨壷。

《骨は探して拾ってやる》

《頼むぜ 墓には入りてえからよ》

「鑑定屋の伍代か?」

「DNA鑑定の結果

 間違いないそうです」

サプリはペットショップをのぞいていました。

「ニャーッ」

「わあ〜ッ ありがとうございます カワイイ

 ねえ この子がいい」

「分かった」

「リア充 ファック!」

東京帝國大学

PCにむかう七瀬。

過去急になって引き出しいっぱいの薬を
水で流し込みました。

謎の少女を思い出す七瀬。

《医学 科学 歴史の情報
 
 つまり 全ての未来を手に入れることができる》

そこにアンドロイドが。

「何におびえている」

「何しに来たの?

私を殺そうとしたらあなたの秘密は世界中に ばらまく」

「君が組み上げたプログラムはすでに破壊してある」

「えッ?」

「君は常に俺の監視下にある

 それを忘れるな」

研究室の学生たちもやってきました。

「おはようございます」

「どうしたの?」

「どうしたのって

 このあと 10時半から沫嶋教授の授業ですよ」

「えッ あなたがやるの?」

「そうだ」

「何言ってるんですか?」

「資料は揃えました」

「教授 行きましょう」

「それは必要ない」

骨壷をみつめている衣朔は
ベッドからおきあがりました。

「衣朔さん 何するんすか!」

「おちおち 寝てられるかよ」

アンドロイドが講義をはじめました。

「次元物理学の授業を始める前にひと言 伝言を伝える」

「伝言?」

「 「未来は全て決定している」

 フランスの天才物理学者

 ピエール=シモン・ラプラスは言った

 彼の理屈は こうだ

 これから起きる全ての現象は今まで起きたことに起因する

 とすると この宇宙に存在するあらゆる原子の動きを

 全て認識することが可能であれば

  これから起きる事象は全て計算できる

 すなわち
 
 未来は全て 決定している

 しかし我々は今 何が起きているのか

 世界の1パーセントも認識することができない

 理解することができない

 無知なるが故に空虚な夢や希望を持ち

 無駄な努力をする

 未来は全て決定しているのにもかかわらずだ

 では ラプラスに反論してみよう

 我々の誰かが 1941年12月1日の日本にタイムリープして

 これから戦争を起こすと

 日本は大変なことになるということを伝えることはできるか」

七瀬が手をあげて発言。

「沫嶋教授の理論が もし正しければ
 
 伝えることは可能です

 まあ 私達には質量があるので過去には行けない

  しかし 情報は質量がゼロなので

 過去と未来にメッセージを伝えることは可能だと

 沫嶋教授は考えていました」

「そのとおりだ 情報は質量ゼロ

 すなわち 人の思いは時空を超える

 この数式からも分かるように光の速度は一定だ

 だが 光も空間も

 重力の影響を受け曲がることが確認されている」

チャイムがなりました。

「時間だが続ける

 この図におけるPからPまでの

 光の進む道筋には理論上 もう一つ

 最短の道が存在する

 その道を進むことのできる素粒子が存在すれば

 その素粒子を使って 時空を超えてデータの交換が可能となる

 もちろん 2013年の現在情報を伝えるテクノロジーを

 人類は持ち合わせていない

 だが いずれ そのテクノロジーは

 ここにいる誰かが生みだすことになるだろう

 ピエール=シモン・ラプラスは偉大な物理学者であり

 哲学者であり 天才ではあったが

 生命という存在を軽く見すぎていた

 全知全能など必要ない

 人の思いは未来を変えることができる

 過去の過ちさえ変えることができる

 生命は正しい未来へ導く力のことだ

 そして 一つの生命によって世界が支配され続けないよう

 全ての生命には終わりがあり

 次の世代へバトンが渡されていく

 そのことだけは忘れるな」

「兄さん?」

「伝言は以上だ」

講義がおわってでてくると
アンドロイドにまた異変が。

そこへ七瀬がやってきました。

「兄さんからの伝言 ありがとう」

「俺の意思ではない クライアントの命令だ」

「兄さんからでしょ?」

検索中・・

検索中・・

404 NOT FOUND


「クライアントクライアントが誰だか分からない

 君は常に俺の監視下にある

 君が道を誤ろうとしたらそのときは容赦なく殺す」

「その ふらつきも芝居?」

「俺に嘘をつく機能はない」

不思議少女がいました。

「ヒヨってんじゃねえよ ババア」

「いつから いたの?」

「ずっといたよ

 大丈夫だよ あいつは敵で私は味方

 しかも あいつのスペックじゃ私の存在は捉えられない

 あいつ 旧型だからね」

「アンドロイド?」

「そんな軽い言葉で 片づけないでほしいな〜

 私は あんた達より 知能も感性も体力も

 全てにおいて何千倍 何万倍もある

 この世界の全ての人間の脳波をリアルタイムで計測し

 その全ての思惟から未来も予想できる

 あんた達 人間が望んだ

 全知全能の存在

  何も悪いことするわけじゃない

 未来の技術をこの世界に配ってやって何が悪い

 例えば がんだって脊髄損傷だって

 簡単に治してあげられる 飢えもなくなる

 それが何で嫌なの?」

「でも 兄さんが…」

「私は あなたの未来を知ってる

 私の言うことを 聞いた方がいいよ」

またふらつくアンドロイド。
すわりこんでしまいました。

「サプリ どこだ?サプリ!!」

「何か用?」

「早く修理しろ」

「嫌だね」

「なぜだ? 理由を言え」

「修復のしようが ないんだもん

 あんたに芽生えた感情のプログラムは

 戦闘特化プログラムと干渉しあって

 論理的エラーを起こしてる」

「修復しろ」

「初期化するしかないよね

 全ての記憶が消えてしまうけど

 いいよね?」

記憶を思い出すアンドロイド。

《ありがとう》
《あなたの名前はロイド》
《記憶って大事だね》

「嫌なの?

 決めてから呼んで 私 忙しいから」

サプリ消えました。

胸をおさえるアンドロイド。

麻陽の会社。

「 遅くなりました すいませんでした」

「休めばよかったのに お父さん まだ大変なんでしょ?」

「あんなクソジジイ 早く死ねばいいんです それより私

 今日の2時から麻陽さんの取材があるって言ってました?」

「取材?」

「ニュースサプリ高倉宏代と申します

 あらッ 怒ってらっしゃいます?

 お待ちしてたのこちらなんですけどね」

サプリでした。

「すみません 私が…」

「お待たせして申し訳ありません

 どういったインタビューでしょう」

「立派な旦那様をもつのほほん奥様という企画ですが…」

「私 のほほん奥様じゃありませんけど」

写真をとったカメラマンをどつくサプリ。

「どうしました?」

「あッ いいえ

 では早速お時間をいただきまして

 あの 仕事されているところでインタビューを…」

衣朔と冨野。

「慌てたって手がかりはないんすから!」

「うるせんだよ」

そこに声をかける星。

「あの公安仇課の刑事の方ですよね?

 あの 私

 お嬢さんの同僚の星と申します」

「彼氏か?」

「まさか あんなビッチ」

「ビッチ?」

星、殴られました。

警察で話をすることに。

「僕の上司は安堂麻陽

 お二人が追ってる沫嶋黎士の婚約者です」

「何を根拠にそんな寝言 言ってんだ お前」

「あなたは弊社の小松左京子

 …さんに会う口実で

  うちの安堂麻陽に会いに来た

  あなたのこと調べましたよ こう見えても

 世界で10本の指に入るハッカー

 ではないんですけどね

 ポケットの中でICレコーダーまわしてるでしょ」

「てめえが否定しようがな

 ハッキング行為でムショにぶちこんでやるよ」

「証拠は残してませんよ」

「証拠なんか どうだっていいんだよ

 いくらでも ねつ造してやるよ」

「俺は安堂麻陽を守りたいんだよ!

 そのためには あんた達の望む資料を全部提供する

 捜査にも全面的に協力する その結果

 俺だけがムショにぶちこまれても構わない

 あんた達のことは絶対にしゃべらない

 ただ 今 この2013年に起こってる現実は危険だ

 そして そのことに気づいてんのもあんた達だけだ」

「言葉だけで信用しろってのか」

「あなたが利用してた私立探偵の伍代さんが

 殺される前に残していた資料です

 角城という男の声のデータ

 そして今 沫嶋黎士と名乗っている男の血液データ」

《自称 沫嶋教授の血液だ DNA鑑定 頼むよ》

「そして これが伍代さんが最後に残していたレポートです

 簡単に説明すると 何の変哲もない声と血液だというデータを

 コンピューターは はじき出した

 しかし 彼の残したPCは未知のウイルスに感染していました

 この声のデータか血液のデータを検査しようとすると

 データを改ざんするよう  

 ウイルストラップが仕掛けられていたようです

 すなわち 角城という男とその沫嶋という男は

 人間じゃないそれが伍代さんが出した結論です」

たばこを骨壷にそなえる衣朔。

それに手をあわせる星。

「ありがとな」

「はい?」

「手 合わせてくれて 金に汚くて科捜研クビになったクズだが

 死んだ今となっては こいつの笑い顔しか思い出せねえよ

 この紙 知ってるか?」

「最近知りました殺人予告リストですよね」

「俺が機密費であちこちのお偉いさんとこに

 潜り込ませたネタ元が

  ひと月ぐらい前に持ち込んできた資料には

 沫嶋黎士の名前しかなかった

 そして 送信元はちょうど100年後の

 2113年の誰かだってことだった

 その後 沫嶋黎士はどうやら自分のパソコンのセキュリティーを

 わざと外したらしい

 彼の研究成果目当ての同業者達がアクセスしてきた

 沫嶋の研究結果を知ったやつらがそのリストの連中だよ

 そして 沫嶋黎士を含め全員が殺された

 安堂麻陽を除いてな

 殺されたやつの身辺を色々 洗ってみたよ

 そしたらな 銃弾とか

 いくつかの物証が残ってた

 こんな薬莢まで残されてたよ

 ご丁寧に2113年って書かれてある」

「これで捜査したんですか?」

「するわけねえだろ

 裁判所に捜査がずさんで信憑性に欠けるって言われて おしまいだ」

「じゃあ何で そいつらわざわざ こんな証拠物件…」

「敵」

「えッ?」

「いや 敵っつうか何つうか分かんねえけどよ

 そいつら沫嶋黎士を追い詰めてるぞって

 沫嶋にアピールしたかったんじゃねえか?

 だから 婚約者である安堂麻陽の名前まで

 殺人予告リストに入れた」

「じゃあ 麻陽さんと一緒にいる沫嶋黎士と そっくりのやつは

 その殺し屋達の仲間?」

「いや 沫嶋黎士のそっくり人形は恐らく 殺し屋達の敵だ

 そして 安堂麻陽を守ってる

 こっからがやっかいなんだけどな

 どうやら殺し屋達の方が警察らしい

 未来の警察組織が2013年の人間を

 すでに何百人も殺してる

 グランシア航空の飛行機事故も含めてな」

「警察が時代が違うとはいえ人を殺していいんですか?」

「まあ 権力っていうのはそういうもんだろうがよ

 俺は許さねえがな

 このことをつかんだからには俺達全員

 2113年の警察に 口封じされるかもしれねえ」

「覚悟はしてますよ  命に代えても俺は麻陽さんを守る」

「伏せろ!」

冨野がが殺し屋。

衣朔が反撃し逃げました。

アンドロイドがきた?
倒れている冨野。

「冨野…」

「何が起こったんすか?」

「どうやら 助けられたようだな」

道を歩いていて倒れるアンドロイド。


プログラムは予期しない理由で終了しました

使用中のすべてのアプリケーションを終了して再起動します

進行中・・

進行中・・

再起動に失敗しました

ゼロクライドに報告し、サポートを申請しますか?

はい



麻陽のインタビュー

「旦那様に対する不満は何ですか?」

「不満?」

「頭にケガされるとかなりの方が性格変わるとか」

「不満なんてないです 彼は どうあろうと彼ですから」

「どうあろうと? はあ〜ッどういう意味ですか?」

「とは?」

「「どうあろうと」と言ったということは

 以前と様子が違うという意味ですよね」

「言葉のあやです 特に意味はありません

  もう そろそろよろしいですか」

「では最後に今 ご一緒に住んでいる彼が

 もし 姿形が一緒の全くの別人だったとしたら

  どうしますか? その彼はあなたのことをどう思っているでしょう

 あなたは彼のその気持ちの変化に

 気づいてるんじゃありませんか?」

「私は信じていますから 彼のことを

  お引き取りください」

「ありがとうございました」

カメラマンは消え
かばんを叩きつけるサプリ

「何やってんだろ 私…」


ARX-13の修理に急げ


「知るか」

でも机の中からでてきました。

「やっぱ動かなくなったか」

「早く修理しろ」

「うっせえな

 私は あんたのメイドでも彼女でもねえんだよ」

「任務を拒否し続けるなら 別の支援機を要請する」

「残念でした〜

 今は音声データしか生きてないから

 1機プリントアウトするのに63年と3ヵ月かかっちゃうんです

 ていうことでお願いモードで頼みなさいよ!」

「そんな機能 俺にはない」

「インストールしてあげよっか」

「必要ない 早くしろ」

「この前 言ったでしょ

 あんたに芽生えつつあった感情が

 アプリケーション化し始めてる

 簡単に言うとあんたの戦闘特化プログラムに

 感情のプログラムが がんのように無秩序に侵食し始めてる」

「説明はいい 修理しろ」

「だから 初期化するしかないのよ 全ての記憶を消して」

「ダメだ」

「何言ってんの 壊れちゃうよ」

仕事中の麻陽。

「弊社のエニグマクラウドサービスは初心者にもやさしい操作性

  全てのデバイスへの対応

 公開したい相手に合わせて公開設定をカスタマイズできます」

「なるほど いいっすか?

 おおッ へえ〜ッおおッ なるほどね」

「失礼します」

「失礼します」

麻陽に声をかける冨野。

「安堂麻陽さんですね」

「先に帰ってて」

「はい」

「先日は どうも」


アスラシステムを起動します


アンドロイドはいつものように注入。
立ち上ったけど倒れた。

「大丈夫?」

冨野と麻陽

「安堂さん 沫嶋黎士さんのことで

 ちょっと お話を伺いたいので

 署まで ご同行願えませんか?」

「どういった理由でしょうか?」

「理由は…いりません」

銃をむける冨野。


戦闘特化プログラムに致命的なエラーを検出しました

アスラシステムをシャットダウンします



「初期化する!」

「ダメだ」


アスラシステムを強制再起動します


立ち上がるアンドロイド。

「やめて 殺されちゃう!」

麻陽をおいつめる冨野。

「死ね」

アンドロイドがとめました。

「ハッ!」

「ロイド」

「安堂麻陽が死ぬことは

 禁じられてる」

また不具合がおき撃たれて倒れました。

「だから殺されるって言ったじゃん!」

と映像をみているサプリ。

アンドロイドをかばう麻陽。

「逃げろ」

「私だけ逃げるわけにはいかない」

「俺は破壊されるのが前提の消耗品だ

 君には代わりがいない」

「あんたにも代わりはいない」

「安堂麻陽

 そりゃ みんなホレるわな」

映像をみていたサプリ。

「角城 あとは頼むよ」

サプリが麻陽たちのところにいきました。

「サプリ」

爪をのばしてアンドロイドにさしました。

「 アスラシステム 強制シャットダウン」

「やめろ」

「何すんの」

「黙れ」

「やめて!」

「プログラムのバグ直してんだよ!」

「えっ?」


ダウンロード中

プログラムをインストールしますか



「オフコース」


冨野の口からから出た光をうけるサプリ。

「あッ あッ あッ あ〜ッ!

 これが 敵の本体…

 あ〜ッ!チックショーッ」


プログラムをインストールしました

再起動しました


苦しむサプリに銃を向けるアンドロイド。

「ロイド この光が 敵の本体よ…

 撃って」

「撃てない なぜだ!」

「感情のプログラムをインストールした

 あんたの人格を残したまま

 バグを直せる唯一の方法よ

 ごめんね…

 こいつを 私の中に閉じ込める」


サプリが明るい球体になりました。

「サプリ」


ごめんなさい 降参します
助けてください


「騙されんな!

 こいつは外に出たら

 あんたの中に入り込んで全てのプログラムを破壊する

 私の皮膚のラテックスで

 絶縁処理してある だから

 あんたの手で この私ごと

 原子還元処理して

 早く!

 は… や… く…」

光る球に近づくアンドロイド。
戦場での記憶とサプリの記憶が蘇る。

《動くな!》

「I love you ロイド…」


球体をみつめるアンドロイドはつらそう。

「原子還元処理の許可を申請する」


申請中

申請中

申請を許可しました



「サプリ お前を忘れない

 お前がくれた この心の痛みを

 俺は破壊されるまで

 ずっと大切に抱えていく

 原子還元処理を実行する

 ありがとう」

涙を流すアンドロイド。

麻陽のマンション。

アンドロイドはベッドにもたれていました。

「ロイド 寝てる?」

「いや 一つ 尋ねてもいいか?」

「何?」

「安堂麻陽にとって 沫嶋黎士は何だった」

「難しいこと聞くな」

「撤回する 忘れてくれ」

「あのさ ちょっと嫌なこと言うね

 サプリからもらった感情のプログラムの中に

 今の質問に似た何かが あったんじゃない?

 サプリにとってあなたが何だったのか

 私にとって黎士はね

 運命の人

  多分 生まれる前から

 ずっとずっと一緒にいたんじゃないかなって

 一生忘れられない

 かけがえのない存在

 サプリにとっては

 あなたが そういう存在だったのよ」

「俺達に前世はない

 運命もない

  データを移植したかどうか

 ただ それだけだ」

「でもさ その

  データって呼んでるものが

 思いとか

 思い出になってるんじゃないの?

 うちの母さんね物を捨てない人なの

 物にも命がある 心がある

 大事に使ってればいつまでも長持ちするって

 母さんね 毎年ひな人形飾るの

 私が小さい頃からず〜っと同じのを飾ってるのよ

 麻陽がちっちゃい頃からの思い出が

 ギューッて詰まってるって

 大切に取ってあるの

 そのひな人形 見るたんびにね

 私が すごしてきた時間とか

 母さんの思いとか感じられるんだ

 別にロイドが人形と一緒だって言ってるわけじゃないのよ

 私 黎士がいなくなって

 どうしよう もう生きていけないって思ってたけど

 あなたが現れて

 あなたの思いを感じて

 救われてる

 私には

 あのサプリって子の気持ち

 分かる… 気がする」

「俺達のことを

 そんなふうに思ってくれた人間は

 君が初めてだ

 今の言葉

 サプリにも聞かせてやりたかった」

「大丈夫

 ロイドの思い 届いてるよ」


愛を知ったアンドロイド。

芽生えた感情が戦闘プログラムとうまくいかず
システムエラー?
すごい高性能アンドロイドなのに
予期せぬシャットダウンとか2013年レベル・・。

感情プログラムをインストールすれば
記憶を残したまま生き延びられるとのことで
サプリが強制的にいれてくれたけど
感情プログラムをもっていたサプリは
アンドロイドにほのかな恋心を抱いていたのか。
あのちょっと生意気な態度も
好意の裏返し。

サプリを原子還元処理して別れを悲しみ
涙を流すなんて
高性能アインドロイドと
人間の差は身体能力くらいしかない。

サプリがいなくなったら誰が修理にきてくれるのでしょう。

唯一の部下も失ってしまった衣朔さんは
星くんとふたりで立ち向かえるのか。

ところで初回から気になっていたのですが
知能も感性も体力も優れている全知全能の神のような
高性能な謎の少女もサプリも
なんで言葉づかいはあんなに汚いのでしょう。




安堂ロイド/沫嶋黎士…木村拓哉(二役)
安堂麻陽…柴咲コウ   
沫嶋七瀬…大島優子
星新造…桐谷健太
サプリ…本田翼
小松左京子…山口紗弥加
江戸川斗夢…ジェシー(ジャニーズJr.)
栗山薫…山本美月
冨野好雪…日野陽仁
倉田朝晴…池田大   
謎の美少女…桐谷美玲
角城元…平岡祐太   
安堂景子…名取裕子(特別出演)
葦母衣朔…遠藤憲一





2013.11.11 Monday 14:15 | comments(0) | trackbacks(4) | 
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