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リーガルハイ 第7話

第7話



NEXUSにうつった黛。

「サウジアラビアのことわざ
 
 「目的地に たどりつきたければ最高のラクダを手に入れろ」

 ようやく 手に入れました。NEXUSの新戦力。カモ〜ン!」

「お金や 勝つことが全てではない。

  誰もが幸せになれる社会を実現する。

 NEXUSの理念にかねてから共感してました。

 ようやく私らしい弁護士活動ができます。

 黛 真知子です。よろしくお願いします!」

「君のような優秀な人材を…。」

「Welcome to NEXUS!真知子!」

「イェ〜イ!」「カモ〜ン!」

「イェ〜イ イェ〜イイェ〜イ イェ〜イ!NEXUS 最高!」

黛最初からなじんでる。

「真知子。」

「はい。」

「裁判 引き受けてくれてありがとう。私もサポートするから。」

「じゃあね お疲れ。」

「お疲れさま。」

「こっちの案件も君が入ってくれて助かったよ。

 こんなに ちゃんとした答弁書は久しぶりに見た。

  じゃ。」

「お疲れさまでした〜。」

黛と羽生が残りました。

「ありがとう。」

「初日から飛ばし過ぎじゃない?」

「物足りないぐらいよ。

 先 帰って。 戸締まりしとくから。」

「待ってるよ。」

一緒に帰るふたり。

「やっと 君を手に入れた。来てくれて ありがとう。」

「追い出されただけだよ。」

「君のために心を鬼にして 手放したんだよ。

 古美門先生は。

 助手を探しまくってるらしいよ。」

「あの人 書類仕事なんか全部 私にやらせてたから。」

「なかなか決まらなくて困ってるみたい。心配?」

「別に。 私の存在の大きさを今頃 思い知ったかって感じ。」

でもこっそりのぞきにいく黛。
すぐ蘭丸にみつかってしまいました。

「何してんの?」

「うわ!」

「真知子ちゃんここ 辞めたって聞いたけど。」

「あっ うん そうなんだけど何か 私がいなくなって

 先生が困ってるんじゃないかなあって…。」

「そうなんだよ。

 今も 面接中なんだけどさ。」

美女ばっかりやまほど。

「法律関係の仕事をしたことがない?そんなの関係ない!
 君は バスト90なんだろ!1次審査 合格! 次!」

「エントリーナンバー38。上から 88 60 85。

 ああ 中学 高校は新体操をやられていた。」

「やほ〜!リボンで くるくるくるって僕のこと巻ける?」
「巻ける!くるくるくる…。」

「よ〜し全員 1次審査 合格!次 水着審査。

 みんな 水着 持ってきてるね〜?」

「は〜い!」

「ではあちらで着替えてください。」

「はい!」

「イェイ イェイ。僕 目つぶって 待ってるからね〜。」

「先生今 食べる物は ありません。」

「いや〜 こりゃ今日も決められそうにないぞ!

 どうしよう。困ったな〜! 困ったな〜!」

「ねっ 超困ってんだよ。」

「何せ 前のが色気もへったくれもないくそやかましいだけの
 がに股迷惑女だったからさ今度は 慎重に選ばないと。

 まだかな〜 まだかな〜。まだかな〜 まだかな〜。」

古美門に大根をなげつける黛。
それは服部さんがキャッチ。

「んっ? どうかしました?」

「えっ!いえ 何にも。」

「私が バカだったわ。」

「はい 先生。」

「真知子ちゃんが担当することになった 案件。」

「相変わらずのごみ拾いだなあ。」

「やっぱ 先生も心配なんっすね。

 真知子ちゃんに力 貸してあげようとするなんて。」

「まぬけ 逆だ。

 朝ドラぽんこつヒロインとゆとりの国の へたれ王子

 まとめて抹殺してくれるわ。」

「誰か〜ホック 留めてくれませんか?」

「はいは〜い!」

着替え中へはいっていく古美門。

「キャ〜!」

「A.T.フィールド 全開。」

ww

アニメ裁判。

「「じゃあ またね〜」

 どこにでもいる普通の女の子花ちゃんが

 隣のコンビニでお菓子を買った帰りにまか不思議な

 大冒険をすることになる アニメ映画『コンビニ帰りの花ちゃん』

 ご存じのとおり邦画の観客動員記録を更新しました。

 今や国民的アニメ制作会社となったスタジオ小春日和。

 ですが その内実は小春日和とは 程遠いものでした。

 劣悪な労働環境。

 常軌を逸した労働時間。

 最低賃金すれすれの給与。」


《まだか〜?》

《はい!》

「そして 何より同社の代表であり世界的アニメ監督

 宇都宮 仁平氏のスタッフに対する非人道的な仕打ち。」

《花ちゃんはこんなふうには走らない!》
《描き直し!》
《違う。 描き直し!》
《下手くそ! 描き直し!》
《描き直し!》
《花ちゃんはな!》

描き直しの嵐。こないだ手塚先生のドラマでもみたな・・。

《う〜!花ちゃんなんか知るか〜!うわ〜!》


「作画担当の穂積さんはそのまま行方不明。

 2カ月後 青函トンネルを徒歩で渡っているところを

 保護されました。
 何を質問しても 彼は…。」

《流氷が見たいんですよ》

「ただ そう答えていたそうです。

 今も 自宅療養中で働けずにいます。

 穂積さんの 治療費と慰謝料の請求ならびに

 宇都宮監督からの謝罪を要求するものです。

 以上です。」

「被告代理人。」

「同社の労働環境は労働基準法に照らし

 何ら 違法とは考えられませんし

 宇都宮監督の言動も世界のトップを走り続ける職業人として

 当然のものです。

 甘やかされて育ったゆとりの ぼんくらどもが

 仕事もできないくせに権利だの補償だの抜かし始めてから

 この国は おかしくなったんだ!

 アニメ産業をはじめ世界の最高峰で戦うわが国の

  あらゆる分野のプロフェッショナルたちのためにも

 この請求は 断固 拒否します。」

「う〜。」

裸裁判

「その日の朝も大石 佳苗さんは 礼拝のため

 日曜教会へ向かっていました。」

窓から全裸の男性がみえ悲鳴をあげる佳苗さん。

《キャ〜!》

「佳苗さんはショックで 男性恐怖症となり仕事も休職しました。

 そうですね?」

「はい。」

「結婚相談所から紹介された男性とも 会えなくなり

 結局 退会しました。

 損害賠償と 精神的苦痛に対する慰謝料の 請求は

 正当なものと考えます。以上です。」

「誰もが 人目を気にすることなく自分らしくいられる場所

 それが 自分の家です。

 独身の郷田さんは家では 基本的に全裸です。

 何が悪いんでしょう? 確かにカーテンを閉め忘れていました。

 しかし 日曜の早朝です。人が通ると思わなかったんです。

 佳苗さん 郷田さんがウインクしたとおっしゃっていますが

 ホントにウインクでしたか?」

「あれは ウインクです。

 いやらしくウインクしながら私の方に向かってきたんです。」

「カーテンを閉めようとしただけですよ。

 佳苗さん 失礼ですが男性経験は おありですか?」

「なっ… 何てこと!」

「異議あり! 本件とは無関係です。」

「原告は 男性に対し過剰な自意識とゆがんだ倫理観を

 お持ちのように見受けられ るので。

 佳苗さん 成人男性の一物を生で見たのは 初めてですか?」

「なななっ…何を聞いてるんですか?」

「では 分かりやすく言い換えます。」

「男の …を見たことはありますか?」

ピー音wwww

「おっ… おぞましい!」

「神が創られし ありのままの姿のどこが おぞましいんですか?

 男の …がなぜ おぞましいんですか?」

「異議あり! 不適切な表現です。」

「どの言葉が 不適切なんですか?」

「法廷で …なんて 不適切で…。」

黛までP音ww

「…が不適切なら何と言えばいいんですか?

 …ですか? …ですか?」

「だから …とか …とか色々 言い方あるでしょう!

 …とか …とか!」

「その辺にしとこう 真知子。どんどん えぐくなってる。」

「ハァ ハァ。」

「佳苗さん 大丈夫ですか?」

「気分が悪いです。これ以上 できません。」

「休廷 願います。」

「何で…と言ったぐらいで気分が悪くなるんだ!

 いい年して 男に免疫のないかまととのせいで

 露出狂の変態扱いされ迷惑しているのは被告の方なんです!

 請求は 断固 拒否します!」

「休廷を願い出てるでしょうが!」

インコ裁判。
暇そうなラーメン屋さん。

《あ〜全然 客 来ねえな》《チクショーめ!》

そのときテレビにインコが。

《何と こちらのカフェが大繁盛している理由は

 こちらの看板娘なんです!》

《オカメインコのオードリーで〜す》

《いらっしゃいおいしいよ》《いらっしゃい おいしいよ》

《ピッ… ピッ… ピースケ?》

「オードリーこそ 5年前 渡辺さんのラーメン店から 逃げ出した

 愛するピースケだったんです。そうですね?」

「ひっ… 一目で間違いないと思いました。」

「返還を申し入れても 被告は拒否するばかり! そうですね?」

「どうしても返してくれないのでやむなく 法的手段に。」

「客寄せが いなくなると困るからです!

  渡辺さんの愛鳥を金もうけに利用してるんです!

 窃盗といっても過言ではない!

 動産引渡請求権に基づき断固 ピースケの返還を請求します!

  以上です。」

「渡辺さんのラーメン店から平野さんの喫茶店まで

 直線距離で200km以上 離れています。

 そんなに移動するものでしょうか?」

「したんでしょう。」

「これが オードリーです。そして これが

 あなたが飼っていたピースケですね?」

見た目が全然違う。

「何をもって ピースケだとおっしゃるんですか?」

「そりゃ ピースケだからだよ。」

「なぜ 分かるのかと聞いてるんです。」

「なぜも くそも あるかい。ピースケだから ピースケだって

 言ってんだい。 チクショーめ!」

「だから なぜ…。」

「異議あり!同じ質問を繰り返しています。

 原告は 本来の飼い主として理屈ではなく分かると

 答えているのです。
 
 まさに 飼い主とインコとの言葉を超えた絆です。

 それ以上 確かな根拠があるでしょうか?」

古美門に文句をいう黛。

「どういうつもりですか?」

「何の話だ?」

「私の訴訟相手の代理人を

 根こそぎかっさらってることですよ!」

「私は真面目に仕事をしてるだけだ。」

「私が いなくなって 寂しくてちょっかい出してるわけですか。」

「ごみが いなくなって実に すがすがしい毎日だよ。

 ついでに ごみ弁護士どもが1カ所に集まってくれたんで

 この際事務所ごと消えてな くなれば

 もっと すがすがしいだろうと思ってるだけさ。」

「やれるもんならやってみなさいよ!」

「何だと この。」

「和)あの〜 悪いけどその やりとり

 別場所で やってくれないかな。

 ここに 死刑囚がいるんだけど。」

貴和の面会室でした。
貴和の待遇よすぎ!!

「失礼しました。貴和さん 死刑にはさせません。

 最高裁での進め方について話し合いましょう。」

「話し合わなくていい。君は 首になったんだ。

 今後は 私一人でやる。ご苦労だった。」

「引き続き 私も担当します。」

「貴和ちゃん 言ってやって。

 幼稚園児はお友達と お遊戯してろって。」

「何で あんたが 勝手に決めんの。 雇うの私でしょ?」

「いくら 先生でもこれだけの事件を

 1人で受け持つのは 無謀です。」

「君に 足を引っ張られるよりましさ。」

「じゃあ こういうのは どう?

 幼稚園児 対 横分け小僧。

  幼稚園児が 1勝でもすれば引き続き 私の弁護人。」

「受けて立ってもいいが結果は見えているがねえ。」

「あなたは?」

「私は そういう賭け事のようなことはしません。

 勝ち負けではなく当事者たちの幸せを目指しているので。」

「ふ〜ん。まっ あなたを雇うかどうかは少し考えさせて。」

「はい。」

「ウハハハハ…!

 首 首 首…。」


アニメ裁判証人尋問

監督の回想

《なあ 穂積》

《はい》

《お前 殴り合いのケンカしたことないだろ》
《だからこんな絵しか描けないんだよ!》
《だいたい殴る方が どこ見てんだ!》
《殴るときはな こうやるんだ!》

《監督!もう やめてあげてください!》

《何だ お前まだいたのか》
《才能ないやつは 辞めちまえ!》

「監督は スタッフの中で気に入らないやつを見つけて

 怒りや不満を その1人に徹底的に ぶつけるんです!」

「いわば いけにえですね。」

「はい。」

「先輩の 細川さんや梅田さんも。

 みんな 辞めていきました。

 いつ 自分の番になるのかと思うと…。」

「宇都宮監督のやり方は明らかに 問題がありそうです。

 あなた自身も 監督からひどいことを 何度も言われた。」

「 「才能ないから辞めちまえ」って毎日のように…。」

「福田さん ここにあなたが担当した原画があります。

 この 哺乳類らしき独創的な生物は 何ですか?

 まさかとは思いますが 猫ですか?」

「タヌキです。」

「才能ないから辞めちまえ〜!

 監督だけじゃなく誰もが そう思ってます。

 監督は 口に出して言ってくれてるんですよ。

 あなたのために!

 あんな人だと思わなかったですって?

 少女が お花畑を走り回るアニメを 作ってる人は

 お花畑を走り回るような人だと思っていたんですか?

 そんなわけないでしょう!

 鬼の形相で 机に かじりつき血ヘドを吐いて 命を削り

 作品を生みだしている人だ!

 スポンサーである親のコネで入社させてもらえたことに

 感謝せず分際もわきまえずに天才の足を 引っ張るなら

 さっさと辞めて趣味で 未知の生物の絵でも描いているがいい!

 以上です!」

証人は泣きだしてしまいました。


ハダカ裁判証人尋問

《アウト! セーフ!よよいのよい!》

《お〜》

《負けちゃった〜!》

《嫌〜!》

「勝っても負けても脱ぐんですね?」

「郷田さんの脱ぎたがりは社内では有名で

 一部では 「全裸さん」って呼ばれたりしてます。」

「自分の裸を 人に見せたい願望 ありありってわけだ。

 となると あの日も カーテンを閉め忘れてたんじゃなくて

 道行く人に わざと 自分の裸を見せてたって可能性も

 出てきますね。これって 完全な露出狂じゃん?

 はっ 言い過ぎました。 てへ。」

「郷田さんが会社の飲み会で 野球拳をやり

 全裸になったのはあなたの知るかぎり 何回ですか?」

「少なくとも 1回は。」

「1回だけなんです。

 誰だって 1回ぐらい 泥酔して羽目を外すことは ありますよ。

 しかし会社という環境は 怖いものでたった一度であっても

 「あの人は 脱ぎたがる人」という風評が立ち

 面白おかしく「全裸さん」などとやゆされてしまうのです。

 そして 今 とうとう露出狂にされようとしている。

 何て恐ろしいことでしょう。 てへ。」

「裁判長 被告代理人が不適切な表情をしてます!」

インコ裁判証人尋問

《まだ足りねえのか?チクショーめ!》
《あっ? ピースケ?》
《ピースケ〜!》

《オードリー》
《オードリー ありがとうは?》

《ありがとう》
[
オカメインコってのはオーストラリアの鳥でね

200kmぐらい飛ぶのは わけないよ。]

「わが国の鳥類研究の父 鳥羽先生の

 率直なご意見を お聞きしたい。

 このインコの5年後の姿がこれだと言われたら

 違和感はありますか?」

「別にないね。これぐらいサイズアップすることは

 じゅうぶん あるし色や模様の 変化も不自然じゃない。」

「以上です。」

「では 鳥羽先生こちらの写真をご覧ください。

 このインコの5年後の姿がこれだと言われて

 違和感はありますか?」

「あるよ。」

「えっ? あっ… ある?」

「どう見たって別のインコじゃないか。」

「そっ… そうですがでも 色も模様も そっくりだし。」

「表情が 全然 違う。専門家をバカにしとんのかい君は!

 こっちは そっくりだよ。これは 全然 違う!」

「以上です。

裁判長 被告代理人が法廷を侮辱する顔をしています。

 生まれつきかもしれませんが。」

NEXUS事務所
怒りの黛。

「横分けくそ野郎が!」

「Take it easy.

 真知子さん自分を見失っちゃ駄目だ。」

「はったりと挑発 それが古美門っちの 常とう手段。

 一番 分かってるのは真知子でしょ?」

「分かってる… 分かってるけど。」

「ラブ&ピース。」

「ラブ&ピース。」

「ラブ&ピースラブ&ピース。」

「ラブ&ピース! イェ〜イ!」

気持ち悪い、この事務所。

「ありがとう!もう大丈夫。 自分 取り戻した。

 私 思ってたより 古美門の毒素に汚染されてたみたい。

 ここから盛り返して和解に持ち込もう!」

「カモ〜ン!」

「We are NEXUS!」

インコ裁判被告本人尋問

「民法 第195条によれば他人の所有物であることは知らずに

 すなわち 善意で飼育を開始したのであれば

 1カ月で所有権を有することになります。

 そこで 平野さんに質問です。」

「カフェの前でインコを保護したとき

 誰かの所有物であると認識していましたか?」

「もちろんそんな認識はありませんでした。」

「原告は しゃべるインコは客寄せになるから

 保護したのだと主張していますが。」

「とんでもない。この5年間 私たち家族が毎日 毎日

 愛情を持って話し掛け少しずつ 覚えていったんです。

 特に 娘が熱心に。」

「平野さん ご一家に所有権があることは明白のようです。

  以上です。」

「平野さん嘘をついてはいませんか?」

「はっ?」

「最初から 言葉をしゃべったんじゃありませんか?

 だからこそ 客寄せに使おうと。」

「いえ 違います。何も しゃべりませんでした。」

「そんなはずはありません。渡辺さんも

 言葉をたくさん覚えさせていました。

 裁判長 証拠物の検証を求めます。

 さあ 渡辺さんあなたのピースケですよ。

 覚えさせていた言葉をおっしゃってください。」

「どういうつもりなんだよ。何も覚えさせてないって言ったろ。」

「聞こえません。

 早く話し掛けてください。ずっと やってらしたんでしょう?

 さあ。」

「ピースケちゃん。 ピースケちゃん。こんにちは。

 こんにち…。

 すいません。 俺 こんなことやったことないんです。」

「そうですよね。覚えさせてなかったんですよね。」

「ああ そうだよ!チクショーめ!」

「チクショーめ!」

インコがしゃべりました。

「んっ? チッ… チクショーめ?」

「チクショーめ!チクショーめ!」

「おっ… 俺の口癖だ。

 チクショーめ! チクショーめ!」

「チクショーめ!チクショーめ! チクショーめ!」

「平野さんこれも あなたや娘さんが覚えさせた言葉ですか?」

「いえ うちでは そんな言葉は…。」

「では渡辺さんに飼われていたころに覚えた言葉であることは

 明白ですね。」

「お前 いつの間に!」

「覚えさせたつもりがなくても愛情深いコミュニケーションの中で

 自然と 飼い主の口癖を覚える。

 真の 飼い主とペットの関係を見た気がします。

 ピースケは もともと言葉をしゃべったんです。

 被告も それを じゅうぶん承知していたはず…。」

「チクショーめ!チクショーめ!」

「チクショーめ!」

「うるさい もういい!」


インコ裁判 判決言渡期日

「判決を言い渡します。「主文」

 「1 被告は 原告に対しオカメインコ1羽を引き渡せ」

 「2 訴訟費用は被告の負担とする」

「オードリー 行っちゃ嫌だ!」

「いったい 何をやったのよ。」

蘭丸がこっそり言葉をおぼえさせていました。

《チクショーめ! チクショーめ!チクショーめ!》
《チクショーめ!チクショーめ!》
《チクショーめ! チクショーめ!チッ…》

《お待たせしました》

《カワイイですね オードリーちゃん》

《あっいつも ありがとうございます》

《チクショーめ!》

古美門事務所ではシャンパンタワーでお祝。

「あっざ〜っす。」

「まずは1勝ですな。」

「残り2つも 完膚なきまでにたたきのめします。」

「ハハ。 容赦ありませんな。」

「でも ちょっとかわいそうじゃないっすか?」

「気にすることはない。 勝ち負けは関係ないそうだからね。

 きっと 負けても幸せなんだろう。

 彼女は 自分にふさわしい事務所に行って

 さぞ充実していることだろうよ〜。」

「ケッ。」

「おお。」

NEXUS

「和解なんて無駄よ。あいつは 最後まで戦うわ。」

「真知子さん心に 醜い感情を育てちゃ 駄目だ。

「ラブ&ピースだよ 真知子。」

「ラブ&ピースラブ&ピース ラブ&ピー…。」

「そんな甘っちょろいこと言ってるから

 あんたたちはいいように やられるのよ!」

「え〜!」

「勝つか負けるかよ。

 誰も邪魔しないで!」


ハダカ裁判証人尋問

「角度的に うちから 丸見えなんですよ 郷田さんちのリビング。」

「それで カーテンを閉めるよう注意をしに行ったんですね。」

「はい。 でも 時々 カーテン開いちゃってるときがあって。

 どうもわざと開けてるんじゃないかと。」

「どういうことですか?」

「時間が決まってるんですよ。

 日曜の朝7時から7時10分くらい。

 その間だけカーテンが開くんです。」

「つまり毎週 日曜日の朝7時になると

 必ず カーテンが開き10分後に閉まる。 そうですね?」

「はい。」

「なぜでしょう? 郷田さん。」

ハダカ裁判被告本人尋問

「朝の空気を 入れ替えるためです。」

「今回の事件はまさに その時間帯に起きてしまったわけですが

 偶然でしょうか?日曜の 朝7時から7時10分は

 大石 佳苗さんが教会へ向かうために必ず通る時間帯です。

 ご存じだったのでは?

 いいえ。あなたは 佳苗さんに対して特別な感情を

 抱いていたのではありませんか?

 日曜の朝7時すぎになると必ず 自宅の横を通る。

 それを知った あなたはその時間になると

 カーテンを開け偶然を装って ご自分の裸体をさらすようになった。

 性的興奮を覚えるからです。」

「いや そんな…。」

「隠すことはありません。

 一部の男性に そのような性癖があることは 事実ですし

 性的嗜好は 人それぞれです。

 ただし 相手に精神的被害を与えることは許されません。

 これは故意に わいせつ行為に及んだ計画的犯行でもあります。

 ぜひ 猛省し賠償金の支払いを受け入れていただきたく思います。

 以上です。」

「真知子 アメージング!」

「被告代理人。」

「ありません。

  裁判長 前回 中断してしまった原告本人への

 反対尋問の 再開を希望します。」

ハダカ裁判 原告本人尋問

「不適切な表現は 極力避けますので ご安心ください。

 趣味の話でもしましょうか。ご趣味は?」

「映画鑑賞でしょうか。」

「そのようですね。この1カ月で 少なくとも

 12本の映画をご覧になっています。」

「どうして それを?」

「 『ラストタンゴ・イン・パリ』『氷の微笑』

  『ベニスに死す』 などなど…。

 その12本のうち11本に男性の全裸

 もしくは 上半身 裸のシーンがあります。」

「はっ?」

「うち7本にそれはそれは濃密なベッドシーン。

 うち2本には 何と 男性同士のラブシーンがありました。

 やはり 映画の選考基準として男性の裸は 欠かせませんか?」

「映画は芸術です。そんな目で見ていません。」

「マーロン・ブランドとマイケル・ダグラスど

 ちらのお尻が好みでした?」

「異議あり!」

「大石さんの性的嗜好を知りたいんです。

 どんなタイプの男の体に興奮するのか。」

「女性に対する侮辱的発言です。」

「侮辱などしていません!男は 女に裸を見せることで

 興奮するかのように断定しているそちらこそ 偏見だ。

 郷田さんのお宅に面した路地を通る目的は?」

「教会へ行くためです。」

「遠回りです。

  大通り沿いに進んだ方がはるかに早く着きます。

 ど〜ん! なぜ わざわざこの路地を通るんですか?」

「以前 大通りが 工事で通れず…あの この辺です この辺。

 仕方なく この路地を通ったら静かで

  気持ちのいい路地だったので

 それから 通るようになりました。」

「遅刻をしてまで?

 路地を通るようになってから神父のお話に

 5分ほど遅刻するようになりましたね。

 そうまでしてこの路地を通りたいのですか?」

「いけませんか?」

「だったら なぜ5分早く 家を出ないんでしょう。

 6時55分に通ったのでは

 郷田さんのお宅のカーテンが開いていないから。

 違いますか?

 確かに 郷田さんはあなたに見せるために

 7時に カーテンを開けていたのかもしれません。

 しかし あなたも また郷田さんの家をのぞくために

 7時に 路地を通っていたんです!」

「違います。」

「郷田さんに気付かれずに彼の裸体を 盗み見るのが

 あなたの日曜の朝の楽しみだった!」

「違います!」

「神父さまのお話なんかよりよっぽど興奮されたことでしょう!」

「違う!」

「しかし たまたま相手と目が合ってしまった!

 パニックになりご自分の性癖を否定するため

 相手を露出狂呼ばわりして被害者を装った!」

「違う! 違う! 違う!」

「異議あり!」

「見せたのか のぞいたのかどちらが変態なのか

 徹底的に 検証し合いま しょうよ。

 この裁判は そういう裁判であり吹っ掛けてきたのは そちらだ。
 
 佳苗さん欲望を否定する必要はありません。

 心の赴くままに生きればいいんです。

 性的嗜好は 人それぞれです。

 ご自分の性癖を何ら 恥じることはありません。

 来週からは 6時55分に通ることをお勧めします。

 以上です。」

また貴和のところでケンカ。

「佳苗さんが かわいそうだとは思わないんですか!」

「実に かわいそうだよ。代理人が ぼんくら過ぎて。

 お前は 依頼人の心理を奥の奥まで読み取ろうとしなかった。

 だから 法廷で恥をかかせた揚げ句 負けたんだ。」

「失礼しました。最高裁での方針を…。」

「横分け小僧今日は あなた もういい。 お帰り。」

「何で? 何で 僕だけ帰んの?」

「女同士 楽しみたい気分なの。」

「しっしっ。何だよ 勝手にしろ!

 どうせ すぐに 男が欲しくなるさ。

 私の ふさふさの胸毛からほとばしる

 男性ホルモンが恋しくて恋しくて…。」

「いいから行け!」

「はい〜。」

古美門は帰って行きました。

「いいですよ遠慮せず 私を首にして。

古美門の言うとおり私がいても役に立たないかもしれないし。」

「弱気ね。」

「思い知らされます 才能の違いを。」

「才能か。」

「先生は 私に言ってるんですよ。

 才能ないやつはさっさと辞めろって。」

「私は 違うと思うな。

 あいつ 自信がないのよ。

 このまま最高裁をやって勝つ自信が。

 勝つためには 誰かに目覚めてもらう必要がある。

 なのに 眠ったままで一向に起きてこない。

 だから 全力で たたき起こしてる。

 私には そう見えるな。

 倒しちゃいなさい。彼も それを望んでる。

  私もね。」


事務所に戻った黛。
羽生がいました。

「あの人に勝ちたい。

 勝たなきゃいけないの 私は。」

「世界を変えるためには勝つことが必要なときもある。

 そして 君と僕が組めば勝てない相手はいない。

 敵の奥の手は 封じておいたよ。」

蘭丸を味方につけた羽生。

《それは まずいよ》
《俺は古美門先生の草の者だからさ》

《僕の知るかぎり一番 優秀なのは 君だよ》
《君しか考えられない》
《一緒に汗を流そうよ 蘭丸》

《いやいや いやいや》

《お願い お願い… お願い!》

《おい ちょっと待て!》

《お願いだ!》

《やめろって!》

《お願い お願い…》

《分かったって!》
《も〜 しょうがねえな。今回だけだぜ 晴樹》

《イェイ! イェイ》

古美門事務所

「フフフフ。」

「君はバカなのか?いったい 幾らで買収された?」

「いや〜 金じゃないんすよね。

  何か あいつに頼まれたらどうしても断れなくって。」

「人たらしの本領発揮ですな。」

「何を命じられた?」

「「動くな」 それだけ。」

「服部さん この恩知らずのダブルスパイから

 食い物を取り上げてください。」

「はいはい。」

「え〜 そんな!」

「素手と素手との真っ向勝負ということになりそうですな。」

「望むところだ!」

「古美門 研介の 時代が終わるときが来たようだね。」

「真っ向勝負だ。」

アニメ裁判 原告本人尋問

鉛筆を持つ手がふるえる原告

「あっ。」

「大丈夫ですか?

 鉛筆を手にすると手が震え 目まいがする症状は

 改善されていません。

 彼は もう二度と絵を描けないかもしれません。

 絵を描くことだけが 取りえであり人生の支えだったのに。

 そうですね? 穂積さん。」

「僕らは 奴隷なんです。

 監督のためにぼろぼろになって

 ピラミッドをつくらされた 奴隷です。」

「宇都宮監督に今 言いたいことはありますか?」

「謝罪してほしいです。

 二度と僕のような人を出さないために。

 アニメの世界に夢を持ってる若い人を つぶさないために。」

「以上です。」

「なぜ スタジオ小春日和に入られたのですか?」

「宇都宮監督の作品が大好きでしたし

 僕も ああなりたいと思いました。

 でも あんな非常識な人だとは思わなかった。」

「天才に 常識を求めますか?」

「天才だって一般常識は持つべきです。」

「ヘドが出る。

 ダビンチ ゴッホ ピカソ北斎 手塚。

 彼らの職場に 労働基準法があったと思いますか?

 王様と奴隷で 何が悪い?

 みんな平等 みんな仲良しで

 天にそびえるピラミッドがつくれるわけがない。

 天才の下で働こうとしたなら地獄を見る覚悟をするべきだ。

 そして 耐えられなかったのなら黙って去れ。

 非常識で 横暴で 自己中心的

 しかし 人類の宝のような作品を生みだす。

 それが 宇都宮 仁平です。

 穂積さん この愚かな訴えを

 直ちに取り下げることをお勧めします。 以上。」

アニメ裁判被告本人尋問

「宇都宮宇都宮 仁平アニメーションの監督です。」

「穂積さんに行った仕打ちをどう考えていますか?」

「当たり前のことを当たり前にしただけです。

 私が若いころはあんなもんじゃなかった。」

「時代は変わっています。」

「私にはそういう教え方しかできません。」

「結果的に穂積さんは 心と体を 壊し

 絵が描けなくなってしまいましたが。」

「あの程度で壊れるのならさっさと辞めて

 他の道に行った方がいい。本人のためです。」

「そこまで厳しく育てる理由は何ですか?

 スタジオ小春日和は 後継者不足に

 長年 頭を悩ませていますね?」

「はい。」

「全制作スタッフを正社員として雇用する

 御社の運営には莫大な費用が掛かる。

 それを 監督自身が大ヒット作を作り続けることで

 かろうじて賄ってきたのが実態です。

 1本 生みだすのが 奇跡である世界的ヒットを

 何十作と続けてきたあなたのご苦労は 想像を絶する。

 生半可な育て方ではあなたの後継者には なり得ない。」

「鉛筆を削り 絵を描いてまた 鉛筆を削る。

 どんどん小さくなる鉛筆を見るたびに

 私は 自分の命が削られている気がする。

 アニメ制作とは畢竟 そういうものです。」

「王様こそ 誰よりも苦しみ血を吐いてきたようですね。

 あなたこそアニメーションの神様に 全てを捧げた

 ホントの奴隷なのかもしれません。

 彼に 金と謝罪を 要求する資格のある人間など

 果たして いるのでしょうか。以上です。」

「もういいです。僕が甘かったんです。

 取り下げます。」

「原告から何か 申し出があるようですが。」

「 穂積さんまだ こちらの反対尋問が終わっていません。

  最後まで ご覧になってから決めましょう。

 真知子さん思いっ切り やっておいで。」

「監督あなたの置かれている状況は理解しているつもりです。

 慢性的な腰痛 けんしょう炎白内障に 視野狭窄。

 あなたはぼろぼろの体に むち打って走り続けてこられた。

 そして残された時間が少ないことも分かってらっしゃる。

 穂積さんを 怒りの はけ口のいけにえにしたというのは

 ホントは違いますね?

 過去に あなたに目を付けられ辞めていった

 細川 道彦さんはトラノコスタジオに移籍し

 テレビアニメ『暴走警察シロバイザー』を見事 ヒットさせ

 快進撃を見せています。

 梅田 昭雄さんは制作会社を設立し『魔法幼稚園プイプイ』で

 カンボジア映画祭 金ヤギ賞を受賞しました。

 あなたは 誰でもいいから目を付けていたわけではない。

 他のアニメーターとは違う光る才能の持ち主にこそ

 目を付けあえて試練を与えていたんですよね?

 穂積さんのことも細川さん 梅田さんに 続く逸材だと

 信じたからこそ他の誰より 厳しく鍛えた。

 でも人は そんなに強くありませんよ。

 あなたは 結果的にスタジオを しょって立つかも

 しれなかった 才能を自ら つぶしてしまったんです。

 あなたはやり方を間違えたんです。

 なぜ 一言 「君には才能がある。期待している」

 そう言ってあげなかったんですか?

 言葉にしなければ伝わりませんよ。

 監督 穂積さんに謝罪するべきではありませんか?

 そして 本当の気持ちを伝えるべきなんじゃありませんか?」

「あなたが謝罪する必要はない!」

「被告代理人は黙っていてください。」

「穂積君 私の本当の心を 伝える。

 私は 君に…。

 才能があると思ったことは一度もない。」

「えっ?」

「ちょっと待ってください。 本心を…。」

「本心だ!細川にしても梅田にしてもそうだ。

 私の目から見たら才能のあるやつなんて1人もいない!

 どいつも こいつもバカばっかりだ!

 そもそも 才能なんてものはな

 自分で掘り起こしてつくり上げるものなんだよ!

 俺だって天才なんかじゃない。

 誰よりも必死に働き 階段を一つ一つ 踏み締めてきただけだ!

  振り向いたら誰も ついてきてない。

 怠けた連中が 麓で こうつぶやく。

  「あいつは天才だから」

 冗談じゃない!

 ゆとりで育ったのんびり屋どもがホントに嫌いだ!

 俺より 時間も 体力も 感性もあるやつが

 何で 俺より怠けるんだ!

 だったら くれよ。

 無駄遣いするんだったら俺にくれ。

 もっともっと作りたいものがあるんだ。

 俺にくれ!

 いや… 穂積そんなに謝ってほしいなら 謝る。

 金が欲しいんなら くれてやるよ。」

「いいですよ。」

「欲しいんだろ?」

「いらねえよ!

 ふざけやがって…。」

紙に一心不乱に絵をかきはじめる穂積。

「ゆとり教育 やったのあんたら大人だろうが!

 あんたらが くそなんだろうが!

 才能ないだと?あんたのアニメは 古いんだよ!

 すぐに追い抜いてやる。

 王様の椅子は 俺がもらう!

 あんたのよりはるかに どでかい ピラミッドつくってやるよ!

 ゆとり なめんな!

 だから…。

 それまで引退なんかさせませんよ。」

「のんびり屋は嫌いだが

 威勢がいいだけの身の程知らずはもっと嫌いだ。」

穂積が描いたのは監督の似顔絵。

古美門事務所

「古美門先生!

  訴えを取り下げてきました。3連勝 おめでとうございます。」

「当然の結果ですね。

 あのバカは どのボタンを押せば

 どういう結果になるか計算もできない。 今後も期待

 できそうにありませんね!

 さあ みんな 最終審査だよ!

 最終審査は僕とツイスターゲーム!」

「イェ〜イ!」

黛は貴和のところに。

「ハァ。結局 あの人には勝てないのか。」

「そうでもないわよ。

 ここに顔を出さないってことは恥ずかしいからでしょ。」

「恥ずかしい?」

「決めたわ。 あなたには引き続き 弁護人 やってもらう。」

「頑張ります。」

ラーメン屋

「ラーメン おいしいよ。ったく。

 何もしゃべんねえな こいつ!チクショーめ!」

「チクショーめ! チクショーめ!

 チクショー チクショー チクショーめ!」

「あっ… これこれこれ これこれ これ。」

インコはもとのところに返されることに。

「あなた「引き取ってくれないか」だって。」

「えっ?」

全裸男の家の前を通る佳苗に
裸でウィンクし誘う男。
佳苗、部屋にはいっていきました・・。

黛と羽生。

「ごめんなさい。

 NEXUSの方針を無視した揚げ句負けちゃって。

 処分なら受ける。」

「僕も支持したんだ。処分なんてするわけないだろ。

 これからも 一緒に理想の実現を目指してくれる?

 真知子。」

「もちろん。」

「それにしても もう一息だったね。

 あのまま 判決に いってたらこっちが勝ってたと思う。」

「だよね!古美門先生 絶対 焦ってたよね。

 あの顔は そういう顔だった。

 私 分かるの。古美門先生はね 焦ってるとき

 『ちびまる子ちゃん』みたいに額に 線が3本 す〜って入るの。

 ホントだよ。 私 見えるもん。

 それにね 古美門先生はね 意外と策に溺れるところがあるのよね。

 基本 単純だからさ。」

古美門のことばかり話す黛をみつめる羽生。

古美門事務所。

「面接結果はいかがいたしましょうか?」

「全員 不採用です。」

「かしこまりました。

 より大きく飛躍させるためにあえて 敵の懐に

 送り込まれたんでしょうが果たして

 吉と出るのか 凶と出るのか。

 案外 このまま取り込まれてしまうのかもしれませんな。」

「ならば そこまでの玉だったというだけの話です。

 服部さん。」

「はい!」

「やっぱり 一番おっぱい大きい子を キープで!」




インコ裁判 裸裁判 アニメ裁判
三つともおもしろかった。
どれも判決は古美門の勝利だけど
インコは元にもどり
裸裁判のふたりはくっつき
アニメ裁判は巨匠のすごさをみせつけられ
やる気をとりもどす結果に。

旧い体質の現場は問題ありかもですが
天才に常識を求めるべきじゃないと
いうのは私もそう思う。
いろんな非常識な行動も
その才能があるからこそ
許されてる人は多いのでは。
監督の叫びは現実を思い起させましたねえ・・。

オチも最高w
大きいおっぱいは正義?w


古美門研介  堺雅人
黛真知子   新垣結衣
羽生晴樹   岡田将生

安藤貴和   小雪
加賀蘭丸   田口淳之介
本田ジェーン  黒木華
磯貝那光    古館寛治
三木長一郎   生瀬勝久
沢地君江    小池栄子
服部      里見浩太郎









2013.11.21 Thursday 09:49 | comments(0) | trackbacks(10) | 
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