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リーガルハイ 第8話

第8話



リーハイじゃなく別番組始まったw

『その森はこの星に残された奇跡だという

 わずかな面積の中にこれほど多くの希少種が

 共生する地は世界に例を見ない

 「おざおざ」 それは「神の息吹」という意味だ

 彼らは 電気も 極力 使わない

 森の薪で炊いた 米の方がうまく

 森から吹く 風の方が涼しく 暖かいからだ

 森に恵みを受け 森を守り森と調和する

 世界天然財産おざおざの森と 奥蟹頭集落』


古美門事務所にやってきた羽生と黛。

「アメージング!」

「世界財産に登録されてホントによかった。」

「聞けば 真知子のお父さんの田舎の近くだそうで。」

「真知子…。」

真知子呼びにびっくり。
しかも体も接触させてすごくベタベタ。

「近くといっても奥蟹頭には 蟹頭村から山2つ

 越えないといけないし 

 電車も高速道路も通ってないから

 私もまだ 行ったことないんだけどね。」

「そこで ちょっとした裁判沙汰がありましてね。

 だから 古美門先生 どうです?」

「どうですとは?」

「観光も兼ねて僕らと共同弁護。」

「断る。」

「時には 自然と触れ合うのも大事ですよ。」

「私が この世で 一番 嫌いなものが貧乏。

 2番目が田舎で 3番目が自然だ。

 蟹頭村も最悪だったのに

 それより奥地へ行くことなどあり得ない。

 君の事務所の低能弁護士どもを引き連れて

 原住民に首を刈られてくるといい。」

「言ったでしょ?こんな人 誘う必要ないって。」

「でも 服部さんの留守中お一人になっちゃいますよ。」

「何?」

服部さんはもう出かける気満々の格好。

「先生休暇を頂けないでしょうか?」

「もう たらし込まれてるんですか!」

「私の人生は 旅でした。

 旅への思い 捨て難く。」

「きっと 先生も自然を好きになりますよ。」

「なります。」

服部さんがいくのならと古美門もいくことに。


蟹頭郡 奥蟹頭

ボンネットバスで訪れた
山奥の村で村人が出迎えてくれました。

「は〜。タイムスリップしたみたいね。」

「もっと 人であふれかえってるかと思ったが。」

「おざおざの森に入る観光客を制限してるんですって。」

「観光地になるためじゃない。

 あくまでも森と 昔ながらの暮らしを守るための 世界財産。」

「素晴らしいね。」

「先生 気分の方は 大丈夫ですか?」

「うん。吐いてはいない のみ込んだ。」

「えっ? やめてください…。」

「やっぱり 誘わなくてよかったんじゃないかしら。」

「あっ やんでふね〜。ヘヘヘ。

 はるか よく みえられたざに。」

出迎えた鈴子。

「日本語でお願いします。」

「ここいらの なまりっこ独特ざに。」

「おざおざの森ふるさと館 館長赤松 鈴子ですざに。」

「村役場の赤松 昌夫ですざに。」

「農家ぬ 赤松 義文ですざに。」

「食堂やっとる赤松 祐介ですざに。」

「赤松ばっかりじゃないか!」

「この集落はほとんどが赤松ですざに。」

「うん。 うん。」

「皆さん今日は お疲れでしょうざに飯っこにするざね。」

「賛成! おなか ぺこぺこ。」

「ざね あんだと あんだは昌夫と 山菜採り。」

「よし はい 採るよ。」

「で あんだは 魚…。」

「待った 待った 待った…どういう意味ですか?」

「ここは 観光地じゃねざによって

 集落の者と おんなじ暮らしっこしてもらうざに。

 あんだと あんだは沢っこ 行って水っこ くんでくるざに。」

「水道水で結構ですが。」

「水道なんてくそっこ流すときにしか使わねざに。」

「まさに 自然と共に生きるですね。」

古美門たちは水汲みに・・。

「じゃじゃ じぇじぇじゅじゅ じょじょ!」

防寒具をわたされました。

「よっ。

着替えたら 薪を拾ってくるざに。」

ここからまた「北の国から」w

『拝啓 貴和さん

 僕は今 大自然の中に来ています

 ここでは 何もかも 自分でやらなければならないわけで

 僕には奥蟹頭は 向いてないと思われ
 
 やはり 僕には都会の 5つ星ホテルが合っていると思われ』

「分っかりやすく申すっとざにこん集落ぬ 反自然派ぬ

 どぐざれ者どもが おってざに世界財産ぬ

 滅ぼしぬる仕業ぬして手 付かれねざによって…。」

『誰も理解できなかったわけで

 翻訳するとどうやら こういうことらしく

 一部の住人に集落の決まりを守らず

 自然と景観を 破壊する「反自然派」と呼ばれる者たちが

 おり 世界財産審査会から問題視されているわけで

 次回の審査までに改善されなければ

 登録抹消になりかねず

 やむなく 裁判所に訴え明日 調停が開かれるわけで』

「そんな人たちがいるなんて信じらんない。」

「赤松 麻里奈。こん どぐざれ女が リーダーざに。

 ここがアジトざに!」

趣味の悪いライトアップをされたけばけばしいスナック。

「思いっ切り景観を破壊してますね。」

「まさに 反自然だね。」

「ハハ。 奇麗ですな。 ハハハハ。」

服部さん・・。

中にはいってみました。

「今は恋しい」♪ 雨雨ふれふれ もっとふれ」♪私の」

 「いいひと」

「何の用ざね。」

「われわれは東京から来た 弁護士です。

 この店は条例に違反してますので…。」

「ぬしらに申すことなど何にもねざに。

 去れ 去れ!」

「無礼ざに!この どぐざれ者が!」

「どぐざれ者は そっちざね!営業妨害しぐさって!」

「麻里奈さん僕らは 話し合いに来たんです。

 これは 裁判沙汰にするまでもないことです。

 この店を この集落にふさわしい雰囲気にすることは

 じゅうぶん…。」
「話なら こっちぬ弁護士 来るまで待つざね。」

「そちらにも弁護士が?」

「東京の先生ざに。

 日本一の先生ざに!」

「まさか…。」

古美門登場。

「赤松 麻里奈さんの 代理人を務めさせていただきます

 日本一の弁護士こと古美門 研介です。」

「やっぱり。」

「あんたが!

 やんでふね!やんでふね。」

「「やんでふね」は「ようこそ」って意味ざね。」

「ああ そうですか。服部さん こっち。」

「あっ そうでした。 あっ 失礼。」

『拝啓 貴和さん

 はっきり言って』

「世界財産なんてどぐざれもんだざね〜。」

「初めから そのつもりでここに来たんですね。」

「義憤に駆られたんだよ。

 「森の民としての心得」は住民たちが 独自に作った

 身内のルールであり正規の条例ではない。

 にもかかわらずこの店の営業停止を請求するなど

 理不尽もいいところだ。」

「嘘ですね。

 あなたが お金にならない依頼を引き受けるはずがない。

 鈴子さん この辺に開発計画はありませんでしたか?」

「あったざね。

 燃料廃棄物処理場と高速道路の建設ざね。」

「その計画が世界財産登録によって 頓挫した。

 そこで あなたは 麻里奈さんたち反自然派と 結託して

 開発業者に売り込み開発の

 再開を 大金で請け負った。

 どうだ 図星でしょうが金の亡者!」

「ブハハハハ…!

 さすがに 長い付き合いの黛先生でいらっしゃる。」

「あなたは お金のためにおざおざの森を売ったのよ!」

「何が悪い?もうけ話の 一つもなければ

 こんな未開の地に来るわけがないだろう。

 宣言しよう! 私は 必ずや

 この地を世界財産から登録抹消させ

 この くそ田舎に最新型燃料廃棄物処理場を建設させる。

 高速道路も造る!

 NHK以外も見られるようにする!

 コンビニも ファミレスもカフェも アウトレットも 造る!

 キャバクラも おっぱいパブも造ろうじゃないか!」

「お〜!」

「バカげてる!世界財産は 世界の宝です。

 お金もうけのために破壊してはならない!」

「そのとおり。 そっちに勝ち目はないんじゃない?」

「どんな判事だって古美門先生の言い分は通りませんよ。」

「どうだろうね。 裁判所で会おう。」

「古美門先生僕も 宣言させてもらいます。

 世界財産と この集落の人々のつながりを 守ります。」

「実現できない宣言など無意味だよ。」

「僕も そう思います。」

決裂。

「だから あの人なんか誘うべきじゃなかったのよ。

 完全に裏目に出た。もう めちゃくちゃこじれるわよ!」

「こうなることも予想してなかったわけじゃないよ。」

「えっ?」

「分かってて誘ったのか?」

「僕は古美門先生に変わってほしいんだ。」

「変わる?」

「人間の 心の美しさつながりの大切さを分かってほしい。

 そして誤った道を正してあげたい。」

「無理 無理 無理…。」

「彼を変えることもできないのに世界を変えるなんて

 できるわけないだろう。」

「世界が変わったとしても彼だけは変わらないわ。」

「変わらない人間なんていないよ。」

「さすがだね 晴樹は。

 おざおざの森は心の汚れも浄化するっていうしね。」

「That’s right!」

「よし東京の仕事は 私に任せて。

  思う存分 コミッチを導いてあげて。」

「ありがとう。」

「あの人の 心の汚れっぷりは

 そんなものじゃ浄化されないと思うけど。」

そして調停の日。

「双方 同席の調停はどうかと思いますが。」

「どうせ 不調に終わるんだ。時間短縮だよ。」

入ってきたのは別府!!
一同驚きの顔。

「裁判官の別府です。

 村の将来を決める大事な調停なので私が 同席します。

 申立人 赤松 鈴子さん 他は

 相手方 赤松 麻里奈さんの経営する

 スナック六本木ナイトの営業停止を…。

 どうかしましたか?何か 質問でも?」

「双子でしょうか?」

「いいえ。」

「別府さん なぜ ここに?」

「ですから村の将来を決める 大事な…。」

「いえ なぜ ここの裁判所に?」

「先月こちらに 異動になりました。」

「田舎に飛ばされたわけだ。」

「定例の異動です。」

「飛ばされたんでしょ?

 とうとうこの人 飛ばされちゃったんだ!

 アハハハハハ!」

「今 笑った人はあちらの壁際に立っていなさい。」

「もう笑いません。」

「早く。」

「はい。」

「そちらの3名も笑いましたね?」」

「私… 私は 笑ってません。」

「心の中で笑いました。 立ちなさい。」

立たされたw

「4人は 私が許可するまで発言を禁じます。」

「裁判官 さすがに それは行き過ぎじゃありませんか?

 法廷ではありませんしあなたには 権限がないです。」

「それに この2人だけでしゃべったら

 何を言ってるのか理解できない!」

「心配は無用です。」

「おめだって 世界財産っこ賛成っこしてたはずざねが!」

「観光客っこ どんぶらっこやって来ると 思ってたからざに!」

「うんだら 麻里奈さんぬ 世界財産取り消さん 願うとるざねか?」

「わが一人でね。」

「麻里奈さんだけでねくそう思てる者 大勢おるざねか?」

別府も会話にまじってる・・。

「うんです。」

「もったら ホントんこと知らなばなんねんざに。たばさ…。」

「なぜ ぺらっぺらなんでしょう?」

「知るか。」

「代理人の皆さん今の結論でよろしいですか?」

「はははっ?」

「えっ?あっ もう 結論 出たんですか?」

「聞いてなかったんですか?」

「聞いていたけど分からなかったんですよ!

 何で奥蟹頭弁をマスターしてるんですか?」

「難しい方言ではありません。すぐに覚えられるはずです。」

「あ〜 そうですか。 で 結論は?」

「現地の実情を正確に把握する必要があるため

 現場調査を行います。」

別府は現場調査が大好きw

「またか。」

「調停で現場調査なんて聞いたことありませんが。」

「あの女は 何でもありなんだ。」

現場調査開始。

「え〜 たばさ初心者コースと上級者コースどっちにするざね?」

「くまなく調査したいので超マニアックコースで お願いします。」

「ざきはぐれねえようについてくるざね!」

「先生 はぐれたら 遭難しますよ。」

「何やってるんですか!」

「害虫が多過ぎるので 駆除してる。」

「この森に 害虫なんていません。

 いるとしたらそれは 私たち人間なんです。」

「お前は 確かに害虫だろうな!」

「「おざおざ」とは 「神の息吹」という意味だそうですね。」

「うんです。深呼吸ぶっこいてみざ

 汚れた心も 奇麗になるざに。」

「一番 やらなきゃいけない人!」

「私の心は 誰よりも奇麗だ。

 うわ! ガサガサっていった!

  熊だ! 雪男かもしれない!射殺しろ!

 うわ〜!」

「リスかキツネでしょう。」

「ひょっとしたら「どんぐりとっちゃ」かもしれんざね。」

「どんぐりとっちゃ?」

「これざに。」

「 どんぐりとっちゃの伝説」

 おざおざの森に住んでいるといわれる 妖精」

 森の守り神」

「こんな ちっちゃくて守れんのか?」

「まっ誰も 見た者はおらんざに。」

「見ることができたらいいことでもあるのかな?」

「書いてある。

 もし 見ることができたらその人は」

「その人は?」

「その年 風邪をひきにくいといわれている」

「ご利益が薄過ぎる!」

すると別府がしゃがみこんで手を伸ばしていました。

「る〜るるるるる…。」

「別府さん 何やってるんですか?」

「どんぐりとっちゃを呼んでいます。

 る〜るるるるる…。

 皆さんも。」

「る〜るるるるる…。」

「る〜るるるるる…。」

「る〜るるるるる…。」

「る〜るるるるる…。」

「呼べば来るというものでもないようです。

 先を急ぎましょう。」

「何か ますます自由ですね。」

「もう 何でもありだ。」

「羽生君 どうかした?」

「誰かに似てない?どんぐりとっちゃ。」

「あっ!」

服部さんに似てたw
服部さん、子どもたちに大人気。

「できたぞ。 ハハ。」

「ありがとう。どんぐりとっちゃ!」
「はい〜。」

「わ〜 いいな。」


調査は昼ごはん休憩。

「あの 素晴らしい森を 見て

 何としても守らなければならない。あらためて そう思いました。

 燃料廃棄物処理場の誘致などあってはならないことです。」

「建設予定地は森から じゅうぶん 離れてます。」

「遠因によって必ず 生態系が破壊されます!」

「科学的根拠がない。」

「壊れてしまってからでは遅いんです!

 あの森は 二度と蘇らない。

 どんぐりとっちゃもいなくなります。」

「どんぐりとっちゃなんて最初っから いない!」

「双方とも落ち着きましょう。

 これ おいしいですね。」

「蟹頭ワラビの ぜんざいざに。」

「たまに食べるから うまいんです。

 毎日 そんな物ばっかりじゃ嫌になりますよ。

 住民は クレープも ジェラートもハンバーガーも 食べたいんです。」

「おざおざの森は 今やこの集落のものじゃありません。

 世界の財産 全人類の宝なんです。

 多少 生活が窮屈になろうが守ってゆく義務があります。

 議論の余地はないと思いますが 別府裁判官。」

「ごちそうさまでした。

 では次の調査場所に移りましょう。」

何か思いだしそうな黛。

「どうかした?」

「何か 大事なことを忘れてるような気がして…。」

「気のせいか。」

麻里奈の店にいきました。

「何でか森っこ 来なかったざに。」

「あんな蛇っこばっかりぬとこ行くわけねえざに。」

「賢明な判断ですね。」

「ボンゴレビアンコとナタデココ 反自然的メニューですね。

 世界財産から抹消されても仕方ないでしょう。」

「なぜ そうなるんだ。普通のメニューでしょう。」

「まっだく みっどもねえ店ざに。」

「あんただって 常連だったざに!」

「われは己ぬ過ちに 気が付いたざに。」

「しゅっとした役人にころっと だまされただけざに。」

「何を言うか どぐざれ者!」

「しゅっとした役人とは?」

「しゅっとした役人にぽ〜っとなっで…。」

「麻里奈さん そこまでです。その先はこの私だけに

 じっくり 話していただきたい。

 別府裁判官 六本木ナイトの調査はここまでです。

 よろしいですね?」

「いいでしょう。

 ただし その前にボンゴレビアンコとナタデココを。」

「よく食べますね。」


「奥蟹頭の人々は元来 都会への憧れが強かった。

 そう かつてはコンビニっぽい店もあったし

 ハンバーガーショップもあったし
 某ファッシ ョンビルのような店もあったのです。」

「全然 違うけど。」

「無論 集落一の都会っぽい店六本木ナイトも

 連日 にぎわっており 鈴子さんたちも常連でした。」

でも新聞におざおざの森の記事が。

《あれ?》

《えっ?》

《なあ 「おざおざの森」ってそこの森っこざね》

《んっ?》


「ある日 新聞におざおざの森の 特殊な生態系が

 取り上げられました。そこに目を付けたのが 役人です。

 ご存じのとおり 国は世界財産を増やすことを

 国家プロジェクトにしています。

 都会から来たしゅっとした役人の提案に

 集落の人々は 歓喜しました。

 かくして おざおざの森を世界財産にしようという 運動が

 始まったのです。しかし 事態は難航します。

 おざおざの森には 確かに希少種が 多く生息していますが

 規模も小さく これという決め手に欠けていました。」

 《蟹頭ワラビでは駄目がじら?》

 《ワラビじゃ弱過ぎるでしょう》
 
 《はい。オオサンショウウオがいるざに》

 《よそにもいるよ》

 《オオムラサキ》

 《べた べた べた!》

 《オオクワガタ》

 《古い! ブーム去った!》

 《どんぐりとっちゃ!》

 《なあ》

 《お〜》

 《いないでしょ?》

「そこで こうしたのです。

日本古来の生態系を残存させる奇跡の森と

 自然と共生する民の 暮らし。

 集落自体がまるで 文明から隔絶した

 マチュピチュであるかのように装って

 世界財産を勝ち取ったのです。

 住居も 生活も ごく普通なのに。

 まったく 詐欺に等しい!」

「悪意のある言い方です。

 彼らはおざおざの森の重要さに 気付き

 それを守るために自然と共に暮らす 生き方を

 自ら 選んだ。素晴らしい選択じゃありませんか。」

「そのとおり。世界財産になったことで

 集落全体の収入も増え経済も活性化してるんです。」

「収入が増えたところで使うところがなければ無意味だ。」

「都会に あるものは なくても都会に ないものが あるんです。

 その証拠に 人々の幸福度は 

 都会よりも はるかに高いですよ。」

「幸福度が高いのは不幸であることを自覚してないか

 「不幸である」と 口に出せない統制国家の どちらかだ。

 みんな 本音は世界財産なんかより

 便利で ぜいたくな 暮らしがしたいんだよ。」

「先生 便利で ぜいたくな 暮らしより

 大切なものがあるんです。尊厳です。

 みんな誇りある生き方がしたいんです。

 世界財産は 誇りなんですよ。」

「全住民にアンケートをとってみるか?」

「構いませんよ。」

「バカなこと言ってないで真面目に協議しましょう。」

「いえ それは 妙案かもしれません。」

「はっ?」

「世界財産の 保持か破棄かどちらが 住民の総意なのか

 署名をもって決定する。

 奥蟹頭集落 全人口148人。

 そのうちの 1人でも多くの署名を 集めた方を

 住民の総意と見なしその主張を 双方が受け入れる。」

「冗談ですよね?

 裁判所が 多数決を勧めるなんてあり得ません。

 それでは 司法の否定です。」

「調停の目的は 双方の合意です。

 双方が それで納得するのであれば結構なことです。

 何か 問題があるでしょうか?」

「絶対 あると思います。」

「裁判所が勧めてるんだ。私は 構いません。」

「 私も 構いませんよ。」

「では期限は 次回調停期日とします。」

「マジですか?」

さっそく署名集めがはじまりました。

「こちらに 丸を。

 そしたら ここに お名前を。

 一緒に この森を守りましょう!」

「んですね!」

「役場回り 8人の署名もらってきたざに!」

「川向こうの17人も全部 とれたざに!」

「商売仲間の20人。こりゃ 楽勝ざね!」

「当然ざに! ハッ。」

「古美門先生は思い知ることになるでしょう。

 この集落の人々の心の気高さと つながりの強さを。」

「どうかした?」

「いややっぱり 何か大事なことを忘れてるような…。

 気のせいか。」

一方、古美門のほうは・・

「こっちは まだ8人。

 向こうは もう50人近く集めでるって話ざね。

 先生 負けるのは 時間の問題ざね。」

「これからですよ。」

村人に近づく蘭丸!!

「やっぱり おやつは草団子に 梅昆布茶に 限るね。」

「そうざに。」

「チョコバナナクレープにキャラメルマキアート。

 う〜ん 最高。休みになると3人で町へ出て スイーツ巡り。
 
 そうでしょ?

 今夜 六本木ナイトにこっそり おいで。

 ホノルル有名店のパンケーキ食べ放題。今だけだよ。」

さらに男性にも。

「ことしの地酒も出来がいいざに。」

「う〜ん。 ことしのボジョレ最高の出来だ。

 今夜 六本木ナイトで飲めます。早い者勝ちですよ。」

お店の店員にも。

「これは木の実で作ったブローチですざに。

 こういう素朴な素材でじゅうぶんに…。」

「君にはティファニーが似合うと思うけどな。」

「そっ… そうですか?」

「六本木ナイトに おいで。」

「一流ブランドの新作を用意してある。」

にぎわう六本木ナイト。

「乾杯。」

「かんぱ〜い。」

店員の子もやってきました。

「よく来たね。今日は みんなで盛り上がろう。」

「コミ コミ コミ…!」

「やあ みんな 楽しんでる?

 今日は みんなに聞いてほしいことがあるんだ。

 これ 何だか 分かるよね?

 そう みんなの元に配られたテキスト

  『基礎からの奥蟹頭弁』

 ネーティブな奥蟹頭弁を 話す人など

 もう ほとんど いないのに

 もっと なまって しゃべるように指導されている。

 ホントは恥ずかしかったんだよね?」

「ざにざに ざにざに。 」

「そうでしょ?」

「はい。」

「どうも ありがとう。

 おざおざの森の「おざおざ」

 その 本当の意味をみんな 分かってる?

  神の息吹? とんでもない。

 僕は文献をひもといて 研究したんだ。

 本来の奥蟹頭弁では「神」は「かんぬ」

 「息吹」は「ぜろぜろ」だ。

 「かんぬぜろぜろの森」でなければならない。

 「おざおざ」 その 本当の意味をお教えしましょう。

 かつてこの集落の 若い男女は

  皆あの森であいびきをしたそうです。

 そう! 「おざおざ」とは男女の あれのことなんです!

 それを「神の息吹」などと

 鈴子さんたちがでっち上げたんです!」

「私たちは だまされてたざに!」

「もうこんな茶番は おしまいざね!」

「はい 皆さん 署名しましょうね〜。」

「みんな「破棄」って方に 丸 付けてね。」

「は〜い。」

「できた人からハグしてあげる。」

「キャ〜」

蘭丸大人気w

スパイもいた。

「転びやがった!」

「あっ?」

「どぐざれ者が〜!」

「落ち着いて。 ほんの一握りです。

 見回りを強化しましょう。そして 監視し合うんです。

 これ以上 道を踏み外す仲間が増えないように。」

「甘いぞ。」

「はい 食べな。」

「せんた! まこ!

 そんな物 食っちゃいかんざに!」

「バイバイどんぐりとっちゃ!」

「あれは偽どんぐりとっちゃだ!」

「あっ 黛先生です。」

「相変わらず バカやってますね。」

 「君も そろそろ こちらでバカをやりたくなったか?」

「まさか。」

「気付き始めてるんじゃないのか?王子さまの危うさに。」

「危うさ?

 何 言ってるんですか。羽生君は 素晴らしいですよ。

 先生と違って汚らわしいところなんて一つもないんですから。」

「だから 危険なんだよ。」

「言ってることが分からんざに!」

「さて 取り締まりが強化されましたかな。」

「いかにKGBが 戒厳令を敷こうとも

 一度 せきを切った 水の流れは止められませんよ。」

「えっ?」

「いらっしゃい。 やんでふね。」

「いらっしゃい。 やんでふね。」

「待つざに!待つざに!」

八墓村のホラーのように山の中で
おいかけられる村人・・。

「いたざに!」

「待つざに こら!」

 止まれ! この!お前 ハンバーガー食ってたな!」

「こいつカリフォルニアビッグバーガー食ってたざに!」

「奥へ連れてって。僕が 話をする。」

「はい 局長!」

「羽生君 あんまり強制的なやり方は逆効果じゃないかな?

 あなたらしくないし。」

「みんなの幸せのためにはやむを得ないよ。

  「ラクダはむちを入れなければ 歩かない」

 サウジアラビアの ことわざだ。」

「人間は ラクダじゃないわ。」

「もちろん 分かってる。」


「珍しい虫がいるから何だというんですか!

 おざおざの森なんて畑にも林業にも 向かない

 ただ ほったらかしにされていただけの不要地です!

 何の価値もないんです。

 ただ やりたい盛りの男女以外にとっては!」

「そうだ!」

「根も葉もない噂を信じてはいけません!

 おざおざは 神の息吹です。

 奥蟹頭弁を学んで何が悪いでしょう?

 失われゆく方言を大事にするのは素晴らしいことです。

 都会におざおざの森はありません。

 世界で ここだけにしかないんです。

 一時の悦楽にふけって大切なものを失ってしまったら

 取り返しがつかないんです!」

「自然保護といえば今や誰も逆らえない 金科玉条だ。

 世界財産を守らなければ極悪人のように言われてしまう。

 しかし よそ者が勝手に格付けしたもののために

 なぜ 皆さんが犠牲になるんです!

 ここで暮らしているのは皆さんなんだ!

 都会に憧れて 何が悪い!」

「そうだ そうだ〜!」

「自由を われらに〜!」

「自由を われらに〜!」

「自然なんて くそくらえ〜!」

「自然なんて くそくらえ〜!」

「世界財産なんてどぐざれもんざに〜!」

「それは ちょっと 使い方が違う。」

「それは ちょっと 使い方が違う!」

「お〜!ざに ざに ざに…!」

「わ〜!ざに。」

「だいぶ 向こうに流れてる。」

「今の読みでは五分五分ってとこかな?」

黛たちが戻ると服部さんがいました。

「敵情視察ですか?」

「ハハ。 いやいや純粋なる興味でございます。」

壁にあった写真を眺めていました。

「このころは志を同じくしていたのに残念ですね。

 あの この男性なんですが

 お見掛けしていないように思われるんですけども

 どなたなんでしょうかね?」

「ホントだ。 誰だろう。」

「もしや余計なことを申しましたかな?」

黛たちはさっそく調べに。

「鈴子さんの息子さん?」

「ああ 恒夫っていってねうん

 俺ら若者の リーダー的存在で

 うん それで麻里奈の婚約者だったざに。

 うんで窮屈な暮らしに 嫌気が差して

 おふくろさんと麻里奈を 捨てて

 東京に逃げていってしまったざに。」

「東京で 何を?」

「うん…。

 女と 何か いかがわしい店やってるらしいざに。」

調停の日。

「ミスター・ウィンウィンは負けと知って 逃げ出したかな?」

「裁判官ざに。」

「では 署名を拝見します。

 集計が終わりました。

 世界天然財産 維持を支持する者 73。

 反対する者 74。わずか1票差ではありますが

 世界財産登録抹消を希望する住民の方が 多いようです。」

「麻里奈さん われわれの勝利です。」

「ありがとうございますざに。」

「待ってください。」という黛。

「見苦しいぞ。

 1票でも多く とった方を総意と見なすそう 取り決めたはずだ。」

「待ってください。」

部屋からでていくと羽生が恒夫をつれてきていました。

「恒夫!」

「恒夫さん!」

「どなたですか?」

「鈴子さんの息子さんで

 麻里奈さんの元婚約者赤松 恒夫さんです。

 住民票は 奥蟹頭にあり署名が まだなので許可してください。」

「いいでしょう。」

「かっちゃ俺が バカだった。

 東京なんて何にも いいごとなかった。
 
 もし 許されるならもう一度 集落に戻りてえ。

 森と共に生きる 生活がしたいざに。」

「森は…。

来るものを拒まずざに。」

署名する恒夫。

「え〜!」

これで74対74。

しかしその裏では羽生の汚い工作が・・。

《ここまで来て駄々こねないでくださいよ》
《あなたの店の実態を詳しく調べました》
《決して 健全とはいえませんね》
《僕は 元検察です》
《どのようにも手を回せるんですよ》
《ガサを入れさせるもやめさせるも》

《脅してるわけじゃありません》
《あなたを 正しい道に戻してあげたいんです》

《分かったよ》
《あんたらの言うとおりにするよ》

《これで みんなが幸せになる》

羽生が黒い・・。

「麻里奈さん 恒夫さんは今でも あなたを愛しています。」

「麻里奈 虫のいい 言い分だっでことは分かってる。

 だっふん俺はお前と一緒に 森を守りてえざに。

 2人で もう一度おざおざの森の民に 戻ろう。

 俺にとって世界財産は お前ざに。

 お前が 世界財産ざに。」

麻里奈は恒夫のもとへ。

「麻里奈さん!」

「あ〜!」

「先生… ごめんね。」

「75対73。

 こちらの勝ちです。

 古美門先生僕が あなたに勝ったとは思っていません。

 集落の人々の 気高い心が世界財産を守ったんです。」

しかし古美門にも奥の手が。

「そろそろデリバリーが届くころだ。」

宅配は蘭丸。

「ち〜っす。あ〜 遅れて すいません。

 ちゃりんこ パンクしちゃって。はい これ。 じゃ 確かに。」

「それは?」

「奥蟹頭の不自由な生活に嫌気が差し 集落を出た

 かつての住民はじめ集落外の者29名の 署名です。」

「集落外の署名など 無意味ですよ。」

「住民票の写しです。

 全員 奥蟹頭への変更が完了しています。

 れっきとした 奥蟹頭の住民です。」

「75対102。」

「圧勝のようだね。」

「 先生 そのやり方は ずる過ぎます。」

「ルールは破ってない。」

「どんな卑劣な取引をしたんですか?」

「集落を開発し 便利にすると言っただけだよ。

 みんな 喜んで署名してくれた。

 というわけなので 別府裁判官 調停成立ということで。」

「別府さん?」

「双方が合意しないかぎり調停成立はありません。」

「えっ? 何を言ってるんでしょう。

 多数決の結果に 従おうと決めましたよね?」

「裁判所が 多数決を認めることはありません。」

「あんたが認めるっつったんだろうが!」

「それでは 司法の否定です。」

「それ 私が言いました。」

「申立人納得できないのであれば

 調停は不調として訴訟提起することができます。」

「もちろん 提訴します。

 鈴子さん 裁判を戦いましょう。」

「えっ… ええ。」

「鈴子さん 恒夫さんがあなたの元を去ったのはなぜですか?

  窮屈な暮らしが 嫌で都会に憧れたからです。

 ならばまた いずれ 逃げ出しますよ。」

「そんなことありません。彼は 改心したんです。」

「へえ。 なら 提訴すればいい。

 自然と共に 禁欲生活をしながら何年でも戦ってください。」

「恒夫さん。」

「恒夫。」

「鈴子さん あなたも 息子を失った反動で

 意固地になって 運動を続けてきた。

 しかし恒夫さんは 帰ってきたんだ。

 もう いいじゃありませんか。
 
 恒夫さんをつなぎ留めておく唯一の方法を お教えします。

  麻里奈さんと共に 六本木ナイトを盛り上げさせることですよ。」

「 鈴子さんだまされてはいけません!」

「どんどん 開発しどんどん にぎやかにし

 都会みたいにしてあげることです。

 それが二度と家族が壊れない 秘訣です。

 提訴しますか?」

「世界財産が抹消されたら世界中の恥さらしですよ!」

「燃料廃棄物処理場だって国民のためになる 立派な施設だ。

 100年後には世界財産かもしれない。」

「あんだ…。

 そうしてえの?」

「提訴は…しません。」

「バカげてる!

 こんな決断は 絶対に間違ってる!」

「羽生君!」

「みんなが不幸になる決断だ!

 なぜ 分からない!」

「落ち着いて!」

「分かってないのは 君だよ。

 崇高な理念など欲望の前では 無力だ。

 しょせん人間は 欲望の生き物なのだよ。

 それを否定する生き方などできはしないし

 その欲望こそが文明を進化させてきたんだ。

 これからも 進化し続け決して 後戻りはしない!

 燃料廃棄物処理場を造り高速道路を造り

 ショッピングモールができ森が減り 希少種がいなくなり

 いずれ どこにでもある普通の町になるだろう!

 そして失った昔を思って 嘆くだろう!

 だが みんな そうしたいんだよ!

 素晴らしいじゃないか!」

「愚かだ。」

「それが人間だ。」

「申立人提訴はせず 本調停の結論をもって

 最終合意とすることを受け入れますか?」

「はい。」

「では 双方が 合意に達したので調停成立とします。

 鈴子さん 麻里奈さん 恒夫さん 奥蟹頭の住民は あなた方です。

 世界の誰に笑われようと関係ありません。

 蟹頭ワラビも ボンゴレビアンコも大変おいしゅうございました。
 
 以上。」

「では お元気で!

 こんな田舎に飛ばされたんでは 

 もう 二度と お会いすることはないでしょうから。」

「いえ また 辞令が下り異動になりました。」

「また飛ばされるの?」

「定例の異動です。」

「サイクル早過ぎます。」

「今度は 無人島ですか?」

「あなた方には関係ありません。」

「たらい回しにされてまで なぜそんな職に しがみつくんです?」

「あなたが弁護士を続けている理由と同じだと思いますが。

 私は この黒い法服が世界の誰よりも似合うと自負しています。

 では。」

「意外と名判事になるのかもしれませんね。」

「あり得ない。」

「明日のバス 何時だっけ?」

「7時です。」

「やった〜!

 帰ろ 帰ろ フゥ〜!」

村人は少しずつもとの生活へ。

「また バンド始めるざに!」

古美門たちをみおくる村人たち。

「お世話になりました。」

「バイバイ。どんぐりとっちゃ。」

「はい さよなら。」

「バイバ〜イ。」

服部さん、すっかりどんぐりとっちゃに、、

「別府裁判官の言うとおり 世界財産であろうが なかろうが

 故郷を愛する心に変わりはありません。

 皆さんずっと そうだったんですから。」

「そのとおり。

 あなたたちが誇りに思っているのならそれでいい。

 よそ者が 勝手につくったバッジなど 必要ない!」

「はい。」

「じゃあ みんな 元気でな。」

「バイバ〜イ。」

「バイバイ。」

「やっぱり 何か忘れてるような…。」

「あっ!」

磯貝を忘れてた。

「あ〜!誰か〜!

 気付いて〜! あっ!」

「どんぐりとっちゃを見つけようとして

 われわれと はぐれ遭難してただと?」

「ちょっと 栄養失調気味でしたけど無事でした。」

「どこまで 存在感がないんだ。

仲間との つながりが聞いて あきれる。」

「それは 返す言葉もないですけど。」

「いいかげん 思い知ったかあの にやけ顔の 薄ら寒さを。」

服部さんはまた電話。
相手は古美門父。

「先生の思惑どおり羽生先生は

 ご子息の増長を抑える 好敵手になりつつあります。

 ただ 若干 予想外の方向に歩み始めてるような気配も。」

落ち込む羽生をなぐさめる本田。

「安藤 貴和の 裁判が 始まるわ。」

「導く者が 必要なんだ。

 誰もが幸せになる世界を築くためには

 誰かが 大きな力で民衆を束ねなければならない。」

それは宗教・・。

「人間は 誰も彼も 残念ながら 愚かだから。」

貴和の面会。

「まっゆとりの国が 居心地いいならずっと いればいい。」

「いよいよ最高裁で 公判が開かれます。」

「安心したまえ。

 必ず 死刑判決を破棄させ無罪を勝ち取る。

 私の勝率も 100%に戻り不敗神話の復活だ。」

「あなたたちには事実を知っておいてもらった方がいいわよね。

 ホントのことを打ち明けるわ。

 私が やったの。

 私が 徳永 光一郎を殺し 娘も殺そうとした。

 私が犯人。」

「最初から ずっと そう思ってるよ。」

「でも つるされるのは嫌。

 死刑制度なんて 非人道的よ。そう思わない?」

「本当に 君は どぐざれ者だな。」

「どういう意味?」

「知るか。」



またまた北の国から。
一期も田舎行きあったけど
あれよりもさらに奥地。
田舎大好き自然大好きという人には
いいだろうけど不便なのよね・・田舎って・・。
強要されるべきじゃないし
古美門のいってることはほんとだろうなあ。
便利な生活を求めて発展。

羽生はどんどん危ない人になってきましたが。
古美門相手に戦ってないで
新興宗教をおこすほうがはやいかもしれない。






古美門研介  堺雅人
黛真知子   新垣結衣
羽生晴樹   岡田将生

安藤貴和   小雪
加賀蘭丸   田口淳之介
本田ジェーン  黒木華
磯貝那光    古館寛治
三木長一郎   生瀬勝久
沢地君江    小池栄子
服部      里見浩太郎









2013.11.28 Thursday 08:41 | comments(0) | trackbacks(13) | 
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