<< January 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
amazon
楽天ブックス他
楽天ほか

リーガルハイ 第9話

第9話



 古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)は、
上告を決めた安藤貴和(小雪)に面会。貴和は、
殺人容疑については否定しない。また、地裁での判決前に
面会に来た吉永慶子は、昔世話になった近所のおばさんと話す。それ

でも古美門は、最高裁では貴和の無罪を
勝ち取ると言い放った。貴和が真実を何も話してくれないことを
気にする黛に、古美門は打つ手をすべて打って無罪にすると、
あくまで強気。だが、古美門のこだわりは、裁判の勝率を
100%に戻すことの様子。
 手段を選ばない古美門は、マスコミを招いて貴和のイメージを
向上させる報道を依頼。しかし、大手マスコミには無視され、
招いた記者たちにも金をばらまく始末。挙句、古美門は黛に、
移籍先の『NEXUS』の羽生晴樹(岡田将生)と本田ジェーン(黒木華)
から検事時代に担当していた貴和事件について、
検察のねつ造情報を盗み取れと言い出す。
しぶしぶ従おうとする黛だが、
羽生たちから情報を得ることは出来なかった。
 そんな状態で、古美門たちは公判初日を迎えてしまう。
貴和への死刑判決を求めて裁判所前に群がる民衆を横目に
入廷する古美門も、さすがに緊張の色は隠せない。
傍聴には羽生も駆けつけていた。黛は、検察側に醍醐実検事
(松平健)がいることが不安。醍醐は都合良く最高検へ
異動になったのだが、それは古美門にとどめを刺すためでは
ないかと思ってしまう。
古美門自身は、好都合だと強がるが…。





いきなり時代劇!
首をはねられようとしている貴和!
黛が町娘。

「お待ちください!貴和さまを お助けください

 お願いでございます」

「町娘…」

処刑人は醍醐。

「罪人から離れろ!さもなくば 切り捨てる!」

「離れませぬ

 斬るなら私もろとも お斬りください!」

「あれは…」

「1つ 人より よくしゃべる

 2つ ふらちな弁護活動

 3つ 醜い浮世の鬼も金さえ もらえりゃ無罪にしちゃう

 人呼んで」

「横分け侍!」

「は〜」

「ここで会ったが100年目

 最後に勝つのは 拙者でござる」

「まだ懲りぬか

 成敗してくれる」

「お前は…」

「くのいち吉永 慶子」

「御免!」

「だ〜!」

二階から大きな音が。
古美門の夢だったらしい。

「どうかしましたか?あっ…。」

「ベッドから落ちてしまいました。」

「えっ?では あの… 例の また 悪夢を?

  腰を診てみましょうか。」

「かたじけない。」

貴和の面会。

「「高級ブランド品に 身を包み高級外車を 乗り回し

 好物の フカヒレやフォアグラに舌鼓を打った」

 『悪魔の女 安藤貴和』大ベストセラーだそうだよ。

 おかげで君の死刑を 支持する声はますます盛り上がってる。」

「悪魔か…。

  最初に 私を そう呼んだのは母よ。

 中学生のとき 母の再婚相手が私に 色目を使うようになって。

 そのころから分かってたわ。

 私には男をとりこにする 才能がある。

 才能を生かして生きていくんだって。」

「最初の夫も 2番目の夫も 殺して大金をせしめた。

 それ以外にも まだまだ犯罪と疑惑の オンパレードだ。

 ホントは 何人 殺してる?」

「内緒。」

「まさに初志貫徹。迷いなき人生だな。」

「最後に呼んだのはあの子よ。」

「あの子?」

被害者の娘。

「いいかげん 諦めなよ

 あんたなんか絶対 パパと結婚させないから

 出てけよ 悪魔」

「それで2人とも 毒殺することに?」

「保険金さえ 手に入ればどうせ もう 用なしだからね。

 がきが生き残ったのは残念だけど。」

「毒物は どこに処分した?

自宅に置いておくようなまぬけなことを君が するわけない。

 あれは 検察が仕込んだ物だ。」

「川に捨てたわ。今頃 太平洋じゃない?」

「吉永 慶子とは 誰ですか?」

「昔 お世話になった知り合いのおばさん。」

「罪を認めるよう言われたんですか?」

「 「素直に認めれば 死刑にならないんじゃないか」って。

  懲役で済むなら最悪 それでもいいかなって。」

「懲役にはならない。

 世間が「君をつるせ」と大合唱してる。

 死刑は既定路線だ。君の証言など もう関係ない。

 死刑か無罪かだ。 そして無罪にできるのは 私だけだ。」

「で 最高裁の公判で私は 何をすればいいの?」

「君に出番はない。黙って ろう屋にいたまえ。」

「被告人質問が行われることはまず ありません。」

「つまり 前回のように君という 厄介な爆弾に

 台無しにされる心配はもう ないのだ。」

「ハァ つまんないの。」

帰り道。

「貴和さん 本当のことは何一つ 言ってない気がします。」

「そうだろうな。」

「 「そうだろうな」って真実は どうなるんですか?」

「どうでもいい。 われわれの仕事は貴和を無罪にすることだ。

 できなきゃ つるされる。」

「貴和さんが「懲役でいい」って言うなら

 量刑不当を訴える手も…。」

「ない。」

「これまで上告審で 死刑判決が覆って

 無罪になった例なんてないに等しいんですよ。」

「打てる手を 全て打つ。

 あとは 公判で 私と 敵の検事の

 どちらが勝つかの 一発勝負だ。」

「そんな イチかバチかのギャンブルみたいなこと…。」

「 「貴和は 当時 裁判で負け知らずの有名弁護士を 雇ったが

 判決は覆らなかった」

  「彼も また 安藤 貴和という毒グモの巣に 引っ掛かった

 哀れなハエの一匹なのかもしれない」

 こんなことを言わせておくわけにはいかないんだよ。

 無罪を勝ち取って勝率を 100%に戻し不敗神話を取り戻す。

 これは 私の戦いだ。」

「結局 自分のためじゃないですか。」

マスコミのインタビューをうける古美門。

「誤解を受けやすい人なんです。

  実際に接してみると本当の彼女は素直で

 心根の優しい 女性だと痛感します。

 間違ったイメージが独り歩きしてるんです。

 ねっ 黛君。」

「はい。」

「われわれは決して 雇われているから

 弁護してるわけではありません。

 ただ ひたすら 正義と真実を求めているにすぎません。

 ねえ 黛君。」

「はい。」

「はい ここまで!

 諸君 大々的に報じてくれたまえ。」

「分かりました。」

「お疲れさま。皆さん どうぞ。

 はい よろしくお願いします。どうぞ どうぞ。」

「何なんですか? これ。」

「決まってるだろう プロパガンダ作戦だよ。

 メディアを使い世論を 少しでも変えるんだ。」

「10万も入ってるぞ。」

「いやいや 駄目。シッ シ〜。」

「もろ 買収じゃないですか。」

「あっ 大手マスコミには 完全に無視されてしまいましたので。」

「金で転ぶような記者しか報じてくれないんだよね。」

「こんなことして何になるんですか?」

「「打てる手は 全て打つ」と言ったろ。

 そういう君こそ少しは 成果を挙げたのか?」

「はっ?」

「情報を盗んだのかと聞いてるんだ。」

「何の話ですか?」

「NEXUSに移籍した理由を忘れたのか?」

「それは NEXUSの理念に 共感…。」

「違う! 本件の担当検事だった羽生と本田は

 捏造を知ってる可能性が 高い。

 やつらの懐に潜り込んで 何らかの情報を

 盗み取るためだろうが。」

「初耳です。」

「今からでも やれ。

 特に 羽生は あの性格だ。良心の呵責を感じて

 誰かに打ち明けたがってるかもしれない。

 ない色気を 最大限に使ってやつを落とせ。」


羽生事務所。

シャツのボタンをはずす黛。

「暑いな〜。

 ねえ 羽生君。」

「具合 悪いの?」

「えっ?」

色気がたりないww

「どうしたの?」

「体調が悪いらしい。きっと 疲れてるんだ。」

「安藤 貴和の 裁判やってちゃ当然だよね。」

「本はといえば私のクライアントだ。

 彼女の厄介さは よく分かってる。無理しない方がいい。」

「僕らも 本当は力になってあげたいんだけど

 立場上 そうもいかなくて。」

「担当検事だった あなたたちが手伝っちゃ駄目だよ。」

「ボタン 留め忘れてるよ。」

「あっ ホントだ。 てへ。」

古美門事務所。

「結局何の役にも立たないやつだな!」

「すいませんね!」

「先生公判期日が 決定いたしました。

 担当は 第三小法廷でございます。」

「ということは判事は 弁護士出身が2人

 検事出身が1人 裁判官出身1人に学者出身1人か。

  検事出身が邪魔だな。」

最高裁判所

貴和を死刑にしろという人々の
ブーイングをあびる古美門たち。

「どアウェーですね。

 プロパガンダ作戦全然 効果ないじゃないですか。」

「こんな連中に 何の権限もない。」

黛はあがらないおまじない。

「また それか。」

「私 最高裁なんて初めてなんで…。」

「ただ じいさん ばあさんがほうじ茶を飲みながら

 老眼鏡で 書類を読んで 

 はんこを押してるだけの一役所にすぎない。
 
  蹴散らすぞ!」

「右手と右足 一緒に出てます!」

古美門も緊張気味。
中に入ると羽生がいました。

「羽生君。」

「傍聴券 手に入りました。」

「かつて 検察の一員として死刑判決を求めた事件が

 この私にひっくり返されるところを見届けに来たわけか。

 なかなかの どMだな。」

「僕の立場で こんなこと言っちゃいけないんだけど

 死刑判決が出てしまったことは

 僕にとってずっと 心に刺さった とげでした。」

「求刑した本人が 何を言ってる。」

「検察全体の方針にあらがえなかったんです。

 だから 検察を辞めました。

 応援してます。 頑張ってください。」

「君の励ましなど 必要ないがね。」

「相手は 手ごわいですよ。」

「シベリアの死に神が 凍死するさまを

 しかと見届けたまえ。」

醍醐がはいってくるとブリザード!
でも古美門と黛の上着にはカイロがびっしり。

「それにしても このタイミングで最高検に異動なんて

 出来過ぎじゃありません?」

「あえて ぶつけてきたに決まってるだろ。」

「やっぱり もう一度 あの方でとどめを刺そうってことですよね。

 何といっても古美門 研介を 倒した男ですから。」

「好都合だよ。ここで会ったが100年目だ。」

「あれ? 4人だ。判事が 1人 足りない。」

「検察出身の 野村 正武判事がいらっしゃらないようだね。」


「検察出身者がいなくなるのは私たちには有利ですけど…。」

「おそらく 悪い物でも食べて体調を崩されたのだろう。」

「まさか 先生…。」


蘭丸が喫茶店のウェイター。

「お待たせしました」

検察出身の判事の飲み物に何かしこんだ?


「みたいなことやってないでしょうね?」

「もちろんだよ。 ただこれで この小法廷の判事は

 弁護士出身が2人 学者出身と裁判 官出身が1人ずつ

 という理想的な顔触れになった。

 特に 右から2番目学者出身の 板橋 明美判事が

 死刑に消極的な 傾向がある。

 アピールするなら彼女だ。」

「では 開廷します。」

「さあ リベンジマッチだ。」


上告審 公判期日

「最高裁判事の皆々さま 検察が提出した証拠は

 全て 間接証拠にすぎず 直接的に

 被告人を犯人だと証明するものは

 何一つ ないのが 実情です。

 しかも 被告人は 一貫して犯行を否定しております。」

「しかし 二審では 被告人質問で罪を認めていますね?」

「自暴自棄になってしまったんです。

 長い長い 勾留生活。

  世間は 右を見ても 左を見ても

 「悪魔の女を死刑にせよ」の大合唱。

 精神が崩壊しても無理ありません。

 精神科医の診断書もそれを証明しております。

 私は 幾度となく被告人に接見してきましたが

 日々 やつれ水も 喉を通らない状態。

 証拠として提出しました彼女が 自ら筆を執った

 告白文をぜひ お読みください。

 彼女の 真実の姿 本当の心の声が聞こえてくるはずです。

 繊細な繊細な 彼女の心をこれ以上 壊さないためにも

 一日も早く 過ちを正し自由の身に…。」

咳をする醍醐。

「具合が悪いなら外へ出たら どうですか?」

「いや 失礼。肺に 穴が開いてるもので。」

「検察はこの点についての ご意見は?」

「まず 被告人が衰弱してるというのは 誤りです。

  肉体的にも精神的にも極めて健康です。

 それどころか あまりの好待遇に他の被収容者から

 苦情が出てる始末。」


《ん〜 たまんない》

《無駄にエロくフライドチキンを食うな!》


「自筆の告白文といわれるものも 

 かつて被告人が書いていた日記とは

 あまりに 文体や表現が 違い誰かの指導によって

 書かれた創作文であることは 明白です。」

《だから付き合った男との 性体験を

 細かく描写するなと言ってるだろ

 完全に官能小説だ!》

《そこが 一番 筆が乗るのよ》


「そもそも 検察としては被告人の証言に

 重きを置いておりません。

 あらゆる証拠を積み上げ客観的に 証明してまいりました。」

「あらゆる証拠とは何を指しているのでしょうか?」

「被告人の住居から 発見された毒物。

 近隣住民による現場での 被告人目撃証言。

 その他 もろもろです。」

「被告人の家から出た 毒物が

 なぜ 犯行に使われた物と断定できるのでしょうか?」

「被害者から検出された 成分と一致してるからです。」

「成分が一致してる毒物ならば別のルートでも 出回っています。

 東南アジアの闇業者が調味料に偽装して

  密売している青酸化合物です。

 インターネットでごく簡単に 手に入りました。

 この毒物の成分分析表が弁論要旨に添付した物です。

 ご覧のとおりより詳細に分析してみると

 こちらの方が はるかに一致している成分が 多いのです。

 犯行に使われたのはこちらの毒物である可能性が

 高いのであります。」
「フフ」

「何が おかしい?その毒物ならわれわれも すでに入手し

 検証しております。」

「ならばこちらの方が 成分が近いと…。」

「あなたは化学に疎いようだ。

 物質が体内に入ると化学反応を起こします。

 実験の結果 変化後の成分はどちらも ほぼ同じ。

 差異はありませんでした。つまり 検察の証拠物の

  否定にはなり得ないのであります。」


《何の茶番なんだよ これは!》

《黙りなさい!》


「売人 土屋 秀典も「被告人に売った」と証言している事実を

 踏まえると被告人の犯行に疑う余地はありません。」


《あなたが購入したというんですか?》

《犯行に使うためです》


「その 土屋 秀典も 問題です。

 彼は 「被告人にだけ売った」と証言していますが…

 われわれは…。」

古美門があせって様子がおかしい。

「先生 かわります」

黛に交代。

「われわれは 他に2名同様の毒物を

 土屋から購入した 人物を突き止めました。」

「それが 何か?」

「追加提出した証拠をご覧ください。

 1枚目が 会社員の証言 2枚目が 女子大生の証言です。

 つまり 土屋は 被告人以外にも常習的に

 不特定多数に毒物を売っていたものと思われます。」

「被告人に売ったことが否定されるものではありません。」

《あなたの立論が間違いであると 指摘したまで》

《無礼千万である!》


「土屋 秀典という人物の証言 そのものに

 信用性がないと申し上げています。

 そもそも 彼が たくさんの人に…。」

《間違いありませんか?》

《はい》

《以上です》


「検察と土屋の間で何らかの取引があった可能性があると

 私たちは 考えています。」

「 根拠があって そのような発言をなさるわけですよね?

 売人が「被告人に毒を売った」と 証言し

 被告人の住居からそれが 発見され

 犯行に使われた物と 一致した。

 被告人が 犯人である蓋然性は疑う余地がない!」


《主文本件 控訴を棄却する》


蘇る敗北の記憶。


「先生?」

「検察の捏造に決まっています。」

「何ですって?」

「あの女が そんな簡単な証拠を残すわけがないんです。」

「先生。」

「何度も 貴和に逃げられて今度こそ仕留めないと

 検察の こけんに関わる。

 だから でっち上げたに決まっています。」

「いいかげんにしろ!ここを どこだと心得るか。

 捏造と言うんなら君たちこそ 記者たちを買収して

 拡散させている被告人のポジティブキャンペーンこそ

 捏造ではないのか?被告人が犯人だと分かっていながら

 あること ないこと でっち上げ 

 犯罪者を 野に放とうとしている。

 しょせんは金と 自分の名誉のために。

 卑劣極まりない。」


《主文本件 控訴を棄却する》


「古美門先生 あなたは これまで

 駆け引きや 弁論技術時に 策謀をもって

 裁判に勝利する手法をとってこられた。

 だが ここでそんなものは通用しない!

 裁判は ゲームではないのだ。

 罪を犯した者は 償う。

 時には 命をもって償わねばならないときもある。

 それが この社会でまっとうに生きる人々の民意だ。」

拍手がおきました。

「静粛に。」

「先生?」

「もう帰る。」

「待ってください。」

「うるさい 放せ!

 こんな所に のこのこ出てきた僕が バカだった。

 どいつも こいつもお父さんに言い付けてやる!

 僕のお父さんは 偉いんだ!

 お母さんに 迎えに来てもらおう。
 
 そして デパートのレストランで

 プリンアラモードを食べてから屋上の観覧車に のっ…。」

古美門、失神。

「先生!先生!

 すごい熱…。 救急車を!」

「先生…。」

古美門事務所に羽生もやってきました。

毛布をかぶったままの古美門。

「心的外傷?」

「一種のPTSDのようなものじゃないかと。

 極度の緊張とプレッシャーの中で

 負けた相手を目の当たりにしたことで

 敗戦トラウマが発症したんだと思われます。」

「敗戦トラウマ…。」

「スカイドン シーボーズザラガス ジェロニモン…。」

「あれ? 何か ぶつぶつ言ってるよ。」

「ベムラー バルタン星人 ネロンガラゴン グリーンモンス…。」

「ああ これはウッ… ウルトラ怪獣を

 登場順に 羅列してるようですな。」

「服部さんも詳しいっすね。」

「たわいのない取りえでございます。」

「幼児返りは心的外傷の 症状の1つだ。」

「元から幼児みたいな人じゃない。」

「で これ どうすりゃいいわけ?」

「今は 当分 裁判から遠ざける必要がありますな。」

「スフラン ピグモン ガボラジラース ギャンゴ

  ドドンゴミイラ人間 ペスター ガマクジラ

 ガヴァドン ブルトンザラブ星人 アボラス

 バニラヒドラ ケムラー…。」

「先生… 先生。」

「あっ ピグモン。」

「黛です。

 裁判 頑張りましょう?」

「裁判?」

「そうです。 醍醐検事を倒して貴和さんを助けましょう。」

「もう無理だよ。」

「そんなことありませんよ。

 先生なら きっと 勝てます。」

「無理だって。

 僕みたいな 何の取りえもない無能な

 最低くそ野郎に勝てるわけないよ。」

「先生は素 晴らしいですよ。

 1億円 稼ぐんでしょ?

 高速何とかやってもらうんでしょ?」

「なかなかレアな やりとりですね。」

「確かに。」

「だって 相手は民意なんだよ。

 そんなの 勝てっこないよ。」

「何 言ってるんですか。先生らしくないですよ。

 ほら 立ちなさい!」

「嫌だ 嫌だ 嫌だ…。」

「立って!」

「うわ〜。」

「無理強いは禁物だよ。」

「ああ 今は そっとしておくしかなさそうですな。」

「ジャミラ ドラコ ゴモラ ダダウー メフィラス星人ジャミラ…

 あ〜ジャミラ 2回 言っちゃった。

 もう一回 最初からだ。

 ベムラー バルタン星人ネロンガ ラゴン グリーン…。」

貴和にあいにいった黛。

「ちゃんと公判は再開されるんでしょうね?」

「もっ… もちろんです。」

「まったく 使えない。

 だから「懲役でもいい」って言ったのよ。

 あなたたちを信用した 私がバカだったわ。」

「私たちを信用したことなんてあるんですか?

 私は いまだにあなたから信用されてるとは思えずにいます。」

「とにかくこのまま死刑になったら

 私 あんたと横わけ小僧の枕元に立って毎晩 金縛りにするから。」

「公判は 必ず 再開させます。」

黛は判事たちにあいにいきました。

「再開の必要ないでしょう。」

「まだ じゅうぶんな審理をし尽くしていません。」

「十分だと思いますよ。」

「中途半端な審理で被告人を死刑にしたら

 かえって世論の反発を 招きかねません。」

「公判は 1回だけということになってますので。」

「慣例であって決まりではないはずです。」

「では。」

「原判決を覆す 決定的な重要証拠がまだ あるんです。」

「なぜ 提出しないんですか?」

「裏取りに時間がかかってまして…。」

「ただちに提出すれば 検討します。」

事務所に戻ると様子が変。

「あれ?どうしたんですか?」

「おかえりなさい。」

「だっ… 誰かにつけられなかったろうな?」

「はっ?」

「実は 新聞各紙をはじめ各メディアで

 古美門先生と黛先生を批判する声が高まっておりまして。」

「これ。」

「金の亡者の弁護士 死ね」「悪魔の手先 コロス」

「ネットは大炎上。

 プロパガンダ作戦が完全に 裏目に出たね。

 その結果このような郵便物が 匿名で。」

「「殺害予告」…。
 
 こっ… こんなの信じてどうするんですか。

 ホントに やるわけ…。」

窓から投石。

「うわ!」

「いや〜!はははは〜!

 これが民意だ。 全国民が敵なんだ。

 服部さん 地下シェルターに避難しましょう。」

「ございません。」

「だははは〜。

 あははは〜 うわ〜 ははは〜。」


羽生のところへいく黛。

「検察は不正をしたんじゃないの?

 あなたは それでいいの?

 守秘義務や職務規定より 大事なものが あるんじゃない?

 私が知ってる あなたはいつだって弁護士としてじゃなく

 一人の人間として自分の信念を貫いてた。

 時には ルール違反をしてでも

 みんなを幸せにするために行動してきたじゃない。」


「僕から情報を取ったと バレれば君だって…。」

「そんな覚悟は とっくに できてる。」

「大事なメモをうっかり落としたのは僕のミスだ。」

そういってでていく羽生。
メモをみる黛。

 優慶大学附属小学校
 給食センター
 江上順子


あいにいく黛。

「江上 順子さん。

再就職先にまで押し掛けてすみません。

 徳永家の元家政婦で事件の第一発見者であるあなたに

 もう一度話を聞きたいと思いまして。」

「全部 話しましたから。」

何度も何度もくいさがる。

「話し忘れてることはありませんか?」

「ありません。」

「どんな ささいなことでもいいんです。」

「何も隠してないって言ってるでしょ。」

「何も隠してないならどうして 私を避けるんですか?」

「あなたがあの女の弁護士だからよ。」

「吉永 慶子…。」

「はっ?」

「ですか?」

「何 言ってんの?訳 分かんない。」

「悪魔の女を 死刑台に送る手伝いができて 満足ですか?

 徳永家をめちゃくちゃにした貴和さんを

 恨んでいるのは 分かります。

 でも 間違った証拠で死刑が執行されたら

 あなたは一生 十字架を背負いますよ。

 あなたが死刑のボタンを押すんです。

 その手で 子供たちに給食を 作り続けられるんですか?

 協力してくださればご主人が 会社のお金を使い込んで

 請求されている 多額の損害賠償奇麗にするお手伝いを

 させていただきます。」


古美門に電話する黛。

「獲得しましたよ。江上 順子ですよ。

 なかなかの爆弾です。

 誰って… もういい。帰ってから説明します。」


そのあと貴和を死刑にという団体とすれ違いました。

「安藤 貴和は 絶対に死刑にしなきゃ駄目なんだよ。」

「そうだよ。また 犠牲者が出るぞ。」

「そうそう。 あいつは絶対 更生なんてしねえんだよ。」

「そうだ そうだよく言ったよ! ハハハ。」

「あっ あっ あっ おい。」

黛、逃げました。

「おい!」

「待て こら!」「おい!」

「黛!」「待て!」「黛 待て!」

「どこ行くんだよ!」

電話がなるとおびえる古美門。

「ヒ〜〜!」

「はい 古美門法律事務所でございますが。

 はっ!? 黛先生が?」

古美門と服部さんと蘭丸が病院へ。

羽生たちがいました。

「集団で暴行を受けたみたい。」

「頭を 強く打ってて意識が戻らない。」

「何ていうことを…。犯人は 見つかったんでしょうな?」

「ええ。 「悪魔を弁護する国民の敵だから」って

 供述してるらしい。」

「国民の敵…。」

「古美門先生 僕のせいかもしれません。」

「僕が 情報を渡したから…。」

「やらせたのは 私だ。

 マスコミに 大々的に報じさせろ。」

「どこへ?」

「弔い合戦だ。」

裁判所前にはテレビカメラ。

「古美門弁護士がやって来ました。

 日本中から批判を浴びる中での

 厳しい戦いとなっている 古美門弁護士。」

裁判所

「では 開廷します」

証人尋問

「大変 異例にもかかわらず 

 証人への尋問を許可してくださり感謝 申し上げます。

 徳永家の元家政婦にして事件の第一発見者

 江上さん警察の取り調べに対しこう証言していますね。

 「いつものように勝手口から入り 

 その日は資源ごみの日だったので台所の 瓶や缶類を

 ごみ集積所へ運び リビングへ行くと

 光一郎さんと さつきさんが倒れており

 慌てて 救急車を呼んだ」」

「はい。」

「抜け落ちている証言はありますか?」

「はい。」

「おっしゃってください。」

「資源ごみを捨てる際 台所に 見たことのない

 変な瓶が落ちていたんです。

 外国の 調味料か何かだと 思いそのまま捨てました。」


「警察に そう証言したんですか?」

「はい。でも事件には 関係のないことだと。」

「ちなみにその瓶とは これですか?」

「とても よく似ています。」

「これと とても よく似た瓶が犯行現場に落ちていたそうですよ。

 醍醐検事。

 真犯人は 毒物を 犯行現場に放置して

 去っていったのであり 被告人の部屋から

 発見された物は事件とは無関係なんじゃありませんか?」

「その資源ごみを 警察は?」

「一切 回収できていません。

 すでに収集され手遅れだったものと思われます。

 つまり 警察と検察は証拠の確保に 失敗したのです。

 江上さんありがとうございました。」

「事件当夜 現場付近で 被告人は

 多くの人々から目撃されています。

 証拠と証言 総合的に考慮すれば

 結論に 疑う余地はありません。」

「「証言 石井 由美」

  「買い物から帰宅し家に入ろうとしていたところ

 徳永家の勝手口から 安藤 貴和が出てくるのが 見えた」

  実験結果は提出した資料のとおりです。

 石井家の玄関から徳永家の勝手口は

 電柱が邪魔で 見えません。」

「検察の実験結果とは異なりますし

 信用性の高い 目撃証言が実に多い。」

「フッ。」

「何か?」

「多過ぎますよ。

 普通は 目撃者などそうそう いるものではない。」

「恵まれました。」

「「藤野 真希子」

  「夕食の支度をしながらふと 窓の外を見ると

 徳永家の勝手口から 安藤 貴和が出てくるのが 見えた」

  「川辺 好美」

 「日課の犬の散歩をしていたところ

 徳永家の勝手口から 安藤 貴和が出てくるのが 見えた」

 よくも まあ ピンポイントで安藤 貴和が 出てくるところを

 見るものです。この地域には 5分に一度は

 徳永家の勝手口を見ることにしましょうという条例でも
 あるんでしょうか?」

「どなたも証言には 自信を持っており

 偽証してるとは考えにくい。」

「そりゃあ自信を持ってるでしょう。

 徳永家の勝手口から出てきたのがたとえ

  『突撃!隣の晩ごはん』のヨネスケであったとしても

 安藤 貴和に 見えたに違いない。

 みんなが それを望んでいるから。

 人は 見たいように見聞きたいように

 聞き信じたいように信じるんです。

 検察だって そうでしょう?」

「侮辱だな。」

「ええ 侮辱したんです。

 証拠によってではなく民意に応えて起訴したんですから。」

「われわれは 公僕だ。

 国民の期待に応えるのは 当然だ。」

「愚かな国民の 愚かな期待にも

 応えなければならないんですか?」

「愚かですか?」

「ええ 愚かで 醜く 卑劣です。」

「傲慢極まりない。

  私は 素晴らしい国であり

 美しく 誇り高い 国民だと思っている。」

「逸脱した議論を勝手に進めないで。」

「いいじゃありませんか。興味深い議論です。」

「美しく 誇り高い 国民が 

 証拠もあやふやな被告人に死刑を求めますか?」

「本件の場合有罪であるならば極刑が ふさわしい。

 わが国において それは死刑だ。」

「生命はその者に与えられた権利です。

 それを奪う者は たとえ国家であっても 人殺しです。」

「あなたが 死刑廃止論者だとは意外だな。」

「いいえ 反対じゃありませんよ。

  目には目を 歯には歯を殺人には殺人を。

 立派な制度だ。

 ただ 人知れず こっそり始末することが

 卑劣だと 言っているだけです。」
 
「白昼 堂々と 殺せというのか?」

「そのとおり。青空の下 市中 引き回しの上

 はりつけ 火あぶりにした上で

 みんなで 一刺しずつ 刺して首をさらし

 万歳三唱した方がはるかに健全だ。

 だが わが国の 愚かな国民は

 自らが人殺しになる 覚悟がないんです。

 自分たちは 明るい所にいて

 誰かが 暗闇で 社会から消し去ってくれるのを 待つ。

 そうすれば それ以上死刑について 考えなくて済み

 この世界が健全だと思えるからだ。 違いますか?」

「仮に そうだとしてもそれも また 民意だ。」

「民意なら何もかも 正しいんですか?」

「それが民主主義だ。」

「裁判に 民主主義を持ち込んだら司法は終わりだ。」
「果たして そうかな?」

「そうに決まってるでしょう。」

「いささか古いな。

 法は 決して 万能ではない。

 その不完全さを補うのは 何か…。

人間の心だよ。罪を犯すのも 人間裁くのも 人間だからだ。

 多くの人々の思いに 寄り添い

 法という無味乾燥なものに血を通わせることこそが

 正しい道を照らす。裁判員裁判は まさに その結実だ。

 そして 本件において人々が下した決断は

 安藤 貴和は 死刑に処されるべきというものだった。

 愛する家族と友人と子供たちの 健全な未来のために。

 これこそが民意だ。」

拍手がおきました。

「静粛に! 静粛に!」

「素晴らしい。

 さすが 民意の体現者 醍醐検事。

  実に素晴らしい主張です。

 いいでしょう。 死刑にすればいい。

 確かに 安藤 貴和は社会をむしばむ恐るべき害虫です。

 駆除しなければなりません。

 次に寝取られるのはあなたのご主人かもしれませんからね。

 あなたの恋人かもしれないし あなたの父親かもしれないし

 あなたの息子さんかもしれない。

 あるいはあなた自身かもしれない。

 死刑にしましょう。

 現場での目撃証言はあやふやだけれど死刑にしましょう。

 被告人の部屋から 押収された毒物が

 犯行に使われた物かどうか確たる証拠はないけれど

 死刑にしましょう。

 現場に 別の毒物らしき瓶が落ちていたという

 証言があるけれど 気にしないで 死刑にしましょう。

 証拠も証言も 関係ない。

 高級外車を乗り回しブランド服に 身を包み

 フカヒレやフォアグラを食べていたのだから死刑にしましょう。

 それが民意だ。

 それが民主主義だ。何て素晴らしい国なんだ。

 民意なら正しい。

 みんなが賛成していることなら全て 正しい。

 ならばみんなで暴力を振るったことだって正しいわけだ。

 私のパートナー弁護士を

 寄ってたかって袋だたきにしたことも

 民意だから 正しいわけだ。

 冗談じゃない…。


 冗談じゃない!


 本当の悪魔とは巨大に膨れ上がったときの民意だよ。

 自分を 善人だと 信じて疑わず

 薄汚い野良犬が どぶに落ちると

 一斉に集まって袋だたきにしてしまう

 そんな 善良な市民たちだ。

 だが 世の中にはどぶに落ちた野良犬を

  平気で助けようとする バカもいる。

 己の信念だけを頼りに 危険を顧みない バカがね。

 そのバカのおかげで 今日江上 順子さんは

 民意の濁流から 抜け出して 

自分の意思で証言をしてくださいました。

それは 江上さんたった1人かもしれませんが

確かに 民意を変えたのです。

私は そのバカを…。

誇らしく思う。」

病室の黛に変化が。

「黛先生!」「真知子ちゃん!」

「先生!」


「民意などというものによって

 人 一人を死刑にしようというのならすればいい。

 しょせんこの一連の裁判の 正体は

 嫌われ者をつるそうという

国民的イベントにすぎないんですから。

 己の つまらない人生の憂さ晴らしのためのね。

 そうでしょう? 醍醐検事。

 あなた方5人は何のために そこにいるんです?

 民意が 全てを決めるなら こんなに格式ばった建物も

 権威づいた手続きも 必要ない。

 偉そうに ふんぞり返っているじいさんも ばあさんも必要ない!

 判決を下すのは断じて国民アンケートなんかじゃない。

 わが国の碩学であられるたった5人の あなた方です!

 どうか 司法の頂点に立つ者の矜持を持ってご決断ください。

 お願いします。」

深く頭を下げる古美門。

「数々の無礼 お気を悪くされたかもしれませんが

 しょせんは金の亡者で 嫌われ者の

 どぐざれ弁護士の たわ言です。

 どうか お聞き流しください。

以上です。」


羽生が拍手をしました。
続いて何人か。

病院にかけつける古美門と羽生。

黛死亡・・?!まさか・・

白い布をめくるとバカヅラの蘭丸wwww

「不謹慎にも程があるだろ!」

「いやいや…だって 真知子ちゃんが「やろう」って言うから。」

「真知子。」

「蹴散らしたんでしょうね?」

「粉雪になってシベリアの空に 飛んでいったよ。

 君の捨て身の 体当たりバカ作戦に乗ってやった!」

「体当たりバカ作戦?」

「自分が 暴行を受ければ

 世論の風向きが 変わると踏んだんですかな?」

「わざと 暴行を受けたのか?」

《待て こら!》《おい!》
《黛 待て!》

《安藤 貴和は絶対に 死刑になんかさせない》

《何だと こら!》

《文句があるなら掛かってきなさいよ

 おら! お〜ら!》

お尻ペンペンで挑発する黛。

《やっちまえ》

《おら〜!》

「ハッ。 何と まあ 無謀なこと。」

「女相手に そんな手荒なことはしないだろうって

 思ったんですけ ど意外に やられました。」

「天井知らずのバカだ。

 しかも世論は 何一つ 変わってない。

 お前に同情するやつなんかいないんだ。 バ〜カ。」

「でも おかげで先生は PTSDを克服して立ち上がりました。

 それが本当の狙いだったんですよ。」

「だまされましたね。」

「あれは 君を追い込んで

 情報を取らせるための 作戦に決まってるだろうが。

 だまされやがって 愚か者め。」

「気付いてましたよ。 気付いた上で

 乗ってあげたんじゃないですか。

だまされましたね。」

「君が気付いてることも気付いた上で

  やっていたんだ愚か者め!」

「先生が気付いていることに気付いてることも

  気付いた上で乗ってあげたんでしょうが!」

「君が気付いていることに気付いてる…。」

「はい もう結構です。」

「あっ あっ…。」

黛におでこをゴツン。

判決宣告期日

「開廷します」

「安藤 貴和に 対する殺人 および

 殺人未遂被告事件について次のとおり 判決を宣告する。」

「ベムラー バルタン星人 ネロンガラゴン グリーンモンス…。」

「やっぱりトラウマだったんじゃないですか。」

「主文。」

「あ〜!」

「静かに!」

「原判決 および第一審判決を破棄する。」

「ゼヤ!よっしゃ!」

「本件を 東京地方裁判所に差し戻す。」

「差し戻し…。」

「最高裁め自分で判断するのを 避けたな。」

「でも 異例中の異例ですよ。

 判決を覆したんです。
 
 歴史的勝利です!」

うれしそうに醍醐に近づく古美門。

「醍醐検事。」

「おめでとうございます。」

「ありがとうございます。

 最高検に来た途端にこのような大敗北。

 お気の毒に 降格でしょうか?」

「どこであろうと国家のために働くことに変わりありません。

 差し戻し審 ご健闘を。」

「地裁の検事に あなたより強敵がいるはずがない。

 あっ! 念のために申し上げておきますが

 原判決破棄ということは私の敗戦も

 綺麗にになかったことになったわけです。

 つまり 私は 今も無敗。

 あなたが 私に勝ったという事実も なくなりました。」

「どうでもいいじゃありませんか。」

「よくない! 今後 あなたが私に 勝ったことがあるなどという

 虚言を 吹聴した場合は明らかな名誉毀損ですので

 その おつもりで。」

「もちろん。

 私は あなたに勝ったことなど一度もない。」

「結構ですね〜!」

「あなたに勝った人間がいるとすればそれは 私ではない。

 本当の敵は 敵のような顔をしていないものです。

 では。

 健康診断の結果 出たかな?」

「オールAでした。」

「そうか…。」

www

羽生のメモをみせる黛。

《大事なメモを うっかり落としたのは 僕のミスだ》

「先生 これ…。」

《被告人質問の前日にこの方と会ってますね》

《吉永 慶子だと?》

《「慶」の字が間違ってる。偽名だ》


書いたのは羽生?

駐車場。
醍醐にあいにきたのは羽生と本田。

「ああ 君たちか。

 全て 希望どおりに手配しておいたよ。」

「ありがとうございました。

 無理を申し上げ すいません。」

「差し戻し審は君たちが担当になるだろう。」

「きっちり やりたまえ 人たらし。」

「はい 醍醐検事。」

「頑張りま〜す。」

「サウジアラビアにこういう ことわざがある。

 「乗っている人間が ラクダを操っているように 見えても

 実はラクダが 人間を導いているのだ」

 ここまで ご苦労さまでした。」

羽生が黒幕だと気づく古美門。

「本当の敵は敵のような顔をしていない…。

 私が負けた相手は あいつだ。」




案外プレッシャーに弱い古美門の
敗戦トラウマによるPTSD。
幼児退行現象をみたときは
いつも子どものような人だという
黛と同じことを感じました。

ひきもどしたのは黛の正義の行動。

そのあとの古美門先生は
久しぶりにかっこよかった!

「民意」の塊ってなんであんなに
やっかいなんでしょう。

次はもう最終回!
おわるの残念だけど楽しみ!



古美門研介  堺雅人
黛真知子   新垣結衣
羽生晴樹   岡田将生

安藤貴和   小雪
加賀蘭丸   田口淳之介
本田ジェーン  黒木華
磯貝那光    古館寛治
三木長一郎   生瀬勝久
沢地君江    小池栄子
服部      里見浩太郎









2013.12.12 Thursday 10:11 | comments(0) | trackbacks(12) | 
<< RADWIMPS  Xと○と罪と (初回生産限定盤) | main | 独身貴族 第10話 >>









リーガルハイ(2期) #09 感想
Vol.09 あ、ピグモン! 貴和裁判が始まりました。
| なんでもあり〜な日記(カープ中心?) | 2013/12/12 12:11 PM |
リーガルハイ #09
『ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う』
| ぐ〜たらにっき | 2013/12/12 12:28 PM |
「リーガルハイ 2」第9話★ガッキーがブラウスのボタンを外し…堺雅人は超絶・長セリフ炸裂
「リーガルハイ 2」第9話 ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う 古美門(堺雅人)が黛(ガッキー)に「少しは成果を上げたのか。」 「何の話ですか?」 古美門「NEXUSに移籍した理由を忘れたのか? 奴らの懐に潜り込んで何らかの情報を盗み取るため
| 世事熟視〜コソダチP | 2013/12/12 12:47 PM |
リーガルハイ 第9話:ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う
本当の敵・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 敵のような顔をしてない、人たらしのゆとり王子が最後に戦う相手だったとはっ! 次週、三木先生の登場もあるようだけど、一体どうゆうスタンスなんだろ??? そして、予告だけでも、服部さんがっ!?蘭丸まで
| あるがまま・・・ | 2013/12/12 1:34 PM |
リーガルハイ 第2シリーズ (第9話・12/11) 感想
フジテレビ『リーガルハイ 第2シリーズ』(公式) 第9話『ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う』の感想。 貴和(小雪)の上告審が始まった。不敗神話を取り戻したい古美門(堺雅人)は黛(新垣結衣)に、検事として貴和の裁判に関わった羽生(岡田
| ディレクターの目線blog@FC2 | 2013/12/12 1:45 PM |
「リーガルハイ」第9話
  9「さぁ…リベンジマッチだ!」簡易感想で…まさかまさかの展開で…もうビックリでした冒頭の横分け侍に笑ったのも束の間…醍醐検事に追い詰められた古美門が敗戦トラウマを発...
| 日々“是”精進! | 2013/12/12 3:11 PM |
「リーガルハイ 2」 第9話 ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う
 今回のタイトル映像は古美門と黛のちょうど真ん中にドーン!と鎮座する羽生。 彼が最高裁のキーマンであることを見せていました。 闘う気満々の3人。 誰もいなくなった荒野に落 ...
| トリ猫家族 | 2013/12/12 10:00 PM |
天使には羽が生えている(岡田将生)悪魔にもな(堺雅人)愚民にも(新垣結衣)チャンドラーにも(松平健)
世界は愚民で構成されている。 お茶の間をこれほどまでに罵倒したテレビドラマがかってあっただろうか。 画面に指をつきつけ、「お前ら、みんな、バカだ」と主人公が断定するわけである。 もう、一同爆笑するしかないわけである。 第一期でほぼ完成されたと思われる様式
| キッドのブログinココログ | 2013/12/12 10:09 PM |
【リーガルハイ】(2期) 第9話 感想
死刑にしましょう。 現場での目撃証言はあやふやだけれど死刑にしましょう。 被告人の部屋から押収された毒物が犯行に使われた物かどうか確たる証拠はないけれど 死刑にしましょう。 現場に別の毒物らしき瓶が落ちていたという証言があるけれど、気にしないで 死
| ドラマ@見取り八段・実0段 | 2013/12/13 4:36 AM |
リーガルハイ2 第9話
古美門(堺雅人)と真知子(新垣結衣)は、上告を決めた貴和(小雪)に面会します。 殺人容疑については否定しない貴和でしたが、古美門は「最高裁では彼女の無罪を勝ち取る」と言い放っていました。 真知子は、貴和が真実を何も話してくれないことを気にしますが
| ぷち丸くんの日常日記 | 2013/12/13 11:05 AM |
【リーガルハイ 2】第9話感想と視聴率
「ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う」 次回は最終回で、30分拡大で、
| ショコラの日記帳・別館 | 2013/12/14 12:55 PM |
《リーガル”ハイ”》☆2−09
前回は、『北の国から』のパロディー。今回は、時代劇。 貴和の首を切ろうとする介錯人が、醍醐だった。般若の面」をつけて古美門登場。しかし、醍醐が大きく振りかぶり、古美門は、忍者に脇腹を刺され大上段から刀が降りて…。古美門はベッドから落ちた。 黛に、NEX
| まぁ、お茶でも | 2013/12/16 3:57 AM |